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MMA o UFC イグナシオ・バハモンデス エイドリアン・ヤネス キック クリスチャン・ロドリゲス クリス・カーティス ケルヴィン・ガステラム ジョナサン・ピアース ホルヘ・マスヴィダル ロブ・フォント

UFC287:オッズ/予想と展望

アレックス・ペレイラ 2.10
イズラエル・アデサニヤ 1.77
ギルバート・バーンズ 1.21
ホルヘ・マスヴィダル 4.80
ロブ・フォント 2.60
エイドリアン・ヤネス 1.53
ケビン・ホランド 1.41
サンチアゴ・ポンジニッビオ 3.05
ラウル・ロザスJr. 1.44
クリスチャン・ロドリゲス 2.90
クリス・カーティス 2.05
ケルヴィン・ガステラム 1.80
ミシェル・ウォーターソン・ゴメス 2.40
ルアナ・ピニェーロ 1.61
ジェラルド・マーシャート 2.60
ジョー・パイファー 1.53
カール・ウィリアムズ 1.22
チェイス・シャーマン 4.70
シンシア・カルビー3.35
ルーピー・ゴディネス 1.36
イグナシオ・バハモンデス 1.29
トレイ・オグデン 3.85
シャイラン・ヌアダンビク 1.51
ティーブ・ガルシア 2.65
ジャケリン・アモリム 1.42
サム・ヒューズ 3.00

メインは先月に続き、絶対王者が敗れて王座から陥落した試合のダイレクトリマッチ。

前回は王者アデサニヤが1R終盤にパンチでペレイラをぐらつかせ、2Rこそペレイラにテイクダウンされ落としたものの、3R・4Rも打撃でリード。後が無くなった5Rに、ペレイラがパンチを効かせてラッシュで逆転KO勝ち。キックでの2連勝と合わせて、対アデサニヤ3連勝とした。

前回はお互い今まで見せたことがなかったグラウンドの展開にも持ち込んでいたが、そこからの攻めはやはり不慣れに見えた。ただ、アデサニヤは最終的にKO負け、ペレイラは勝ったにせよ4R中3Rを取られている内容で、両者ともに差をつけるためにグラウンドを磨いてくるという可能性はある。

オッズは前回同様アデサニヤがフェイバリットだが、差はわずか。MMAでもKO負けしたことで、アデサニヤに苦手意識が埋め込まれている可能性もある。

判定でアデサニヤ勝利と予想。

セミウェルター級タイトル挑戦経験者対決だが、1年1ヶ月ぶりの試合となるマスヴィダルは現在3連敗中(ウスマン×2、コビントン)。年齢も38歳と若くなく、この試合が正念場。バーンズは元同門ウスマンのタイトルに挑戦した試合は3RKO負けしたが、その後2勝1敗。1敗の相手はチマエフで、1Rにパンチでダウンを喫したものの、そこから盛り返し、最後はどちらが勝ってもおかしくない内容だった。

この所勝てていないマスヴィダルの評価が低く、オッズでは今大会一番のアンダードッグ。

バーンズ一本勝ち。

メインカードでは、最年少UFCデビューを果たしたラウル・ロザスJr.18歳のUFC2戦目も組まれている。初戦はすぐにタックルに入り、バックを奪うと一度も逃さず最後はチョークで一本勝ち。完勝だった一方で、相手がUFC最下層レベルだったため、実力が良くわからなかった。今回の相手ロドリゲスも、25歳でUFCでは十分若い選手だが、UFC戦績は1勝1敗。負けたのは直前の代役で出た階級上のフェザー級での試合。相手も現在5連勝中のジョナサン・ピアースで、その試合では敗れたが、ギロチンや腕十字でチャンスを作る場面もあり、一方的ではなかった。ロザスJr.にとっては真価が問われる試合。

第1試合開始は朝7時より。メインカードは11時から。速報します。

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MMA o UFC   アマンダ・レモス アンジェラ・ヒル エイドリアン・ヤネス シンシア・カルヴィーロ ロブ・フォント

4.8『UFC 287』でミシェル・ウォーターソン vs. ルアナ・ピニェイロ、シンシア・カルヴィーロ vs. ルーピー・ゴディネス

4.8 UFCでロブ・フォントとエイドリアン・ヤネスが対戦(2022年12月31日)

 こちらの続報。


 UFCが4月8日に開催する『UFC 287』でミシェル・ウォーターソン vs. ルアナ・ピニェイロの女子ストロー級マッチが行われることをESPNのブレット・オカモト記者が確認したとのこと。

