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45 MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2024 Road to UFC2024Ep01 UFC キック キム・ハンソル バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ 原口伸

【Road to UFC2024Ep01】初回にダウンを喫したアトゥボラティが2R&3Rを取ってキム・ハンソルに判定勝ち

<ウェルター級/5分3R>
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
キム・ハンソル(韓国)

アトゥボラティは昨年のRTUでライト級にエントリーし、準決勝の原口伸戦で計量オーバーに。今回はウェルター級で非トーナメント戦出場となった。ともにサウスポー。キムは右ジャブを伸ばす。左縦蹴りを見せたキム・ハンソルは、さらに左ローを繰り出した。やや体勢を低く構えて距離を詰めるアトゥボラティだが、キム・ハンソルがプレスをかけ返す。一気に距離を詰めてきたアトゥボラティの顔面に左クロス一閃! ダウンしたアトゥボラティに、キム・ハンソルがパウンドの連打を浴びせる。アトゥボラティがスクランブルから立ち上がり、バックを奪われながらケージ際からケージ中央に戻った。キム・ハンソルは変わらず左クロスを狙う。

アトゥボラティのワンツーをバックステップでかわし、右スピニングバックキック、左カーフでアトゥボラティを下がらせる。キム・ハンソルの右ミドルを捌いたアトゥボラティが左カーフからシングルレッグで飛び込んだ。スプロールしたキム・ハンソルがスタンドに戻り、左カーフを当てる。左ストレートから右フックのダブルを当て、さらに左カーフに繋げる。アトゥボラティの右ローにパンチを合わせるキム・ハンソルだったが、残り1分から手数が少なくなる。互いに左ストレートから右に繋げるも、終了間際はアトゥボラティのパンチがキムの顔面を捉えた。

2R、アトゥボラティが距離を詰めていく。キム・ハンソルが右ジャブで下がらせるも、アトゥボラティが蹴りを散らして組んだ。アトゥボラティが右腕を差し上げると、キムが離れた。ここでバッティングが発生していたか、キム・ハンソルの右目じりから大量の出血が見られる。キム・ハンソルのワンツーをものともせず、アトゥボラティがパンチで詰めていく。しかしアトゥボラティの右手がキム・ハンソルの右目に入るアイポークで、試合は一時中断に。再開後、アトゥボラティが前に出て左ストレートから右フックを返した。

キム・ハンソルの右をかわしたアトゥボラティだが、カーフキックを受けてしまう。探り合いのパンチとローの交換が続くなか、キム・ハンソルの出血が止まったか。しかしアトゥボラティが左クロスを打ち込む。さらにワンツーを当てたアトゥボラティだが、キム・ハンソルの左カーフを受けてオーソドックスにスイッチした。そのアトゥボラティがダブルレッグで飛び込み、キム・ハンソルに尻もちを着かせる。立ち上がったキム・ハンソルをケージに押し込む、左腕を差し上げてからグラウンドへ。バックを狙うもキム・ハンソルが立ち上がり、ケージ際から離れて中央に戻った。

最終回、キム・ハンソルが右ジャブで先制する。サウスポーに戻したアトゥボラティに対し、カウンターの右フックを当てる。幾度もキム・ハンソルの右ジャブがアトゥボラティの顔面を捉える。アトゥボラティのワンツーはかわされた。キム・ハンソルの右ハイの打ち終わりに、アトゥボラティが左ストレートを狙う。キム・ハンソルは左カーフから右ジャブへ。キム・ハンソルの左クロスは空振りに終わり、ケージを背負う場面が増える。しかしアトゥボラティもクリーンヒットは少ない。

右ジャブの相打ちから、アトゥボラティがケージを背負わせて右ハイを繰り出す。キム・ハンソルはパンチを振り合うなかカウンターの右フックを当てた。右スピニングバックキックでアトゥボラティの動きを止めることはできず、左を顔面に受ける。キム・ハンソルは出て来るアトゥボラティに左を合わせるが、後続打がない。残り1分でキム・ハンソルがダブルレッグで飛び込むも倒すことはできず。離れ際に右スピニングバックエルボーを見舞った。残り10秒でアトゥボラティの左カーフでキム・ハンソルが尻もちを着く。亀になったキム・ハンソルにアトゥボラティがパンチを連打してタイムアップとなった。

