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【DEEP TOKYO IMPACT2022#05】風我戦へ、村元友太郎─02─「違う形のスクランブル」=クメサンハムニダ

【写真】 ボクシング&空手&進化したスクランブルが、2年振りのケージで炸裂するか(C)MMAPLANET

11日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT 2022#05のフライ級GP1回戦で風我と戦う村元友太郎インタビュー後編。

若さに任せた瞬発力スクランブルからの脱却を図り、ボクシングと空手を採り入れたという村元は、打撃だけでなくスクランブルにおける進化にも手応えを感じていた。

<村元友太郎インタビューPart.01はコチラから>


──ノンコン空手の前後移動、ボクシングの接近戦での溜めを創っての捻りの融合。なかなか難しいことかと思います。

「遠い距離からの踏み込みに関して、空手はメチャクチャ有効です。そして近づくと、ボクシングに切り替えています。重心の取り方は違いますし、空手の動きは真っ直ぐになりがちで、田牧トレーナーからは頭の位置を変えるように指示を受けます。『トントン跳ねるな』とも指摘されますし、飛び込みに頼らないのがボクシングですからね。そこはMMAとして、自分がしっかりと消化する部分です。

でも空手で踏み込む稽古をしていると、実際にどのタイミングで踏み込めば良いのか感覚が掴めるようになってきました。基本的にはボクシングのスタンス、ポイントで空手を採り入れるような形ですかね。それに僕のテイクダウンダウンって、自分の感覚と瞬発力で動いていたんです。それが空手の足運びを知ることで、効率的な動きが分かるようになりました。結果、上下を散らす攻撃も含め、相手からすると紛らわしい動きがデキていると思います」

──いやぁ、その辺りを頭において村元選手の動きを見させてもらいます。

「風我選手はスクランブルを封じ込めるのが上手いです。彼にやられる相手って、スクランブルを創れずに固定されて初回、2Rを落とすという感じで。でも、僕はスクランブルでも勝ちます。打撃でも磨いてきたモノをしっかりと当てて、もう……潰します」

──スクランブルから脱却しつつ、スクランブルも強くなっていると。

「以前は勢いで動いていたので。今は無駄に動き続けるのではなくて、ポイントを把握して相手を制しています。だから以前のようなグチャグチャとしたスクランブルにはならないと思います。しっかりとポジションを取り、コントロールして極めに繋げます。そういう点でも若さのスクランブルとは違う形のスクランブルを見せます」

──しっかりとコントロール。クメサンハムニダですね。

「なんですか? それ(笑)」

──以前、日沖選手が韓国で使っていたオヤジギャグです(笑)。

「アハハハハ。ハイ、しっかりと抑えて極めるのでクメサンハムニダです」

──ところで自らのパーソナルジムを開き、練習環境が変化したことはありますか。

「基本的に自分の時間に合わせた練習ができるようになりました。春日井たけしさんがいる志村道場や、和田(教良)選手のガイオジムに中部の軽量級……フライ級からバンタム級、フェザー級の選手が集まってMMAやグラップリングの練習ができる時間が増えました」

──古巣や直系の先輩との練習は?

「基本的に夜はALIVEでやって、久米さんの指導を受けています。stArtにも選手が集まって、日沖(発)さんにグラップリングを教わっていますし、変わりないです。発さんには細かいところを質問して、ディティールを習っています。次の試合でもセコンドは春日井さんと鈴木社長ですし」

──ヨーイチ……いや鈴木社長がセコンドの時は、ワセリンを目に入れられないかと、コーナーを振り返ると眩しいので注意が必要ですね。

「アハハハハハ。もう、そこだけは本当に気を付けないといけないです。試合中も余り、コーナーは見ないようにします(笑)」

──ダハハハ。現状、初戦に集中しないといけないです。ただトーナメント全体で1人だけ言及させてください。それは松場貴志選手です。トーナメント中に元チームメイトの松場選手と戦う可能性もあります。

「……。そこはぁ(苦笑)。そのマッチアップは、面白いですよ。基本的には練習仲間だった人と初戦からはやりたくないと思っていましたけど、2回戦からはもう構いません。ただ、自分に選択肢があって他の選手と松場選手の二者択一だったら、違う選手を選びます」

──彼の思考回路は分からないので、逆に向うから選んでくる可能性もありますね。

「それ、あり得ますよね(笑)。わけが分からないところがありますからね。トーナメントの抽選会が終わってから、『友太、ALIVEに練習に行って良い?』って連絡があったんです」

──えっ?! 本当に意味不明です(笑)。

「『いやいやいやいや』ってなりますよね(笑)。でも、その日は僕、ALIVEでなく他で練習をする日だったので『今日は僕は行かないし、1回戦の相手でもないから良いですよ』と返事をすると、『マ~ジありがとう』とか言っていて」

──いやぁ、元ジムメイトでも同じトーナメントに出ているのでALIVEの選手たちが困りませんか。スパイにもなりたくないし。

「ハイ。でも松場さんはそんなことお構いなしだから、その日の夜にALIVEに行ったらしいですよ。そうしたら、久米さんに追い返されたそうです(笑)」

──ダハハハハハハ。さすがクメサンハムニダ!!