 ウォーターソンは昨年7月の『UFC on ABC 3: Ortega vs. Rodríguez』でアマンダ・レモスに2Rギロチンチョークで敗れて以来の試合で2連敗中。現在UFC女子ストロー級ランキング11位。ピニェイロは2021年11月の『UFC Fight Night 198: Vieira vs. Tate』でサム・ヒューズに判定勝ちして以来1年5ヶ月ぶりの試合で8連勝中(UFC戦績2勝0敗)。現在UFC女子ストロー級ランキング13位。

 なお、同大会は正式発表されてませんが、ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで開催される見込みだそうです。


 同じく『UFC 287』でシンシア・カルヴィーロ vs. ルーピー・ゴディネスの女子ストロー級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 カルヴィーロは昨年8月の『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』でニーナ・ヌネスに判定負けして以来の試合で4連敗中。現在UFC女子ストロー級ランキング14位。ゴディネスは同じく昨年8月の『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』でアンジェラ・ヒルに判定負けして以来の試合。続きを読む・・・
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MIKE MMA o UFC   エイドリアン・ヤネス トニー・ケリー マルロン・ヴェラ ロブ・フォント

4.8 UFCでロブ・フォントとエイドリアン・ヤネスが対戦


 UFCが4月8日に開催する大会(会場未定)でロブ・フォント vs. エイドリアン・ヤネスのバンタム級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 フォントは今年4月の『UFC on ESPN 35: Font vs. Vera』でマルロン・ヴェラに判定負けして以来1年ぶりの試合で2連敗中。現在UFCバンタム級ランキング6位。

 ヤネスは今年6月の『UFC on ESPN 37: Kattar vs. Emmett』でトニー・ケリーに1R TKO勝ちして以来の試合で9連勝中(UFC戦績5勝0敗)。現在UFCバンタム級ランキング13位。続きを読む・・・
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MMA o ONE UFC   アンドレア・リー エイドリアン・ヤネス トニー・ケリー

『UFC on ESPN 37』でエイドリアン・ヤネスに敗れたトニー・ケリーがリリースされる/人種差別発言が原因か


 6月18日の『UFC on ESPN 37: Kattar vs. Emmett』でエイドリアン・ヤネスに1R TKO負けしたトニー・ケリーがリリースされたとのこと。

Tony Kelley(Sherdog)

 トニー・ケリーは現在35歳のアメリカ人でMMA戦績8勝3敗(UFC戦績2勝2敗)。リリースされるような戦績ではありませんが、ヤネス戦は前日計量で137.5ポンドと1.5ポンドオーバーしていました。

 さらにケリーは、5月14日の『UFC on ESPN 36: Blachowicz vs. Rakic』でヴィヴィアニ・アラウージョに判定負けしたアンドレア・リーのセコンドについた時に「汚いブラジル人だ。アイツらはああいう不正をする」とアラウージョに対する人種差別発言がマイクで拾われていたことからバッシングを浴びていました。これについてケリーはツイッターで「俺はレイシストじゃない。ダーティーなアイポークがあったので、それについて言及しただけだ」と釈明していました。


 これについてエイドリアン・ヤネスはツイッターで「再戦は無理だな(笑)」とコメントしています。続きを読む・・・
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o UFC   エイドリアン・ヤネス カルヴィン・ケイター グレゴリー・ホドリゲス ケビン・ホランド ジョシュ・エメット ロマン・ドリゼ

『UFC on ESPN 37: Kattar vs. Emmett』パフォーマンスボーナス/11選手が5万ドル獲得



 UFCが『UFC on ESPN 37: Kattar vs. Emmett』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・ジョシュ・エメット vs. カルヴィン・ケイター

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・ケビン・ホランド、ホアキン・バックリー、グレゴリー・ホドリゲス、エイドリアン・ヤネス、ジェレマイア・ウェルズ、ヒカルド・ハモス、コディ・スタマン、フィル・ホーズ、ロマン・ドリゼ

 11選手には各5万ドルのボーナス。今大会はフィニッシュ勝利した選手には全員ボーナスの大盤振る舞いでした。続きを読む・・・
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Column MIKE MMA o ONE UFC   エイドリアン・ヤネス ジョー・ローゾン トニー・ケリー ドナルド・セラーニ

なんてこったい!『UFC on ESPN 37』ドナルド・セラーニ vs. ジョー・ローゾンが再び直前で中止/ローゾン「急に左膝がおかしくなった」


 間もなく開催する『UFC on ESPN 37: Kattar vs. Emmett』のセミファイナルで予定されていたドナルド・セラーニ vs. ジョー・ローゾンですが、ローゾンの脚の痙攣により中止されることをMMAFightingが確認したとのこと。この試合は元々4月30日の『UFC on ESPN 35: Font vs. Vera』で予定されていたものの5月7日の『UFC 274: Oliveira vs. Gaethje』に延期、さらにセラーニの食中毒により直前で中止されていました。試合が再び延期されるかは不明。代わりのエイドリアン・ヤネス vs. トニー・ケリーがメインカードに昇格します。



