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MMA News UFC コルビー・コビントン ジョゼ・アルド ジョン・チャンソン ピョートル・ヤン マックス・ホロウェイ

UFC:4月9日のUFC273でヴォルカノフスキーのタイトルにジョン・チャンソンが挑戦。スターリング vs. ピョートル・ヤンもUFC273に延期。UFC272のメインイベントはコビントン vs. マスヴィダルに。

mmajunkie.usatoday.com

3月のUFC272で予定されていたアレクサンダー・ヴォルカノフスキー vs. マックス・ホロウェイフェザー級タイトルマッチがホロウェイの負傷欠場により消滅。代わって、ジョン・チャンソンがヴォルカノフスキーのタイトルに挑戦する。チャンソンのタイトル挑戦はジョゼ・アルド戦以来8年ぶり。

また、UFC272で予定されていたアルジャメイン・スターリング vs. ピョートル・ヤンのバンタム級王座統一戦も4月にスライドとなる。理由は不明。

UFC272では、ウェルターノンタイトル戦のコルビー・コビントン vs. ホルヘ・マスヴィダルがメインとなる。

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MIKE MMA ONE RYO UFC   アレックス・ヴォルカノフスキー ギガ・チカゼ ジョシュ・エメット ジョン・チャンソン ピョートル・ヤン マックス・ホロウェイ

ショック! 3.5『UFC 272』アレックス・ヴォルカノフスキーと3度目の対戦予定だったマックス・ホロウェイが負傷欠場/ヘンリー・セフードらが代打出場をアピール

3.5『UFC 272』でアレックス・ヴォルカノフスキー vs. マックス・ホロウェイ3、アルジャメイン・スターリング vs. ピョートル・ヤン2の2大タイトルマッチ(2022年01月06日)

 こちらの続報。


 3月5日にネバダ州ラスベガスで開催する『UFC 272』でアレックス・ヴォルカノフスキー vs. マックス・ホロウェイのフェザー級タイトルマッチが行われることが確認されたばかりですが、ホロウェイが負傷欠場することをESPNのブレット・オカモト記者が確認したとのこと。


 するとヘンリー・セフードがツイッターにこんな画像をアップし「トリプルクラウン(北京五輪レスリング55kg級金メダル、UFCフライ級、UFCバンタム級)が助けてやるぜ。デイナ・ホワイトよ、俺の電話番号は知ってるだろう」とコメント。

ヘンリー・セフードのマネージャー「彼は2022年に復帰する」「UFCフェザー級王座に挑戦し3階級王者を狙う」(2021年11月28日)

 ヘンリー・セフードのマネージャー、アリ・アブドルアジズはセフードの復帰を示唆していました。


 一方でジョシュ・エメットもヴォルカノフスキー戦をアピールしています。エメットは現在フェザー級ランキング6位で4連勝中。


 また、ジョン・チャンソンのマネージャー、ギガ・チカゼもヴォルカノフスキー戦をアピールしています。続きを読む・・・
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MMA ONE UFC   アレックス・ヴォルカノフスキー ピョートル・ヤン ブライアン・オルテガ マックス・ホロウェイ

3.5『UFC 272』でアレックス・ヴォルカノフスキー vs. マックス・ホロウェイ3、アルジャメイン・スターリング vs. ピョートル・ヤン2の2大タイトルマッチ



 UFCが3月5日にネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催する『UFC 272』でアレックス・ヴォルカノフスキー vs. マックス・ホロウェイのフェザー級タイトルマッチとアルジャメイン・スターリング vs. ピョートル・ヤンのバンタム級王座統一戦が行われることをESPNのブレット・オカモト記者が確認したとのこと。共に契約にサインはしてないものの対戦には同意しているそうです。

 ヴォルカノフスキーは2021年9月の『UFC 266: Volkanovski vs. Ortega』でブライアン・オルテガに判定勝ちして以来の試合で今回が3度目の防衛戦。ホロウェイは2021年11月の『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』でヤイール・ロドリゲスに判定勝ちして以来の試合で現在2連勝中。

 両者はこれで3度目の対戦。2019年12月の『UFC 245: Usman vs. Covington』では当時チャンピオンだったホロウェイが判定負けし王座陥落。微妙な判定決着だったことから2020年7月の『UFC 251: Usman vs. Masvidal』でダイレクトリマッチが組まれましたが、スプリットデシジョンでヴォルカノフスキーが判定勝ちし王座防衛していました。