「久米さんが『お前、バカか?』って対応したそうです(笑)。そこで流されない久米さんも大したものです。僕はもう、『僕がいない時は』って言うしかなかったのに……。それにしても松場さんは本当にズレていますね」

──結果、松場落ちとなってしまったのですが、改めてフライ級GPと初戦にかける意気込みをお願いします。

「メインを任せられましたし、しっかりと実力差を見せつけて大会を締めます。そして2回戦に良い流れを創れるよう勝ちます」

クメサンハムニダに訊いた、コトの顛末

「さすがにお前はバカかとは思っても、僕もちょっと松場に同情するところもあったので、一般クラスの練習にでは出てもらったんです。でも、アイツはうちのフライ級の小林(大介)君にも連絡を取っていて、小林君も先輩にはノーって言えないじゃないですか。でも、小林君の本音はGRCHANの試合まで2週間を切っていて調整の最後に、そういう予定外のことが入ってきてほしくないということで。だから、松場には実戦練習が始まる時間には、『こういうことで申し訳ないけど』ということでお引き取りを願ったんです。まぁ、アイツも可哀そうなところがあったのですが、そこは小林君を心身ともに仕上げるのが僕らの役割なので」

さらに久米鷹介に訊く、暫定パンクラス・ライト級王座決定戦

(C)PANCRASE

「松本光史選手もアキラ選手も、既に実績も十分の選手です。

自分が正規王者なので、この試合の勝者と戦うのは必然です。どちらが勝っても、最高のモチベーションで防衛戦に臨むことができます。自分のキャリアも、もうそんなに長くはないです。

上から目線になってしまうと申し訳ないですけど、そういう中で戦うのにふさわしい2人です。松本選手、アキラ選手、どちらが勝とうとも素晴らしい相手ですし、お二人には自分の最大限を力を出し切って戦って欲しいです」

■視聴方法(予定)
9月11日(日)
午後5時10分~SPWN PPV
午後5時10分~ニコニコ生放送

■ DEEP Tokyo Impact2022#05対戦カード

<フライ級GP1回戦/5分3R>
村元友太郎(日本)
風我(日本)

<フライ級GP1回戦/5分3R>
福田龍彌(日本)
杉山廣平(日本)

<フライ級GP1回戦/5分3R>
島袋チカラ(日本)
宇田悠斗(日本)

<フライ級GP1回戦/5分3R>
駒杵嵩大(日本)
松場貴志(日本)

<フェザー級/5分2R>
TATSUMI(日本)
西谷大成(日本)

<フェザー級/5分2R>
鬼山班猫(日本)
狩野優(日本)

<ウェルター級/5分2R>
佐藤洋一郎(日本)
嶋田伊吹(日本)

<ウェルター級/5分2R>
米田奈央(日本)
レバナ・エゼキエル(日本)

<フェザー級/5分2R>
佐藤勇駿(日本)
木下尚祐(日本)

<フェザー級/5分2R>
星野豊(日本)
梶本保希(日本)

<フェザー級/5分2R>
鬼山班猫(日本)
狩野優(日本)

<ライト級/5分2R>
THE☆ナマハゲ(日本)
泉武志(日本)

<ウェルター級/5分2R>
米田奈央(日本)
三好マヒロ(日本)

<フェザー級/5分2R>
星野豊(日本)
梶本保希(日本)

<ストロー級/5分2R>
多湖リキト(日本)
佑勢乃花(日本)

<ライト級/5分2R>
倉本大悟(日本)
岩倉優輝(日本)

<バンタム級/5分2R>
コマネチ竜太(日本)
朝比奈龍希(日本)

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【DEEP TOKYO IMPACT2022#05】パラ千葉のフライ級ファイター達─02 ─杉山廣平「優勝するかしないか」

【写真】U23のパレ千葉系フライ級ファイターのなかで、杉山は11月で27歳になる少しお兄さんだ (C)MMAPLANET

11日(日)、東京都港区のニューピアホールでDEEP TOKYO IMPACT 2022 5th ROUNDが開催され、フライ級GP1回戦後半4試合が実施される。

7月の抽選会で、下馬評で最強と見られる福田龍彌を対戦相手に選択した杉山廣平の心の内とは。鶴屋浩門下のフライ級の精鋭集中インタビュー、2人目は男・杉山廣平の出番だ。


──8月21日にDEEPフライ級GP1回戦、最初の4試合が行われました。率直にどのような感想を持たれましたか。

「PPVで視聴したんですけど、なんか……あまり盛り上がっていなかったですね。全体的にモヤッとしていたというか。伊藤裕樹が接戦で、本田(良介)君も接戦でした。小川(徹)選手の試合も微妙な感じになってしまって」

──原虎徹選手が頑張ったという見方もできますし、やはりトーナメントの初戦ですから冒険はできず、しっかりと勝たないといけないという心理があったかと。

「結果、周囲が盛り上がることもなかったですし。SNSでも話題になっていない。だから僕は……この16人の中で、どれだけの位置にいるのか分からないですけど、自分が主役になれるような、『コイツが優勝するんじゃないの』と思われる試合をしたいですね」

──その1回戦の相手ですが、福田龍彌選手を杉山選手が選んだ形でした。正直、神龍誠選手と藤田大和選手が参加していないなか、現状のDEEPフライ級戦線で最強の選手といっても過言でないかと思います。

「ハイ、そう思っています。福田選手が宇田(悠斗)選手かなって。この2人ですよね、トーナメントに出ている選手で一番強いのは」

──抽選会の時点では宇田選手はXで9月11日と8月21日、9月枠から埋まっていく形で抽選は進みました。9月大会はX、駒杵嵩大選手、風我選手、そして福田選手の横が空いている状況で、まず島袋選手がXの隣に収まり、村元友太郎選手が風我戦を選択。伊藤選手は9月の相手を選ばす、8月で決定を待つ形に。続く松場貴志選手が駒杵選手、そして8番目の杉山選手が颯爽と福田選手の横に自身の写真を置いた時には、抽選会場に明らかに緊張感が走りました。

