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DEEP DEEP108 MMA MMAPLANET o ONE RIZIN パンクラス 上迫博仁 中島太一 中村大介 修斗 北岡悟 大原樹里 山本空良 川名雄生 本田良介 杉山廣平 松本光史 海飛 渡部修斗 牛久絢太郎 石塚雄馬 赤沢幸典 酒井リョウ 雅駿介

【DEEP108】1年5カ月振りのTDC大会で大原✖石塚、北岡✖上迫。そして影の実力者ユータ&ロック参戦!!

【写真】3年の沈黙を破り、ユータ&ロックがフェザー級戦線に戻って来る(C)MMAPLANET

20日(金)、DEEPより7月10日(日)に東京都文京区のTDCホールで開催されるDEEP108 IMPACTのカード第一弾の発表があった。

昨年2月の20周年大会=DEEP100以来のTDCホール大会らしく強度高めのカードが明らかとなった。


まず大原樹里が、川名雄生を破った石塚雄馬の挑戦を受けDEEPライト級王座の防衛戦を行う。

そのライト級で現在2連敗中の北岡悟が、2020年10月にパンクラスで松本光史に敗れてから沈黙を守っていた上迫博仁と戦う。上迫にとってDEEP出場はフェザー級王座を失った2017年12月の芦田崇宏戦以来、実に4年8カ月振りとなる。

またパンクラス時代に現RIZINとDEEPフェザー級二冠王=牛久絢太郎、現バンタム級KOP中島太一、ONEファイターの中原由貴──修斗ではデビュー間もない頃に斎藤裕を破るなど、陰のフェザー級J-MMA最強の異名をとるユータ&ロックのDEEP初参戦も決まった。

対するはRIZINで山本空良に黒星を喫し、再起を図る中村大介だ。ユータ&ロックの力強いグライディングはいわば幹を制するMMA。対する中村の腕十字は枝をへし折るMMAだ。幹か枝か、注目度ナンバーワンのマッチアップといえる。

さらにメガトンでGPSの遺伝子を持つ赤沢幸典と酒井リョウ戦がくまれるなか、渡部修斗のキャリアのリスタート戦が組まれた2回戦ではフライ級で本田良介×杉山廣平が実現する。

2回戦で潰し合いをさせるのは、もはや理解不能と表現したくなる本田と杉山戦。このカードをサバイバル戦にするのであれば、佐伯代表が口にしていたようにDEEP内でフライ級GPの実現を望みたくなる。組んで削る本田と、一発の殺傷能力を持つ杉山の勝者はベルトに挑む権利を有してよいほどの一戦といえる。

またバンタム級で、後者が雅駿介×海飛も決まった。4月の大阪大会で連敗を脱出した雅と、同じく4月にPOUNDSTORMで勝利し戦績を3勝2敗と勝ち越した海飛の一戦はムエタイベースの雅に対し、極真ベースの海飛が近距離で攻勢に出られるかにかかっている。雅が中段回し蹴りをいかに受け、捌くかも非常に興味深い一戦となる。

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ACA KAREN MMA o PANCRASE RYO   ハンセン玲雄 パンクラス ロッキー川村2 中村勇太 中田大貴 亀井晨佑 修斗 内村洋次郎 内藤由良 名田英平 小川徹 尾崎龍紀 岩本達彦 松本光史 猿飛流 葛西和希 藤野恵実 透暉鷹 遠藤来生 高島俊哉

『PANCRASE 326』試合結果


第2部

第7試合 メインイベント パンクラス・フライ級チャンピオンシップ 5分5R
×小川 徹(TRIBE TOKYO MMA/王者)※2度目の防衛戦(正規王者としては初防衛戦)
○猿飛流[さとる](リバーサルジム川口REDIPS/1位、ネオブラッドトーナメント2019同級優勝&MVP)
判定0-3 (山﨑47-48/大藪47-48/太田47-48)
※猿飛流が王者に

第6試合 コーメインイベント パンクラス女子ストロー級チャンピオンシップ 5分5R
×藤野恵実(トライフォース赤坂/王者)※初防衛戦
○KAREN(PRAVAJRA/1位)
4R 3’18” TKO (レフェリーストップ:右肘打ちによる頭部のカット)
※KARENが王者に

第5試合 パンクラス・ミドル級王者決定戦 5分5R
○内藤由良[ゆら](リバーサルジム横浜グランドスラム/1位)
×ロッキー川村2(パンクラスイズム横浜/2位、元ミドル級&ライトヘビー級王者)
1R 0’42” KO (左フック)
※内藤が王者に

第4試合 パンクラス・フェザー級王座挑戦者決定トーナメント一回戦 5分3R
×中田大貴(和術慧舟會HEARTS/1位)
○亀井晨佑[しんすけ](パラエストラ八王子/3位、ネオブラッドトーナメント2018同級優勝)
判定1-2 (28-29/29-28/28-29)

