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【ADCC2022】66キロ級決勝 失点0で優勝。最軽量級世界一はベイビーシャーク=ジオゴ・ヘイス

【写真】全試合一本という派手な勝ち方ではないが、失点0も胸を張ることができる優勝だ(C)SATOSHI NARITA

9月17日(土・現地時間)&18日(日・同)にラスベガスのトーマス&マック・センターにて開催された2022 ADCC World Championshipが開催された。
Text by Isamu Horiuchi

ADCC史上、他のグラップリングイベントの追随を許さない最高の大会となったADCC2022を詳細レポート。第11 回は66キロ級決勝戦=ジオゴ・ヘイス×ガブリエル・ソウザ戦の模様をお伝えしたい。

ADCCルールに見事に合わせた戦いぶりで決勝進出を果たしたジオゴの相手は、昨年のWNOチャンピオンシップでマイキー・ムスメシからパスを奪って準優勝に輝いたガブリエル・ソウザだ。

ソウザは1回戦、以前ノーギでファブリシオ・アンドレイを肩固めで仕留めるなど、強烈な極めを持つフアン・アルバランカと対戦。

序盤強烈にギロチンで絞め上げられ、落ちたと勘違いしたレフェリーに試合を止められて一度は負けを宣せられた。が、抗議が実り試合は再開。終盤にスクランブル合戦を制して2点を奪取し、アルバランカが動いたところでバックを奪って5-0で勝利した。

2回戦は、初戦でAJ・アガザームに勝利したジェレミー・スキナーと対戦。開始早々にパスを奪ったソウザは、そのまま上から攻め続けて、最後はマウンテッド・トライアングルで圧勝した。

準決勝のソウザの相手は、昨年ノーギで3度当たってことごとく惜敗している天敵のパトことディエゴ・オリヴェイラ。パトは1回戦で北米予選王者のキース・クレコリアンをストレートレッグロックで極めて、道着を脱いでも極めの強さを見せつけた。

そのパトは2回戦で、前回優勝のケネディ・マシエルとのマッチアップに挑んだ。

深くタイトに組んだ外掛けから、ヒールのようにかかとをワキに引っ掛けず、上腕で足首をすくう形でヒザを捻るZロックを極め、絶好調で準決勝に上がってきた。

そして迎えた準決勝──ソウザは延長戦のレスリング勝負に持ち込んでパトを疲弊させ、レフェリー判定で勝利。ジエゴと同じく、ADCC世界大会初出場にして決勝進出を決めたのだった。


<66キロ以下級決勝/20分1R>
ジオゴ・ヘイス(ブラジル)
Def.3-0
ガブリエル・ソウザ(ブラジル)

両者の立ちの攻防がしばし続くと、客席から「ベイビー・シャーク・ドゥ・ドゥ・ドゥ・ドゥ~🎵」とがなりたてる輩が現れる。このベイビーシャーク・ソングは言うまでもなく童顔のジオゴのニックネームの元ネタであり、ここ数年幼児に大人気の歌だ。

そこで実況解説陣も「5歳以下のファンはみんなベイビーシャークを応援しているはずさ」「僕の6歳の息子も全選手のなかで彼が一番のお気に入りなんだ」とコメント。初出場の若手ブラジル人同士、北米の観客にはなかなか感情移入しにくい試合でも楽しみ方はある。

2分半経過した頃、ジオゴが素早く小内からドライブしてテイクダウンに成功。加点時間前なので無理せず下になったソウザが内ヒールを仕掛けると、回転して逃れるジオゴ。それに乗じてソウザが上を取ると、ジオゴも下にステイし、得意の右に絡むハーフを作った。

やがてジオゴがクローズドから左足に絡んで崩すと、両者足関節の取り合いに。どちらも極めさせず、やがて勝者はスタンドに戻った。

6分経過時に、ソウザがアームドラッグへ。すぐに反応したジオゴが逆にカウンターのドラッグ返しからバックに回る。

襷を取り、足を一本入れるジオゴ。しかしソウザも動き続け、体をずらして正対して立つことに成功する。ここで下になったジオゴは、立たずに下から左足に絡む。加点時間帯前なので、無理にスクランブルを仕掛けなくても良いという考えのようだ。

その後ジオゴは下から足を狙い、ソウザが対応する展開が続く。ジオゴがトーホールドを仕掛けると、ソウザが回転して逃げて上下が入れ替わる。やがてダブルガードからお互い足を狙い合う状態となり、試合は10分を経過。加点時間帯に入った。