初回はキム・ハンソルがダウンを奪ったが、2Rと3Rはアトゥボラティが支配したか。ジャッジ3者とも29-28でアトゥボラティを支持して判定勝ちを収め、「去年は計量問題、家族の問題と色々とあったけどカムバックした。兄弟に感謝している。全てを尽くした。最初は組んでいこうと想ったけど、思い切り蹴られて気が変わった。打撃で行こうと」と語った。


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45 LFA LFA184 MMA MMAPLANET o キック コディ・デイヴィス ロドニー・ケアロヒ

【LFA184】勝負所で見事なバック奪取。元王者デイヴィスがケアロヒにスプリット判定で競り勝つ

<フライ級/5分3R>
コディ・デイヴィス(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ロドニー・ケアロヒ(米国)

互いにミドルセクションへの蹴りを見せ、ケアロヒが左を振るう。さらに左インローを蹴ったサウスポーのケアロヒの右フックに、デイヴィスが組みついてボディロック&ケージに押し込む。ウィザー、ケージを背にして耐えるケアロヒが内股からポジションを入れ替える。押し返したデイヴィスが大内刈りでテイクダウンを決める。半身で立ち上がろうとするケアロヒを殴るデイヴィスは、正対して立ち上がりワキを潜ってバックに回る。

キムラから引き込んだケアロヒだが、足のフックがなくマウントを取られる。即座にバックを取ったデイヴィスがアゴの上からRNCへ。リストを掴んで防ぐケアロヒだが、ロールしつつ肩固めを防いでスクランブル。スタンドに戻ると左ハイのケアロヒが、デイヴィスのテイクダウン狙いにギロチンから引き込んだところで時間となった。

2R、パンチに行くぞと見せてダブルレッグで組んだデイヴィスが、ボディロックでケージにケアロヒを押し付ける。体を入れ替えたケアロヒはヒザを見せあって再び、押し込まれると、デイヴィスのレベルチェンジにギロチンから引き込む。頭を抜かれるタイミングで立ち上がったケアロヒは、ここではインサイドトリップを耐える。

ダブルレッグにスイッチしたデイヴィスがテイクダウン、スクランブルでバックに。ケアロヒは胸を合わせて距離を取り直す。ケアロヒは左三日月から左ハイ、動きが落ちてきたデイヴィスに左アッパーを繰り出す。左フックを受けて下がったデイヴィスは、続いて右も受けるとダブルレッグをスプロールされる。再び三日月を蹴られて、回るようになったデイヴィスはボディにコンビを受けラウンドを失った。

最終回、すぐに腹を狙われたデイヴィスがシュートイン。シングルからダブルで押し込み、アンクルピックで倒しに掛かり、そのままバックへ。両足をフックしてRNCを狙うが、すぐにケアロヒが反転して上を取る。立ち上がったデイヴィスはボディロックも、シングル狙いも頭を上げてしまう。続いてシングルを切られたデイヴィスだが、それでもケアロヒの右足を束ねに行く。足を抜いたケアロヒはクリンチの攻防でボディを殴り、エルボーをワキ腹に落とす。

頭を落とされ、体を入れ替えさせられたデイヴィスは逆にケージに押し込まれる。バックに回ろうとしたケアロヒをリバーサル、バックを取り切ったデイヴィスがワンフック、そして両足をフックしてボディトライアングルへ。そしてRNCをセットする。極まりはしないが、ポジションをキープできているデイヴィスはケージキックからのリバーサルを許さず、タイムアップを迎えた。

打とレスリング、柔術の消耗戦はスプリットに割れ、デイヴィスが競り勝った。


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2024#02 45 BELLATOR Bellator CS2024#02 MMA MMAPLANET o キック タチアナ・スアレス パッチー・ミックス マゴメド・マゴメドフ レアンドロ・イーゴ

【Bellator CS2024#02】パッチー・ミックス、ギロチンを効果的に使いマゴメドフを2-1で下し王座防衛

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
パッチー・ミックス(米国)
Def.2-1:48-47.48-47.46-49
マゴメド・マゴメドフ(ロシア)

