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【Special】月刊、水垣偉弥のこの一番:4月:ステーリング✖ヤン「肉体的ダメージはない。でも……」

【写真】出来ていたことが、できなくなる。実体験をもとに水垣氏がピョートル・ヤンの心理面にメスをいれた (C)Zuffa/UFC

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。3人の論客から、水垣偉弥氏が選んだ2022 年4 月の一番。4月9日に行われたUFC273で組まれたUFC世界バンタム級王座統一戦=アルジャメイン・ステーリング×ピョートル・ヤン戦について語らおう。


────水垣さんが選ぶ2022年4月の一番をお願いします。

「アルジャメインとピョートル・ヤンのUFC世界バンタム級王座統一戦です。アルジャメインは自分が戦ったことがあり、ヤンは反則負けから王座を明け渡し暫定王者になっての再戦ということで注目をしていました。

1回目は最後に反則のグラウンドでのヒザがなかったら、ヤンの勝利はまず間違いなかったでしょうし、あの試合を踏まえて今回もヤンが有利だと思っていました」

──それは多くの人がそうだったはずです。実際、初回のヤンは良かったです。

「1Rは様子見をするのがヤンのパターンなんですが、結構前に出ていました。レスラーのテイクダウン狙いをストライカーが切ることができるのは、前に出ている時だと思います。下がると、取られやすいです。そこをしっかりとヤンはできていました。

それが2Rに流れのなかでテイクダウンからバックを取られ、3分ほどキープされて時間になりました。ラウンドを失いましたけど、肉体的なダメージはなかった。でも、そこがヤンの精神面に大きく影響を与えることになりました。実は僕がアルジャメインと戦った時も、こういう流れでした」

──ワンテイクでその後の流れが決まった? 水垣さんと戦った時は両手も突いて座るような低い位置からローシングルに入ったシーンが思い出されます。

「あれでダブルに移行され、ケージに押し込まれたところからテイクダウンされバックを許して……。最後は胸を合わせていったのですが、下から肩固めのような形で極められてしまいました。

あの試合、序盤はテイクダウンを切れていたのですが、一度組まれてしつこくされ、『嫌だな』と思ってしまって。そうなると、それまで前に出てプレッシャーを掛けることができていたのに、できなくなってしまったんです。心理面がその原因だったと思います」

──その前までできていたので、テイクダウンやバックを取られても『コレはコレ。この展開もある』いう風に割り切ることは難しいのですね。

「そうなんです。本当にほんの少しのことなんです。プレッシャーの掛け方の違いで。お互いが『取られるとマズい。取れるなら行く』という心理面のなかで、その気持ちがほんの少し揺らぐだけで、アルジャメインは足が触りやすくなったと思います。それが勝負の行方を分けてしまった」

──身体的なダメージでなく、内面……心の襞の部分なのですね。

「僕がヤンと同じことができるということではなく、あの心理面は理解できるというか……。『足を触られたくない』と思わされた時点で、メンタルの争いで遅れを取ったのだと思います。

実際ヤンは1試合目ではほぼ組まれていない。その戦いがデキていたのに1度倒されて、バックを取られたままラウンド終了を迎えた。ブザーで救われた形というのは、心理面でのダメージを与えた。『こうなると危険だ』と思わせたアルジャメインの勝ちでしたね」

──ステーリングはそこが得意なので、やられないようだけでなくバックに回られることも想定し、対策練習をしてきているかと思います。それでも、そこまで崩れるものなのですか。

「ホント、難しいですね。まず尻もちをつかされないことが第一で。スタンドをキープすること。だから立ちに行って、あの形になったので……これは結果論ですが、ガードポジションを取れば良いというメンタルの選手ならまた違ってくるかもしれないです。

と同時に時間も関係してきますが……下を続けるとラウンドを失いますし、ハーフで一本腕を差して立ち上がろうとしたり、レッスルアップからシングルとかを狙うとダースやギロチンが待っています」

──逃げ道が閉ざされ続ける。それは恐怖です。

「アルジャメインは、その形が出来上がっている。だからこそ、足を触らせてはいけないっていう心理になっていったのだと思います。それに4Rまで全てを失っている展開だと、最後は思い切った動きに出ていたかもしれないです。ただ2Rと3Rは失っても、4Rは取っていた。1Rはどうだろうかという風な心理では、賭けのような勝負には出られなかったのかもしれないです」

──いやぁ、深い。技術面と心理面が繋がっている試合だったのですね。本当に強い選手揃いのバンタム級だからこそ、王座挑戦までに潰し合いが続き、結果としてこの両者は二強になったような気もしますが、次の防衛戦が楽しみになりますね。

「僕はジョゼ・アルドが見てみたいです。ここにきてチート・ヴェラ、ペドロ・ムニョス、そしてロブ・フォントに勝って3連勝なんですよ。アルドは前に出てテイクダウンを切るだけでなく、シングルに取られても凄い反応で頭を押して後ろ向きから足を抜くのが上手いじゃないですか。