 ジョー・ローゾンがインスタグラムで以下のコメント。

「今日はカウボーイ・セラーニと対戦できない。今までで一番奇妙なことだ。僕は公式計量後に座って靴下を履いた、そしたら膝がロックアウトした」

「両膝の半月板損傷に悩まされてきたが、特にこの膝は、何度もクリーニングしている。今回僕はファイターやコミッション、カウボーイらに囲まれてたけど、騒がないように、膝に問題がないことをみんなに知らせようとした。結局、セコンドの一人の背中に飛び乗って、冗談のように首を絞めるような真似をしたけど、立っていられない。全く歩けなかったよ。公開計量に行かなかったのは、痙攣ではなく、文字通り左膝に体重を掛けられないからだ。文字通り、立っていられないんだ」

「6ヶ月のキャンプをしたんだから、心が折れそうだよ。前回はカウボーイが戦えなくなり、今回は僕が戦えなくなった。酷い話だ。体重を量って準備万端なのに、靴下を履くだけで膝がロックしたから頭が混乱してしまった」

「今はただ、どうやって歩けばいいのかが心配だ。膝に体重を掛けることができるのか。戦えるかどうかの問題ではなく、機能するかどうかの問題だ」

「カウボーイにもみんなにも申し訳ない。最悪だよ」
続きを読む・・・
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o UFC エイドリアン・ヤネス カルヴィン・ケイター キック ギガ・チカゼ グレゴリー・ホドリゲス グロリア・ジ・パウラ ジェレミー・スティーブンス ジム・ミラー ジョシュ・エメット ドナルド・セラーニ マックス・ホロウェイ ユライア・フェイバー

UFC on ESPN37:オッズ/予想と展望

カルヴィン・ケイター 1.43
ジョシュ・エメット 2.90
ドナルド・セラーニ 1.61
ジョー・ローゾン 2.45
ティム・ミーンズ 3.20
ケビン・ホランド 1.36
ホアキン・バックリー 2.80
アルベルト・デュラエフ 1.45
ダミア・イスマグロフ 1.65
グラム・クタテラーゼ 2.35
ジュリアン・マルケス 2.50
グレゴリー・ホドリゲス 1.59
エイドリアン・ヤネス 1.31
トニー・ケリー 3.50
ジャスミン・ジャスダビシアス 1.42
ナタリア・シウバ 2.95
コート・マッギー 1.83
ジェレマイア・ウェルズ 2.00
リカルド・ラモス 1.33
ダニー・チャベス 3.35
マリア・オリベイラ 3.15
グロリア・ジ・パウラ 1.38
エディ・ワインランド 5.00
コーディ・スタマン 1.18
フィル・ホーズ 1.38
デロン・ウィン 3.10
ロマン・ドリーゼ 3.00
カイル・ドーカス 1.40

久々にUFC APEXを離れて、客入れで行われるファイトナイト。セミ前に出場するケビン・ホランドがテキサス在住の地元ファイター。

メインはフェザー級ランカー対決。4位のケイターは昨年1月にマックス・ホロウェイと対戦。不動のランキング1位・ホロウェイ相手に打撃で一方的にやられる展開で、あまりにも打たれすぎて、逆に打たれ強さが評価される内容だったが完敗。ダメージを負ったこともあって1年のブランクとなった今年1月には、UFCデビューから7連勝中の元キック王者ギガ・チカゼと対戦。オッズはアンダードッグだったが、序盤から間合いを詰めて打撃戦で消耗させる作戦が功を奏し、下馬評を覆す判定勝ちでタイトル挑戦圏内に生き残った。

相手のエメットは7位。アルファメール所属で、師匠ユライア・フェイバーを彷彿させるステップからアグレッシブに攻めるスタイルで、地味ながらフェザー級で6勝1敗と高いアベレージを残している。もともとノーランカーの時に、ランキング3位のリカルド・ラマスをKOして一気に上位ランカーとなっていたが、次戦でジェレミー・スティーブンスにKO負けし、その後4連勝しているが、相手はすべてランキング下位の選手。