第3試合 パンクラス・フェザー級王座挑戦者決定トーナメント一回戦 5分3R
○岩本達彦(BLOWS/2位、ネオブラッドトーナメント2020同級優勝)
×Ryo(4位、元THE OUTSIDER 75-70kg王者)
1R 3’17” アームロック

第2試合 ライト級 5分3R
×葛西和希(マッハ道場/3位)
○松本光史(M PLATIC/5位、元修斗世界王者)
判定1-2 (28-29/29-28/28-29)

第1試合 フライ級 5分3R
×田代悠生(パラエストラ千葉)
○前田浩平(GRABAKA)
2R 2’16” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第1部

第7試合 パンクラス・フェザー級王座挑戦者決定トーナメント・リザーブマッチ 5分3R
○透暉鷹[ときたか](ISHITSUNA MMA/5位、修斗2019同級新人王)
×名田英平[ようへい](コブラ会/8位、ネオブラッドトーナメント2019同級優勝)
2R 1’31” 裸絞め

第6試合 フェザー級 5分3R
×遠藤来生[らいき](Power of Dream Sapporo/10位)
○内村洋次郎(イングラム/元ZSTウェルター級王者)
判定1-2 (28-29/29-28/28-29)

第5試合 ストロー級 5分3R
○高島俊哉(リバーサルジム新宿Me,We/4位、ネオブラッドトーナメント2017同級優勝)
×尾崎龍紀(コブラ会/6位、ネオブラッドトーナメント2019同級優勝)
1R 1’54” 裸絞め

第4試合 ライト級 5分3R
×渡部拓馬(reliable)
○DARANI(PRAVAJRA)
1R 0’38” 裸絞め

第3試合 ウェルター級 5分3R
×中村勇太(T-Rex Jiu-Jitsu Academy/4位)
○髙橋攻誠(RIGHT THING ACADEMY)
1R 2’40” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第2試合 フェザー級 5分3R
×ハンセン玲雄(reliable)
○鹿志村仁之助(IGROO)
2R 0’58” 三角絞め

第1試合 ストロー級 5分3R
×大城正也(T-Rex Jiu-Jitsu Academy)
○植松洋貴(NEVER QUIT)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

 3月21日にベルサール高田馬場で開催された『PANCRASE 326』の試合結果。メインイベントのフライ級チャンピオンシップは猿飛流が小川徹に判定勝ちし新チャンピオンに。女子ストロー級チャンピオンシップはKARENが藤野恵実に4R TKO勝ち。ミドル級王者決定戦は内藤由良がロッキー川村2に1R KO勝ちし新チャンピオンになっています。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase326 キック ボクシング 松本光史 葛西和希

【Pancrase326】アウトボクシングの葛西をグラウンドに引きづりこんだ松本光史がスプリット勝利

<ライト級/5分3R>
松本光史(日本)
Def.29-28.29-28.28-29.
葛西和希(日本)

距離を詰める松本に対し、葛西はサークリングからローを放つ。松本も左インロー、葛西はケージを背負いながら左ハイ、左ジャブを見せる。声を挙げながら左ミドルを打ち込む葛西だが、松本は構わず距離を詰める。葛西が右カーフキックを狙うも、距離を詰め続ける松本。葛西の左ハイをブロックした松本だが、ヒットする打撃はない。葛西がサークリングから右カーフを当て続ける。松本も右カーフキックを当て始め、さらに距離が詰まるとアッパーを織り交ぜたコンビネーションを見せる。左ジャブを突き、相手をケージに詰める松本。葛西の右カーフを受けながら右ストレートを見せた松本、葛西は左ヒザを突き上げる。松本はケージまで詰めるも左ジャブ、右カーフをもらってしまう。

1Rはジャッジ3名とも葛西に10-9をつけた。

2R、葛西の左ハイをパーリングした松本が距離を詰める。時計回りに足を使いながら、葛西は松本の顔面にパンチを集めた。葛西の左ジャブに右カーフを合わせる松本、さらに右カーフで追撃する。「バーン」と声を出しながらパンチを放つ葛西に対し、右カーフを効かせ始めた松本。相手にケージを背負わせて右ストレート、左ボディストレートで追い込む。そして葛西の右ローをすくい上げて、マットに倒した松本が組みついた。すぐに離れた葛西、松本はケージを背にした葛西の蹴りをもらって足を滑らせてしまう。

立ち上がった松本は、右カーフと右スイングで距離を詰め続けるが、葛西も右カーフを返す。松本の左ボディに対してエルボーブロックを見せた葛西だが、残り1分で右ミドルをキャッチされ、右フックを受けながらグラウンドへ。松本はバックに回り、4の字ロックで固める。足のロックを解いた葛西は、腰から起き上がって立ち上がる。松本は距離を詰めて追い立てるが、再び捕まえることはできない。