しばらくすると両者とも立ち上がる。様子見段階は終わり、世界一の座を賭けた本格的なポイント戦がここから開始だ。

お互い譲らない攻防が続くなか、ジオゴが一瞬のアームドラッグから小内につなげてソウザを倒す。本戦と違いすぐに距離を取り、背中を向けて立とうとするソウザ。ジオゴすぐその背後に回る。

ソウザの背中に登ってシングルフックと襷掛けを作るジオゴが、両足フックを狙う。何とか手で足を振り払うソウザだが、ジオゴは襷を双差しに切り替えてソウザのワキを開けさせ、ついにフックを入れて3ポイントを先制した。

残り7分で大きなビハインドを背負ってしまったソウザは再び手を使ってジオゴのフックを解除すると、腰を上げて頭を下げてジオゴを落としにかかる。頭で倒立するような状態でしばらく粘っていたジオゴだが、無理せず下に。得意の右に絡むハーフを作った。先制点を奪った以上、あとは失点せず戦ってゆけばいい。

ジオゴのハーフの前に攻め手を作れないソウザは、一旦離れてのパス狙いへ。が、ジオゴは柔らかい動きで対応。逆に下からソウザの左足に絡んで崩しては、足狙いを見せる。

深い50/50を作ったジオゴは、内ヒールを仕掛ける。特に極める必要はなく、相手に防御を余儀なくさせ時間を稼ぐのにきわめて有効な手だ。ソウザは立ち上がって組まれた足を押し下げて解除するが、ジオゴはインバーテッドからまたしても足を絡めてゆく。

その後、ソウザは横に回ってのパスや上から飛び込んでのバック狙いを見せるが、その度にジオゴは下から柔らかい動きで危なげなく対処を続けた。終盤も足と両腕のフレーム使ってソウザにパスのチャンスを与えないジオゴは、残り数秒のところで距離を取って素早く立ち上がる。ここでソウザも万事休すと悟ったか、最後の追撃はせず。弱冠20歳のジオゴ・ヘイスが初出場初優勝の快挙を成し遂げた。

ケニー・フロリアンから勝利者インタビューを受けたジオゴは、童顔の見た目よりさらに幼い声で(たまに指摘されることだが、ジオゴの英語はUFC女子バンタム&フェザー級王者アマンダ・ヌネスのそれをぐっと拙く少年ぽくした印象だ)、「最高の気分さ。夢がかなったよ。ここまでの道のりは楽じゃなかった。僕たちはみんな身を練習に捧げてきたんだ。チームメイトのファブリシオやミカ、そして師匠のメルキ・ガルバォンがいなければ僕はここにいない、彼なしに優勝など不可能だったんだ。全てを僕らに捧げてくれた」と語った。

その後メルキがマットに登場して、ジオゴとハグ。愛弟子の快挙に感涙にむせぶ師の横で、ジオゴは「この人は僕の父であり、友人であり、コーチであり、師匠だ」と改めて想いを語り、感動のエンディングとなった。

今大会の4試合、一切の失点をせず、ことごとく後半のレスリング、スクランブルの攻防で差を付けて勝ち切ったジオゴ。テイクダウンされてもポイントを許さず立ち上がり、徐々に相手を疲弊させてゆくレスリングの持久力で上回った形だ。

そんな戦い方を可能にしたのは、柔らかい動きで体力を消耗せずに、相手に得点を奪う隙を与えない優れたガードワーク、そして各局面で不要なリスクを犯さず、試合に勝つための最適な方法を選び取ることのできる高いファイトIQがあるからこそだ。

世界最高峰の選手が集ったこの最軽量級にて、ADCCルールで勝つためのスキルを、技術的にも精神的にも最も高いレベルで持ち合わせていたのが、ジオゴ・ヘイスだったといえるだろう。

なお3位決定戦は、延長までもつれ込んだ末、パトことディエゴ・オリヴェイラがジョシュ・シスネロスからペナルティ1差で勝利。こちらも初出場でのメダル獲得となった。

66キロ級リザルト
優勝 ジオゴ・ヘイス(ブラジル)
準優勝 ガブリエル・ソウザ(ブラジル)
3位 ディエゴ・パト・オリヴェイラ(ブラジル)

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MMA o UFC   アマンダ・ヌネス シンシア・カルヴィーロ マッケンジー・ダーン

『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』でシンシア・カルヴィーロに勝利したニーナ・ヌネスがMMA引退を発表



