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MMA MMAPLANET o UFC UFC284   アレックス・ヴォルカノフスキー イスラム・マカチェフ イズマエル・ボンフィム クレイジソン・ホドリゲス シャノン・ロス ジェイミー・マラーキー ジャイー・ロドリゲス ジャック・ジェンキンス ジャック・デラ・マダレナ ジョシュア・クリバオ ジョシュ・エメット ズベア・トホゴフ ブレイク・ビルダー メルシック・バダザリアン ランディ・ブラウン ローマ・ルックンブンミー

【UFC284】計量終了 マカチェフ「皆を狼狽えさせる」✖ヴォルカノフスキー「全てをぶっ飛ばす」

【写真】フェザー級の時と同じ動きができるならヴォルカノフスキーにも分があるが、マカチェフの完封劇もある(C)Zuffa/UFC

明日12日(日・現地時間)に豪州はパースのRACアリーナで開催されるUFC 284「Makhachev vs Volkanovski」の計量が行われた。

3年3カ月ぶりの豪州大会のメインはUFC世界フェザー級王者アレックス・ヴォルカノフスキーが、UFC世界ライト級王者イスラム・マカチェフに挑むチャンプチャンプ対決が組まれた。

コメインは王者がライト級王座を目指すフェザー級の暫定王座決定戦がジャイー・ロドリゲスがとジョシュ・エメットの間で争われる。


総勢9名ものご当地ファイターが出場する今大会、一番人気は当然のようにヴォルカノフスキーで、オージーファンの大声援を受けたのとは対照的に、マカチェフには大ブーイングが送られた。

固く握手をしてフェイスオフを行った両者、まずヴォルカノフスキーが「明日は全てを賭けて危険な戦いをする。でも、全てをぶっ飛ばす。Let’s go!!」とシャウトする。

対してマカチェフは「ここに20日間滞在して、皆のことを愛している。でも明日は皆を狼狽えさせる。ありがとう」と話し、大地がうねるようなブーイングを浴びた。なおフライ級のクレイジソン・ホドリゲスとライト級のズベア・トホゴフが体重オーバーで、それぞれシャノン・ロス、エイヴェス・ブレネルとキャッチウェイトで戦うことになっている。

■視聴方法(予定)
2月12日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC284計量結果

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラム・マカチェフ: 155ポンド(70.31キロ)
[挑戦者]アレックス・ヴォルカノフスキー: 154.5ポンド(70.08キロ)

<UFC世界暫定フェザー級王座決定戦/5分5R>
[正規王者] ジャイー・ロドリゲス: 145ポンド(65.77キロ)
[暫定王者]ジョシュ・エメット: 145ポンド(65.77キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン: 171ポンド(77.56キロ
ジャック・デラ・マダレナ: 171ポンド(77.56キロ

<ヘビー級/5分3R>
ジャスティン・タファ266ポンド(120.65キロ)
パーカー・ボーター: 264 ポンド(119.74キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジミー・クルート: 204.5ポンド(92.76キロ)
アロンゾ・メニフィールド: 206ポンド(93.44キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
タイソン・ペドロ: 206ポンド(93.44キロ)
モデスタス・ブカウスカス: 206ポンド(93.44キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュア・クリバオ: 146ポンド(66.22キロ)
メルシック・バダザリアン: 146ポンド(66.22キロ)

<フライ級/5分3R>
クレイジソン・ホドリゲス: 127ポンド(57.6キロ)
シャノン・ロス: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイミー・マラーキー: 155ポンド(70.31キロ)
フランシスコ・プラド: 154.5ポンド(70.08キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャック・ジェンキンス: 145.5ポンド(66.0キロ)
ドン・ジェイニス: 146ポンド(66.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブンミー: 115.5ポンド(52.38キロ)
イズマエル・ボンフィム: 115.5ポンド(52.38キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブレイク・ビルダー: 146ポンド(66.22キロ)
シェーン・ヤング: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ズベア・トホゴフ: 157.5ポンド(71.44キロ)
エイヴェス・ブレネル: 155.5ポンド(70.53キロ)

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【UFC284】元K-1戦士バダザリアンと対戦、ジョシュア・クリバオ─02─「向うが倒す機会を与えてくれる」

【写真】根性ファイトとスコリング、エンターテイメントと勝負論。ファイトだけでなく、思考的にもバランスが取れているクリバオ (C)MMAPLANET

12日(日・現地時間)、豪州はパースのRACアリーナで開催されるUFC 284「Makhachev vs Volkanovski」でメルシック・バダザリアンと対戦するジョシュア・クリバオ・インタビュー後編。

元K-1ファイターで、強烈勢いでパンチと蹴りを武器に戦うバダザリアンを前にして、クリバオにMMAの戦い方を尋ねた。高いファイトIQを誇るクリバオはエンタータイメントと競技の両面からMMAを理解し、また彼流のエキサイティングなファイトの定義を話してくれた。

<ジョシュア・クリオバ・インタビューPart.01はコチラから>


──ファンの後押しは嬉しい限りだと思いますが、ジョシュアのように規律と我慢をもって戦っていると、その声援に乗せられて自制心を失いアグレッシブになり過ぎることはないですか。

「とはいってもファイトはエンタータイメントでもあるしね、そうできる時は皆が喜ぶ試合をしようと心掛けてはいるよ。だから、皆が試合を見に来てくれるわけだし。と同時にはファイティングはスポーツで、勝敗が全て。絶対に勝たないといけない。エンターテイメントとは相手を殴ること。だけど、少しぐらい退屈になっても勝利が必要だ。エキサイティングな試合を心掛けて、勝つ。そのバランスを取ることが大切になってくる」

