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【RIZIN LANDMARK06】万智戦へ、渡辺彩華「踏み台。ゴキジェットでシューッとやっつけてやります」

【写真】万智の話題になると、吐き捨てるような口調に変わった渡辺(C)SHOJIRO KAMEIKE

10月1日(日)、愛知県のドルフィンズ・アリーナで開催されるRIZIN LANDMARK06で、修斗世界女子スーパーアトム級王者の渡辺彩華が万智と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

渡辺は今年5月にSARAMIをKOし、プロ4戦目で修斗のベルトを巻いた。柔道ベース+ストライカーとして成長してきた渡辺にインタビュー序盤はその打撃論を訊くと、衝撃的なKOの裏に隠された細かい戦術やRIZINのサッカーボールキック対策など技術的な話題は非常にクールに話していた。

そんな渡辺だが、次戦の相手=万智の話になると表情も口調も一転、決して試合を盛り上げるためのトラッシュトークでない本音の嫌悪感を一切隠そうとしなかった……。


――RIZIN初参戦を控える渡辺選手ですが、まずは今年5月に修斗王座の獲得おめでとうございます。

「ありがとうございます! 一度MMAから離れて、復帰してからの展開がスピーディすぎて……。ただ一戦一戦、一生懸命やってきました。ベルトどうこうよりも、目の前にいる対戦相手に勝つことに一生懸命だったんですよ。それでSARAMI選手を倒した時に『あ、ベルトだ!』と思ったぐらいで。試合当日にSARAMI選手の入場曲が流れるまでは、『本当にSARAMI選手と試合するのかな?』と思っていたんです。私のほうから対戦要求していたのに(笑)」

――アハハハ。自分から言っておいて実感がなかったと(笑)。

「それでSARAMI選手の入場曲を聴いて『あぁ、本当にSARAMI選手と対戦するんだ』と実感したんですよ。何て言うのか……試合をするのは間違いないし、すごく緊張していたわけでもなくて。自分としては冷静でした。でも私はSARAMI選手がRIZINで試合しているのをテレビで視ていたので、『おぉ本物のSARAMI選手が来た!』みたいな(笑)。黒部三奈さんや藤野恵実さんと対戦した時も、同じような感覚がありました。でも……黒部さんや藤野さんはベテランすぎて。SARAMI選手にはオーラがありました」

――黒部選手と藤野選手は、オーラもなかったと?

「そんなことは言っていません! SARAMI選手がベルトを巻いている姿にオーラがあったというか」

――やはりそのオーラが、タイトルマッチならではなのでしょうね。SARAMI戦では、左ハイで決着するとは予想していませんでした。

「そうですか? 今までも左ハイは出していましたよ。当たっていないだけで(笑)。確かに今まではハイキックの重要性を考えていなかったです。ただ蹴ることができるタイミングで蹴っていただけで。しかもガッツリと当てに行っているわけではなく、どちらからというと左ハイを見せて下がらせたりするほうが多かったかもしれないですね」

――SARAMI戦では最初の左ハイをかわされ、2発目がヒットしてダウンを奪いました。すぐに立ち上がったSARAMI選手を引きはがして3発目の左ハイでKOという流れです。あの展開では何としても左ハイで倒そうとしていたのですか。

「実は――ずっと左ハイでKOするのを狙っていたんですよ」

――……。

「本当ですよ! 試合当日の朝に、家族にも『今日は絶対に左ハイで倒す』と言っていましたから。試合では一発目がブロックされたじゃないですか。あれは単発の左ハイで、『やっぱりこのレベルの選手には単発じゃ当たらないんだ。散らさないといけない』と思って。そのあと逆にSARAMI選手が顔面蹴りを打ってきて、自分が距離を外しました。そこで――私の戦い方って『自分がやられて嫌なことを相手にやり返す』なんですよ」

――それは良い言葉です!

「だから私が顔面前蹴りをやり返したら、相手の反応が鈍くて。そこで『左ハイが当たるかもしれない』と思って、まず右ボディストレートから左の三日月蹴り。次にボディストレートのフェイントから左ハイを打ちました」

――そして最初のダウンを奪ったわけですね。もう完全にストライカーへ……。

「黒部さんをKOした時に、自分はストライカーとして生きていこうと決めました! あくまで自称ストライカーですけど(笑)。でも日本の女子MMAではストライカーって少ないじゃないですか」

――それだけのKOを生み出す要因として、ステップワークとスイッチがあるかと思います。SARAMI戦もスイッチを繰り返していましたが、フィニッシュはオーソドックスからサウスポーにスイッチしたと同時に左ハイを打っていました。

「左ハイへ繋げる動き、コンビネーションは練習していました。スイッチからの左ハイだけじゃなく、もっといろんな左ハイの出し方を練習していて。あの形は練習していたものの一つです。オーソドックスのまま左ハイ右ハイも出せますし、サウスポーで右ハイも打てます。

もともと柔道は利き手が前のサウスポースタンスでした。MMAを始めてから、打撃が入るようになってオーソドックスで構えるようにしていました。そういうアベコベの状態からMMAを始めているので、どっちの手や足が前になろうと違和感がないですね」

――他の出身ファイターと同様にサウスポー、いわゆる右利きサウスポーとしてMMAを戦おうとは考えなかったのですか。

「それは考えなかったです。やっぱり左足を前に構えたほうが、前に出やすいですよね。私は徒競走も『位置について』で構える時に右足を下げていましたから」

――……はい。

「そのほうが本来はバランスが良くて。たぶん柔道時代はバランスが悪いほうで試合をしていたんだと思います(笑)」

――打撃でいうオーソドックスで構えていたほうが、もっと柔道でも強かったかもしれないと(笑)。

「柔道って、どんどんルールが難しくなっているじゃないですか。すぐ変更されるし、ルールが変わるたびに頭がパンクしていましたね。そういう競技は苦手です。だからMMAは楽しいですよ。ルールはあるけど分かりやすいから。特にRIZINルールは4点ヒザとサッカーボールキックがあるから、ここで蹴って良いかどうか迷う必要がないですもんね。黒部戦でもSARAMI戦でも、本当はダウンを奪った時にサッカーボールキックをやりたかったんですよ。相手は下を向いているからサッカーボールキックが入りやすくて、その気持ちを抑えるのに必死でした」

