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【GRACHAN66】田中智也戦へ、伊藤空也「強くなるために何かを変えることに怖さはない」

【写真】5連勝として来年に繋げることができるか(C)BRAVE CF

17日(日)に東京都江東区にあるTFTホール500で開催されるGRACHAN 66で、伊藤空也が田中智也と対戦する。
Text by Takumi Nakamura

10月の15周年大会では高須将大にKO勝ちし、4連勝を飾った伊藤。そのレコードもさることながら、シュートボクシングへのチャレンジや練習環境をマイナーチェンジして、進化と変化を遂げながら結果を残してきた。2023年を締める田中戦、そしてその先に見据える目標を伊藤に訊いた。


──今大会では田中智也選手と対戦が決まりました。この試合が決まった時の心境はいかがでしたか。

「10月の15周年大会で田中選手とやるかもしれないという話があって、そこで田中選手のことは意識しました。色々と調整があって改めて今回決まった感じなんですけど、田中選手とやる覚悟はしていたし、いつかは絶対にやるだろうなと思っていたので、そんなに驚くこともなく冷静でした」

──ファイトスタイルを含めて、田中選手の印象は?

「完全に寝技師ですよね。ウェルラウンダーとは聞いているんですけど、打撃の展開はほぼほぼなく、徹底的に1Rから寝技でガンガン来る、しっかり極めに来る選手だと思います。ストライカーはみんな嫌がる、今成(正和)さん的な感じですね」

──特徴がはっきりしている分、対策も立てやすいタイプだと思うのですが、どういったことを意識して練習してきましたか。

「前の試合はボクシングジムにも行って、打撃を中心にやっていたんですけど、今回は相手が相手なのであまり打撃をガツガツやってもしょうがないなと。レスリングよりも柔術やピュアグラップリングに力を入れてきました」

──Braveには色んなタイプの選手がいるので、スパーリング相手も含めて寝技対策は順調ですか。

「そうですね。今はMMAで下から狙う技術、下から潜る技術や足関を狙うという技術はタブーではないですけど、そこに特化した選手は少ないじゃないですか。だからこそピュア柔術家の方とも練習したり、僕らの師匠の宮田(和幸)代表もガードからの技術がすごいので、そういう人たちと練習させてもらっています」

──なるほど。ちなみに柔術の道場で練習しているのですか。

「BRAVEジムはJTT(トライフォース赤坂)と連携していて、トライフォース赤坂から柔術の先生が週2でBraveに練習に来てくれているんですよ。それで僕も1年半~2年前から柔術クラスに出ていて、そこで培ったものを活かすような練習もしていますし、なおさら今回は組み技に比重をおいて練習させてもらっているので、練習環境的には助かっています」

──伊藤選手は4連勝中ですが、ご自身で連勝の要因はなんだと思っていますか。

「Braveで基礎的な部分を創って、Brave以外の練習にも力に入れるようになったことが大きいと思います。例えば今までだったらBraveのプロ練に出てレスリングを軸にやっていたんですけど、試合によっては今回のように柔術に力を入れたり、ボクシングのワタナベボクシングジムに行ったり、RIZIN初出場の際にはウィラサクレックジムでムエタイを習ったり。そういうところで自分の戦い方に深みが出てきたんだと思います。自分はもともと空手出身なんですけど、それ以外にも色々と技が増えたというか、そういうところが連勝の要因だと思います」

──色々なエッセンスを取り入れて、どんな変化がありましたか。

「例えばムエタイだったら、体に軸ができるんで、打撃の見合いの中で余裕ができるというか、ディフェンス力が高くなりました。あとは首相撲も前回の試合で出せた部分です。ボクシングだったら、しっかり足を使って当てること。とにかくボクシングは足を使うんで、パンチにしっかりと回転がついたし、不思議とボクシングをやることによって、パウンドを打つ時の点で当てる力がつくんで、そういう面ではどの競技もMMに共通していると思いました」

──6月にはSBにも挑戦して、そこでも得たものもありますよね。

「はい。芦田崇宏さんと2人で出たんですけど、MMAグローブの立ち技ルールだったので、キックボクシングとは全く違う距離で。そういう打撃に特化した練習と試合をやって、自分を試すこともできたし『なるほど!』とい分かったこともたくさんありました、当然、勝てればよかったのですが、SBに出たことは大きな経験でした」

──練習環境の変化や新しいルールへのチャレンジでMMAファイターとしての幅が広がっているようですね。

「自分では意識してないんですけど、周りからは落ち着いて試合できるようになったと言われます。20代前半の頃なんかは、若さと勢いだけじゃないですけど、勢いでバッチバチの試合をやっていたんですけど、キャリアも中盤になってきて、わりと落ち着いてやるべきことをやるというか、自分がこうすれば絶対に勝てるというプランも冷静に考えることができています」

──とりあえず全力&フルパワーで行って、スタミナが切れるまで頑張るという試合は卒業だ、と。

「いわゆるゾンビファイトだけではトップどころや外国人選手には通用しない部分もありますし、2年前に手塚基伸選手に一本負けした時はスタミナ勝負に持っていく作戦だったんですけど、それだけでは勝つことができなくて。それできっかけで柔術に力を入れたんですよね」

