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BELLATOR CORO DEEP o RIZIN UFC パンクラス ビクター・ヘンリー 中村優作 北方大地 堀江圭功 石司晃一 金太郎

RIZIN.41:4月1日に大阪大会を開催。堀江 vs. ケラモフ等、MMA4カードを発表。

フェザー級(66.0kg)5分3R
堀江圭功(ALLIANCE)
ヴガール・ケラモフ(ORION FIGHT CLUB)

両者とも「勝ってタイトルマッチをやりたい」と言っているが、ケラモフは前戦欠場、堀江は怪我で1年半近いブランクがあることを考えると、すぐ次というのはなさそう。牛久 vs. 朝倉未来、斎藤 vs. 平本の勝者のどちらかが優先されそう。挑戦できなかった方と堀江 vs. ケラモフの勝者がやるというのはどうか。

そもそも、7月から開催するGPをフェザー級でやるという案もあるらしく、そうなるとタイトルマッチ自体が今年はない可能性もある(ただ、5月6日にフェザー級GPに出場しそうな4人の試合が組まれるとなると、怪我などもあるかもしれないので、フェザー級GPはかなりの強行日程になるから難しくなる)。

▼フライ級(57.0kg)5分3R
神龍 誠(神龍ワールドジム)
北方大地(パンクラス大阪稲垣組)

Cage Furyフライ級王座を獲得し、フィニッシュ勝利すれば今週末に開催されるはずだったUFC韓国大会に出場が内定という話もあった神龍だが、UFCとの契約は決まらず。試合間隔が開きそうだからのRIZIN単発出場なのか、UFCを諦めてのRIZIN出場なのかは分からず。個人的にはUFCを狙ってほしかったが。「堀口と戦いたい」と言っていたが、Bellatorの契約選手である堀口と対戦するなら、RIZIN代表にふさわしいだけの実績が必要で、ドッドソンやかつての同門・扇久保あたりに勝つくらいの実績が必要となる。この試合よりも、神龍が今後どういう選択をするのかが気になるところ。

昨年3月の村元戦でRIZIN初勝利を挙げた北方だが、パンクラスで山北に敗れストロー級の王座から陥落。もうストロー級に落とす必要もないということなのか、今後はフライ級を主戦場とするとのこと。しかし体格では本来ストロー級がベストウェイトで、RIZINでのフライ級マッチも明らかに体格差があったので厳しいだろう。

▼フライ級(57.0kg)5分3R
中村優作(TEAM FAUST)
メイマン・マメドフ(Olympus Club)

昨年10月に初参戦したマメドフ。戦績が微妙でどんなものなのかと思っていたが、案の定手塚に1R三角で一本負け。今回もまた同じアゼルバイジャンのケラモフとの抱合せ出場なのだろう(前回はケラモフが欠場となったが)。抱き合わせするにも、アゼルバイジャンには他にもっと選手がいないのか。

RIZIN2勝3敗の中村。地元大阪枠での出場で、フライ級GPがあるとしても、出場者枠には入れるかは微妙。今回の相手がトップクラスであれば、勝つことでチャンスが回る可能性もあったが。まあ地元選手がスッキリ勝って盛り上げるにはいいカード。

バンタム級(61.0kg)5分3R
金太郎(パンクラス大阪稲垣組)
石司晃一(フリー)

石司はDEEPバンタム級王者と名乗っていたが、暫定王者では。王者はUFC参戦中のビクター・ヘンリー。そのビクターからタイトルを奪った元谷ら、上位陣が抜けたところで暫定王座を獲得したCOROに勝って戴冠した。COROも石司も上がごっそり抜けたことで回ってきたチャンスであり、ビクター・元谷クラスとは明確な差がある。

しかし金太郎が相手なら、割と手も合うし実力もどっこいどっこいで、見合ったカードなのでは。

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【RIZIN】速報中!次回大会対戦カード発表記者会見


大晦日からの沈黙を破って2023年のRIZINがついに始動。次回大会の対戦カード発表記者会見が行われます。飛び出すのは朝倉未来×牛久か?斎藤裕×平本蓮か?電波と充電の続く限り速報します。

発表された直近のスケジュールは以下の通り。

4月1日 
RIZIN.41 丸善インテックアリーナ大阪

4月30日
RIZIN LANDMARK Vol.5 代々木競技場第一体育館 

5月6日
RIZIN.42 有明アリーナ

また、RIZIN.41の第1弾対戦カードも発表!

