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【Gladiator021】ゆうと✖キム・ウィジョンの日韓戦。アマMMAに平本蓮の弟、平本丈が出場!!

【写真】1年11カ月ぶりの実戦、19歳になった平本丈がどのようなMMAを見せるのか (C)MMAPLANET

26(日)、豊中市の176BOXで開催されるGladiator021の追加カードとして、新たなる国際戦とアマMMA2試合等が発表され、MMAマッチ全15試合が出揃った。

GLADIATORフライ級選手権試合、NavE✖ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル、バンタム級3回戦=神田T-800✖テムーレン・アルギルマーの日本✖モンゴル戦、そして55キロ契約=中務修良✖エイドリアン・バトト・ジェマーの日本✖フィリピン戦に続き日韓対決、ゆうと✖キム・ウィジョンのバンタム級3回戦が行われることが明らかとなった。


リリースによると、昨年10月にWARDOGバンタム級王座を獲得したゆうとは、4度目のGLADIATOR参戦に当たり「強い相手と組んで欲しい」と主催者側が交渉した日本人選手との対戦を2度に渡り固辞したという。Gladiatorの櫻井雄一郎代表はその意気に応えるために韓国からキム・ウィジョンを招聘する運びとなった。

キム・ウィジョンは柔道ベースで、中国のICKFフェザー級チャンピオンでもある。MMA戦績は4勝3敗だが、黒星を喫した相手は現Doubule GFC暫定フェザー級パク・チャンス、ヒョンデやサムスンの工場がありロシア、中央アジアからの出稼ぎ外国人チームに所属するカザフスタン人のセルゲイ・イム選手など自力のある選手だ。いわばK-MMA的な綺麗なレコードでない実力者──キム・ウィジョンはそのようなファイターで、ゆうとは厳しいが戦いが予想される。

また今大会ではアマMMA戦2試合が組まれ、平本蓮の実弟・平本丈選手と剛毅會空手の練習パートナーである佐藤フミヤが、関西アマMMAシーンから出場となる飴山聖也、北原蓮と戦うことも明らかなとなっている。

2021年4月の格闘DREAMERSの最終選考試合で鈴木崇矢と対戦して敗れた平本丈が、1年11カ月の沈黙を破りアマMMA戦績2勝1敗の飴山と再スタートの一歩を踏み出す。19歳にしてキック歴14年の丈は、海外MMA通の兄・蓮の知恵袋、情報源といっても過言でないほど世界のMMAファイターに精通しており、その場に向かうため仕切り直しの戦いに挑むこととなった。

一方、平本兄弟の稽古仲間である佐藤はキックボクシング3年で2戦2勝0敗のレコードを持ち、今回がMMA初陣となる。

CAVEで練習をしていた時期もあるという佐藤は現在、丈とともに剛毅會空手で平本と稽古を積んでおり、キックからMMAに対応した打撃を習得中。その打撃力に関してはプロ級という評判だけに、実戦でどれだけのパフォーマンスを見せることができるか注目だ。

今回の発表でMMAのラインナップは出揃ったGLADIATOR021、今──来ているグラップリング、プログレス提供試合の発表も待たれるところだ。

■ Gladiator020対戦カード

<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]NavE(日本)
[挑戦者]ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<55キロ契約/5分3R>
中務修良(日本)
エイドリアン・バトト・ジェマ―(フィリピン)

<バンタム級/5分3R>
ゆうと(日本)
キム・ウィジョン(韓国)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
秋田良隆(日本)

<フライ級/5分2R>
中西テツオ(日本)
宮川日向((日本)

<バンタム/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<フェザー級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
藤岡陸(日本)

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
木村旬志(日本)

<ウェルター級/5分2R>
橋本健吾(日本)
阿部光太(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
平本丈(日本)
飴山聖也(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
佐藤フミヤ(日本)
北原蓮(日本)

<バンタム級/5分1R>
藤井丈(日本)
吉田開威(日本)

<5分1R>
武田純忠(日本)
有田一貴(ブラジル)

<フライ級/5分1R>
古賀珠楠(日本)
那須裕次郎

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Gladiator Gladiator020 MMA MMAPLANET o ONE PFL PFL2023#01 UAEW UFC アレハンドロ・フローレス アンドレ・ハリソン エウベウチ・バーンズ キック クリス・ウェード ダニエル・トーレス チアゴ・マヘタ・サントス チョ・ソンビン バッバ・ジェンキンス ブレンダン・ラウネーン マルロン・モラエス モヴリッド・ハイブラエフ ランス・パーマー ロブ・ウィルキンソン 中川皓貴 工藤諒司