 スターリングは2021年3月の『UFC 259: Blachowicz vs. Adesanya』でピョートル・ヤンに反則勝ちして新チャンピオンになって以来の試合。ヤンは2021年10月の『UFC 267: Blachowicz vs. Teixeira』で行われた暫定王座決定戦でコリー・サンドヘイゲンに判定勝ちして以来の試合。元々ダイレクトリマッチをする予定でしたが、スターリングの首の負傷が長引いたことから暫定王座決定戦が行われていました。続きを読む・・・
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ABEMA MMA MMAPLANET ONE Special UFC UFC269 キック シャーウス・オリヴェイラ セルジオ・ペティス ダスティン・ポイエー ピョートル・ヤン 大沢ケンジ

【Special】月刊、大沢ケンジのこの一番:12月:オリヴェイラ✖ポイエー「殴らせて、疲れさせる」

【写真】高度に何でもできないといけなくなっている――それがMMAの現実だろう (C) Zuffa/MMA

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。3人の論客から、大沢ケンジ氏が選んだ2021年12月の一番は12月11日に行われたUFC269より、UFC世界ライト級選手権試合=シャーウス・オリヴェイラ×ダスティン・ポイエー戦について語らおう。


──大沢さんが選ぶ12月の一番、どの試合になるでしょうか。

「ベタですけど、UFC世界ライト級タイトルマッチのシャーウス・オリヴェイラ×ダスティン・ポイエーです。最近のMMAの流れということも含めて話したいと思います」

――押忍、よろしくお願いします。

「これはあくまでも僕のなかで感じている最近の傾向なんですけど――これまではMMAの選手って中間距離から長い距離でスイッチしたりだとか、レンジをコントロールする時代が続いていました。

それがピョートル・ヤンとか、今回のオリヴェイラもウチの中田(大貴)もそうですけど、近い距離が流行ってきていますよね。この試合でオリヴェイラはグイグイ前に出ていました。対するポイエーは言ってみると、距離を取ってスイッチしながら、全部を混ぜて相手を混乱させて巧く当てる選手で。

その相手にオリヴェイラは前進を続けますが、最初のうちはパンチを当てやすいので被弾していましたよね。それでも前に出続けるから、手を出して対応していく間に……アイツ、ポイエーはバテましたよ」

――色々なことをできるポイエーが、手が届く距離では左一辺倒になっていました。

「それってUFCだけでなくONEでもそうですが、MMAがフィジカルスポーツになってきている象徴的な部分ですよね。もともとフィジカルなんですけど、本当の意味でフィジカルになってきたというか。

テクニカルにスイッチし、距離を変えて相手を誤魔化す。そして思わぬところで当てるという戦いから、距離を詰めて相手にアタックさせるように変わってきました。距離が近づいてくるから、ポイエーは打っているのはなくて、打たされていたんです。

自分のペースじゃなくて、相手に打たされて『もう来ないくれ』っていう打ち方になっている。この『来るな』の打ち方をすると、めちゃくちゃ疲れます。こういう手を出させて疲れ差す戦いは、最たるモノがピョートル・ヤンで。彼は初回は手を出さないですよね。打たせるだけ打たせようという感じで、相手が疲れてきたところで勝負に出る。

前に出る選手も相手のパンチを貰いたくはないです。でも、多少貰ってもしょうがないということで前に出ていく。そこで倒される場合もあると思います。でも、そこで倒れちゃダメで耐えきらないといけない」

――賭けになってきませんか。

「実はこの戦い方って、技術の差を埋めることになるんです。いや埋めるだけでなく、越えられるんです。相手を疲れさせることが可能になるから。オリヴェイラは打撃で仕留めるんじゃなくて、組み技がめちゃくちゃ強いから、1Rにポイエーを疲れさせて組み技勝負に出ました。ポイエーは攻められて、さらに疲れて気持ちも折られるような状況に追い込まれました。

堀口君とセルジオ・ペティスもそうだったと思います。試合を支配していたのは堀口君だけど、セルジオ・ペティスが前に出て圧を掛けていた。堀口君はテイクダウンが巧いから、あの勝負ができました。

