カテゴリー
BELLATOR Bellator283 Report ジェイソン・ジャクソン ドゥグラス・リマ ブログ

【Bellator283】ドゥグラス・リマの辞書にスクランブルの6文字はなし。ガードを取り続けジャクソンに完敗

<172.8ポンド契約/5分5R>
ジェイソン・ジャクソン(米国)
Def.3-0:50-45.50-45.50-45
ドゥグラス・リマ(ブラジル)

ケージを背負ったリマが、ジャブを伸ばす。さらに鋭い右カーフを蹴ったリマに対し、ジャクソンは右ハイ。リマは落ち着いてカーフを続ける。ジャクソンはワンツーを伸ばすが、カーフをチェックできていないか。リマは右フックに左フックを合わせてカーフ。直後にジャクソンがダブルレッグでテイクダウンを決めた。

過去の試合ではテイクダウンを許すと、下にステイしてきたリマはここもクローズドを取る。胸をつけて左右のパンチをコツコツと落とすジャクソンに対し、リマはハーフバタフライに移行するが、抱き着いていきスクランブルを狙う素振りはない。ジャクソンは最後の15秒で腰を上げてパウンドを落とし、エルボーへ。カーフよりも、トップでジャクソンが取った初回となったか。

2R、すぐにリマが右カーフを蹴る。左を見せたジャクソンがダブルレッグ、ケージに押し込みバックに回ると前方に崩す。サイドバックでケージに押し込まれたリマに対し、ジャクソンはスラムでしっかりと寝技に持ち込む。ここも自ら背中をつけたリマは、足を一本抜こうとするジャクソンに対して、クローズドを選択する。鉄槌を落としたジャクソンがリマの腕十字を立ち上がって防ぎ、アップキックを払っていく。下から鉄槌を連打したリマだったが、ハーフで抑えられる。

枕&肩パンチのジャクソンが、右のパンチをコツコツと落とすと上体を起こして鉄槌の連打からエルボーへ。リマは背中をつけたままラウンド終了を迎えた。

3R、逆にカーフを蹴ったジャクソンが、ケージを背負ったリマにダブルレッグ。ボディロック✖ウィザーの争いは、リマがウィザーを生かしボディロックテイクダウンを小手投げで切り崩す。トップが取られたリマだったが、ジャクソンはレッスルアップからダブルレッグでリバーサルに成功する。そしてスクランブルでなく、背中をマットにつけるリマ。

ジャクソンはコントロール&コツコツパンチを続け、リマのクローズドで頭を抱えていく。右エルボーを受けるリマは、身は守れても攻撃に転じず敗因となるガードワークに徹した。

4R、リマは個々も右ハーフを2発入れる。ジャクソンの右に左を迎えたリマは、すぐにテイクダウンを許し、一瞬のスイープ狙いを察知されるとクローズドガードを取る。ジャクソンのトップが続き、エルボーでリマがカットしたか。アンダーフックとハーフバタフライでスイープを狙ったリマだが、このスピードと瞬発力ではひっくり返すことはまず不可能だ。そしてクローズドを取り直したリマと、このままで逆転される心配がないジャクソンは、ブーイングのなかでラウンドを戦い終えた。

最終回、目尻のカットをチェックされて最後の5分に挑むリマが、何を仕掛けるか。ケージを背負わず中央で右ストレートを放ったリマだが、すぐにダブルレッグで倒される。ここは両手をついてケージに背中を持っていったリマだったが、腰をコントロールされるとアッサリと背中をつける。ケージ中央に頭を持っていったジャクソンも、胸を合わせてコツコツと殴り続ける。バタフライガードから、残り90秒でクローズドを取り直した。それでも手首を掴んでスイープを仕掛けたリマだが、潰されるとやはりクローズドガードに。

そのままの上下関係で試合は終わり、ジャッジ3者とも50-45をつけジャクソンが判定勝ちした。「ブーイングは止めてくれ。ドゥグラスはレジェンドなんだ。次? ベアナックルファイトから戻ってきたらマイケル・ペイジと戦いたい。俺はチャンピオンになりたいんだ」と勝者は話した。一方、計量失敗に加えて負けパターンが変わらないリマは、これで4連敗。残念ながら、どのようなモチベーションを持ってケージに上がっているのかと疑いたくなる戦いだった。


