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F1 LFA MMA o ONE PANCRASE ROAD FC Road to UFC UFC   その他 イ・ジョンヒョン パンクラス マーク・クリマコ 中村倫也 堀内佑馬 山本聖悟 猿飛流 秋葉太樹 風間敏臣

『ROAD TO UFC』シーズン2に鶴屋玲が出場/フライ級は鶴屋を含め8名中7名が判明

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『ROAD TO UFC』シーズン2開催が決定、1回戦は5.27&28/4階級で出場選手募集中/シーズン1で中村倫也に敗れた風間敏臣もUFCと契約(2023年02月28日)

 こちらの続報。


 MMA Ecosystemのクリス・プレスネル記者が5月27&28日に1回戦を行う『ROAD TO UFC』シーズン2への出場が確認された選手を発表。日本からはフライ級で鶴屋玲が出場します。現在判明しているのは15名。記者によると「おそらく」出場すると思われる選手があと6~7名いるので、確認でき次第発表するとのこと。4階級×8選手なので合計32名ですが、フライ級は鶴屋を含めてすでに7名判明しています。


 この件について鶴屋はこんなコメントをしています。

Rei Tsuruya(Sherdog)

Rei Tsuruya 鶴屋 怜 パラエストラ松戸(PANCRASE)

 鶴屋玲は現在20歳でMMA戦績6勝0敗。第8代フライ級キング・オブ・パンクラシスト。昨年12月25日の『PANCRASE 330』で猿飛流の王座に挑戦し2Rリアネイキッドチョークで勝利し新王者になっています。

Jiniushiyue(Tapology)

Sumit Kumar(Tapology)

Jung Hyun Lee(Tapology)

Billy Pasulatan(Tapology)

Ronal Siahaan(Tapology)

Mark Climaco(Tapology)

 その他のフライ級出場選手は上記を参照。6人中3人が無敗で、最も多く敗れている中国のジニウシエも11勝2敗です。韓国のイ・ジョンヒョンは昨年5月の『ROAD FC 60』で山本聖悟に、昨年7月の『ROAD FC 61』で秋葉太樹に勝利しています。アメリカのマーク・クリマコは唯一の敗戦が2021年11月の『LFA 117 : Dias vs. Tanaka』で行われた堀内佑馬戦です。続きを読む・・・
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ABEMA JJ・オルドリッチ MMA MMAPLANET o UFC UFN221   アルジャメイン・ステーリング アレキサンダー・ヴォルコフ アントン・トゥルキャリ カールストン・ハリス カール・ウィリアムス グイド・カネッティ コリー・サンドハーゲン サイド・ヌルマゴメドフ サイード・ヌルマゴメドフ ショーン・オマリー ジャレッド・グッデン ジョナサン・マルチネス タイソン・ナム デイヴィー・グラント トニー・グレーブリー ニキータ・クリロフ ハファエル・アスンソン ビクター・ヘンリー ピョートル・ヤン ブルーノ・シウバ マラブ・デヴァリシビリ マリオ・バウティスタ ヴィトー・ペトリーノ 中村倫也 風間敏臣

【UFN221】計量終了 今、Must Watch=メインのヤン×デヴァリシビリを始め、バンタム級5試合

【写真】マラブの突進力とヤンの技術の激突(C)Zuffa/UFC

11日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター・アット・ヴァージンホテルで開催されるUFN221:UFN on ESPN+79「Yan vs Dvalishvili」の計量が10日(金・同)に行われている。

フェザー級でオースチン・リンゴと対戦予定だったヒカルド・ラモスが、1ポンドオーバー規約より8ポンドも重い154ポンドとライト級と変わらない状況で、この試合はキャンセルされた。

そんな今大会、メインのピョートル・ヤン×マラブ・デヴァリシビリを始めバンタム級の試合が5試合組まれており、さながらバンタム級祭りの様相を呈している。UFCでも最も激しい戦いが繰り広げられている同階級、5月6日には世界王者アルジャメイン・ステーリングが、復帰するトリプルCことヘンリー・セジュードの挑戦を受けることで、果てしないほど質&量が上がっている。


世界王者ステーリングとショーン・オマリー戦で2連敗を喫したとはいえ、2試合ともスプリット判定負けと今も世界が視野に入っているヤンに対し、デヴァリシビリは現在8連勝中でタイトル挑戦権を手にするための戦いに挑む。

蹴りを交えた遠近両用の打撃と、絶妙な足払いを持ち合わせたテイクダウン能力を誇る元世界王者ヤン。フィジカル的にはUFCでは平均値だが、スピード……反応力とタイミングはトップ中のトップといえる。対して、デヴァリシビリは打撃にしても最大の武器といえるテイクダウンにしても、それほどテクニカルではない。

ただし、このテイクダウンを軸にした荒い打撃とねちっこいコントロールは常に高い圧力を誇り、無限のスタミナで削り続けてくる。技術力では完全にヤンだが、圧に負けなくても対応するだけで削られることも十分にあり得る。優勢でも劣勢でも、終盤はデヴァリシビリの追い上げを覚悟しないといけないヤンは、序盤の3Rを如何に取るのかが大切になってくる。

メインカードで組まれたバンタム級戦は他に2試合。

サイド・ヌルマゴメドフ✖ジョナサン・マルチネスに加え、上記のフェザー級戦の不成立でマリオ・バウティスタ戦が昇格した。オクタゴン6勝1敗、回転系の蹴りとパンチを多用し、効かせたあとの集中打とパウンドが迫力満点のサイドに対し、マルチネスはUFCで8勝3敗、バンタム級とフェザー級の両階級で戦い、現在は4連勝中だ。