――現在サッカーボールキックは練習しているのですか。

「はい。さすがに思いっきり蹴ることはできないので、その状態になったらサッカーボールキックの形に入るだけですけど。4点ヒザの練習もやっています。それは練習相手もサッカーボールキックと4点ヒザありだから、自分も入れられるかもしれなくて緊張感ありますよ。でも、それだけフリーなルールのほうが向いていると思います」

――SARAMI戦で印象深かったのが、もう1点……あらゆる攻防の中で、必ず最後に右ジャブあるいは右フックをフォローで入れていました。

「あれを入れておくと必ず相手の動きが止まって、追って来られなくなりますね。ストライカーとしては『追ってくるなよ』という意味で右をフォローするようにしています。今はボクシングジムでも練習していますけど、やっぱりAACCで――MMAの練習の中でないと分からないものがあって。特にグラップラーが蹴りの打ち終わりにテイクダウンを狙うって攻防は、MMAだけのものじゃないですか。それはMMAの中で学ばないといけない。自分にとっては、あの右のフォローが流れの一つとして染みついているんです。ナチュラルな動きでモーションもなく出しているから、相手も気づいていないのかなとは思いますね」

――それほどナチュラルなストライカーぶりを発揮して修斗のベルトを獲得したあとは、どのような展開を考えていましたか。

「いきなりRIZINに出る、というのは考えていなかったです。まず修斗のベルトを獲ったあとは、防衛戦をやるのかなぁと考えていました。でも、そうなると対戦相手が――もともと黒部さんとSARAMI選手が2強で、いきなり再戦っていうのも変じゃないですか。誰か新しいチャレンジャーが登場するまで、どうなるのかなぁと考えていました」

――すると他団体として、DEEPジュエルスに出場している選手には興味がありましたか。

「DEEPジュエルスには49キロの選手が多いじゃないですか。自分の階級は見ていて『この選手と対戦したいなぁ』という気持ちはありました」

――同じ階級……となると、次に対戦する万智選手は「試合をしたい相手」の中に入っていなかったのですね。

「ストロー級の選手ですけど、自分が階級を上げれば対戦することはあると思っていました。ちょうど同じぐらいのキャリアなので。今回の52.5キロ契約というのも、仕方ないですね。それは万智選手と試合すると決めた限りは、契約体重はもう関係ないので。柔道時代は52キロ級で、その体重で動いたことがないわけでもないですし。あと正直、おいしい相手だと思っているのでオファーを受けました」

――柔道時代の52キロとMMAの49キロでは感覚も違いますか。

「今の自分にとっては修斗のスーパーアトム級(50キロ以下)が適正です。すごく動きやすし、自分の打撃も効きますからね。ただ、国内だけで試合をしていれば、いずれ対戦相手もいなくなってくると思います。世界で戦える選手になりたいっていう気持ちは大きくて、いずれ世界の階級――ストロー級でも強いと言われるようになりたいです。だからずっとストロー級で戦うことは見据えていました」

――……渡辺彩華選手にとってはAACCの先輩である浜崎朱加選手の前に立ちふさがったのが、アトム級とストロー級の間にある壁だったように思います。それはイコール、日本女子MMAにとっての壁でもありました。アトム級の選手が、いかにストロー級で戦うか。

「私は今でも、日本の女子MMAでは浜崎さんが一番強いと思っています。でも私と浜崎さんはファイトスタイルが違うし、違うからこそ壁をブチ破れるかもしれないです」

――それは期待したいところです。では対戦する万智選手の印象を教えてください。

「……ゴキブリですよ、ゴキブリ」

――いきなり語気が強くなったうえ、ゴキブリ呼ばわりするとは……。

「だって、いろんな練習場所に現れるじゃないですか。自分で自分の動きを『ゴキブリみたいな動き』と言っていますからね。だから彼女は自他ともに認めるゴキブリなんですよ」

――万智選手がAACCに来たことはないですよね。

「AACCに来たら、国内の女子選手全員と練習することになってしまいますよ(笑)。本人は、いずれAACCの選手と対戦することが多くなると思っていたかもしれないですけど」

――万智選手の練習環境の問題もあるので何とも言えませんが……。

「それと彼女に対してはイラッとすることがあって。以前MMAPLANETのインタビューで、私の名前を出さずに私のことを挑発していたじゃないですか。Colorsの選手との対戦について訊かれて、『自分がやってやりたい。でも団体も違うし、階級もちょっと違うので』とか何とか」

――「黒部さんとSARAMIさんに勝った人」とは、間違いなく渡辺選手のことですね。

「最初は階級が違うから、万智選手に対してそれほど興味があったわけではないです。でもAACCの人から『こういうことを言われているよ』って、MMAPLANETの記事が送られてきて。でも読んでみたら『階級が違うから悔しい』とか、何言っているんだろうって感じですよ。言い訳するんじゃないってイラつきました。

私だったら――『階級が違うから悔しい』と思うぐらいなら、体重を落としてでも試合します。それで私がツイッター(現X)で、MMAPLANETの記事を引用リツイートして『試合しましょう』と書いたら彼女は何も答えずに、いいねだけしていて……。自分から言っておいて何なんですか。だから私が体重を上げてあげましたよ。これで文句ないでしょう。相手の体重でタコ殴りにしてやります」

