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BELLATOR F1 GLORY MMA o ONE RIZIN RIZIN40 UFC キック パク・シウ パンクラス ホジェリオ・ボントリン ボクシング マネル・ケイプ 伊澤星花 元谷友貴 田中路教

RIZIN.40:武田光司とBellatorライト級10位ガジ・ラバダノフが対戦。井上直樹 vs. 瀧澤謙太、スダリオ剛 vs. ジュニア・タファ、元谷友貴 vs. ホジェリオ・ボントリンも追加。

すでに確定していた女子スーパーアトム級GP決勝・伊澤 vs. パク・シウも正式発表。

武田は残っていたRIZIN vs. Bellator5 vs. 5対抗戦の最後の1枠として、現ライト級10位のガジ・ラバダノフと対戦。ラバダノフは昨年7月にBellatorデビューし、ここまで3連勝。Bellatorのランキングは1,2勝するだけでも入れるが、ラバダノフの場合は十分ランカーの実力がある地味強。ヌルマゴ軍団で、テイクダウンしてからの押さえ込みが武器。ただ、前戦では3Rにやや失速していた。武田とならレスリング対決になる。

井上 vs. 瀧澤は7月に予定されていたが、井上の怪我により中止に。代替カードは組まれず、両者ともに昨年大晦日バンタム級GP準決勝戦以来、365日ぶりの試合となる。

スダリオの相手はUFCヘビー級で2勝3敗のジャスティン・タファの弟ジュニア・タファ。キックでGloryなどに出場していたが、今年7月にMMAデビュー。さらに翌月も試合をして、ここまで2勝0敗。その後はボクシングの試合にも出場している。MMAキャリアとしてはスダリオよりも浅い。

元谷の相手は元UFCフライ級のホジェリオ・ボントリン。今月のTRIGGERで試合をして判定勝利だったが4連勝とし、朝倉海戦を目標に上げていた。希望したカードではない(怪我で欠場中の朝倉海が出場するかも不明)ではなかったが、元UFCランカーとの対戦に抜擢。

ボントリンは2016年にパンクラスに参戦し、フライ級契約で春日井寒天たけしとの対戦が組まれたが、大幅体重オーバー。腕十字でタップを奪ったが、体重オーバー規定によりノーコンテストに。翌年はGRANDSLAMでUFCからリリースされた田中路教とバンタム級で対戦。3Rチョークで一本負けしている。

その後、コンテンダーシリーズブラジルを経てフライ級でUFCと契約。デビューから2連勝してランキング入りしたが、そこから4戦で0勝3敗1NC2計量失敗(1試合はバンタム級での計量失敗)。さらに、今年6月のシンガポール大会ではマネル・ケイプ戦が組まれていたが、減量中の体重オーバーにより欠場となり、そのままリリースされている。

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MMA o UFC   ジャック・ショア ホジェリオ・ボントリン マネル・ケイプ マリア・オリヴェイラ

UFCがホジェリオ・ボントリン、グロリア・デ・パウラ、ティムール・ヴァリエフをリリース

ナンダヨー! 6.12『UFC 275』ホジェリオ・ボントリン vs. マネル・ケイプが直前で中止(2022年06月10日)

 こちらの続報。


Rogerio Bontorin(Sherdog)

Gloria de Paula(Sherdog)

Timur Valiev(Sherdog)

 UFCがホジェリオ・ボントリン、グロリア・デ・パウラ、ティムール・ヴァリエフをリリースしたことをMMAFightingが確認したとのこと。

 ホジェリオ・ボントリンは現在30歳のブラジル人でMMA戦績16勝4敗2無効試合(UFC戦績2勝3敗1無効試合)。6月12日の『UFC 275: Teixeira vs. Prochazka』でマネル・ケイプと対戦予定でしたが減量中の体調不良により直前で中止となっています。バンタム級で再起を図る予定とのことですが、どこで復帰戦をするかは不明。

 グロリア・デ・パウラは現在27歳のブラジル人でMMA戦績6勝5敗(UFC戦績1勝3敗)。6月18日の『UFC on ESPN 37: Kattar vs. Emmett』でマリア・オリヴェイラに判定負けしたばかりです。