サウスポーのマルチネスの特徴は、とにかく動きが柔軟なことだ。柔軟な肩回りは独特のリズムのパンチを繰り出し、接近戦でも繰り出すことができる左ハイとパンチのコンビネーションを多用する。打撃戦ならサイドに遅れを取らないといっても過言でないマルチネス。その主武器である左の蹴りをキャッチされた場合、もしくはサイードのここ一番のテイクダウンの強さを如何に対処できるか。ウマルの陰に隠れた感のある──もう1人のヌルメゴメドフ=サイドとの戦い、マルチネスが勝利を手にするには組みの攻防が鍵となる。

そしてメイン昇格なった一戦。

トレヴィン・ジョンスにまさかのパウンドアウトを去れた以外ではコリー・サンドハーゲンに対して黒星のみ、11勝2敗のバウティスタは跳びヒザや後ろ三角から腕を伸ばしたサブミッションなど特徴点な勝利を挙げているファイターだ。これらの動きは基本となる打撃、テイクダウン、柔術という3つの要素がアベレージで高いバウティスタが、UFCという舞台でそれ以上の動きを見せた勝ち方だった。サウスポーのパンチャー、2連勝で調子を戻しているカネッティーとはグラップリングでは差があるように感じられるが……果たして。

プレリミで組まれたハファエル・アスンソン×デイヴィー・グラント、そのアスンソン戦の敗北から再起を図るヴィクター・ヘンリーとトニー・グレーブリーのマッチアップという2試合。

これだけの猛者が登場しながら、メインの両者以外でランカーは14位のサイード・ヌルマゴメドフのみ。世界の頂の高さを見せつけるUFCバンタム級戦線。中村倫也、風間敏臣がその戦いの輪に加わるからこそ、目を皿にしてチェックする必要がある──マスト・ウォッチの戦いの数々だ。

■視聴方法(予定)
3月12日(日・日本時間)
午前5時00~UFC FIGHT PASS

■UFN221計量結果

<バンタム級/5分5R>
ピョートル・ヤン: 136ポンド(61.69キロ)
マラブ・デヴァリシビリ: 134.5ポンド(61.0キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレキサンダー・ヴォルコフ: 258ポンド(117.02キロ)
アレクサンドル・ロマノフ: 264 ポンド(119.74キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ニキータ・クリロフ: 213ポンド(96.61キロ)
ライアン・スパーン: 213ポンド(96.61キロ)

<バンタム級/5分3R>
サイド・ヌルマゴメドフ: 136ポンド(61.69キロ)
ジョナサン・マルチネス: 135.5ポンド(61.46キロ)

<バンタム級/5分3R>
マリオ・バウティスタ: 136ポンド(61.69キロ)
グイド・カネッティ: 136ポンド(61.69キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴィトー・ペトリーノ: 204ポンド(92.53キロ)
アントン・トゥルキャリ: 205ポンド(92.99キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ウーカシュ・プジェスキ: 245ポンド(111.13キロ)
カール・ウィリアムス: 240.5ポンド(109.08キロ)

<バンタム級/5分3R>
ハファエル・アスンソン: 136ポンド(61.69キロ)
デイヴィー・グラント: 136ポンド(61.69キロ)

<ミドル級/5分3R>
セドリクス・デュマ: 184.5ポンド(83.68キロ)
ジョシュ・フレムド: 186ポンド(84.37キロ)

<バンタム級/5分3R>
トニー・グレーブリー: 136ポンド(61.69キロ)
ビクター・ヘンリー: 136ポンド(61.69キロ)

<女子フライ級/5分3R>
JJ・オルドリッチ: 125.5ポンド(56.92キロ))
アリアニ・リプスキ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フライ級/5分3R>
タイソン・ナム: 125.5ポンド(56.92キロ)
ブルーノ・シウバ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カールストン・ハリス: 169.5ポンド(76.88キロ)
ジャレッド・グッデン: 177ポンド(80.28キロ)

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ABEMA Cage Warriors MMA MMAPLANET o ONE PFL UFC UFC285   アマンダ・ヒーバス アレクサ・グラッソ イアン・ギャリー キャメロン・サーイマン シャクハト・ラクモノフ シリル・ガンヌ ジェイミー・ピケット ジェイリン・ターナー ジェシカ・ペネ ジュリアン・マルケス ジョン・ジョーンズ タバタ・ヒッチ ダン・フッカー デレック・ブルンゾン トレヴィン・ジョーンズ ドリキュス・デュプレッシー ファリド・バシャラット ブラック ベニール・ダリューシュ ボー・ニコル マテウス・ガムロ マナ・マルチネス マフクアンドレ・バリユー ヴァレンチーナ・シェフチェンコ ヴィヴィアニ・アロージョ 中村倫也 風間敏臣

【UFC285】計量終了 お腹ポッコリ、ジョン・ジョーンズが3年振りの実戦でヘビー級王座挑戦

【写真】この腹は驚き。これでも強い──と期待してしまうのが、JJの凄まじさだ (C)Zuffa/UFC

4日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC 285「Jones vs Gane」の計量が3日(金・同)に行われている。

メインはフランシスコ・ガヌーの王座返上とUFC離脱を受けて行われるUFC世界ヘビー級王座決定戦、ジョン・ジョーンズが3年振りのファイトでヘビー級王座に初挑戦。元暫定王者のシリル・ガンヌと戦う。

JJはライトヘビー級時代には2メートル15センチというリーチの長さを打撃とレスリングで最大限に生かし続けてきた。今回の248ポンドと計量結果は明らかに過去最大だが、206センチのリーチを誇るシリル・ガンヌを相手にライトヘビー級時代の圧を掛けることができるのかが最大の見どころだ。

セレモニアル計量で大ブーイングを浴びたガンヌと、対照的に大声援を受けたJJは輪郭から体のフォルムとライトヘビー級時代とはまるで違う容姿でスケールへ。

フェイスオフでは下腹ポッコリ、0.5ポンド軽いガンヌの方がグッドシェイプに見えた。そのガンヌは「この試合はビッグボーナス。この機会を手にできてハッピーだ。明日、勝てばベルトが手に入る。そしてこの惑星で一番のバッドアスに勝てるという2つ目のボーナスもある。ここにいられて、とても幸せだ」と話した。