距離を取ってガードを下げるのではなく。セルジオ・ペティスは構えを小さくしてガードをしていました。ああいう構えと戦い方は、以前はなかったです」

――距離が近いと、やはり殴られますからね。

「ハイ。ただ慣れてくると、多少の耐性はできます。びっくりしなくなりますから。そして反応できるようになる。対して、長い距離の選手はポイエーがそうだったように手を出さざるをえなくなります。そして、短い距離を練習していないからバテる。

キックボクサーで長い距離を取る選手が見られないのは、いずれ距離を潰されるからです。ペティスも入ってくるところだけに反応していたから、疲れないですよね。しかも殴られることも平気だし。

接近戦化していくと、MMAは以前のような倒され方はなくなっていくのではないかと思います。見えているし、貰う覚悟ができているので、びっくりして倒されることがなくなる。長い距離がMMAらしさなら、その距離はなくなり、近い距離が増えてくると思います。

スイッチして距離を取って翻弄しようとしても、そんな時間を与えず前に出る。スイッチしたぐらいだと、どっしりと構えの相手を崩すことはできないようになりますよ」

――ただセルジオ・ペティスにしても、それこそ中田選手にしてもテイクダウンを取られ続けていました。

「ペティスは腰が弱いんじゃないですか(笑)。それで腰が強いのがピョートル・ヤンで。近い距離でも軸が乱れない。だから彼が今、最強なんだと思います」

<この項、続く>

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UFC キック ピョートル・ヤン ペドロ・ムニョス マルロン・モラエス

UFC on ESPN31:メインイベント・ロブ・フォント vs. ジョゼ・アルド

バンタム級5分5R。フォント4位、アルド5位。

2014年のUFCデビューから5戦で4勝(全フィニッシュ)1敗でランキング入りしたフォント(1敗の相手はジョン・リネカー)。その後、ペドロ・ムニョスやハファエル・アスンサオの上位陣に一度は跳ね返されたが、そこから4連勝。昨日堀口をKOしたセルジオ・ペティスに判定勝ち、タイトル挑戦経験のあるマルロン・モラエスを1RハイキックでKOし、5月の前戦は元王者のコーディ・ガーブラントに完勝。一気にタイトル挑戦圏内に。王者スターリングと暫定王者のピョートル・ヤンの統一戦が先に行われることになるが、ここでインパクトを残せれば、手術で欠場中のディラショー、ヤンに敗れたサンドヘイゲンよりも先にタイトル挑戦のチャンスを掴めるかもしれない。

フォントより1歳年長の35歳で、UFCデビューも1年早いアルドだが、WECで王者だったこともあり、UFCでは最初から王者に認定されていた。UFCデビューから最初の5年はすべてタイトルマッチで5Rを戦っていたが、その後は7戦でピョートル・ヤンとの王座決定戦のみが5Rマッチ。今回は意外にも初めてのノンタイトル戦でのメインとなる。ここ2戦は下位ランカーとの試合で競り勝っての勝利だったが、今回はアンダードッグ。

間合いを詰めるフォント。ドミニク・クルーズのように盛んにスイッチを繰り返す。ワンツー。ボディ。アルドもミドルを返していく。フォント意表をついてタックル。バックに回った。アルドケージ際で倒されないようにこらえる。向き直って離れたアルド。しかしすぐ距離を詰めてパンチを入れるフォント。ボディアッパー。ガンガン出るフォント。アルドが逆にタックルに行くが切られた。5Rのペースじゃないフォントの攻め。飛び込みアッパー。ボディ。ひたすらスイッチを繰り返しているフォント。ワンツー。アルド下がる。アルド左ボディ。残り15秒でアルドのワンツーが入り効いた!間合いを詰めたアルド!パンチをもらいフォント下になるがホーン。

最後のダウンでアルドがラウンドを取ったか。

2R。フォントダメージはないのか手数が減らない。むしろ増している。アルドは受けている。フォント左ボディ。アルドも下がらず前に出ていく。ワンツー。入ってまたぐらついたフォント。アルド飛び膝で出たがフォントかわして距離を取る。しかしすぐまた手を出していくフォント。ボディ・顔面にパンチを打ち込む。アルド下がらず出る。フォントの手数が減り、アルドが出始める。アルドワンツー。アルドタックル。切られた。残りわずかでパンチ連打で出たフォント。ホーン。

