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セイジ・ノースカット「青木真也よ、7月か8月に対戦すると聞いてたのに戦わないのは何故だ?」

距離思考 曖昧な関係で生きる方法


ONE ChampionshipがアメリカのAmazonプライムビデオと5年契約(2022年04月28日)

『ONE 157: Petcmorakot vs Vienot』試合結果(2022年05月21日)

 こちらの続報。



 セイジ・ノースカットがツイッターで以下のコメント。

「ヘイ、青木真也。僕は君が(ケイド・ルオトロとの)グラップリングマッチでケガしなければONE Championshipの7月か8月の大会で対戦すると聞いていた。7月か8月のAmazonプライムビデオ大会で戦わないのは何故だ…何か問題でもあるのか?」

 ONE Championshipは最近アメリカのAmazonプライムビデオと5年契約を結んでいます。ノースカットは2019年5月の『ONE Championship: Enter the Dragon』でコスモ・アレッシャンドリに1R KO負けした際に顔面を骨折して以来3年以上試合をしていません。昨年4月の『ONE on TNT 4』で青木真也戦が組まれましたが、新型コロナウイルスの後遺症が長引いて欠場、青木は代わりにエドゥアルド・フォラヤンと対戦しています。続きを読む・・・
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【ONE158】アクメトフ戦前の和田竜光―02―「コントロールの有効性と凄さをケイドの試合で認めた」

【写真】ONEのグラップリング路線強化に関して、MMAに好影響が出ることを文句のつけようがなく論じた和田 (C)MMAPLANET

3日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE158でカイラット・アクメトフと戦う和田竜光インタビュー後編。

MMAにおいて、明白に打撃に比重を置いているONEにあって今春からグラップリングに力が入れられるようになった。その現状を和田は、MMAに好影響が出るのではないかと期待していた。

アクメトフとの大一番を前に、ここでは和田の論客振りを実感してほしい。

<和田竜光インタビューPart.01はコチラから>


J-MMAファンの目が翌週のRoad to UFCに集中するなか、同じシンガポールで日本を代表するフライ級ファイターが28勝2敗、難攻不落のアクメトフと相対する。MMAならでは、その妙が幾重にも折り重なるような高度かつ心身ともにタフな一戦に向かう和田の心境とは。


──そんななかONE X以降、ONEはキック&ムエタイばかりかグラップリングへ相当に力が入っており、MMAはどうなっているんだ……という印象があります。

「今回もムエタイがメインですよね……」

──ケージでMMAは今やスタンダードで、目新しくない。特徴として立ち技や組み技があることでONEの存在感を強調しているのか……。そんななか今大会で和田選手の試合に加えて、ブシェシャやファブシリオ・アンドラジが出て、マクラーレンもいてアレックス・シウバやヨッカイカーも出場しています。MMA勢にインパクトを残して欲しいところです。

「グラップリングに力を入れることは、僕は『おっ、良いじゃん』ってなりました。そうするとグラップリングのことをしっかりと判断できる人間がONEに増えるということでしょうし、ファンも組み技が何かを理解できる環境が整う。

テイクダウンをする大変さが理解できるようになってくるんじゃないかと。そんなことはないかもしれないけど、勝手に期待しています(笑)。そういう風にプラスに思っています」

──おおっ、そういう捉え方をしましたか!!

「ONEはムエタイをメインにしておけば良いという考えの人が多いから、MMAでも打撃への比重が高い。グラップリングに力を入れるなら、グラップリングへの評価が高まるかなって安直な考えです(笑)。

テイクダウンって大変じゃん。コントロールするって、凄いなぁって。ケイド・ルオトロが青木さんから一本は取っていないけど『ポジションを取ったことを評価したよね?』って。それで評価したけど、MMAだと極めていないと評価しないですよね。テイクダウンしただけでダメージは与えてない。でも、それを評価したということは、その有効性を理解しているということになるんで。

だからグラップリングが盛んになることで、MMAの評価も変ってくれればと」

──和田竜光流ONEの風刺ですね。いや、本当にそこに一貫性があれば日本のファンからもキレーごとと捉えられることもなくなって、ONEへの理解が深まると思います。

「しっかりとコントロールすることで、極めに通じるわけですし」

──別に休んでいるわけじゃないのに、「Go to Finish」はないだろうと。

「ハイ、その有効性と凄さをケイド・ルオトロの試合で認めたじゃないかって。MMAもそう思いませんか?とは言いたいです。グラップリングに力を入れるということは、そういうことでしょって。