 『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』でシンシア・カルヴィーロに判定勝ちしたニーナ・ヌネスが試合後のオクタゴンインタビューでダニエル・コーミエに以下のコメント。

「引退するわ。ファイターとして、やりたいことはやったと思う。元々趣味で始めたことなのに、ここまで来た。これからは今頑張っている女の子たちのコーチングと育成に専念するわ」

「もっと赤ちゃんが欲しい。だから、もう一人産むために身を引くわ」


Nina Nunes(Sherdog)

 ニーナ・ヌネス(アンサロフ)は1985年12月3日生まれ。現在36歳のアメリカ人でMMA戦績11勝7敗(UFC戦績5勝4敗)。ラストファイトはフライ級でしたが、ストロー級を主戦場にしていて、最後はUFC女子ストロー級9位でした。2020年にアマンダ・ヌネスと同性婚をし、同年9月24日に第一子となる長女を出産。復帰戦となった2021年4月の『UFC on ABC 2: Vettori vs. Holland』で行われたマッケンジー・ダーン戦からヌネス姓を名乗っています。続きを読む・・・
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MMA o ONE UFC UFC277   アマンダ・ヌネス

『UFC 277: Pena vs. Nunes 2』ジュリアナ・ペーニャ vs. アマンダ・ヌネスを見たファイター・関係者の反応

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 『UFC 277: Pena vs. Nunes 2』ジュリアナ・ペーニャ vs. アマンダ・ヌネスを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC277 アマンダ・ヌネス キック ジュリアナ・ペニャ

【UFC277】パンチとヒジでペニャを追い込んだヌネスが、大大大差の判定勝ちで世界王座を奪還

<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
アマンダ・ヌネス(ブラジル)
Def.3-0:50-45.50-44.50-43.
ジュリアナ・ペニャ(米国)

サウスポーのヌネスが距離を詰める。ガードを固めるペニャに対し、左ミドルを見せた。スイッチしながら相手の様子をうかがうヌネスに対し、ペニャは手を出さない。左ストレートを見せるヌネス、ペニャが距離を詰めて左右ストレートを繰り出した。ヌネスが左ストレート、ペニャは左右ストレートを返す。ペニャの動きに合わせてヌネスは左ストレートを突き刺していく。

さらに右ジャブを打ちおろしたヌネス、ペニャは手数が少なく動きも重い。インサイドから右ジャブを突くヌネス。ペニャのハイをかわしてパンチを見せ、スイッチして右ストレートのカウンターでペニャの動きを止める。さらに距離を詰めてきたペニャに右フックを合わせると、ペニャがマットに手を着いた。ヌネスの右ジャブを食らうたびにグラつくペニャ。ヌネスがリズムに乗って相手の様子を見る。

ペニャもワンツーをヒット。さらに右ストレートから左フックを当ててペースを握る。残り30秒を切ったところでヌネスがシングルレッグを仕掛けるも、これをカットしたペニャがヒザ蹴りを突き上げた。しかしヌネスがパンチを当ててペニャにケージを背負わせて初回を終えた。

2R、サウスポーから左前蹴りを繰り出すヌネス。ペニャもプレッシャーをかけ、右ストレートを当てる。しかし距離を詰めたところで、ヌネスの右ストレートがクリーンヒット。ペニャはダウンし、相手をグラウンドに誘うがヌネスは乗らない。レフェリーがペニャにスタンドを要求、またもヌネスが右でダウンを奪い、グラウンドに誘うペニャを再び立たせた。

スタンドでは左右ストレートを軸に前へ出るペニャ、ヌネスはバックステップから右ジャブを基点に迎え撃つ。ペニャの右ストレートがヒット。ペニャの左ミドルをキャッチして距離を詰めたヌネスに対し、ペニャが離れた。ペニャのパンチを被弾するヌネスだが、左ストレートを突いて、またもダウンを奪う。

グラウンドに来ないヌネスに対して立ち上がったペニャ、ヌネスは足を使ってカウンター狙いだ。ヌネスの右をもらって、ペニャはバランスを崩す。パンチを振るってきた相手に組みついたヌネスは、ボディロックからペニャをケージに押し込んでいった。

3R、ヌネスが左ストレートを伸ばす。さらに右バックスピンエルボーを狙うヌネス。足を使うヌネスに組みついたペニャだが、反対にケージへ押し込まれてしまう。右ジャブで試合をコントロールするヌネス、ペニャは相手の右に左フックを合わせた。ヌネスは距離を詰めてきた相手に組みつき、テイクダウンを奪う。

