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【UFC ESPN10】ゆったりMMAでチャールズ・ロサがケヴィン・アギラーに2-1の判定勝ち

<ライト級/5分3R>
チャールズ・ロサ(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ケヴィン・アギラー(米国)

2カ月連続のファイトとなったロサ、対するアギラーはフェザー級から1階級上げての試合となる。ロサの蹴りに右を当てたアギラー。ロサはバランスを崩し、続く前進でも姿勢が乱れる。距離が遠いロサは、サウスポーからオーソに戻す。ボディを入れたアギラーが左を届かせ、ロサは小刻みに構えを変える。ワンツーを入れたアギラーは、ロサの回転系の攻撃をかわして右ローを入れる。左ジャブから右オーバーハンドをヒットしたアギラーが、至近距離のパンチの交換でも左を当てて攻勢に。シングルレッグにアギラーは鉄槌を打って足を抜き、初回をリードしたか。

2R、遠い位置の蹴り、オーバーハンドを続けるロサ。アギラーもスーパーマンパンチや、蹴りを見せるが近い距離まで詰めることはない。それでもジャブを入れ、迎え撃ってのアッパーなど精度を上回るアギラーが右ミドルを入れる。特に大きな動きがないまま、残り1分に。ロサが左ストレートを当て、アギラーが右ローを返す。終盤、左ミドルから右フックを当てたロサがラウンドを取り返した。

最終回、左を伸ばすロサに対し、アギラーも左ジャブからワンツーを繰り出す。一定のやや遅いテンポのまま、パンチの交換が増えるなか、ロサの左、アギラーの右が顔面を捕える。アギラーが右ボディ、ロサは左を届かせる。さらに左を入れたロサはアギラーのテイクダウン狙いを切ると、セコンドがワンダーボーイ・スタイルと叫ぶサークリング&迎え撃つファイトに徹する。そのまま試合はタイムアップを迎え、ロサが判定勝ちを手にした。


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【UFC249】マウント→肩固め、バック→トラックポジション→ツイスター。ミッチェルがロサに圧勝

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル(米国)
Def.3-0:30-25.30-25.30-24
チャールズ・ロサ(米国)

距離を詰めるミッチェル、ロサの左の蹴りにテイクダウンを合わせる。バックを譲ったロサが上を向くと、ミッチェルが肩固めへ。ミッチェルはハーフからマウントも、ここで肩固めを諦めロサの動きに合わせてバックへ。前転からガードを取ったロサのリバーストライアングルを捌いてバックに回ったミッチェルが、トラックポジションからツイスターを狙う。

頭の後ろに手を回させず必死に耐えるロサだが、トラックポジションのまま上を取りに行く。ここでミッチェルがフェイスロックからトップ→マウントを選択する。ハーフでパンチを入れ、再び肩固めに入ったミッチェルに対し、ロサはヒップエスケープで隙間を創りエスケープに成功する。ハーフからパンチを入れたミッチェルは立ち上がり、腹にスタンプ。ここで時間となり、グラウンドでミッチェルがロサを圧倒した。

2R、肩口への蹴りを見せたロサだが、ローにここもテイクダウンを合わされてしまう。すぐに肩固めを仕掛けるミッチェルが、上体をコントロールしてマウントを奪う。ミッチェルはケージキックに肩固めを外し、マウントを維持。ここからミッチェルは左のパンチを打ち下ろし、ケージキックには腕十字を仕掛けてロサの動きを制御する。

トライアングルマウントのタイミングで潜って足を足取りに行ったロサだが、ここもミッチェルがレッグドラックの形でサイドを取り、マウントから肩固め。さらに逆側へスライドしていく。マウントに戻ったミッチェルは、防御に徹したロサが背中を譲ると、またもトラップポジションへ。ワキ腹、側頭部にエルボーを入れたミッチェルがツイスターに入ったところで時間となった。

最終回、パンチから後ろ回し蹴りを見せたロサ。バックを奪取してテイクダウンしたミッチェルは、ここもトラックポジションからツイスターを狙う。右腕を掴み、頭の後ろに回すが、ロサはツイスターだけは許さず、ミッチェルのトップキープ&マウントという展開を迎える。さらにバックを譲ったロサは背中を伸ばされそうになると上を向いてマウントを与える。バックだとツイスター、マウントだと肩固めという攻めを凌ぎ続けるロサだが、反撃に移ることはできない。