──なるほど。そういった弱点や苦手な部分から逃げずに向き合ってきたわけですね。頭では分かっていても出来ない選手が多いと思いますが、伊藤選手はそこにちゃんと向き合ってきたわけですね。

「自分がやってきたことを信じている人は新しいことに取り組むのは辛いだろうし、行動に移すことも難しくなると思います。でも自分の場合は元々地方で格闘技をやっていて、その環境を捨ててBraveに来て、そういうプライドも捨てているというか。強くなるために何かを変えることに怖さはないです」

──Grachan公式サイトではこの一戦について「このふたりの戦いは、バンタム級のパワーバランスに新しい動きをもたらす」というコメントもありました。伊藤選手がこの試合の先に見据えているモノは?

「今回勝てば自分がベルト挑戦に絡む形になると思うので、やっぱり手塚選手にリベンジを果たしたいですよね。そうじゃないと自分の中でも示しがつかないというか、片付けておかなきゃいけないことなので、田中選手に勝って、手塚選手にタイトルマッチでリベンジする。そしてベルトを防衛するなり、強い名のある選手と試合をして、勝ち星を獲りたいと思います」

――1年を締める試合で、どのようなファイトを見せたいと思っていますか。

「本当に自分の印象が変わるんじゃないかというような試合になると思うので、まずそこを見てもらいたいです。それを見せつつ、応援してくれる人たちには僕を信じて良かった、応援していて良かったと思ってもらえる試合を見せたいです」

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朝倉未来 金原正徳はめちゃくちゃ強い【RIZIN.31】

朝倉未来と所英男も絶賛「金原正徳は強い」

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【RIZIN44】ついにクレベル・コイケと対戦、金原正徳「一緒にするなよ!という気持ちはありますよ」

【写真】RIZIN LANDMARK05で山本空良に勝利した時の会見での金原。RIZINで戦うことで、これだけのメディアの質問を試合後に受ける。彼の言葉が、一般メディアに少しでも届くことはMMA界のためになる(C)MMAPLANET

24日(日)さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN44にて、金原正徳がクレベル・コイケと対戦する。
Text by Takumi Nakamura

ビクター・ヘンリー戦後の引退表明を撤回し、RIZINで芦田崇宏,摩嶋一整 、山本空良と日本人相手に3連勝している金原。今大会でいよいよRIZINフェザー級トップ戦線の一角、元王者のクレベルとの一戦に臨む。金原はクレベル戦を己の格闘技人生を貫く試合と位置づけ、自分がやってきたことを証明したいと話した。


――RIZIN44でのクレベル戦が迫ってきました(取材日は9月15日)。クレベルは元RIZIN王者であり、RIZINフェザー級トップの一角です。日本人相手に3連勝して、そろそろこのクラスの相手と戦いたいという希望があったのですか。

「本音で言ってもいいですか?」

――ぜひ本音を聞かせてもらいたいです。

「自分の中でUFCへの挑戦が終わった時点で、気持ちが続いてなかったというか。トップを目指すという意味では、やっぱりUFCが一番であって、UFC以外はどの山を目指すにしても富士山だと思うんですよ。自分が格闘家としての終着点として、どこを目指すかを考えたときに、富士山を目指すという気持ちにはなれなくて。

もちろん簡単に富士山の頂上まで登れる=日本一になれるわけではないし、そのためにやらなければいけないことはあります。でもそこにモチベーションを向けたり、パワーを注ぐことができなかったというのが正直なところでした」

――RIZIN参戦当初は、こういったキャリアは考えてなかったんですね。

「僕がRIZINに出始めた時期はちょうどコロナ禍と重なっていて、外国人を招聘できないから、日本人同士の試合が増えている状況だったんです。自分の実力的に、コンディションを100パーセントに近い状態まで持っていければ、日本人には負ける気はしなかったし、自分の立ち位置が分かったうえで試合をしていました。だからRIZINで3連勝したからといって、自分の実力が上がっているとか、そういう勘違いはしていないつもりです」

――では僕も本音で質問させてもらうと、日本人選手のマッチメイクが中心とはいえ、金原選手からすると実績・キャリアに差がある、もしRIZINにランキングがあれば下位の選手を迎え撃つという試合が続いたことに対して「なぜ?」という気持ちはなかったですか。

「それはありましたよ、特に前回4月の山本空良戦の時は。今まで自分が積み重ねてきたものを全て否定されたような気持ちになった部分はあります。でも年齢を重ねて若い選手と戦って、踏み台にされることも自分の宿命なのかなとも思ったし。そんな気持ちがあった上で、いざ蓋を開けてみたら、自分が思った通り実力差があることを見せることができたと思うんです。だったら、これからは自分が強いと思える相手とやりたいと思って、その時はヴガール・ケラモフを指名させてもらいました」