サウスポーのミックスに対し、マゴメドフが右ミドルを見せる。スイッチを織り交ぜるマゴメドフが左右のフックを強振するが、ミックスが左インローを続ける。ダブルのリードフックを繰り出すマゴメドフに、ミックスはジャブを決める。マゴメドフは右オーバーハンドも、距離が遠いか。組みにいかないマゴメドフは、近距離でもヒザを突き上げて離れる。ミックスは圧を掛けて右ジャブ、マゴメドフは左を振って前に出る。と、ローに左を合わせたマゴメドフが、ラッシュをかけると右を打ち込んでクリンチへ。離れた両者、ミックスが左ハイで前に出るが、マゴメドフも右ローからオーバーハンドと手数が増える。ミックスの右をサークリングでかわしたマゴメドフが初回を取ったか。

2R、左インローのミックス。その蹴りをキャッチしたマゴメドフに対し、ミックスがギロチンを仕掛けてジャンピンガードへ。そのまま寝技に持ち込んだマゴメドフは、問題なく頭を抜く。ミックスも下で攻められることなく、スクランブルでスタンドへ。マゴメドフは右オーバーハンドを当て、ペースを譲らない。スイッチから左右のパンチを伸ばすマゴメドフの攻撃を見切ることができないチャンピオンは、リーチ差があっても優位に立てない。マゴメドフは左から右をステップインして入れ、ミックスはインロー。叫び声を挙げたマゴメドフはギアを上げるような動きから、間合いを取り直す。

ミックスは右ジャブを当てると、終盤は間合いを測る展開に。一瞬の組みから離れたマゴメドフがボディを入れ、何やら挑発をして時間に。

3R、直ぐに近い距離でワンツーを繰り出したマゴメドフ。間合いを取って左を振るったマゴメドフがシングルレッグへ。ギロチンを合わせてミックスは、ボディトライアングルで固めるが極め切れない。それでも上を取ったミックスがボディロックからパスの圧を溜める。マゴメドフは正対したまま離れてスタンドに。直後にミックスが右ジャブをヒットさせる。インローが効いていた感のあるマゴメドフだが、左をクリーンヒットさせ動きが止まって下がったミックスに追い打ちを掛ける。

ここからクリンチの攻防も、マゴメドフがヒザを見せて距離を取り直す。パンチの勢いで上回るマゴメドフが右を当て、ステップインで左を振るう。ミックスはここもインロー、マゴメドフがボディを殴ってサークリング、最後にスピニングバックキックを見せた。不発のギロチンがどこまで評価されるのか──という5分となった。

4R、打撃の様子見のなかでミックスが組みを選択。ケージ際のクリンチで両者がヒザを使う。マゴメドフはエルボーを打って離れると、左を振るう。ミックスも右を返し、構えを変えて右ハイ──も空振りに。ワンツー、右ジャブを伸ばすマゴメドフが右アッパーを狙う。手数を増やしたい王者は、ここも右インローを蹴る。マゴメドフは小刻みに構えを変え、右オーバーハンドを入れる。さらに蹴り足をとってテイクダウン狙いから、リリースして左をヒット。ミックスのステップインはサークリングでかわすマゴメドフ、直後にローに右を合わせる。最後は首相撲の攻防となり、この回もマゴメドフが取った。

最終回、圧を掛けるミックスに対し、マゴメドフは飛び込んで首相撲→クリンチアッパーへ。と、ミックスの左の三日月が、マゴメドフの急所に入る。苦悶の表情を浮かべるマゴメドフは、試合再開と同時に左フックを当てる。さらに右フック、右ミドルのマゴメドフがクリンチの攻防でケージに詰められ、ボディロックで体を浮かされる。それでもテイクダウンを取れなかったミックスは、距離を取り直して即ダブルレッグへ。

ケージに押し込み、ヒザをついて立ち上がったミックスがボディロック、さらにシングルレッグもマゴメドフがスプロールして倒せない。ケージに押し込まれたマゴメドフは、結果的にはテイクダウンを許さず打撃の間合いに戻った。残り90秒、フックを当てて距離が詰まるとマゴメドフが首相撲へ。ミックスはダブルレッグでケージにドライブする。