あれだけグラップリングの価値を同じ大会のなかで見出して、MMAになるとその攻防への評価がないって、それは変だって思わないですか?ってなりますよね。ムエタイやキックで評価するところをMMAで評価しているんだったら、グラップリングで評価するところをMMAで評価してくれないとおかしい。ケイド・ルオトロと青木選手の試合を視て思いました。それで変わるか変わらないかは分からないですけど、そうなってくれれば良いなと思います」

──理論武装として100点です。そうでないとONEはそれぞれの競技に順位付けをしていることになります。バックコントロール、バックグラブを続けるのって楽じゃないんだぞってことですよね。

「ハイ。そう思います。本当にそうッスよ。それこそ、おたつロックなんてやっていますけど、アレ、足が疲れるんですよ。疲れた様子なんて見せないようにしていますけど(笑)。逃げる相手をコントロールするって大変で。もちろん、逃げようとする相手も大変で。それをパンチを一発も当ててないから評価しないと言われるのは……それがONEだとは理解しているんですけどね。

以前、ルールミーティングで『開始直後に一発パンチを当てられた方が、ダウンもせず10秒の時点でテイクダウンをする。そのまま抑え込み続けた。一発もパウンドを当ててない。でも4分50秒間抑えていた。どっちが勝ちますか』と質問したことがあります。そうしたら『パンチを当てた方が勝つ』という返答でした。

『あっ、なるほどね。本当にそういう判断なんだ』と分かりました。ONEとはそういう大会ですねと思って……」

──違うやんという裁定も時々ある(笑)。

「アハハハ。そうなんです。でも4分50秒間抑え込んで、削っている選手を支持するジャッジも絶対に出てくる。俺はそう思っています。ダウンじゃないですからね。結局はジャッジの主観だから、統一はできない。それでも、ONEとは一発のパンチなんだという認識でいます。ただしグラップリングを同時に組んで、コントロールを攻めと評価するならMMAも変ってくれないかなと」

──同時にグラップリングも動き続けないとイエローという北米グラップリング大会にはないシステムもあるのがONE流ですね。格闘技のルール、質は見る目によって変わってくると思います。

「あぁ……」

──寝技は面白くないよ、殴り合えって言うファンが多いと……やはりそうなる。だから主催者はお客さんの目でレギュレーションを固めていくと思っています。

「プロモーターは、お客さんが凄いと思うところを欲しがるのは確かですね。だからこそ、グラップリングの導入でONEのファンの組み技を見る目が変わってくれれば……ということになりますね。

ONEで組まれているグラップリングは相当にレベルが高いです。前回大会はMMAは少なかったけど、あの組み技の試合を視てグラップリングがONEで盛り上がることは、MMAにとっても良いことだと思いました」

──その影響はまだ出ないであろう今大会ですが、改めてカイラット・アクメトフ戦を戦ううえで、どのような意気込みでいるかをお願いします。

「シンプルに僕よりランクが上の選手ですし、僕が記録上は負けた選手に勝っている選手なのでやっぱり強いです。強いと思ったうえで挑むことができるので、ビックリすることはない。パンチを被弾し、テイクダウンを取られることもあるだろうけど、リカバリーして反撃に転じる場面を創って……向うにやり辛いと思わせる。その結果、ぐずぐずでも勝つ。それがプラン……ではなくて、イメージできています」

──強い相手を倒す、和田竜光。ひたすら期待しています。そのうえでJ-MMA界の目が、翌週に集中しているとは感じませんか。

「Road to UFCですね(笑)。UFCはUFCで素晴らしいです。ONEと契約しているけど、UFCが一番凄い大会で僕も出られるなら出たいです。ただし、やっていることは……ことフライ級に関していえば勝負できる選手はいると思っています。劣っているわけじゃない。

佑弥が行っても活躍できると思います。俺が行っても、それなりに活躍できる。アドリアーノが行ったら、チャンピオンになれるかもしれない。DJだって当然通用する。層でいうと違いはあっても、上の方の質でいえば同じで。やっていることは全然負けていない。

現にもう、古い話ですけど僕はカイ・カラフランスとやっていますし。世界チャンピオンになって、どんどん俺の株を上げろって思っています(笑)。だけど、僕と戦った時からカイ・カラフランスが爆発的に成長したわけじゃない。

ビックリするほど強くなっているとは思わないし、だからUFCに対する劣等感はなく、それ以上のことをやっているのでONEも楽しみに見て欲しいです」

■放送予定
6月3日(金・日本時間)
午後6時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後6時30分~ONE Supper App

