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【Pancrase335】元修斗世界ストロー級チャンプ黒澤亮平が初参戦。同じく初出場の小林了平と対戦

【写真】そのポテンシャルを発揮するのは、これからだ (C)SHOJIRO KAMEIKE

2日(金)に東京都港区のニューピアホールで開催されるPancrase335で黒澤亮平が初参戦を果たし、小林了平と対戦することが発表された。

元修斗世界ストロー級チャンピオン飛鳥拳こと黒澤がプチサブライズ=パンクラス初参戦が決った。


2016年7月に澤田龍人を破り、修斗ストロー級の頂点に立つも翌2017年10月に負傷が完治するまでに防衛期限を守れないという理由で王座返上、2019年1月の再起戦まで2年半のブランクがあった。

再び修斗最軽量の王座を狙うのを機に、リングネームを本名に変えるも戦績的には5勝3敗。大切な局面で星を落としてしまったが、4月の沖縄大会での一本勝ちから心機一転、パンクラスに戦場を移すこととなった。

現状、パンクラス・ストロー級王座は山北渓人がステップアップしたONEでの戦いに専念するために返上し、空位となっている。当然、黒澤のターゲットはそのベルトなるだろう。

対する小林了平はNEXUSを主戦場に5勝2敗のキャリアを残す19歳の若手で奇しくもRYOHEI対決となる。生真面目、真摯さがMMAの幅を狭めるようなきらいが見られた黒澤だが、パンクラス参戦という状況の変化で、よりMMAを楽しみ、ポテンシャルをフルに発揮できるよう心持ち変えられるか。

三十路となった黒澤のMMAファイター人生第3章──今回の試合のように挑戦が下の世代の突き上げを食らうことも増えるであろう、これからが楽しみだ。

なおPancrase336と昼夜興行となる同日の大会、335大会では中田大貴✖高木凌、近藤有己✖佐藤豪則、名田英平✖Ryo、前田浩平✖ジョセフ・カマチョ、余勇✖貞永大輔、沙弥子✖MIYUが振り分けられている。

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RIZIN.42:オッズ/予想と展望

いつも通りMMAの試合のみ。

ラマザン・テミロフ 1.25
浜本“キャット”雄大 3.75

征矢の代役で出場が決まった浜本。相手の初参戦テミロフはウズベキスタンカザフスタンでキャリアを積んだ未知の強豪。戦績だけでは判断できない部分もあるものの、NEXUSで王者浜本が対戦してきた相手とはレベルが違う。

テミロフKO勝ち。

山本琢也 1.91
横山武司 1.83

2021年10月にRIZINで白川に敗れてから、1年3ヶ月のブランク明けで修斗世界1位の山本健斗デリカットに2RKO勝ちした山本琢也が再登場。相手の横山はプロ4戦目となる昨年11月に山本空良のNEXUS王座に挑み、僅差の判定でタイトルを獲得した。柔術で全日本王者となり、モテるためにMMAを始めた異色のファイター。

MMAとしてのキャリアの差があり、横山は山本空良戦でも柔術の延長の技術がメインで、MMAに対応しきっていなかった。寝技に付き合わず、相手の良さを消す戦い方に専念された時に、横山にどういった引き出しがあるかに興味がある。

山本KO勝ち。

伊藤裕樹 1.22
山本アーセン 4.00

アーセンが今大会一番のアンダードッグ。最後に負けてから2年4ヶ月のブランク。ずっとトレーニングを続けてきたのだとしても(違うと思うが)、試合に出ずに強豪の伊藤に勝つレベルまで達しているとは思えない。

伊藤KO勝ち。

岸本篤史 2.40
ビクター・コレスニック 1.53

ロシアのコレスニックはロシアのM-1チャレンジで4勝2敗1分けだが、2敗の相手は今週末のUFCセミ前に出場し、ランカーのダン・イゲに挑戦するネイト・ランドワー。UFCのリサーチに引っかかる一歩手前の選手。が、本来はフェザーが主戦場で、今回は階級上のライトでの試合となる。

ボクサーの岸本とは打撃戦になるか。体格差の影響も気にかかるが。コレスニックKO勝ち。

佐々木憂流迦 1.44
ボイド・アレン 2.63

昨年10月、連敗中の矢地に塩漬けにされて敗れたアレン。本来より階級上の試合だったとはいえ、再度呼ぶほどの実力には思えなかった。安全策に徹してフィニッシュを狙わなかった矢地は勝手にも関わらず昨年末は巌流島送りとなり、ミックスルールで木村フィリップミノルにKO負けしている。

同じく連敗中の佐々木ではあるが、矢地の処遇を見ていればフィニッシュが必要なことはわかるはず。佐々木一本勝ち。

芦田崇宏 1.91
摩嶋一整 1.83

RIZIN0勝3敗の摩嶋だがフェイバリット。3敗の相手が斎藤・クレベル・金原とトップ相手というのがちゃんと評価されているか。RIZINでの試合は1Rは互角以上の内容でも、中盤失速してのフィニッシュ負け。今回はペース配分にも慎重になると思うが。