――トラッシュトークかと思ったら、本気で怒っているようですね。

「そうですよ。ホントにイラッとしましたから」

――では客観的に、ファイターとしての印象を教えてください。

「グラップラーじゃないですか。柔道出身のグラップラー。よくいるタイプですよ」

――同じ柔道出身であるにも関わらず、ハッキリとストライカーとグラップラーに分かれました。万智選手のようなグラップラーを相手に、渡辺選手の寝技も見てみたいところです。

「フフフ、今回そうなるかもしれませんね。寝技になっても自信はありますから」

――ちなみにRIZINでいえば伊澤星花選手のことは、どのように見ているのですか。

「伊澤さんに対しては何もないですよ。昔、同じアマチュア大会に出た時は『お互いに頑張ろうね』と言っていたぐらいで。RIZINに出場するかぎりは、やるなら伊澤さんだと思っています。ただ、AACCとして考えると伊澤さんのほうが邪魔ですよね。ウチのトップ(浜崎)を倒してベルトを奪っているわけですから。次の万智戦は、伊澤星花とのタイトルマッチへの踏み台ですよ。ゴキブリはゴキジェットでシューッとやっつけてやります」

■視聴方法(予定)
10月1日(日)
午後12時00分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,RIZIN LIVE,スカパー!

■ RIZIN LANDMAKR06対戦カード

<バンタム級/5分3R>
太田忍(日本)
佐藤将光(日本)

<キック61.5キロ契約/3分3R>
梅野源治(日本)
斎藤祐斗(日本)

<バンタム級/5分3R>
所英男(日本)
アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル)

<キック61.5キロ契約/3分3R>
梅野源治(日本)
斎藤祐斗(日本)

<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
ANIMAL☆KOJI(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
渡辺彩華(日本)
万智(日本)

<フライ級/5分3R>
村元友太郎(日本)
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)

<58キロ契約/5分3R>
中村優作(日本)
ヒロヤ(日本)

<ヘビー級/5分3R>
貴賢神(日本)
荒東“怪獣キラー”英貴(日本)

<フェザー級/5分3R>
ビクター・コレスニック(ロシア)
高木凌(日本)

<ライト級/5分3R>
渡慶次幸平(日本)
井上雄策(日本)

<バンタム級/5分3R>
後藤丈治(日本)
日比野“エビ中”純也(日本)

<68キロ契約/5分3R>
銀・グラップリングシュートボクサーズジム(日本)
太田将吾(日本)

<キック57キロ契約/3分3R>
竹野元稀(日本)
内藤凌太(日本)

<バンタム級/5分3R>
切嶋龍輝(日本)
MASANARI(日本)

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UFC on ESPN46:メインイベント・カイ・カラフランス vs. アミル・アルバジ

フライ級5分5R。カラフランス3位、アルバジ7位。

カラフランスは前回暫定王座決定戦に出場し、そろそろ日本でも「RIZINで和田に敗れた男」の印象を払拭しつつある。シティキックボクシング所属のストライカーで、ホジェリオ・ボントリンとコーディ・ガーブラントを連続1RKOしている。しかし暫定王座決定戦で対戦したモレノにはミドルで腹を効かせられてのパウンドでKO負け。直近で敗れたロイヴァル戦とモレノ戦はいずれもファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞しており、直近5戦のうち4戦でボーナス獲得。30歳。

イラクバグダッド生まれのアルバジ。8歳の時に一家でイラクから離れ、そこから16歳まではシリアとスウェーデンの難民キャンプで過ごす生活。スウェーデン柔術を始めるとMMAへ転向。11勝1敗の戦績を残すと、中東のBrave CFに出場していたことでコロナ禍で行われたUFCアブダビ大会への出場権を得て、2020年7月にデビュー。そこから4連勝・3フィニッシュでランキング入りしたが、ランカーのティム・エリオット、アレックス・ペレス、ブランドン・ロイヴァルとの対戦は、いずれも相手の都合により流れていて、7位だが今回が初のランカーとの対戦となる。29歳。

オッズはほぼ五分。

アルバジが中央を取ってジャブを入れていく。カラフランスは下がりながらサークリング。パンチからタックルで飛び込んだアルバジ。ケージに押し込む。ケージで耐えるカラフランス。アルバジパンチを入れて離れた。またパンチで出るアルバジ。カーフキック。右を打ち込む。ワンツーを返したカラフランス。右オーバーハンドを放つアルバジ。残り30秒。飛び込んで右。カラフランスも左を合わせる。ケージに詰まったカラフランス。左を一発入れるアルバジ。カラフランスがノーガードで挑発するとアルバジもノーガードに。ホーン。ホーン後に睨み合い。

1R微妙だが、手数でややカラフランス。

2R。また中央を取るアルバジ。詰めていく。ケージ際をサークリングするカラフランス。ジャブを入れたアルバジ。飛び込んできたカラフランスに右オーバーハンドを合わせる。ジャブを突くアルバジ。カラフランスカーフキック。カラフランスが出るタイミングでアルバジ右オーバーハンド。また詰めていくアルバジ。ケージを背負ったところでタックルへ。ケージに押し込むが、パンチを入れて離れる。左ミドルを入れるアルバジ。左フック。ア飛び込むカラフランスにアルバジの左がヒットし、一瞬バランスを崩したカラフランス。残り30秒。左をヒットさせたアルバジ。残り10秒でカラフランスがパンチで出た。ホーン。