「1回戦から一番強い人と戦いたい。その気持ちしかなかったです。

初っ端から一番強い相手とやると決めていました。だから本当にラッキーでした。7月に試合が終わったばかりだったので、僕のなかにも9月に戦いたいというのがまずありました。

だから9月に福田選手、伊藤選手、小川選手がいれば良いなと思っていました。結果9月に4枠があってX、風我選手、駒杵選手が入り、そこから島袋選手、友太郎君、伊藤裕樹、松場選手、そして自分という順番で選ぶ……どうなるのかなって。

僕とすれば絶対に福田選手に残って欲しかった。駒杵選手は去年戦って勝っているし、風我選手は申し訳ないけど、トーナメントに出ているメンバーのなかでは名前も実力も下の方だったのでできれば戦いたくなかった。でも、友太郎君がなんか凄く迷っていたんですよね(笑)」

──アハハハハ。

「『なんで、こんなに迷ってんの』って思って(笑)」

──日沖発と久米鷹介を尊敬し、鈴木陽一に育てられた。実利と男らしさ、その狭間に常にいるのが村元友太郎です(笑)。

「アハハハハ。僕としては友太郎君が福田選手を選んだら、もう8月に行くしかないなっていう感じで、どうなるのか見ていたら──。友太郎君が風我選手を選んだので『よっしゃぁ』って(爆)」

──いやぁトーナメント戦ですし、如何に優勝できるかということを村元選手が考えるのも理にかなっているかと。でも、そんな風に言われるともう村元選手がこのインタビューを読むとどのような気持ちになるのか……。自分は凄く楽しみです。

「……。僕としてはトーナメントって優勝するかしないか、その2つだと思っています。徐々に強い人とやって、優勝するというやり方もあるかもしれないですけど、他の選手に負けるリスクを考えると、最初から強い人と戦う。それで自分が優勝できるかどうか、最初にハッキリさせたい。勝てばそこで勢いがつきますしね。

だから友太郎君がどういう想いだったのかは分からないですけど、強い人と戦うのが格闘家だと思うんで。そういうなかで弱い人を選ぶっていうのは僕の中にはないことです。僕はいつだって強い選手と戦いたいので」

──杉山選手は正直に胸の内を言葉にしてくれていますが、これは風我選手のターゲットになったことも間違いないですね。

「風我選手が嫌や気持ちになると悪いなとは思いますけど、これは実績を見ての話なんで……。だから、あそこで風我選手にいくというのは本当に性格が出ますね。自分としては9月でも駒杵選手は他に選択肢があるなかで選ぶというのは絶対になかったので、本当に『やったぁ』という気持ちになりまいた」

──そして松場選手が駒杵選手をゴチャゴチャ言いながら選んだ。

「もう、何も考えることなく福田選手と戦わせてもらうことを選びました。何も当たって砕けろという気持ちではないです。勝てると思うから、戦います」

──その福田選手の印象を教えてもらえますか。

「試合をアレだけしたがるので、ファイトジャンキーですよね。お父さんにタイでムエタイの道場に置き去りにされて格闘技を始めたっていうのも、凄く面白いエピソードですし。実際、実績もありますし繰り返しになりますけど、今回のメンバーで一番強いと思っています。

DEEPに来てから福田選手のことを知ったのですが、パンチの精度が高い。しっかりとテイクダウンも切れて、サブミッションのディフェンスもできる。一番気を付けるのはパンチですね」

<この項、続く>

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DEEP Grachan56 MMA MMAPLANET o ブラジリアン柔術 久米鷹介 原口伸 大宮優 日沖発 村元友太郎 松場貴志 林RICE陽太 竹本啓哉

【Grachan56】林RICE陽太と対戦、ALIVEの少しヤバめ=大宮優「格闘技への入り口は、ほぼぼぼサブカル」

【写真】日沖発、久米鷹介、村元友太郎から竹本啓哉、松場貴志……どの先輩の跡を追うのか……、(C)SHOJIRO KAMEIKE

7日(日)、大阪府豊中市の176BOXで開催されるGrachan56で、名古屋ALIVEの大宮優がプロ3戦目を迎える。対戦相手は大阪のベテラン、林RICE陽太だ。
Text by Shojiro Kameike

昨年プロデビューした大搗は初戦こそ勝利したものの、続く原口伸戦でKO負けを喫した。しかし以降は2連続KO勝利を収めている。あの敗戦から何を得たのか。GRACHANの新しいフェザー級王者を決めるトーナメントを前に、MMAファイターとしての成長を訊いた。

昨年11月にDEEP大阪大会でプロデビューし、1Rにキムラで一本勝ち。今年3月にはGRACHAN/BRAVE合同興行で原口伸と対戦した。注目の若手同士の激突としてプロモーターが太鼓判を押した一戦は、期待に違わぬ大激闘となるも、大宮が1RにTKOで敗れている。あの試合から4カ月――再びGRACHANのケージに立つ大宮に、これまでのキャリアなどを訊いたところ、何やら強烈なキャラクターが見えてきた。


――本題の前に……写真の表情なども含めて、最近のALIVEにはキャラクターの濃い選手がいますね。竹本啓哉選手もそうですし、元ALIVEの松場貴志選手にしても(笑)。