The post 【Bellator283】ドゥグラス・リマの辞書にスクランブルの6文字はなし。ガードを取り続けジャクソンに完敗 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Bellator283 LFA MMA MMAPLANET o PFL UFC   アクメド・マゴメドフ ウスマン・ヌルマゴメドフ ガジヒ・ラバダノフ クリス・ゴンザレス シドニー・アウトロー ジェイソン・ジャクソン ジャリール・ウィリス トフィック・ムサエフ ドゥグラス・リマ ベルハモフ・ムハエフ ボビー・キング ロレンツ・ラーキン

【Bellator283】計量終了 本当のバケモノはラーキンと戦う元ACB王者&ムサエフに一本勝ちのベルハモフ!!

【写真】どう見ても只者でない。人を殺めることができそうな、目をしているベルハモフ(C)BELLATOR

22日(金・現地時間)、ワシントン州タコマのエメラルドクィーン・カジノ&ホテルで開催されるBellator283「Lima vs Jackson」の計量が21日(木・同)に行われている。

メインでジェイソン・ジャクソンと対戦するドゥグラス・リマを始め、フェザー級でアクメド・マゴメドフと対戦するケビン・ボーン、バンタム級でジェイロン・ベイツと戦うマーク・コーツの3名が体重オーバーとなっている。

そんな今大会、トフィック・ムサエフのサークルケージ初陣=シドニー・アウトロー戦、14勝0敗のウスマン・ヌルマゴメドフ✖クリス・ゴンザレスというライト級マッチが注目されているが、実はそれ以上──といっても過言でない注目株がいる。


それがロレンツ・ラーキンと戦うベルハモフ・ムハエフだ。

昨年10月大会で元LFAウェルター級王者ジャリール・ウィリスを初回ギロチンチョークで一蹴し、プロモーションデビューを飾っているムハエフはキャリア15勝1敗とも14勝0敗ともいわれているファイターだ。

アマ時代にPFLを席巻するマゴメド・ウマラトフと1勝1敗。トップどころが北米に流出以前のACBウェルター級王者はタイトル防衛戦の要請を3度断り、ベルトを剥奪されており、別の意味でも強者といえる。

サウスポー、前足でも奥足でも蹴ることができ、蹴りとダブルレッグのコンビネーションも驚速。さらには下がって打てる左ストレート、さらに左フックというパンチでKO勝ちもできる。

下になっても三角絞め、そして腕十字が切れるムハエフの代名詞はグラウンドコントロール、スクランブルから繰り出すダースチョーク、アナコンダチョーク、ギロチンなどフロント系チョークだ。10度を数える一本勝ちのうち6度をこれらの絞めで仕留めており、その1人に実はムサエフも含まれている。

とはいえロシア時代はとにかく前に出てくるファイターを相手にカウンターなど殺傷能力の高い攻撃をはめ込んでいたムハエフが、距離を取って回り、そして踏み込むラーキンを追う展開になるとどうなるのか。

追いかけてはもダブルレッグがあり、得意の展開に持ち込めることは十分に予想きるのだがが──果たして。とにかくACB時代にはUFCに早々に上がっていたもおかしくなかったバケモノがどのような試合を見せるのか、見逃すことはできない。

■視聴方法(予定)
7月23日(土)
午前7時30分~ U-NEXT

■Bellator283計量結果

<ウェルター級/5分5R>
ドゥグラス・リマ: 172.8ポンド(78.38キロ)
ジェイソン・ジャクソン: 171ポンド(77.56キロ)

<ライト級/5分3R>
シドニー・アウトロー: 155.4ポンド(70.48キロ)
トフィック・ムサエフ: 155ポンド(70.31キロ)

<ライト級/5分3R>
ウスマン・ヌルマゴメドフ: 155.2ポンド(70.39キロ)
クリス・ゴンザレス: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン: 170.8ポンド(77.47キロ)
ベルハモフ・ムハエフ: 171ポンド(77.56キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デヴィオン・フランクリン: 264.2ポンド(119.83キロ)
マルセーロ・ゴルム: 257.6ポンド(116.84キロ)