クリンチでポジションを入れ替えた両者、ミックスがエルボーを繰り出して離れる。最後の10秒、ワンツーからスピングバックフィストのマゴメドフだが、この5分はミックスがモノにしたか。

初回、4Rはチャレンジャー。2Rと最終回はチャンピオン。3Rはミックスのギロチンと打撃のマゴメドフ──極め切れないギロチンは、ダメージを残せない。その点を踏まえると48-47でマゴメドフという見方も成り立つが……結果はジャッジ1人が49-46でマゴメドフ、2人が48-47でミックスを支持した。

タイトル成功したミックスのフィアンセ、タチアナ・スアレスは最初にマイクを向けられた「スプリットに驚いた」と話す。ブーイングにミックスは「3Rのギロチンで、彼は力を力を使った。レスリングで来るかと思ったけど、打撃できたね。キャンプが良くなくて、減量もハードだった。でも、ずっと強度の高い攻撃を続ける挑戦者だったよ」と話し、次の挑戦者にレアンドロ・イーゴを指名した。


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BELLATOR ISAO LFA o RIZIN UFC キック パンクラス

Bellator CS2:第7試合・イーブス・ランドゥー vs. ジョナス・ビラリーニョ

フェザー級

地元のランドゥーは2019年にRIZINに参戦し、上迫に2RKO負けしたものの、次の試合からBellatorに参戦し、ここまで5勝1敗。昨年11月の前戦はパンクラスフェザー級王者のISAOからスプリット判定勝ちしている。37歳。

アメリカのビラリーニョはBellator初参戦。21年にコンテンダーシリーズに出場してKO勝ちしたが、UFCとは契約できず。LFAを主戦場としていた。11勝2敗1分けの33歳。

ビラリーニョが詰めてバックスピンキックを放ったが、背中を向けたタイミングでランドゥーが組み付いてテイクダウン。サイドで押さえ込んだ。ガードに戻そうとするビラリーニョだが、すぐにニースライスでパスしてサイドへ。ケージ際でうつ伏せになり、ケージを使って立ったが、ランドゥーは左脇を差してなおもテイクダウンを狙う。投げた。テイクダウン。ビラリーニョ下から蹴って離そうとしたが離れないランドゥー。パウンドを打ちながらサイドに出る。バックを取らせて立ち上がったビラリーニョ。正対したビラリーニョだが、腹にヒザを打ち込むランドゥー。左ボディにヒザを打ち込まれて嫌倒れしたビラリーニョ。ランドゥーパウンド。終わったかと思ったが、ビラリーニョ凌いで打ってこいと挑発。ランドゥー攻めずにブレイクがかかる。残りわずかで距離をるランドゥー。ゴング。

1Rランドゥー。

2R。ステップして距離を取るランドゥー。ビラリーニョカーフキック。組み付いたランドゥーがテイクダウン。しかしビラリーニョ立つと、四つから投げてテイクダウン。ハーフバック。立ったランドゥー。しかしビラリーニョは投げて崩した。すぐに立つランドゥーだが、なおもバックコントロールからテイクダウンを狙うビラリーニョ。ランドゥーバックを取られた体勢からキムラで後方に投げた。キムラから腕十字へ。クラッチして耐えるビラリーニョ。腕を抜いて離れるビラリーニョ。寝ているランドゥーの足を蹴る。ランドゥーヘッドスプリングで立ち上がりパンチを入れた。ゴング。

2Rは微妙なラウンド。

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AB BELLATOR Bellator300 o PFL UFC キック

Bellator CS2:第5試合・スリム・トラベルシ vs. ルーイ・サザーランド

ヘビー級。

トラベルシは北アフリカチュニジア出身。フランスのプロモーション・Ares FCでキャリアを積み、2022年のUFCアブダビ大会に一度は出場が決まったが、Ares FCとの契約問題があり出場を辞退。1年のブランクを経て、昨年10月のBellator300でBellatorデビュー。デビュー戦はBellatorベテランのダヴィオン・フランクリンに1RKO勝ちした。31歳。