ともにレスリングバックボーンのストライカー。UFC無敗のチカゼを破ったこともあって、オッズではケイターの評価が高い。

ケイター判定勝ち。

セミに出場するセラーニは、現在ジム・ミラーとアンドレイ・アルロフスキーに並んでUFC史上最多23勝をマークしていて、勝てば単独1位となるチャンス。が、一方で現在6戦続けて勝ち星がなく、負ければ記録更新できないままリリースが濃厚。勝てば天国だが負ければ地獄のマッチメイク。

第1試合開始は19日朝5時。遅くとも午前中には終わるので、同日のTHE MATCHも見る場合は、オープニングマッチから問題なく見られる。

速報します。

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MMA UFC   エイドリアン・ヤネス タイラ・サントス デイヴィー・グラント

『UFC Fight Night 198: Vieira vs. Tate』パフォーマンスボーナス



 UFCが『UFC Fight Night 198: Vieira vs. Tate』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・エイドリアン・ヤネス vs. デイヴィー・グラント

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・タイラ・サントス

 3選手には各5万ドルのボーナス。今大会は11試合中フィニッシュ決着があったのはタイラ・サントス vs. ヨアン・カルダーウッドのみだったのでパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトの該当者はタイラ・サントスしかいませんでした。続きを読む・・・
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MMA UFN198 エイドリアン・ヤネス キック デイヴィー・グラント

【UFN198】手数、勢いで圧したグラントに、落ち着きミスをしなかったヤネスが競り勝つ

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネス(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.27-30
デイヴィー・グラント(英国)

いきなりスイッチして後ろ回し蹴りを見せたグラント。かわしたヤネスにサイドキックを入れる。グラントは前蹴り、ヤネスがローから左ジャブを伸ばす。前蹴りやローを多用するグラントの左ジャブに右クロスを入れたヤネスだが、ローで姿勢を乱す。左をかわして右を入れたヤネスがボディを殴り、ローを蹴る。さらに左ジャブを入れたヤネスは、後ろ回し蹴りをかわし、右フックにも右を打ち返す。跳び蹴りでミドルを見せたグラントが左フック、ヤネスはうるさいグラントの打撃戦を嫌がらず、落ち着いて戦う。

手数で優るグラントに左を当てたヤネスは、グラントのパンチをヘッドムーブでかわして右を打ちこむ。焦ったように蹴りを繰り出したグラントは、右ハイへ。呼吸を整えたグラントは構えを変えて右ストレート、スピニングバックフィストと空振りに。ラウンドが終わり、ヤネスのラウンドとなったか。

2R開始直後からパンチを交換し、ローでヤネスの姿勢が乱れる。さらに腹を蹴ったグラントだが、ヤネスも右フックを打ち込む。スウェイでパンチをかわすヤネスに対し、最後に蹴りを狙ったグラント。ここは紙一重でかわされたが、良い狙いだ。ヤナスも落ち着きを失わず、スピニングバックフィストをかわし、続くヒザ蹴りでグラントが自らバランスを崩す。立ち上がってからの打撃の交換で、アイポークがあり試合を続けようとしたヤネスをレフェリーが制してブレイクを命じる。

再開直後にダブルレッグに出たグラント。策士振りを発揮するが、ヤネスがケージを背負って耐える。離れた両者、手数は変わらずグラントが多いが、精度は両者とも変わらないか。スピニングバックフィストをかわして、右を入れたヤネスはジャブを受けても、カウンターを打ち返す。右のロングフックを届かせたグラントは、スイッチして跳びヒザから左右のフックを振るっていく。さらに右をカウンターで当てたグラントが、右ハイへ。最後に左の蹴りのフェイクから、左ストレートを決めたグラントがラウンドを取り返した。

最終回、オーソでジャブ、前蹴りを繰り出すグラントがハイを繰り出す。ヤネスもジャブからストレートを伸ばす。カーフを蹴り合い、左右のフックの空振りからハイを繰り出したグラントの手数がやはり多い。さらに腹、顔面、拳、足と攻撃を散らすことで時間の経過とともにグラントの攻撃がヤネスを捕らえる場面が増えてくる。

フックをかわして右を入れたヤネスが、ショートのコンビを見せる。ジャブを2つ入れたヤネスは、右を打たれるがジャブからロー、そして前蹴りと綺麗な動きを続ける。対してグラントが大外の右フック、ブロックしたヤネスに右ハイを狙う。ヤネスが右フックを当て、グラントがヒザで顔面を狙う。

一度間合いを外したヤネスは、右フックをダックでかわしてジャブ。グラントは右の空振りを続けるが、ダッキングを待っている風でもある。最後の15秒、声を挙げて前に出たグラントは終了と同時に両手を挙げ、ヤネスはその場に座り込み咽び泣いた。結果、裁定は割れヤネスが勝利を手にし、グラントは不満を露わとした。