<ミドル級/5分3R>
ロメロ・コットン: 185.6ポンド(84.18キロ)
ダルトン・ロスタ: 185.4ポンド(84.09キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ヴィータ・アルテガ: 125.8ポンド(57.06キロ)
ヴェネッサ・ポルト: 125.8ポンド(57.06キロ)

<フェザー級/5分3R>
アクメド・マゴメドフ: 144.6ポンド(65.58キロ)
ケビン・ボーン: 147.6ポンド(66.95キロ)

<ライト級/5分3R>
ガジヒ・ラバダノフ: 154.4ポンド(70.03キロ)
ボビー・キング: 155.4ポンド(70.48キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローマン・フェラルド: 170.6ポンド(77.38キロ)
ルイス・イニゲス: 170.8ポンド(77.47キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジェイロン・ベイツ: 136ポンド(61.69キロ)
マーク・コーツ: 137.8ポンド(62.5キロ)

<160ポンド/5分3R>
アーチー・コーガン: 159.6 ポンド(72.39キロ)
ブライアン・ニューロ: 159.2 ポンド(72.21キロ)

The post 【Bellator283】計量終了 本当のバケモノはラーキンと戦う元ACB王者&ムサエフに一本勝ちのベルハモフ!! first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Bellator283 MMA MMAPLANET o RIZIN   アクメド・マゴメドフ アレハンドラ・ララ イララ・ジョアニ ウスマン・ヌルマゴメドフ ガジヒ・ラバダノフ クリス・ゴンザレス シドニー・アウトロー ジェイソン・ジャクソン スコット・コーカー トフィック・ムサエフ ドゥグラス・リマ パトリッキー・フレイレ ブレント・プリマス ベラトール ベンソン・ヘンダーソン ボビー・キング

【Bellator283】パトリッキー・フレイレ─02─「日本大会があればムサエフと再戦? 俺はサトシと戦いたい」

【写真】ベルトとともにパトリッキーが来日することはあるんだろうか(C)BELLATOR

22日(金・現地時間)、ワシントン州タコマのエメラルドクィーン・カジノ&ホテルで開催されるBellator283「Lima vs Jackson」。

同大会で戦うシドニー・アウトロー✖トフィック・ムサエフのライト級の一戦をBellator世界ライト級王者に予想してもらった。「ムサエフが勝つ」と言うチャンピオンは、そうなった場合にムサエフが次期挑戦者になると想定しているのか。

さらに日本大会が行われるのであれば、最高のリベンジ戦のタイミングではないかという問い掛けに対し、パトリッキーは「サトシとも戦いたい」と断言した。

<パトリッキー・フレイレ・インタビューPart.01はコチラから>


──その一方でアウトローはシングルレッグ、そしてハイクロッチとケージレスリングでも有効なテイクダウンを持っています。

「そこはムサエフにとっても、問題になるかもしれない。ただ、ムサエフだって金網を使ったトレーニングはしているはずだ。それでもシドニーはシングルレッグでケージまでムサエフを押し込むことはできるだろう。そこからの先のテイクダウンとスクランブルの攻防はどうなるのか……。

ムサエフはピュア・レスラーだから、ケージを使ったレスリングにどこまで対応できるようになっているのか、だね。ただ、そういうギャップは埋めてくると俺は思っているよ」

──そして、この試合はムサエフが有利だと。

「ムサエフは打撃でも、レスリングでもシドニーを止めることができるに違いない。チャンドラーと戦った時、何があったのか分からないけどシドニーは目にパンチが当たってから、あっという間にパンチで眠らされてしまっただろう。ああいうことがあるから、今回の試合はムサエフが勝つと思っているんだ」

──ところで、今回の試合は暫定王座決定戦になりませんでしたが、ムサエフが勝つと次の挑戦者になると思っていますか。

「そうは思わない。ベラトールにはベンソン・ヘンダーソン、ブレント・プリマス、ロシア人達がトップ5にいるからね」

──本来はタイトル・チャレンジャーだったアウトローをKOしても、彼に挑戦権は与えられないと?