――山本戦が王者クラスとやりたいと思うきっかけだったんですね。

「きっかけというか、どうしても選手って試合が近づいてくるとメンタル的に不安になってくるんですよ。僕が山本選手とやった大会は同じ階級のダブルメインイベント(斎藤裕×平本蓮・牛久絢太郎×朝倉未来))の注目度が高かった。自分ではその4人のなかでも俺が一番強いと思っているのに、この4人が注目されるのが日本のMMAの現状だなと思って。フラストレーションやイライラは溜まっていました。

はっきり言えば実力以上に人気がある選手がフューチャーされてしまうこの時代に、俺の格闘家としての存在価値はなんなんだろうって。だったら僕は注目されなくてもいいから、自分が強いと思う相手と戦って、自分が満足してキャリアを終えたいと思いました。僕はずっとそういう道を通ってきた格闘技人生だったから、最後もそれで終わるのがいいんじゃないかなと思います」

――自分が歩んできた道を全うする、金原正徳の道を貫く試合をやる、と。

「僕らの世代は器用じゃないし、SNSを使って上手いことやるとかできないですよ。でも人生をかけて一生懸命、格闘技をやってきた。だったらそれを少しでも多くの人に見てもらいたいという気持ちが強くなってきていますね」

――一方でここ3試合を見て、金原選手の戦い方がより洗練されてきたと感じています。

「外国人選手に勝つためにやってきたことを日本人相手にやっているだけで、もともとの地力に差があるというのは感じます。そこも含めて自分のなかで余裕やゆとりを持って戦えているとは思います」

――摩嶋一整戦のバックステージ映像では、かなり冷静に試合を振り返っていましたよね。試合展開としては逆転勝ちだったにも関わらず、一切慌てていなかったことが印象的でした。

「そこはRIZINルールとユニファイドルールの違いはありますよね。RIZINルールは仮に1・2Rをとられても、3Rに逆転できるルールで、僕はファイトスタイル的に1・2Rとることもできるし、3Rに逆転することもできるので(RIZINルールに)噛み合うと思っています。実際に練習でもRIZINルールを意識したものはやっているので、そこは大きいかなと思います」

――今回のクレベル戦、カード発表会見で「心機一転」という言葉を使っていましたが、そう感じた理由は教えてください。

「クレベルは本当に強い選手だと思うし、今までの感覚でやっていたら絶対に勝てない相手だと思います。20代、30代前半の頃の挑戦者の気持ちを思い出して、身体を作っていこうという意味での心機一転ですね」

――直近3試合のように実力&地力に差がある中で、コンディションを100パーセントに近づけて勝つという試合ではない、と。

「今回は試合に向けた考えが全く違います。ここ3試合は、正直80パーセントくらいのコンディションでも何とか勝てる相手だっと思うんですよ。でもクレベルは120パーセントまで持って行かないと勝てる相手じゃない。だから怪我を恐れず練習量を増やしました。若い頃のように2部練、3部練とやって『疲れた』とか『どこどこが痛い』は関係ない。それで怪我したらそれまでだと思って、厳しく自分を追い込んできました。それがいい方向に出るか、悪い方向に出るかは試合にならないと分からないです。でも最後はやらないよりはやった方がいいと決断して、タイ(タイガ―ムエタイ)にも行きました」

――タイでの練習は今どう影響していますか。

「試合前は不安になることが多い中、『俺はこれだけやってきたから大丈夫だ』と思うことができますよね。まさに昔の僕はそうやって自分に言い聞かせてきた部分があって、今回はそれが出来ていると思います」

――先日公開練習の様子が動画や記事で各メディアにアップされていましたが、僕は試合前にも関わらず芯をついたコメントだったと思いました。

「あれはド正論ですよ」

――公開練習後の囲み取材で「スタンド」と「先手を取る」ことをポイントとして掲げていましたが、僕もこの2つが勝負の鍵だと思っていて。

「はい。そう思ってます」

――そこまで言い切ってしまうこと、それを相手が事前に目にすることは気にならないですか。

「全然気にならないです。僕もクレベルも今更何かを隠してやるようなタイプじゃないし、それがバレたところでお互いどうにかなる選手じゃないんで。自分が試合前にあれをやりたい、これをやりたいと考えるより、リングで実際に向かい合って組んで、そこでどう感じるかのほうが大事です」

――ではそこについても聞かせてください。クレベル選手はレスリングやテイクダウンのアプローチがそこまで積極的ではない分、逆にスタンドの打撃を思い切りやっている印象があります。その意味で金原選手もスタンドが重要という認識なのですか。

「それは少し違って、こちらがスタンドで行き過ぎると組まれるリスクもあるし、逆に間合いが遠くなってクレベルの距離になるのもよくない。だからこそ、そこは試合前の決め事ではなくて、向かい合ってどう感じるかなんですよ」

――なるほど。

「その時の自分の感覚とセコンドが客観的に見たときの距離感とリズム。そこをしっかり把握して戦うことが大事で、それはもう現場合わせでしかできないことですね。僕はそれだけのキャリアも積んできたし、ラウンドごとに修正する引き出しもあるので、あまり試合前に決めきらずにやろうと思います」