対してJJは、「ただただ素晴らしい想いだ。皆のこと、もの凄く愛している。ここに来てくれてありがとう。皆の前で戦えることを光栄に思う。この贈り物を手にすることができて、本当に恵まれているよ。今も変わらずいえる。明日も楽しもうってね」と笑顔を見せ続けた。


コメインはUFC世界女子フライ級王者ヴァレンチーナ・シェフチェンコが、8度目の防衛戦でアレクサ・グラッソを迎え撃つ。今回のキャンプをパラエストラ柏で行うという前代美音の行動に出たシェフチェンコは、千葉滞在中に練習に対する向き合い方と人間性で、練習仲間の全てを魅了し絶賛された。

「みんな、ありがとう。皆の前で素晴らしい試合をすることが待ち切れない。この試合はウォーになる」と話したグラッソに続き、「明日は強敵と戦う。でも、どれだけ彼女が強くても私の方がより強い。2倍強いから。明日はそういうアクションを皆に披露する夜になるわ」とシェフチェンコは断言した。

2階級の世界戦が組まれた今大会。メインカードであ注目のウェルター級でジェフ・ニールが 175ポンドと計量オーバー、16連勝中のシャクハト・ラクモノフとの一戦の前にミソをつけてしまったのは残念だ。

ダン・フッカーの代役ながら、昨年10月にベニール・ダリューシュ戦の敗北から再起を賭けるマテウス・ガムロがジェイリン・ターナーと戦う。

さらに噂のボー・ニコルのオクタゴン・デビュー戦=ジェイミー・ピケット戦が組まれたメインカードは当然として、プレリミから世界最高峰らしい凄まじいカードが並んでいる。

オープニングマッチでニコルと同様にUFC初陣を迎えるロイック・ラジャポフはPFL2021シーズンのライト級準優勝者だ。

第2試合もUFCデビュー戦となる選手=ファリド・バシャラットが登場。

デモン・ブラックシアー戦で、兄ジャビッドの1年遅れで世界最高峰に到達した。兄はキャリア14連勝、弟はここで勝てば10連勝と、兄弟無敗記録を24に伸ばせるか。

女子ではSEI☆ZA出身タバタ・ヒッチ、元ストロー級クィーン・オブ・パンクラシストのヴィヴィことヴィヴィアニ・アロージョという日本からの支持率が高い両者が出場する。

タバタは昨年10月に戦う予定だったジェシカ・ペネ戦が再度組まれた。

前回はペネの体調不良で流れた一戦、元タイトルこんだーを相手にタバタはオクタゴン3勝目を狙う。

ヴィヴィは世界王座に挑むグラッソに敗れてからの再起戦、対戦相手のアマンダ・ヒーバスと同様にタイトル戦線に留まるためのサバイバルマッチに臨む。

さらにウェルター級ではアイルランドからキャリア10連勝中、Cage Warriors時代のようにエンターテイメント性が高い試合でなく、しっかりと勝つ試合を続けているイアン・ギャリーが、中国のソン・ケナンとの一戦も組まれた。

既にオクタゴンで3連勝のギャリー、上と戦う権利を得るためのパフォーマンス&フィニッシュを期待されているといっても過言でない。

復活を賭して、背水の陣のコディ・ガーブラントとトレヴィン・ジョーンズとの対戦。

さらに1ポンド・オーバーだったマナ・マルチネスとキャメロン・サーイマンの一戦など、中村倫也&風間敏臣の対戦相手になるやもしれないバンタム級ファイターの顔合わせも日本のファンにとっては見逃せない。

他プロモーションならタイトル戦もしくはメインカード、UFNならヘッドライナーというカードが連続しているてんこ盛りのPPVイベント、UFCの底力が見える大会だ。

■視聴方法(予定)
3月5日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■UFC285計量結果

<UFC世界ヘビー級王座決定戦/5分5R>
ジョン・ジョーンズ: 248ポンド(112.49キロ)
シリル・ガンヌ: 247.5ポンド(112.26キロ)

<UFC世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者] ヴァレンチーナ・シェフチェンコ(キルギス)
[挑戦者]アレクサ・グラッソ(メキシコ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェフ・ニール: 175ポンド(79.37キロ)
シャクハト・ラクモノフ: 171ポンド(77.56キロ)

<ライト級/5分3R>
マテウス・ガムロ: 156ポンド(70.76キロ)
ジェイリン・ターナー: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジェイミー・ピケット: 186ポンド(84.37キロ)
ボー・ニコル: 185.5ポンド(84.14キロ)

<バンタム級/5分3R>
コディ・ガーブラント: 136ポンド(61.69キロ)
トレヴィン・ジョーンズ: 135ポンド(61.24キロ)

<ミドル級/5分3R>
デレック・ブルンゾン: 185.5ポンド(84.14キロ)
ドリキュス・デュプレッシー: 185ポンド(83.91キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ヴィヴィアニ・アロージョ: 126ポンド(57.15キロ)
アマンダ・ヒーバス: 126ポンド(57.15キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジュリアン・マルケス: 186ポンド(84.37キロ)
マフクアンドレ・バリユー: 185ポンド(83.91キロ)

<ウェルター級/5分3R>
イアン・ギャリー: 171ポンド(77.56キロ)
ソン・ケナン: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
マナ・マルチネス: 137ポンド(62.14キロ)
キャメロン・サーイマン: 135ポンド(61.24キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・ペネ: 116ポンド(52.62キロ)
タバサ・ヒッチ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<バンタム級/5分3R>
ファリド・バシャラット: 136ポンド(61.69キロ)
デモン・ブラックシアー: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
ロイック・ラジャポフ: 155.5ポンド(70.53キロ)
エステバン・リビヴィクス: 156ポンド(70.76キロ)