2Rも大差はない。ヒット数はやはりカラフランスか。

3R。詰めていくアルバジ。ケージを背負ったカラフランスにタックル。テイクダウンをこらえたカラフランスだがテイクダウン。バックに回ろうとするアルバジ。反転したカラフランスだが、アルバジバックをキープすると立った。なおもクラッチしているアルバジ。投げてテイクダウン。こらえているカラフランスだがアルバジハーフバックにすると、背中越しにカラフランスの左腕を固定してパウンド。ローリングしたカラフランスだがアルバジがハーフバックをキープ。四の字バックに。バックから殴るアルバジ。カラフランスは背中のアルバジにパンチを入れる。アルバジチョークを狙うが腕を掴んで防ぐカラフランス。チョーク!体を伸ばして絞めたがギリギリ耐えているカラフランス。残り1分。背負って立ったカラフランス。アルバジを下に落とした。インサイドから肘を入れるカラフランス。パウンド・鉄槌。ホーン。

終盤盛り返したカラフランスだが、チョークがニアフィニッシュでアルバジのラウンド。

4R。カラフランスカーフキック。右フック。アルバジが右オーバーハンド。打撃の手数を増やしてきたカラフランス。ワンツー。ジャブ。逆にアルバジは手が出ない。カラフランスのローに右を合わせるアルバジ。また詰めるアルバジだが、先にボディを入れた。アルバジタックル。バックに付いた。しかし引き剥がしたカラフランス。ジャブを打ち込むカラフランス。残り1分。アルバジ左ミドル。キャッチしてテイクダウンしたカラフランス。しかし脇を差して立ち上がるアルバジ。離れた。残り10秒で出ていくカラフランス。ホーン。

4R打撃の手数でカラフランス。

5R。先にパンチを出したカラフランス。ワンツー。ジャブ。右がヒット。パンチで出たカラフランスに組み付こうとしたアルバジだが組めず。しかしまたタックル。テイクダウンされたがすぐに立とうとするカラフランス。アルバジクラッチして寝かせようとするが、スタンドバックでこらえている。パンチを入れて離れるアルバジ。カラフランス飛び膝から右。アルバジ手数が少ない。カラフランスワンツーロー。アルバジは単発の左のみ。カラフランスがジャブの連打。右の肘を打ち込む。残り1分。詰めていくアルバジだがカラフランスのジャブをもらう。アルバジタックル。切られた。カラフランスが連打を入れた。タイムアップ。

最後は手数でカラフランスが攻勢。1・2Rがやや微妙だが。

48-47カラフランス、48-47アルバジ、48-47アルバジ。スプリットでアルバジ勝利!

アルバジ、10月のアブダビ大会でタイトルに挑戦したいとコメント。

1Rと4Rが割れている。有効打では全ラウンドカラフランス。特に4Rは手数でかなりの大差がついている。1~3Rアルバジに入れたジャッジは分からなくもないが、1Rカラフランスで4Rアルバジに入れたジャッジは良くわからない。

mmadecisions.com

メディアのジャッジは9割がカラフランス支持で、半数は49-46をつけている。

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BELLATOR MMA NEXUS o RIZIN UFC キム・スーチョル スパイク・カーライル ダン・イゲ ホジェリオ・ボントリン 伊藤裕樹 佐々木憂流迦 修斗 元谷友貴 山本健斗デリカット 山本琢也 山本空良 巌流島 摩嶋一整 斎藤 横山武司 竿本樹生 芦田崇宏

RIZIN.42:オッズ/予想と展望

いつも通りMMAの試合のみ。

ラマザン・テミロフ 1.25
浜本“キャット”雄大 3.75

征矢の代役で出場が決まった浜本。相手の初参戦テミロフはウズベキスタンカザフスタンでキャリアを積んだ未知の強豪。戦績だけでは判断できない部分もあるものの、NEXUSで王者浜本が対戦してきた相手とはレベルが違う。

テミロフKO勝ち。

山本琢也 1.91
横山武司 1.83

2021年10月にRIZINで白川に敗れてから、1年3ヶ月のブランク明けで修斗世界1位の山本健斗デリカットに2RKO勝ちした山本琢也が再登場。相手の横山はプロ4戦目となる昨年11月に山本空良のNEXUS王座に挑み、僅差の判定でタイトルを獲得した。柔術で全日本王者となり、モテるためにMMAを始めた異色のファイター。

MMAとしてのキャリアの差があり、横山は山本空良戦でも柔術の延長の技術がメインで、MMAに対応しきっていなかった。寝技に付き合わず、相手の良さを消す戦い方に専念された時に、横山にどういった引き出しがあるかに興味がある。

山本KO勝ち。

伊藤裕樹 1.22
山本アーセン 4.00

アーセンが今大会一番のアンダードッグ。最後に負けてから2年4ヶ月のブランク。ずっとトレーニングを続けてきたのだとしても(違うと思うが)、試合に出ずに強豪の伊藤に勝つレベルまで達しているとは思えない。

伊藤KO勝ち。

岸本篤史 2.40
ビクター・コレスニック 1.53

ロシアのコレスニックはロシアのM-1チャレンジで4勝2敗1分けだが、2敗の相手は今週末のUFCセミ前に出場し、ランカーのダン・イゲに挑戦するネイト・ランドワー。UFCのリサーチに引っかかる一歩手前の選手。が、本来はフェザーが主戦場で、今回は階級上のライトでの試合となる。

ボクサーの岸本とは打撃戦になるか。体格差の影響も気にかかるが。コレスニックKO勝ち。

佐々木憂流迦 1.44
ボイド・アレン 2.63

昨年10月、連敗中の矢地に塩漬けにされて敗れたアレン。本来より階級上の試合だったとはいえ、再度呼ぶほどの実力には思えなかった。安全策に徹してフィニッシュを狙わなかった矢地は勝手にも関わらず昨年末は巌流島送りとなり、ミックスルールで木村フィリップミノルにKO負けしている。