【PFL2023#01】PFL開幕戦で工藤諒司が19勝0敗1分のハイブラエフと対戦。グラジ王者チョ・ソンビンも出場

【写真】これはまた凄まじい相手との対戦が決まった工藤だ(C)PFL

16日(木・現地時間)、4月14日(金・同)にネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター・アット・ヴァージンホテルズで開催されるPFL2023年レギュラーシーズン=キックオフ大会の追加カードと出場参加選手が発表され、工藤諒司が2021年シーズン優勝者モヴリッド・ハイブラエフと対戦することが明らかとなった。

2023年シーズンはフェザー級とライトヘビー級が開幕戦となり、2022年フェザー世界王者のブレンダン・ラウネーンがマルロン・モラエス、同ライトヘビー級世界王者ロブ・ウィルキンソンがチアゴ・マヘタ・サントスという両UFCベテランと戦うことが既にアナウンスされていた。

昨年ベスト4の工藤の継続参戦は決定事項だったが、レギュラーシーズンは2戦しか実施されないなかで、初戦がハイブラエフとのマッチアップとは如何に彼が世界の高みで戦っているのかの表れだ。

しかも前述したラウネーン✖モラエス、そして昨年の準優勝で工藤を準決勝で破ったバッバ・ジェンキンスがもう1人のベスト4=クリス・ウェードと対戦する一番に並び、工藤✖ハイブラエフはESPNで中継されるメインカードに組み込まれている。


重量級大好き米国にあって今大会のメインカードはライトヘビー級が2試合、フェザー級が3試合となっている。それだけ注目度の高い階級で、2度目のシーズン挑戦となる工藤。しかしハイブラエフは簡単な相手でない。どころか非常に厳しい相手といえる。

キャリア19勝0敗1分──ロシアは北コーカサス、ダゲスタン生まれの32歳。同地のファイターの多くに見られるフリースタイルレスリングから格闘技を始めたハイブラエフも、コンバットサンボに転身しMMAという路を選択した。

アブドゥルマナップ・ヌルマゴメドフの指導の下、キャリア11連勝でONEと契約し、現UFCファイターのエウベウチ・バーンズを破るも僅か1試合でアジアを去り、母国で1試合を挟むとPFL 2019年シーズンに臨んだ。

初戦でデイモン・ジャクソンをヒザ蹴りで10秒KOという衝撃的な北米デビューを果たしたハイブラエフだったが、続くアンドレ・ハリソン戦はドロー、シーズン準々決勝でダニエル・ピエダのフックで沈みシーズン制覇はならなかった(※後にピエダがテストで陽性となり結果はノーコンテストに)。

初めてキャリアの挫折を経験したハイブラエフだが、UAEWを経て2021年シーズンに挑むとランス・パーマー戦ラウネーン戦ウェード戦などをクリアしPFLの頂点に立つ。連覇が期待された2022年シーズンは負傷欠場となり、今回の工藤戦が1年半ぶりの実戦復帰だ。

いわば工藤は優勝候補筆頭と対戦するわけだが、ポジティブに考えるとここで勝てば2年連続プレーオフ進出に大きなアドバンテージを持つことになる。ばかりか、他の選手にとってもハイブラエフの敗北はシーズン制覇の道を幾分か優しくするものだ。

レスリング&コントロールに徹して来られると、正直分は相当に悪いだろう。ただし、ハイブラエフが打撃で攻めてくるなら今や工藤は左右の両方の拳でノックダウンを奪うことができる。つまりは、テイクダウンを如何に切るかが鍵となってくる。

そして、テイクダウンを許してもスクランブルに持ち込み、凌ぐ。ハイブラエフを動かして疲れさせる。フィニッシュ勝利にはボーナスという利点があるが、工藤は15分のフルファイトで10分間は我慢の展開──残りの5分でボーナス1Pが付随するフィニッシュ勝利を目指すぐらいの開き直った心理状態から準備を始め、徐々に勝機が増す戦術を確立させていって欲しい。