――あともう一点、クレベル選手はサブミッションが強い。それは対戦相手なら誰しも分かっていることで、みんな対策を立てて試合をしていると思います。ただそのせいで試合運びがクレベル選手の寝技対策ばかりになり、結果的に受け身になってクレベル選手のサブミッションに捕まるパターンが多い。だから金原選手は「先手を取る」という言葉を使ったのではないかと思いました。

「それはクレベルに限らず、ですね。僕は基本的に先手を取って戦うタイプで、後手にならずに自分からプレッシャーをかけていきたい。仮にテイクダウンされても自分からアクションを起こした結果ならしょうがないよね、と。そうすることで、そのあとの寝技の攻防でも先手がとれるし。最初から後手に回るとテイクダウンされる、背中をつけずにエスケープしようとする…と、どんどん後手後手になるんです。それよりも自分から相手に触りに行って、展開を作っていくことが自分の理想です」

――分かりました。とはいえ過去の戦績を振り返ると金原選手の一本負けは2試合だけなんですよね。

「デビューしてすぐの頃にZSTで佐東伸哉にアームロックを極められたのと、UFCでマイケル・マクドナルドにRNCを極められただけですね。だいぶ対戦相手のレベルが違いますけど(笑)」

――確かに(笑)。ただし金原選手がサブミッションを極められる印象がないのも事実です。

「でもクレベルの試合映像を見れば見るほど『コイツ強いなぁ…』と思いますよ。だからそう感じてからは一切映像は見てないです。クレベルの動きのイメージだけ頭に残しておいて、それ以外にネガティブになる要素には触れないようにしました。勝ちパターンと負けパターン、どちらもイメージしているので、自分の動きを勝ちパターンに近づけることが出来たらベストだと思います」

――これから外国人選手の参戦が増えてくれば、RIZINの見え方や世界観も変わってくると思います。ちょうどその過渡期において、金原選手は自分がやってきた格闘技が何なのかを試合で見せたいですか。

「はい。自分が今までやってきたことは、今のRIZINファイターがやってきたこととは違う。そこを一緒にするなよ!という気持ちはありますよ。で、今回は実際に強い選手とやってみろと言われて、まさに自分がやってきたことの答え合わせだと思うんです。ここであっさり負けるようだったら、お前がやってきたことは他の選手と変わらないじゃんとなるだろうし。クレベルといい試合をして勝つことで、自分がやってきたことの証明ができると思っています」

■視聴方法(予定)
9月24日(日)
午後2時00分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,RIZIN LIVE,スカパー!

■ RIZIN44対戦カード

<フェザー級/5分3R>
クレベル・コイケ(ブラジル)
金原正徳(日本)

<フェザー級/5分3R>
牛久絢太郎(日本)
萩原京平(日本)

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
堀江圭功(日本)

<ヘビー級/5分3R>
スダリオ剛(日本)
トッド・ダフィー(米国)

<キック70キロ契約/3分3R>
安保瑠輝也(日本)
宇佐美正パトリック(日本)

<フェザー級/5分3R>
中原由貴(日本)
白川陸斗(日本)

<フェザー級/5分3R>
摩嶋一整(日本)
横山武司(日本)

<フライ級/5分3R>
福田龍彌(日本)
山本アーセン(日本)

<バンタム級/5分3R>
中島太一(日本)
岡田遼(日本)

<ヘビー級/5分3R>
シビサイ頌真(日本)
ヤノス・チューカス(ハンガリーム)

<フライ級/5分3R>
征矢貴(日本)
ラマザン・テミロフ(ウズベキスタン)

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【RIZIN44】新スタイルへ進化中、摩嶋一整―01―「フルラウンド動いてフィニッシュを狙い続ける」

【写真】明らかに前回のインタビュー時と表情が違う。すっきり爽やかな笑顔だ(C)SHOJIRO KAMEIKE

24日(日)、さいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN44で、摩嶋一整がNEXUSフェザー級王者の横山武司と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

今年5月に芦田崇宏を下して連敗を脱した摩嶋。昨年4月の金原正徳戦は敗れたものの大激闘となり、摩嶋自身も学んだものが多かったという。横山戦を控える摩嶋が目指す、理想のMMAスタイルとは――


――9月24日に横山武司戦を控えている摩嶋選手です。本日は宜しくお願いします。

「宜しくお願いします! そういえばMMAPLANETって、国内のリングMMA取材を解禁したんですね」

――はい。そこで次はリングで試合をする摩嶋選手のインタビューと相成りました。

「MMAPLANETは特に選手が多く見ていると思うので、リングMMAも扱ってくれるのは嬉しいです」

――ありがとうございます。それにしても前回のインタビュー……、昨年4月の金原戦の前と比べると、表情も柔らかいですね。

「心の余裕がありますから。やっぱり3連敗中は、しんどかったです(苦笑)」

――では心に余裕が生まれた要因でもある、芦田戦の勝利の感想から教えてください。それまで摩嶋選手は3連敗中でした。

「ようやくRIZINで勝てたことは僕にとっても、あと地元にとっても嬉しいことだと思うので、とりあえずホッとしています」

――地元である山口県の方からの期待を感じますか。

「山口県からRIZINに出ている選手は僕しかいませんし、自分が出たらそれだけ地元でも盛り上がるので。最近は仕事の現場でも声を掛けられるようになりました。あと道を歩いていると『試合を視ました!』と言われることもあって――特に勝った後は。自分の試合を視てくれているんだなぁって感じます」