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MMA MMAPLANET o ONE ONE157 ケイド・ルオトロ 青木真也

【ONE157】ショータイムガード!!、技のおもちゃ箱ケイドに青木真也はしてやったりの時間切れも裁定負け

<グラップリング・ライト級(77.1キロ)/10分1R>
ケイド・ルオトロ(米国)
Def. Judge decision
青木真也(日本)

スナップダウンから足を触りにいったケイド。青木はケージを背負って戦い、ケイドが左腕を差してから離れる。立ちレスが1分続き、ケイドが一瞬背中を見せた青木に対し、ボディロックから瞬時にバックに回り両足をフックさせる。

足を組ませなかった青木が、左足を掴む。ケイドはシートベルトで背中をつけるとアゴの上から右腕を回していく。青木の右腕ごと右足でフックしたケイドはトップを選択する。青木はシングルからバックを取らせず立ち上がることに成功する。

ケイドは再び左腕を差してケージに押し込、頭を抱えて離れる。青木はケイドを動かしている感があり、ケージを背負っていなしを見せ、シングルを切っていく。試合は残り5分、アームドラッグかツーオンワンになった青木だが、腕を抜いたケイドはケージを蹴ってジャンビングガード──ショータイム・ガードとでも呼びたくなる動きで青木のバランスを崩すとバックに回りこんでグランドに持ち込む。

四の字フックでRNC狙いのケイド、青木は残り3分30秒を逃げ切ることがデキるか。腹ばいされないよう半身の青木から、肩固めとRNCの機会をケイドが伺う。青木は両ヒザ立ちになると、ケイドはバックサイドからのアームインギロチンへ。バックに移行したケイドは前転してヒザ固めへ。これを防いだ青木はスタンドに戻り、試合タイムは残り1分に。

今成ロールをかわした青木に、スタンドレスリングでイエローカードが与えられる。引き込んだケイドはハイガードが取れずも、リバースバギーチョークへ。必死に絞めるケイドだが、青木は顔を上げて姿勢で耐えきり──してやったりの時間切れも、ジャッジ裁定でケイドが勝利を手にした。


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MMA o ONE ケイド・ルオトロ 青木真也

【ONE】速報中!ONE 157 青木真也×ケイド・ルオトロ

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バタバタが収まらない週末ですが、今日も今日とて格闘技。シンガポールのインドアスタジアムでONE 157: Petchmorakot vs. Vienotが開催されます。日本人ファンの注目は青木真也の復帰戦。サブミッショングラップリングでケイド・ルオトロと対戦します。MMAからグラップリングに戦いの場を移し復活を遂げる事が出来るか。電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【ONEライト級 サブミッショングラップリング】
×青木真也
(判定0-3)
◯ケイド・ルオトロ
立ちレスリングでプレッシャーを掛けるのはルオトロ。青木はケージを背負う展開。1分半が経過したくらいでルオトロはスタンドでバックに回ってグラウンドに引きずり込む。キープしていたが、青木は立ち上がって脱出に成功。立ちレスリングに戻るとやや膠着。しかしルオトロは金網を蹴って青木のバックに回るとまたもグラウンドに引きずり込む。バックをキープすると腕と首を狙うルオトロ。しかし青木はディフェンスを固める。残り1分で青木はスタンドに脱出。だかここで青木にイエローカード。最後にルオトロは差し合いから引き込んで下から変則的に絞め上げるがタイムアップ。判定はルオトロに軍配。青木は防戦で復帰戦を飾れず。
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ONE157:青木真也 vs. ケイド・ルオトロ

ライト級グラップリングマッチ。10分1R(判定あり)。

タックルのフェイントを見せるケイド。ケージ際へ。青木がケージを背負う展開。タックルのフェイントを見せるが深く組まず離れる。組みついたケイドがバックに回った。足をフックしようとするケイド。青木は防いでいるが、同時に首も狙おうとするケイド。正対しようとする青木。がぶったケイド。青木立った。離れる。ケイドが組んで左脇を差す。青木はオーバーフック。離れた。ケイド離れる。ケージを背負う青木。組んでいったケイド。オーバーフックする青木だが腕を抜いたケイド。組んだ体勢からコーナーを蹴ってバックに回ったケイド。グラウンドに引き込んでバックマウント。四の字バックへ。チョーク。顎の上で放す。正対しようとする青木だがケイドついていく。首狙いは防いでいる青木だが攻めに転じられない。ギロチンに切り替えたケイド。浅い。放したケイド。またバックに。ハーフバックからツイスターフック。しかし解除して立った青木。残り1分。すぐケージを背負う青木。青木にイエローカードが出て再開。ケイド引き込んで下からバギーチョークを狙うがタイムアップ。