──シンガポールのチェ・スンウ戦。3Rは攻めまれ、思うように戦えなかったかと。

「最初の2つのラウンドを取っていることは分かっていた。だから、自分から攻めることはしなかった。ちょっとそこの塩梅が難しかったね。リスク管理をした結果だよ」

──逆に最初の2つのラウンドを失っていても、そのままの戦いを続けてしまう選手もいます。

「う~ん、もう後がない時は攻めるしかないよ。それでピンチを招いたり、相手が有利になったとしても攻めないと勝てないんだから。ジャッジの裁定で不利だと思っているなら、やるしかない。何よりも忘れてならないのは勝っている時も、負けている時もやるべきことをやるということ。それがファイトだよ」

ブレイキンバック そのために必要なのは、魔裟斗のスピリットだ(笑)。

──ただファイターも人間で。人間は逆転を狙うよりも倒されないこと、極められないようサバイブが目的になることがあります。

「そうならないために自分が不利な状態での練習が欠かせないんだ。試合でそのような状況にならない方が良い──でも、自分が追い込まれた場面を想定して練習しなければならない。そういう条件下で練習をしていると、実戦が楽に感じられるんだよ」

──ここまで質問は実は日曜日の対戦相手メルシック・バダザリアンが、爆発力のあるアグレッシブな元キックボクサーだからさせてもらってきました。今話したような様々な状況で、ジョシュアはどのような選択するのか。

「彼は頭を殴ってKOするために、前に出て来る。きっと、それは彼の戦闘本能がああいう戦いをさせているのだろう。そう対戦相手が僕を殺しに来る。そういう気持ちでオクタゴンに向かう。そして、最高のジョシュア・クリバオを魅せるつもりだ。

バダザリアンが前に出てくることで、この試合は本当にエキサイティングなモノになる。そうなることが嬉しいよ」

──ジョシュアは相手をおびき寄せて、殴ることに長けています。

「彼が下がって、僕が前に出るような展開だと実際はファンが楽しめる試合にはならないだろう。でも、バダザリアンが懸命に倒しにくれば話は別だ。ファンに最高の試合を見せる自信があるよ。

アグレッシブに前に、前にという風に戦う相手は戦いやすい。チェ・スンウ戦を思い出してほしい。彼が攻めてくるところで、僕はダウンを何度か奪っている。フィニッシュに近づいたシーンもあった。前に出て攻めてくる相手は、僕に隙を見せている。向うが僕にフィニッシュの機会を与えているんだ」

(C)Zuffa/UFC

──そんななかバダザリアンのどの攻撃には警戒が必要だと考えていますか。

「良いテクニックを全般的に持っているけど、一発の威力が強い左のパンチと同じく左の蹴りかな。でも、怖くはない。そしてグラップリングの展開になると、彼に勝ち目はなくなる。まぁ、ぼくが下になることはないけどね。スタンドの展開では僕がケージを背負うことになっても、相手に背負わせても彼は僕の正面に立たないことだ。

試合毎に成長したベストバージョンの状態で戦う。ファイトウィークに記者会見があり、ファンの姿を見ることができる。全てが自然の流れで進んでいることで、僕も凄く落ち着いている。このまま良い調子で、オクタゴンに上がりたい。重ねて言うけど、バダザリアンが倒しにくれば、ファイトは僕のモノだ。

そして、前の試合からどれだけ成長したかを皆に見てほしい。バダザリアンを完全ドミネイトする。新しくなり、以前と違う戦いができるジョシュア・クリバオを見てもらう」

■視聴方法(予定)
2月12日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC284対戦カード

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラム・マカチェフ(ロシア)
[挑戦者]アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)

<UFC世界暫定フェザー級王座決定戦/5分5R>
[正規王者] ジャイー・ロドリゲス(メキシコ)
[暫定王者]ジョシュ・エメット(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)

<ヘビー級/5分3R>
ジャスティン・タファ(豪州)
パーカー・ボーター(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジミー・クルート(豪州)
アロンゾ・メニフィールド(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
タイソン・ペドロ(豪州)
モデスタス・ブカウスカス(リトアニア)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュア・クリバオ(豪州)
メルシック・バダザリアン(アルメニア)

<フライ級/5分3R>
クレイジソン・ホドリゲス(ブラジル)
シャノン・ロス(豪州)

<ライト級/5分3R>
ジェイミー・マラーキー(豪州)
フランシスコ・プラド(アルゼンチン)

<フェザー級/5分3R>
ジャック・ジェンキンス(豪州)
ドン・ジェイニス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブンミー(タイ)
イズマエル・ボンフィム(ブラジル)

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K-1 MMA MMAPLANET o ONE ONE Championship RIZIN UFC UFC284   アレックス・ヴォルカノフスキー イスラム・マカチェフ イズマエル・ボンフィム キック クレイジソン・ホドリゲス シャノン・ロス ジェイミー・マラーキー ジャイー・ロドリゲス ジャック・ジェンキンス ジャック・デラ・マダレナ ジョシュア・クリバオ ジョシュ・エメット ズベア・トホゴフ ブレイク・ビルダー ボクシング メルシック・バダザリアン ランディ・ブラウン ローマ・ルックンブンミー

【UFC284】日本通? ジョシュア・クリバオ─01─「日本の市場はUFCが介入しづらい状況が整っている」

【写真】クリバオとブレインバック・コーチ。コーチはシドニー郊外にジムを持つ──ウィーン生まれもオーストリア人 (C)MMAPLANET

12日(日・現地時間)、豪州はパースのRACアリーナでUFC 284「Makhachev vs Volkanovski」が開催される。

2019年10月にメルボルンで行われたUFC243以来の豪州大会には、メインでUFC世界ライト級王者イスラム・マカチェフに挑む世界フェザー級王者アレックス・ヴォルカノフスキーを筆頭に総勢9名ものダウンアンダーUFCファイターが出場する。