2Rは少し効いたパンチもあったが、1Rほどの明確なダウンではないので、手数でフォント。ただ、前半で稼いだ手数なので、ジャッジによっては後半のアルドの印象が強いかもしれない。

3R。フォントスイッチしなくなったが、そのためにアルドの右ローをもらう。フォントタックル。倒れ込みながら倒そうとしたがアルド潰して上に。ハーフ。パスしてサイド。ガードに戻したフォント。三角を狙ったフォントからまたハーフにして押さえ込んだアルド。フォントケージで立つと先に手を出していく。アッパー。手数を出していくフォント。右ボディ。アルド逆に疲れたか?しかしローで足を払われスリップダウン。すぐ立ったフォントだがカーフキックを蹴るアルド。先に手を出していくフォント。とにかく手数を出すが、アルドのローが重い。ホーン。

3Rは難しいラウンド。アルドがグラウンドで上を取りコントロールはしていたが、スタンドでの手数はフォント。しかし手数は少なくてもアルドのローの方が効いているように見える。

4R。フォントまた出て手を出していくが、アルドのワンツーが入って効いた!距離を詰めるアルド。膝!フォント後方にダウン。下からホールドして凌ぐがアルドハーフで押さえ込みパス成功。起き上がろうとするフォントを自らハーフにして固めるアルド。マウントを狙うがガードに戻したフォント。引き剥がそうとするフォントだがアルドがしっかりと押さえ込んでいる。フォント下から肘。アルド上から固める。下からの仕掛けも潰しているアルド。またパス。ニアマウントになるがハーフに戻したフォント。しかし逃げられない。苦し紛れに下から肘を入れる。ホーン。

4Rグラウンドでは押さえ込んでいただけのアルドだが、前半のダウンでこのラウンドもアルド。ダウンがあった1Rと4Rは明確にアルドで、2R・3Rは微妙。

5R。フィニッシュを狙っているフォント。手を出していくが、さすがにスピードが落ちている。アルド出ていく。スタンドで四つになるとフォントがケージに押し込んだ。ダブルレッグを狙ったが、諦めて肘を入れ離れる。逆にアルドが出ていく。ワンツーを打ち込む。ケージに押し子で肘・アッパー。が、アルドのパンチが入り効いた!ボディも入って下がるフォント。フォントしゃがみ込むようにダウン!バックマウント。フォントスクランブルで逃れようとしたがアルドがしっかりついていきバックキープ。フォント下でもがくが動けない。アルドしっかり押さえている。仰向けにして四の字バック。チョーク!浅いか。残り15秒でまた上になるとがっちり押さえ込むアルド。タイムアップ!

アルド強し。

50-45×2、49-46の3-0でアルド勝利!

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BELLATOR MMA RIZIN UFC YouTube YUKI   セルジオ・ペティス ピョートル・ヤン 堀口恭司 榊原信行

堀口恭司「僕はピョートル・ヤンやアルジャメイン・スターリングよりも上だと思ってる」「40歳まで戦いたい」


 『Bellator 272: Pettis vs. Horiguchi』でセルジオ・ペティスのバンタム級王座に挑戦する堀口恭司が以下のコメント。

「(自分をピョートル・ヤン、アルジャメイン・スターリング、T.J.ディラショーらと比較してどう思うかと尋ねられ)同じ階級ですから、もちろん僕のほうが上です。(彼らとBellatorで対戦する機会が来たらどうするかと尋ねられ)やりましょう。僕はそうしたい」

「もちろん僕が真のチャンピオンだと思ってます。ダリオン・コールドウェルに勝ってベルトを手に入れたんだから僕がリアルチャンピオンです」

「セルジオ・ペティスは同じ階級なので何度か試合は見てます。彼はハイレベルの選手から学んでいるのでよく見ています。もちろん、UFC時代の試合も今の試合も見ています。彼は以前より強くなってるし、テクニックも身に付けていますが、必ずベルトを取り戻します」

「40歳まで戦いたいです。それが夢です。ケガをしたらその前に引退しますが、夢は40歳まで現役です。あと10年頑張りたいです」




 堀口恭司インタビュー動画。


 榊原信行CEOやRIZINファンにメッセージ。


 堀口恭司&マイク・ブラウン インタビュー。続きを読む・・・
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BELLATOR ONE UFC ウィリアム・ナイト クレイ・グイダ ジョゼ・アルド ピョートル・ヤン ペドロ・ムニョス マネル・ケイプ マルロン・モラエス マルロン・ヴェラ ラファエル・フィジエフ ロブ・フォント ヴィンス・モラレス