摩嶋判定勝ち。

ジョン・ドッドソン 1.95
竿本樹生 1.80

意外にも元UFCドッドソンがアンダードッグ。が、ドッドソンも所戦では圧勝したとはいえ、ピークは過ぎている。竿本が序盤に勢いで攻め込まれた時に飲み込まれず、組んでスローペースに持ち込めば、後半失速する可能性は十分ある。

竿本判定勝ち。

三浦孝太 -
YA-MAN -

この試合はオッズなし。MMAデビュー戦のYA-MANと、これが3戦目となるカズジュニア。これまでチャレンジマッチで3分3Rでしか戦ってこなかったカズジュニアだが、今回のルールは5分2Rというのが恣意的なものを感じる。3分3Rならいい勝負になると思うのだが。

三浦一本勝ち。

ホベルト・サトシ・ソウザ 1.29
スパイク・カーライル 3.40

カーライルはUFCデビュー戦で勝利した後、2連敗でリリースされたが、そこから5連続フィニッシュ勝利(すべて一本勝ち)。武田にもレスリングで圧される展開からギロチンでの逆転勝ち。前戦はBellatorでライト級デビュー戦となるA.J.マッキーに序盤からエンジン全開で攻めたがスタミナ切れ。しかしフィニッシュは許さなかった。サトシにとっては地味にグスタボよりも嫌な相手かもしれない。

サトシ1R一本勝ち。

井上直樹 2.30
フアン・アーチュレッタ 1.57

昨年大晦日、1年ぶりの試合で瀧澤に2Rアームロックで一本勝ちした井上。アーチュレッタはRIZINとの対抗戦で、キム・スーチョルからテイクダウンを奪い続けての判定勝ち(謎に1者スーチョルのアグレッシブを取ってスプリットとなったが)。

扇久保戦同様、テイクダウンで削られると厳しいか。アーチュレッタ判定勝ち。

朝倉海 1.44
元谷友貴 2.63

拳の負傷で長期欠場となり、一昨年大晦日以来1年半ぶりの試合となる朝倉海。その間、昨年1年で4試合し4連勝して、ようやく上位と対戦する場所まで戻ってきた元谷。前戦は元UFCのホジェリオ・ボントリンをフィニッシュしている。元谷の組みを朝倉が凌ぐ展開になり、元谷にも十分勝機があると見る。ただ、元谷のフィニッシュまではない。となると、一発でも効かせる打撃を入れれば、RIZINルールではそのダメージのみで判定を持っていかれる。

朝倉判定勝ち。

第1試合開始は6日14時開始。速報します。

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F1 KAREN MMA NEXUS NØRI o ONE PANCRASE   アキラ エジナ・トラキナス コルトン・キエルバサ ジェイク・ムラタ ソルト ヌルジャノフ・ルスタムベック パンクラス パン・ジェヒョク 中島太一 久米鷹介 亀井晨佑 修斗 岡野裕城 平田直樹 有川直毅 松岡嵩志 松本光史 渡辺謙明 田中路教 田嶋椋 石井逸人 端貴代 笹晋久 粕谷優介 葛西和希 藤野恵実 重田ホノカ 高本千代

『PANCRASE 333』試合結果

MARTIAL WORLD パンクラスオフィシャルグローブ PGPA3


第14試合 メインイベント パンクラス・ライト級王座統一戦 5分5R
×久米鷹介(ALIVE/王者)※4度目の防衛戦
○アキラ(武蔵村山さいとうクリニック/暫定王者)
判定1-2 (大藪47-48/梅木48-47/山崎47-48)
※アキラが王座統一し正規王者に

第13試合 コーメイン パンクラス・バンタム級王座統一戦 5分5R
○中島太一(ロータス世田谷/王者、ネオブラッドトーナメント2012同級優勝)
×田嶋 椋(OOTA DOJO/暫定王者、ネオブラッドトーナメント2022同級優勝&MVP)
判定3-0 (大藪50-45/山崎50-45/梅木50-45)
※中島が王座統一および初防衛

第12試合 パンクラス女子ストロー級チャンピオンシップ 5分5R
×KAREN(パラエストラ柏/王者)※PRAVAJRAから所属変更 ※初防衛戦
○ソルト(マルスジム/1位)
判定0-3 (大藪46-49/山崎46-49/梅木46-49)
※ソルトが王者に

第11試合 パンクラス女子フライ級チャンピオンシップ 5分5R
○端 貴代(和術慧舟會AKZA/王者)
×NØRI(PRAVAJRA/1位)
判定3-0 (大藪49-46/山崎49-46/梅木49-46)
※端が初防衛

第10試合 バンタム級 5分3R
○井村 塁(Nexusense/1位、ネオブラッドトーナメント2020同級優勝・MVP)
×石井逸人(TRIBE TOKYO MMA/修斗世界2位・元環太平洋王者)
判定3-0 (出口29-28/山崎29-28/梅木29-28)