2Rはジャッジ3者とも10-9で松本に。

最終回、左ジャブと右ローを繰り出す葛西。松本も葛西の蹴りに合わせて左ジャブを伸ばす。葛西の左ヒジをかわしながら組み付いた松本だが、すぐに離れた。葛西は左はい、左ジャブから右ロー。葛西の左ローに松本左ジャブを合わせると、葛西は尻もちを着いてしまう。すぐに立ち上がり、松本のパンチをブロックでかわす葛西。松本も葛西のジャブと蹴りをブロックするが、自身のクリーンヒットには繋がらない。残り2分で火災の手数が増えてきた。細かい左ジャブとインローがヒットする。松本は右カーフを繰り出すが、葛西の動きを止めるには至らない。葛西の右ヒザからの右ストレートがヒットし、松本のアゴが上がった。葛西の左ジャブが松本の顔面を捉える。残り20秒で松本が組みつき、バックに回ってグラウンドに持ち込んだ。暴れる葛西にパンチを放っていくも、葛西を抑え込むことはできなかった。

1Rは葛西、2Rは松本が取った末に勝負の3Rは――終了間際のバック奪取を評価したか、ジャッジ2人は松本につけて、松本がスプリットで判定をものにした。


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ABEMA KAREN MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase326 RYO   シュウ・ヒラタ ハンセン玲雄 ロッキー川村2 中村倫也 中田大貴 亀井晨佑 内村洋次郎 内藤由良 名田英平 小川徹 尾崎龍紀 岩本達彦 松本光史 猿飛流 葛西和希 藤野恵実 透暉鷹 遠藤来生 高島俊哉 鹿志村仁之介

【Pancrase326】既に米国行きも視野に。本気になった鹿志村仁之介─02─「タップは早めにお願いします」

【写真】 (C)PANCRASE

本日21日(月・祝)、東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPANCRASE326の第1部でハンセン玲雄と対戦鹿志村仁之介インタビュー後編。

柔道&柔術、そしてグラップリングからMMAへ。生きていくためにMMAに賭ける選択をした鹿志村──注目すべきは極め力だ。

<鹿志村仁之介インタビューPart.01はコチラから>


──食う手段がない……IGLOOの斉藤オーナーは逸鉄という東京スカイツリーや私鉄の駅などに関する工事、金属加工を請け負う企業のオーナーでもあり随時、社員を募集しているではないですか。採用条件が柔術家か格闘家、「経験よりも柔術家か格闘家であること」と明言し。

「あぁ、あれ良いですよね(笑)。いつも募集していますよね……でも、僕は格闘技に賭けてみようか思って」

──とはいえMMAを戦うのであれば、柔術アカデミーでなくMMAジムが存在しています。MMAの練習はどのような環境でやっているのですか。

「僕、水戸に自分のジムスペースを持っていて地元の知り合いで打撃の強い選手がいるので、その人と打撃の練習をし、1週間に3日ほど都内で練習しています。グラント・ボグダノフ選手のALMA FIGHT GYM LIFE、IGLOOでイゴール(タナベ)と住村(竜市朗)さんのMMA練習、それと横山武司さんとS/wells柔術ジムでやっています。横山さんもNEXUSでMMAデビューしたばかりで、意見を出し合って練習しています。ただ変わった練習といえば変わって練習ですね」

──聞く限り、都内の練習仲間で打撃を修得しているのは住村選手だけのように感じます。組み主体の練習なのでしょうか。

「そうなんです(笑)。住村さん、イゴール、グラントは体が僕より大きいですけど、体の動かし方とか凄く学ぶモノがあります。あとグラントのところでは吉野(光)君とも練習しています」

──吉野選手は大内刈りの強さが際立っている印象があります。

「あぁ、大内刈り……上手いッス」

──倒されることもありますか。

「テイクダウンは負けないッスよ(微笑)。テイクダウンは絶対に負けないです。でも吉野君とは激しくやっています」

──IGLOO所属でも青木選手や岩本選手たちの水曜昼のMMAグラップリングの練習への参加は?

「出たいんですけどね……。実は僕、中学2年生から3年生の時まで土曜日の朝のTRIBEの柔術クラスで青木さんに教わっていたんです。高校に入ってから部活が忙しくて通えなくなっていたのですが、IGLOOに入った理由の一つに青木さんが練習と指導をしているということもありました」

──おおっ!!

「今は水曜日の練習は参加していないのですが、青木さんの一般クラス……グラップリングクラスには出させてもらうようになっています。凄く丁寧で、普通の人たちが青木さんの技術を学ぶ、凄いクラスです」

──青木選手からプロ練習に誘われることは?

「ないですね。ただ青木さんは中学の時に習っていたことも覚えていてくれたし、きっと僕から言えば参加させてもらえるとは思います。この試合が終わったら、ガツガツ話させてもらおうと思っています。また東京に出て来たいですし、あとシュウ・ヒラタさんと契約したので夏頃には米国で練習しようと思っています」

──おおっ、展開が早いです。

「ハイッ!! もうNYに行くことしか頭にないです(笑)。やっぱりMMAを本気でやりたいので」

──今や格闘DEREMERSの熱さに負けない気持ちだと?