UFC on ESPN31:オッズ/予想と展望

ロブ・フォント 1.71
ジョゼ・アルド 2.20
ブラッド・リデル 1.93
ラファエル・フィジエフ 1.89
クレイ・グイダ 2.58
レオナルド・サントス 1.56
ジム・クルート 1.63
ジャマール・ヒル 2.40
ブレンダ・アレン 1.29
クリス・カーティス 3.85
ブライアン・バーバリー1.80
ダリアン・ウィークス 2.05
マキ・ピトーロ 2.35
ドゥスコ・トドロヴィッチ 1.65
マネル・ケイプ 1.38
ジャルガス・ジュマグロフ 3.20
ジェイク・マシューズ 1.60
ジュレマイア・ウェルズ 2.47
シャイアン・ベイズ 1.56
マロリー・マーティン 2.58
アロンゾ・メニフィールド 1.71
ウィリアム・ナイト 2.20
クラウディオ・プエレス 1.91
クリス・グレッツェマーカー 1.91
ジャレッド・バンデラ 2.70
アザマト・ムルザカノフ 1.50
アレックス・モロノ 1.44
ミッキー・ガル 2.85
ルイス・スモルカ 1.68
ヴィンス・モラレス 2.27

メインはバンタム級戦。ロブ・フォントは前日に防衛戦を行うBellatorバンタム級王者セルジオ・ペティスを最後に破った選手だが、試合が決まったのはUFCの方が先なので、わざわざぶつけたわけではなさそう。2014年UFCデビューだが、7年で12試合と試合数は多くない。ペティスや元WSOF王者マルロン・モラエス、元王者のコーディ・ガーブラントにいずれも打撃で勝負して勝利。ムニョスには打撃で推していたもののギロチンで一本負け。アスンサオにはテイクダウンを混ぜられての完敗。しかし、その後の試合ではテイクダウンを奪われてもすぐに立ち上がれるようになり、戦績も上向いてきた。

アルドはピョートル・ヤンとのバンタム級王座決定戦でKO負けし完敗。その後2戦はマルロン・ヴェラとペドロ・ムニョスという強豪(だがタイトル戦線に絡むレベルではない)相手に連勝。いずれも最終的には差を見せたが、年齢や階級変更の影響か、打撃で圧倒はしてもフィニッシュはできていない。WEC時代から数えると、もう12年もタイトル戦線で戦っているアルド。年齢はアルドが1歳上なだけだが、蓄積したダメージは確実に上。

打撃勝負になればフォントのペースか。フォント判定勝ち。

プレリムではマネル・ケイプがUFC4戦目を行う。UFCデビューから2連敗後、前回はオデー・オズボーン相手に1R飛び膝でKO勝ちしたが、体重オーバーしたこともあってか、ここで負けて1勝3敗となったらリリースもあり得るか…と思ったものの、試合前に早くも契約更新が決まった模様。

今回は相手も1勝2敗だが、2連敗中はいいところがなく、前回は0勝3敗の相手にスタンディングギロチンで勝利し生き残った。しかし打撃でプレッシャーをかけられると引いてしまい攻められ続けてしまうという欠点がある。

ケイプはリリースの心配がないだけに、思い切った攻めでの快勝を期待したい。

第1試合開始は5日朝9時から。プレリムは、開始時間の変更がなければ、3時間で9試合も詰め込まれている。速報します。

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MMA ONE UFC UFC267   ピョートル・ヤン

『UFC 267』ピョートル・ヤン vs. コリー・サンドヘイゲンを見たファイター・関係者の反応



 『UFC 267: Blachowicz vs. Teixeira』ピョートル・ヤン vs. コリー・サンドヘイゲンを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
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MMA UFC UFC267   コリー・サンドハーゲン ピョートル・ヤン

【UFC267】UFC暫定世界バンタム級王者はピョートル・ヤン。サンドハーゲンに3-0の判定勝利

<UFC世界暫定バンタム級王座決定戦/5分5R>
ピョートル・ヤン(ロシア)
Def.3-0:49-46.49-46.49-46
コリー・サンドハーゲン(米国)