イギリスのサザーランドはブラッド・ピケットのグレートブリテン・トップチーム所属。Bellatorは初参戦。2022年のPFLイギリス大会でワンマッチに出場し判定負け、翌年のチャレンジャーシリーズでは2RKO勝ちしているが、その後はローカルプロモーションでキャリアを積んでいる。30歳。

サザーランドが右を打ち込む。カーフキック。もらってスリップダウンしたトラベルシ。すぐに立った。タックルに入るトラベルシだが切られる。またカーフを入れるサザーランド。トラベルシ今度はシングルレッグに。テイクダウン。ガードを取るサザーランド。ヒジ・パウンドを入れるトラベルシ。ガードで凌ぐだけのサザーランド。トラベルシ担ぎパス。しかしスクランブルで返したサザーランド。立った。しつこくテイクダウンに行くトラベルシ。また倒した。バックから殴るトラベルシ。サザーランド立ったがなおもスタンドバック。ヒザを入れる。ゴング。

1Rトラベルシ。

2R。カーフを蹴るサザーランド。ジャブを突くトラベルシ。ワンツー。トラベルシまたシングルレッグ。首を抱えたサザーランドだが倒された。テイクダウンしてサイドを取るトラベルシ。が、簡単に起き上がって立ち上がったサザーランド。スタンド。カーフを蹴るサザーランド。右フック。またシングルレッグ。簡単に倒されるサザーランド。バックに回るトラベルシ。パウンドを入れる。サザーランド立ったがすぐテイクダウン。またバックに回るトラベルシ。押さえながらパンチを入れる。残り10秒でサザーランドがキムラを狙ったがゴング。

2Rトラベルシ。

3R。カーフを蹴るサザーランドにトラベルシはジャブを突く。タックルに入ったが切られた。サザーランドまたカーフキック。両者疲れているのか、トラベルシは勝ち逃げを狙っているのか、見合いが続く。トラベルシタックル。テイクダウン。サザーランドローリングして足関へ。が、抜かれた。バックに回るトラベルシ。スクランブルで逃れようとしたサザーランドだが、回りきれずサイドを取られる。うつ伏せになりバックを取られた。挑発するサザーランドだが、普通に負けてる。またスクランブルを仕掛けたサザーランドがサイドを取られる展開。下から押して立ったサザーランド。最後にパンチで出たが、トラベルシのタックルで倒された。タイムアップ。

三者30-27でトラベルシ勝利。

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2024#02 BELLATOR Bellator CS2024#02 MMA MMAPLANET o アスペン・ラッド エカテリーナ・シャカロワ キック ボクシング

【Bellator CS2024#02】ラッドが首相撲&ヒジ・ヒザでシャカロワを翻弄。そこにTDを織り交ぜて判定勝利

<女子フェザー級/5分3R>
アスペン・ラッド(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28.
エカテリーナ・シャカロワ(ウクライナ)

サウスポーのシャカロワが左ストレートを伸ばして前に出る。ラッドはそこに左フックを返す。離れた間合いからシャカロワが左ストレートで飛び込み、左ミドル、右フックまでつなげる。ラッドは右ストレートで迎え撃ち、シャカロワのシングルレッグを切る。試合がスタンドに戻るとラッドが前に出て、飛び込むシャカロワに右ストレートを合わせる。シャカロワがインローを蹴ると、ラッドは左フックを狙い、シャカロワがダブルレッグで組みついてラッドをケージに押し込む。一度は尻餅をついたラッドだがケージに体を預けて立ち上がるとヒザ蹴り。シャカロワは飛行機投げからバックにつくが、ラッドが立って向き直る。

ラッドはワンツー、シャカロワのダブルレッグを切ると、首相撲からボディにヒザ蹴りを突き刺す。シャカロワがダブルレッグに入ると、それを切ったラッドがシャカロワをケージに押し込んでヒザ蹴り。パンチからシングルレッグに入るシャカロワ。テイクダウンされたラッドはガードポジションからハーフネルソンでシャカロワの体を返しつつ立ち上がる。ラッドはして首相撲からヒザ蹴り、シャカロワの顔を突き放してヒジ、左フックを当てる。