――その状況では、3連敗中だと心に余裕がなかったのも仕方ないかもしれません。

「結果を出すことができていなくて、地元の人たちに対して申し訳ない気持ちはありました。でも自分としてはもっとできると思っていたし、しっかり練習して勝てたことは嬉しいです」

――その芦田戦の前に、金原選手との試合は敗れたものの大激闘を展開しました。あの試合内容に対して手応えはなかったのですか。

「練習内容の割には戦えたのかな、と思います」

――練習内容の割には(笑)。

「アハハハ。でも、もっとできることはあるかなと思いました。ここは攻める、ここは休むというペース配分とか。3連敗しましたけど、大舞台でそういう経験ができて自分も変わることができましたね」

――摩嶋選手の場合、どうしても練習環境が取り上げられることが多いです。仕事の関係で、練習できても週4日ほど――そのなかで広島と山口で活動している柔術家の森戸新士選手と、ケージレスリングの練習に取り組んでいるとのことでした。金原戦で、その練習の成果は出ていたのでしょうか。

「今考えると、まだまだだなって思うことは多いです。ただ、あの後もずっと森戸さんと練習させてもらっていて、自分に合った戦い方が分かってきました。それはケージレスリングだけでなく、グラウンドの面でも」

――金原戦の直後には「スタミナがなく、3R戦えない。最後は心が折れた」と仰っていました。

「金原さんとの試合に限らず、いつも1Rで極めるつもりで戦っていて最初からガンガン攻めていました。でもトップレベルの選手と対戦すると、全て防がれてしまう。すると自分が消耗していくという試合ばかりでしたよね」

――19戦というキャリアの中で判定決着が2試合しかない摩嶋選手です。1Rからガンガン攻めていくのも摩嶋選手の魅力かもしれません。一方で3連敗を喫した時に学んだものとは、3Rずっと攻め続けるためのスタミナをつけることなのか。あるいはペース配分を考えることなのか――どちらでしょうか。

「今は両方ですね。スタミナをつける練習もやっていますし、無駄なところでは力を抜くというペース配分も考えながら戦っています」

――これまで最大で週4日という練習スケジュールのなかで、スタミナをつける練習よりも技術練習やスパーリングに時間を割くことのほうが多かったのですか。

「筋トレやフィジカルトレーニングをしたことは、ほとんどないです。ほとんど技術かスパーリングで。30歳を迎える頃には仕事も忙しくなってきて、全く練習できない時期が1~2カ月もあったりしました。ずっと休みなく、毎日働くことになるので。それも3連敗してから、仕事が忙しい時期と試合をずらすことにしました。仕事が忙しい時期は、だいたい決まっているので」

――そうして練習と試合に集中できる時間を増やしたということですね。――体力をつけるために、どんなトレーニングをしているのでしょうか。

「走り込んだりもしますが、基本は道場での練習のみです。でもスパーリングで追い込むようにしてもらっています。どんどん体力を使って、追い込まれた時に自分がどうするかっていう練習は増えました」

――摩嶋選手のスタイルで3R攻め続けることができれば、それは強いですよね。

「それが理想ですし、その理想を求めてきました。ただ、ずっと早い段階でフィニッシュできていたので、スタミナ面はあまり考えてこなかったんです。でも対戦相手のレベルが上がってくるにつれて、試合の後半でフィニッシュすることを考えなくちゃいけなくなった。もちろんチャンスがあれば1Rで極めることですけど、ベストはフルラウンド動き続け、フィニッシュを狙い続けることです」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
9月24日(日)
午後2時00分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,RIZIN LIVE,スカパー!

■ RIZIN44対戦カード

<フェザー級/5分3R>
クレベル・コイケ(ブラジル)
金原正徳(日本)

<フェザー級/5分3R>
牛久絢太郎(日本)
萩原京平(日本)

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
堀江圭功(日本)

<フェザー級/5分3R>
中原由貴(日本)
白川陸斗(日本)

<フェザー級/5分3R>
摩嶋一整(日本)
横山武司(日本)

<バンタム級/5分3R>
中島太一(日本)
岡田遼(日本)

<ヘビー級/5分3R>
シビサイ頌真(日本)
ヤノス・チューカス(ハンガリーム)

<ヘビー級/5分3R>
スダリオ剛(日本)
トッド・ダフィー(米国)

<フライ級/5分3R>
福田龍彌(日本)
山本アーセン(日本)

<フライ級/5分3R>
征矢貴(日本)
ラマザン・テミロフ(ウズベキスタン)

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MMA o RIZIN   ボクシング 伊藤空也 芦田崇宏 銀・グラップリングシュートボクサーズジム

【SB】速報中!SHOOT BOXING 2023 act.3 芦田崇宏・伊藤空也参戦!