すぐにサウスポーからオーソに構えたサンドハーゲンが右ローを蹴る。ローを返すヤンをピョートル・ヤン・チャントが後押しする。スイッチし右リードフックを伸ばしたサンドハーゲンが、オーソで右前蹴りを腹に突き刺していく。ジャブを放つヤンを右ローで蹴るサンドハーゲンは左右に回りながらジャブを伸ばす。奥足をローで蹴ったヤンに対し、サンドハーゲンがボディフックを打ちこむ。

ヤンは左ミドル、さらに腹を殴るサンドハーゲンが左ローを蹴る。右ローを返したヤンに左リードフックを2発入れたサンドハーゲンがダブルレッグで組みつきバックに回る。ケージに追い込みヒザを入れて離れたサンドハーゲンに、ヤンが右ミドルを蹴り込む。ヤンもスイッチして右ミドル、そして左フックを振るう。サンドハーゲンは左を伸ばして距離を詰め、ヤンもフックで迎え撃つ。ミドルレンジから接近戦と両者が激しくやりあうなかで、遠めの距離はサンドハーゲンのものか。左ボディフックから右を入れ、シングルに出たサンドハーゲンはリリースしてヒジを狙う。

ローにも飛びヒザ返したサンドハーゲンのパンチの距離が蹴りの距離だったヤンを上回ったか。

2R、左右のジャブ、左右のローと攻撃を散らすサンドハーゲンに対し、しっかりとミドルを蹴っていくヤン。やや目を気にした素振りもあるがボディを伸ばす。サンドハーゲンも左ボディフックを繰り出すが、ヤンは右ミドルからワンツーにつなげる。ボディを続け、上につなげるサンドハーゲンがジャブを連続で見せ、右ハイへ。ヤンは左ミドルを返すが、右を受けてパンチの後で姿勢を乱す。直後にヤンが右を返し、サンドハーゲンのステップインに左を合わせる。

左の相打ちから圧を高めたサンドハーゲンが打ち合いの中で左を決める。続いて左ボディフック、ヤンはスピニングバックフィストから左フックを繰り出す。互いに空振り、ガードの上からパンチを見せるなかでサンドハーゲンがシングルレッグへ。切ったヤンがエルボーを放つ。サンドハーゲンのジャンピングニーをブロックしたヤンは右オーバーハンドを空振りする。サンドハーゲンの右に左を入れたヤン、直後にローを蹴られラウンドが終了した。

3R、左ジャブから構えを変えて左ストレートを繰り出すサンドハーゲン。ヤンの踏み込みに左ジャブを当て、姿勢を乱させる。ヤンは後ろ回し蹴り、観客は沸くが当たりは浅い。小刻みに構えを変え、ローから左を伸ばすサンドハーゲンはヤンの動きをカットするように斜めに移動する場面も。

動くが手数は減ったなか、ヤンが連打で前に出るとサンドハーゲンも同じようにコンビネーションを駆使して前進する。パンチをブロックしようとするヤンが、ワンツー。右ハイは空振りも、手数でサンドハーゲンを上回る。ヤンはミドルから左フック、続いて左をもう一発打ち込むと、右を見せたサンドハーゲンに対してワンツーで右を当てる。サンドハーゲンのコンビをウェービングでかわしたヤンは、右ボディショットに左打ち返し、直後に右スピニングバックフィスト、フォローの左フックをテンプルに当ててダウンを奪う。

パウンドを落とすヤンに対し、足を取ってスクランブルを狙ったサンドハーゲンがバックを許すが、足のフックが無く胸を合わせて立っていく。ヤンはさらにスイッチからバックに回り、サンドハーゲンは正対して立ち上がる。凄まじいグラウンドの攻防から立ち上がったサンドハーゲンは、ダメージが残っているのは明白だったがタイムアップとなった。

4R、左リードフックのヤンは、跳びヒザをかわす。ボディを入れ、ローを蹴ったサンドハーゲンは右フック、そこにヤンが左を合わせようとする。左ロングフックを伸ばすヤンは、近い距離で左をヒットさせる。ワンツーから右ミドル、そしてワンツーと優勢のヤンはダブルレッグでテイクダウンを取られるが、何と外ヒールを仕掛けすぐにリバーサル狙いへ。