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ABEMA MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC アンシュル・ジュビリ イ・ジョンヨン ジェカ・サラギ ニュース パク・ヒョンソン 中村倫也 風間敏臣

【UFC】Road to UFCシーズン02が5月27日&28日にシンガポールで1回戦。実施階級はフライからライト級

【写真】まずは1/8の枠を得るために、各陣営の総力戦が始まる──いや、既に始まっている (C)MMAPLANET

28日(火・現地時間)、UFC が上海発のニュースとして5月27日(土・同)と28日(日・同)の2日間に渡りRoad to UFCのシーズン2の1回戦をシンガポールで開催することを発表した。

2022年シーズンはバンタム級で中村倫也が優勝、ライト級ではインドのアンシュル・ジュビリ、フェザー級とフライ級はそれぞれ韓国のイ・ジョンヨントパク・ヒョンソンが制した。

そんななか準優勝の風間敏臣、ジェカ・サラギ、さらにワンマッチ出場のジャン・ミンヤンがUFCと契約。2階級は準優勝でもオクタゴン入りが成されたことも朗報だ。

そんななか今年のRoad to UFCはウェルター級、女子もストロー級からバンタム級に規模を拡大して行われるという噂もあったが、今日の発表では昨年と同じ男子フライ級からライト級までの4階級でトーナメントが実施されることが明記されている。


既に男子フライ級では国内外から出場決定選手、そして出場に向けて交渉中という声と共に、女子で出場が決まったという報もあったが、女子のケースは恐らくはワンマッチ出場となるのだろう。

各階級8つの枠に日本人は2名、ひょっとすると3名もあるやもしれない。正式発表までその名を明らかにすることができないが、フェザー級などこれまでのキャリアを考えると、狙いがオクタゴンにあるとは思えなかった選手も、その椅子を狙い交渉に入っているとも伝わってくる。

とにかく勝てば──優勝すればUFCと正式契約の正規ルート、世界の頂点を目指す顔触れがいかようになるか、非常に興味深い。

またUFCではRoad to UFCに力を入れるために、今年度のコンテンダーシリーズの日本人出場は見送れるという話もあるが──果たして。上記の出場枠、ワンマッチ、コンテンダーシリーズ云々は全てUFC首脳の匙加減、トーナメント開幕は3カ月先だが出場選手の正式発表が待たれる。

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ABEMA MMA MMAPLANET o PRIDE Road to UFC UFC   中村倫也 風間敏臣

【Fight & Life】Road to UFC優勝、中村倫也の体創り「万物は内側を整えないと、外側は整えられない」

【写真】取材の日は東京が白銀の世界だった(C)MMAPLANET

今月 24日(金)発売のFight&Life#95では4日、ラスベガスのUFC APEXで風間敏臣を破り、Road to UFCバンタム級優勝&UFCと本契約がなった中村倫也のインタビューが掲載されている。

ここでは同インタビューより、UFC PIに関する中村の他では聞かれない──感想から、彼の体創りに対する向き合い方についての発言を抜粋してお届けしたい。


──UFC PIも訪れていましたが、その規模はどうでしたか。

「PIは凄い施設を想像し過ぎていたのか『こんなものか』と」

──それは凄い感想です……。

「東京にも味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)があるじゃないですか。だから、正直『これぐらいかぁ』とはなりました。それよりも、NTCにMMAの設備を整えてほしいとか考えますよね」

──いやぁ、発想のケタが我々とは違ってきますね。

「ただPRIDEのベルト、銀色だから暫定王座のベルトですけど展示されていたのにはメチャクチャ興奮しました」

──これからUFCファイターとしてサプリの提供なども始まります。

「有難いです。ただしコンディションに関しては、サプリメントも含めレスリング時代から突き詰めて考えてきたのでサポート内容を見て判断しようと思っています」

──そこまで気を配っている倫也選手が、なぜ試合前に……。

「ぎっくり腰ですか? それも3回も(笑)。原因は分かっています。前回の試合が終わってから、体の中の機能を全部変えてきたんです。その影響です」

──体の中の機能を変えた?

「KRAZYBEEのオープニングのレセプションに行った時に、ZERO-iっていうストレッチマシンを使っていたら、開発された方から『使い方が違う』という指摘を受けました。あのマシーンはノリさん(山本KID徳郁)が『スゲェ良い』って使っていたもので。その人はノリさんの最後のUFCの試合ではセコンドも就いていたんです。出発の4日前とかに、ノリさんがアキレス腱を部分断絶して動けなくなっているのを動けるように施術したという逸話もあって」

──それは凄まじいですね。

「その方に色々と体の中身を変えてもらっていました。万物は内側を整えないと、外側は整えられない。この間は内側、血管や神経系など諸々を創り上げるなかで、体を大きくするのは間に合わなかった。でも、もうデカくする準備が整ったので、これから外側も大きくしていきます」

──その影響でぎっくり腰に?

「それは疲れを感じた時に、その方とは違うところで背面だけマッサージを受けたからです。緩めてもらうことで、ほんの少しですが骨がズレる。これまで平気だった骨格のズレに、内側が凄く敏感に反応してロックが掛かったんです。だから動いていてなったわけではなくて、体のセンサーが敏感になっていた結果なんです。意図しないロックの仕方だったので、その方のところに行って戻してもらって。準決勝後に、そういうことが3度ありました」

──それはそれで怖いですね。練習中だったらまだしもセックスやオナニーをしていて、意図しないロックとかあると恥ずかしいし発表もできないですね(笑)。

ダハハハハハ。練習以上に気を付けないといけないですねぇ(爆)。マジメな話、まだそこも作り立てなので、土台が百パーセントではなかった。だから、そういうことが起こってしまいました。ただ、これからはセンサーも発達してきますし、練習の前後の体のケアも変えていかないといけないです。アスリートとして必要なことですし、そうでないと目標地点に辿り着かない。これからはコンディション創りもより気を付けないといけないです。同時にこの土台があってのフレーム創りはメチャクチャ楽しみです」