判定でケイド・ルオトロ勝利。

青木相手にほぼ一方的に攻め続けて勝ったが、フィニッシュできず悔しそうなケイド。

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【ONE157】青木真也と組み技戦。出るか、ケイド・ルオトロ「多くの人がシンヤの柔術を過小評価している」

【写真】出るか──バギーチョーク!! ケイド・ルオトロ (C)CLAYTONE JONES/FLOGRAPPLING

20日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE157で、ケイド・ルオトロが青木真也とグラップリングマッチで戦う。

双子の兄弟タイとクレバー・ルシアーノの下で3歳から柔術をはじめ、キッズ育成世界一のメンデス兄弟のAOJ時代から神童とうたわれてきた。その後、ATOS所属となり昨年12月に黒帯になったばかりのスーパーティーン柔術家にONEと契約した理由と青木真也戦について話を訊いた。


――もう7~8年も前になりますが、コスタメサにあるアサイバーに行った時に、まだ10歳前後だったケイドとタイの2人のバナーがあり、こんな子供がスポンサードを受けているのかと、もの凄く驚いたこと記憶があります。

「アハハハ。あぁ、懐かしいね。バンザイ・ボウルズだね(笑)」

──そうです、そう!! キッズの頃から注目を浴びた天才ツインズが、揃ってONEでプログラップリングマッチに挑みます。ケイドは日本の青木選手と戦うのですが、今、どのような気持ちですか(※取材は5月17日に行われた)。

「スーパエキサイティング。もう、戦うだけだよ」

──なぜONEとサインをしたのか、まずそこを教えていただけますか。

「まずチャトリが、過去にない高見に柔術を昇華させようとトライしていることを知ったからだよ。サブオンリーでアクションが多く、サブミッションが多く見られる柔術……ゲームでないエキサイティングな柔術を実現させるために彼は動き始めた。このスポーツを次の段階に引き上げようというチャトリの姿勢に賛同したんだ」

──マットでなく、ケージで戦うことについてはどのように思っていますか。

「そこがONEグラップリングの一番の違いだね。死角マットでなく、サークルのケージというのは明らかに僕らがこれまで戦ってきた柔術はない環境だ。新しい挑戦だけど、僕らは十分に自信がある。もう準備はできているよ」

──マットやリングとの違いは、やはり頭が詰まったり、体を回す方向が一方になるなど金網際で動きが制限されることです。

「本当に多くの……ごく小さな違いを修正しないといけない。もし、僕が三角絞めを掛けたとしたらシンヤ・アオキは確実にケージに押し込んでくるだろうね。現時点でケージはマットよりも、多くのミスを誘う要素になると思う。ケージに押し込まれて、そのプレッシャーを受けることでね。なにより、シンヤはその状態で背中を取るマスターだ。ケージに押し込み、テイクダウンをして足をコントロールしてくるだろう。僕もタイもそこでアンダーフック、オーバーフック、ベストのチョイスをして防御から攻撃に転じるつもりさ。

押し込みに対する対応策、そのアプローチ方法はいくつもあるからね。それに僕らも将来的にMMAを戦うこともあるだろうから、ケージで戦う必要性を感じているんだ。これまで経験がなかったからね」

──青木選手はケイドがマスターと称したようにMMAのおけるグラップリングの完成度の高さは世界の頂点にあるかと思われます。とはいえ、MMAの中でのグラップリングと純粋なグラップリングは違います。ケイドは引き込むことが問題ないですし、殴られても構わないポジションでの技を有しています。

「その通りだ。シンヤの柔術はドミネイトすることが軸にあるよね。彼はMMAに必要な力強いペースで、削って来る。それがシンヤの寝技だ。頭をどんどんこすりつけてくるような、ね。僕の柔術はもっと幅が広い。シンヤが使えない技術を僕は持っている……きっとね」

──ピュアグラップリングでの青木選手の能力をどのように判断していますか。

「多くの人がシンヤの柔術を過小評価しているよ。柔術をMMAで駆使することにかけて、シンヤはベストの中のベストだ。彼の勝利は、そのほとんどが柔術の技で終わっている。3月の試合だって、ずっと試合を支配していた。シンヤは最高の柔術競技者の1人だよ」