第9試合 フェザー級 5分3R
○亀井晨佑[しんすけ](パラエストラ八王子/2位、ネオブラッドトーナメント2018同級優勝)
×パン・ジェヒョク(韓国/コリアン・トップチーム)
判定2-1 (出口28-29/大藪29-28/梅木29-28)

第8試合 バンタム級 5分3R
○田中路教[みちのり](チーム・アルファメール/元PXC王者)
×笹 晋久[くにひさ](パラエストラ柏)
判定3-0 (出口30-27/大藪30-27/山崎30-27)

第7試合 女子ストロー級 5分3R
×藤野恵実(トライフォース赤坂/2位、元王者)
○エジナ・トラキナス[Edna Trakinas](ブラジル/ホシャ・トップチーム)
判定0-3 (荒牧28-29/大藪28-29/山崎28-29)

第6試合 ライト級 5分3R
×松本光史(M PLATIC/2位、元修斗世界王者)
○ヌルジャノフ・ルスタムベック[Nurzhanov Rustambek](キルギス/Salah/キルギスEFC暫定王者)
2R 1’01” KO (左フック)
※ルスタムベックは70.75kg(ライト級+450g(1ポンド))のリミットを50gオーバー。ルールでは5ポンド以内のオーバーの場合は試合が可能で、松本が同意し70.8kg契約で実施。松本は70.55kg。

第5試合 フライ級 5分3R
○有川直毅(K-PLACE/5位)
×コルトン・キエルバサ[Colton Kielbasa](米国/Marrok Force)
2R 5’00” TKO (ドクターストップ:右ストレートによる左まぶたの負傷)

第4試合 ライト級 5分3R
○粕谷優介(CROWN/3位)
×葛西和希(マッハ道場/4位)
判定3-0 (出口29-28/大藪29-28/山崎30-27)

第3試合 ライト級 5分3R
○松岡嵩志(パンクラスイズム横浜/5位)
×岡野裕城(マッハ道場/HEAT王者)
判定3-0 (山崎30-27/荒牧30-27/大藪30-27)

第2試合 バンタム級 5分3R
×ジェイク・ムラタ(パラエストラTB/ Fighting Nexus/元ZST王者)
○矢澤 諒(パンクラスイズム横浜)
1R 4’33” KO (右フック)

第1試合 女子ストロー級 5分3R
×高本千代(高本道場)
○重田ホノカ(パラエストラ柏)
判定0-3 (大藪27-30/荒牧27-30/出口27-30)

プレリミナリー フェザー級 5分3R
×渡辺謙明(パラエストラ東京)
○平田直樹(フリー)
1R 2’18” 肩固め

 4月30日に立川ステージガーデンで開催された『PANCRASE 333』の試合結果。メインイベントのライト級王座統一戦は暫定王者のアキラが久米鷹介に判定勝ちし王座統一。バンタム級王座統一戦は正規王者の中島太一が田嶋椋に判定勝ちし王座統一&防衛。女子ストロー級チャンピオンシップはソルトがKARENに判定勝ちし新王者に。女子フライ級チャンピオンシップは端貴代がNØRIに判定勝ちし王座防衛。4年ぶりに日本で試合をした田中路教は笹晋久に判定勝ちしています。続きを読む・・・
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RIZIN:RIZIN LANDMARK4、RIZIN.42追加・変更カード発表。

RIZIN LANDMARK4変更カード

RIZIN MMAルール 71.0kg契約
雑賀“ヤン坊”達也―アリ・アブドゥルカリコフ(ロシア)
※ジョニー・ケースが右膝の半月板損傷、前十字靱帯断裂、外側側副靱帯断裂、内側側副靱帯断裂、脛骨亀裂骨折で欠場。雑賀が代打参戦。

アブドゥルカリコフの今の実力がどれくらいかわからなかったので、いきなりケースとやるよりRIZIN0勝1敗のヤン坊あたりがむしろ妥当か。

▼ヘビー級(120.0kg)5分3R
ルリ・ギブレイン(ブラジル/ BRAZILIAN THAI)中止
上田幹雄(BRAVE)

こちらはギブレインの手続きの不備のため、ブラジルから出国できずに中止に。

RIZIN.42変更カード

RIZIN MMAルール 57.5kg契約
ラマザン・テミロフ(ウズベキスタン
vs
浜本”キャット”雄大(クロスポイント大泉)
※征矢貴が右内側側副靱帯部分が断裂で欠場。浜本が代打参戦。

Fightbing NEXUSで王者になった浜本が、2017年の天心とのキックルール以来のRIZIN出場。しかし勝った相手は1勝1敗1分け、5勝10敗、2勝、4勝とビギナーレベル。テミロワが期待通りの強豪なら一方的な試合になるが。

RIZIN.42追加カード

RIZIN MMAルール 71kg契約
岸本篤史(BRAVE)
vs
ビクター・コレスニック(ロシア)