「絶対に負けないです。そこは大丈夫です。それだけ気持ちが入っています。強さでも負けないつもりです。それに番組には参加しなかったですけど、俺、髙谷さんが好きなんです。凄く熱くて、一本気で」

──ならEXFIGHTで変則的な凱旋試合もあり得ますか。

「戦う場所に関しては、全く拘りはありません。どこででも戦っていきたいと思っています。米国でも試合に出たいと思っていますし。向うには3カ月は行くことになりますし、最後の1カ月で向うでも戦いたい。あと、次の試合が終わっても米国に行くまでに日本で試合をしたいです」

──そんななかグラップリングとはいえ、2月16日にFINISHで上久保選手に横三角で一本勝ちしたのは大きな自信になっていないですか。

「大きかったです。ケージですし。ケージのなかで上久保さんに勝ったという結果が、大切です。ルールは何でも構わないので。壁に押し込まれてから、左足を抜いて横三角を取ろうと。あれだけを狙っていたので、狙い通りです。アレも柔道の寝技ですね」

──それだけの想いを持つようになったMMA、ハンセン玲雄戦では何を見せたいですか。

「MMAは総合的な選手じゃないと勝てないですよね。寝技に特化して強いのも勿論なんですけど、ちゃんと総合格闘技に取り組んでいる自分を見てほしいです」

──では米国行きを見据えて、今後戦っていきたい選手などいますか。

「ぶっちゃけの話、中村倫也選手ですかね……僕、けっこう体がしょぼいのでバンタム級に落とそうと思っているんです。でも中村選手は次も決まっているし、現実味がある試合としては、狩野君に借りを返したいです。フェザー級でやったら、どうなんだって。経験も知識もない中で彼に負けた。キャリアの序盤に黒星が付いているのは、自分としても取り戻したいです」

──了解しました。必ず書かせていただきます。では最後にMMAPLANETの読者の皆さんに対して、ハンセン戦に向けてアピールお願いします。

「かなり見てほしいところはあります。なかでもテイクダウンをしてからの極めに行くまでの速さと極め力に注目してほしいです。キープするより極め力、そこですね。ハンセン選手、僕は段階を踏んで極めるようにしていますがタップは早めにお願いします」

■視聴方法(予定)
3月21日
午後2時30分~ TIGET LIVE
午後4時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■ Pancrase326計量結果

<フライ級KOPC/5分5R>
[王者] 小川徹:56.7キロ
[挑戦者] 猿飛流:56.5キロ

<ストロー級QOPC/5分5R>
[王者] 藤野恵実:52.15キロ
[挑戦者] KAREN:51.9キロ

<ミドル級王座決定戦/5分5R>
内藤由良:83.55キロ
ロッキー川村2:83.65キロ

<フェザー級挑戦者決定T/5分3R>
中田大貴:65.85キロ
亀井晨佑:65.85キロ

<フェザー級挑戦者決定T/5分3R>
岩本達彦:66.0キロ
Ryo:66.2キロ

<ライト級/5分3R>
葛西和希:70.55キロ
松本光史:70.3キロ

<フライ級/5分3R>
田代悠生:56.9キロ
前田浩平:56.85キロ

<フェザー級挑戦者決定T補欠戦/5分3R>
透暉鷹:66.2キロ
名田英平:66.2キロ

<フェザー級/5分3R>
遠藤来生:65.7キロ
内村洋次郎:65.75キロ

<ストロー級/5分3R>
高島俊哉:52.5キロ
尾崎龍紀:52.55キロ

<ライト級/5分3R>
渡部拓馬:70.4キロ
DARANI:70.05キロ

<ウェルター級/5分3R>
中村勇太:76.75キロ
髙橋攻誠:76.0キロ

<フェザー級/5分3R>
ハンセン玲雄:65.75キロ
鹿志村仁之介:65.35キロ

<ストロー級/5分3R>
大城正也:52.15キロ
植松洋貴:51.75キロ

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ABEMA KAREN MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase326 RYO   ハンセン玲雄 ロッキー川村2 中田大貴 久米鷹介 亀井晨佑 内村洋次郎 内藤由良 名田英平 小川徹 尾崎龍紀 岩本達彦 松本光史 猿飛流 葛西和希 藤野恵実 透暉鷹 遠藤来生 高島俊哉 鹿志村仁之介

【Pancrase326】計量終了 第2部はタイトル直結ファイト。第1部は序列の再編成の兆候が……

【写真】 タイトル戦が軸、そんなパンクラスの2022年となるのか(C)PANCRASE

明日21日(月・祝)に東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPancrase326の計量が20日(日)、新宿サンエービル地下1階会議室で行われた。