その中の1人がフェザー級でメルシック・バダザリアンと対戦するジョシュア・クリバオだ。クリバオはオクタゴン戦績2勝1敗1分、通算戦績10勝1敗1分のファイターだ。殴り合いでなくてもダウンを奪う──そんなMMA IQの高さを駆使しながら、喧嘩上等のファイトもやってのける。

殴り合いもスコアリングもできるクリバオの日本のMMA事情に対する見識の高さの驚いていると、その原因がコーチにあることが分かった。それにしても未知の国への理解力の高さと言語化する力……なぜ、クリバオがあれだけファイトIQの高い試合を実行できるのか、理解できたような気がする。


――ジョシュア、次の日曜日の朝にコロナ後に初めて豪州で開催されるUFCでメルシック・バダザリアンと対戦します。今の気持ちを教えてください。

「いつだってファンの前で、その声援を受けて戦うことは最高さ。そして、ファンが僕らの試合を会場で見ることができるということも本当に嬉しいよ。ファイトが観客の前に戻ってきた。素晴しいことだ」

──豪州は厳しいプロトコルが敷かれていました。その豪州にUFCはPPV大会を持ってきました。

「ここ数年、COVIDでビッグショーが開かれることはなかった。そして、今回のPPV大会が豪州で行われるということで、本当に世の中がノーマルに戻ったと実感できる」

──そして9人の豪州人選手が出場し、さながら豪州✖世界の様相を呈しています。その一員として戦うことをどのように感じていますか。

「豪州代表として、国境を越えてくる相手から自分たちを守らないといけない。この国のMMAの土壌をね。豪州人ファイターは気持ちを一つにして戦う。そのこともショーを盛り上げることになるだろう」

──ところで米国から遠く離れているという点では、豪州も日本も変わりありません。そしてMMAの歴史は日本の方が長く、人々に浸透していました。ただし、UFCファイターの数は豪州の方がはるかに日本より多いです。ジョシュア自身、なぜ豪州人ファイターはこれだけUFCにステップアップできるのか、どのように考えていますか。

「理由はいくつかある。豪州人選手がなぜUFCに進むことができるのかというよりも、日本人ファイターはなぜUFCとなかなか契約しないのか──ということだと思う。まず言葉、ランゲージバリアが存在する。それは凄く大きいことだよ。

そして日本にはRIZINという大きなショーが存在している。ONE Championshipも日本人ファイターと数多く契約した。この2つのプロモーションがあって、トップ選手はそこに流れた。また日本はMMA以外にK-1などキックボクシングのマーケットが開拓されていて、UFCが介入しづらい状況が整っている。結果、日本のUFCファイターは少なくなったんだと考えられる」

──ワォ。日本の事情にそこまで詳しく見識のある意見が聞かれるとは……。驚きです。

「実はコーチのおかげさ(笑)。イゴール(ブレイキンバック)は日本語が話せるんだよ」

──えっ、どういうことですか。

「ちょっと、コーチと代わるよ」

──ブレイキンバック・コーチ、なぜ日本語が話せるのですか。

ブレイキンバック ワカイ・トキニ・トーキョー・デ、3ネン・スンデイマス。1999年から2002年まで東京に住んでいたんだ。キックボクシングと柔術の試合をするために、東京を訪れた。トレーニングはタカマサ・ワタナベ先生のアクシス柔術でやっていたよ。

──明大前のですか。

ブレイキンバック ソーデス。メーダイマエ(笑)。そして魔裟斗のスパーリングパートナーで、高田馬場の正道会館のキャンプの時に一緒に練習していたんだ。でも豪州人のワイフと出会い、結婚してシドニーにやってきた。ここで20年前にジムを開いたんだ。

──20年前にシドニーに移り、まだ日本語が話せるのですか。凄いですね。

ブレイキンバック アハハハハ。チョット、ハナセマス。イツモ・ベンキョー・シタクテ。ミナサン・ハ・イツモ・エイゴ・ヲ・ハナスネ。デモ、ワタシ・ハ・ニホンゴ・ハナスネ。シドニーにいて日本語が使いたくて、日本人の友人にを相手に日本語で話しかけるけど、みな私には英語で話してくるんだよ(笑)。

「このイゴールがいてくれるから、僕は日本のことに詳しくなれるのさ(笑)」

──なるほどぉ。それにしても、そこまでしっかりと状況を整理して日本の事情について言葉にできるとは……。ジョシュアのファイトから、高いMMA IQが感じられた理由が分かったような気がします。

「それもコーチのおかげさ。彼は本当にMMA IQが高いから。イゴールの頭脳こそが、僕の最大の武器なんだよ」

──ところで昨年のシンガポール大会でジョシュアの試合をケージサイドで撮影させてもらったのですが、シンガポールの観客の空気感がONEの時とは違っていました。より米国的というのか、英語の野次や声援が多かったです。

「シンガポールと豪州は近いからね。あの時の観客は、本当に豪州人のファンが多かったと思う。豪州からは4選手が出場していたし。もちろん大半の観客が豪州人だったとは言わないけど、あの時は僕らを応援してくれるために多くのファンがシンガポールを訪れていたはずだ」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
2月12日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC284対戦カード

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラム・マカチェフ(ロシア)
[挑戦者]アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)

<UFC世界暫定フェザー級王座決定戦/5分5R>
[正規王者] ジャイー・ロドリゲス(メキシコ)
[暫定王者]ジョシュ・エメット(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)