──グラップラーとして、ルオトロ兄弟はこれ以上ないほどエキサイティングな組み技を披露しくれる柔術家です。ただし、打撃のムエタイやキックボクシングと違ってファンはある程度の知識が必要です。パウンドのあるMMAよりも、ケージのなかでの攻防が難解に感じられることは現時点で間違いないです。ケイドの戦う相手は青木選手だけでなく、他のMMAファイト、そしてムエタイやキックの試合でもあります。

「柔術は過去、MMAやムエタイのようにスポットを当てられることはなかった。今、言われたように柔術は見る目を養う必要があり、理解することが簡単じゃないからね。チェスのようにほんの少しの動きの積み重ねだ。だからこそタイも僕も今週の試合だけでなく、今後組まれる全ての試合で柔術のイメージを変えていく。遅くて、動きのない戦いではなくエキサイティングなショーにして見せる」

──ところで今回のONEとの契約ですが、柔術及びグラップリングファンの多くが気にしているのが、独占契約で今後はONE以外の場所でルオトロ兄弟が見られなくなるかもしれないということです。

「チャトリが最高にクールだったのは、僕らは100パーセントONEに縛られない自由な契約を結んでくれたことだよ。僕とタイにとってノーギ・コンペティションで世界最大のトーナメント、ADCC優勝は成し遂げなければならない目標だからね。色々なことがあるけど、チャトリはADCCを含め、いくつかのトーナメントで戦うことを了承してくれているんだ。と同時に僕らの活動の中心はONEになっていくことも確かだよ」

──あと、これは今回の試合に関係ないことなのですが、これだけグラップリングシーンで成功を収めてきたケイドとタイのルオトロ兄弟が、なぜか1人の選手には揃って苦杯をなめ、揃って0勝2敗と苦戦を強いられています。

「アハハハハ。ロベルト・ヒメネスのことだね」

──ハイ、その通りです。タイは2つのポイント負けで、ケイドはショートチョークとRNCと2つの一本負け。過去2年半で喫した敗北は、この2試合だけと考えると天敵なのかと。

「言い訳はしたくないけど、ロベルト・ヒメネスとの試合に関しては最初の試合は、全くもって100パーセントの状態から遠かった。2試合目はバケーションから戻って3日のスクランブル発進だった。全く練習していない状況だったんだ。ONEにはロベルト・ヒメネスともサインをしてもらって、リマッチを実現してほしいと思っている」

──それは想像するだけでもワクワクしていますね。

「彼は僕らの良い友人だけど、負けっぱなしではいられないからね」

──同い年の超新星ミカ・ガルバォンはONEと交渉しましたが、もっと試合経験が必要だとサインをしなかったと言っていました。

「興味深いね。ミカの判断が正しいかどうか、僕には分からないし何も言及するつもりはない。彼の人生だからね。でもチャトリは僕らがIBJJFの世界大会に出ることも認めてくれている。僕らは今も道着で世界一になるつもりだし、ADCCを制覇しようと思っている。ONEと契約したのは、他の大会に出て戦って良いからだ。ミカはどういう条件だったのか知らないけど、彼の下した判断は面白いよ」

──ケイド、今日はありがとうございました。青木選手とのグラップリング戦、興味深く拝見させていただきます。

「ありがとう。柔術はスローで、他の格闘技と比較してつまらないなんてことは絶対にない。柔術を練習している人達だけでなく、試合を見ている全ての人が楽しめる柔術を見せる。このスポーツの素晴らしさを分かってもらうためにね」

■放送予定
5月20日(金・日本時間)
午後5時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後5時30分~ONE Supper App

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【ONE】レオジーニョ(ヴィエイラ)がグラップリング部門のトップに就任!! タイナン・ダルプラも陣容に!!!

【写真】ONEのグラップリング部門の拡充が、凄まじい。チャトリはヘンゾ・グレイシー系の茶帯だが、チェックマットのレオジーニョがグラップリング部門を統べることになった(C)MMAPLANET

11日(水・現地時間)、ONE Championshipからレオ・ヴィエイラがONEのグラップリング部門を統べる職に就いたことが発表されている。

レオジーニョのニックネームで日本でもブラジリアン柔術第一世代に愛され、尊敬されていた希代の柔術家レオナルド・ヴィエイラがONEの組み技部門をリードすることとなった。


レオジーニョはマーシオ・フェイトーザ、ヴィトー・シャオリン・ヒベイロ、レオナルド・サントスとブラジリアン柔術レヴィ(ライト)級の天井人と称されたレジェンドで、世界王者クラスのライバルがこれだけいたことでムンジアル制覇は1998年の一度だけだが、ADCCでは2003年と2005年の2度に渡り66キロ級で世界一に輝いている。