それにいざとなるとクローズドガードを取る。アルジャメインのテイクダウンに対して、ちょっと違った戦いを見せてくれるんじゃないかと。1周回ってアルドってなると、本当に凄いことですし……アルドはWEC勢最後の砦ですからね、タイトル戦線を争える。

WEC経験者としてはジョン・チャンソンが同じ大会でアレックス・ヴォルカノフスキーに切ない負け方をしてチャンピオンに近い選手と、チャンピオンになる選手の違いというか、そういうモノが見えたような気もしました」

<この項、続く>

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MMA o UFC   ショーン・オマリー ドミニク・クルーズ ペドロ・ムニョス

7.2『UFC 276』でペドロ・ムニョスとショーン・オマリーが対戦


 7月2日にネバダ州ラスベガスで開催する『UFC 276』でペドロ・ムニョス vs. ショーン・オマリーのバンタム級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 ムニョスは昨年12月の『UFC 269: Oliveira vs. Poirier』でドミニク・クルーズに判定負けして以来の試合で2連敗中。現在UFCバンタム級ランキング10位。

 オマリーは同じく昨年12月の『UFC 269: Oliveira vs. Poirier』でハウリアン・パイヴァに1R TKO勝ちして以来の試合で4連勝中。現在UFCバンタム級ランキング13位。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET UFC UFC270 サイモン・オリヴェイラ トニー・グレーブリー ペドロ・ムニョス マルロン・モラエス 堀口恭司

【UFC270】堀口恭司とギロチン対策――11度のTD奪ったクレーブリーがサイモン・オリヴェイラに完勝

<バンタム級/5分3R>
トニー・グレーブリー(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
サイモン・オリヴェイラ(ブラジル)

左フックを2発、右を見せたグレーブリーに前蹴りから跳びヒザを見せたオリヴェイラは、小手投げを仕掛けてスクランブルでギロチンへ。背中をつけて絞めあげるオリヴェイラがクローズドも頭を抜いたグレーブリーがパンチを落とす。ハーフで左のパンチを打っていくグレーブリーの回転数が上がる。

オリヴェイラはサイドバックからパンチを受け、なかなか立ち上がることができない。前を向くことができず、背中を譲った形でスタンドに戻ったオリヴェイラは、正対してギロチンを狙うと、ボディロックで倒される。グレーブリーはすぐに頭を抜き、スクランブルでバックへ。オリヴェイラは胸を合わせ、両ワキを差して離れると足を止めての打ち合いに。グレーブリーがすぐに組んで、ケージにオリヴェイラを押し込む。オリヴェイラはここもギロチンを狙い、テイクダウンを許す。頭に巻かれたままバック狙いのグレーブリー、オリヴェイラがまたもギロチンから引き込み、時間となった。

2R、ダブルレッグでテイクダウンを決めたグレーブリーは、アームロックを防いでバックに。後方から右のパンチで当て、グレーブリーはスクランブルからヒザを繰り出す。距離を取った両者、左右のフックを入れたオリヴェイラはヒザ蹴りを腹に決める。そのタイミングでダブルレッグのグレーブリーは、ギロチンを防いでバックという展開を繰り返す。

バックから正面に回ったグレーブリーにエルボーを入れた離れたオリヴェイラは、スピニングバックフィストを空振りしダブルレッグで倒される。グレーブリーは足を一本抜いて、背中を見せたオリヴェイラに左のパンチを見舞っていく。立ち上がって胸を合わせたオリヴェイラはエルボーを連続で入れ、ヒザを突き上げる。ここでマウスピースを吐き出したオリヴェイラ、試合が中断され再装着する。再開後にテイクダウンからコントロール――そして殴るというパターンで攻めるグレーブリーが、最後にフックをまとめリードを広げた。

最終回開始直後、跳びヒザを狙ったオリヴェイラをダブルレッグで倒したグレーブリーは、ギロチンも承知で、腕を巻かれたままテイクダウンする。背中をマットにつけて、ハーフからのギロチンも決まらないオリヴェイラは、じり貧の展開だ。下でエルボーを打ち、キムラ狙いのオリヴェイラは、これを潰され殴られて上を向く。

ついにパスを決めたグレーブリーは、スクランブルで盤石のバックコントールへ。離れてもグレーブリーはワンツー&ロー、オリヴェイラはジャブからローへ。ダブルレッグでバックに回ったグレーブリーが、スクランブルにもバックを取り続け、正対されるとシングルに出る。

オリヴェイラは逆転を掛けたギロチンも、防がれてガードを強いられる。勢いのある左のパウンドを連打したグレーブリーは、バックコントロールを続け右フックを打って離れる。残り1分、オリヴェイラのヒザ蹴りに右を合わせたグレーブリーは右フックをヒットさせ、たまらずオリヴェイラが間合いを外す。スピニングバックエルボーを当て、ヒザ蹴りも決めたオリヴェイラだが、11度目のテイクダウンを奪われる。最後はスタンドに戻った両者、グレーブリーはヒザ蹴りに右を合わせて時間に――、オリヴェイラは3者揃ってフルマークの裁定で敗れた。