<ヘビー級/5分3R>
ジャスティン・タファ(豪州)
パーカー・ボーター(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジミー・クルート(豪州)
アロンゾ・メニフィールド(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
タイソン・ペドロ(豪州)
モデスタス・ブカウスカス(リトアニア)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュア・クリバオ(豪州)
メルシック・バダザリアン(アルメニア)

<フライ級/5分3R>
クレイジソン・ホドリゲス(ブラジル)
シャノン・ロス(豪州)

<ライト級/5分3R>
ジェイミー・マラーキー(豪州)
フランシスコ・プラド(アルゼンチン)

<フェザー級/5分3R>
ジャック・ジェンキンス(豪州)
ドン・ジェイニス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブンミー(タイ)
イズマエル・ボンフィム(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ブレイク・ビルダー(米国)
シェーン・ヤング(豪州)

<フェザー級/5分3R>
ズベア・トホゴフ(ロシア)
エイヴェス・ブレネル(ブラジル)

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MMA MMAPLANET o UFC UFC283 イズマエル・ボンフィム テレンス・マッキニー

【UFC283】オクタゴンで初めての2R、マッキニーがボンフィム兄=イズマエルの跳びヒザに沈む

<ライト級/5分3R>
イズマエル・ボンフィム(ブラジル)
Def.2R2分17秒by KO
テレンス・マッキニー(米国)

左ミドルからテンカオを放ったマッキニーは、右オーバーハンドに左ヒザを合わせにいく。やや様子見の展開になるとボンフィムが左フックを振るう。さらにワンツーで左オーバーハンドを繰り出したボンフィムが、ニータップでテイクダウンへ。尻餅からすぐに立ち上がったマッキニーはケージを背負った状態から、押し返してヒザを繰り出す。ボンフィムが押し返して離れると、右フックをカウンターでいれてダウンを奪う。

起き上がって右腕を差したマッキニーが、クリンチでケージに押し込み息を整える。バックに回ったマッキニーは自ら後方に倒れ込むも、反転したボンフィムが上を取る。マッキニーは背中を譲って立ち上がるが、ボディロックで倒されそうになる。スイッチで耐えたマッキニーに組み勝ったボンフィムは、シングルレッグから離れて左ハイ。スリップして下になるも、初回をリードした。

オクタゴン4戦目で初めて2Rを迎えたマッキニーはスーパーマンパンチ、ボンフィムが左を合わせる。ここから左右のフックで攻め込むボンフィムはマッキニーのテイクダウン狙いを切って、大きな振りのフックとコンパクトなフックで圧を掛ける。マッキニーはケージを背負い、右ロングアッパーを繰り出す。構えを変えるマッキニーに右オーバーハンドを当てたボンフィムが、左ボディフックを決める。

動き出しが大きなマッキニーは圧を掛けることができておらず、逆に隙を作ってしまったか。その後もパンチを出してもカウンターを被弾するマッキニーは、右を被弾してマウスピースを吐き出す。ボンフィムは右を見せての左という跳び二段ヒザ蹴りを決め、マッキニーは文字通り頭からキャンバスに崩れ落ちた。


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LFA MMA MMAPLANET o UFC UFC282 UFC283   イズマエル・ボンフィム ガブリエル・ボンフィム キック グレゴリー・ホドリゲス グローバー・テイシェイラ サイモン・オリヴェイラ ジャイルトン・アルメイダ ジャマール・ヒル ジョシアニ・ヌネス ジョニー・ウォーカー ジルベウト・ドゥリーニョ ダニエル・マルコス チアゴ・モイゼス テレンス・マッキニー デイヴィソン・フィゲイレド ニール・マグニー フェレス・ジアム ブランドン・モレノ ブルーノ・フェヘイラ ボクシング マウリシオ・ショーグン マゴメド・アンカラエフ ムニール・ラジズ ヴァルリー・アウベス

【UFC283】計量終了 4度目の対戦=フライ級世界戦。ショーグン、ラストファイト!! ボンフィム弟に要注目

【写真】これがラスト・フェイスオフとなるマウリシオ・ショーグン (C)Zuffa/UFC

20日(金・現地時間)、21日(土・同)にブラジルはリオデジャネイロのジュネス・アリーナで開催されるUFC 283「Teixeira vs Hill」の計量が行なわれた。

今大会のメインはグローバー・テイシェイラ×ジャマール・ヒルのUFC世界ライトヘビー級決定戦だ。元世界王者テイシェイラはUFC282で当時の世界王者ユーリ・プロハースカとのリマッチが予定されていたが、王者が肩の負傷でタイトルを返上するとUFCは何とテイシェイラの挑戦権を無視し、マゴメド・アンカラエフとヤン・ブラボヴィッチの間で王座決定戦を実施した。

しかし、両者の対戦はドローに終わり王座は空位に。テイシェイラは再びタイトルコンテンダーの地位を取り戻し、母国でヒルとの王座決定戦に臨むこととなった。


ヒルはセレモニアル・フェイスオフ後に「グローバー・テイシェイラとケージをシェアできることはハッピーで、光栄だ。神が死ねといえば、僕らは死ぬ。でも明日は皆のために良い試合をする。なぜ、僕がここに来たのか分かるだろう」と最後はエキサイト気味に吐き捨てた。