(C)KSW

メインカードの3試合以外のフェザー級レギュラーシーン出場選手も注目だ。

まず昨年工藤にKO負けしているアレハンドロ・フローレスと元KSWフェザー級王者ダニエル・トーレスがプレリミでマッチアップされている。

2021年1月トーレスは当時、欧州で最強非UFCファイターという評判だったサラディーヌ・パルナスを右フックの上腕がテンプルをかすめるパンチでKOし、ベルトを巻いている。

工藤という物差しがあるフローレスとの試合で、トーレスの力量を測ることができる一番といえる。また対戦相手は未定だが、今回のリリースでチョ・ソンビンのシーズン出場も明らかとなっている。

元UFCファイターで、2021年シーズン以来のPFL参戦が決定したジョ・ソンビンは1月22日のGladiator020で中川皓貴を2分12秒でKOし、フェザー級のベルトを巻いたばかりだ。

そのフェザー級を越えた──ウェルター級を思わせる体躯で、北米再チャレンジを決めたチョ・ソンビン。PFLのマッチメイク次第で工藤との対戦をあり得るだけに、彼の試合も見逃せないシーズン開幕戦となる。

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Gladiator020 MMA Special キ・ウォンビン グスタヴォ・ウーリッツァー ジョン・オリニド チョ・ソンビン ブログ 宮城友一

【Gladiator020】グラジエイター020 Gallery 勝敗を分ける要素の一つ。肝は普段の水分摂取量?!

【写真】会場で実際に試合を見ていると、対戦相手とのサイズ感の違いもありチョ・ソンビンのフィジカルが脅威に映った。それが単体写真ではRoad to UFC準決勝大会に続き、キ・ウォンビンの戻りようが一番目立っていたか (C)MMAPLANET

昨日22日(日)に開催されたGladiator020。3つのタイトル戦は台湾人=ジョセフ・チェン、韓国人2人=キ・ウォンビン、チョ・ソンビンが勝利し日本勢がベルトを巻くことはなかった。

J-MMA強化策として海外勢の招聘に力を入れるようになったグラジで、育成バージョンといえるフィリピンのジョン・オリニドの来日も含め国際戦が目立った今大会。会場にいたファン、関係者及びYouTube配信の視聴者からはフィジカルの違いが多く指摘された。

特にチョ・ソンビン、キ・ウォンビンのリカバリーには計量に立ち会っていた関係者からは、驚きを通り越し恐怖を感じるという意見すら出ていた。

北米ユニファイド階級、ハイドレーションなし、リカバリー制限が設けられてないレギュレーションのなかで、オリニドなどは9キロに及ぶ減量にもドライアウト疲れはなく、その秘訣は普段から摂る水の量――ウォーターローディングだと話していた。

ハイパー・ダイエット&リカバリーブームは過ぎた。引退後の生活を顧みる必要もある。なにより体重はMMAで勝つための一つのファクターであって絶対的ではない。とはいえ勝敗を作用する要因にもなりうる。今後、日本勢はどのようにこの問題に落としどころを見つけるのか。

ここではグラジエイター020のメインカードに出場した外国人4選手と、日本人1選手の計量Before & Afterを見比べてみたい。


チョ・ソンビン

グスタボ・ウーリッツァー

ジョン・オリニド

宮城友一

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Gladiator020 MIYU MMA MMAPLANET o 住村斉明里 住村竜市朗 修斗

【Gladiator020】アママッチは住村竜市朗の長女、斉明里がTD&グラウンドで攻め込みMIYUに判定勝ち

【写真】 親子鷹が増えてきたJ-MMA。住村竜市朗の長女、斉明里はキッズ修斗出身だ(C)MMAPLANET

<アマMMA女子アトム級/3分2R>
住村斉明里(日本)
Def.2-1
MIYU(日本)

父の住村竜市朗がセコンドにつく住村斉明里に対し、サウスポーのMIYUが左ミドルからパンチで攻め込む。組みついてきた住村を、MIYUが首相撲で抑え込んでいく。引き込んだ住村はフルガードへ。背中を着けて下がる住村を抑え込み続けるMIYUだったが、ここで住村が足を上げてきた。バックをうかがいつつ、右足をMIYUの肩をかけて三角絞めをセットアップする。

これを凌いだMIYUが立ち上がった。左ローを繰り出す住村が、距離を詰めてきたMIYUにダブルレッグで組みつき、ケージまでドライブする。しかしMIYUは左腕を差し上げてテイクダウンを防ぐ。住村は左足の小外刈りでMIYUに背中を着かせて初回を終えた。