「ペドロ・ムニョス、マルロン・モラエス、キョージ・ホリグチとATTにギロチンの使い手がいるから。ずっと対策してきたんだ」と勝者話した。


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MMA Report UFC UFC269 ドミニク・クルーズ ブログ ペドロ・ムニョス

【UFC269】ドミネイトできなくても、永遠のハードワーカー。ドミニクがダウンを挽回、ムニョスに競り勝つ

<バンタム級/5分3R>
ドミニク・クルーズ(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ペドロ・ムニョス(ブラジル)

ステップを踏みながら左ミドルハイを蹴ったドミニクに対し、ムニョスがローを繰り出す。飛び込んでカーフのドミニクは、右ハイをダックでかわしボディを入れる。続いてワンツーの右を入れたドミニクは左右のオーバーハンド、ムニョスが右ミドルを蹴る。ニータップを仕掛け、離れ際に右を放ったドミニクはローからワンツーを入れ、さらに右を当てる。左ロングに左ジャブを受けて、前方に崩れたドミニクは懸命にスタンドに戻るが、もう一発左を受けて倒れる。

グラウンドでバックに回ったムニョスに対し、スクランブルからスタンドに戻ったドミニクだがダメージが残っているか。ムニョスの後ろ回し蹴りをかわしたドミニクは、ワンツーが届かない。それでも蹴り足をキャッチして、ニータップの要領でテイクダウンを決める。ここはムニョスがすぐに立ち上がり、ドミニクもがぶりから離れる。コンビネーションのなかで左をヒットさせたドミニクは、終盤に左右のパンチをまとめたが初回を落とした。

2R、ローをキャッチしつつパンチをまとめたドミニクが、ワンツーを伸ばす。ドミニクのシャッフルに惑わされず、前に出てくるときに神経を集中させている感もあるムニョスは右ミドルをキャッチされても、テイクダウンを許さない。スタミナロスを避け、組みに拘らないドミニクは左ジャブ、ローをチェックしてパンチを振るっていく。ワンツーを決めたドミニクはローを蹴られるが、ダブルレッグを切り蹴りから左右のフックへ。

飛び込んで左を届かせたドミニクに対し、ムニョスが左ジャブを当てる。素早いワンツーで左をヒットさせたドミニクは、これでカットしたムニョスに右を振るって左を当てる。ワンツーからスリー、フォーと左右のパンチを伸ばすドミニクが、ローをキャッチしてから左、ムニョスも左を返す。ここでドミニクはパンチを纏めてヒザ蹴り、さらにローで姿勢を乱しておいて右ストレート、さらにアッパーを繰り出しポイントをイーブンに戻した。

最終回、左を振るって前に出るドミニクを迎え撃つムニョス。右を当てたドミニクはムニョスのステップインを回ってかわして中央を取るとハイを狙う。ガードしたムニョスは打ち終わりに右を狙い、ワンツーに右をヒットさせる。ワンツーのドミニク、ジャブで距離を創り右フックを振るうムニョスが、ドミニクのテイクダウンを切っていく。その場スーパーマンの直後にワンツーを決めたドミニクは、後ろ回し蹴りをかわして左ジャブを当てる。ワンツーからハイ、頭を振ってのワンツーで左を決めると、右を続けたドミニクが攻勢に。

ムニョスもジャブを返すが、被弾する数が増えてきた。それでも右ミドルを入れたムニョスは間合いを取り直し、ジャブを伸ばす。頭から突っ込み、右オーバーハンドのドミニクだが、これは危ない動きだ。直後に蹴り足をキャッチして倒したドミニクは、スタンドで待ち受けてローを入れる。ダブルのフェイクから、パンチをまとめたドミニクだが、ムニョスも最後まで攻撃を見切りつつパンチで抵抗しタイムアップに。

結果は2R、3Rと挽回したドミニクが3-0で判定勝ちを収めた。ムニョスと称え合ったドミニクは「スリップにパンチを当てられた」と話し、皆が一致団結することを訴えた。


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MMA UFC UFC269   アマンダ・ヌネス アレックス・ペレス カイ・カラフランス サンチアゴ・ポンジニビョ シャーウス・オリヴェイラ ショーン・オマリー ジュリアナ・ペニャ ジリアン・ロバートソン タイ・ツイバサ ダスティン・ポイエー ダン・イゲ デリック・ミナー ドミニク・クルーズ パウリアン・パイヴァ ペドロ・ムニョス ミランダ・マーヴェリック ライアン・ホール ランディ・コスタ

【UFC269】計量終了 王者オリヴェイラ「神は僕とある」×ポイエー「大勝負だ」。ペレスは4戦連続中止

【写真】どちらかといえば王者がクールで、エキサイトしているのは挑戦者だった(C)Zuffa/UFC

11日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC269「Oliveira vs Poirier」の計量が、10日(金・同)に行われた。