対してテイシェイラは「準備は100パーセントできている。明日はやるよ」と穏やかな表情で静かに話した。

コメインの世界フライ級王座統一戦、デイヴィソン・フィゲイレドとブランドン・モレノは実に4度目の世界戦となる。過去1勝1敗1分だけに本当の意味で決着戦となる。

フェイスオフでモレノの胸に左手で触れたフィゲイレドはバナナを持ち出す。とんでもない差別行動に出たのかと思いきや、自らの口に入れるという難解なパフォーマンスを披露する。これを受けて「話すことはない。明日、楽しんでほしい」とそれでも憤慨した表情で手短にコメントの残したモレノ。

続いでフィゲイレドは「明日の夜は皆のために戦う。ただベルトを守るためじゃない、チケットを買ってきてくれた皆の夢、皆のベルトだ」とコメントした。

そんな世界戦に出場するブラジル人ファイターに負けない注目を集めているのがマウリシオ・ショーグンだ。キャリア42瀬戦目となるイホール・ポティエリアとの試合で、20年2カ月のMMAファイター人生に幕を下ろすショーグン。母国を引退試合の地に選んだショーグンのラストファイト――日本のMMAファンの皆が、その目に焼き付けてほしい。

オクタゴンを去るファイターがいれば、ここからUFCファイター人生を歩み始める選手もいる。それがイズマエル&ガブリエルのボンフィム兄弟であり、ルアン・ラセルダだ。3選手ともLFA出身、ボンフィム兄弟はコンテンダーシリーズを経てUFCへ。兄弟揃ってのオクタゴン初陣となる。

特にボンフィム弟=ガブリエルとムニール・ラジズの対戦は注目だ。質の高いキックボクシングMMAを見せるラジズに対し、デビュー以来13連勝でUFCと契約したボンフィムは3つのKO勝ちと10の一本勝ちを誇るフィニッシャーだ。

ラジズが世界最高峰で戦うとKO率が落ちたように、ボンフィムも一本を取ることが難しくなるのか。仮に過去5試合のうち3試合で見せたように初回でタップを奪うようだとボンフィムは、ボンフィムは早々のトップ15入りも期待しても良いだろう。

■視聴方法(予定)
12月10日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■UFC283対戦計量結果

<UFC世界ライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
グローバー・テイシェイラ: 205ポンド(92.99キロ)
ジャマール・ヒル: 204.5ポンド(92.76キロ)

<UFC世界フライ級王座統一戦/5分5R>
[正規王者]デイヴィソン・フィゲイレド: 125ポンド(56.7キロ)
[暫定王者]ブランドン・モレノ: 125ポンド(56.7キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ: 170ポンド(77.11キロ)
ニール・マグニー: 171ポンド(77.56キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジェシカ・アンドラーデ: 125ポンド(56.7キロ)
ローレン・マーフィー: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ポール・クレイグ: 205ポンド(92.99キロ)
ジョニー・ウォーカー: 205ポンド(92.99キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マウリシオ・ショーグン: 205ポンド(92.99キロ)
イホール・ポティエリア: 205ポンド(92.99キロ)

<ミドル級/5分3R>
グレゴリー・ホドリゲス: 186ポンド(84.37キロ)
ブルーノ・フェヘイラ: 185ポンド(83.91キロ)

<ライト級/5分3R>
チアゴ・モイゼス: 155.5ポンド(70.53キロ)
メルキザエル・コスタ: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ガブリエル・ボンフィム: 171ポンド(77.56キロ)
ムニール・ラジズ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジャイルトン・アルメイダ: 232ポンド(105.23キロ)
シャミル・アブドゥラヒモフ: 263ポンド(119.29キロ)

<ライト級/5分3R>
テレンス・マッキニー: 156ポンド(70.76キロ)
イズマエル・ボンフィム: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴァルリー・アウベス: 171ポンド(77.56キロ)
ニコラス・ダルビー: 170ポンド(77.11キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジョシアニ・ヌネス: 145.5ポンド(66.0キロ)
フェレス・ジアム: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
ルアン・ラセルダ: 136ポンド(61.69キロ)
コディ・ステーマン: 135.5ポンド(61.46キロ)

<バンタム級/5分3R>
ダニエル・マルコス: 136ポンド(61.69キロ)
サイモン・オリヴェイラ: 136ポンド(61.69キロ)

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【UFC283】ボンフィム兄と対戦、ザ・1R決着──テレンス・マッキニー「動いた時には終わっている」

【写真】だからこそ2Rが見たいという気になるのも……事実(C)MMAPLANET

21日(土・現地時間)、ブラジルはリオデジャネイロのジュネス・アリーナでUFCにとって2023年初のPPV大会=UFC 283「Teixeira vs Hill」が開催される。

メインはドタバタするライトヘビー級戦線で、グローバー・テイシェイラが再度戴冠を目指しジャマール・ヒルと王座決定戦を行う。そんな2年10カ月振りのブラジル大会のプレリミにテレンス・マッキニーが出場し、兄弟揃い踏みイズマエル・ボンフィムと戦う。

オクタゴン戦績3勝1敗、それ以前のLFAとコンテンダーシリーズを含めると5勝1敗──全てが1R決着、そんなマッキニーに初インタビューを試みた。


──今週末、イズマエル・ボンフィムと対戦します。今の気持ちを教えてください。

「減量も順調だし、良い感じだよ。疲れないように体重を落として、土曜日はデッカイことをやろうと思う」

──米国以外で試合をしたことは?