※発想、見ている先が違う。そんな風に感じられることも、しばしあった中村倫也インタビューが掲載されたFight&Life#95は2月24日(金)に発売です。
※※下線のある質問、返答箇所は雑誌では公益性を考慮しカットされた会話です。

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o UFC YouTube   キック 中村倫也 風間敏臣

中村倫也「風間選手はとても強いハートを持ってるので完全にフィニッシュする必要がありました」



 遅ればせながら『UFC Fight Night 218: Lewis vs. Spivak』で風間敏臣に1R KO勝ちした中村倫也の試合後インタビュー動画。




 試合後会見インタビュー動画。前半が英語だったので一部ですが訳します。

「ローキックで崩してノックアウトするプランでしたが、結局パンチだけになってしまいました」

「彼はとても強いハートを持っているので、立ち上がってまた戦うかもしれないと思ったので、完全にフィニッシュする必要がありました。前回の試合もそうでしたが、この試合は必ずフィニッシュさせるつもりでした」

「トーナメントがあまりにもタフだったので、少し休まなければならないと思います。全ての試合を1ラウンドで終わらせたとはいえ、精神的にきつかったです。心の傷を癒したいです…少し時間が欲しいですが、すぐにオクタゴンに戻りたいです」
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ABEMA MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC UFN218   ダナ・ホワイト 中村倫也 木下憂朔 河名マスト 風間敏臣

【UFN218】ダナ・ホワイトも飛び入り参加、RTU制した中村倫也「ここからスタート、本レースが始まる」

【写真】今回ベガスに同行し、セコンドも務めた実弟の中村剛士と兄弟ショット(C)MMAPLANET

4日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されたUFN218で、中村倫也が風間敏臣を33秒でKOしRoad to UFCバンタム級を制した

自らの試合を終えて5時間、イベント終了から2時間を経てビデオ通話でインタビューを行った。間を開けず、UFCファイターになったばかりのフレッシュな中村の心境を話して貰っている最中に、なんとダナ・ホワイトと遭遇。ダナの日本への想いとともに、UFCファイター中村倫也の声をお届けしたい。


──今、現地は午前2時半かと思います。

「ハイ。スミマセン、これから全く外に出ていなかったので、ラスベガスの街を散策したいと思っていて。移動しながらでも良いですか」

──ハイ。もちろんです。Road to UFC決勝から5時間半ほどが経ちました。試合前のインタビューでは内密ということで作戦としては、『左のパンチを意識してくると思うので、左の蹴りで決めたい』という発言がありました。試合開始直後に左2発から、左の蹴りも見せていました。

「ハイ。出しました(笑)。蹴りでKOできるかと思っていたのですが……。左を意識してくるだろうと予測していたので、序盤に右でインパクトのあるパンチを当てたいという気持ちもありました」

──その右フックで、最初のダウンを奪ったということは狙い通りだったのですか。

「右を見せて当たればそれで良いし、驚いてくれればそれでも良い。とにかく意識させようと思って出したパンチが、予想していたよりしっかりと当たりダウンまでいきました。やっぱり左を意識していたからだと思います。

ああなると左が当たると思って……でも、風間選手はこのタイミングで組んでこないんだということが2度ほどありました」

──パンチで来て、ダウンを喫しても打撃を続けた。ここは意外でしたか。

「そうですね、河名マストのように殴られても良いから組む。ジャブを被弾しながら、来るだろうというぐらいに思っていました。なら、そこに合わせようと。それも試合開始から3秒ぐらいで、そういう風に仕掛けてくると考えていました。でも、組んでこなかったですね。

最初は大きく外を取って、詰めてきたところで内側に入って左ハイ。それが思い描いていていた試合展開でした」

──組むことを予測して戦っていたということですが、今成ロールなどの仕掛けも心の準備は?

「(※30秒ほど音が途絶える)……でいました」

──スミマセン。エレベーターに乗っている間、声が聞こえなかったです。

「スミマセン。今、ロビーに下りてきました。今成ロールに関しては対策練習もしてきたし、自分の反応速度を信じていたので警戒はしていなかったです。仕掛けてきたら、対処する。反応できるので入られないという気でいました。あっ、ダナがいるので挨拶させてください」

──おお、もちろんです。

ダナ・ホワイトとダメだし大好き鬼木氏

「ハァイ、ダナ!!」

ダナ・ホワイト おお、おめでとう。みんな調子はどうだい? あれ──(携帯の画面を見て)、おお久しぶりだね。

──お久しぶりです。待望の日本の新しい才能がUFCにやってきましたね。昨年8月のコンテンダーシリーズで木下憂朔選手の試合後、『UFCには一つ、足らないピースがある。それは日本のスーパースターだ。それを今夜、手にした』というダナの発言は日本のMMA関係者、若いファイターたちを奮い立たせてくれました。ありがとうございます。

ダナ そういって貰えて、私の方こそ感謝しているよ。我々は日本が以前のように力強くなることを待っているんだ。分かるだろう?