ケージ中央でフルガードを取るペニャに右ヒジを落としていくヌネス。足を上げてくるペニャ、ヌネスが抑え込んで削る。ヌネスの右腕を取ったペニャは、腕十字あるいは三角を狙うもヌネスが上半身を起こした。ヌネスは相手の頭を押さえて左ヒジを叩きこむ。ペニャの頭部がカット、流血しながら相手の左腕を取ってオモプラッタを仕掛けるも、左ヒザでペニャを抑えたヌネスがトップをキープし、ハーフガードになったペニャにヒジとパンチを落とした。

4R、ヌネスがダブルレッグでテイクダウンに成功する。ペニャはケージキックを狙いながら、さらに下から仕掛けていく。腰を上げたヌネスはパウンドで対抗。ペニャは幾度もオモプラッタを狙うもヌネスに潰されてしまう。しかし相手を抱えて左腕を取ったペニャが腕十字へ。ヌネスも苦しそうな表情を浮かべながら腕を抜いた。

トップに戻ったヌネスがパスからサイドに移行する。左ヒザを差し込んだペニャがガードに戻す。ヌネスはトップから左右のヒジを連打。ペニャはヌネスが左ヒジを落とした瞬間に右腕を取り、腕十字を狙ったが極まらず。スタンドに戻ると、ペニャの顔面から大流血が見られる。

ケージ中央で再びテイクダウンを奪ったヌネス。マットに背中を着けたペニャにレフェリーが、ブレイクでスタンドを促した。再開後、ヌネスがグラウンドに持ち込み、ペニャの仕掛けを凌いでこのラウンドを終えた。

最終回、パンチを振るうペニャに組みついたヌネスが、そのままダウブルレッグに切り替えてグラウンドに持ち込んだ。ペニャはケージキックから腕十字へ。さらに三角絞めに移行する。これを凌がれるとスクランブルに持ち込んだが、ヌネスがガブったためペニャも立ち上がる。

ケージ中央で組んだヌネスが、テイクダウンしてサイドから左ヒジを落とす。大流血のペニャはハーフガードに戻し、ヌネスの左腕を取ってキムラの体勢へ。しかしヌネスが起き上がりバックに回る。グラウンドに戻り、ハーフガードを取るペニャに左ヒジを叩き込むヌネス。

ペニャが両ヒザを差し入れると、ヌネスは立ち上がってパウンドを落とした。一瞬動きが止まったペニャ。ヌネスはトップに戻り、そのままバックを奪ってRNCを狙う。これは極まらずも、そのままヌネスがトップをキープしながら、立ち上がって相手と挑発。合わせて立ち上がったペニャと向かい合い、試合終了のホーンを聞いた。

スタンド戦を要求し続けるレフェリングには疑問が残るも、ヌネスがペニャからダウンを奪いまくり、ヒジで大流血に追い込んだのも事実。結果、ジャッジが最大7ポイント差をつける裁定でヌネスがベルトを奪還した。


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【UFC277】計量終了 ペニャ×ヌネス&モレノ×カラフランス問題なし。注目=パントージャ×ペレス&モラレス

【写真】フライ級暫定王座にカイ・カラフランスが挑む。ある意味、日本人ファイターの希望となる一戦だ(C)Zuffa/UFC

30日(土・現地時間)、テキサス州ダラスのアメリカンエアライン・センターで開催されるUFC 277「Pena vs Nunes 2」の計量が行われている。

今大会はUFC世界女子バンタム級選手権試合=王者ジュリアナ・ペニャ×挑戦者アマンダ・ヌネス、UFC世界フライ級暫定王座決定戦=ブランドン・モレノ×カイ・カラフランスと2階級の世界戦が組まれている。


昨年12月に掛け率+700と大アンダードッグながらRNCで一本勝ちしベルトを巻いたペニャと、ベルトを失ったヌネスの再戦。

「人生ってそういうもの。今、土曜日にタイトルを取り戻すためにここにいる。皆が求めているように、私は再びダブルチャンピオンになる」とチャレンジャーが断言すると、王者は「私にとって光栄な機会ね。ベルトを防衛するために全力で明日の夜は戦うわ」とコメントした。