「与えられないよ。この試合に勝ったからといって、どれだけランキングが上がるか分からない。ただ、誰とは言わないけどベラトールのランキングは少しおかしくて、トップ5にランクに入るべきじゃない選手の名前が見られるのも確かだ。

トップ10ファイターと戦ったことがないような選手がね。ランキングを見ても、誰が次の挑戦者になるのか。ベラトールが、誰をチャレンジャーにしたいのか俺には分からないよ。

ただムサエフがシドニーに勝っても、ランキングで上の選手がいるから、そこに勝つ必要があるだろう。個人的にはムサエフが勝てば、ヤツと戦いたい。リマッチを望んでいるよ。ただしランキングを考えると、どうなるのか。ベラトールは一体、誰と戦わせたいのか。俺はトフィック・ムサエフとやりたいけどね」

──スコット・コーカーは2019年に続く、日本大会の開催を望んでいます。仮に日本大会が行われるのであれば、ムサエフとのリベンジ戦に臨む最高のタイミングではないでしょうか。

「日本でムサエフと戦うというのは、良いアイデアだね。でも、俺はせっかく日本で試合があるならサトシとも戦ってみたい」

──前回のようにRIZINとベラトールが大会を共催するのか、スコット・コーカーは単独開催もあるということを国にしていました。そういうなかでサトシ選手と戦うならリングとケージ、どちらを望みますか。

「リングだよ。俺はあのルールが好きなんだ。喧嘩をさせれば、俺がキングだからね」

──今のパトリッキーの言葉を日本のファンに伝えると、大喜びすること間違いないです。

「ただ、サトシとの試合がケージで組まれても全く問題ないよ」

──それはサトシがベラトールのケージに上がることを歓迎するということでしょうか。

「勿論、それはそれで歓迎するよ。でも俺はサトシと戦うなら、RIZINルールで戦いたい」

──押忍。ではパトリッキーの試合復帰、いつ頃になるでしょうか。

「少しでも早く、試合がしたい。ただし、動くとまだ足に痛みを感じている状態なんだ。ホンの少しの動きでもね。早く治って欲しいと思っている。そして傷が癒え次第、ベラトールが少しでも早く俺の試合を組んでくれることを願っている。ずっとケージの外で待っているなんて、我慢できないからね。それは前回の試合後から、思ってきたことだよ」

──その日が早くやってくることを期待しています。そしてパトリッキー、今日はありがとうございました。日本のU-NEXTでベラトールの試合を視聴しているファンに、最後にメッセージをお願いできますか。

「心の底から日本のファンの皆に、再会できる日を待ち望んでいる。その時が来れば、皆の前で……さいたまスーパーアリーナで戦いたい。皆とハグをして、記念写真を撮り、エネルギーを貰った。ベラトールの試合をU-NEXT TVで視聴してくれる皆と、すぐに会えることを願っている」

■視聴方法(予定)
7月23日(土)
午前7時30分~ U-NEXT

■ BELLATOR283対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
ドゥグラス・リマ(ブラジル)
ジェイソン・ジャクソン(米国)

<ライト級/5分3R>
シドニー・アウトロー(米国)
トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)

<ライト級/5分3R>
ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)
クリス・ゴンザレス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン(米国)
ムカメド・ベルカモフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
デヴィオン・フランクリン(米国)
マルセーロ・ゴルム(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
ロメロ・コットン(米国)
ダルトン・ロスタ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ヴィータ・アルテガ(米国)
ヴェネッサ・ポルト(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
アレハンドラ・ララ(コロンビア)
イララ・ジョアニ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
アクメド・マゴメドフ(米国)
ケビン・ボーン(米国)

<ライト級/5分3R>
ガジヒ・ラバダノフ(ロシア)
ボビー・キング(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ローマン・フェラルド(米国)
ルイス・イニゲス(米国)

<バンタム級/5分3R>
ジェイロン・ベイツ(米国)
マーク・コーツ(米国)

<160ポンド/5分3R>
アーチー・コーガン(米国)
ブライアン・ニューロ(米国)