同じく連敗中の佐々木ではあるが、矢地の処遇を見ていればフィニッシュが必要なことはわかるはず。佐々木一本勝ち。

芦田崇宏 1.91
摩嶋一整 1.83

RIZIN0勝3敗の摩嶋だがフェイバリット。3敗の相手が斎藤・クレベル・金原とトップ相手というのがちゃんと評価されているか。RIZINでの試合は1Rは互角以上の内容でも、中盤失速してのフィニッシュ負け。今回はペース配分にも慎重になると思うが。

摩嶋判定勝ち。

ジョン・ドッドソン 1.95
竿本樹生 1.80

意外にも元UFCドッドソンがアンダードッグ。が、ドッドソンも所戦では圧勝したとはいえ、ピークは過ぎている。竿本が序盤に勢いで攻め込まれた時に飲み込まれず、組んでスローペースに持ち込めば、後半失速する可能性は十分ある。

竿本判定勝ち。

三浦孝太 -
YA-MAN -

この試合はオッズなし。MMAデビュー戦のYA-MANと、これが3戦目となるカズジュニア。これまでチャレンジマッチで3分3Rでしか戦ってこなかったカズジュニアだが、今回のルールは5分2Rというのが恣意的なものを感じる。3分3Rならいい勝負になると思うのだが。

三浦一本勝ち。

ホベルト・サトシ・ソウザ 1.29
スパイク・カーライル 3.40

カーライルはUFCデビュー戦で勝利した後、2連敗でリリースされたが、そこから5連続フィニッシュ勝利(すべて一本勝ち)。武田にもレスリングで圧される展開からギロチンでの逆転勝ち。前戦はBellatorでライト級デビュー戦となるA.J.マッキーに序盤からエンジン全開で攻めたがスタミナ切れ。しかしフィニッシュは許さなかった。サトシにとっては地味にグスタボよりも嫌な相手かもしれない。

サトシ1R一本勝ち。

井上直樹 2.30
フアン・アーチュレッタ 1.57

昨年大晦日、1年ぶりの試合で瀧澤に2Rアームロックで一本勝ちした井上。アーチュレッタはRIZINとの対抗戦で、キム・スーチョルからテイクダウンを奪い続けての判定勝ち(謎に1者スーチョルのアグレッシブを取ってスプリットとなったが)。

扇久保戦同様、テイクダウンで削られると厳しいか。アーチュレッタ判定勝ち。

朝倉海 1.44
元谷友貴 2.63

拳の負傷で長期欠場となり、一昨年大晦日以来1年半ぶりの試合となる朝倉海。その間、昨年1年で4試合し4連勝して、ようやく上位と対戦する場所まで戻ってきた元谷。前戦は元UFCのホジェリオ・ボントリンをフィニッシュしている。元谷の組みを朝倉が凌ぐ展開になり、元谷にも十分勝機があると見る。ただ、元谷のフィニッシュまではない。となると、一発でも効かせる打撃を入れれば、RIZINルールではそのダメージのみで判定を持っていかれる。

朝倉判定勝ち。

第1試合開始は6日14時開始。速報します。

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マネル・ケイプが7.8『UFC 290』デイヴィソン・フィゲイレド欠場に激怒「彼はトレーニングを始めて無理だと思ったから逃げただけだ」

無理しない練習: 「自分らしく」生きたほうが好かれる


7.8『UFC 290』マネル・ケイプと対戦予定だったデイヴィソン・フィゲイレドが欠場「ブランドン・モレノ戦の目の負傷の回復が間に合わない」(2023年04月27日)

 こちらの続報。


 マネル・ケイプが以下のコメント。

「道化師デイヴィソン・フィゲイレドは7月に戦う準備ができているとインタビューに答え、契約書にサインしたのに、その後にドクターに試合ができるかどうかを相談したのか? ドクターと話し合ってからサインをするべきだろう。ホジェリオ・ボントリン、アレックス・ペレス、そして今度はフェイクチャンピオンの欠場とはどういうことだ?」

「真相は、彼は太ってしまい、弱体化し、老いぼれただけだ。彼はトレーニングを始めて、これまでと同じではないと感じたから試合から逃げたんだ。デイナ・ホワイト、ミック・メイナード、アリ・アブドルアジズよ、何とかしてくれ。もうこんな負け犬連中には耐えられない」
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【Pancrase333】笹晋久と対戦、田中路教の真実─01─「僕のパフォーマンスは〇〇〇戦から落ちています」

【写真】そうだったのか……と衝撃を受けました(C)MMAPLANET

30日(日)に立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase333で笹晋久と対戦する田中路教──ホントに赤裸々に話してくれて感謝です

サクラメントに拠点に置き、アルファメールで練習する田中のMMAライフはUFCで再び戦うこと。その田中が2019年3月のウラジミール・レオンティブ戦以来、4年振りとなるパンクラス参戦を決めた。その理由と、今も田中が戦い続ける理由を尋ねた。

すると田中本人の口から、自身のパフォーマンスに関して空恐ろしい言葉が訊かれた。


──パンクラス出場、色々なことがあったかと思いますが、話せる範囲で読者の皆さんに説明してもらえますか。

「ハイ。長くなりますよ?」

──全然、構いません(笑)。

「去年の8月、LFAで負けて……あれからユライアと話し、彼の持つ会社でマネージメントをしてもらうことしました。僕も子供が生まれたことで、ずっと米国に滞在できなくなり、今後はLFA以外でも戦うことも視野に入れる必要が出てくると思ったので」

──つまりLFAとの契約も解消する方向で話を進めてきたということですか。

「まずビザを取り直すタイミングが来て、LFAの契約だとLFAでしか試合ができない。そこをまず解決することがありました。だから契約の解除は最初の選択肢で」

──LFAは結果、1年で1試合しか試合が組まれず、ここは誤算だったかと。

「全ては自分の決めたことです。自己責任です。そこはLFAが云々というのは全くないです。去年、コンバット柔術の試合に出て……年が明けてから、実際に動き始めました。まずはビザの更新が必要で、そのために通訳の面でサポートしてくれる人がいるので、弁護士と話を始めました」