1部と2部、2部構成になっている山の手のパンクラスは2部に王座決定戦を含めタイトル戦が3試合、さらにフェザー級挑戦者決定トーナメントが2試合(※第1部で補欠戦)と、タイトル直結のカードが組まれている。


冠はついていないが葛西と松本の勝者が、久米鷹介の持つライト級王座に近づくことも間違いない。

また1部でも前述のようにフェザー級挑戦者決定T補欠戦=透暉鷹×名田英平の中京×関西対決をはじめ、北海道から遠藤来生、九州からは中村勇太が参戦し、それぞれベテラン=内村洋次郎&デビュー戦=髙橋攻誠と戦う試合、さらに渡辺拓馬と尾崎龍紀と地方在住ファイターの試合も目立つ。

さらにはMMAに本気になった大器?!=鹿志村仁之介と戦うハンセンレオも神戸のreliable所属だ。TRIGGERの出現により、にわかに地盤の変化が全国的にみられるJ-MMA界──ちょっとした再編成が感じられる──ポスト・ディファ時代のパンクラス初イベント、その第1部だ。

■視聴方法(予定)
3月21日
午後2時30分~ TIGET LIVE
午後4時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■ Pancrase326計量結果

<フライ級KOPC/5分5R>
[王者] 小川徹:56.7キロ
[挑戦者] 猿飛流:56.5キロ

<ストロー級QOPC/5分5R>
[王者] 藤野恵実:52.15キロ
[挑戦者] KAREN:51.9キロ

<ミドル級王座決定戦/5分5R>
内藤由良:83.55キロ
ロッキー川村2:83.65キロ

<フェザー級挑戦者決定T/5分3R>
中田大貴:65.85キロ
亀井晨佑:65.85キロ

<フェザー級挑戦者決定T/5分3R>
岩本達彦:66.0キロ
Ryo:66.2キロ

<ライト級/5分3R>
葛西和希:70.55キロ
松本光史:70.3キロ

<フライ級/5分3R>
田代悠生:56.9キロ
前田浩平:56.85キロ

<フェザー級挑戦者決定T補欠戦/5分3R>
透暉鷹:66.2キロ
名田英平:66.2キロ

<フェザー級/5分3R>
遠藤来生:65.7キロ
内村洋次郎:65.75キロ

<ストロー級/5分3R>
高島俊哉:52.5キロ
尾崎龍紀:52.55キロ

<ライト級/5分3R>
渡部拓馬:70.4キロ
DARANI:70.05キロ

<ウェルター級/5分3R>
中村勇太:76.75キロ
髙橋攻誠:76.0キロ

<フェザー級/5分3R>
ハンセン玲雄:65.75キロ
鹿志村仁之介:65.35キロ

<ストロー級/5分3R>
大城正也:52.15キロ
植松洋貴:51.75キロ

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ABEMA ISAO MMA MMAPLANET ONE PANCRASE Pancrase326 RYO ロッキー川村2 上田将竜 中田大貴 久米鷹介 亀井晨佑 仙三 内藤由良 名田英平 小川徹 岩本達彦 松岡嵩志 松本光史 林源平 猿飛流 葛西和希 藤野恵実 透暉鷹 雑賀ヤン坊達也

【Pancrase326】3つ目のタイトル戦は小川×猿飛流。中田×亀井&岩本×Ryoのフェザー級T、葛西×松本も

【写真】互いに戦っておかなければならない相手との試合、だ(C)MMAPLANET

24日(月)から本日26日(水)に掛けてパンクラスから3月21日(月・祝)に東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPancrase326の追加カードが3日連続で発表されている。

内藤由良×ロッキー川村2の間でミドル級王座決定戦、女子ストロー級タイトル戦=藤野恵実×KAREANに続き、3試合目のタイトル戦=フライ級KOTCが同大会で組まれる。24日(月)に同日付でフライ級正規王者の仙三が「王座防衛戦の見通しが立たない」ということで返上し、暫定王者から正規王者となった小川徹に猿飛流が挑戦することが決まった。


両者は昨年行われた暫定フライ級王座トーナメントの準決勝で勝利し、王座決定戦を戦う予定だったが猿飛流の負傷で予定通りに試合が消化できず自動的に小川の腰にベルトが巻かれることになった。

その小川は本来、王座決定戦がマッチアップされる予定だった昨年10月大会で、上田将竜を相手に3度目の正直となる判定勝ちで初防衛に成功している。両者にとってまさに未完の対決──猿飛流が追う立場で実行される。

火曜日にはフェザー級KOPのISAOへの挑戦権を賭けて、4人制の王座決定トーナメントが組まれることが公とに。準決勝が3月大会、決勝は4月29日の立川大会で組まれる。