「30-27で彼につけたジャッジがいて、驚いた。これで4連勝、トップ15と戦いたい」とヤネスは話した。


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MMA UFC UFN198   エイドリアン・ヤネス カン・ギョンホ キック ケトレン・ヴィエイラ タッカー・ルッツ パット・サバティニ ブログ ミーシャ・テイト

【UFN198】計量終了 ミーシャ問題なし。コンバットサンボW杯2位サバティニ×CSで判定勝ち2度ルッツ

【写真】眼鏡を掛けて圧力を掛けるルッツ、ちょっと怖い (C)Zuffa/UFC

19日(金・現地時間)、 20日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN198:UFN on ESPN+56「Vieira vs Tate」の計量が行われた。

メインはUFC復帰2戦目のミーシャ・テイトが、ケトレン・ヴィエイラと戦い女子バンタム級の一戦だ。両者は本来10月16日に対戦予定だったが、ミーシャがコロナ陽性となり対決は今大会に持ち越された。

マスク姿でスケールに乗ったミーシャは、135.5ポンドでパスと同時にマクスを外してガッツポーズ&前腕二頭筋にキスする仕草を見せる。

フェイスオフではグータッチを行った両者、かなり近い距離で視線をぶつけ合いステージを下りた。


メイン5試合、プレリミ7試合の今大会。プレリミメインのパット・サバティニ×タッカー・ルッツは興味深いノンランカー対決だ。

レスリングベースでボクシングとキックを取り入れたルッツは、昨年のコンテンダーシリーズで2勝。2試合とも判定勝ちだったが、負傷をおしての魂のテイクダウン&コントロールを見せ、RNCでフィニッシュも狙ったことが評価され、UFCと契約を果たした。

今年5月のUFC初陣でもケビン・アギラーをコントロールして判定勝ちを収めたルッツは、キャリア12勝1敗としている。対してサバティニはRNCとヒールフックを得意としたフィニッシャーだ。

サバティニもレスリングベースだが、ダニエル・グレイシーの黒帯でもあり、さらにはコンバットサンボのワールドカップで準優勝、2016年にスコットランドのエジンバラで開催されたプレジデンツ・カップで優勝を飾るなど、ブレイク有りという状況でのサブミッションにも長けている。

UFCは今回で3戦目で2勝0敗、前回のジャマル・エマースではエマースの仕掛けたトーホールドを&内ヒールで切り返し、タップを奪っている。

打撃の圧からテイクダウンをして削るファイトのルッツと、一瞬のサブミッションで勝利を手にするサバティニ。スタンドの打撃ではルッツに分があり、サバティニとしては体力負けしない序盤で一本が欲しい。いずれのよせ、この試合の勝者は今後フェザー級戦線でトップ15、トップ10に絡んでくることは間違いない。

フェイスオフでは眼鏡をかけたルッツが、握手後に半歩ずつ近寄り、右の拳が小刻みに揺れるサバティニともう一度しっかりと拳を握り合う。静かなる闘志が両者から感じられた。

■視聴方法(予定)
11月20日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN198計量結果

<女子バンタム級/5分5R>
ケトレン・ヴィエイラ: 136ポンド(61.69キロ)
ミーシャ・テイト: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・キエーサ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ショーン・ブレイディ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<バンタム級/5分3R>
ハニ・ヤヒーラ: 135.5ポンド(61.46キロ)
カン・ギョンホ: 136ポンド(61.69キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジョジョ・カルダーウッド: 126ポンド(57.15キロ)
タリア・サントス: 125.5ポンド(56.92キロ)

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネス: 135ポンド(61.24キロ)
デイヴィー・グラント: 135.5ポンド(61.46キロ)

<フェザー級/5分3R>
パット・サバティニ: 145ポンド(65.77キロ)
タッカー・ルッツ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライト級/5分3R>
ラファ・ガルシア: 155ポンド(70.31キロ)
ナタン・レヴィ: 154ポンド(69.85キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブーミー: 115.5ポンド(52.38キロ)
ルピタ・ゴディネス: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ライト級/5分3R>
テレンス・マッキニー: 155.5ポンド(70.53キロ)
フェレス・ジアム: 156ポンド(70.76キロ)

<フライ級/5分3R>
コディー・ダーデン: 126ポンド(57.15キロ)
アオリーチーラン: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分3R>
シャ・イラン: 145ポンド(65.77キロ)
ショーン・ソリアーノ: 146ポンド(66.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ルアナ・ピニェーロ: 116ポンド(52.62キロ)
サム・ヒューズ: 115.5ポンド(52.38キロ)

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