【MMA フライ級(57kg)】
神龍誠(神龍ワールドジム)
北方大地(パンクラス大阪稲垣組)

【MMA フェザー級(66kg)】
ウガール・ケラモフ(オリオン・ファイトクラブ)
堀江圭功(ALLIANCE)

【MMA バンタム級(61kg)】
金太郎(パンクラス大阪稲垣組)
石司晃一(フリー)

【MMA フライ級(57kg)】
中村優作(TEAM FAUST)
メイマン・マメドフ(オリンパスクラブ)

【キック 61kg契約】
駿(Reborn Kickboxing Gym)
元氣(楠誠会館)

オープニングマッチ キック 66.5kg契約 3分3R
進撃の祐基(亀岡キックボクシングジム)
木村“ケルベロス”颯太(心将塾)

オープニングマッチ キック 57.5kg契約 3分3R
麻太郎(優心塾)
櫻井 芯(team Fist)

詳細は追って!
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【RIZIN.40】「フアン・アーチュレッタ」RIZIN vs. Bellator記者会見・総集編!?『ドラゴンボールに憧れて!やっと日本の舞台で戦える!?』【RIZIN切り抜き】

【RIZIN.40】「フアン・アーチュレッタ」RIZIN vs. Bellator記者会見・総集編!?『ドラゴンボールに憧れて!やっと日本の舞台で戦える!?』
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【貴重映像】RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦 会見舞台裏 / RIZIN.40
元動画公開日:2022/11/30
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【TORAO28】フジメグ門下。宝珠山桃花と対戦、古賀愛蘭─02─「まずは国内のチャンピオンに」

【写真】組み技を伸ばすには最適の環境に身を置く古賀が、どのような成長の跡を見せることができるか(C)SHOJIRO KAMEIKE

12月4日(日)、山口県周南市の新南陽ふれあいセンターで開催されるTORAO28で、宝珠山桃花と対戦する古賀愛蘭のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

敗れたとはいえ、今年4月のパク・シウ戦でポテンシャルの高さを見せ、会場にいた関係者からも高評価を受けていた古賀。しかし、そのパク・シウ戦で組みと寝技の課題が明確になったのも事実だ。活動の拠点をBURSTに移して、彼女はどのように成長しているのだろうか。試合の1週間前、次の試合がMMA5戦目のルーキーが今後について語る。

<インタビューPart.01はコチラから>



――大阪でMMAを始めて以降は、どのような練習環境にあったのでしょうか。

「中村優作さんとの練習以外では、TEAM KIZUNA(柴田MONKEY有哉代表)や日本拳法の道場に行っていました」

――TEAM KIZUNAでは柔術の練習をしていたのですか。

「いえ、そこまではやっていないです……」

――そうだったのですね。古賀選手の寝技といえば、パク・シウ戦でマウントを取られてもブリッジで返していた印象が強いです。

「アハハハ、はい(苦笑)。レスリングやグラップリングは、ちょこちょこやっていたぐらいで。デビュー2試合目も、相手が組みついてきたところを自分が倒すことができただけで、組んだ時のレパートリーがないなぁと、自分でも思っていました。そのあとの2試合は自分の弱いところ――四つで組まれた時の対応や寝技で負けてしまって」

――一方、パク・シウ戦では3Rに左ボディを効かせていました。あのパク・シウの体が一瞬くの字になり、ケージに背中を預けるほどのパンチを見せています。

「試合中、セコンドの人たちもそう言ってくれていたんですけど、全然分かっていなくて。自分の中では、やられたなっていう印象しかなかったです」

――そのパク・シウ戦までは大阪で活動していた古賀選手ですが、現在は広島県福山市のBURST所属です。いつ、どのような経緯で福山市に移ったのでしょうか。

「パク・シウ選手とは今年3月に試合をするはずだったんですが、相手がコロナウイルスに感染して試合が4月の大阪大会へ延期になりました。その頃にBURSTへ出稽古に行ったんです。池本(誠知)さんや他の方から、『BURSTは女子も多いし寝技も強いから練習に行ってみるといいよ』と言われて。池本さんからBURSTへ練習していただき、出稽古に行ったのが最初です」

――その時、今お隣にいる藤井惠さんのことはご存じだったのですか。

「RIZINの映像で、いろんな女子選手がBURSTの練習で追い込まれているところが紹介されるじゃないですか。あぁ藤井惠さんの練習ってヤバいんだな、って(苦笑)。寝技でもメチャクチャ強いのが映像で写っていますし、初めて出稽古に行った時はドキドキでした」