昨年7月の沖縄大会で渡慶次に1RKO勝ちした岸本が再登場。

コレスニックはロシアのM-1グローバルで4勝2敗。2敗はいずれも現UFCファイターのネイト・ランドワー戦での判定負けで、アメリカのメジャーイベントからはギリギリ呼ばれないレベルの強豪。例えばUFCで4勝2敗のジョニー・ケースと比べると実績では劣るかもしれないが、日本のローカルイベントで勝ったり負けたりレベルの岸本相手だと圧倒することが予想されるが。ただし、これまではフェザー級が主戦場。RIZINではライト級にするのか、今回だけなのかは不明。

RIZIN MMAルール 66kg契約
芦田崇宏(BRAVE)
vs
摩嶋一整(毛利道場)

RIZIN3連敗中の摩嶋は、昨年11月のLANDMARKでの今成戦を欠場し、1年以上のブランクに。しかしようやく実力がちゃんと発揮できそうな相手との対戦。それだけにここで負けたらさすがにもうチャンスはない。萩原に勝った芦田も、その後金原とアグォンに敗れ、萩原がアグォンに勝ったため立場が逆転している。RIZIN崖っぷち対決。

他、RIZIN.42にはキック2試合も追加されている。

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Brave CF KTT MMA MMAPLANET NEXUS o ONE ROAD FC Road to UFC Road to UFC2023 SASUKE UFC アブドゥル・アジーム・バダクシ イープークールー イー・チャア ブログ リー・カイウェン 神田コウヤ

【Road to UFC2023】最大激戦区フェザー級。SASUKE & 神田コウヤの前に中国、韓国、アフガンの猛者

【写真】フェザー級は写真のリー・カイウェン、イー・チャアら中国勢が3人、韓国とアフガニスタン、インドネシアが1名ずつ、そして日本は神田とSASUKEだ(C)MMAPLANET

11日(火・現地時間)、UFCよりRoad to UFC2023の全陣容が発表された。

5月27日(土・同)&28日(日・同)の両日に中国は上海のUFC PIにおいてワンマッチ&1階級ごと4試合✖4大会というフォーマットでRoad to UFC2023は1回戦を実施する。

ここではSASUKE、神田コウヤが出場するフェザー級から、両者の対戦相手と注目選手を探ってみたい。


その出場に意外という声も聞かれる──神田コウヤの初戦の相手は、MMA戦績22勝11敗1分のイープークールーだ。このイープークールーもまた多くの中国勢と同様に戦績だけでは実力の程が測れないファイターであることは間違いない。

キャリア30戦以上、これだけの経験を中国国内で中国のプロモーションで戦ってきた。イープークールーにとっては、2015年12月にRoad FC上海大会の第1試合に出場したのが、唯一といってよい国際的な舞台でのファイトだ。

昨年10月のRoad to UFCのワンマッチでSASUKEに敗れたパラチン、オクタゴン3勝2敗のシャイラン・ヌルダンベクにも敗れているが、現在6連勝中でもあり、神田にとってはケージで体に触れるまで正体不明の相手といえよう。

(C)DOUBLE GFC

対してSASUKEと戦うキム・サンウォンは、Double GFCフェザー級王座獲得経験のあるKTT所属の選手で、正体が知れている。

戦績は9勝5敗1分、敗北には昨年グアムで原口伸に敗れた試合が含まれている。デビュー戦はNEXUSで雑賀ヤン坊達也戦が流れたことがあり、原口の同門=伊藤空也に勝利と日本とも縁がある。Double Gのベルトを巻いた試合ではムン・ギブンに勝利しておりレコードから想像するよりも、キム・サンウォンは確かな力を持つ実力者といえる。

さらには昨年のRoad to UFCでSASUKEに一本勝ち、松嶋こよみにスプリット判定勝ちと、J-MMA界の夢を打ち打ち破ったイー・チャアが今回も参戦する。決勝戦でイ・ジョンヨンに勝った思われた試合をスプリットで落としたイー・チャアだが、彼の存在が全中国ファイターを侮れない存在としているといっても過言でない、実力者の再チャレンジだ。

(C)BRAVE CF

そのイー・チャアが初戦で戦うアブドゥル・アジーム・バダクシも注目のファイターといえる。

24歳のアフガニスタン人で、インドをベースに13勝3敗という戦績を誇る。一見してボクサー、ただし蹴りも使えBRAVE CFでアゼルバイジャン人レスラーのアグシン・ババエフのテイクダウンを切って、打撃で勝利を収めている。昨年のライト級優勝のアンシュル・ジュビリの例もあり、決して侮れない。

さらにさらにフェザー級にはONEで活躍してきた中国の火の玉小僧リー・カイウェンの名前も確認できる。ONEで9勝3敗、契約期間中にUFCアカデミーに入り、目標をUFCにリセットした。そんなリー・カイウェンは上久保と同様に契約を消化してRoad to UFCに挑むこととなった。

レスリングベースながら、主武器は拳。そしてテイクダウンの受けの強さを利したヒザ蹴り、アナコンダチョークの使い手は、トーナメントに波乱を巻き起こす力は十分に持っている。

神田とSASUKEが出場するフェザー級は前回に続き、いや前回以上の最大激戦区といえよう。

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MMA NEXUS o PANCRASE ブログ

【パンクラス】石井逸人 パンクラス参戦!井村塁と対戦!