2021年最後のPPV大会のメインはUFC世界ライト級選手権試合=王者シャーウス・オリヴェイラ×挑戦者ダスティン・ポイエーだ。

先に登場したポイエーはスケールの上でベルトを巻くというポーズ。続いてサングラス姿で体重計に乗った王者オリヴェイラはシャウトし、思わずダナ・ホワイトが割って入るほどの勢いでポイエーに詰め寄る。

それでも冷静な表情だったオリヴェイラに対し、かなり興奮し鼻息も荒くなっていたポイエーは「大勝負だ。もう一度、皆の前に頂点に立つためにやってきた。もうミスはしない。レッツゴー」と叫び、両手を高々と掲げた。

対照的に落ち着いたままのオリヴェイラは「何千という見方が彼にいても、神は僕とある。やってやるよ」と話した。


コメインはアマンダ・ヌネスとジュリアナ・ペニャがUFC世界女子バンタム級王座を賭けて戦う。

まず「素晴らしい機会をえることができ、ここにいる皆に感謝している。すごくワクワクしているし、準備は十分。明日はファイアーワークスになる」という言葉を噛んだペニャは笑顔を見せた。

対して養女を抱いてインタビューを受けたヌネスは「皆と今夜会えて、すごくハッピーよ。彼女はライオンハートをまだ正面切って体感したことがないの。ベルトはどこにも行かないわ。皆ぁ、明日ね」といつも通りの意気揚々ぶりだった。

フライ級初戦でカイ・カラフランスと相対するコディ・ガーブラントはセレモニアル計量ということもあり、しっかりとリカバリーの後も見え、問題なく本来のパフォーマンスを期待できそうだ。そのカーブラント、カラフランスの首を掻っ切ってやるポーズに、思わず浮かべた笑みが非常に頼もしく見えた。

胸のタトゥーと同じカラーに髪の毛を染めたショーン・オマリーは、パウリアン・パイヴァとのフェイスオフでヌッと顔を前に出し、威圧感十分。パイヴァも笑顔で流す余裕の表情だった。

髭を蓄えたドミニク・クルーズは、笑顔で登壇したペドロ・ムニョスを相手に非常に厳しい表情を浮かべ、しっかりと握手して別れた。またアレックス・ペレスと対戦予定だったマット・シュネルが体調不良でドクターストップに。残念ながら両者の対戦は3度目も実現せず、ペレスは4試合連続でファイトの機会を失うことになってしまった。

■視聴方法(予定)
12月12日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC269計量結果

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者] シャーウス・オリヴェイラ: 155ポンド(70.31キロ)
[挑戦者]ダスティン・ポイエー: 154.5ポンド(70.08キロ)

<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] アマンダ・ヌネス: 134.5ポンド(61.0キロ)
[挑戦者] ジュリアナ・ペニャ: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分5R>
ジェフ・ニール: 170.5ポンド(77.34キロ)
サンチアゴ・ポンジニビョ: 169.5ポンド(76.88キロ)

<フライ級/5分3R>
カイ・カラフランス(ニュージーランド)
コディ・ガーブラント(米国)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマリー: 135.5ポンド(61.46キロ)
パウリアン・パイヴァ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュ・エメット: 145.5ポンド(66.0キロ)
ダン・イゲ: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ドミニク・クルーズ: 135ポンド(61.24キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アウグスト・サカイ: 263.5ポンド(119.52キロ)
タイ・ツイバサ: 264 ポンド(119.74キロ)

<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・シウバ: 186ポンド(84.37キロ)
ジョーダン・ライト: 186ポンド(84.37キロ)

<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ムニス: 185.5ポンド(84.14キロ)
エリク・アンダース: 185.5ポンド(84.14キロ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド: 125.5ポンド(56.92キロ)
ミランダ・マーヴェリック: 125ポンド(56.7キロ)

<フライ級/5分3R>
アレックス・ペレス: 125.25ポンド(56.81キロ)
マット・シュネル: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分3R>
ライアン・ホール: 145.5ポンド(66.0キロ)
デリック・ミナー: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
ランディ・コスタ: 136ポンド(61.69キロ)
トニー・ケリー: 134.5ポンド(61.0キロ)

<女子フライ級/5分3R>
プリシーラ・カショエイラ: 129ポンド(58.51キロ)
ジリアン・ロバートソン: 125ポンド(56.7キロ)

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BELLATOR UFC キック ショーン・オマリー タイ・ツイバサ ダスティン・ポイエー ダン・イゲ ペドロ・ムニョス マックス・ホロウェイ ライアン・ホール ランディ・コスタ ロブ・フォント