The post 【Bellator283】パトリッキー・フレイレ─02─「日本大会があればムサエフと再戦? 俺はサトシと戦いたい」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Bellator283 MMA MMAPLANET o RIZIN UFC ウスマン・ヌルマゴメドフ クリス・ゴンザレス ザック・ゼーン シドニー・アウトロー ジェイソン・ジャクソン トフィク・ムサエフ ドゥグラス・リマ パトリッキー・フレイレ ベラトール マイケル・チャンドラー 堀口恭司

【Bellator283】ライト級王者パトリッキー欠場で、アウトローの相手は─王座挑戦が近づく─ムサエフに

【写真】ムサエフのターゲットとなったアウトロー。どうでも良い話かもしれないが、これほど渋く、味のある話し方をする選手はMMA界にいない(C)BELLATOR

5日(火・現地時間)、Bellatorが22日(金・同)にワシントン州タコマのエメラルドクィーン・カジノ&ホテルで開催されるBellator283のメインでシドニー・アウトローの挑戦を受ける予定だったパトリッキー・フレイレが負傷で欠場し、コメインに組まれたドゥグラス・リマ✖ジェイソン・ジャクソンのウェルター級がメインに昇格することとなった。

ベラトールもUFCと同様にメインは5回戦制を敷いており、この試合は5分5Rで争われることになった。


コメインには世界戦がなくなったアウトローが、今大会でアダム・ピコロッティとサークルケージデビューを飾る予定だったトフィク・ムサエフとのマッチアップが決まった。

日本のファンからすると、ムサエフはRIZINのマットで現王者を下しており、堀口恭司と同様に即タイトル挑戦でも良いだろう──ぐらいの期待感をもって見ているはずだ。

ここでムサエフにとっても、4月に流れたザック・ゼーンやピコロッティを相手にするよりも、モチベーションが上がるカードといえる。

2019年の日本大会ではマイケル・チャンドラーに敗れたアウトローだが、既にピコロッティを下し、あのマイルズ・ジュリーをRNCで破っているだけに──ムサエフにとっては、ここで勝利を手にすれば一気に世界戦の目も出てくることは間違いない。

当時に今大会はウスマン・ヌルマゴメドフもクリス・ゴンザレスと戦うことになっており、パトリッキー欠場という思わぬ形でのライト級タイトル挑戦権を賭けた品評会の様相を呈してきたタコマ大会だ。

■放送予定
7月23日(土・日本時間)
午前7時30分~ U-NEXT

The post 【Bellator283】ライト級王者パトリッキー欠場で、アウトローの相手は─王座挑戦が近づく─ムサエフに first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
o ドゥグラス・リマ

Bellator281:メインイベント・マイケル・ペイジ vs. ローガン・ストーリー

ウェルター暫定王座決定戦。ペイジ1位、ストーリー4位。

ともにキャリアで1敗のみ。ペイジはウェルター級トーナメントで前王者のドゥグラス・リマにKO負けしたが、2年ぶりの再戦でリマに微妙な判定での勝利。

レスリングエリートのストーリーは、現王者のアモソフにスプリット判定負けしたのが唯一の敗戦。前戦ではネイマン・グレイシーとの打撃戦を制して勝利。

カテゴリー
BELLATOR o PFL UFC ドゥグラス・リマ

PFL2022#03:メインカード第2試合・ローリー・マクドナルド vs. ブレット・クーパー

ウェルター級。

UFCタイトル挑戦者・Bellator王者のロリマクだが、Bellatorウェルター級GP決勝でドゥグラス・リマにリベンジを許し王座陥落するとPFLと契約。初戦は1Rフィニッシュ勝利したが、2戦目は元UFCのベテラン・グレイソン・チバウ相手にリードしたと見られた展開でまさかの判定負け。さらに決勝トーナメントでは、前年のウィナー・レイ・クーパー三世にテイクダウンを奪われる展開で敗れて100万ドル獲得ならず。

クーパーは34歳で28勝15敗と負け数も多い選手。トーナメント時代のBellatorに参戦し、ミドル級で決勝まで進出している。その後、ACBでウェルター級王座を獲得。ミドル級に上げて2階級制覇を狙ったが判定負け。