最終回、前に出て来たMIYUに右ストレートを突き刺した住村。MIYUが組みついてくると、反対にテイクダウンを奪った。ケージ際でハーフガードのMIYUに対し、住村は左の前腕を押し付けつつパスを狙う。MIYUは左腕を差し上げて立ち上がった。スクランブルから相手の首を取る住村。その首を抜いて離れたMIYUが、左ミドルの打ち終わりに左ローを当てる。

住村はダブルレッグへ。MIYUがスプロールしながら立ち上がるも、住村が押し込んで尻もちを着かせた。MIYUは相手の上半身をホールドしながら、ボディにパンチを打ち込んでいった。

ラウンドごとではなく試合全体を通じての採点は、住村が2-1で制した。


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Gladiator020 MMA MMAPLANET o スティーブン・ギレスピ 藤田大

【Gladiator020】TD&グラウンドコントロールで勝る藤田に、ギレスピがバギーチョークで逆転勝ち

【写真】 この一発があるからTD勝負にこだわらなかったのか――(C)MMAPLANET

<ウェルター級/5分2R>
スティーブン・ギレスピ(英国)
Def.1R3分24秒 by バギーチョーク
藤田大(日本)

藤田がサウスポースタンスから距離を詰め、すぐさま組みつきテイクダウンを奪う。ここで足を狙うも、ギレスピに立ち上がられてしまった。しかし藤田はバックコントロールから再びグラウンドに引きずりこむ。バックマウントに移行し、反転する相手を抑え込んだ藤田は、そのままケージ際へ。パスを仕掛けながらバックについた藤田は、右足でギレスピの右腕を殺す。

左手でギレスピの左手首を抑え、右腕を首に回した藤田がワンアームで絞め上げる。さらに左手を回り、RNCで絞り上げていく。ギレスピが耐えると、トップに移行した藤田。サイドから抑え込むと、なんとギレスピがバギーチョークを極めた。


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Gladiator020 MMA MMAPLANET o チョ・ソンビン 中川皓貴

【Gladiator020】チョ・ソンビンが中川にヒザを効かせてパウンドアウト。新フェザー級王者に

【写真】 プロデビューの地での勝利。新王者の目には涙が浮かんでいた(C)MMAPLANET

<Gladiatorフェザー級王座決定戦/5分3R>
チョ・ソンビン(韓国)
Def.1R2分12秒 by TKO
中川皓貴(日本)

チョ・ソンビンの体が一回り大きい。中川は潜ってパンチを狙う。ケージを背負いながら組みつくも、チョ・ソンビンが離れた。ここで中川の蹴りがチョ・ソンビンの下腹部を捉え、試合が中断される。中川に口頭注意が与えられて試合は再開。チョ・ソンビンが前に出て、右フックが中川の顔面を捉えた。グラついた中川は組みつきにいくも、それを潰したチョ・ソンビンがトップからパウンドとヒジを連打する。中川は立ち上がって離れた。

スタンドに戻るとチョ・ソンビンがプレスをかける。中川の左ミドルをもらいながら距離をつめたチョ・ソンビンに対し、中川は組みついた。しかしチョ・ソンビンがパンチからボディにヒザを突き刺し、うずくまる中川にパンチの連打を浴びせてレフェリーストップを呼び込んだ。

ボディへのヒザが効いたか、中川は苦しそうな表情で立ち上がることができず、担架に乗って退場することに。フェザー級のベルトを巻いたチョ・ソンビンは日本語で挨拶したあと、感謝を述べながら再び日本で「愛してる!」と叫び、涙を浮かべながら写真撮影に応じた。


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Gladiator020 MMA MMAPLANET o キック キ・ウォンビン

【Gladiator020】キ・ウォンビンがグスタボのパンチを封じ込め、パウンド&ヒジでライト級王座を初防衛

【写真】 体も一回り大きかったキ・ウォンビン。日本ライト級トップ選手との対戦も見たい(C)MMAPLANET

<Gladiatorライト級選手権試合/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
Def.2R4分58秒 by TKO
グスタボ・ウーリッツァー(ブラジル)