――アハハハ、出稽古に行ってみて実際はどうでしたか。

「ボッコボコにされました(笑)。スパーリングで極められまくって。走り込みとか他の練習もキツかったです。こんなに追い込まれたのは、プロになってからは初めてでした。日本拳法部の合宿では追い込まれることもあるんですけど、今はそれが毎日で。でも楽しかったですね。これが私の好きなことなんだなと思って」

――その出稽古を経て、正式にBURSTへ入ったのはいつ頃なのでしょうか。

「今年の6月です。佐々木(信治)さんとメグさんには出稽古ですごくお世話になって、短期間ですごく成長させてもらいました。自分の中でも、ここに来れば強くなれるなと思ってBURSTに来ました。当時と比べたら、際の部分と寝技は成長していると思います。それとパワーもついてきたし、技術のレパートリーも増えています」

――そうした成長を経て、今回の宝珠山戦を迎えます。対戦相手の印象を教えてください。

「そこまで試合映像を見ることができていないんですが、打撃が強い印象です。今回は山口県で試合をするということもあって、地元(福岡県飯塚市)から友達や皆さんが応援に来てくださるので嬉しいです」

――今回は『藤井惠Produce』として行われる試合です。

「あ、そうだ! ウフフフ(と、隣にいる藤井惠さんを見る)」

――師匠の名前を冠した試合に対して、プレッシャーはないですか。

「プレッシャーはないです。試合でプレッシャーを感じることはないですね。常に楽しもうと思っています。でも、いつも最初はカチカチなんですけど」

――確かに、これまでの試合も後半にいくにしたがってエンジンが掛かっている印象が強いです。

「毎試合、みんなにそう言われます(苦笑)。そこは直したいですね。最初からガンガン行けたら、その後の展開も違うと思うので」

――古賀選手は現在21歳、プロMMAキャリアはまだ4戦です。MMAを戦っていくうえで、現在の目標は何ですか。

「まずは国内のチャンピオンになりたいです。今回は49キロ契約ですけど、これからは47.6キロ――アトム級で戦っていく予定です」

――現在、修斗では女子アトム級インフィニティリーグが行われ、優勝者は女子世界アトム級のベルトを獲得します(取材は後楽園ホール大会の前日、11月22日に行われた)。現時点で、その輪に加わって勝つ自信はありますか。

「え、それは……うーん」

佐々木信治 勝ちますよ。

「ちょっと、そういうことを言わないでください! リーグ戦は誰が勝つんだろうなとは思います。でも私はまだ、そこまでの実績がないので――もし試合できるなら、リーグ戦に参加した選手と戦って、準優勝者、優勝者と順番に試合していきたいです。まずは今回の試合に勝って、そういうことを言えるように頑張ります!!」

■視聴方法(予定)
12月4日(日)
午前11時30分~ Twit Casting LIVE

■Torao28対戦カード

<67キロ契約/5分2R>
毛利 昭彦(日本)
宮崎“師範代”清孝(日本)

<バンタム級/5分3R>
野尻 定由(日本)
神田T800周一(日本)

<49キロ契約/5分2R>
宝珠山 桃花(日本)
古賀 愛蘭(日本)

<闘裸男寝試合73キロ契約/5分2R>
森戸 新士(日本)
白木アマゾン大輔(日本)

<フライ級/5分2R>
植木“令和”新(日本)
若宮 龍斗(日本)

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【TORAO28】日本拳法→MMA。宝珠山桃花と対戦、古賀愛蘭─01─「ずっと顔はキレイなままに」

【写真】21歳、MMA戦績は2勝2敗の古賀。4月のパク・シウ戦の敗北は致し方ない。しかし、ポテンシャルが高いのは明らかだ(C)SHOJIRO KAMEIKE

12月4日(日)、山口県周南市の新南陽ふれあいセンターで開催されるTORAO28で、古賀愛蘭が宝珠山桃花と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

これまでDEEP JEWELSやRIZINにも参戦経験のある古賀は、大阪で中村優作らと練習を共にしていた。その古賀は今年6月に広島県福山市のBURSTへ移籍し、佐々木信治&藤井惠夫妻の指導を受けている。一方、TORAOは今大会から藤井惠をプロデューサーに迎え、「藤井惠Produce」として女子公式戦をスタート。古賀にとっては宝珠山戦が、BURST移籍第1戦、そして藤井惠Produceのプロ修斗公式戦初出場と、初モノづくしの試合に。そんな古賀に、幼少期から培ってきた日本拳法の経歴とMMAを始めた経緯を訊いた。