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4月30日に立川ステージガーデンで開催されるPANCRASE 333に前修斗環太平洋バンタム級王者チャンピオン石井逸人(TRIBE TOKYO MMA)が参戦する事が発表されました。石井のパンクラス参戦は2019年11月以来3年半ぶり。

急転直下の発表。だって直前まで修斗の環太平洋バンタム王者ですよ。まさかこのタイミングでパンクラスに打って出るとは驚きを隠せません。でも石井の実力は折り紙付き。スプリットの判定で敗れはしたものの、藤井伸樹を相手に大接戦を展開。2022年には石橋佳大、小野島恒太といううるさ型から勝利をおさめており、修斗トップランカーである事は異論なし。パンクラスのバンタム級戦線が活性化するのは間違いないでしょう。

その石井を迎撃するのがまた妙味。パンクラスバンタム級ランキング1位の井村塁(NEXUSENSE)をいきなり持ってきました。王座戴冠はなからなかったものの、デビューから6連勝6連続フィニッシュした才能の塊。立って良し寝て良しのオールラウンダーです。

中島太一のカーフキックの前に敗れ、続くTSUNEとの再起戦も判定負け。攻略され始めて一時の勢いがなくなった感は否めませんが、その後は平田丈二、佐久間健太に苦しみながらも連勝。復活の糸口を掴みつつあります。

そんなタイミングで石井と激突。互いに厳しい試合になるのは必至ですが、勝った時のリターンも間違いなく大きい。次期王座挑戦権を手にすると言っても過言ではないでしょう。トータルファイター同士の潰し合い。メイン級のカードが追加されました。
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BELLATOR DEEP Grachan MMA NEXUS o RIZIN UFC ブログ

RIZIN.42:朝倉海 vs. 元谷、アーチュレッタ vs. 井上直樹決定。勝者がバンタム級王座決定戦で対戦。サトシ vs. カーライル、笹本 vs. ドッドソン他追加。山本美憂が王者伊澤相手に引退試合。

バンタム級(61.0kg)5分3R
朝倉 海(トライフォース赤坂)
元谷友貴(フリー)

一昨年のバンタム級GPで瀧澤に敗れて以来、ずっと地味なポジションでの試合が続いてきた元谷だが、判定ながら4連勝し、昨年大晦日には元UFCボントリンからフィニッシュ勝利して、ようやく陽の目が当たる試合が組まれた。

朝倉海は元谷の連勝が始まった2021年大晦日以来、1年4ヶ月ぶりの試合。昨年の沖縄大会では、メインで試合が組まれていたが、拳の負傷により欠場している。

バンタム級(61.0kg)5分3R
井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)
フアン・アーチュレッタ(米国)

井上直樹もGPでは優勝候補大本命と目されながら決勝で敗退。昨年は怪我で欠場があったが、大晦日に瀧澤からフィニッシュ勝利してトップの実力を示した。相手は井上に勝った扇久保を破ったキム・スーチョルに大晦日の対抗戦で勝利したファン・アーチュレッタ。

この2試合の勝者が、今年7月にバンタム級王座決定戦で対戦する予定とのこと。前王者の堀口は王座を返上とのことだが、フライ級に転向する場合、Bellatorでもバンタム級では試合をしないということなのかは不明。

▼ライト級(71.0kg)5分3R
ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術
スパイク・カーライル(米国)

ライト級王者サトシとノンタイトル戦で対戦するのはスパイク・カーライル。昨年4月に武田から一本勝ちしているので対戦の資格は十分ある。一方で、Bellatorではランキングに入っておらず、今週末から開催されるライト級GPにもノミネートされていないので、Bellator代表というには弱い。

▼スーパーアトム級(49.0kg)5分3R
伊澤星花(フリー)
山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE22)

山本美憂はこれが引退試合。48歳で現在3連敗中。相手の伊澤は、同門のパク・シウと女子スーパーアトム級トーナメント決勝で対戦し、僅差の判定で伊澤が勝利している。

▼フライ級(57.0kg)5分3R
竿本樹生(BRAVE)
ジョン・ドッドソン(米国)

晦日所英男を秒殺KOしたドッドソン、2戦目はRIZINフライ級で4勝していて、RIZINフライ級ランキングがあれば日本人トップにいるであろう竿本と対戦。竿本は元谷同様に地味な試合ばかり組まれていたが、ここでようやく世界との距離感を測れる試合が組まれた。

▼フライ級(57.0kg)5分3R
山本アーセン(KRAZY BEE/SPIKE22)
伊藤裕樹(ネックス)

アーセンは2020年8月に加藤ケンジに秒殺KO負けして以来の試合。その試合で榊原代表からはリストラ勧告され、実際にその後使われることはなかった。前回負けた加藤が修斗ではランキングにも入っていなかった選手なのに対し、今回フライ級に落として対戦する伊藤は、DEEPフライ級トーナメントのベスト4。実績を挙げていないのに、対戦相手のレベルは上がっている。いきなり潰しに来ているマッチメイク。母親のコネで出られるのも今回が最後か。勝って実力で出場権を勝ち取れるか。