UFC269:オッズ/予想と展望

チャールズ・オリヴェイラ 2.47
ダスティン・ポイエー 1.60
アマンダ・ヌネス 1.11
ジュリアナ・ペーニャ 7.00
ジェフ・ニール 2.05
サンチアゴ・ポンジニッビオ 1.80
コーディ・ガーブラント 1.74
カイ・カラフランス 2.15
ハウリアン・パイバ 3.40
ショーン・オマリー 1.36
ダン・イゲ 2.40
ジョシュ・エメット 1.63
ドミニク・クルーズ 1.95
ペドロ・ムニョス 1.87
アウグスト・サカイ 1.91
タイ・ツイバサ 1.91
ブルーノ・シウバ 1.29
ジョーダン・ライト 3.85
エリン・ブランチフィールド 2.15
ミランダ・マーヴェリック 1.74
アンドレ・ムニス 1.74
エリク・アンダーズ 2.15
アレックス・ペレス 1.31
マット・シュネル 3.60
ダリック・ミナー 2.70
ライアン・ホール 1.50
ランディ・コスタ 1.57
トニー・ケリー 2.55
ギリアン・ロバートソン 1.28
プリシラ・カショエイラ 4.00

年内最後のナンバーシリーズ。メインは黄金のライト級タイトルマッチ。

オリヴェイラUFC最多一本勝ち記録を持つグラップラーでありながら、近年は打撃の能力も向上。フェザー級時代は減量失敗を繰り返すなど適正階級ではなかったが、ライト級に戻して実力が開花。今年5月にUFC参戦11年目で初のタイトル戦のチャンスを掴むと、マイケル・チャンドラーをKOし一発でベルトを手に入れた。

ポイエーも同じくフェザー級からライト級に上げてから花開いた選手で、ライト級転向後12勝2敗1NC。負けた相手はハビブ・ヌルマゴメドフとマイケル・ジョンソンのみ。UFCデビューはオリヴェイラと同じ2010年(ポイエー1月、オリヴェイラ8月)。元王者ペティス、元WSOF王者ゲイジー、元UFC&Bellator王者アルバレスにいずれも完勝し、2019年、王者ヌルマゴメドフが出場停止中のために組まれた暫定王座決定戦で、フェザー級王者のマックス・ホロウェイに終始打撃で圧倒してタイトル獲得。同年に行われたヌルマゴとの王座統一戦では、2Rに一瞬パンチを効かせた場面はあったものの、テイクダウンからパウンドで削られチョークで完敗。

今年は1月に1年ぶりの復帰戦となったマクレガーに対し、1Rはパンチをもらい効かされたが、2Rにカーフキックで形勢逆転。動きが止まり棒立ちになったマクレガーにパンチを打ち込みKO。半年後の再戦ではテイクダウンから削り、最後はマクレガーの足を破壊し、マクレガー幻想を完全に終わらせた。オリヴェイラがタイトルを獲得した王座決定戦も、最初はポイエーに声がかかっていたが、マクレガーとの再戦を優先させるために断っている。

オッズは現王者がアンダードッグ。マクレガーほどの圧倒的なテイクダウンはないオリヴェイラ。ポイエーは遠距離での打撃が得意なため、組み付くのに苦労しそう。ポイエーが削っての判定勝ち。

セミはアマンダ・ヌネス2年ぶりのバンタム級王座防衛戦(昨年と今年にフェザー級王座の防衛戦は行っている)。相手はタイトル初挑戦となるジュリアナ・ペーニャ。2017年から出産と子育てのために2年半の休業期間がり、復帰後はジャーメイン・デランダミーに敗れて2勝1敗。7年負けなし・12連勝中のヌネスに穴は見えない。ヌネスKO勝ち。

メインカードでは元バンタム級王者コーディ・ガーブラントがフライ級に初挑戦。もともと、ヘンリー・セフードの王者時代にフライ級挑戦の話はあった。さらに、昨年11月にはフライ級転向初戦でデイブソン・フィゲイレードのタイトルに挑戦する試合も組まれていた(筋断裂により欠場)。5月には再びバンタム級に戻してのロブ・フォント戦が組まれたが打撃で劣勢となり判定負け。バンタム級ではここ5戦で1勝4敗。ランキング6位のカイ・カラフランス相手に競ったオッズになっているが、まずは自身がどれだけ動けるか。最近はあまり階級を下げて成功した選手は少ないが…。

第1試合開始は12日朝7時半から。速報します。

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UFC キック ピョートル・ヤン ペドロ・ムニョス マルロン・モラエス

UFC on ESPN31:メインイベント・ロブ・フォント vs. ジョゼ・アルド

バンタム級5分5R。フォント4位、アルド5位。

2014年のUFCデビューから5戦で4勝(全フィニッシュ)1敗でランキング入りしたフォント(1敗の相手はジョン・リネカー)。その後、ペドロ・ムニョスやハファエル・アスンサオの上位陣に一度は跳ね返されたが、そこから4連勝。昨日堀口をKOしたセルジオ・ペティスに判定勝ち、タイトル挑戦経験のあるマルロン・モラエスを1RハイキックでKOし、5月の前戦は元王者のコーディ・ガーブラントに完勝。一気にタイトル挑戦圏内に。王者スターリングと暫定王者のピョートル・ヤンの統一戦が先に行われることになるが、ここでインパクトを残せれば、手術で欠場中のディラショー、ヤンに敗れたサンドヘイゲンよりも先にタイトル挑戦のチャンスを掴めるかもしれない。