2002年5月には日本初のプロ柔術イベントGiの第1回大会(※前日に前夜祭的な0回大会が行われている)のメインで、中井祐樹にブラボーチョークを極めて柔術界の頂の高さをまざまざと見せつけた。

そのレオジーニョは現役時代から優れた指導力も認められていたが、アリアンシ~ブラザ、そしてチェックマットと指導者から組織のリーダーとしても活躍。その手腕がONEに買われての今回の要職就任だ。

チャトリ・シットヨートンはレオジーニョのONEへの合流に関して「最も成功を収めた柔術家の1人がONEに加わり、グラップリング部門のトップになったことを光栄に思う。今後、ONEのグラップリングは彼のガイドによって、その才能豊かなタレントと技が披露されていくことになる」とコメントを発表している。

またレオジーニョは「チャトリがこの機会を与えてくれたことにワクワクしている。25年以上、柔術の黒帯として選手、指導者、チームリーダーとして活動してきたことをONEで生かす。地球の別サイドで同じ価値観を持つ人々と一緒にやっていくことは夢が叶ったような想いだ。最高の陣容と共にONEを世界で最もエキサイティングなサブミッション・グラップリングのプロモーションに発展させる」とプレスリリースに抱負を寄せている。

なおレオジーニョのグラップリング部門トップ職就任のリリースには現状、ONEにはゴードン・ライアン、アンドレ・ガルバォン、ダニエラ・ケリー、マイキー・ムスメシ、タイ&ケイド・ルオトロに加え、ヘナート・カヌート、タイナン・ダルプラ、ジェッサ・カーンのグラップリング部門の陣容と、グラップリングとMMAの両部門で戦う選手として柔術時代にレオジーニョの指導を受けていたマーカス・ブシェシャとゲイリー・トノンの名前が明記されている。

それにしても昨年のミドル級ムンジアル王者で、今年もヨーロピアンとパンを制しているダルプラという道着専門家までロースターに加わっているのは驚きだ。

そんなONEのグラップリング部門、20日(金・同)のONE157で青木真也×ケイド・ルオトロ、ゲイリー・トノン✖タイ・ルオトロの2試合が組まれている。

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Column o ONE ONE Championship ONE X   ケイド・ルオトロ ゲイリー・トノン タイ・ルオトロ タン・リー 秋山成勲 青木真也

5.20『ONE LIVE 6 MAY』で青木真也がグラップリングマッチで再起戦



【ONE】青木真也がグラップリングで再起戦「首を絞められていく仕事」だが「おまえらの思い通りにはさせねえよ」、内藤大樹がロッタンも参戦の8人フライ級ムエタイワールドGPに出場=5月20日(金)シンガポール(ゴング格闘技)
 2022年5月20日(金)にシンガポール・インドアスタジムで開催されるONE Championship「ONE LIVE 6 MAY」の一部対戦カードが発表された。

 ライト級のグラップリングマッチで、青木真也(日本)がケイド・ルオトロ(米国)と対戦する。グラップリングルールながら、青木は3月の秋山成勲戦での2R TKO負け以来、わずか2カ月での再起戦。グラップリング界の新星・双子のルオトロ兄弟の弟ケイドと対戦する。

▼ONEライト級 サブミッショングラップリング 12分1R
青木真也(日本)
ケイド・ルオトロ(米国)

▼ONEライト級 サブミッショングラップリング 12分1R
ゲイリー・トノン(米国)
タイ・ルオトロ(米国)


 ルールは、12分1Rで「両選手が一本勝ちしなかった場合でも、勝者が決まる」形にするとアナウンスされており、サブオンリーからどのような形に変わるのか、ONEに確認中だ。

 青木真也は『ONE X』で秋山成勲に、ゲイリー・トノンは『ONE: Lights Out』でタン・リーに敗れて以来で、それぞれグラップリングルールで再起戦を行います。続きを読む・・・
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JJ Globo Report WNO Championships ガブリエル・ソウザ ケイド・ルオトロ ディエゴ・オリヴェイラ ブログ

【WNO Championships】─03─ライト級優勝はケイド・ルオトロ。ダースでソウザからタップ奪う

【写真】マイキーが初戦敗退のライト級で、2つの一本勝ちでケイドが優勝 (C)CLAYTON JONES/FLOGRAPPLING

25&26日(土&日・現地時間)にテキサス州オースチンのパーマー・イベンツセンターで開催されたWho’s Number One Championships。ライト級、ミドル級とヘビー級、女子はストロー級及びヘビー級で賞金3万ドルとチャンピオンベルトを賭けた2days 8人制トーナメント──は2021年グラップリング界の最大のイベントとなった。
Text by Isamu Horiuchi