▼フライ級(57.0kg)5分3R
征矢 貴(パラエストラ松戸)
ラマザン・テミロフ(ウズベキスタン)MMA15勝(9KO)2敗

ウズベキスタンのテミロフは26歳で15勝2敗。過去には昨年のRoad To UFCフライ級に出場して準決勝で敗退したチウ・ランに敗れている。中央アジアでも強い選手が増えてきているが、レギュラー参戦できるかどうかはこの試合の勝敗次第か。

フェザー級(66.0kg)5分3R
佐々木憂流迦(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)
ボイド・アレン(南アフリカ

昨年矢地相手に寝技がさっぱりで、矢地もフィニッシュを狙わず安全策のために凡戦で終わったアレンが、なぜかフェザー級に下げて再登場。成長は見込めないし、他の選手を試した方が良かったのでは。

フェザー級(66.0kg)5分3R
山本琢也(パラエストラ千葉)
横山武司(Swells柔術ジム)

GRACHAN王者山本は1月に修斗のメインで山本健斗デリカットに勝利し、現在ランキング2位に入っている。横山は昨年11月、NEXUS後楽園大会のメインで山本空良に判定で勝ってフェザー級王座を奪取した柔術家。柔術がメイン、MMAはパートタイムで友達が喜ぶから出ているとのこと。山本は21年10月にRIZINに出場し、白川陸斗に1RKO負けしている。

フェザー級(66.0kg)5分2R
三浦孝太(BRAVE)
YA-MAN(TARGET SHIBUYA)

一昨年大晦日MMAデビュー後、怪我とコロナで2度試合を飛ばしているカズJr.。昨年9月の超RIZINでは、MMAデビュー戦で全くの素人のようだったタイ人に快勝。もっとバンバン試合が組まれるものと思ったが、半年ぶりの試合はまたもMMAデビュー戦のキックボクサーとの試合に。しかしYA-MANの方がタイ人よりはしっかりMMAで戦っていくつもりがありそうで、ちゃんとした試合になりそう。

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DEEP Gladiator Grachan JMMA Rookies CUP KIWAMI MMA MMAPLANET NEXUS o Wardog 中村京一郎 修斗 梶本保希 鈴木崇矢 黒井海成

【JMMA Rookies CUP】ルーキーズ杯 出場メンバー決定、本命は梶本保希&中村京一郎と鈴木崇矢か

【写真】ルーキーのなかでもキャリアが豊富、結果を残している人間が評価値は高い(C)MMAPLANET

1日(水)、19日(日)に千葉市美浜区の幕張メッセ8展示場ホールで開催される極〜KIWAMI旗揚げ戦×GRACHAN in JMMA Rookies CAPで1回戦が組まれるJMMA Rookies CUPの出場メンバーが発表された。

フェザー級とフライ級で団体の枠を超えて実施される新人戦、出場選手は以下の通りだ。

【フェザー級】
GRACHAN/黒井海成
DEEP/梶本保希
GLADIATOR/左海清之&桑本征希
修斗/人見礼王
格闘DREAMERS/中村京一郎
Fighting NEXUS/石塚将也
WARDOG/DAIGO

【フライ級】
GRACHAN/小田魁斗&金井一将
DEEP/氏原魁星
修斗/KJ-Tyler
GLADIATOR/陸虎
格闘DREAMERS/鈴木崇矢
WARDOG/しゅんすけ
Fighting NEXUS/豪瑠


プロモーションの枠を取っ払いDEEP、Grachan、Gladiator、Fighting Nexus、Wardogというプロモーション、修斗という競技、どのような括りにするのか難しいが、その名を適用すればリアリティTVショー=格闘DREAMERSから、キャリア3戦以下でプロデビューから2年以内の選手が1階級8名ずつ、計16選手が出揃った。

プロデビュー戦となる選手、3戦3勝のファイターがそれぞれ違う場所で戦ってきたので、予想は難しい。

そのなかでフェザー級ではフューチャーキング・トーナメントというアマチュアながらパウンド有りのトーナメントを制し、さらにDEEPでプロ3勝の梶本保希。さらにDREMERSでアマファイトやプロ選抜戦、POUNDSTROMを経験している──ある意味、里帰りを果たす中村京一郎が本命視されるか。

同時に全国規模で大会が行われているアマ修斗出身、プロデビュー戦となる人見礼王。K-甲子園東日本出身で幼少期から硬式空手で実戦経験を積んできた黒井海成は、Grahcanで2勝1敗の戦績を持ち注目だ。

パウンド有りの経験値とクオリティ・オポネントを評価基準とすれば、フライ級では鈴木崇矢がフェイバリットとなる。バックグラウンドの違う選手たち、丁々発止のやり取りがあるなかで、各組織がどのような向き合い方をしているのかも、発表された顔触れで明らかとなった。

いずれにせよ、未知数な部分=可能性ととることができる出場選手達、出場する限り優勝が必須。なにより、その名前と所属団体が一致する存在になるためも、しっかりと名前を売る場にしなければならない。