──ハイ。その言葉に感謝します。

ダナ また、やっていこう。昔、サクラバが活躍していた時代のように日本を強くしていこう。彼らとともに。いや、話せて良かったよ。また会おう。ありがとう。

──こちらこそ、です。

「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトに選んでくれて、ありがとうございました」

ダナ いや、素晴らしい動きだった。おめでとう。日本まで気を付けて。See you。

「いやぁ、アメージングですよ(笑)。こんなところで会えるなんて。このタイミングでインタビューしていたから、ダナと話せて。高島さん、凄い引きの良さですね」

──犬の散歩に行っていて、全然家に戻りたがらなくて開始時間が遅れてしまったことに感謝しています。

「わっはっはっはっは。幸運を呼ぶ犬ですね(笑)」

──それも倫也選手のおかげです。いやぁ、ダナから言葉も掛けられましたが、改めて今回の勝利はどのような意味を持っているでしょうか。

「MMA第一章、完。そういう感じですかね。ここからスタートです。予備レースでなく、本レースが始まります」

──実は日本で戦っている時も、Road to UFC準決勝大会までも感じなかったのですが、UFC Fight Nightという場所で戦うと──正直、バンタム級としては小さいという風に直感的に思いました。

「そこはスゲェ自分でも感じているところです。試合の3週間前ぐらいから体重が65、66キロぐらいで。自分のなかでも引っ掛かっていることなんです。体重を増やそうと思ったんですけど、試合前に3度ぎっくりをやってしまって(苦笑)。

これから一旦時間を掛けて……。そうですね、半年ぐらい時間を使って『誰が相手でも構いません』と言えるぐらいのフレームをしっかりと創って、ガンガンやっていこうかなと思います。コンディションが整えばヒリヒリしたなかの斬り合いも……まぁ、33秒の試合でも反省点もあるので。2回ぐらい、見てられねぇっていうシーンがありました。これから戦っていく選手を相手に、あんなことをしていると……」

──いや、今晩ぐらいはそこも大目に見ましょうよ。

「ハハハハ。『今日ぐらい距離の詰め方をされると、あの戦い方になるのも仕方ない』って回りも言ってくれたので、その言葉に甘えようと思ったんですけど……。ダメだし大好きな鬼木(貴典)さんが許してくれなくて(笑)。しっかりと良かった点と悪かった点を洗い出そうと思います」

──MMAPLANETは本当にMMAが好きな読者にチェックしてもらっているサイトです。そんな最高のMMAファンに向けて勝利の報告とこれからの意気込みのほどをお願いします。

「同志の皆さん、応援ありがとうございます。テクニック的には物足りない試合になったかもしれないですけど、互いに人生を賭けた一戦っていうのは、今夜のようなことが起こり得ます。それがMMAの面白さだったりすると思うんで……今回はこれはこれで楽しんでいただけていたら嬉しいです。今後はもっとテクニカルな部分が必要になってくるはずなので、そういう勝負をする自分も楽しんで欲しいです。期待してくださいッ!!」

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MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC UFN218 イリー・プロハースカ 中村倫也 風間敏臣

【UFN218】「日本の良さを知らしめたい」。中村倫也が33秒で風間敏臣をKO。Road to UFCバンタム級優勝!

<Road to UFCバンタム級決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
Def.1R0分33秒by KO
風間敏臣(日本)

スっと距離をつめた風間に対し、左を2発入れた中村が左ハイを蹴っていく。さらに蹴りを続け、左フックにケージ前を左に回って間合いを取り直した中村が、追いかけてきた風間から右フックでダウンを奪う。すぐに立ち上がった風間との足を止めての殴り合いを優位に進めた中村は、左リードフックに左を合わせる。一発で大の字に倒れた風間に、非情の追い打ちの左を落とした中村が圧勝でUFC入りを決めた。

「最初に家族、コーナー、コーチにありがとうと言いたいです。トーナメントを通じてLDHマーシャルアーツ、イリディアムスポーツエージャンシー、関わってくれた皆に感謝しています。自分に入り込んでいたので、フィニッシュは覚えていないです。(映像を見て)クレイジー。このケージで戦うことを15年間夢見てきました。凄く大切なことです。日本がどれだけ素晴らしいか。僕のチームがどれだけ素晴らしいのか。どれだけ僕が優れているのか、イリー・プロハースカや日本の他の選手とともに知らしめたいです」と中村は話した。


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ABEMA Black Combat K-MMA KTT MMA MMAPLANET o RIZIN Road to UFC UFC UFN on ESPN+76 UFN218   アダム・ヒューギット アンシュル・ジュビリ イ・ジョンヨン イー・チャア キム・ジヨン ジェカ・サラギ セルゲイ・スピヴァク チェ・スングク チェ・ドゥホ チョン・ダウン デニス・チュルリン デリック・ルイス デヴィン・クラーク パク・ジュンヨン パク・ヒョンソン ブラゴイ・イワノフ マンディ・ブーム 中村倫也 平良達郎 木下憂朔 風間敏臣

【UFN218】韓国MMAを知る。パク・ジュンヨンが語る韓流MMA=「自分の限界を引き上げること」

【写真】ハ・ドンジン監督、チョン・ダウンと。このちょっととぼけた感が良い (C)MMAPLANET

昨年末、大晦日に開催されたBlack Combatを取材するために渡韓し、複数のジムで選手、指導者、プロモーターに会いK-MMA界の今を探ってきた。

ここでは4日(土・現地時間)のUFN218:UFN on ESPN+76「Lewis vs Spivak」でデニス・チュルリンと戦うパク・ジュンヨンの目線で、K-MMAとUFCの関係を探りたい。UFCミドル級で5勝2敗の戦績を残す、彼にとってKTTの練習が全てだった。


──今回、韓国のMMAがどうなっているのか。選手目線からパク・ジュンヨンから語ってもらいたいと思います。まず、韓国の若い選手達はどこをゴールに戦っている場合が多いのでしょうか。

「UFCで戦うことを目標にしているんじゃないかと思います。そのためにも一番大切なのはいつでも戦えるよう気持ちを創っていることです。そうしていればUFCでも戦えるようになります」

──日本では一般層にはUFCはそれほど認知されていなくて、RIZINの知名度が高くUFCを目標としない選手も多いです。UFCファイターとしてパク・ジュンヨン選手はそのような日本の事情をどのように思いますか。