2Rもシャカロワが左ストレートから前に出るが、ラッドはしっかり距離を取る。シャカロワのパンチをかわすと、ラッドがプレッシャーをかけてワンツーから左フック、シャカロワをケージに押し込む。ラッドは首相撲からボディにヒザ蹴りを突き刺して離れる。シャカロワは強引にパンチで距離を詰めてダーティボクシングに持ち込む。離れたラッドは左ボディ、ガードを上げてジャブを当てて、シングルレッグも切ってがぶる。

それでも組みつくシャカロワだが、トッドが首相撲でシャカロワの動きをコントロールしてヒザ蹴り・ヒジ打ちを入れる。このヒジでシャカロワの額から流血。シャカロワがダブルレッグに入ると、ラッドがギロチンを狙いつつ立ち上がる。ケージ際で組みの攻防になるとブレイクがかかる。再開後、シャカロワがラッドのパンチにダブルレッグを合わせるが寝かし切ることが出来ない。

3R、ラッドはシャカロワのテイクダウンをディフェンスしながらパンチで前進。シャカロワもラッドのワンツーに合わせて組みつき、立ち上がるラッドのバックにつく。正対したラッドはシャカロワをケージに押し込んで首相撲を使いつつ、意表をついたダブルレッグでテイクダウンを奪う。背中を見せるシャカロワをバックコントロールするが、レフェリーはブレイクを命じる。再開後、ラッドはシャカロワのダブルレッグを切って、パンチのプレッシャーをかけて左フックを当てて右ストレート。シャカロワのダブルレッグを切ってバックにつく。

シャカロワが正対して離れるが、ラッドがパンチで前進。左フックを立て続けに当てる。シャカロワも左ストレートから応戦し、シングルレッグで組むが、ラッドがそれを切ってヒザ蹴り。シャカロワが必死にシングルレッグで組むが、ラッドが鉄槌を落として離れる。最後はラッドが左ハイキックを2連発蹴ったところで試合終了となり、判定は3-0でラッドが勝利。首相撲とヒジ・ヒザを有効に使ったラッドが勝利した。

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45 AB F1 FAW2024#03 MMA MMAPLANET o キック トミー矢野 中村京一郎

【FAW2024#03】中村京一郎がトミー矢野の寝技を封じて判定勝利、トーナメント優勝を果たす

【写真】トーナメント3試合とも異なる試合展開。格闘代理戦争で強くなる。そして優勝を果たした中村だ(C)MMAPLANET

<フェザー級/3分3R>
中村京一郎(日本)
Def.3-0
トミー矢野(ブラジル)

サウスポーの中村がジャブと右フック。トミーは右ハイを蹴り、右ミドルと右ストレートを見せる。中村も左の三日月蹴りを返して、じわじわとプレッシャーをかける。トミーが前に出てくると中村は右フックを狙う。組みついたトミーが足関節を仕掛け、中村が背中を見せるとバックにつく。トミーは中村の動きに合わせてマウントをうかがいつつ、中村も足を入れて立ち上がる。そこにトミーがギロチンを狙い、頭を抜いた中村がパンチを落とす。ガードポジションのトミーが下から三角絞めを狙う。

2R、中村がけん制の右の前蹴り。トミーはシングルレッグに入って、自らガードポジションで引き込む。中村はインサイドガードでトップキープし、細かくパンチを落とす。トミーは下から中村の足をすくって展開を作ろうとするが、中村もすぐに反応して立ち上がる。試合がスタンドに戻ると、前に出る中村がトミーに左ストレートを放つ。最後はトミーがダブルレッグに入って、ガードに引き込んだところでラウンド終了となった。

3R、中村が前に出て左ミドル、右のカーフキック。トミーのシングルレレッグを切ると、引き込むトミーに中村が鉄槌を連打する。トミーもガードポジションから腕十字や足関節を仕掛けるが、中村が足を抜いて立ちあがって距離を取る。スタンドでの再開後、トミーが渾身のダブルレッグで組みついてケージに押し込むが、テイクダウンできない。中村は組み際に右フックを狙い、トミーに組みつかせない。このまま試合終了となり、中村が判定勝利を収めた。