「ないよ。今回が初めてで、飛行機に長い間乗って異国にやってきた。こういうクレイジーな環境で戦ってみたかったんだ。飛行機に乗っている間に時差が2時間できて、そこの調整をしているところだよ」

──ブラジルのファンは米国以上に盛り上がり、オクタゴンに向かって2階席からビールやコーラが降り注ぐようなこともあります。そして、圧倒的に地元ファイターびいきです。

「アルコールの匂いのなかで戦うのも、楽しみさ(笑)。そういう状況の中でも、自分らしく戦い、僕が何者であるかをブラジルから世界に発信してみせる。ブーイングも大歓迎だよ」

──ところでワシントン州スポーケンにあるウォリアーキャンプに所属しているテレンスですが、ベガスやフロリダにあるメガジムに所属したいと考えることはないでしょうか。

「確かに僕は世界のベストチームにいるわけじゃない。でも、自分にとって一番の場所だ。チームの皆は家族のようで、皆が互いのことを理解して協力しあっている。コーチのパブロ・アルフォンゾは僕にとって最高のトレーニングを用意してくれるよ。

そして兄弟のような所属選手とスパーリングをしているし、僕は彼らを信じている。何より勝っても負けてもケージの中だけでなく、ケージの外でも僕らは一緒だ。そして、戦うために一緒にケージに足を踏み入れる。誰もウォリアーキャンプのことを知らないけど、僕が活躍することで僕らのジムの良さを伝えていくよ」

──では対戦相手イズマエル・ボンフィムの印象を教えてください。

「長いキャリアがあるけど、今が一番乗っている時期だと思う。勝ち方を知っていて、スコアメイキング的な試合をするよね。ジャブ主体のファイトで、ポイント計算をする。だからこそ僕は激しい試合に持ち込みたい」

──テレンスの試合を2021年4月のLFA初陣からチェックし始め、6試合。1つの敗北も含め、1度も2Rを視たことがありません。

「肉体も、気持ちも──ただ力いっぱい戦いたいんだ。そして見ている人にワクワクしてほしい。そういう戦いをすることで、皆が僕のことを尊重してくれるようになった。凄く光栄なことだよ。危険な戦いのなかで、誰よりもメチャをしている。でも、そこで戦うことで僕は人々から認められて、平穏な日々を送ることができるんだ。恐怖心だってある。それに打ち克って、誰にもできない試合をする。そんな最高なファイトを続けるって、誰もやってこなかったことだろう?

そうだね……土曜日の夜は、せっかくブラジルで戦うんだから、ブラジルのファンがアンデウソン・シウバやシャーウス・オリヴェイラの試合を見ているようなバイブスになれるよう戦うよ(笑)。防御の切り替えを鮮明にして、動いた時には終わっているようなファイトをしたいと思う」

──テレンス。今日はありがとうございました。最後に一つ、以前若い頃にテイザー銃で撃たれ命を落としそうになった映像を公開していました。日本のような安全な国で生きている者としては、かなりショッキングな映像でした。

「そうだね、今、悩みを抱えて当時の僕のように誤った道を歩みそうになっているキッズに──世界は君を必要としているということを知ってもらいたんだ。アレを公開したこともエキサイティングな試合をして注目を集めることも、彼らに分かってほしいからだよ。僕は謙虚な姿勢で思い切り戦い、勝利を手にする。マーシャルアーツの本質を皆に見てほしい」

■視聴方法(予定)
1月22日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■対戦カード

<UFC世界ライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
グローバー・テイシェイラ(ブラジル)
ジャマール・ヒル(米国)

<UFC世界フライ級王座統一戦/5分5R>
[正規王者]デイヴィソン・フィゲイレド(ブラジル)
[暫定王者]ブランドン・モレノ(メキシコ)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ(ブラジル)
ニール・マグニー(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジェシカ・アンドラーデ(ブラジル)
ローレン・マーフィー(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ポール・クレイグ(英国)
ジョニー・ウォーカー(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
マウリシオ・ショーグン(ブラジル)
イホール・ポティエリア(ウクライナ)

<ミドル級/5分3R>
グレゴリー・ホドリゲス(ブラジル)
ブルーノ・フェヘイラ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
チアゴ・モイゼス(米国)
メルキザエル・コスタ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ガブリエル・ボンフィム(米国)
ムニール・ラジズ(チュニジア)

<ヘビー級/5分3R>
ジャイルトン・アルメイダ(ブラジル)
シャミル・アブドゥラヒモフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
テレンス・マッキニー(米国)
イズマエル・ボンフィム(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ヴァルリー・アウベス(ブラジル)
ニコラス・ダルビー(デンマーク)

<女子フェザー級/5分3R>
ジョシアニ・ヌネス(ブラジル)
フェレス・ジアム(フランス)

<バンタム級/5分3R>
ルアン・ラセルダ(ブラジル)
コディ・ステーマン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ダニエル・マルコス(ペルー)
サイモン・オリヴェイラ(ブラジル)

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1.21『UFC 283』でチアゴ・モイゼス vs. グラム・クタテラゼ等複数の試合が判明


 UFCが1月21日にブラジル・リオデジャネイロで開催する『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でチアゴ・モイゼス vs. グラム・クタテラゼのライト級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 モイゼスは6月の『UFC on ESPN 38: Tsarukyan vs. Gamrot』でクリストス・ジアゴスに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合。クタテラゼは6月の『UFC on ESPN 37: Kattar vs. Emmett』でダミア・イスマグロフに判定負けして以来の試合。


Ismael Bonfim(Sherdog)

 同じく『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でテレンス・マッキニー vs. イズマエル・ボンフィムのライト級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 マッキニーは8月の『UFC on ESPN 40: Santos vs. Hill』でエリック・ゴンザレスに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合。

 ボンフィムは現在26歳(試合時は27歳)のブラジル人でMMA戦績18勝3敗。9月の『Dana White's Contender Series 53』でナリマン・アバソフに判定勝ちして以来の試合で今回がUFCデビュー戦。『Dana White's Contender Series 53』では弟のガブリエル・ボンフィムと共に兄弟同時契約を果たしましたが、ガブリエルは同じく『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でムニール・ラジズ戦が決定していることからUFCデビュー戦も兄弟同日になります。