「日本がそうなっていることは、初めて知りました」

ハ・ドンジン監督 日本ではUFCのTV中継がなくて、地上波でやっているRIZINの方が有名なんだ。

「そうなのですね。韓国ではUFCが一番なので……。自分は国内とか関係なく、UFCです」

──ではパク・ジュンヨン選手も街中を歩いていると、周囲の人に注目されるような感じなのでしょうか。

「自分はあまり街とか歩かないんです(苦笑)。特にコロナになって、マスクもしていますし。ただ毎週、サッカーをやっているのですが、そこでは名前と顔は知られているようです(笑)。色々な人に声を掛けられます」

──改めてUFCで戦い続けていて、UFCの良さはどこだと思っていますか。

「もちろんUFCの環境は最高です。何よりUFCで戦っていると、試合のたびに自分が成長していることが感じられるんです。そこが一番良いところですね」

──アジア人選手がミドル級で勝ち越すというのは、凄いことですね。これまでのUFCでの活躍をどのように捉えていますか。

「岡見選手がいるじゃないですか」

──もちろん、岡見選手の功績は絶対です。と同時に、岡見選手がUFCにデビューした当時はここまえ層が厚くなかったです。

「……(苦笑)。いや……そんなことはないと思います」

──そのUFCでここまで結果を残す自信はありましたか。

「UFCで戦うようになってから、相手の動きが良く見れるようになったりして。自信はUFCで戦うようになってから持てるようになりました」

──ハ監督が近くにいて答えづらいかもしれないですが、KTTで練習していて米国に練習に行く必要性を感じたことはないしょうか。

ハ・ドンジン 俺は向うに行くから、正直に話せよ(笑)。

「自分は韓国流でやっていきたいです。結局、どれだけ優れた指導者がいようが、そこについていけるかどうかは自分次第で。自分は今のKTTでの練習で強くなれたのでハ監督とジョン監督の下で十分な練習ができています」

──韓国流とはスパルタと考えて良いですか。

「簡単にいえば最後までやりきる。そして、やり続けることです。韓国のやり方は自分を限界まで追い込んで、その限界点を引き上げることにあります。設備や世界中から選手が集まるということはないですが、ファイターとして監督と一緒にいるだけでなく、人間として一緒にいさせてもらっています。健康な精神、健康な体が一番大切です」

──2023年は2月から試合が組まれていますが、どのようにステップアップを図りたいと考えていていますか。

「まず、2月に勝つことです。UFCで一番長く戦うことができた韓国人選手になりたいと思っています」

──開催地がソウルからラスベガスに移り、残念ではないですか。

「いえ、ベガスの何も周囲の雑音がないところで戦う方が好きです。もうラスベガスで6度試合をしていて、今ではラスベガスのほう好きです」

■視聴方法(予定)
2月5日(日・日本時間)
正午~ABEMA格闘Ch(プレリミのみ)
正午~UFC FIGHT PASS

■ UFN218計量結果

<ヘビー級/5分5R>
デリック・ルイス: 265 ポンド(120.2キロ)
セルゲイ・スピヴァク: 255.5ポンド(115.89キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
チョン・ダウン: 205ポンド(92.99キロ)
デヴィン・クラーク: 204.5ポンド(92.76キロ)

<ヘビー級/5分3R>
マルチン・ティブラ: 253.5ポンド(114.98キロ)
ブラゴイ・イワノフ: 256.5ポンド(116.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェ・ドゥホ: 145.5ポンド(66.0キロ)
カイル・ネルソン: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔: 170.5ポンド(77.34キロ)
アダム・ヒューギット: 170.5ポンド(77.34キロ)

<Road to UFCライト級決勝/5分3R>
ジェカ・サラギ: 155ポンド(70.31キロ)
アンシュル・ジュビリ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<Road to UFCフェザー級決勝/5分3R>
イー・チャア: 145.5ポンド(66.0キロ)
イ・ジョンヨン: 145ポンド(65.77キロ)

<Road to UFCバンタム級決勝/5分3R>
中村倫也: 136ポンド(61.69キロ)
風間敏臣: 135ポンド(61.24キロ)

<Road to UFCフライ級決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン: 124.5ポンド(56.47キロ)
チェ・スングク: 125.5ポンド(56.92キロ)

<女子フライ級/5分3R>
キム・ジヨン: 125.5ポンド(56.92キロ)
マンディ・ブーム: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
パク・ジュンヨン: 185.5ポンド(84.14キロ)
デニス・チュルリン: 186ポンド(84.37キロ)

<フライ級/5分3R>
平良達郎: 125.5ポンド(56.92キロ)
ヘスウ・サントス・アギラー: 125ポンド(56.7キロ)

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ABEMA Black Combat K-MMA KTT MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC UFN on ESPN+76 UFN218 アダム・ヒューギット アンシュル・ジュビリ イ・ジョンヨン イー・チャア キム・ジヨン ジェカ・サラギ ジョン・チャンソン セルゲイ・スピヴァク チェ・スングク チェ・ドゥホ チョン・ダウン デリック・ルイス デヴィン・クラーク パク・ジュンヨン パク・ヒョンソン ブラゴイ・イワノフ マンディ・ブーム 中村倫也 佐藤天 平良達郎 木下憂朔 水垣偉弥 風間敏臣

【UFN218】韓国MMAを知る。UFC4勝1敗1分のLH戦士チョン・ダウン「他国から出稽古? 無理だと思います」

【写真】同じような背格好の練習仲間がいなくてもUFCで結果を残せているチョン・ダウン (C)MMAPLANET

昨年末、大晦日に開催されたBlack Combatを取材するために渡韓し、複数のジムで選手、指導者、プロモーターに会いK-MMA界の今を探ってきた。

そのなかに4日(土・現地時間)のUFN218:UFN on ESPN+76「Lewis vs Spivak」でデヴィン・クラークと戦うチョン・ダウンも含まれていた。UFCライトヘビー級戦線で4勝1敗1分けという戦績は、まさにMMA版漢江の奇跡。チョン・ダウンは自身がUFCで結果を残せているのは、所属するKTTでの練習にあると考えていた。