残り1分バックマウントを嫌い上を向いたロサが、マウントからシザースで逃れようとする。走り出すように足を取らせず、すぐにトップを取り切ったミッチェルは、最後はスタンドに戻ってロサをケージに押し込みタイムアップを迎えた。

グラウンドで圧倒し続けたミッチェルが30-24をつけるジャッジも出る大差の判定勝ちを手にした。「99パーセントの人が僕が極められると思っていたはずだけど、僕はその99パーセントじゃなかったんだ」と勝者は話した。


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【UFC249】出場選手の新型コロナウィルス及び、抗体検査の実施へ。バーチャル・メディアデーも

UFCPI【写真】写真は上海のUFCPIのオクタゴン (C)Zuffa/ UFC

4日(月・現地時間)、9日(土・同)にフロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで決行されるUFC249の主治医がリングサイド主治医協会の代表と電話会談を行い、イベント中のリスク管理を話し合ったとESPNが報じている。

記事によると、UFCのジェフリー・デヴィッドソン医師はドナルド・ムッジ代表と出場選手に新型コロナウィルス感染のテストを行う方向で話し合いが行われたという。今大会においてフロリダ州ボクシング・コミッションのリングサイド・ドクターの主治医を務めることになっているムッジ氏は「今日の世界で、可能な限り安全性を高める。我々はニューノーマルの時代を生きている。最低限の人数で、ソーシャルディスタンスを念頭に置いて無観客試合を行う」と明言。

その結果かUFCではUFC パフォーマンス・インスティチュートから、UFCメディカルチームがUFC249に出場するファイターの検査を行う旨がファイターに伝えられ、抗体検査も含まれているという話を米国の大手MMAメディアであるMMAJANKIEが伝えている。

抗体検査とウィルス検査、これがUFCのニューノーマルとなるのか──。検査はどのタイミングで行われ、その結果はいつ出るのかなどは明らかになっていない。とはいえ、今回のUFCの事例は他のMMAプロモーション及び、コンバットスポーツにとって参考となることは間違いなく、またイベント再開に向けて協力する医師団の存在があることは日本とは、あまりにも状況が違うといえるだろう。

また今大会のメディアデーと試合後の会見は、バーチャルで行われ各国のメディアにはその通達もUFCから届けられている。

(C)Zuffa/UFC

(C)Zuffa/UFC

※UFC249に出場するファブリシオ・ヴェウドゥムのインタビューはコチラから

※同、ヴィセンチ・ルケ初インタビューはコチラから


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UFC249「Ferguson vs Gaethje」(5月9日)対戦カード──活動再開、UFC。ドミニク復活、全試合見逃せない

Cruz【写真】メインに負けず、注目の世界バンタム級選手権試合。名解説者ドミニク・クルーズが、3年5カ月振りにオクタゴンで戦う(C)Zuffa/UFC

2020年5月9日(土・現地時間)
UFC249「Ferguson vs Gaethje」
フロリダ州ジャクソンビル
ヴィアスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナ

■視聴方法(予定)
5月10日(日・日本時間)
午前7時~UFC FIGHT PASS Early Prelims
午前9時~UFC FIGHT PASS Prelims
午前11時~WOWOW ライブ

■対戦カード

<UFC暫定世界王座決定戦/5分5R>
トニー・ファーガソン(米国)
ジャスティン・ゲイジー(米国)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ヘンリー・セフード(米国)
[挑戦者]ドミニク・クルーズ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
フランシス・ガヌー(カメルーン)
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム)

<ヘビー級/5分3R>
グレッグ・ハーディー(米国)
ヨーガン・デ・カストロ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ドナルド・セラーニ(米国)
アンソニー・ペティス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
カーラ・エスパルザ(米国)
ミッシェレ・ウォーターソン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ホナウド・ジャカレ(ブラジル)
ユライア・ホール(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ(ブラジル)
ニコ・プライス(米国)

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル(米国)
チャールズ・ロサ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
サム・アルヴィー(米国)
ライアン・スポーン(米国)