フォントより1歳年長の35歳で、UFCデビューも1年早いアルドだが、WECで王者だったこともあり、UFCでは最初から王者に認定されていた。UFCデビューから最初の5年はすべてタイトルマッチで5Rを戦っていたが、その後は7戦でピョートル・ヤンとの王座決定戦のみが5Rマッチ。今回は意外にも初めてのノンタイトル戦でのメインとなる。ここ2戦は下位ランカーとの試合で競り勝っての勝利だったが、今回はアンダードッグ。

間合いを詰めるフォント。ドミニク・クルーズのように盛んにスイッチを繰り返す。ワンツー。ボディ。アルドもミドルを返していく。フォント意表をついてタックル。バックに回った。アルドケージ際で倒されないようにこらえる。向き直って離れたアルド。しかしすぐ距離を詰めてパンチを入れるフォント。ボディアッパー。ガンガン出るフォント。アルドが逆にタックルに行くが切られた。5Rのペースじゃないフォントの攻め。飛び込みアッパー。ボディ。ひたすらスイッチを繰り返しているフォント。ワンツー。アルド下がる。アルド左ボディ。残り15秒でアルドのワンツーが入り効いた!間合いを詰めたアルド!パンチをもらいフォント下になるがホーン。

最後のダウンでアルドがラウンドを取ったか。

2R。フォントダメージはないのか手数が減らない。むしろ増している。アルドは受けている。フォント左ボディ。アルドも下がらず前に出ていく。ワンツー。入ってまたぐらついたフォント。アルド飛び膝で出たがフォントかわして距離を取る。しかしすぐまた手を出していくフォント。ボディ・顔面にパンチを打ち込む。アルド下がらず出る。フォントの手数が減り、アルドが出始める。アルドワンツー。アルドタックル。切られた。残りわずかでパンチ連打で出たフォント。ホーン。

2Rは少し効いたパンチもあったが、1Rほどの明確なダウンではないので、手数でフォント。ただ、前半で稼いだ手数なので、ジャッジによっては後半のアルドの印象が強いかもしれない。

3R。フォントスイッチしなくなったが、そのためにアルドの右ローをもらう。フォントタックル。倒れ込みながら倒そうとしたがアルド潰して上に。ハーフ。パスしてサイド。ガードに戻したフォント。三角を狙ったフォントからまたハーフにして押さえ込んだアルド。フォントケージで立つと先に手を出していく。アッパー。手数を出していくフォント。右ボディ。アルド逆に疲れたか?しかしローで足を払われスリップダウン。すぐ立ったフォントだがカーフキックを蹴るアルド。先に手を出していくフォント。とにかく手数を出すが、アルドのローが重い。ホーン。

3Rは難しいラウンド。アルドがグラウンドで上を取りコントロールはしていたが、スタンドでの手数はフォント。しかし手数は少なくてもアルドのローの方が効いているように見える。

4R。フォントまた出て手を出していくが、アルドのワンツーが入って効いた!距離を詰めるアルド。膝!フォント後方にダウン。下からホールドして凌ぐがアルドハーフで押さえ込みパス成功。起き上がろうとするフォントを自らハーフにして固めるアルド。マウントを狙うがガードに戻したフォント。引き剥がそうとするフォントだがアルドがしっかりと押さえ込んでいる。フォント下から肘。アルド上から固める。下からの仕掛けも潰しているアルド。またパス。ニアマウントになるがハーフに戻したフォント。しかし逃げられない。苦し紛れに下から肘を入れる。ホーン。

4Rグラウンドでは押さえ込んでいただけのアルドだが、前半のダウンでこのラウンドもアルド。ダウンがあった1Rと4Rは明確にアルドで、2R・3Rは微妙。

5R。フィニッシュを狙っているフォント。手を出していくが、さすがにスピードが落ちている。アルド出ていく。スタンドで四つになるとフォントがケージに押し込んだ。ダブルレッグを狙ったが、諦めて肘を入れ離れる。逆にアルドが出ていく。ワンツーを打ち込む。ケージに押し子で肘・アッパー。が、アルドのパンチが入り効いた!ボディも入って下がるフォント。フォントしゃがみ込むようにダウン!バックマウント。フォントスクランブルで逃れようとしたがアルドがしっかりついていきバックキープ。フォント下でもがくが動けない。アルドしっかり押さえている。仰向けにして四の字バック。チョーク!浅いか。残り15秒でまた上になるとがっちり押さえ込むアルド。タイムアップ!

アルド強し。

50-45×2、49-46の3-0でアルド勝利!