2023.act3_
昨日はRIZINに武尊の復帰戦と大いにも盛り上がりましたが、今日も今日とて格闘技。後楽園ホールではシュートボクシング「SHOOT BOXING 2023 act.3」が開催されます。MMAファンのお目当てはオープンフィンガーグローブマッチ。元々、投げ技やスタンディング状態でのサブミッションが許されているSBはオープンフィンガーグローブとの親和性は高いと言っていいでしょう。さらに今回はRIZINにも参戦中の芦田崇宏、伊藤空也、奥田啓介が参戦。見逃せない大会となりました。今回もU-NEXT様様。観戦しつつ、オープンフィンガーグローブマッチを電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第4試合 63.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール】
×奥田啓介(ANIMAL☆PLANET/BLUE DOG GYM)
(2R TKO)
○銀・グラップリングシュートボクサーズジム(GSB大須MACS)
1R、開始直後から至近距離での打ち合い。イケイケの奥田が前に出てパンチを出していくと、銀はカウンターでパンチを当てると奥田はダウン。立ち上がった奥田は取り返すべく間合いを詰めてパンチを出す。捌いた銀は左右の連打を入れると奥田が2度目のダウン。ここも立ち上がるがダメージがある様子。ちょっとしたパンチの交差でもバランスを崩して転倒する場面が目立つ。なんとかラウンドを終えた。
2R、やはり前に出る奥田だが銀は冷静に対処。前に出てくる奥田に対してカウンターの左のパンチを当てると奥田はダウン。ここも立ち上がるがドクターチェック。奥田は顔面から出血もあり、レフェリーが試合を止めて。ダメージ的にも止めて正解。


【第5試合 -63.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール】
○基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM/)
(判定2-0)
×伊藤空也(BRAVE)
1R、開始直後から蹴りとパンチのコンビネーションを見せる伊藤。SBルールにアジャストしている印象。基山はカウンターで左ストレートが切れる。さらにハイ、ミドルを放つが伊藤は無難にガード。一進一退の攻防の末ラウンドを終えた。
2R、やはり基山は左ストレートが的確。対する伊藤はパンチの交差から組み付いて投げを狙うが基山はしっかりとディフェンス。思うように攻められないままラウンド終了。
3R、開始直後は伊藤が至近距離から左右のフックを当てる。しかし基山は膝で迎撃。これが鋭角に何度もヒット。さらに左ストレートを的確にヒット。伊藤はミドルを掴んで投げを狙うが不発。結局最後まで基山もペースを崩す事が出来ずに試合終了。判定は基山に軍配。
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【SB】6.25後楽園ホール大会に芦田崇宏と伊藤空也が参戦!

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今日は本当に久しぶりのシュートボクシングの話題。6月25日に後楽園ホールで開催されるSHOOT BOXING 2023 act.3にRIZINでも活躍する芦田崇宏と伊藤空也(BRAVE)の参戦が発表されました。それぞれオープンフィンガーグローブマッチに出場します。

以前は活発だったMMAファイターのシュートボクシング参戦。高谷裕之、リオン武、弘中邦佳、西浦"ウィッキー"聡生、小見川道大、土屋大喜、ヨアキム・ハンセン、ジェシアス・カバウカンチ。SBに挑戦する事が1つのトレンドになっていた頃が懐かしい。しばらく無風の時間が流れましたが、またその波がやってきたという事か。何気にうれしい。

まずは芦田を迎え撃つのはSB日本スーパーライト級王者イモト・ボルケーノ(グラップリングシュートボクサーズ)。11勝9敗と勝ったり負けたりの成績ですが、村田義光、モハン・ドラゴン、村田聖明を破って王座を戴冠した実績が光る実力者。アウトボクシングが上手い芦田と言えど、苦戦を強いられるのは必至でしょう。
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そして伊藤の対戦相手はSB日本ライト級2位の基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM)。キックルールでRIZINにも出場し、12勝4敗ときれいな戦績が目を惹きます。

対する伊藤は禅道会の全日本選手権軽量級で優勝した空手がベース。RIZINでもフルラウンド通して前に出続けるアグレッシブな試合運びが持ち味。遮二無二間合いを潰していく事で勝機を見出す事が出来るか。久しぶりにシュートボクシングを観戦するタイミングがやってきたかな。
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第13試合/朝倉海 vs. 元谷友貴
第12試合/井上直樹 vs. フアン・アーチュレッタ
第11試合/ホベルト・サトシ・ソウザ vs. スパイク・カーライル
第10試合/ブアカーオ・バンチャメーク vs. 安保瑠輝也
第9試合/三浦孝太 vs. YA-MAN
第8試合/ジョン・ドッドソン vs. 竿本樹生
第7試合/芦田崇宏 vs. 摩嶋一整
第6試合/佐々木憂流迦 vs. ボイド・アレン
第5試合/岸本篤史 vs. ビクター・コレスニック
第4試合/伊藤裕樹 vs. 山本アーセン
第3試合/山本琢也 vs. 横山武司
第2試合/ラマザン・テミロフ vs. 浜本“キャット”雄大
第1試合/城戸康裕 vs. 木村“ケルベロス”颯太