――古賀選手は福岡県飯塚市出身で、MMAを始める前は5歳から日本拳法をやっていたそうですね。

「最初は長谷川穂積さん(ボクシング元世界3階級制覇王者)の試合を見て、ボクシングをしたかったんです。でもボクシングジムは遠くて、近くにあった日本拳法の町道場に入りました。小学校、中学校の頃は町道場で練習していて、高校からは部活になっています」

――ボクシングと日本拳法……入門した当時は日本拳法について、どのようなものかご存じでしたか。

「知り合いの人がやっていて名前を知っているぐらいで、日本拳法については知りませんでした(苦笑)」

――まずボクシングを始めたいと思った時は、プロになることを目指していたのでしょうか。

「いえ、その時は考えていなくて。日本拳法をやっていくうちに、プロのMMAファイターになりたいなと思うようになりました」

――日本拳法といえば直接打撃制で、投げも寝技も認められている競技です。小学生の頃はルール上、それがどこまで行えるのですか。

「子供は、胴は当てて良いんですけど、顔面は寸止めです。顔面は突きも蹴りも寸止めで、綺麗に寸止めができたらポイントが入ります。投げ技は高校生からですね。初めて日本拳法の試合に出たのは、小学1年生か2年生の頃でした。何の大会かは覚えていないんですけど、その時に準優勝していて。中2と中3の時に全国3位。高2で全国2位、高3の時に全国で優勝しました」

――日本拳法の女子の競技人口というのは……。

「子供の頃は、周りに日本拳法をやっている女の子はいなかったです。学校では珍しがられていて。でも高校は部活だったので、女子は全学年合わせて十何人いました。全国では、かなり多いですし」

――それほどの競技人口であれば、日本の女子MMA関係者は日本拳法をチェックしておかないといけないですね。そのようななかで、プロのMMAファイターになりたいと思った理由は何だったのですか。

「日本拳法って階級がないんです。だから体重別の大会とかもなく、体が大きな人も小さな人も一緒に試合をするんですよね。誰とでも試合をするというか……。だから、自分に適性の階級で戦ってみたいと思いました。適正の階級で、どこまで行けるのかなって」

――まず階級制の格闘競技に興味を抱いたわけですね。

「はい。日本拳法には投げも関節技もあるじゃないですか。それで日本拳法に近いのはMMAだと思いました」

――では誰か憧れのMMAファイターがいたり、何かの試合を見てMMAを志したというわけではないのですか。

「それは特になかったです。初めてMMAを見たのも覚えていなくて――」

――……驚きです。今の若い選手にとっては――特に女子でも、それだけMMAが浸透してきているということなのですね。グレイシーに憧れた、というわけでもなく。

「そうですね(苦笑)。誰かに憧れたというのはなくて、格闘技のプロになりたかったんです。そこで日本拳法をやっていたMMAファイターさんのところへ行ったほうが良いのかな、と思って。それで中村優作さんのことを教えてもらいました」

――結果、高校を卒業して単身大阪へ。プロのファイターになることに、周囲の方は反対しませんでしたか。

「お母さんは反対していました(笑)」

――日本拳法がOKでMMAは反対というのは……。

「日本拳法は顔に防具を着けていますけど、プロのMMAはヘッドギア無しじゃないですか。やっぱり女の子だから顔に傷をつけてほしくなかったみたいで。でも日本拳法で実績を残したら認めてくれるかなと思って、まず日本拳法を頑張ろうと思いました。そうしたらお母さんも、MMAやってOKかなっていう感じになって」

――そこから中村優作選手と一緒に練習するようになるまでは、特にMMAで必要なグラップリングをやったことはなかったのですか。

「やったことがなくて、最初は難しくて仕方なかったです。日本拳法の投げや寝技の動きとも違いますし。日本拳法ではシングルレッグやダブルレッグもOKなんですけど、やる人がいなくて。だから最初にテイクダウンの練習をした時は、何これ、っていう感じでした。ステーンって転がされまくって(笑)」

――一方で、古賀選手の打撃に対する反応は目を見張るものがあります。今年4月のパク・シウ戦でも、敗れたとはいえ相手のパンチはほぼ全て見切っていませんでしたか。

「えぇ、そうですか。自分では分からないです(苦笑)。でも、そう見えていたとしたら、やっぱり日本拳法をやっていたおかげだと思います。子供の頃から、顔面は寸止めでも綺麗な形で入ったらポイントになってしまうので、ずっと正面から突きをもらわないように意識していました。おかげで、プロになってからも今まで試合でクリーンヒットは食らったことがないと思います。お母さんの希望どおり、ずっと顔はキレイなままにしています(笑)」

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【RIZIN ランドマーク振り返り解説】プロ目線で平本蓮選手について深堀分析します!