──かつて日本のHEATでライトヘビー級王者に君臨し、6連勝と強さを見せつけていたチョン・ダウン選手ですが、UFCにステップアップを果たした時、アジア人のライトヘビー級ファイターがオクタゴンでこれだけ活躍できるとは、本当に思っていなかったです。スミマセン。

「いえいえ……そんなことないです。まだまだです」

──日本人選手だとUFCで5連勝は水垣偉弥選手、そして岡見選手が4連勝。ダウン選手は引き分けを挟んで岡見選手と同じ結果をライトヘビー級で残しました。そしてジョン・チャンソン選手の3連勝を既に越えています。UFCと契約をした時に、ここまでやれるという自信はありましたか。

「実は連勝できるとは思っていなかったです。ただ1試合、1試合と勝とうと思ってやってきました。この連勝は運が良かったと思っています」

──謙虚ですね。ただUFCで勝利を重ねることで、自信がついたのではないですか。

「初めてUFCで戦った時は、もの凄く緊張しました。だけど2試合目、3試合目と経験を積んでいくと対戦相手も自分と同じ人間だと思えるようになり、自信はついてきました」

──前回、敗北を経験しましたが、そこから学んだことは何でしょうか。

「負けたことによって、気持ちがスッキリしたというのはあります。負けたことで、学ぶべき点に気付けました」

──今、UFCで勝つには米国のジムに行くという風潮が世界中であります。日本でもウェルター級の佐藤天選手が、スパーリングパートナーを求めてフロリダに拠点を移しています。ライトヘビー級のダウン選手も韓国にいると同じ体格のスパーリングパートナーを見つけることも簡単でないと思いますし、米国で練習をしようという考えは持たないですか。

「それぞれの選手が、何を求めているのかだと思います。自分に関しては、ことが上手く行かなかったときに練習環境のせいにしたくないんです。それでもハ(ドンシン)館長から、米国で練習しないかと言われています。だから米国に行って練習し、そこで学んだモノをKTTに持ち帰ろうと思っています。

今はまだどこで練習するのか決めていないですが、ATTかキルクリフFCに行きたいと考えています。ただし、所属はKTTのままです。米国に行かなくても、KTTにはUFC選手でなくても強い選手がいますから」

──KTTは10年以上前から取材をさせてもらっていて、ハ監督とジョン(チャンヨル)監督の『私は殴ります』という言葉が今も鮮明に耳に残っています。そして、そのスパルタ指導の印象も強いままです。

「この厳しさこそが、自分の精神を強くしてくれました。自分はこのKTTの練習が合っています」

──KTTの練習に他の国から出稽古にくると、ついていけるでしょうか。

「多分、無理だと思います(苦笑)」

──その言葉を聞けば、米国でなくても日本人選手もKTTで練習するのも良いと考えてしまいます。

「選択できる権利を持っているのは、選手です。だから韓国でなく日本人選手が米国に行きたがるのは理解できます。自分自身、KTTの所属選手でここの練習が欠かせないですが、米国や日本に練習に行き、経験値を高めたいと思っています」

──なるほどぉ。では2023年、初戦は2月に決まっていますが、どのような1年にしたいと思っていますか。

「自分も30歳になりました(※韓国の年齢の数え方で、日本では昨年12月18日に29歳になったばかり)。年を重ねるほど、技術の上達にしても強くなることが難しくなっています。なので34歳になるまで、1年に4試合はしたいと思っています。試合に勝る経験はないので、どんどん戦っていきたいです」

──UFCで脚光を浴びるには英会話は欠かせないです。その点、どのように考えていますか。

「努力しています……。(※非常に小声で)英語の勉強をします」

■視聴方法(予定)
2月5日(日・日本時間)
正午~ABEMA格闘Ch(プレリミのみ)
正午~UFC FIGHT PASS

■ UFN218計量結果

<ヘビー級/5分5R>
デリック・ルイス: 265 ポンド(120.2キロ)
セルゲイ・スピヴァク: 255.5ポンド(115.89キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
チョン・ダウン: 205ポンド(92.99キロ)
デヴィン・クラーク: 204.5ポンド(92.76キロ)

<ヘビー級/5分3R>
マルチン・ティブラ: 253.5ポンド(114.98キロ)
ブラゴイ・イワノフ: 256.5ポンド(116.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェ・ドゥホ: 145.5ポンド(66.0キロ)
カイル・ネルソン: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔: 170.5ポンド(77.34キロ)
アダム・ヒューギット: 170.5ポンド(77.34キロ)

<Road to UFCライト級決勝/5分3R>
ジェカ・サラギ: 155ポンド(70.31キロ)
アンシュル・ジュビリ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<Road to UFCフェザー級決勝/5分3R>
イー・チャア: 145.5ポンド(66.0キロ)
イ・ジョンヨン: 145ポンド(65.77キロ)

<Road to UFCバンタム級決勝/5分3R>
中村倫也: 136ポンド(61.69キロ)
風間敏臣: 135ポンド(61.24キロ)

<Road to UFCフライ級決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン: 124.5ポンド(56.47キロ)
チェ・スングク: 125.5ポンド(56.92キロ)

<女子フライ級/5分3R>
キム・ジヨン: 125.5ポンド(56.92キロ)
マンディ・ブーム: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
パク・ジュンヨン: 185.5ポンド(84.14キロ)
デニス・チュルリン: 186ポンド(84.37キロ)

<フライ級/5分3R>
平良達郎: 125.5ポンド(56.92キロ)
ヘスウ・サントス・アギラー: 125ポンド(56.7キロ)

The post 【UFN218】韓国MMAを知る。UFC4勝1敗1分のLH戦士チョン・ダウン「他国から出稽古? 無理だと思います」 first appeared on MMAPLANET.