 同じく『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でワルリー・アウベス vs. ニコラス・ダルビーのウェルター級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 アウベスは2021年6月の『UFC Fight Night 190: Gane vs. Volkov』でジェレマイア・ウェルズに2R KO負けして以来1年7ヶ月ぶりの試合。1月の『UFC 270: Ngannou vs. Gane』でジャック・デラ・マッダレラと対戦予定でしたが欠場していました。ダルビーは7月の『UFC Fight Night 208: Blaydes vs. Aspinall』でクラウディオ・シウバに判定勝ちして以来の試合。


Daniel Marcos(Sherdog)

 同じく『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でサイモン・オリヴェイラ vs. ダニエル・マルコスのバンタム級マッチ行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 オリヴェイラは1月の『UFC 270: Ngannou vs. Gane』で行われたUFCデビュー戦でトニー・クレイヴリーに判定負けして以来1年ぶりの試合。マルコスは現在29歳のペルー人でMMA戦績13勝0敗。9月の『Dana White's Contender Series 54』でブランドン・ルイスに判定勝ちして以来の試合で今回がUFCデビュー戦。続きを読む・・・
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DWCS2022#07 MMA MMAPLANET o UFC   イズマエル・ボンフィム カール・ウィリアムス ガブリエル・ボンフィム ダナ・ホワイト テレザ・ブレダー ヴィトー・ペトリーノ

【DWCS2022#07】ペトリーノ左フックKOでUFCへ。ボンフィム兄弟、ウィリアムスも契約なる

【写真】文句なし、UFCと契約を決めたペトリーノ(C)Zuffa/UFC

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴィトー・ペトリーノ(ブラジル)
Def.2R3分36秒by KO
ホドウフォ・ベラート(ブラジル)

ベラートの前進に左を合わせたペトリーノが、右アッパーで前に出る。ペトリーノは引き続きワンツーから左ボディフックを決め、コンビネーションを顔面に入れる。シングルを切られたベラートは引き込み、ハーフガードもペトリーノは潜らせない。ベラートはハイガードから三角絞め、足を組み替えて絞めていくがペトリーノは立ち上がってスラムで解除する。

それでもクローズドを取り直したベラートだが、パンチの連打で腰を切って腕十字へ。苦も無く腕を抜いたペトリーノは、スタンドで待ち受け左右のフックをベラートに打ち込む。息を整えているか、間合いを測るペトリーノは右ハイ後に右ストレートを被弾してダウンする。バックを制したベラートは後方への投げからスクランブルでは、スタンドで背中に飛び乗る。両足をフックし、寝技に持ち込んだベラートが肩固めに移行しようした刹那、反転して上を取ったペトリーノが強烈な勢いで左を打ち下ろす。左腕を差して、密着してきたベラートを殴ったペトリーノ、ローラーコースターのような上下のあるラウンドが終わった。

2R、ワンツーから蹴りを交えて前に出るペトリーノに、ベラートがボディを打って組みつく。ダブルレッグをネルソンで耐えるペトリーノは、ワキを潜られバックを許す。キムラから向き合うペトリーノ、ベラートが離れるとワンツーからスリーをヒットさせる。頭を振ってかわすベラートだがアッパーから左フックのコンビを被弾。ペトリーノは攻めを集中できないが、右ハイを放ちエルボーを見せる。スタミナ配分をしながらも優勢のペトリーノがヒザを入れ、スピニングバックエルボーを空振りしたベラートの顔面を左フックで完全に打ち抜く。

大の字で崩れたベラートにパウンドを打ち込んだペトリーノが、衝撃的なKO勝ちを決めた。

ダナ・ホワイトはテレザ・ブレダーとは「もっと経験を積む必要がある」と契約せず。そしてイズマエル・ボンフィムが契約を果たすと、ダナはカール・ウィリアムスに関して「この試合は好きじゃない。32歳のファイターと毎週契約をすることはないが、カールは10日前に試合を飲んだ。しかも1階級上の試合に。彼にスペジュタクラーなKO勝ちや一本勝ちをしろというのか? カール、フルキャンプをしてUFCで大きな仕事をしよう」と話した。

続いてガブリエル・ボンフィムは兄弟揃ってUFCにファイターに。そしてペトリーノと4選手がUFC行きを決めた。


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DWCS2022#07 MMA MMAPLANET o イズマエル・ボンフィム ダナ・ホワイト ナリマン・アバソフ

【DWCS2022#07】ボンフィム兄=イズマエル、初回スリリング→終盤は安全策でアバソフに判定勝ち

<ライト級/5分3R>
イズマエル・ボンフィム(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ナリマン・アバソフ(アゼルバイジャン)

右ローを蹴ったボンフィム兄に対し、アバソフが力のはる右オーバーハンドを放つ。跳びあがってミドルを見えたボンフィムが、左リードフックには右で迎え打つ。さらに左ボディフックから顔面を狙うボンフィムはアッパーをしっかりと打っていく。ボンフィムはアバソフの前進にヒザ蹴りを繰り出すし、右オーバーハンドから左ボディを受けた直後に右フックを入れる。

腰が一瞬落ちたアバソフは、ここでケージ際にまで下がり追撃に姿勢を乱したところで左を打たれダウンを喫する。組みついたアバソフに小手投げを仕掛けたボンフィムだが、同体から立ち上がれケージに押し込まれる。アバソフはボディロックテイクダウンを決めるが、すぐにスタンドに戻ったボンフィムが左を当てる。ケージを背負ったアバソフは右を伸ばし、スピニングバックフィストもボンフィムがかわしてジャブを届かせる。左ボディから右フックを決めたボンフィムは、ボディへのヒザを効かせる。動きが止まったアバソフが再びヒザを腹に受けるが、必死にパンチを振るって前に出てタイムに。