またセミのフライ級暫定王座決定戦も2019年12月の再戦で、前回はモレノがカラフランスから判定勝ちを手にしている。

ベルト奪取とリベンジに臨むカイ・カラフランスが「ホームからダラスまで長い旅だった。皆が応援する選手と戦うけど、そして倒すためにハードな練習をしてきたんだ」と意気込みを語れば、モレノは「もう過去は関係ない。今、この瞬間にワクワクしている。僕が何者か、なぜ僕が次のチャンピオンになって再び栄光を手に出るのかを見せる」と話した。

暫定王者が決まるフライ級では、タイトル戦線生き残りが掛かったアレッシャンドリ・パントージャ×アレックス・ペレスという実力者対決が実現する。

またプレリミでは、キャリア13連勝中のエクアドル人選手マイケル・モラレスが、アダム・ヒューギットと戦うウェルター級戦も注目だ。

そんななか女子バンタム級でキム・ジヨンと対戦するホセリン・エドワルツ、オープニングバウト出場のオリオン・コスケが計量失敗でキャッチウェイト戦を戦うこととなっている。

■視聴方法(予定)
7月31日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWプライム

■UFC277計量結果

<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ジュリアナ・ペニャ: 264.5ポンド(1119.97キロ)
[挑戦者]アマンダ・ヌネス: 254ポンド(115.21キロ)

<UFC世界フライ級暫定王座決定戦/5分5R>
ブランドン・モレノ: 124.5ポンド(56.47キロ)
カイ・カラフランス: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デリック・ルイス: 264.5ポンド(1119.97キロ)
セルゲイ・パブロヴィッチ: 254ポンド(115.21キロ)

<フライ級/5分3R>
アレッシャンドリ・パントージャ: 125.5ポンド(56.92キロ)
アレックス・ペレス: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マゴメド・アンカラエフ: 206ポンド(93.44キロ)
アンソニー・スミス: 206ポンド(93.44キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アレックス・モレノ: 171ポンド(77.56キロ)
マシュー・セメルスバーガー: 171ポンド(77.56キロ)

<ライト級/5分3R>
ドリュー・ドバー: 155.5ポンド(70.53キロ)
ハファエル・アウベス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ドンテイル・メイス: 255ポンド(115.66キロ)
ハムディ・アブデルワハブ: 264.5ポンド(1119.97キロ)

<ライト級/5分3R>
ドラッカー・クローズ: 155.5ポンド(70.53キロ)
ラファ・ガルシア: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・モラレス: 170.5ポンド(77.34キロ)
アダム・ヒューギット: 171ポンド(77.56キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
キム・ジヨン: 135ポンド(61.24キロ)
ホセリン・エドワルツ: 137.5ポンド(62.36キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ニコライ・ネグメレアフヌ: 205ポンド(92.99キロ)
イゴール・パチイリャ: 204ポンド(92.53キロ)

<ウェルター級/5分3R>
オリオン・コスケ: 172.5ポンド(78.24キロ)
ブラッド・ダイアモンド: 169ポンド(76.66キロ)

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『UFC 277: Pena vs. Nunes 2』前日計量動画


MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Champ Julianna Peña (134.5) vs. Amanda Nunes (135) – for women’s bantamweight title
・Brandon Moreno (124.5) vs. Kai Kara-France (124.5) – for interim flyweight title
・Derrick Lewis (264.5) vs. Sergei Pavlovich (254.5)
・Alexandre Pantoja (125.5) vs. Alex Perez (125.5)
・Magomed Ankalaev (206) vs. Anthony Smith (206)

PRELIMINARY CARD (ABC/ESPN/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Alex Morono (171) vs. Matthew Semelsberger (171)
・Rafael Alves (155.5) vs. Drew Dober (155.5)
・Hamdy Abdelwahab (264.5) vs. Don’Tale Mayes (255)
・Rafa Garcia (155) vs. Drakkar Klose (155.5)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 6 p.m. ET)

・Adam Fugitt (171) vs. Michael Morales (170.5)
・Joselyne Edwards (137.5)* vs. Ji Yeon Kim (135)
・Nicolae Negumereanu (205) vs. Ihor Potieria (204)
・Orion Cosce (172.5)** vs. Blood Diamond (169.5)

 『UFC 277: Pena vs. Nunes 2』前日計量結果。2大タイトルマッチを含むメインカードは全員パス。アーリープレリムでキム・ジヨンと対戦するジョセリン・エドワーズが137.5ポンドと1.5ポンドオーバー、ブラッド・ダイアモンドと対戦するオリオン・コシが172.5ポンドと1.5ポンドオーバー。共に出場給の20%を譲渡し試合は行われます。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ジュリアナ・ペーニャ vs. アマンダ・ヌネスはペーニャ支持2人、ヌネス支持9人。