ロリマクシングルレッグに。テイクダウン。ハーフ。すぐサイドにつく。脇腹に膝を入れるとパウンド。マウントへ。ハイマウントからパウンド。頭を抱えたCooper。背中を向けるとチョーク。タップアウト。

ロリマク圧勝。今年も1Rフィニッシュで、1試合目でほぼ決勝進出を確定させた。

カテゴリー
BELLATOR o UFC キック ドゥグラス・リマ

Bellator274:セミファイナル・アンドレイ・コレシュコフ vs. チャンス・レンカウンター

ウェルター級。コレシュコフ9位。

元王者のコレシュコフ。負けた相手はアスクレン、ドゥグラス・リマ(1勝2敗)、ロレンツ・ラーキンのみ。ラーキン戦の後、コロナ禍もあり地元ロシアで1試合を挟んで、昨年8月に約2年ぶりのBellator帰還。サボウ・ホマシに判定勝ちしている。

レンカウンターは過去にBellator参戦経験があり、いずれもジャスティン・ピーターソンと対戦し1勝1敗。2018年からUFCに参戦すると、ベラル・ムハマドとライマン・グッドに敗れて2勝2敗でリリース。今回がBellator初参戦。

序盤のバックスピンキックがボディにヒット!レンカウンター、腹を押さえてダウン!コレシュコフパウンド!KO!

最初のバックスピンキックで終わっていた。

カテゴリー
BELLATOR MMA   ゲガール・ムサシ ジェイソン・ジャクソン ドゥグラス・リマ ベラトール マイケル・ペイジ 渡辺華奈

5.13 Bellatorロンドン大会のセミファイナルはドゥグラス・リマ vs. ジェイソン・ジャクソン

5.13 Bellatorロンドン大会のメインイベントはヤロスラフ・アモソフ vs. マイケル・ペイジのウェルター級タイトルマッチ(2022年01月18日)

5.13 Bellatorロンドン大会でデニス・キーホルツ vs. 渡辺華奈、ダニエル・ヴァイシェル vs. ロバート・ホワイトフォード(2022年01月26日)

 こちらの続報。


 ベラトールMMAが5月13日にロンドンで開催する『Bellator London: Amosov vs. MVP』のセミファイナルがドゥグラス・リマ vs. ジェイソン・ジャクソンのウェルター級マッチになることを発表。

 リマは昨年10月の『Bellator 267: MVP vs. Lima 2』でマイケル・ペイジに判定負けして以来の試合で3連敗中。3連敗とはいえゲガール・ムサシ戦はミドル級に階級を上げての王座決定戦、ヤロスラフ・アモソフ戦は判定負けでのウェルター級王座陥落、マイケル・ペイジ戦は物議を醸したスプリットデシジョンということで、Bellatorウェルター級ランキングは2位と高い評価をキープしています。

 ジャクソンは昨年6月の『Bellator 260: Lima vs. Amosov』でポール・デイリーに判定勝ちして以来の試合で5連勝中。現在Bellatorウェルター級ランキング3位。続きを読む・・・
カテゴリー
BELLATOR MMA MMAPLANET   キック シィォン・ヂィンナン シモン・ビヨン デニス・キルホルツ ドゥグラス・リマ ベラトール ボクシング リズ・カモーシェ ヴァレリー・ルレーダ 三浦彩佳 渡辺華奈

【Bellator】エア・タイトMMAで攻略?! アマソフ×ペイジ大会で渡辺華奈がキルホルツと対戦!!

【写真】ここが踏ん張りどころ、タフだがゲインも多い大一番となる(C)BELLATOR

8日(火・現地時間)、Bellatorが5月13日(金・同)に英国ロンドンのTHE SSEアリーナ大会の追加カードを発表、渡辺華奈がデニス・キルホルツと対戦することが明らかとなった。

マイケル・ヴェノム・ペイジがヤーソラフ・アマソフに挑むBellator世界ウェルター級選手権試合がメインのロンドン・ビッグショー。ドゥグラス・リマ×ジャイソン・ジャクソン、ルーク・トレイナー×シモン・ビヨンと共にメインカードで前タイトルチャレンジャーと渡辺が戦うことが決まった。