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#RIZIN #朝倉海 #元谷友貴

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【速報】「RIZIN.42」前半の試合結果

1: 名無しさん 2023/05/06(土) 14:19:09.72 ID:hPk8x7/+
13 朝倉海 vs 元谷友貴
12 井上直樹 vs フアン・アーチュレッタ
11 ホベルト・サトシ・ソウザ vs スパイク・カーライル
10 ブアカーオ・バンチャメーク vs 安保瑠輝也
9 三浦孝太 vs YA-MAN
8 ジョン・ドッドソン vs 竿本樹生
7 芦田崇宏 vs 摩嶋一整
6 佐々木憂流迦 vs ボイド・アレン
5 岸本篤史 vs ビクター・コレスニック
4 伊藤裕樹 vs 山本アーセン
3 山本琢也 vs 横山武司
2 ラマザン・テミロフ vs 浜本“キャット”雄大
1 城戸康裕 vs 木村“ケルベロス”颯太


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BELLATOR MMA NEXUS o RIZIN UFC キム・スーチョル スパイク・カーライル ダン・イゲ ホジェリオ・ボントリン 伊藤裕樹 佐々木憂流迦 修斗 元谷友貴 山本健斗デリカット 山本琢也 山本空良 巌流島 摩嶋一整 斎藤 横山武司 竿本樹生 芦田崇宏

RIZIN.42:オッズ/予想と展望

いつも通りMMAの試合のみ。

ラマザン・テミロフ 1.25
浜本“キャット”雄大 3.75

征矢の代役で出場が決まった浜本。相手の初参戦テミロフはウズベキスタンカザフスタンでキャリアを積んだ未知の強豪。戦績だけでは判断できない部分もあるものの、NEXUSで王者浜本が対戦してきた相手とはレベルが違う。

テミロフKO勝ち。

山本琢也 1.91
横山武司 1.83

2021年10月にRIZINで白川に敗れてから、1年3ヶ月のブランク明けで修斗世界1位の山本健斗デリカットに2RKO勝ちした山本琢也が再登場。相手の横山はプロ4戦目となる昨年11月に山本空良のNEXUS王座に挑み、僅差の判定でタイトルを獲得した。柔術で全日本王者となり、モテるためにMMAを始めた異色のファイター。

MMAとしてのキャリアの差があり、横山は山本空良戦でも柔術の延長の技術がメインで、MMAに対応しきっていなかった。寝技に付き合わず、相手の良さを消す戦い方に専念された時に、横山にどういった引き出しがあるかに興味がある。

山本KO勝ち。

伊藤裕樹 1.22
山本アーセン 4.00

アーセンが今大会一番のアンダードッグ。最後に負けてから2年4ヶ月のブランク。ずっとトレーニングを続けてきたのだとしても(違うと思うが)、試合に出ずに強豪の伊藤に勝つレベルまで達しているとは思えない。

伊藤KO勝ち。

岸本篤史 2.40
ビクター・コレスニック 1.53

ロシアのコレスニックはロシアのM-1チャレンジで4勝2敗1分けだが、2敗の相手は今週末のUFCセミ前に出場し、ランカーのダン・イゲに挑戦するネイト・ランドワー。UFCのリサーチに引っかかる一歩手前の選手。が、本来はフェザーが主戦場で、今回は階級上のライトでの試合となる。

ボクサーの岸本とは打撃戦になるか。体格差の影響も気にかかるが。コレスニックKO勝ち。

佐々木憂流迦 1.44
ボイド・アレン 2.63

昨年10月、連敗中の矢地に塩漬けにされて敗れたアレン。本来より階級上の試合だったとはいえ、再度呼ぶほどの実力には思えなかった。安全策に徹してフィニッシュを狙わなかった矢地は勝手にも関わらず昨年末は巌流島送りとなり、ミックスルールで木村フィリップミノルにKO負けしている。

同じく連敗中の佐々木ではあるが、矢地の処遇を見ていればフィニッシュが必要なことはわかるはず。佐々木一本勝ち。

芦田崇宏 1.91
摩嶋一整 1.83

RIZIN0勝3敗の摩嶋だがフェイバリット。3敗の相手が斎藤・クレベル・金原とトップ相手というのがちゃんと評価されているか。RIZINでの試合は1Rは互角以上の内容でも、中盤失速してのフィニッシュ負け。今回はペース配分にも慎重になると思うが。

摩嶋判定勝ち。

ジョン・ドッドソン 1.95
竿本樹生 1.80

意外にも元UFCドッドソンがアンダードッグ。が、ドッドソンも所戦では圧勝したとはいえ、ピークは過ぎている。竿本が序盤に勢いで攻め込まれた時に飲み込まれず、組んでスローペースに持ち込めば、後半失速する可能性は十分ある。