 ティムール・ヴァリエフは現在32歳のロシア人でMMA戦績18勝3敗1無効試合(UFC戦績2勝1敗1無効試合)。3月19日の『UFC Fight Night 204: Volkov vs. Aspinall』でジャック・ショアに判定負けしましたが、これがUFC初黒星だったことから不可解なリリースです。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o RIZIN Road to UFC UFC UFC275   アンドレ・フィアーリョ イリー・プロハースカ カン・ギョンホ グローバー・テイシェイラ ジャック・デラ・マダレナ ジャン・ウェイリ タイラ・サントス チェ・スンウ バットゲレル・ダナー ホジェリオ・ボントリン マァフゥシャトゥ ラモーナ・パスカル ヴァレンチーナ・シェフチェンコ

【UFC275】計量終了 王者テイシェイラ「ウォーの準備はできている」

【写真】 (C)MMAPLANET

10日(金・現地時間)、12日(日・同)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるUFC 275「Teixeira vs Prochazka」の計量が行われた。

Road to UFC Episode04終了から3時間半後にシンガポール・インドアスタジアムではセレモニアル計量&フェイスオフが実施され、Road to UFCよりも多くのファンが会場を訪れていた。


メインは42歳のライトヘビー級世界王者グローバー・テイシェイラが、RIZINからオクタゴンに転じて3戦目で挑戦権を手にしたイリー・プロハースカを相手に初防衛戦を行う。

「最高だ。完璧に準備して、今ここにいる。あとは戦いを見せるだけ」と挑戦者が話せば、チャンピオンはリラックスした表情で「明日はウォーだ。オクタゴンでウォーをする準備はできている。彼が僕のベルトを奪えるわけがない」と断言した。

またコメインでは女子フライ級王者ヴァレンチーナ・シェフチェンコが、7度目の防衛戦でタイラ・サントスの挑戦を受ける。

オクラゴン4勝1敗、通算19勝1敗のチャレンジャーは「ここに来られたハッピー。しっかりと準備ができて、夢が現実になった」とインタビューに答えた。

一方、この日一番の声援を集めたといっても過言でないシェフチェンコは「気持ちが強く持てているわ。自信も本当にある。いつ、どこで誰と戦うかは全く問題にしていない。全員を倒し続ける。それが私の使命。さぁ、やるわ」と颯爽とコメントを残した。

なおフライ級でマネル・ケインと対戦予定だったホジェリオ・ボントリンが減量中に体調不良に陥り、両者の対戦はキャンセルされた。

また今回は英国大会までとはいわないが、シンガポール開催ということもあり、香港、中国、韓国、モンゴルとアジア勢が数多く参戦している。

そのなかで韓国のカン・ギョンホとモンゴルのバットゲレル・ダナーは唯一のアジア勢対決を戦う。

連勝が3でストップしたダナーの再起戦、同じく4連勝を逃した韓国のチェ・スンウも、復活を賭けた一戦で相対するジョシュア・クリバオと、フェイスオフで一触即発という場面が見られた。

■視聴方法(予定)
6月12日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWライブ

■UFC275計量結果

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]グローバー・テイシェイラ: 205ポンド(92.99キロ)
[挑戦者] イリー・プロハースカ: 205ポンド(92.99キロ)

<UFC世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]ヴァレンチーナ・シェフチェンコ: 124.5ポンド(56.47キロ)
[挑戦者]タイラ・サントス: 125ポンド(56.7キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ヨアナ・イェンジェチック: 116ポンド(52.62キロ)
ジャン・ウェイリ: 116ポンド(52.62キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・マシューズ: 170.5ポンド(77.34キロ)
アンドレ・フィアーリョ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジャック・デラ・マダレナ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ラマザン・エミエフ: 171ポンド(77.56キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ: 146ポンド(66.22キロ)
ジョシュア・クリバオ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
マァフゥシャトゥ: 155.5ポンド(70.53キロ)
スティーブ・ガルシア: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ミドル級/5分3R>
ブレンダン・アレン: 186ポンド(84.37キロ)
ジェイコブ・マルクーン: 186ポンド(84.37キロ)

<バンタム級/5分3R>
カン・ギョンホ: 136ポンド(61.69キロ)
バットゲレル・ダナー: 135ポンド(61.24キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
シルヴァナ・ゴメス・フアレス: 116ポンド(52.62キロ)
リャン・ナ: 116ポンド(52.62キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ホセリン・エドワルツ: 145ポンド(65.77キロ)
ラモーナ・パスカル: 145ポンド(65.77キロ)

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F1 MIKE MMA o Road to UFC UFC UFC275   ホジェリオ・ボントリン マネル・ケイプ