キルホルツはBellatorキック世界女子フライ級王者からMMAに転向し、昨年7月にはジュリアナ・ヴァスケスの持つBellator女子フライ級王座に挑戦するもスプリット判定で敗れて、王座奪取はならなかった強豪だ。

そんなキルホルツはベラトールキック以外でもキック王国オランダでSlamm女子60キロ級王座に就き、WMTA世界女子スーパーバンタム級王座も獲得するなど、立ち技で47勝3敗のというレコードを持つ。

MMAでは6勝3敗、キックだけでなく柔道でもU15のオランダ王者、U17で準優勝、U20で3位とジュニア時代に柔道強豪国で結果を残している。加えてアマボクシングでアラビック王者になるなど、まさに殴って、蹴って、投げられるファイターだ。

ただしMMAという部分ではその接続がスムーズでなく、個々の局面の連携に課題が残る。とはい前回のリズ・カモーシェ戦で世界レベルのMMAの打撃の洗礼を受け、12戦目の初黒星を喫して以来の再起戦となる渡辺にとって、またも手強いストライカーと戦う試練の一番といえる。

柔道でいえば、渡辺がホルキルツに遅れを取ることは余りないだろう。つまり、どのように胸を合わせた形に持っていくのか。打撃でなく、パンチ力という側面でもやり合える。つまりは防御力だ。もしくは、組み方に如何にMMAとして成長の後が見られるか。

トレーニングパートナーである三浦彩佳が、敗れたこそしたがシィォン・ヂィンナン戦で、パンダの打撃の圧に屈せずパンチをダブルレッグやシングルを駆使して戦った。三浦と同様に一発や二発被弾する覚悟で、レスリングで組んでいけば柔道ではなくて、テイクダウンを奪える可能性は高い。投げ、もしくは転がせることができれば、渡辺が勝つ確率はグンと上がる。キルホルツは柔道こそできても、ガードワークとスクランブルは十分でなく、渡辺の抑える力とパウンド力をもってすればTKO勝ちも十分に考えられる。

王者ヴァスケスを照準とするならば、カモーシェへのリベンジも含め、ヴァネッサ・ポルト、イリマレイ・マクファーレンと渡辺にはトップ中のトップしか対戦相手は残っていない。ここでホルキルツを破れば、その世界に足を踏み入れられる。

他方、落とせばヴァレリー・ルレーダやケリー・メレンデスの世界観の仲間入りになりかねない──踏ん張りどころだ。ここから先に進むためには打撃、寝技とMMAの両端以上に、その間にあるケージ・レスリングが非常に大切になってくる。

組んでケージ際まで持っていけて、テイクダウンが取れないケースでは、レフェリーの判断でブレイクが掛けられたくない。そうなると中央で、完全に打撃の間合いでリスタートとなり渡辺は疲弊することは明白だ。

その際、仕切り直しのタイミングを自分で見極めて間合いを取り直し、離れて組む、離れて組むを繰り返す。そんなエア・タイトMMAをやり抜く────我慢と覚悟が渡辺を勝利に導くだろう。

The post 【Bellator】エア・タイトMMAで攻略?! アマソフ×ペイジ大会で渡辺華奈がキルホルツと対戦!! first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR MMA   ドゥグラス・リマ ベラトール マイケル・ペイジ

5.13 Bellatorロンドン大会のメインイベントはヤロスラフ・アモソフ vs. マイケル・ペイジのウェルター級タイトルマッチ



 ベラトールMMAが5月13日にイングランド・ロンドンのSSEアリーナで開催する大会のメインイベントがヤロスラフ・アモソフ vs. マイケル・ペイジのウェルター級タイトルマッチになることを発表。

 アモソフは昨年6月の『Bellator 260: Lima vs. Amosov』でドゥグラス・リマのウェルター級王座に挑戦し判定勝ちして以来の試合で今回が初防衛戦。MMA26勝0敗(Bellator 7勝0敗)と未だに無敗です。

 ペイジは昨年10月の『Bellator 267: MVP vs. Lima 2』でドゥグラス・リマに判定勝ちして以来の試合で6連勝中。微妙な判定だったことから物議を醸しました。続きを読む・・・