状況によっては、ワンナイトよりも過酷なトーナメントはランク1位の中田大貴と同3位の亀井晨佑、同2位の岩本達彦と 同4位のRyoの間で準決が実施され、補欠戦ではランク5位=透暉鷹×ランク8位=名田英平も決まっている。

本来、ランクに基づいた4人制トーナメントは1位✖4位、2位✖3位が戦うところだが、既に中田がRyoとパンクラスでなくRoad to ONEで岩本に勝利していることが初戦の顔合わせに関係しているのであろう。

また補欠戦出場選手を加えると、トーナメント出場選手の相関関係はRyoが透暉鷹、岩本が名田に勝利しており、亀井は誰とも拳を交えたことがなくトーナメント中に誰と対戦しても初顔合わせとなる。

そして本日発表されたのは葛西和希×松本光史のライト級戦だ。

昨年9月に暫定タイトルコンテンダー林源平で判定ながら完勝した葛西に対し、松本は12月大会で松岡嵩志に衝撃的な76秒KO勝ちで再起した。KOP久米鷹介もそうだが、勝者が雑賀ヤン坊達也との絡みも期待したくなる──勝てば確実にゲインする顔合わせだ。

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【Pancrase325】暫定バンタム級KOPCで、平均3分20秒で6試合連続フィニッシュの井村塁が中島太一と対戦

【写真】井村にとって文字通り、ずば抜けて過去最強の相手=中島を迎えることとなる (C)MMAPLANET

20日(水・現地時間)、パンクラスより12月12日(日)に東京都江東区のUSENスタジオコーストで開催されるPancrase325で暫定バンタム級王座決定戦、井村塁✖中島太一戦が組まれることが発表されている。

王者ハファエル・シウバはコロナ禍以前の2019年7月からパンクラスで戦っておらず、2020年3月にはパンデミックでイベントが中止されたBRAVE CF35でガブリエル・ミランダと対戦予定だった。そんななか組まれたバンタム級暫定王座決定戦──井村は17日のPancrase324大会でジェイク・ムラタを三角絞めで破り、デビュー以来の連勝及びフィニッシュ記録を6に伸ばしたばかりだ。


4つの一本勝ちと1つのTKO勝ちは5勝が1R、残る1勝が2Rと井村は未だに3Rを戦ったことがない──ばかりか、6試合の平均試合タイムは3分20秒弱でしかない。

対する中島は5月にフェザー級KOPのISAOに挑戦し熱闘の末、判定負けを喫して以来の再起戦が4年3カ月振りのバンタム級で、しかも暫定ながら選手権試合となる。

強い選手は元から強い──ある意味、格闘技の真理である。確かにボクシングなど、世界王者になるようなボクサーはデビュー直後から、勝負勘や肉体的な資質が抜きんでていることは少なくない。

一方でMMAはキャリアを積むことで力をつけていくという側面があり、デビュー直後からワールドクラスの実力を有しているという例は非常に少ない。そして日本のMMAの歴史でいえばパンクラスのネオブラT優勝者や修斗新人王が、そのプロモーションの30歳前後のトップどころと戦った場合、力の差は明白でこっぴどい敗北を喫するというケースは多々見られてきた。

とはいえ現状、日本のMMA界はベルトを巻いた選手が海外やRIZINにステップアップするだけでなく、コロナ禍においてその下に位置する選手もRIZINを主戦場するケースが増えてきている。パンクラスのバンタム級戦線でいえば井村塁はランキング1位、中島も階級変更と同時に2位につけているが、瀧澤謙太、金太郎、アラン・ヒロヤマニハ、春日井たけしらと競り合って来たわけではない。

このような現象はパンクラスだけでなく、修斗の西川大和にも当てはまる事例で、現状の日本の老舗MMAプロモーション全体のフィーダーショー化が進んでいる表れでもある。

とはいえ上記に挙げた選手たちがパンクラスにいない現実のなかで、井村とすれば中島がバンタム級に落としてこなければ、易々と暫定王座につけていた公算が高い。それゆえにタイトル戦の説得力を持たせる意味でも、井村✖中島はパンクラス・バンタム級戦線で唯一絶対のチャンピオン候補同士のマッチアップといえる。

なお同大会では既にストロー級KOPC=北方大地✖宮澤雄大、ライト級=金田一孝介✖林源平、同じくライト級で松岡嵩志✖松本光史、フライ級=秋葉太樹✖聡-S DATE、バンタム級=花レメ紋次郎TK ✖風間敏臣、ミドル級=内藤由良✖フェルナンド・マツキなどが決まっており、ラスト・スタジオコーストはコロナ禍のパンクラス実戦部隊の総出のファイナルバトルの様相を呈している。

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J-CAGE News Pancrase321 RYO アキラ ブログ 松本光史 透暉鷹