「淡い中間の色が存在しないですね(苦笑)。松場さんの記者会見とかで物怖じしないところは凄いと思いますし、僕の今後の格闘技人生でも必要なのかなと思っています」

――いえ、そこはあまり真似しないほうが良いかと思いますが……。

「たとえスベったとしても、どんな状況でも冷静に対応できるという意味で、格闘技に向いているんじゃないでしょうか(笑)」

――アハハハ、そうかもしれないですね。大宮選手は宮城出身とのことですが、なぜ名古屋のALIVEに入会することになったのでしょうか。

「もともと高校で柔道をやっていて、卒業して自衛隊に入ったんです。でも自衛隊を離れる時に相談した高校の柔道部の顧問から、『知り合いが愛知県で柔術道場を開くので弟子を募集している』と声をかけていただいて。ずっと柔道以外の格闘技もやりたいと思っていたので、これはチャンスだと考えて二つ返事でOKしました。

そこから最初はALIVEとは別の道場で柔術を習っていたのですが、MMAをやりたいと思って、ALIVEを紹介していただいたんです」

――柔道を始めたのは高校からですか。

「いえ、中学からです。もともとは野球をやっていたんですが、中学からは何か格闘技をやりたいと思っていて。近くの中学校に柔道部があったので入って、僕の格闘技人生が始まりました。

とにかく道着の格闘技をやりたくて、空手部があれば空手を、少林寺拳法部があれば少林寺拳法をやっていたと思います。ただ、僕の中学校に武道は柔道と剣道しかなかったので、柔道を選びました」

――なぜ格闘技をやりたいと思ったのでしょうか。

「小学校の時に身内から漫画の『ジョジョの奇妙な冒険』や『グラップラー刃牙』を薦められたことがキッカケですね。ずっとバトル漫画が好きだったんです。『地獄先生ぬ~べ~』や『バオー来訪者』とか。最初は『ドラゴンボール』で、そこから『北斗の拳』や『聖闘士星矢』を見て、ジョジョや刃牙、『飢狼伝説』を知ってトキメキました。もう格闘技をやるしかないと」

――懐かしい漫画の名前が並ぶので、それについて語り合いたいところですが、話を戻します(笑)。その時点ではプロのファイターになりたいという意識はあったのですか。

「僕の家系は球技が得意で、僕も最初は必然的に野球をやっていたんですよ。でも僕だけ、うだつが上がらない状態で。他の家族は10のことを教わったら20できるようになるのに、僕だけは10のうち5ぐらいしかできなかったんですよね。

なのに柔道を始めたら、いきなり郡大会で優勝して。球技じゃなくて格闘技だ、格闘技で有名になるしかないと思いました。

そこから格闘技について調べていくと、ブラジリアン柔術、空手、MMAといろんな競技があることを知って。そのなかで当時流行っていた、ストリートファイターⅡのリュウとケンが着けていたグローブと似たようなものを使う競技はあるかな、と探したらMMAにたどり着きました」

――ストリートファイターⅡ、漫画の次はゲームですか。

「そうなんです。格闘技への入り口は、ほぼぼぼサブカルでした」

――ただ、ストⅡのリュウとケンは打撃系ですよね。打撃系競技をやりたいとは思わなかったのでしょうか。

「ストⅡの場合は、遠距離攻撃ができるダルシムが好きだったんですが、いろいろやっていくうちにブランカが好きになって。あとはガイルの肩の筋肉はどうやって出来上がるんだろうと思って、ひたすら腕立て伏せや綱登りをやっていました」

――なるほど……ゲームの話が続きそうなので、また話を戻していいですか(苦笑)。

「はい……(苦笑)。柔道でそれなりに結果が出た時に、今後は格闘技で食っていきたいという未来が見えました。それまで何をやってもダメだった自分に、一筋の光が差し込んできて、ようやく人生の希望が見えたんです。

そのまま柔道については、日本一を目指して練習していました。でも、なかなか勝てなくて。周りは僕より才能がある選手ばかりで、でも自分がそう思っている選手が全国では勝てない。だから高校を卒業する時に、自分が柔道で食べていくのは無理だと思いました」

――……。

「ただ、せっかく続けてきた柔道を生かせる仕事をしたいと思って、周りの人のアドバイスもあって自衛隊に入りました。でも、将来的にはMMAをやるつもりでいたんです。
もちろん自衛隊にいたら、安定した生活を送ることはできていたと思います。でも、それで安定しちゃったら自分はダメになると思って、すぐに辞めてしまいました。それで先ほど言った流れから、今はALIVEでMMAをやっています。

今となっては、早くに自衛隊を辞めていて良かったと思います。早いうちからALIVEで日沖発さん、久米鷹介さん、加藤久輝さんといった強い方たちに鍛えていただいているので」

<この項、続く>

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KAREN MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase329 RIZIN パンクラス ピョートル・ヤン 上田将竜 久米鷹介 松岡嵩志 松本光史 江藤公洋 沙弥子 葛西和希 藤野恵実 雑賀ヤン坊達也 鶴屋怜

【Pancrase329】世界三大ヤン=雑賀ヤン坊達也✖三大親方=松岡嵩志 by Yasushi。KO必至のライト級戦

【写真】リリースがノリノリになるのも理解できる──楽しみな一戦が決まった(C)MMAPLANET

「格闘家の3大ヤンと言えば、ピョートル・ヤン、ヤン・ウェンリー、そして雑賀ヤン坊だが、格闘家の3大親方と言えば、藤野恵実、長南亮、そして松岡嵩志だ。ヤン坊と松岡、共に右のパンチを武器にKOを築いてきた。この試合まさに殺るか殺られるか。銀河の歴史がまた、1ページ」