──ユライアの会社でマネージメントが始まった。同時にユライアはA-1Combatという大会も開いています。

「ハイ。なのでA-1 Combatと契約を結ぶ一方で、他のプロモーションでも戦える状況を整えようと思いました。そこでLFAとの契約を解消する必要があり、ちょうどユライアがUFCのブラジル大会を視察した際に、エド(ソアレス)とランチをしてフリーランスにしてもらいました」

──試合機会を与えないけど、契約を盾に拘束するというようなことがなくて良かったです。

「そこはエドも僕の立場を考えて、快く了承してくれたみたいです。A-1とは2月の頭に契約して、そこから次の試合を探すことになりました。そして4月の終わりにTachi Palace FightとA-1が合同でイベントを開くので、そこで戦うことを第一に練習をするようになったんです

でも2週間後にその試合がなくなって、5月終わりのA-1になると。そこから3カ月は長い、素直に思いました。それにビザの更新があるので、一度日本に戻る。それなら日本で戦うということを考えるようになりました。それで勝村(周一朗)さんに相談すると、『自分が交渉できるのは修斗、パンクラス、RIZINだけど』ということだったので、『どこでもお願いします』と」

──ついにRIZINで戦う可能性が出てきたたわけですね。

「あの時は『どこでもやります』と自分の拘りなんかは伝えなかったです。で、2週間後ぐらいにパンクラスが対戦相手を探してくれることになったという連絡が勝村さんからあり、ユライアとマネージャーにも日本で戦いたいと伝えました。なら、その方向で行こうということになったのですが、2月の終わりに──あの夜叉坊が出たUP NEXT Fightingから、3月末にフランシスコ・リベラとタイトルマッチのオファーがあったとマネージャーから聞かされました」

──ない時はないのに、決まり始めると重なる……。

「ハイ……。ただパンクラスに相手を探してもらっているので、勝村さんにオファーがあったことを話して。そうしたら勝村さんから『まだ見つかっていないので、そっちを優先すべきだ』と言ってもらえたので、UNFのタイトルマッチに出ると決めました。それをマネージャーに伝えた日の夕方に『流れた』と言われて……」

──なんちゅうことですか。チグハグが過ぎますね。

「もう本当に申し訳ないのですが、勝村さんが『パンクラスにまた頼むから』と言ってくれて……」

──今、田中選手はどこを目指してMMAを続けているのでしょうか。

「UFCをまだ目指しています」

──それなのにTitan FCやFury、CFFC、CESと交渉をせずに、手の届く範囲で試合機会を得ようとしたのは?

「今回は日本で試合をすることを考え、パンクラスが応えてくれた時点で他の団体で戦うという頭はなかったです。ビザのこともあったので。ビザの更新が終れば、A-1を始めまた米国で戦う場所を探すことになります」

──どれだけ田中選手が厳しい状況にあろうが、『日本なんだ』と思ったのは否定できないです。と同時に米国を拠点にしていても、主要フィーダーショーやBellatorのローカル枠でも試合ができないという現状にショックを受けました。なら、米国でやっていくというのは現実的に厳しすぎるなと。

「う~ん、そうは思わないです。実際にUNFやTPFからオファーもあるし、ただし現状では他のフィーダーショーで戦うことに関しては、ビザを取ってからの交渉ということ。それだけです」

──では暫らくは日本で戦うことも?

「いえ、もう移民局に書類を申請しているし、ビザを取得できると日本で戦うことはないかと……」

──さきほどRIZINの名前もありました。ならRIZINで知名度を上げ、実績を積んでUFCと交渉という選択肢もあるかと。

「とにかく、僕は4月までに試合がしたかった。5月まで待ちたくないというなかで、試合ができるところではどこでも戦うというつもりでした。今回に関しては対戦相手のことも全く関係なく試合がしたかったです。

笹選手と試合を組んでもらえましたが、相手が誰だろうが絶対に断ることはなかったです。ただ、今後は米国で若くてUFCが目を付けている選手と戦っていこうという気持ちでいます」

──RIZINの方が良い相手、良い条件で戦えるかと思いますが……。

「う~ん、ビザが取れれば米国で戦います。僕はとりあえず米国で良いです(笑)」

──では笹選手との試合ですが、正直ここ数年ケージのなかで良いパフォーマンスを残せていない。それが田中選手の事実かと……。

「そうですね。その通りだと思います。だから自分のコンディションを整える。もう、そこだけですね。今、言われたように……いや、ここ数年ではなく僕のパフォーマンスはハニ・ヤヒーラ戦(※2016年9月)から落ちています」

──えっ……6年以上前ですが……。2017年10月のホジェリオ・ボントリン戦は良かったかと。

「う~ん、僕の感覚と照らし合わせると、ボントリン戦の時も落ちていた。落ちているなかで、なんとか整えたに過ぎないです。僕が良い動きができていたのはジョー・ソト戦(※2017年1月)が最後です。あの後、明確に落ちました。実は最近までボントリン戦の後からだと思っていたのですが、今から振り返るとヤヒーラ戦からです」

<この項、続く>

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MMA o UFC   アレックス・ペレス ダニエル・ピネダ ホジェリオ・ボントリン マネル・ケイプ

『UFC on ESPN 43: Vera vs. Sandhagen』アレックス・ペレス vs. マネル・ケイプがペレスのドクターストップにより直前で中止/ケイプのUFCでの試合がドタキャンされるのは3度目