左を伸ばして距離を測るキ・ウォンビン、グスタボはガードを固めてサークリングする。キ・ウォンビンが左ミドルを見せた。グスタボにケージを背負わせて右ローを繰り出すキ・ウォンビンに対し、グスタボは前に出て左フックを当てる。サウスポーにスイッチしたグスタボを追い、左右のローを出すキ・ウォンビンだが、グスタボの右カーフをもらって下がる。キ・ウォンビンはミドルやパンチでグスタボを下がらせる。グスタボの右フックをかわしたキ・ウォンビンは、右ストレートからローで追い詰めていく。

グスタボにケージを背負わせて組みついたキ・ウォンビン。押し込まれたグスタボは左腕で首を捕らえながらグラウンドに持ち込まれる。ハーフガードのグスタボに対し、キ・ウォンビンは左腕を差し上げて抑え込んだ。そこから右ヒジを落とし、前腕でグスタボのクラッチをほどきにかかる。グスタボは半身になるが、キ・ウォンビンが抑え込みながらパンチで削っていく。グスタボがハーフガードのまま、キ・ウォンビンの体を抱える。トップをキープするキ・ウォンビンがパンチで削りながら、亀になったグスタボを殴り続けた。

2R、キ・ウォンビンがプレスをかける。グスタボにケージを背負わせて、右カーフキックを放った。グスタボは左右のパンチを繰り出しながら前に出るも、ケージに押し込まれてしまう。しかしグスタボが左フックがヒットし、キ・ウォンビンが下がった。追うグスタボ、しかし蹴りを放ったところで足を滑らせてしまい、キ・ウォンビンにトップを奪われてしまう。トップからパウンドで削るキ・ウォンビンの足を取りにいくグスタボだったが、これを潰されてしまう。

グスタボはフックガードからキ・ウォンビンの両腕を抱えるが、その腕を抜かれてパウンドを浴びてしまう。バックから、ハーフガードのグスタボを右パウンドと左ヒジで削るキ・ウォンビン。反転したグスタボに右ヒジを連打で浴びせていく。グスタボはガードするも、キ・ウォンビンがガードの上からヒジを落とし続ける。グスタボは防戦一方に。ハーフガードから潜りにいったが、そのままキ・ウォンビンがトップを維持してパウンドとヒジで削り続け、ラウンド終了直前にレフェリーが試合をストップした。

2019年7月に獲得したライト級王座の初防衛に成功したキ・ウォンビンは、「他プロモーションのチャンピオンと戦わせてください」と王者対決を望んだ。


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Gladiator020 MMA MMAPLANET o Progress キック ジョセフ・チェン 森戸新士

【Gladiator020】厚く高い世界の壁。ジョセフ・チェンが森戸を腕十字を下して初代FSGウェルター級王者に

【写真】 ここまでの強さとは--新王者ジョセフ・チェンの継続参戦に期待したい(C)MMAPLANET

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級王座決定戦/5分3R>
ジョセフ・チェン(台湾)
Def.2R4分27秒 by 腕十字
森戸新士(日本)

グローブタッチから手を合わせる両者、チェンが森戸の頭を抑えにかかる。森戸が頭を離すと、チェンが左足へのシングルレッグで組みつき、そのままテイクダウンして2ポイントを獲得した。森戸はケージに頭を向け、チェンのパスをディフェンスする。それでもパスを狙うチェンに対し、森戸はハーフガードへ。チェンがニースライドからパスに成功し、サイドに移行する。森戸は頭をケージ中央に向けてケージキックを狙う。

チェンは森戸の足を捌く。森戸は下からチェンの左足を抱えながら起き上がると、チェンが組みついて再びグラウンドに戻した。ケージに頭を着けた森戸の足を捌きながら、チェンがパスを仕掛け続ける。チェンの左足を取る森戸、チェンが動くと右足を取るもチェンは足を抜いた。パスを仕掛けてきたチェンに対し、ハーフガードを取ろうとした森戸。しかしチェンにマウントを奪われてしまう。森戸はワキを締めてディフェンスしながらラウンド終了を待った。

2R、チェンが手四つから頭を触りにいく。森戸にケージを背負わせてから、ニータップでグラウンドに持ち込み、2ポイントを獲得する。1Rと同様、ケージに頭を着けている森戸に対し、チェンがパスを仕掛け続ける。左ヒザを入れてディフェンスるする森戸、下からチェンの左足を抱えるも、チェンがすぐにかわしてパスを仕掛けていく。そしてケージ中央に頭を向けた森戸から一瞬パスするも、すぐに森戸がガードに戻した。