【Pancrase321】ライト級で松本光史✖アキラ、フェザー級ではデカゴン3連勝を賭けて──透暉鷹✖Ryo

【写真】アキラが再びライト級に戻し、松本のデカゴン2戦目の相手となった(C)KEISUKE TAKAZAWA

22日(月)及び23日(火)、5月30日(日)に東京都江東区のスタジオコーストで開催されるPancrase321の追加カードが発表されている。

ISAO✖中島太一のフェザー級KOPT、フライ級暫定王座決定トーナメント準決勝2試合=小川徹×秋葉太樹&上田将竜 ✖ 猿飛流、ストロー級挑戦権決定戦=八田亮✖宮澤雄大、バンタム級に続き、22日はライト級の一番=松本光史✖アキラが組まれることが明らかとなった。


松本はライト級KOP久米鷹介を追い、修斗世界ライト級王座を返上してパンクラス参戦を決めたが、コロナの影響で初戦が10月までずれ込んだが、上迫博仁を判定で下している。

対するアキラは昨年7月大会でフェザー級に転向し、ノンタイトル戦でISAOに敗れるも10月には田村一聖にKO勝ちを収めている。3戦ぶりのライト級だが、コロナ禍の暫定階級は北米ではウェルター級に相当し、アキラが今後はどちらの階級で戦っていくのかも気になるところだ。

そして今日、発表されたのがフェザー級の透暉鷹✖Ryoの1戦だ。DEEP名古屋大会、Grandslam、NEXUS、修斗のBorderからパンクラスへ。昨年は7月と10月大会で連勝を果たしており、現在4連勝中だ。

対してRyoはアウトサイダーから昨年10月にパンクラスに転じ、滝田J太郎、林優作に勝利している。外様から本丸へ、3連勝を賭けた一戦。とはいえ透暉鷹としては、前回の試合で格上の田中半蔵に勝利したことが帳消しになるため、絶対に落とせないRyo戦だ。

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Interview J-CAGE Pancrase319 ブログ 上迫博仁 松本光史

【Pancrase319】上迫博仁から判定勝ちで、スタートライン?! 松本光史「戻って来られたなと……」

【写真】激闘振りが伺える試合後の松本(C)MMAPLANET

25日(日)に東京都江東区のスタジオコーストで行われたPancrase319のメインで、松本光史が上迫博仁から判定勝ちを収めた。

度重なる延期と大会直前の中止を経験した松本は、パンクラス初戦を戦い終えることができ、上迫とのタフファイトで勝ち切った。それでも反省しきりの松本だが、安堵感があるもの事実。メインカード終了直後に控室で松本の話を訊いた。


──松本選手としては、試合の出来に関しては?

「最初にペースを取られて、こんなもんかと思いました……」

──ペースを取られたというのは?

「作戦だったと思います。最初から飛び込んでくるというのは、これまでになかったので。あんなのは貰わないと思っていたら……1Rを取られてしまいましたね」

──上迫選手のセコンドの大沢ケンジさんが『頭の位置が下がる』ということを盛んに指示しており、戦い辛くなかったですか。

「そうですね、『何をっ!!』と思いながらやっていましたけど──『当ててみろ』って。上迫選手も冷静に狙ってきたのですが、そこに関しては見えていました。でもチームとして創っているんだと感じました」

──1Rや2Rはテイクダウンを取っても、寝技に移行する気配がなかったです。

「殴って、○してやろうと思っていたので(苦笑)。テイクダウン狙いには、凄く素早く反応して寝技に行きたがっていなかったので、そんな逃げるなら別に良いよって。まぁ、そこで深追いすれば違う展開になったかもしれないですが、打ち勝たないといけないと思っていたので……。そうですね、KO勝ちが多いストライカーという風に見られている選手に、打ち勝たないといけないと思っていましたね」

──左ジャブが途中から入るようになりました。

「そこは尾下塾の尾下(正伸)先生にミットでガンガンと当てられていたところなので。先生に比べると、パンチは全然見えていたのですが、上迫選手のリズムが独特で。見えるけど、貰うという不思議が感覚だったんです。でも、修正して前に出て、深く入るようにしたら僕のパンチが当たるようになり、逆に被弾しないようになった感じでした」

──上迫選手は打って離れる。距離を取ることが巧みでした。前に出てくるところを打つのではなく、そういう選手と戦って距離を詰めることができていました。

「……めちゃめちゃ嬉しいです(笑)。本当に1年間、そこも一部なんですけど、自分はライト級で小さいので詰めるという部分は課題の一つとして常に頭の片隅にあって練習してきたので。そこの部分に関しては出せたんじゃないかと思います。これまでに無い試合展開だったし」

──最終回は組みは拘り、そこを上迫選手が受けていた。攻めと受けでジャッジの印象も松本選手だったのかと。

「それは僕の執念が上回ったのだと思います。あとがないんで、修斗のベルトを僕は捨ててきたんで。でも、そういうものじゃないかもしれないですけど……。それでも負けられないという気持ちで、僕は戦っていました」

──松本選手の執念が見えたので、上迫選手の最終回が淡白に感じたのかもしれないです。パンクラス初陣で勝利を手にできたことに関して、改めてどのように思っていますか。

「勝って……言うのは、相手に失礼かもしれないですけど、終わった直後は吐きそうなぐらい悔しかったです。でも、勝ってそう思えたということは、ここからまだ強くなれるはずです」

──今後に関しては?