・ブランドン・モレノ vs. カイ・カラ・フランスはモレノ支持10人、カラ・フランス支持1人。

・デリック・ルイス vs. セルゲイ・パブロビッチはルイス支持10人、パブロビッチ支持1人。

・アレッシャンドリ・パントージャ vs. アレックス・ペレスはパントージャ支持10人、ペレス支持1人。

・マゴメド・アンカラエフ vs. アンソニー・スミスはアンカラエフ支持8人、スミス支持3人。続きを読む・・・
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UFC277:オッズ/予想と展望

ジュリアナ・ペーニャ 3.30
アマンダ・ヌネス 1.36
ブランドン・モレノ 1.48
カイ・カラフランス 2.80
デリック・ルイス 2.05
セルゲイ・パブロヴィッチ 1.80
アレッシャンドリ・パントージャ 1.56
アレックス・ペレス 2.55
アンソニー・スミス 4.90
マゴメド・アンカラエフ 1.20
アレックス・モロノ 2.35
マシュー・セメルスバーガー 1.65
ドリュー・ドーバー 1.50
ハファエル・アウベス 2.70
ドンテイル・メイエス 1.56
ハムディ・アブデルワハブ 2.55
ドラッカー・クロース 1.44
ラファ・ガルシア 2.90
マイケル・モラレス 1.17
アダム・フューギット 5.50
ジョセリン・エドワーズ 1.77
キム・ジヨン 2.10
ニコラエ・ネグメレアヌ 2.10
イーゴル・ポティエリア 1.77
オリオン・コシ 1.61
ブラッド・ダイアモンド 2.40

メインは女子バンタム級タイトルマッチ。昨年12月に対戦し、ペーニャが勝利した試合のダイレクトリマッチで、TUF30のコーチ対決。

昨年12月の対戦では、当時王者のヌネスが圧倒的フェイバリット。試合も1Rにダウンを奪うなど、序盤は攻勢で、そのまま防衛するかに見られたが、2Rに入りペーニャのジャブを被弾する展開に。ジャブをもらい続けてとうとう下がりだし、最後はテイクダウンからのチョークでペーニャが勝利。昨年のアップセット・オブ・ザ・イヤーを多くのサイトで受賞した。

半年でのダイレクトリマッチとなるが、オッズは前回ほどの大差ではないものの、今回もヌネス優勢。前回の1Rは確かにヌネスがダウンを奪ったものの、ペーニャもジャブが通用することがわかったので、スタンドでも必要以上に恐れることはないはず。ヌネスとしては打撃で勝負するのではなく、今回は組みを混ぜていく展開になるのでは。そうなると、差はなかなかつかないかもしれない。

僅差の判定になれば、ジャブで確実にポイントを稼げるペーニャが優勢か。ヌネスは前回のダウンのようなビッグラウンドをどこまで作れるか。ただフィニッシュするとすればヌネス。

ペーニャ判定勝ち。

セミはフライ級王者フィゲイレードが怪我のため、暫定王座戦が組まれ、前王者のブランドン・モレノRIZINファイターのカラフランスが対戦する。まあ、プロハースカと比べると、1度だけ出て体重オーバーの末に和田竜光に敗れただけのカラフランスはRIZINの印象が薄いが。勝てばシティキックボクシング勢として3階級目の王者となる。

こちらもリマッチとなり、両者は2019年の12月に対戦している。UFC3連勝中だったカラフランスだったが、得意の打撃で押される展開で判定負け。モレノはそこから連勝でフィゲイレードの王座に挑戦し、初戦はドロー、ダイレクトリマッチで一本勝ちして王座を獲得した。カラフランスは元バンタム級王者コーディ・ガーブラントを1RKOし一気に評価を上げると、前戦はキャリア無敗のアスカル・アスカロフ相手に終盤タックルを切って打撃を入れる展開で接戦を制した。

ストライカーのカラフランスに対し、モレノはグラウンドでのフィニッシュが多いものの、打撃でも勝負できるレベルにある。テイクダウンはなかなか奪えないと思うので、今回もフルラウンド打撃勝負になりそう。

3試合続けて5Rのタイトルマッチをやっている(2戦目は3R決着だが)モレノが経験で有利と見て、モレノ判定勝ち。

第1試合開始は31日朝7時から。同日は14時からRIZIN.37もあるが、タイトルマッチ2試合とも判定になった場合はオープニングくらいバッティングしそう。

速報します。

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ヴァレンティーナ・シェフチェンコ「年内に女子バンタム級王座に挑戦し2階級制覇を目指すかもしれない」