ナンダヨー! 6.12『UFC 275』ホジェリオ・ボントリン vs. マネル・ケイプが直前に中止



 6月12日にシンガポールで開催する『UFC 275: Teixeira vs. Prochazka』で予定されていたホジェリオ・ボントリン vs. マネル・ケイプのフライ級マッチですが、ボントリンの「体重管理の問題」により中止されることをMMAJunkieのマイク・ボーン記者が確認したとのこと。ボントリンは病院に搬送されたそうです。

 ケイプは4月23日の『UFC Fight Night 205: Lemos vs. Andrade』でもス・ムダウジと対戦予定だったものの直前に禁止薬物の陽性反応により中止となっており、これで2試合連続の中止です。

 これにより前座の中のどれかがメインカードに昇格すると思われますが、どの試合になるかは不明。大会開始時刻も日本時間午前7時30分から8時になると思われます。続きを読む・・・
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F1 o ONE UFC UFC275 パンクラス ホジェリオ・ボントリン マネル・ケイプ 田中路教

UFC275:シンガポール大会でマネル・ケイプ vs. ホジェリオ・ボントリン決定

ケイプは先月スムダルジ戦が予定されていたが、試合前のチェックでM3トリナボルが検出されたために欠場となっていた。ただし、検出された薬物の量はUFCの規定以下であり、処分は下されていない。ネバダ州アスレチックコミッションからは半年間の検査が課されており、検査結果で問題ない場合はネバダ州でも試合をすることは可能となる。

M3トリナボルについては、USADAが100ピコグラム以下では能力を高める効果は全くないとしており、UFCもその基準で運用しているものの、試合を行うネバダ州はより厳格な基準にしているため、処分に差異が生じている(ネバダ州でも上記の通り、ケイプの検出量は即時処分の対象となるものではない)。

こうした微妙な状況で、他の国で試合が組まれるという例はあまりないが、ケイプにとっては幸運な判断となった。

対戦相手はスムダルジではなく、ホジェリオ・ボントリンに。ランキングはスムダルジの12位に対し、ボントリンは8位と、より上位の相手との試合になった。ボントリン戦はもともと2020年8月のUFCデビュー戦で組まれていたが、ボントリンが負傷欠場したために流れたという因縁がある。UFC3勝3敗。2016年、パンクラスで春日井寒天たけしを腕十字でタップアウトしたが、体重オーバーでノーコンテスト、GRANDSLAMではバンタム級で田中路教にチョークで一本負けしている。

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MMA o UFC   アレックス・ペレス ブランドン・ロイヴァル ホジェリオ・ボントリン

5.7『UFC 274』でブランドン・ロイヴァルとマット・シュネルが対戦


 UFCが5月7日に開催する『UFC 274』(会場未定)でブランドン・ロイヴァル vs. マット・シュネルのフライ級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 ロイヴァルは1月の『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』でホジェリオ・ボントリンに判定勝ちして以来の試合。

 シュネルは昨年5月の『UFC 262: Oliveira vs. Chandler』で同じくホジェリオ・ボントリンと対戦しており判定負けしたものの、その後ボントリンに禁止薬物の陽性反応が出たことから裁定がノーコンテストに変更されて以来1年ぶりの試合。アレックス・ペレス戦が両者に様々な問題が起きて3度中止され、2月の『UFC 271: Adesanya vs. Whittaker 2』で「4度目の正直」となるところでしたが、前日計量でペレスは128ポンドと2ポンドオーバーしたことからシュネルが対戦を拒否して結局試合は実現しませんでした。続きを読む・・・
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MMA UFC   その他 カルヴィン・ケイター ギガ・チカゼ ホジェリオ・ボントリン

『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』メディカルサスペンション/ギガ・チカゼが無期限出場停止


 『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』メディカルサスペンション。

・カルヴィン・ケイターが鼻骨骨折の場合医師の診察をクリアするまで最大180日間の出場停止。

・ギガ・チカゼが2週間以内にMRIによる経過観察と脳神経外科医による診断書の提出が義務付けられ、クリアするまで無期限出場停止。

・ホジェリオ・ボントリンが左膝の検査をクリアするまで最大180日間の出場停止。

・チャールズ・ロサが右膝のMRI検査をクリアするまで最大180日間の出場停止。

 その他の選手は60日間以内でした。続きを読む・・・
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MMA News UFC   ブランドン・ロイヴァル ホジェリオ・ボントリン

『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』スプリットデシジョンだった試合のジャッジの採点/主要サイトの採点


Brandon Royval defeats Rogerio Bontorin(MMA Decisions)