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【Kiwami01】道着戦。勝って当たり前という目が怖い─マイケ大浦×芦田崇宏、岡本裕士×川中孝浩決定

【写真】これで6試合が揃ったことになるのか (C)MMAPLANET

3月19日(日)に千葉市美浜区の幕張メッセ国際展示場8ホールで開催される極〜KIWAMI〜旗揚げ大会の追加カードが発表されている。

グラチャン、修斗、DEEP、GLADIATOR、Fighting NEXUS、WARDOG-CAGE FIGH、格闘DREAMERSが協力し、実現するJMMA Rookies Cupと合同興行となるケージ使用&ポイント・ノーギグラップリング大会は手塚基伸✖石黒翔也、新居すぐる✖小見川道大、高橋逸樹✖伊集龍皇に加えてエキシビションマッチで村田良蔵✖所英男──全て5分1Rマッチが明らかとなっていた。

今回、ここにスポーツ柔術マッチとして道着マッチ2試合、マイケ大浦×芦田崇宏、岡本裕士×川中孝浩が加わった。


形としてマイケと岡本という柔術家に、BRAVE所属のMMAファイターが挑むことになった。これはもう、下記に記したマイケの言葉のように柔術家として絶対に負けられない試合。と同時に5分間をいう時間を考えると、サブオンリーならサバイブだけを考えるという手段も取れるが、ポイント戦は逃げ道がない。と同時に、勝って当たり前と見られるマイケと岡本にとって、敵は自身のメンタル=焦りという──実は厳しい試合になる可能性もある。

出場4選手がプレスリリースに寄せたコメントは以下の通りだ。

マイケ大浦
「これで負けたら柔術のメンツが立たないので、しっかり極めて柔術の株があがるようにしたい」

芦田崇宏
「今回は記念すべき旗上げ大会に参戦させていただきありがとうございます。対戦相手は日本寝業界のトップ選手だと思いますが、そんなマイケ選手に全力で一本取りに行きます。MMAファイターとして日々進化している僕の戦いを是非観にきて下さい」

岡本裕士
「極〜KIWAMI〜は、“極める”にこだわるプロ興行。極めにこだわる柔術をモットーとしている柔術家として、参戦したい思いがありましたので、今回オファーをいただけて、とても嬉しいです。

川中選手はGRANDの王者。RIZINにも出場しており、対戦できることがすごく楽しみです。川中選手はレスリングベースということで、立技、寝技ともに、アグレッシブな攻防ができればと思います。

やるからには勝ちにいきますが、それ以前に観ている人が面白いと思える試合をしたいと思います。観客の皆さんには、極めるか極められるか、ヒリヒリした緊迫感ある展開を楽しんでいただきたいです。ポイントは全無視してでも、一本を狙いにいきます」

川中孝浩
「僕のキャリア初のグラップリングの試合でとても楽しみです。相手は柔術で実績のある選手ですが攻めまくって一本取りにいきます」

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【KIWAMI&Grachan】最初で最後か、初めの一歩か。グラチャン主導でJ-MMAルーキートーナメント開催

【写真】一見、MMA版〇の中の懲りない面々(爆)。仲良くお願いします (C)MMAPLANET

7日(火)、東京都渋谷区のマインドセットにて3月19日に千葉市美浜区の幕張メッセ国際展示場8ホールで開催される極〜KIWAMI〜×GRACHANの記者会見が行われた。

同大会は新たに発足するプログラップリングイベント=KIWAMIとGrachanの岩﨑ヒロユキ代表が提唱し、そのグラチャン、修斗、DEEP、GLADIATOR、Fighting NEXUS、WARDOG-CAGE FIGH、格闘DREAMERSが参加を表明したJMMA Rookies Cupのコラボイベントとなる。

JMMAルーキーカップはフライ級とフェザー級の2階級で実施され、キャリア的にはプロデビューから2年以下、3戦目までの選手が直近の試合を戦ったプロモーションの推薦を受けた選手が出場するとのこと。

同会見はNEXUSの山田峻平代表が仕事の都合で欠席となったが、圧巻と言えるグラチャン=岩﨑、修斗/サステイン=坂本一弘、DEEP=佐伯繁、グラジエイター=櫻井雄一郎、ワードッグ/柿原勇気、EXFIGHTではなく格闘DREAMERS=髙谷裕之という6名の代表(髙谷氏のみ肩書は総監督)が揃い踏みとなった。

本件に関するリリースではパンクラスの坂本靖氏も列席しトーナメントに参加が発表されていたが、会見には体調不良で欠席となり、その後岩﨑代表よりパンクラスの同トーナメント参加はないことが公となった。

岩﨑氏は2020年春にコロナで重篤な症状に陥ったことがあり、以来「いつ死んでも、何かを残したい。先輩を含めて、皆さんが集まったところで何か新しい第一歩を踏み出せれば。新しい形として、何か証が残せる」という想いで、今回のプロモーションの壁を越えたJ-MMAに役立つ試みのスタートに向かったという。