最後までご視聴ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します。

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▼【RIZIN landmark4勝敗予想】弥益ドミネーター聡志 vs. 平本蓮、青井人 vs. 鈴木博昭、カルリ・ギブレイン vs. 貴賢神、奥田啓介vs.久保優太、ミノワマンZvs.侍マーク・ハント

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ストラッサー起一経歴【主戦場】
2014〜2017  UFC(アメリカ)
2017〜2019  RIZIN(日本)
2019〜2020  Bellator(アメリカ)
2021〜. RIZIN(日本)

—-目次—-
0:00 挨拶 (マッチョ選手の試合結果含む)
6:30. 奥田啓介 vs. 久保優太
8:52. 魚井フルスイング vs. ヤン・ジヨン
12:05. アラン“ヒロ”ヤマニハ vs. 河村泰博
15:05. 青井人 vs. 鈴木博昭
19:09. 中村優作 vs. 征矢貴
22:40. カルリ・ギブレイン vs. 貴賢神
26:05. ミノワマンZ vs. 侍マーク・ハント
28:52. 元谷友貴 vs. 倉本一真
32:45. 今成正和 vs. 鈴木千裕
35:15. 弥益ドミネーター聡志 vs. 平本蓮
44:04 平本蓮は朝倉未来に勝てるのか!?
47:13. 質疑応答

———————————————–
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※Instagramされてない方は以下のメールアドレスまでご連絡宜しくお願いします!
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【RIZIN LANDMARK04】危ない場面での粘り&見切り、タフマッチで中村優作が征矢貴にスプリット判定勝ち

<フライ級/5分3R>
中村優作(日本)
Def.2-1
征矢貴(日本)

ステップ、手のフェイク、そしてレベルチェンジの征矢に対し、その動きを見る中村。征矢は右ローを2発入れる。中村は右ローから右を放つ。組んでケージに詰めた征矢がテイクダウンを狙う。2度姿勢を乱した中村が立ち上がると、征矢が離れる。中村がワンツー、征矢は左ローを入れる。ショートレンジでパンチを入れた中村が、組みの展開でも小外をタイミングで入れ、ヒザ蹴りに左を合わせるなど良い場面を創った。

2R、一気のレベルチェンジからダブルレッグに入った征矢は、ケージを使って耐えた中村のバックに回る。胸を合わせたところでボディロックで倒された中村だが、すぐにスクランブルから立ち上がることに成功する。征矢のステップインにワンツーで右を当てた中村は、待ってパンチを当てることで自らの動きで手を出せるようになる。

そして征矢のシングルを切ると、離れたところで左を狙う。前足の下げ方で、姿勢を保つ中村は、ケージに詰められるとダブルレッグを仕掛ける。征矢はこれには倒れず、逆にボディロックテイクダウンを決める。左フックからスピニングバックフィストの征矢だが、空振りに。そして次の一手をかわされ右を被弾する。終盤、征矢のパンチをヘッドスリップでかわすなど、近い距離でも中村は被弾せずに戦えた。

最終回、ローに組んだ征矢。テイクダウンから抑えたいが、中村は崩されても即立ち上がる。それでもボディロックからバックに回った征矢だが、中村は巧みにケージを使い内股気味に耐える。ここで征矢は、尻餅をついてワンフックで襷に取る。左足を制され、胸を合わすことができない中村は、上方に移動してエスケープを図る。

残り2分、後方にヒジを連続で中村は右回りはできないが、結果的にトップを取った形でエルボーを連打する。征矢はツイストした形で、抑えに持ち込めない。殴られる時点でクリーンなポジション奪取でもないが、ワンフックを自ら解くことはやはりできない。最後にバナナスプリットに出た征矢は、結果的に上を取り殴ってタイムアップとなった。

判断の難しい試合、ジャッジの裁定は割れ、中村に凱歌が挙がる。勝者は涙を見せ、「やっと勝てました。来年、フライ級GPぜひやりましょう」とマイクで話した。


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