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【UFC ESPN31】計量終了 もはや怖いモノ見たさのフォント✖アルド。目に焼き付けたいグイダ✖レオ

【写真】この計量台での表情……ジョゼ・アルドは大丈夫なのか(C)Zuffa/UFC

3日(金・現地時間)、4日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN31「Font vs Aldo」の計量が行われた。

メインで対戦するロブ・フォントとジョゼ・アルドは前者が134ポンド、後者が136ポンドでパスしている。とはいってもフォントがラッシュガードを着て余裕で計量を終えたのに対し、アルドは頬がこけ、目が窪んでおり厳しい減量だったことを伺える。

ここからリカバリーするのがアルド流とはいえ、元UFC世界フェザー級王者も既に35歳。このダイエット&リカバリーがアドバンテージなのか疑問に思われる──ほどのギリギリに見える体躯だった。


それでなくとも今回のフォント戦は、アルドにとって分が悪い一戦として見られている。

マルロン・ヴェラ、ペドロ・ムニョスという群雄割拠のバンタム級戦線における曲者クラスを連破しているアルドだが、フォントは今回の計量当日に堀口恭司をKOしBellator世界バンタム級王座の防衛に成功したセルジオ・ペティスを敵地ミルウォーキーで破って以来、リッキー・シモン、マルロン・モラレス、コディ・ガーブラントと4連勝中で、試合内容も完勝といって良い。

フォントの強さはズバリ、ボクシングに尽きる。しかもMMAグローブに合った──振り抜くより、止める系のパンチで対戦相手に確実にダメージを蓄積させ、精神的にも削ってきた。

オーソ同士でジャブを叩くことなく、右ストレートをパーリングしてジャブを次々と打ち込む。この真っ直ぐと、外から入る右フックの打ち出しが同じで、対戦相手がストレートを予測していると横からグローブごと持っていかれそうな拳が飛んでくることになる。

削った相手の心を折るのが、右アッパーだ。プレッシャーを掛けておいて、追い込まれた相手の踏み込みを待ち受けるように放たれる右アッパーがクリーンに決まれば、KO云々以上に試合をフォントが支配している証だ。

そんなフォントに対し、アルドの勝機はやはりローキックか。ジャブや右ストレートにしても、左足はしっかりと前方に置くフォントだけに、ここを蹴られると持ち味である体重移動に影響が出ることは間違いないだろう。

とはいえ、アルドのローの距離はフォントのジャブの距離でもあり、両者にとって命綱の攻撃も下がって打てる分フォントに分がありそうだ。

前述したペティスが、過去最強の相手のいの一番名前を挙げたフォントですら、ランク4位──恐るべきUFCバンタム級の頂きを目指し、アルドを相手にどのような戦いを見せるのか。堀口のKO負けを引きづったままでは、怖いモノ見たさと表現してもおかしくない一戦だ。

コメインのライト級のラファエル・フィジエフとブラッド・リデルも見逃せないマッチアップだ。

共に戦績は10勝1敗、トップ15入りという第一の壁を崩した彼らが、第二の壁トップ10越えを果たすための試金石となる潰し合いといえる。

同じライト級でも、もはや望郷の念を持って試合を眺めたくなるのがクレイ・グイダとレオ・サントスという大人の顔合わせだ。フェイスオフを終えて、何とも言えない笑みを浮かべた2人。

グイダは前回マーク・マドセンに、レオはグラント・ドーソンに敗れている。デビューから18年、39歳のグイダとMMAキャリアが20年を越え、41歳となったレオ──人生の半分でMMAを戦ってきた両者が拳を合わせる。目にその雄姿を焼き付けたい、そんな対戦だ。

飛躍のためのステッピングボード=ザルガス・ズマグロフ戦に向け、余裕の笑みを浮かべたマネル・ケイプは額をぶつける勢いでフェイスオフを行った。

■視聴方法(予定)
12月4日(日・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS

■ UFC EPSN31計量結果

<フェザー級/5分5R>
ロブ・フォント: 134ポンド(60.78キロ)
ジョセ・アルド: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
ラファエル・フィジエフ: 155.5ポンド(70.53キロ)
ブラッド・リデル: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グィダ: 155ポンド(70.31キロ)
レオナルド・サントス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジミー・クルート: 205.5ポンド(93.21キロ)
ジャマール・ヒル: 205ポンド(92.99キロ)

<ミドル級/5分3R>
ブレンダン・アレン: 185.5ポンド(84.14キロ)
クリス・カーティス: 185ポンド(83.91キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ブライアン・バルベレナ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ダリアン・ウィークス: 170ポンド(77.11キロ)

<ミドル級/5分3R>
マキ・ピトロ: 184.5ポンド(83.68キロ)
ドゥスコ・トドロビッチ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・マシューズ: 170ポンド(77.11キロ)
ジェレマイア・ウェルス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フライ級/5分3R>
ザルガス・ズマグロフ: 125.5ポンド(56.92キロ)
マネル・ケイプ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
マロリー・マーチン: 115ポンド(52.16キロ)
シャイアン・ヴリスマス: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アロンゾ・メニフィールド: 205.5ポンド(93.21キロ)
ウィリアム・ナイト: 206ポンド(93.44キロ)

<ライト級/5分3R>
クラウジオ・プエレス: 155ポンド(70.31キロ)
クリス・グラッツマーカー: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アレックス・モロノ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ミッキー・ガル: 170.5ポンド(77.34キロ)

<バンタム級/5分3R>
ルイス・スモルカ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ヴィンス・モラレス: 135.5ポンド(61.46キロ)