2R、アバソフのグローブをレフェリーがチェックしリスタートが切られると、ボンフィムが右オーバーハンドを決める。さらに左ボディフックを打ち込み、右アッパーで顔面を狙う。続いて腹を左で抉られたアバソフが、ジャブも被弾。それでも前に出ると、カウンターを打たれるアバソフは、ボディを打たれても粘りを見せ、諦めない。ボンフィムはシングルレッグを切り、防御態勢が取れていないアバソフに左を蹴っていく。アバソフも懸命に距離を詰めてダーティボクシングも効果的な攻撃とはならず、ようやくダブルジャブから右が届いたが劣勢を跳ね返すには至らなかった。

最終回、ワンツーで前に出るアバソフが左ミドルを繰り出す。ボンフィムが左ジャブ、右オーバーハンドを繰り出すが、大事をとったファイトに変わりつつある。アバソフのオーバーハンドをバックステップでかわすボンフィム、手数は圧倒的に減っている。当然といえば当然だが、初回にスタンディングオベーションを送ったダナ・ホワイトは、この終盤戦をどのように評価するか。左右に足を使い、アバソフの攻撃をかわし、時折り跳びヒザなどを繰り出したボンフィムは、アバソフの前進をサークリング&ジャブで対応、最後にダブルレッグからバックに回り後方への大きな投げを見せて、試合を終えた。

ダナは立ち上がって拍手も初回とは表情は違っていたが、ボンフィムは問題なく判定勝ちを手にした。


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DWCS2022#07 LFA MMA MMAPLANET o UFC イズマエル・ボンフィム カルロス・レアル カール・ウィリアムス ガブリエル・ボンフィム トレイ・ウォーターズ ナリマン・アバソフ ブレネウ・アルベルチ ボクシング 木下憂朔

【DWCS2022#07】12連勝(3KO&9一本勝ち)のLFA王者ガブリエル・ボンフィム&兄イズマエルに注目

【写真】 査定試合が必要なのか?──と思わせる実力者ボンフィムだ(C)Zuffa/UFC

6日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでコンテンダーシリーズ2022年第7週が開催される。

前週の大会で木下憂朔が日本人として初出場、そして契約を勝ち取ったことで俄然注目を集めるようになったコンテンダーシリーズ──今大会は5試合10選手中、ブラジル人選手が5名と半数を占めている。


メインのライトヘビー級戦はブラジル人同朋対決となっているが、なかでも気になるのはコメインでトレイ・ウォーターズと対戦するガブリエル・ボンフィムだ。

木下のライバルになる可能性もあるキャリア12連勝0敗のボンフィムは、その勝利が全てがフィニッシュ──3つのKO勝ちと9つの一本勝ちを誇る。

基本に忠実かつ上攻めのボンフィムは、バックを制してのRNC、抑えて肩固め、スクランブルでのダース&ギロチンと多彩な柔術的フィニッシュを持つ。とはいえ、そのテイクダウン絡みの組み技が強味を発揮できるのも、ボクシングで実戦経験を持つ拳の圧があるからこそ、だ。

しっかりと肩を使った防御が、蹴りとテイクダウンのあるMMAでどれだけ効果的は議論の余地が残るものの、その連係がなくボクシング&レスリングの相手には、肩を当てるという上半身の動きさえ有効活用してしまう。そして伸びる右から返しの左フックは十分なKOパワーも有している。

昨年7月のLFAブラジル大会でウェルター級王座決定Tに出場し、準決勝を戦績7勝0敗のブレネウ・アルベルチを相手にアンダードッグながらKO勝ち。右を当てて、ラッシュで仕留めたが決勝は負傷棄権となったが、今年の3月にカルロス・レアルの返上したベルトが掛けられた王座決定戦でエドゥアルド・ガルヴォンをダースチョークで切って落としLFAの頂点に立った。

対するウォーターズも6勝無敗の選手で、198センチの長身からフリッカージャブ、右ストレートの破壊力は満点のストライカーだ。

完全に左足を大きく前に出した構えながら、器用にもその前足でハイやミドルを繰り出す。

ウォーターズは過去の試合映像では下から潜る相手を潰して、パウンドからバック&スクランブルでギロチンという組みの攻防も見せて一本勝ちも経験している。それでも怖いのやはりスタンドだ。ボクシングに加え首相撲&ヒザ蹴りも接近戦での常套手段で、スタンドは遠近両用だけに、ボンフィムとしてボクシングに頼り過ぎると、危ない相手といえる。

そのボンフィム、1歳年上の実兄イズマエルが第2試合に出場しており、ライト級でアゼルバイジャンのナリマン・アバソフと対戦する。

兄イズマエルは苦戦が予想されるが、コンテンダーシリーズ史上初の兄弟同日サインアップなるかという点でも要注目だ。

■視聴方法(予定)
9月7日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

<ライトヘビー級/5分3R>
ホドルフォ・ベラート(ブラジル)
ヴィトー・ペトリーノ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ガブリエル・ボンフィム(ブラジル)
トレイ・ウォーターズ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
カール・ウィリアムス(米国)
ジミー・ローソン(米国)

<ライト級/5分3R>
イズマエル・ボンフィム(ブラジル)
ナリマン・アバソフ(アゼルバイジャン)

<女子フライ級/5分3R>
テレザ・ブレダー(チェコ)
ナヤラ・マイア(米国)

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