J-MMA界の歴史に残るであろうノリノリのプレスリリースが22日(金)、パンクラスより届いた。

9月11日(日)に東京都立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase329。藤野恵実✖ソン・ヘユン、さらにKAREN&沙弥子の出場=女子マッチ3試合、上田将竜✖鶴屋怜というカードが組まれている立川大会に、雑賀ヤン坊達也✖松岡嵩志というKO必至対決がラインナップに加わった。


雑賀は昨年12月のパンクラス史上に残る久米鷹介との王座統一戦に敗れ、暫定王者から正規王者への昇格を果たなかったが、強さを十分に見せ、また久米の恐るべき精神力を引き出したことで価値を落とさない敗北となっていた。

しかし、4月のRIZIN TRIGGERで江藤公洋のテイクダウン&コントロールに完封され、これまで表面化することなく成長の跡を見せていた──課題が浮き彫りとなった。

対する松岡は松本光史戦に76秒KO負けを喫し、4連勝を阻まれるも4月の立川大会で冨樫健一郎をTKOで下しウィンニングトラックに戻ってきた。現状、ライト級1位は金田一孝介、2位が松本、そして先日の高田馬場大会で勝利した葛西和希が3位につけている。ヤン坊は4位、そして松岡は5位というポジションに満足しているわけがない。

RIZIN TRIGGERの開催の声が聞こえてこない現状で、ヤン坊としては再びパンクラスで足固めをするためにも、松岡が自分を破っている上位勢とのリベンジ戦を実現させるためにも、負けられない一戦となる。

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o RIZIN RYO Special YouTube エンセン井上 クレベル・コイケ チャンネル 久米鷹介

RIZIN史上最も荒れた試合後リング上での乱闘事件とその後(スダリオ剛)【RIZIN/切り抜き】

【動画概要】
RIZINの中でもここまでガチで乱闘になったのはないと思います。
普段は温厚そうなスダリオ剛選手ですが、アドレナリンって凄いですね。

まさかセコンドのエンセン井上さんまで暴走するとは…。

【元動画】
Special Ring Side [RIZIN.27] | RED~ Winner & Loser ~

【RIZIN.27 舞台裏】浜崎朱加 vs 浅倉カンナ、武田光司 vs 久米鷹介、ホベルト・サトシ・ソウザ、クレベル・コイケなどの試合直後を捉えた貴重映像

【チャンネル概要】
当チャンネルはRIZINの名シーンや人気の高いシーンなどを抜粋し、
字幕や資料の追加、カットなど既存コンテンツに様々な編集を施してアップいたします。

【チャンネル運営許可について】
※2022年3月14日~
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【RIZIN TRIGGER03】RIZIN初陣=江藤公洋戦へ、雑賀ヤン坊達也「今まで通り、相手の意識を断ち切る」

【写真】その表情、口調からも充実ぶりが伺えたヤン坊だった(C)MMAPLANET

16日(土)に東京都調布市の武蔵野の森アリーナにて開催されるRIZIN TRIGGER03に雑賀ヤン坊達也が出場し、江藤公洋と対戦する。

2020年9月に4試合連続1RKOで暫定ライト級KOPとなったヤン坊は、その時点でRIZIN参戦を熱望していた。しかし、その想いは届かずRIZINライト級戦線で戦う正規チャンピオン久米鷹介と王座統一戦を戦う。J-MMA史に残る激闘の末、久米に逆転負けを喫したヤン坊だったが、そのポテンシャルの高さを見せつけたファイトであったことは確かだ。

そして手にしたRIZINの舞台──当然、彼の目標は本戦出場だが、TRIGGERは戦いなれたケージでもあり、DEEPやONEで実績を残してきた江藤は名前を上げるのに格好の相手だ。一撃必倒と表現しても良いパンチ力と、所属するDOBUITAの長岡弘樹代表とのスパーで身に着けた組みへの対応力でRIZINライト級戦線に殴り込みをかけるヤン坊はケージ内での威風堂々とした佇まいとは対照的に、試合前に緊張で夜も眠れないという。そんな彼にRIZIN TRIGGER参戦に向けての心境を尋ねた。


──RIZIN TRIGGER03出場、念願のRIZIN参戦となりました。相当に気合が入っているかと思いますが、試合が近づくと戦い振りとは裏腹に恐怖に襲われるヤン坊選手……今はどのような心境でしょうか。

「もうドキドキしています。今日も試合のことを考えてしまって、昼寝ができなかったです(苦笑)。どうしても江藤選手のことを考えてしまって……」

──また、ですか。久米鷹介選手とあれだけの激闘を繰り広げてなお、試合前の恐怖というのは避けられないのですね。

「以前と同じ状況に陥っています……。久米選手との試合は、負けましたが自信がついた試合でした。ただ試合というモノ自体は……怖いままで。こういう風になってしまいます」

────ところで久米戦で耐えまくっていた左腕は問題なかったですか。

「今は大丈夫です。2月後半までは少し痛かったですけどね(笑)。でも靭帯も大きな問題なくて、力を入れても全く問題ないです。3月の上旬には痛みもおさまりました」

──良かったです、後遺症がないことは。そしてTRIGGERということで、引き続きケージでのファイトになります。

「ケージですけど……会見の時に、来られてなかったですよね」

──TRIGGERの会見はお邪魔させてもらっているのですが、家族が陽性になって濃厚接触で自宅隔離期間中だったんです。YouTubeで拝見したのですが、ヤン坊選手はいつも通りでしたね。変に力が入ったコメントをして、滑る人とかもいるのですが。

「アハハハハ。僕は何も変わってない。いつも通りでした。そういうことはできないですから(笑)」

──ところで暫定王者になった時からRIZIN出場を希望していましたが、叶わず。そして最初に触れたように──昨年12月に久米選手のパンクラス出場を待って統一戦。そこで敗れて、今回のTRIGGER出場となりました。