 ブランドン・ロイヴァル vs. ホジェリオ・ボントリンのジャッジの採点。Eric ColonとChris Leeが1,3Rロイヴァル、2Rボントリンで29-28ロイヴァル勝利。Douglas Crosbyが1,2Rボントリン、3Rロイヴァルで29-28ボントリン勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28ロイヴァル支持12人、29-28ボントリン支持3人でした。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET UFC UFC ESPN32 ブランドン・ロイヴァル ホジェリオ・ボントリン

【UFC ESPN32】テイクダウンを奪われ、下から仕掛けたロイヴァルが打撃優勢でボントリンにスプリット勝利

<フライ級/5分3R>
ブランドン・ロイヴァル(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)

サウスポーに構えたロイヴァルがジャブから、左ミドルハイを繰り出す。ローで足を払ったボントリンは、ロイヴァルに組みつかせず離れる。スイッチしたボントリンが、リーチの差を足技で埋めるも、前進をジャブで止められる。斜めに踏み込んでミドル、ローから跳びヒザを見せて着地で殴っていくロイヴァルに対し、ボントリンもそこにフックを合わせようとする。

小刻みなステップで、前に出るロイヴァルが蹴りの後でスピニングバックフィストを繰り出すも、ボントリンが組んでボディロックテイクダウンを決める。サイドバックを嫌がり引き込んだロイヴァルが足を効かせると、ボントリンがスタンドに戻る。ジャブから蹴り基調でプレッシャーを掛けるロイヴァルは左の相打ちで打ち勝つが、直後にボントリンが組んでバックへ。前転で下になったロイヴァルのゴゴプラッタを防いだボントリンが、スタックパスを狙う。ロイヴァルは手をついて立ちかけ、前転からスタンドに戻り時間となった。

2R、三日月からローのロイヴァルは、蹴りに左を合わされ後方に崩れるとスタックパスに背中を譲る。足のフックを腿の上でしたボントリンは、尻をずらしてきたところでトップに移行する。オモプラッタのロイヴァル、立ち上がったボントリンがパンチを落として抑える。立ち上がって離れた両者、ロイヴァルがワンツーを入れるが、左フックで姿勢を再び崩す。すぐに起き上ったロイヴァルだが、ボントリンはスピニングバックフィストに組みついて、バックを取る。

スイッチを許さないボントリンはバックコントロールを続けると、フックのないRNCなど攻め立てる。胸を合わせたロイヴァルは前蹴り、さらに左クロスを入れる。そこで左を決めるボントリンは、再び左をヒットさせて組み──ボディロックテイクダウンを決めてこの回を取った。

最終回、アッパーで前に出るロイヴァルがジャブから左を入れ、ボントリンも左フックを当てる。右ボディを入れたロイヴァルは、蹴り足を掴まれ下になりすぐにスタンドに戻る。ジャブから左、ヒザ蹴りもダブルレッグを合わされたロイヴァルは、ここでも下にされる。ゴゴプラッタをセットしたロイヴァルに対し、ボントリンは腕を差し込んで防ぐと、腕十字に移行される。立って防いだボントリンは、スクランブルでスピニングバックフィストを見せたロイヴァルから7度目のテイクダウンを決める。

ディープハーフでシングルに入ろうとしたロイヴァルは、巻き込んで前転しスイープに成功する。ボントリンはマウント狙いを阻止したが、下なりハーフで固める。残り1分、ワキ腹を殴り、パスを狙うロイヴァルだが、ボントリンが足を抜かせない。上体を起こし、エルボーとパンチを打ちつけるロイヴァルが15秒間、殴り続けて時間に。

2Rはボントリン、3Rはロイヴァル。勝負は1Rの裁定に掛かって来るか。打撃で劣勢だったがトップを取っていたボントリン、逆をいえば下になった打撃で優勢だったロイヴァル。果たしてジャッジは──スプリットでロイヴァルを支持した。

苦笑いを見せたボントリン。ロイヴァルは「ダメージは僕の方が与えていた。抑えられていたけど、申し訳ない──くそったれだよ。フィニッシュが必要だった。フライ級で一番エキサイティングなファイターのつもりなのに、本当に申し訳ない」と話した。


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GLORY MMA MMAPLANET UFC UFC ESPN32   アレッシャンドリ・パントージャ エジソン・バルボーサ カイ・カラフランス カブ・スワンソン カルヴィン・ケイター キック ギガ・チカゼ ケイトリン・チューケイギアン ジョセフ・ホームズ ブライアン・ケレハー ブランドン・モレノ ブランドン・ロイヴァル ホジェリオ・ボントリン マックス・ホロウェイ ラミズ・ブラヒメジ 修斗 平良達郎