 『UFC on ESPN 43: Vera vs. Sandhagen』スティーブン・ピーターソン vs. ルーカス・アレクサンダー終了後にメインカードに予定されていたアレックス・ペレス vs. マネル・ケイプがペレスのメディカルイシュー(ドクターストップ)により中止になることを発表。これによりプレリミナリーカードの最後に予定されていたダニエル・ピネダ vs. タッカー・ラッツがメインカードに昇格します。

 ケイプは昨年4月の『UFC Fight Night 205: Lemos vs. Andrade』で予定されていたスムダウジ戦も3日前に中止、6月の『UFC 275: Teixeira vs. Prochazka』で予定されていたホジェリオ・ボントリン戦も前日に中止されています。スムダウジ戦の時はケイプが禁止薬物が混入されたサプリメントを摂取していたことが判明したため、ボントリン戦の時はボントリンの減量中の体調不良によるドクターストップでした。続きを読む・・・
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【RIZIN.40】スダリオ剛、対戦相手の握手拒否で一触即発!スタッフに制止され会場ざわめく 『RIZIN.40』公開計量

大みそかに開催される格闘技『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』(さいたまスーパーアリーナ)の前日公開計量が30日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた。

★ORICON NEWS『RIZIN.40』特集ページ
https://www.oricon.co.jp/RIZIN40/
最新ニュース、選手インタビュー、会見動画、対戦カードなど、大会に関するさまざまな情報を特集ページで公開中!

◆『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』対戦カード
【RIZIN VS Bellator全面対抗戦】
ホベルト・サトシ・ソウザ VS AJ・マッキー
クレベル・コイケ VS パトリシオ・ピットブル
キム・スーチョル VS フアン・アーチュレッタ
扇久保博正 VS 堀口恭司
武田光司 VS ガジ・ラバダノブ
【女子スーパーアトム級トーナメント決勝】
伊澤星花 VS パク・シウ
【ワンマッチ】
スダリオ剛 VS ジュニア・タファ
井上直樹 VS 瀧澤謙太
元谷友貴 VS ホジェリオ・ボントリン
所英男 VS ジョン・ドッドソン
“ブラックパンサー”ベイノア VS 宇佐美正パトリック
平本蓮 VS X
鈴木千裕 VS 中原由貴
YUSHI VS 中澤達也
ジョニー・ケース VS 大尊伸光(ルイス・グスタボが負傷で欠場)

<大会はABEMA PPVで全試合を完全生中継>
◆RIZIN FF オフィシャルサイト:https://jp.rizinff.com/

【関連動画】

#RIZIN40 #スダリオ剛 #ジュニアタファ #RIZIN

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RIZIN.40:オッズ/予想と展望

第1試合
YUSHI 1.12
中澤達也 6.50

賑やかし枠。レベル的にどうかという疑問もあるが、変に固く勝とうとしたりしない(そうするレベルの相手を連れてこないこともあるが)から、オープニングセレモニーの花火みたいなものと思えば腹も立たないのでは。

YUSHI一本勝ち。

第2試合
ブラックパンサー”ベイノア 2.80
宇佐美正パトリック 1.44

ストライカーにストライカー当てるのが好きなRIZIN。ともにゴリゴリのレスラーが相手だと厳しいということもあるが、両者とも得意の打撃を警戒しがちになるので、過去の同様の試合はあまりスイングしていない印象がある。どちらもテイクダウンを狙うことはないだろうから、打撃で上回る方がそのまま勝ちそう。

宇佐美判定勝ち。

第3試合
中原由貴 1.50
鈴木千裕 2.65

中堅以下のクラスで地味に4連勝している鈴木。萩原戦では総合力で上回るところを見せた。が、中原が相手だと逆に組みを混じえた総合力で不利になる。

中原判定勝ち。

第4試合
ジョニー・ケース 1.20
大尊伸光 4.60

急遽出場が決まった大尊だが、相手が悪すぎる。今大会2番目のアンダードッグ。

ケースKO勝ち。

第5試合
元谷友貴 1.95
ホジェリオ・ボントリン 1.80

元谷は滝澤戦のまさかのKO負け以降、勝ってもなかなか次につながらなかったが、とにかく大晦日に試合が組まれて元UFCファイターと対戦するチャンスは与えられた。

ボントリンはUFCではランカーだったが、層が薄いフライ級だったからで、戦績は2勝3敗1NC。フィジカル優位のないバンタムならそこまで怖い選手ではない。グラップラーだが元谷が一本を取られるほどの極めはないと見る。

元谷判定勝ち。

第6試合
平本蓮 -
X -

対戦相手当日発表で、実質エキシビジョンマッチ。わざわざ組まなくてもいいと思うが。ボクシンググローブで3分3Rだと、実力差がないとなかなかフィニッシュできないので、知名度はあっても打撃は専門外な選手になるのではと予想。

第7試合
所英男 3.00
ジョン・ドッドソン 1.41

2年前にUFCからリリースされた後、ローカルイベントで1勝1敗のドッドソン。かつてはスピードが武器だったが、消耗の激しい軽量級では、38歳だとだいぶピークを過ぎている。しかし相手の所がさらに上の45歳なのが救い。

ドッドソンKO勝ち。

第8試合
スダリオ剛 1.67
ジュニア・タファ 2.20

タファは今年MMAデビューして、7・8・11月と4ヶ月で3試合をこなし、すべてKO勝ち。おそらくグラウンドの技術はなさそうだが、スダリオも打撃戦しかしなさそうなので、スタンドの打撃戦での当たったもの勝ちになるか。

タファKO勝ち。

第9試合
井上直樹 1.40
瀧澤謙太 3.05

両者とも去年の大晦日バンタム級GP準決勝で敗れて以来1年ぶりの試合で、7月に組まれていたが井上の負傷により流れていた試合。総合的に上なのは井上。滝澤は一発KOできるかどうか。