「試合が終わってから、2022年をどうしてくのかという話を坂本(靖)さんとさせてもらい、『挑戦しますか』と言ってもらえたんです。もちろん僕もしたかったですし、かなり坂本さんには動いてもらって、今回の出場が実現したと思っています」

──正直、現状のRIZINは出場選手の実績という部分では敷居が低くなっています。そのなかで「自分は違うぞ」という気持ちはありますか。

「本音をいえばナンバーシリーズに出たかったです。でも、そうではないということは現状の僕に対する評価だと思っています」

──ただ今回は首都圏下で初のTRIGGER開催。相当な顔触れか揃っていると思いますが……。

「そういう部分では強い選手が集まっているとは思いますが、僕はパンクラスで暫定王者として、久米選手とベルトを争った。そこに関して、誇りは持っています。今回、パンクラスにバックアップしてもらって出ていますし、パンクラスの強さ……パンクラスのランカーは一味違うというのは見せていかないといけないと思っています」

──では対戦相手の江藤選手について、どのような印象を持っていますか。

「固い試合をする選手です。しっかりとレスリングをして、コントロール──漬けてくる選手ですよね。隙を見せると、絞めがあります」

──ヤン坊選手のMMAキャリアは、常に組み対策と共にあったかと思われます。

「そうですね。ただ久米さんは打撃とテイクダウンが合体しています。対して江藤選手の組みは、まさに組みですよね。だから久米さんよりもプレッシャーはないと思います。僕のなかでは久米さんが基準になっているので、あの一戦に向けて準備してきたことで成長できましたし。それは試合中にも感じました。なので今回の試合もやることは余り変わらないです。

仮にテイクダウンを奪われると、コントロールの仕方は人それぞれなので、そういう細かい部分は気を付けないといけないと思っています。それと久米さんに下から起き上られて、下にされた。ああいう予想していなかった部分も、ボス(長岡弘樹DOBUITA代表。GRANDウェルター級王者)が練習で仕掛けてくれるようになりました。

今回の試合もボスのスタイルが、ハマるという感じですよね。久米さんとの試合で、組まれた時に『ボスのテイクダウンは、このクラス級なんだ』と凄く理解できました。そういう意味で、僕はトップクラスの組みを練習で受けることができて恵まれていると思います」

──ソニックスクワッドでの出稽古の方は?

「ばっちりお世話になっています。安田(けん)さんに走り込みまでお世話になって。週に1度、関(鉄矢)君と森山(壱政)君とガッツリ追い込まれています(笑)。スパーリングもやっていますし、森山君はもっと脚光を浴びても不思議でない良い選手ですし、僕自身──久米さんとの試合の時と比較しても、レベルアップしていると感じています」

──なるほどぉ。期待値が上がります。ところでテイクダウンに関して、江藤選手は久米選手と比較して崩し方が豊富だという印象もありますが……。

「本当に集中力が欠かせないと思います。ただし、一つひとつをしっかりと対処すれば対応できるかと。そうやって江藤選手の気分を乗せないで、戦うことを嫌にさせていきたいです。嫌がることを仕掛けたいですね」

──ヤン坊選手はインパクトを残して、良い試合をしたいですよね。

「もちろんです」

──江藤選手は勝つために、そういう意識を捨てることができる。その強みがあるかと思います。組みが強い。でも、出てこない。そういう試合になると、おびき出して攻めないといけない。これは、なかなか厄介になるかと。そこで攻め気に逸ると、テイクダウンの餌食になりますし。

「そうなんですよ。そこは今回の課題なんです。僕自身は分からないですけど、ボスから『ヤン坊と打ち合う人間はそんなにいない。近づきたくない』って言われます。そこで待たれて、パンチに合わされてテイクダウンを狙われると面倒くさいというのはあります。でも、やるしかないです(笑)」

──久米選手からノックダウンを奪ったことで、いよいよ国内勢ではヤン坊選手の打撃への警戒心は強くなっているはずです。

「それも言われました。『久米選手から、あんな風にダウンを奪うともう入れない。あの一瞬で入れるということは、そのタイミングを計っていると組む方も思うから』と。江藤選手だって分かっていますよね(笑)。そうなると心理戦です」

──そこでレフェリーが「ファイト」を要請すると、もうどちらがミスをせずに戦えるかという勝負になりますね。

「本当に難しい相手を当ててくれたなって、感じです(笑)。でも組み、受けは自信がついてきたので……ただし、グラウンドでのコントロールは半端ないと思います。寝ちゃダメですね。まぁ組まれる前、そこが大切になってくるでしょうね」

──この試合がRIZINでのキャリアの第一歩になります。今後に関して、どのような青写真を描いていますか。

「まずはこの試合に集中しています。そこを大前提として、ここでしっかりと勝ってRIZINライト級のトップ戦線にいる選手達に加わりたいですね。そうやって名前を上げて、パンクラスでも試合をして盛り上げたい……パンクラスも盛り上げたいです。RIZINに行きっぱなしという風にはしたくないですし、それはパンクラスに伝えています。『ヤン坊が出るから』と言って、パンクラスの試合をファンが見てくれるような存在になりたいです。日本全体を盛り上げたいし、自分も有名になりたいと思っています(笑)」

──ではMMAPLANETの読者の皆さんに、改めて意気込みをお願いします。

「今まで通り、しっかりと相手の意識を断ち切る──真剣の斬り合いのような試合をしたいと思います」

──それなのに昼寝でもできない精神状態だと……(笑)。笑いごとではないのですが。

「来週になると、夜も眠れない状況になってきそうです(笑)。ただし、これまでもと違うのはマットレスを変えたんです。そうしたら寝心地が良くなったので、その効果があるんじゃないかと期待しています(笑)」

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MMA o ONE RIZIN パンクラス 中務修良 久米鷹介 修斗 江藤公洋 渡部修斗 貴賢神 須藤拓真

【RIZIN】RIZIN TRIGGER 3rd イチオシはこの2カード!