竿本判定勝ち。

三浦孝太 -
YA-MAN -

この試合はオッズなし。MMAデビュー戦のYA-MANと、これが3戦目となるカズジュニア。これまでチャレンジマッチで3分3Rでしか戦ってこなかったカズジュニアだが、今回のルールは5分2Rというのが恣意的なものを感じる。3分3Rならいい勝負になると思うのだが。

三浦一本勝ち。

ホベルト・サトシ・ソウザ 1.29
スパイク・カーライル 3.40

カーライルはUFCデビュー戦で勝利した後、2連敗でリリースされたが、そこから5連続フィニッシュ勝利(すべて一本勝ち)。武田にもレスリングで圧される展開からギロチンでの逆転勝ち。前戦はBellatorでライト級デビュー戦となるA.J.マッキーに序盤からエンジン全開で攻めたがスタミナ切れ。しかしフィニッシュは許さなかった。サトシにとっては地味にグスタボよりも嫌な相手かもしれない。

サトシ1R一本勝ち。

井上直樹 2.30
フアン・アーチュレッタ 1.57

昨年大晦日、1年ぶりの試合で瀧澤に2Rアームロックで一本勝ちした井上。アーチュレッタはRIZINとの対抗戦で、キム・スーチョルからテイクダウンを奪い続けての判定勝ち(謎に1者スーチョルのアグレッシブを取ってスプリットとなったが)。

扇久保戦同様、テイクダウンで削られると厳しいか。アーチュレッタ判定勝ち。

朝倉海 1.44
元谷友貴 2.63

拳の負傷で長期欠場となり、一昨年大晦日以来1年半ぶりの試合となる朝倉海。その間、昨年1年で4試合し4連勝して、ようやく上位と対戦する場所まで戻ってきた元谷。前戦は元UFCのホジェリオ・ボントリンをフィニッシュしている。元谷の組みを朝倉が凌ぐ展開になり、元谷にも十分勝機があると見る。ただ、元谷のフィニッシュまではない。となると、一発でも効かせる打撃を入れれば、RIZINルールではそのダメージのみで判定を持っていかれる。

朝倉判定勝ち。

第1試合開始は6日14時開始。速報します。

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RIZIN:RIZIN LANDMARK4、RIZIN.42追加・変更カード発表。

RIZIN LANDMARK4変更カード

RIZIN MMAルール 71.0kg契約
雑賀“ヤン坊”達也―アリ・アブドゥルカリコフ(ロシア)
※ジョニー・ケースが右膝の半月板損傷、前十字靱帯断裂、外側側副靱帯断裂、内側側副靱帯断裂、脛骨亀裂骨折で欠場。雑賀が代打参戦。

アブドゥルカリコフの今の実力がどれくらいかわからなかったので、いきなりケースとやるよりRIZIN0勝1敗のヤン坊あたりがむしろ妥当か。

▼ヘビー級(120.0kg)5分3R
ルリ・ギブレイン(ブラジル/ BRAZILIAN THAI)中止
上田幹雄(BRAVE)

こちらはギブレインの手続きの不備のため、ブラジルから出国できずに中止に。

RIZIN.42変更カード

RIZIN MMAルール 57.5kg契約
ラマザン・テミロフ(ウズベキスタン
vs
浜本”キャット”雄大(クロスポイント大泉)
※征矢貴が右内側側副靱帯部分が断裂で欠場。浜本が代打参戦。

Fightbing NEXUSで王者になった浜本が、2017年の天心とのキックルール以来のRIZIN出場。しかし勝った相手は1勝1敗1分け、5勝10敗、2勝、4勝とビギナーレベル。テミロワが期待通りの強豪なら一方的な試合になるが。

RIZIN.42追加カード

RIZIN MMAルール 71kg契約
岸本篤史(BRAVE)
vs
ビクター・コレスニック(ロシア)

昨年7月の沖縄大会で渡慶次に1RKO勝ちした岸本が再登場。

コレスニックはロシアのM-1グローバルで4勝2敗。2敗はいずれも現UFCファイターのネイト・ランドワー戦での判定負けで、アメリカのメジャーイベントからはギリギリ呼ばれないレベルの強豪。例えばUFCで4勝2敗のジョニー・ケースと比べると実績では劣るかもしれないが、日本のローカルイベントで勝ったり負けたりレベルの岸本相手だと圧倒することが予想されるが。ただし、これまではフェザー級が主戦場。RIZINではライト級にするのか、今回だけなのかは不明。

RIZIN MMAルール 66kg契約
芦田崇宏(BRAVE)
vs
摩嶋一整(毛利道場)

RIZIN3連敗中の摩嶋は、昨年11月のLANDMARKでの今成戦を欠場し、1年以上のブランクに。しかしようやく実力がちゃんと発揮できそうな相手との対戦。それだけにここで負けたらさすがにもうチャンスはない。萩原に勝った芦田も、その後金原とアグォンに敗れ、萩原がアグォンに勝ったため立場が逆転している。RIZIN崖っぷち対決。

他、RIZIN.42にはキック2試合も追加されている。