井上判定勝ち。

第10試合
伊澤星花 1.29
パク・シウ 3.60

女子スーパーアトム級GP決勝戦。前回JEWELSの試合で対戦した時には、伊澤がデビュー以来最も苦戦した試合となった。しかし今回は対策を立てる時間も十分あったし、隙はないと見る。

伊澤一本勝ち。

第11試合
武田光司 3.05
ガジ・ラバダノフ 1.40

レスリングの強さが武器の武田だが、ラバダノフにはそこで上を行かれているので厳しいマッチアップ。しかしラバダノフも前戦は3Rにやや失速気味だったので、2Rまで押さえ込まれても、3Rに盛り返す力が残っていれば、トータルジャッジで逆転できる可能性はある。

ラバダノフ判定勝ち。

第12試合
キム・スーチョル 2.15
フアン・アーチュレッタ 1.69

扇久保戦は両者ともにキツい試合で、長いブランクでギリギリの試合がなかったスーチョルだとこの展開は厳しいかと思われたが、フィジカルとハートの強さで上回った。が、今回はフィジカルでは優位がない相手なので苦しい。

アーチュレッタ判定勝ち。

第13試合
扇久保博正 4.90
堀口恭司 1.18

過去2戦とも堀口が勝っているからと言って、ケース vs. 大尊より大差のオッズはないだろう。堀口は打撃に対する反応が以前より落ちている部分があるので、扇久保としてはそこが狙い目になるが、前回金太郎戦でダウンをしたことで、堀口(というかATT陣営)もそれを前提にした作戦を立ててくるだろうから、堀口優位は動かないか。

堀口判定勝ち。

セミファイナル
クレベル・コイケ 3.65
パトリシオ・“ピットブル”・フレイレ 1.28

現役王者対決なのでこちらが大将戦でもいい気がする。下からの極めはパトリシオには通じないと思うので、打撃で勝るパトリシオがスタンド・パウンドで削ってKO勝ちと予想。オッズは大差だが、武田より勝ち目がないとは思わない。

パトリシオKO勝ち。

メインイベント
ホベルト・サトシ・ソウザ 1.44
AJ・マッキー 2.80

この試合のみRIZIN軍のサトシがフェイバリット。マッキーはライト級では1試合しかしていないし、リングでの試合経験もないし、RIZINルールは初で不安要素が多い。スタンドで組まれた後の対処方法はリングとケージでは異なる。そのままスタンドでいいポジションを取られて、グラウンドに引き込まれて極められるのでは。マッキーが勝つとしたら、組まれる前に打撃で倒すか大きなダメージを与えないと厳しい。

サトシ一本勝ち。

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F1 MMA o UFC   ザルガス・ズマグロフ ダヴィッド・ドヴォルザーク ホジェリオ・ボントリン マテウス・ニコラウ マネル・ケイプ

12.17『UFC Fight Night 216』でダヴィッド・ドヴォルザークとマネル・ケイプが対戦


 UFCが12月17日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 216: Cannonier vs. Strickland』でダヴィッド・ドヴォルザーク vs. マネル・ケイプのフライ級マッチが行われることをMMAmaniaのアレックス・ベフニン記者が確認したとのこと。

 ドヴォルザークは3月の『UFC on ESPN 33: Blaydes vs. Daukaus』でマテウス・ニコラウに判定負けして以来の試合。この試合の前までは16連勝していました(UFC戦績3勝1敗)。現在UFCフライ級ランキング9位。

 ケイプは昨年12月の『UFC on ESPN 31: Font vs. Aldo』でザルガス・ズマグロフに1R TKO勝ちして以来1年ぶりの試合で2連勝中。現在UFCフライ級ランキング12位。4月の『UFC Fight Night 205: Lemos vs. Andrade』でス・ムダウジと対戦予定でしたが禁止薬物の陽性反応が出たために直前に中止。故意ではないことが証明されたことからお咎めなしとなり、6月の『UFC 275: Teixeira vs. Prochazka』でホジェリオ・ボントリン戦が組まれましたがボントリンの計量中の体調不良により中止と2連続で試合が中止されています。続きを読む・・・
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BELLATOR o RIZIN UFC ベラトール ホジェリオ・ボントリン 元谷友貴

【RIZIN】ヌルマゴメドフ Bellatorチームのキャプテンとして来日!

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2022年大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN.40の追加対戦カード発表記者会見が行われました。

井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)×瀧澤謙太(フリー)、元谷友貴(フリー)×ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)、スダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT / PUREBRED)×ジュニア・タファ(豪州)が発表される中、注目はRIZIN×Bellator全面対抗戦の最後の1枠。スダリオ剛か武田光司かと言われていましたが、国際戦で連勝中の武田が抜擢されました。

武田と対戦するのは元Eagle FCライト級王者ガジ・ラバダノフ。Bellatorに参戦してから現在3連勝中と波に乗るロシア人ファイター。相手にとって不足なし。。。それどころかバキバキの猛者が用意されたものです。武田は勢いに乗ってベラトール征伐なるか。

そしてマニアを歓喜させたのは、ラバダノフのセコンドとして元UFCライト級王者のハビブ・ヌルマゴメドフが来日。Bellatorチームのキャプテンに就いたというから穏やかじゃありません。Bellatorのキャプテンといのは今ひとつしっくりきませんが、まさか日本に、しかもRIZINにやってくるなんて。。。サプライズ中のサプライズ。うれしくないわけがありません。

果たしてどんな絡み方をしてくるのか興味津々。大晦日の地上波放送がなくなって、今のところマニアにとっては追い風ムード。さらなる追加カードでさらに上げるか、まさかのオチが待っているのか。年末らしくなってきました。