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UFC on ESPN31:オッズ/予想と展望

ロブ・フォント 1.71
ジョゼ・アルド 2.20
ブラッド・リデル 1.93
ラファエル・フィジエフ 1.89
クレイ・グイダ 2.58
レオナルド・サントス 1.56
ジム・クルート 1.63
ジャマール・ヒル 2.40
ブレンダ・アレン 1.29
クリス・カーティス 3.85
ブライアン・バーバリー1.80
ダリアン・ウィークス 2.05
マキ・ピトーロ 2.35
ドゥスコ・トドロヴィッチ 1.65
マネル・ケイプ 1.38
ジャルガス・ジュマグロフ 3.20
ジェイク・マシューズ 1.60
ジュレマイア・ウェルズ 2.47
シャイアン・ベイズ 1.56
マロリー・マーティン 2.58
アロンゾ・メニフィールド 1.71
ウィリアム・ナイト 2.20
クラウディオ・プエレス 1.91
クリス・グレッツェマーカー 1.91
ジャレッド・バンデラ 2.70
アザマト・ムルザカノフ 1.50
アレックス・モロノ 1.44
ミッキー・ガル 2.85
ルイス・スモルカ 1.68
ヴィンス・モラレス 2.27

メインはバンタム級戦。ロブ・フォントは前日に防衛戦を行うBellatorバンタム級王者セルジオ・ペティスを最後に破った選手だが、試合が決まったのはUFCの方が先なので、わざわざぶつけたわけではなさそう。2014年UFCデビューだが、7年で12試合と試合数は多くない。ペティスや元WSOF王者マルロン・モラエス、元王者のコーディ・ガーブラントにいずれも打撃で勝負して勝利。ムニョスには打撃で推していたもののギロチンで一本負け。アスンサオにはテイクダウンを混ぜられての完敗。しかし、その後の試合ではテイクダウンを奪われてもすぐに立ち上がれるようになり、戦績も上向いてきた。

アルドはピョートル・ヤンとのバンタム級王座決定戦でKO負けし完敗。その後2戦はマルロン・ヴェラとペドロ・ムニョスという強豪(だがタイトル戦線に絡むレベルではない)相手に連勝。いずれも最終的には差を見せたが、年齢や階級変更の影響か、打撃で圧倒はしてもフィニッシュはできていない。WEC時代から数えると、もう12年もタイトル戦線で戦っているアルド。年齢はアルドが1歳上なだけだが、蓄積したダメージは確実に上。

打撃勝負になればフォントのペースか。フォント判定勝ち。

プレリムではマネル・ケイプがUFC4戦目を行う。UFCデビューから2連敗後、前回はオデー・オズボーン相手に1R飛び膝でKO勝ちしたが、体重オーバーしたこともあってか、ここで負けて1勝3敗となったらリリースもあり得るか…と思ったものの、試合前に早くも契約更新が決まった模様。

今回は相手も1勝2敗だが、2連敗中はいいところがなく、前回は0勝3敗の相手にスタンディングギロチンで勝利し生き残った。しかし打撃でプレッシャーをかけられると引いてしまい攻められ続けてしまうという欠点がある。

ケイプはリリースの心配がないだけに、思い切った攻めでの快勝を期待したい。

第1試合開始は5日朝9時から。プレリムは、開始時間の変更がなければ、3時間で9試合も詰め込まれている。速報します。

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キック ジョゼ・アルド ペドロ・ムニョス

UFC268:第12試合・フランク・エドガー vs. マルロン・ヴェラ

バンタム級エドガー8位、ヴェラ13位。

元ライト級王者エドガー。フェザー級では3度タイトルに挑戦したが、いずれも判定負けでタイトル獲得ならず。最後の挑戦としてバンタム級に落とすと、初戦でいきなりランキング5位のペドロ・ムニョスにスプリット判定勝ち(ただし、メディアのジャッジはほとんどがムニョスを支持)。2月の2戦目はキック世界王者のサンドヘイゲンで、飛び膝をもらって秒殺KO負けした。バンタム級ランカー最年長で唯一の40代。

エクアドルのヴェラは元フェザー級王者のジョゼ・アルドにはスタンドでバックを取られる展開で判定負け。前戦は5年前に対戦し敗れているデイビー・グラントとの再戦で、判定となったが3Rにチョークを決めかけて判定勝ち。オッズはヴェラがフェイバリット。

パンチからタックルにつなげたエドガーだが切られた。エドガーのワンツーがヒット。ヴェラのミドルをキャッチしたが振りほどかれる。ヴェラプレスしていく。また蹴りにカウンターのタックル。テイクダウン。ハーフ。ガードに戻した。エドガーインサイドからパウンド。ヴェラハイガードを仕掛けるが密着して防ぐエドガー。しかし立ち上がったエドガーに下から蹴り上げ。顔面を蹴られるが再びガドに入り、密着して肘。ヴェラも下から打ち返す。残りわずかで立ったエドガーだが、微妙にホーン後に蹴り上げたヴェラ。ホーン。

1Rエドガー。