レビュー第3回はライト級決勝戦の模様をお伝えしたい。


<ライト級決勝戦/30分1R>
ケイド・ルオトロ(米国)
Def. 6分52秒by ダースチョーク
ガブリエル・ソウザ(ブラジル)

(C) MIKE CALIMBAS/FLOGRAPPLING

スタンドでいなし合う両者。やがてソウザが前に出てケイドの左足を掴むと、ケイドが素早く飛び三角狙いへ。これをソウザに振りほどくと、ケイドはすぐに立ち上がった。

ケイドに頭をいなされると、ソウザはお返しとばかりに右をフック掌打のように繰り出すが、ケイドはそれをボクサーのようにダックしてかわす。

(C) MIKE CALIMBAS/FLOGRAPPLING

その後も激しいスタンドでのいなし合いや足の飛ばし合いが続く。

やがてケイドが勢いよく前進し、ダブルレッグでソウザを場外側まで吹っ飛ばしての豪快なテイクダウン。が、ソウザもすぐに立ちあがってみせた。

その後もケイドは何度か豪快なダブルレッグを決めるが、その度にソウザは立ち上がる。そのうち再び前進してソウザの斜め後ろに着いたケイドは、襷のグリップからソウザを振り回してテイクダウン。

(C) MIKE CALIMBAS/FLOGRAPPLING

ソウザがレッスルアップからシングルに出ると、今度は左腕を小手に巻いて内股でテイクダウンを決める。ダイナミックな連続攻撃を続けた末に、ついにソウザに背中をつかせたのだった。

下から足を効かせるソウザに対し、ケイドは素早く左右に動き、左のニースライスを試みる。一瞬長い腕を伸ばしてダースを仕掛けたケイドだが、ソウザも下からケイドの右足を引き寄せての足狙い。が、ケイドは素早く回転して引き抜くと、オープンガードを取るソウザの右足首を上から踏みつけてコントロールを試みる。

(C) MIKE CALIMBAS/FLOGRAPPLING

さらにケイドは横に動いては担ぎに入り、さらに足首を踏みつけてはまた横に動く…という得意のノンストップ・パス攻撃へ。

ソウザも背中で回り足を効かせて守るが、やがて後転を余儀なくされ、亀の状態でケイドにがぶられてしまう。

(C) MIKE CALIMBAS/FLOGRAPPLING

ソウザが下から動いて少し隙間ができたところで、ケイドは長い右腕をワキの下にこじ入れてあっという間にダースチョークのグリップを完成。

そのまま回転して絞め上げると、しばらく耐えていたソウザもついにタップ。わずか7分足らず、弱冠18歳のケイドが圧巻のパフォーマンスによって優勝を決めた。

(C) MIKE CALIMBAS/FLOGRAPPLING

1回戦ではオリヴェイラ、決勝ではソウザと軽量級の世界トップ柔術家二人から見事な一本勝ちを収めたケイド。

今回、体格的に他の選手たちより優位にあったことは事実だ。が、アグレッシブなスタンドレスリングで上を取り、ノンストップ・パス攻撃で相手を疲弊させ、必殺の切れ味のダースで仕留めるその戦い方は、ガードを得意とする現代の軽量級柔術家たちに対する、最も完成された攻略法の一つと言えそうだ。

しかもケイドは、ダナハー派が得意とするサドルからの足関節の仕掛けに対しても、カウンターのベリンボロで先をゆく。となると──今回は実現しなかったが──ムスメシらサドル以外の仕掛けから足関節を繰り出してゆくグラップラーとの対決を、今後ぜひ見てみたいものだ。

なお、この階級の3位入賞を賭けた敗者復活戦には、本命ながら1回戦で敗れたマイキー・ムスメシは不出場。ここでは、本戦1回戦にてケイドに閃光の如き抱え十字を仕掛け、あわやの場面を作ったパトことディエゴ・オリヴェイラが、デミアン・アンダーソンと対戦。アンダーソンの足関節を見事な前転からのバック取りで切り返したオリヴェイラが、判定3-0で勝利して勝ち進んだ。

(C) MIKE CALIMBAS/FLOGRAPPLING

3位決定戦でオリヴェイラを待っていたのは、前日の負傷をおして出場したジョシュ・シスネロス。

シスネロスの迅速の三角をエスケープしたオリヴェイラは、すぐに下から回転。シスネロスの股間をくぐってクラブライドから背後にまわり、やがて背中に飛び乗ってチョークを極め切り、見事に3位入賞を果たした。