それでもパスに成功したチェンが、右腕を枕にして抑え込みマウントへ。森戸が反転するとバックに回り2ポイントを奪取した。。右足で森戸の右腕を殺しながらバックをキープするチェン。森戸は右腕を抜くも、バックを奪われた状態から抜け出すことができない。チェンはRNCを仕掛けたが、ここは森戸がディフェンスする。するとチェンは森戸の左腕に狙いを変え、腕十字でタップを奪った。

やはり世界の壁は厚く、高かった。圧倒的な強さを見せて初代FSGウェルター級王座に就いたチェンは、「日本に招待していただいて、ありがとうございます」と述べ、ケージを後にした。


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Gladiator020 MMA MMAPLANET o

【Gladiator020】笹と好勝負を展開も――オリニドが故意ではないローブロー一発で反則負け

【写真】グラウンドの攻防では優位な場面もあっただけに、笹にとっては不本意な決着だろう (C)MMAPLANET

プレスをかけるオリニドが蹴りを散らすと、サウスポーの笹は左インローを当てる。オリニドも右インロー、さらに両者の蹴りが交錯すると笹がマットに背中を着いてしまう。トップを奪ったオリニドがパウンドを落とす。下から潜る笹、しかしオリニドはトップをキープしながらパンチを連打していく。自ら回転して笹を抑え込むオリニドだったが、ここで笹がリバーサルに成功した。

笹はハーフガードのオリニドをパスしてサイドに移行する。オリニドは右前腕で笹の顔面を引きはがしにかかるが、笹が抑え込み続ける。右腕を枕にしつつ、右ヒジを落とす笹。オリニドはエビを打ってからハーフガードに戻した。立ち上がるオリニド、笹はボディロックでオリニドをケージに押し込むが、反対にマットへ背中を着かされてしまった。笹がマウントを奪われながら返していくも、スクランブルから返してオリニドをケージに押し込んだ。

2R、オリニドの右をかわして笹が組みつく。一度離したオリニドが、再び組みついた笹を払い腰で投げた。すぐに立ち上がる笹、オリニドが打撃で攻め立てる。笹がケージ際から前に出て来たところに、オリニドがカウンターで右インローを繰り出した。すると、この蹴りが笹の下腹部を捉えてしまう。笹は苦悶の表情を浮かべてダウン。そのまま立ち上がれず、担架で運ばれることとなった。

結果はオリニドの反則負け――ノーコンテストではなく、故意ではないローブロー一発で反則負けは、オリニドにとっても笹にとっても不本意な決着となっている。


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Gladiator020 MMA MMAPLANET o Progress 井上啓太 山田崇太郎

【Gladiator020】2回の引き込みでポイント優位の山田、井上のリバーサルを受けても余裕のポイント勝利

【写真】 引き込みデラヒーバ&リバース・デラヒーバで守る井上に対し、山田はトップを保ち続けた(C)MMAPLANET

<Progressフォークスタイル・グラップリング79キロ契約/5分2R>
山田崇太郎(日本)
Def.4-2
井上啓太(日本)

手を合わせた両者、井上が引き込んだ。これで山田に2ポイントが与えられる。山田が井上の右足を取ってストレートフットロックを狙うも、井上が起き上がるのに合わせて山田も起き上がりトップへ。井上が足を取りながら起きようとすると、山田が抑え込みながらパスのチャンスもうかがう。山田の右足に両足を絡めた井上、山田も相手の足を触りながら待つ。

井上がデラヒーバガードをキープしているところに、山田がパスを仕掛けた。一度足を越えるが、井上もすぐにガードに戻した。下から右腕を差し上げる井上、2ポイントを得ている山田は、そのままトップをキープし続けた。

最終回、山田が組みに行くと、井上が引き込んだため山田に2ポイントが加わる。井上が山田の足を取りながら上へ。山田も井上の右足を抑えながら上を取り返す。山田が起き上がり、井上をケージ際まで引きずるも、井上は着いていかず。再びトップに戻った山田が抑え込む。デラヒーバとリバース・デラヒーバを入れ替えながら守る井上に対し、山田は左の掌底を浴びせた。

ハーフガードの井上、山田は右腕を差し込んで抑え込む。ガードに戻す井上、ポイントで優位に立つ山田は、最後に井上の足を取りに行くも、すぐに井上が足を抜いて上になり、リバーサルで2ポイントを獲得した。

ここで試合が終了し、試合は引き込みの計4ポイントを得ていた山田が勝利した。


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