7.30『UFC 277』でジュリアナ・ペーニャ vs. アマンダ・ヌネス2の女子バンタム級タイトルマッチが決定(2022年05月22日)

 こちらの続報。




 6月12日にシンガポールで開催する『UFC 275: Teixeira vs. Prochazka』でタイラ・サントスを相手に女子フライ級王座7度目の防衛戦を行うヴァレンティーナ・シェフチェンコが女子バンタム級王座に再挑戦する可能性を示唆し以下のコメント。

「いずれは135ポンドで戦うと思う。常にチャンスはあるし、もちろん大きな戦いになるほど良い」

「アマンダ・ヌネスがジュリアナ・ペーニャに敗れたことにはショックを受けなかった。もちろん驚きはしたけど、かつてのアマンダとは同じじゃないと思ってた。私と対戦した時とは目つきから何から全てが違っていた。ジュリアナと対戦した時は少しリラックスしているように見えた。あの試合でどういう準備をしたかは知らないけど、別人のようだったわ」

「7月まではスタンバイ中ね。アマンダとの再戦は避けられないと思う。もしくはジュリアナよ。以前私はジュリアナにアームバーで勝っている。そして今は彼女の名前が頻繁に出てくるようになった」

「年末に対戦すれば良い試合になると思う。どうなるかは様子見ね。ミーシャ・テイトが7月に125ポンドで戦うし(『UFC 276』でローレン・マーフィーと対戦)いろんな可能性や状況の変化が考えられる。でも(年内にバンタム級で戦う)可能性は高いと思う。かなり高いと思うわ」


Valentina Shevchenko(Sherdog)

 シェフチェンコはヌネスと2016年3月の『UFC 196: McGregor vs. Diaz』と2017年9月の『UFC 215: Nunes vs. Shevchenko 2』で2度対戦しており対戦成績はヌネスの2勝0敗。しかし2度とも判定決着で、特に『UFC 215』の方はスプリットデシジョンでした。これをきっかけにシェフチェンコはフライ級に転向し絶対王者の地位を築くことになります。

 また、シェフチェンコはバンタム級時代の2017年1月『UFC on FOX 23: Shevchenko vs. Pena』でジュリアナ・ペーニャとも対戦しており、この時は2Rアームバーでシェフチェンコが勝利しています。続きを読む・・・
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MMA o UFC アマンダ・ヌネス エリク・アンダース キック ジャイルトン・アルメイダ ジョセフ・ホームズ タバタ・ヒッチ パーカー・ポーター ボクシング ミーシャ・テイト ヴィンス・モラレス

UFC on ESPN+64:オッズ/予想と展望

ホリー・ホルム 1.40
ケトレン・ヴィエイラ 3.00
サンチアゴ・ポンジニッビオ 2.10
ミシェウペレイラ 1.77
チディ・エンジュクアニ 1.44
ドゥスコ・トドロヴィッチ 2.85
エリク・アンダース 2.60
パク・ジョンヨン 1.49
ポリアナ・ヴィアナ 2.05
タバタ・ヒッチ 1.80
ジャイルトン・アルメイダ 1.17
パーカー・ポーター 5.10
ジョセフ・ホームズ 1.53
アレン・アメドフスキー 2.60
オマー・モラレス 1.71
ウロシュ・メディチ 2.20
ジョナサン・マルチネス 1.45
ヴィンス・モラレス 2.80
チェイスフーパ2.55
フェリペ・コラレス 1.56
エリス・リード 1.65
サム・ヒューズ 2.35

メインは女子バンタム級ロンダ・ラウジーを衝撃的なハイキックKOで下してUFC史上最高のアップセットを起こしたホルムももう40歳。女子ではサラ・マクマンに続く2番目の年長者となる。昨年、2度試合が組まれたがいずれも負傷欠場していて1年半ぶりの試合。ロンダ戦はもう6年半も前のことになるが、現在もランキング2位をキープしている。直近5勝3敗で、3敗はすべてタイトルマッチでの負け(バンタム1回、フェザー2回)。しかし、アマンダ・ヌネスに挑戦した3年前の試合では1RでKO負けし、若いヌネスとの間に完全に勝負付けがついてしまう内容だった。元ボクシング&キック世界王者だが、最近はグラップリングも向上している。