【ライト級リザルト】
優勝ケイド・ルオトロ(米国)
準優勝ガブリエル・ソウザ(ブラジル)
3位ディエゴ・オリヴェイラ(ブラジル)

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【WNO Championships】レポート─01─波乱続出、ライト級準々決勝~準決。ファイナルはソウザ✖ケイド

【写真】準決勝でアバテを下し、ドヤ顔のソウザ(C)CLAYTONE JONES/FLOGRAPPLING

25&26日(土&日・現地時間)にテキサス州オースチンのパーマー・イベンツセンターで開催されたWho’s Number One Championships。ライト級、ミドル級とヘビー級、女子はストロー級及びヘビー級で賞金3万ドルとチャンピオンベルトを賭けた2days 8人制トーナメント──は2021年グラップリング界の最大のイベントとなった。

WNO Championshipsレビュー、第1回はライト級準決勝までの痕跡を辿りたい。
Text by Isamu Horiuchi


ライト階級は1回戦から波乱続出となった。まず、優勝候補大本命と思われたマイキー・ムスメシが、当初は補欠扱いだったガブリエル・ソウザにまさかの一本負け(別稿で詳述)。

(C)MIKE CALIMBAS/FLOGRAPPLING

さらに、準決勝におけるムスメシとの因縁の再戦が期待されていたジオ・マルチネスまでも1回戦敗退。

土壇場で代打出場が決まったAOJの16歳、コール・アバテと対戦したマルチネスは、序盤から素早く力強いアバテの下からの足関節の仕掛けに防戦を強いられる。さらに上から強引に腕を取りに行ったところで、体をずらされてバックを許してしまった。結局最後までアバテの足狙いに手を焼き、攻め手を見つけられないままマルチネスは判定0-3で完敗した。

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かくて伏兵同士の顔合わせとなった準決勝では、ソウザとアバテが一進一退の攻防を展開。

前半はアバテが下からの足関節の仕掛けでペースを握る。が、後半はパターンを読んだソウザが徐々に上からのプレッシャーを強める展開に。結局、途中内ヒールを深く入れる場面も作ったソウザが、スプリット2-1で判定をものにして決勝進出した。が、15分間を通して攻勢に出る場面が多かったのはアバテの方だっただけに、異論を唱える声も多く聞かれたジャッジングだった。

(C)MIKE CALIMBAS/FLOGRAPPLING

もう一方のブラケットの1回戦では、ムスメシ本人が最大のライバルとして名前を挙げていたケイド・ルオトロが、今年のアブダビ・ワールドプロ大会覇者であるパトことディエゴ・オリヴェイラと対戦。

序盤にパトの下からの迅速の抱え十字で腕を伸ばされかける場面もあったものの、その後は持ち前のノンストップ・パス攻勢で徐々にパトを削ってゆく。残り2分でついにインヴァーテッドガードを突破してパスに成功したケイドは、すぐにダースチョークを仕掛け、鮮やかな一本勝ちを収めた。

(C)MIKE CALIMBAS/FLOGRAPPLING

もう一つの1回戦は、やはり注目株のジョシュ・シスネロスが代打出場のデミアン・アンダーソンと相対した。

下から足を絡めてくるアンダーソンの仕掛けを、素早い反応のダースチョーク狙いで切り返したシスネロスは、うつ伏せで耐えるアンダーソンのバックへ。そのまま右腕をとって腕十字を極め、2分弱で会心の勝利。

(C)CLAYTON JONES/FLOGRAPPLING

続く準決勝──ケイドとシスネロスによる注目の新世代対決──では、残念なアクシデントが起きてしまう。

シングルを仕掛けたシスネロスに対し、ケイドがスピード感溢れるカニバサミで切り返すと、シスネロスは不自然な形で崩れてしまう。ここでレフェリーは即座に試合をストップすると、倒れこんだシスネロスが痛みに絶叫し、それを見ているケイドも頭をかかえてしまう状況となった。

スロー再生を見ると、シスネロスが重心をかけた右足のヒザ下に、横から勢いよくケイドの上半身がぶつかっている。これにより、右ヒザが曲がらない方向に大きな力が一瞬でかかってしまったようだ。やがて立ち上がり歩けるようになったシスネロスだが、負傷棄権によりケイドが決勝に進出。本命のムスメシ、新星アバテを倒したガブリエル・ソウザと決勝を争うことになった。

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