【UFC ESPN32】計量終了 ケイター×チカゼ&ロイヴァル×ボントリン。小細工要らず、強者×強者=UFC

【写真】UFC2022年の戦い初めはケイター×チカゼから (C)Zuffa /UFC

14日(金・現地時間)、15日(土・同に)ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN32「Kattar vsChikadze」の計量が行われた。

昨年12月18日より、約1カ月のインターバルを経て2022年のUFCがいよいよ活動を開始する。そのメインはフェザー級ランカー対決のカルヴィン・ケイター×ギガ・チカゼの一戦だ。


カブ・スワンソン、エジソン・バルボーサをKOし2021年のブレイクスルー・ファイターとなったジョージア出身元GLORYのキックボクサーであるチカゼは、オクタゴンで7勝0敗という戦績を残してきた。

チガゼは戦績だけでなくインパクトも残している。過去3戦はハイキックからパウンドアウト、ミドルからのパウンドアウト、パンチを効かせて絞めを狙いつつスタンドに戻りパンチで仕留めるという勝ち方でパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを3戦連続で獲得している。

組みへの自信が高まったことで蹴りを使わせ、蹴りの効果でパンチがいよいよ有効になっているという好循環にあるチカゼと対するケイターは、1年前にマックス・ホロウェイと激闘で敗れて以来の実戦が2年連続の年始のヘッドライナーとなった。

相手の前進力を利用しジャブでダメージを蓄積させ、外す時は外すというケイターの制空権をチカゼが如何に侵攻するか。5Rを2度経験しているケイターが、フルで5Rの経験はない(※バルボーサ戦は5回戦だったが、3RでKO勝ち)チカゼに対し、どのようなゲームプランを立ててくるのかも見ものだ。

下手な小細工も必要なく強い人間を戦わせておくとドラマが創れるUFC──ケイターというリトマス試験紙が、チカゼがホロウェイ級……あるいは上位禅とやり合える期待値を持っているのかうを判断する。

昨日、修斗世界ライト級王者の平良達郎がイリディアムとの契約を発表したが、そのイリディウム傘下で同じフライ級のブランドン・ロイヴァルが、ホジェリオ・ボントリンと戦う一戦も注目だ。

現王者ブランドン・モレノ、アレッシャンドリ・パントージャに連敗中のロイヴァルに対し、ボントリンはカイ・カラフランス、レイ・ボーグに敗れているが、プリアン・パイヴァ、マゴメド・ビブラトフに勝利している。

王者モレノを含め、トップランカーの半数が5敗以上を喫しているという群雄割拠のフライ級にあっても、3連敗はさすがにキャリアップばかりか、契約更新という点でも厳しくなる。崖っぷちのロイヴァルが盛り返すことはできるのか──来るべき日に備え、UFCフライ級戦線はMust Watchだ。

■視聴方法(予定)
1月16日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN32対戦カード

<フェザー級/5分5R>
カルヴィン・ケイター: 146ポンド(66.22キロ)
ギガ・チカゼ: 146ポンド(66.22キロ)

<ヘビー級/5分3R>
チェイス・シャーマン: 250ポンド(113.4キロ)
ジェイク・コリアー: 264.5ポンド(1119.97キロ)

<フライ級/5分3R>
ブランドン・ロイヴァル: 125.5ポンド(56.92キロ)
ホジェリオ・ボントリン: 125.5ポンド(56.92キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・チューケイギアン: 126ポンド(57.15キロ)
ジェニファー・マイア: 126ポンド(57.15キロ)

<ライト級/5分3R>
ダコタ・ブッシュ: 155.5ポンド(70.53キロ)
スラヴァ・ボルシェフ: 155ポンド(70.31キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョアンデウソン・ブリト: 145.5ポンド(66.0キロ)
ビル・アレジオ: 145ポンド(65.77キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジェミー・ピケット: 184.5ポンド(83.68キロ)
ジョセフ・ホームズ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ラミズ・ブラヒメジ: 170.5ポンド(77.34キロ)
カート・マックギー: 170ポンド(77.11キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・ケレハー: 145ポンド(65.77キロ)
ケヴィン・クルーム: 144.5ポンド(65.54キロ)

<フェザー級/5分3R>
TJ・ブラウン: 155ポンド(70.31キロ)
チャールス・ロサ: 156ポンド(70.76キロ)

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