4月16日に武蔵野の森総合スポーツプラザ で開催されるRIZIN TRIGGER 3rdの追加対戦カードが発表されました。

【無差別級】

貴賢神(フリー)

関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)

【57kg契約】

征矢 貴(パラエストラ松戸)

中務修良(NOMAD)

【バンタム級】

渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)

須藤拓真(X-TREME EBINA)

【ライト級】

雑賀“ヤン坊”達也(DOBUITA)

江藤公洋(和術慧舟會HEARTS)

大晦日に涙の激勝を飾ったシュレックが元幕内力士の貴源治こと貴賢神を迎え撃つというまさかのイリュージョンが。。この試合ももちろん楽しみですが、個人的にイチオシなのは渡部×須藤と雑賀×江藤の2カードです。
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今やRIZINの常連となった渡部は言わずもな。グラウンドに持ち込むといつの間にかバックに回ってチョークを極める試合運びはまさにマジカルと言っていいでしょう。

対する須藤もキレ味の鋭い寝技師。MMAでもグラップリングでも一瞬の隙を突いて足関節を極めるキメの強さが最大の魅力。飛び級でRIZIN参戦を果たしました。

マジカルチョークと足関節。確実にフィニッシュできる必勝パターンを持っている両者だけに、いつ決まっても不思議ではないスリリングな試合になるのは確実。まばたき厳禁でいきましょう。
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続いて雑賀×江藤。雑賀が昨年末のパンクラスで久米鷹介に逆転の一本負けを喫したものの、アッパーでダウンを奪ってあわやの場面を作った一撃必殺のストライカー。打撃をヒットさせた相手の倒れ方を見ると雑賀の打撃のヤバさがダイレクトに伝わってきます。

対する江藤。これまでONE系列を主戦場にしていただけにRIZIN参戦はちょっと意外な感じがします。しかしその実力は折り紙付き。レスリングをベースに高いテイクダウン能力と堅実なポジショニングが印象的。派手さはないものの安定感のある試合を見せてくれます。

雑賀の打撃をかわしてグラウンドに持ち込む事が出来るか。テイクダウンが勝敗を分ける大きなカギになりそう。RIZINで生き残るのはどっちか。この試合も見逃せません。

既に発表されている矢地×グスタボ、金原× 摩嶋、金太郎×倉本といい、もはやナンバーシリーズと比較しても遜色ない豪華カードが並びました。むしろRIZIN.34よりも濃度は濃いんじゃないかと。。。今から楽しみです。
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ABEMA KAREN MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase326 RYO   ハンセン玲雄 ロッキー川村2 中田大貴 久米鷹介 亀井晨佑 内村洋次郎 内藤由良 名田英平 小川徹 尾崎龍紀 岩本達彦 松本光史 猿飛流 葛西和希 藤野恵実 透暉鷹 遠藤来生 高島俊哉 鹿志村仁之介

【Pancrase326】計量終了 第2部はタイトル直結ファイト。第1部は序列の再編成の兆候が……

【写真】 タイトル戦が軸、そんなパンクラスの2022年となるのか(C)PANCRASE

明日21日(月・祝)に東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPancrase326の計量が20日(日)、新宿サンエービル地下1階会議室で行われた。

1部と2部、2部構成になっている山の手のパンクラスは2部に王座決定戦を含めタイトル戦が3試合、さらにフェザー級挑戦者決定トーナメントが2試合(※第1部で補欠戦)と、タイトル直結のカードが組まれている。


冠はついていないが葛西と松本の勝者が、久米鷹介の持つライト級王座に近づくことも間違いない。

また1部でも前述のようにフェザー級挑戦者決定T補欠戦=透暉鷹×名田英平の中京×関西対決をはじめ、北海道から遠藤来生、九州からは中村勇太が参戦し、それぞれベテラン=内村洋次郎&デビュー戦=髙橋攻誠と戦う試合、さらに渡辺拓馬と尾崎龍紀と地方在住ファイターの試合も目立つ。

さらにはMMAに本気になった大器?!=鹿志村仁之介と戦うハンセンレオも神戸のreliable所属だ。TRIGGERの出現により、にわかに地盤の変化が全国的にみられるJ-MMA界──ちょっとした再編成が感じられる──ポスト・ディファ時代のパンクラス初イベント、その第1部だ。

■視聴方法(予定)
3月21日
午後2時30分~ TIGET LIVE
午後4時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■ Pancrase326計量結果