「パンクラスに来て、上の選手は誰でも初めて当たるわけですし、タイトルマッチに繋がるマッチメイクであれば誰とでも戦っていきます」

──新天地で戦うこと決断をして良かったと思えますか。

「思います。なんかこう……停滞している気持ちがあったので。修斗では結果を残せたと思います。でも、KO勝ちしても心の底から喜ぶことができないというのがあったので。チャンピオンってそういうモノかもしれないですけど、パンクラスに来て下から上がる……まぁ、下とも思っていないですけど、新鮮な気持ちで戦えます。

パンクラスのライト級って、結構バラつきのある選手がいるので、そういう選手と戦うのも楽しみです」

山本真由美マネージャー スタートラインに立ったという感じですね。

──ハァ? 選手に話を聞いている最中ですよ。横から口を挟まないでください!!

「アハハハハハ。なんで、いきなり(笑)」

──早く終われってことですか?

山本 違いますっ!! 

──では気を取り直して(笑)。延期、延期で2020年最初の試合がようやく終わりました。直ぐにでも次に戦いたい感じでしょうか。

「久しぶりに顔がこんなに腫れたので、ダメージがどうなのか……。でも練習ができれば、すぐにでも戦いたいです。今年、1試合だけですからね。フリーターみたいなもんだから……でも、本当に試合ができて良かったです。

なんか……8月のことがあったので、直前になっても『もしかしたら』とか考えてしまって、自分の弱さが見えました。でもメインで戦わせてもらって……嬉しかったというか、戻って来られたなと感じました」

──スタートラインに立ったということですね(笑)。

「違います。それは違います。アハハハ」

──違いますよね(笑)。

「アハハハ。でも、そうですね──ここからですね」

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J-CAGE Pancrase319 Report ブログ 上迫博仁 松本光史

【Pancrase319】しんどくないよう、しんどいことをした松本光史が上迫博仁から3-0の判定勝ち

【写真】終盤、上迫は前には出るが淡泊だったか……(C)KEISUKE TAKAZAWA

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
松本光史(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
上迫博仁(日本)

いきなり飛び込んだ上迫は、続いて右を当てる。間合いを取り直した松本が右オーバーハンドから組みに行くが、上迫はしっかりと見切っている。上迫が右カーフ、右アッパーにダブルレッグを合わせた松本は、抑えにはいかずスタンドに戻る。飛び込みつつ左をヒットさせた上迫のワンツーに、松本が右クロスを狙う。

かわした上迫に対し、松本が右ミドルを蹴る。さらに右フックを当てた松本が右ロー、上迫は右オーバーハンドをかわしてローや前蹴りを見せる。松本は左、そして右ローを蹴り、上迫も右カーフを返す。まさに一進一退の攻防だった初回は上迫が3-0とした。

2R、左ジャブから右を打ち込んだ上迫が、もう一度右を当てて離れる。走るようにワンツーを繰り出す上迫に対し、松本はボディストレートから右オーバーハンドを打っていく。左ハイを蹴られながらキャッチしてテイクダウンした松本は、ここも寝技に移行する素振りもなくスタンドで上迫が立ち上がるのを待った。

再び打撃の間合いとなり上迫は右カーフで松本の足を流させるも、左ジャブを被弾するようになる。松本もローを効かせ、ダブルレッグからクリンチでケージに押し込み、最後に右フックを振るいイーブンに戻した。

勝負の最終回、素早く前に出て蹴りも織り交ぜる上迫が右を伸ばし、そのまま大きく距離を取る。左ジャブ、左ハイの上迫に対し、右オーバーハンドを松本が入れる。飛び込んでショート、そしてヒザという動きの上迫は右をヒットさせる。松本もジャブから右を狙い、飛び込んで右、さらに左から右と松本のパンチの精度が上がる。右の打ち合いでは、打ち勝った感のある上迫だが、鼻血を流し松本にリードを許している。ここからケージに上迫を押しこんだ松本は、胸を合わせて小外の機会を伺う。

許さない上迫だったが、松本はダブルレッグからハイクロッチへ。耐えた上迫が離れ、最後の接近戦は右を振るい、松本がエルボーを狙うというなかでタイムアップに。一歩も引かず戦った両者だが、最終回は松本が攻勢だったか──ジャッジの裁定は3者とも29-28で松本がパンクラス初戦のタフファイトを制した。

「修斗のベルトを捨てて、キングの首を狩りに来ました。よろしくどうぞ。待ってろ……それだけです」とらしいマイクを見せた。


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