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YouTube キック 試合動画

クレイジードクターさわい vs はぎわらまさき/Crazy Doctor Sawai vs Masaki Hagiwara|2024.5.12 #RISE_VOA6 【OFFICIAL】

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45 FAW2024#03 MMA MMAPLANET o キック ギレルメ・ナカガワ 佐藤藏ノ介

【FAW2024#03】右ハイを効かせたナカガワ、テイクダウンされるもストレートフットロックを極める

【写真】(C)MMAPLANET

<フェザー級/3分3R>
ギレルメ・ナカガワ(ブラジル)
Def.1R1分16秒 by ストレートフットロック
佐藤藏ノ介(日本)

KO負けからわずか1カ月で試合に臨むナカガワに対し、サウスポーの佐藤が距離を詰める。左右のローから左ストレートを伸ばした。ナカガワも頭を振って左ジャブを突く。左右のローを散らす佐藤の顔面を、ナカガワの右ハイが捕らえた。追撃の右ストレートを受け、フラついて下がる佐藤にナカガワがパンチで襲いかかる。佐藤はダブルレッグからすくい上げてナカガワに背中を着かせた。

下になったナカガワは佐藤の左腕を取って両足を巻き付ける。ここから十字に移行しながら、ナカガワが左足をすくい、デラヒーバからの仕掛けではないもののカイオテハフットロックのような形でタップを奪った。

試合後「とても良い試合で、自分の柔術を見せることができました」と語ったナカガワは、試合のポイントとして右ハイキックを挙げた。


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45 FAW2024#03 MMA MMAPLANET o キック 脇田仁

【FAW2024#03】脇田の右をかわして組みつくクサノ。2Rからテイクダウンに成功して判定勝利

テイクダウン後のコントロール力は流石のクサノだった【写真】(C)MMAPLANET

<63キロ契約/3分3R>
ガブリエル・クサノ(ブラジル)
Def.3-0
脇田仁(日本)

脇田が左関節蹴りから距離を詰める。クサノはケージを背負いながらサークリングし、ケージ中央に入ってから組みついた。左腕を差し上げてドライブしたクサノは、四つで組むとケージに押し込みながらヒザ蹴りで削る。上下に揺さぶるクサノに対し、脇田がウィザーで耐えるとレフェリーがブレイクをかけた。再開後、クサノはサークリングする。脇田の右ストレートをかわして組んだクサノが、再びケージに押し込んでいく。脇田がボディに左ヒザを突き刺す。クサノが左足を抱えようとしたがシングルレッグで組めず。レフェリーがブレイクをかけると、再開後に脇田がケージに押し込んだが、クサノが差し返して初回を終えた。

2R、初回よりもクサノが大きくサークリングする。脇田の右に左ミドルを合わせたクサノは、やはり距離を取りながら脇田の右をかわして組みついた。左腕を差し上げ、ケージに押し込みながら揺さぶるクサノ。脇田もウィザーから左腕を差し入れる。クサノも右を顔面に入れて削るもグラウンドに持ち込むことができない。レフェリーがブレイクをかけて再開されると、クサノが大きく回る。脇田は右ボディストレート、さらに前蹴りを突き刺した。クサノは脇田のカウンターを食らいながらも組みつき、ボディロックから遂にテイクダウンを奪った。脇田が下から足を上げていくも、クサノが振りほどく。脇田は逆側に足を組んで腕十字を仕掛けたが、これは潰された。

最終回もクサノが大きく回り、脇田の右をかわして組みつく同じ展開からスタート。しかしクサノがグラウンドに持ち込むのは早かった。背中を着かせたクサノは、ハーフガードの脇田にパウンドを連打を浴びせる。パスしてサイドに回ったクサノは、脇田のブリッジを左オーバーフックで防ぐ。

マウントに移行したクサノがパンチの連打を浴びせると、脇田が腕を伸ばした。さらにケージキックを狙う脇田に対し、トップを維持するクサノが右腕を取って腕十字を仕掛ける。これは腕を伸ばしに行かず、マウントをキープしながら鉄槌を落とし、残り10秒で脇田の左腕を取ったものの、十字で伸ばすには至らなかった。

判定はユナニマスでクサノの勝利した。


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