そんなJMMAルーキーカップ記者会見より、MMAPLANETの質問に対する代表たちの返答は以下の通りだ。


──結婚式の招待客の席順にも非常に気を遣うのですが、この席の並びにされた理由を教えていただけますか。

岩﨑ヒロユキ やはり僕の隣にいる先輩方があっての機会だと思っています。何よりも僕が闘病生活が明けてから本当にお世話になった大先輩で。色々なアドバイスを頂いて今、僕はここにいます。そういった感謝の気持ちと後押しをしてくれた方を僕の両脇に座ってほしくて、座っていただいています。

──両脇の方に並んで座ってもらうというのは?(笑)

岩﨑 あのう個々で、お二人とのお付き合いですから(苦笑)。3人でご飯とか、いつか実現したら良いですよね。

DEEPでおなじみながらYディレクターが映像化しない、笑いの絶えないイベントシメコメ会見の空気を佐伯代表は創り続けた

佐伯繁 パンクラスの坂本さんが来たら、どこに入っていたの?

一同 笑

岩﨑 そこはもう皆さんのご想像にお任せします(笑)。

──各代表にお願いがあります。新人戦も良いですが、今後タイトルに絡む選手、もう少しキャリアのある選手でのトーナメント戦開催という声掛けがあった時に応じることができる──そう思われる方、司会の市川さんの3、2、1の合図で挙手を願えないでしょうか。

佐伯 挙手?  挙手?

市川 皆さん、宜しいでしょうか。

佐伯 いや、手を挙げられない人結構つらいですよ(笑)。だったら一言ずつ話した方が良くないですか。皆、半分ぐらいしか手を伸ばせないから(笑)。

一同 笑

岩﨑 そうしましょう(笑)。

佐伯 まぁ、あのう。今日、さきほどから言っていますが、この機会はもう2度とないかもしれないです。でも、これが本当に続くようであれば、その求められる範囲のなかでは協力します。ただ、こないだウチもアニハセヨで対抗戦をやりましたけど、条件とか色々なことがあります。そこが揃うなかで行うのであれば全然、僕は協力します。

髙谷 まだ僕のところはチャンピオンとか、そういうレベルではないので。そういう企画があれば、どんどん選手を創りたいと思います。

会見後、坂本代表は「僕のあと櫻井さん、柿原さんと続くんやから、そこは『協力しません!!』から入って欲しかったです(笑)」と関西人振りを発揮していた

坂本 協力しませんっ──っていうのは冗談で(笑)。

一同 爆

坂本 これはもう皆さん同じでケースバイケースだと思います。その時の階級、その時の選手の重要度。これからどうしていくかは各団体さんのなかでビジョンがあると思うので。ただ一つ、今回のコンセプトは凄く良かったと思います。ただ、さきほど言われたように協力しますと言ってビシッと手を挙げられるかといえばそうではない。でも興味はあるし、どういう座組でやるのか。

そういうことも含めて、マスコミの皆さんから提案があって、それが面白いからと話し合うこともあるだろうし。皆が0パーセントでなく、本当にケースバイケース。一つ言えるのは、こういう場があったことで、そういう質問が出てくる。それが凄く良いことだと思います。

櫻井 もちろん協力をできるように、これからも交流を深めていかせていただきたいと思っています。岩﨑代表がせっかく撒いてくれた種ですから、肥料と水をあげて芽が出て途中で枯らさないように大木にしないといけないと思います。

そのためにしっかりと水をあげないといけない。それを皆さんとやっていきたいと思います。MMA業界は、そうでない場合でも息苦しさが感じられたのは否めないです。かといって何でもナァナァになってしまうと、これもまた無法地帯になってしまうと思うので、トップが舵を取ってバランスを取っていかないといけない。そういうことで継続して協力させていただきたいと思います。

柿原 全面的に協力します。ありがとうございますっ!!

佐伯 リングでやりましょうよ、リングで(笑)。あと写真を挙げる時にヤッさん(坂本靖)と山田君の写真を一緒に入れてくださいよ(笑)。

同トーナメントは3月19日を皮切りに5月14日のGrachan61=大田区産業プラザPIO大会で準決勝、10月8日のGrachan64=幕張メッセ大会で決勝が実施される。

また同時開催の新グラップリングイベント=KIWAMIではヒール、ヒザを捩じる行為、ヒザを側面から極める行為、外掛け、トーホールドで外側に圧力をかける行為を反則し、SJJIFルールに準じたポイント制で競われるノーギグラップリング戦が柔術マッチと共に組まれる。

会見では66キロ契約で手塚基伸✖石黒翔也、74キロ契約で新居すぐる✖小見川道大のノーギ柔術戦が組まれることも明らかとなっている。

なおMMAPLANETでは7日深夜にパンクラスの坂本靖氏に不参加の理由を尋ねると、「ネオブラッドTを毎年行っており、急ぎ決まった今回はメンバー的にも被る面も出てくるので参加は難しかった。今後、状況が整い次第で参加もあります」という説明があった。

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