<フライ級KOPC/5分5R>
[王者] 小川徹:56.7キロ
[挑戦者] 猿飛流:56.5キロ

<ストロー級QOPC/5分5R>
[王者] 藤野恵実:52.15キロ
[挑戦者] KAREN:51.9キロ

<ミドル級王座決定戦/5分5R>
内藤由良:83.55キロ
ロッキー川村2:83.65キロ

<フェザー級挑戦者決定T/5分3R>
中田大貴:65.85キロ
亀井晨佑:65.85キロ

<フェザー級挑戦者決定T/5分3R>
岩本達彦:66.0キロ
Ryo:66.2キロ

<ライト級/5分3R>
葛西和希:70.55キロ
松本光史:70.3キロ

<フライ級/5分3R>
田代悠生:56.9キロ
前田浩平:56.85キロ

<フェザー級挑戦者決定T補欠戦/5分3R>
透暉鷹:66.2キロ
名田英平:66.2キロ

<フェザー級/5分3R>
遠藤来生:65.7キロ
内村洋次郎:65.75キロ

<ストロー級/5分3R>
高島俊哉:52.5キロ
尾崎龍紀:52.55キロ

<ライト級/5分3R>
渡部拓馬:70.4キロ
DARANI:70.05キロ

<ウェルター級/5分3R>
中村勇太:76.75キロ
髙橋攻誠:76.0キロ

<フェザー級/5分3R>
ハンセン玲雄:65.75キロ
鹿志村仁之介:65.35キロ

<ストロー級/5分3R>
大城正也:52.15キロ
植松洋貴:51.75キロ

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DEEP MMA o RIZIN YouTube   チャンネル 久米鷹介 北岡悟 川名雄生 試合動画

【LANDMARK 2】ガチで勝敗予想してみた!!

▼SNS
 武田 光司
 ・Instagram:https://www.instagram.com/kouchan.0813_official/
 ・Twitter:https://twitter.com/koujitakeda0813
 武田光司チャンネル公式SNS
 ・Twitter:https://twitter.com/takedakojich

▼メンバー
 ・五十嵐 翼【マネージャー】
  Instagram:https://www.instagram.com/takeda.sigoto/
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 ・室井 佑斗
  Instagram:https://www.instagram.com/muchan.09/
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 ・今村 大哉【編集者】
  Instagram:https://www.instagram.com/daiya_mma/
  Twitter:https://twitter.com/daiyamma

▼試合動画
 ・RIZIN.30武田光司vs矢地祐介
  https://youtu.be/FXrs_1L6K8A

 ・RIZIN.27 武田光司vs久米鷹介
  https://www.youtube.com/watch?v=EQSGxYVV5Bw

 ・RIZIN.24 武田光司 vs 川名雄生
  https://www.youtube.com/watch?v=DM4deP38kmI&t=133s

 ・RIZIN.15武田光司 vs ダミアン・ブラウン
  https://www.youtube.com/watch?v=aaleDMfkxR4

 ・DEEP.86 北岡悟 vs 武田光司【タイトルマッチ】
  https://www.youtube.com/watch?v=FS6VHXO3LaM

▼OP
 ・作成者:https://www.instagram.com/ding_dong_ditch_ent/?utm_medium=copy_link

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ABEMA ISAO MMA MMAPLANET ONE PANCRASE Pancrase326 RYO ロッキー川村2 上田将竜 中田大貴 久米鷹介 亀井晨佑 仙三 内藤由良 名田英平 小川徹 岩本達彦 松岡嵩志 松本光史 林源平 猿飛流 葛西和希 藤野恵実 透暉鷹 雑賀ヤン坊達也

【Pancrase326】3つ目のタイトル戦は小川×猿飛流。中田×亀井&岩本×Ryoのフェザー級T、葛西×松本も

【写真】互いに戦っておかなければならない相手との試合、だ(C)MMAPLANET

24日(月)から本日26日(水)に掛けてパンクラスから3月21日(月・祝)に東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPancrase326の追加カードが3日連続で発表されている。

内藤由良×ロッキー川村2の間でミドル級王座決定戦、女子ストロー級タイトル戦=藤野恵実×KAREANに続き、3試合目のタイトル戦=フライ級KOTCが同大会で組まれる。24日(月)に同日付でフライ級正規王者の仙三が「王座防衛戦の見通しが立たない」ということで返上し、暫定王者から正規王者となった小川徹に猿飛流が挑戦することが決まった。


両者は昨年行われた暫定フライ級王座トーナメントの準決勝で勝利し、王座決定戦を戦う予定だったが猿飛流の負傷で予定通りに試合が消化できず自動的に小川の腰にベルトが巻かれることになった。

その小川は本来、王座決定戦がマッチアップされる予定だった昨年10月大会で、上田将竜を相手に3度目の正直となる判定勝ちで初防衛に成功している。両者にとってまさに未完の対決──猿飛流が追う立場で実行される。

火曜日にはフェザー級KOPのISAOへの挑戦権を賭けて、4人制の王座決定トーナメントが組まれることが公とに。準決勝が3月大会、決勝は4月29日の立川大会で組まれる。

状況によっては、ワンナイトよりも過酷なトーナメントはランク1位の中田大貴と同3位の亀井晨佑、同2位の岩本達彦と 同4位のRyoの間で準決が実施され、補欠戦ではランク5位=透暉鷹×ランク8位=名田英平も決まっている。

本来、ランクに基づいた4人制トーナメントは1位✖4位、2位✖3位が戦うところだが、既に中田がRyoとパンクラスでなくRoad to ONEで岩本に勝利していることが初戦の顔合わせに関係しているのであろう。

また補欠戦出場選手を加えると、トーナメント出場選手の相関関係はRyoが透暉鷹、岩本が名田に勝利しており、亀井は誰とも拳を交えたことがなくトーナメント中に誰と対戦しても初顔合わせとなる。

そして本日発表されたのは葛西和希×松本光史のライト級戦だ。

昨年9月に暫定タイトルコンテンダー林源平で判定ながら完勝した葛西に対し、松本は12月大会で松岡嵩志に衝撃的な76秒KO勝ちで再起した。KOP久米鷹介もそうだが、勝者が雑賀ヤン坊達也との絡みも期待したくなる──勝てば確実にゲインする顔合わせだ。

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