挑戦者のヴェエイラはランキング5位で、ホルムより10歳若い30歳。柔道・柔術がバックボーンで、押さえ込んで判定勝ちする地味なスタイルのためなかなかチャンスを与えられなかったが、昨年11月の前戦は元王者で復帰2戦目となるミーシャ・テイト相手に初のメイン。UFCの目論見としてはテイトが勝ってタイトル戦線に進むことを期待していたのかもしれないが、両者スタンドで手数が少ない展開となり僅差の内容で判定勝ち。

現王者のペーニャは前王者ヌネスとともに、現在放送中のTUFでコーチを務めており、夏以降にコーチ対決でのダイレクトリマッチが行われる予定のため、この試合でどちらが勝っても、タイトル挑戦はだいぶ先になりそう。

打撃の差でホルムが判定勝ち。

セミではMMA四次元殺法のペレイラがついにランカー挑戦。UFCデビュー戦を1RKOで飾った後、計量失敗の体調不良で判定負け、さらにレジェンドのディエゴ・サンチェスには勝っている展開からグラウンド顔面膝を打ち込み反則負けと連敗したが、その後は時折派手な攻めを見せるものの、勝負どころでは手堅いスタイルで4連勝。

ランキング14位のポンジニッビオは、ATT所属のストライカーで、最近はカーフキックを効果的に使っている。UFC10勝中5KO。

オッズはペレイラがフェイバリットだが、沸かせる試合をするファイターではあっても、UFCランキング入りまでする実力があるとは思えなかった。だから勝てなくても会場を盛り上げる色物ファイターになるのかと思ったが、最近は色物的な攻めを(比較的)封印して結果が出てきている。果たしてランカーの壁を超えられるのか。

ポンジニッビオ判定勝ち。

第1試合開始は22日朝5時から。速報します。

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BELLATOR o PFL UFC アマンダ・ヌネス クリス・サイボーグ ジュリア・バッド

PFL2022#03:メインカードオッズ/展望

ケイ・ハリソン 1.03
マリーナ・モフナトキナ 15.50
レイ・クーパー三世 1.22
カーロス・レアル 4.25
アンソニー・ペティス 1.33
マイルス・プライス 2.85
ローリー・マクドナルド 1.23
ブレット・クーパー 4.25
ラリッサ・パチェコ 1.13
Zamzagul Fayzallanova 4.75

女子ライト級とウェルター級が行われる2022年PFL3週目。ただし、第1週で行われる予定だったライト級リーグ戦のペティス vs. プライスの試合も今大会にスライドして行われる。理由は公開されていない。

女子ライト級は今年も柔道オリンピック金メダリスト・ケイ・ハリソンのための階級。他の選手は、ほとんどが階級下がベスト階級の選手しかいない。ハリソンも一度フェザー級まで落として試合をしているが、継続して戦っていくのは難しいのかもしれない。

対抗馬に唯一なりそうなのは、元Bellator女子フェザー級王者のジュリア・バッド。デビュー当時に後のUFCバンタム級王者アマンダ・ヌネスやロンダ・ラウジーに敗れていたが、そこから連勝し、Bellatorでは無敗のままフェザー級王座を獲得、3度の防衛に成功したが、UFCから移籍してきたクリス・サイボーグに4RKO負け。Bellatorでの負けはその1試合のみで、昨年10月にPFLに初参戦し、ワンマッチで勝利している。体重差はあるものの、ハリソンとサイボーグの比較にもなりそうで興味深い。が、それまでに明らかに格下の他の選手に星を落とすこと無く進めるか。

昨年リーグ戦に出場した元UFCライト級王者ペティスはリーグ戦でまさかの2連敗。今年の初戦の相手はローカルプロモーションでもトップレベルではないマイルス・プライス。しかもブランク3年。この相手に負けるようだと、さすがに現役続行すら厳しくなる。

ウェルター級初戦に臨む元Bellator王者のロリマクは、昨年初戦は1R一本勝ちしたものの、2戦目で元UFCのグレイソン・チバウと対戦。微妙な判定で敗れたが、ポイント的に結果に関わらず予選突破が決まっているので、無理に勝ちにいかなくて良いという、PFL独特の事情があった試合だった。しかし、決勝トーナメントでは、初戦で昨年の勝者レイ・クーパー三世にテイクダウンから漬け込まれる展開で完敗。優勝を狙うには、いずれまたクーパーが壁となるだろう。

第1試合開始はBellatorのメインイベントとおそらくかぶっているであろう7日朝7時。メインカードは10時から。見られたら速報します。