即反応しスタンドに戻ったサンドハーゲン、ヤンもスタンドに戻っており試合は打撃戦へ。サンドハーゲンがパンチをまとめたと思った直後に、ヤンがえげつないボディショットを入れ、離れたサンドハーゲンにワンツー、スピニングバックフィストは空振りし、ヒジを被弾しそうになる。それでも拳の圧力で上回るヤンは、サンドハーゲンのダブルレッグからスクランブル戦を振り切り、スタンドで正対する。残り10秒で打撃戦でも手数は元チャンピオンの方が多かった。

最終回、左右に回るサンドハーゲンに対し、ワンツーで前に出る出るヤンはローを受けても圧を掛けていく。ミドルはさすがに勢いが落ちているが、サンドハーゲンは足を使うばかりで手数が少ない。3Rにダウンを喫し、4Rも劣性だったサンドハーゲンのサークリング戦法は理解に苦しむ。と、ヤンはダブルレッグをしけて切ったサンドハーゲンが左を振るう。

ジャブを見せて動くサンドハーゲンに対し、ヤンが左フック。続いてワンツーで前に出ると、ようやくサンドハーゲンがワンツーを打ち返す。逆転にカウンターの一点狙いなのか、またも左右に回り続けるサンドハーゲンが、ジャブをダブルで見せる。ヤンは左フックからアッパー、スピニングバックフィストを空振りするとサンドハーゲンがヒザを入れる。さらに跳びヒザを見せたサンドハーゲンだが、ヤンの後ろ回し蹴りが顔面をかすめる。最後にジャンピングニーをもう1度繰り返したサンドハーゲンだが、5Rの動きは本当に解せなかった。

ロシア国旗を羽織り、勝利を確信するヤンが3-0で判定をモノにし暫定王座のベルトを巻いた。「彼が動きを多くする作戦で来ることは分かっていた。そこに対し、僕は圧力を掛けて殴るというゲームプランだったんだ。アブダビで2度目のタイトル奪取、僕のホームのようなものだ。アルジャメインに一言? 皆、僕が本当のチャンピオンだと知っている。誰とでも戦う」とヤンは話した。


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News UFC UFC267   イスラム・マカチェフ カムザット・チマエフ グローバー・テイシェイラ ダン・フッカー ピョートル・ヤン リー・ジンリャン

【UFC】ファイト・アイランドで『UFC267』が開催 メインはヤン・ブラホヴィッチvsグローヴァー・テイシェイラ

548468

49: 実況厳禁@名無しの格闘家 2021/10/29(金) 09:58:54.37 ID:A1jqYsGQ0
UFC 267って土曜日か
しかも土曜の23:30からってことは朝まで夜更かしせんといかんのか
日曜の朝がちょうど良いのに
 2021年10月30日(土)深夜、アラブ首長国連邦・アブダビのUFCファイト・アイランド エティハド・アリーナで『UFC267』が開催される。

(中略)

◆UFC 267: Blachowicz vs. Teixeira

2021年10月30日(土)アラブ首長国連邦アブダビヤス島
エティハドアリーナ

【メインカード】

▼UFC世界ライトヘビー級選手権試合 5分5R
ヤン・ブラホビッチ(ポーランド)28勝8敗
グローバー・テイシェイラ(ブラジル)32勝7敗

▼UFC世界バンタム級暫定王座決定戦 5分5R
ピョートル・ヤン(ロシア)15勝2敗
コーリー・サンドヘイゲン(米国)14勝3敗

▼ライト級 5分3R
イスラム・マカチェフ(ロシア)20勝1敗
ダン・フッカー(ニュージーランド)21勝10敗

▼ヘビー級 5分3R
アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)33勝9敗
マルチン・ティブラ(ポーランド)22勝6敗

▼ウェルター級 5分3R リー・ジンリャン(中国)18勝6敗
カムザット・チマエフ(スウェーデン)9勝0敗

▼ライトヘビー級 5分3R
マゴメド・アンカラエフ(ロシア)15勝1敗
ヴォルカン・オーズデミア(スイス)17勝5敗

◆WOWOW『UFC -究極格闘技-』放送・配信スケジュール
『UFC‐究極格闘技‐ UFC267 in アブダビ ライトヘビー級ブラホヴィッチ防衛戦&バンタム級暫定王座決定戦』

(全文は以下リンク先参照)

https://news.yahoo.co.jp/articles/56e638ce6c6e42c51ba118ffda0df09646dd5986



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