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【UFN181】計量終了 アンデウソン、ラスト・オクタゴン大会で初陣、ヤネス&ナティヴィダッドに注目

【写真】アンデウソン・シウバ、25戦目──そして最後のオクタゴンへ (C)Zuffa/UFC

30日(金・現地時間)、31日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN181:UFN on ESPN+39「Hall vs Silva」の計量が行われた。

プレリミのミドル級でショーン・ストリックランドと対戦するジャック・マーシュマンが2.5ポンド・オーバー。同じくプレリミのウェルター級でジェイソン・ウィットと対戦するコール・ウィリアムは5.5ポンドと大幅に超過しており、前者は20パーセント、後者は40パーセントと大幅にファイトマネーを没収されキャッチウェイトマッチを戦うこととなっている。


アンデウソン・シウバのUFCラストファイトに、注目が一点集約された感のある今大会だが、プレリミでは楽しみなファイターがUFC初陣を戦う。1人目は8月11日のコンテンダーシリーズでブレイディ・ファンを39秒でKOし、UFCと契約を果たしたエイドリアン・ヤネスだ。

ヤネスはLFAバンタム級王座決定戦で、今大会のオープニングマッチに出場するマイルズス・ジョンズにスプリット判定負けを喫したが、その後はFury FCからLFA、そして前述したコンテンダーシリーズと4連勝中で右肩上がりに調子を上げている。

父に教えを受けたボクシングをベースに、MMAにアレンジしたヤネスのスタイルは、ズバリ殴らせず殴るスタイルだ。ただし、彼の殴らせないボクシングは待ちのスタイルでなく、積極的に自ら攻撃しカウンターを受けないよう移動するというモノ。ヤネスの長いリーチ、捻りを加えたパンチとステップが世界最高峰でどこまで通じるのか興味深い。

もう1人の新顔もバンタム級のケビン・ナティヴィダッドで、戦績は9勝1敗──彼も現在4連勝中で、LFAではタイトル戦線に顔を出すことなくステップアップを果たした。直近の試合では、7月に上に挙げたヤネスにスプリット判定負けだったカイル・エストラーダをKOしている。

実弟クリスチャン・ナティヴィダッドもMMAファイターで、5つのKO勝ちがあるハードパンチャーのナティヴィダッドはマイルズス・ジョンズとUFCデビュー戦で相対する。

■視聴方法(予定)
11月1日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS

■UFN181計量結果

<ミドル級/5分5R>
ユライア・ホール: 186ポンド(84.37キロ)
アンデウソン・シウバ: 184ポンド(83.46キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル: 146ポンド(66.22キロ)
アンドレ・フィーリ: 146ポンド(66.22キロ)

<ヘビー級/5分3R>
グレッグ・ハーディー: 264.5ポンド(1119.97キロ)
モーリス・グリーン: 250ポンド(113.4キロ)

<ミドル級/5分3R>
ケヴィン・ホラント: 185.5ポンド(84.14キロ)
チャーリー・オンテヴェロス: 182.5ポンド(82.78キロ)

<ライト級/5分3R>
ボビー・グリーン: 155ポンド(70.31キロ)
チアゴ・モイゼス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
アレキサンダー・ヘルナンデス: 155.5ポンド(70.53キロ)
クリス・グラッツマーカー: 155.5ポンド(70.53キロ)

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネツ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ビクトー・ロドリゲス: 133ポンド(60.33キロ)

<ミドル級/5分3R>
ショーン・ストリックランド: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジャック・マーシュマン: 187.5ポンド(85.04キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイソン・ウィット: 170.5ポンド(77.34キロ)
コール・ウィリアムス: 175.5ポンド(79.6キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ダスティン・ジャコビー: 204ポンド(92.53キロ)
ジャスティン・レデット: 205.5ポンド(93.21キロ)

<バンタム級/5分3R>
マイルス・ジョンズ: 135ポンド(61.24キロ)
ケビン・ナティヴィダッド: 134.5ポンド(61.0キロ)

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DWTNCS S04 Ep02 TJ・ララミー UFC Result インパ・カサンガネイ エイドリアン・ヤネス コリー・マッケナ ダスティン・ストーツフス ブログ

【DWTNCS S04 Ep02】試合結果 ヤネス、ララミー、マッケナ、ストーツフスら勝者全員がUFCへ

【写真】左からカサンガネイ、ララミー、マッケナ、ヤネス、ストーツフスの新UFCファイター達(C)Zuffa/UFC

11日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでDana White’s Tuesday Night Contender Series 2020年シリーズ第2週が行われダスティン・ストーツフス、エイドリアン・ヤネス、コリー・マッケナ、TJ・ララミー、インパ・カサンガネイ──5人の勝者全員がダナ・ホワイトからUFCとの契約を告げられる結果となった。

パウンドでワキ腹を折ってTKO勝ちしたララミー、39秒TKO勝ちのヤネスは当確間違いないと思われていたが、そのヤネスですらダナの言葉を理解できない様子で「UFCで戦うんだよ」と念を押されるほど、緊張する合否の瞬間。

カサンガネイは判定勝ちということもあったが、スクランブル出場を問われイエスと即答する。マッケナは若い、経験が必要という言葉に動揺を隠せなかったが、それをUFCで果たして欲しいと告げられ破顔一笑。負傷TKO勝ちのストーフツは4人が合格したことで、動揺を隠せない面持ちだったが無事UFCとの契約を勝ち取った。

ファイターだけでなくコーナーマンからも陽性反応が出ると、試合ができないという状況で、いくらでもファイターは必要になってくる。それゆえの5人揃っての契約ともいえるからこそ、彼らにとってここからが本当の勝負になる。

DWTNCS S04 Ep02
<ミドル級/5分3R>
○ダスティン・ストーツフス(米国)1R4分21秒
TKO
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×ジョセフ・パイファー(米国)
<バンタム級/5分3R>
○エイドリアン・ヤネス(米国)1R0分39秒
KO
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×ブレイディ・ファン(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
○コリー・マッケナ(英国)3R
判定
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×ヴァネッサ・デモパウロス(米国)
<フェザー級/5分3R>
○TJ・ララミー(カナダ)1R5分00秒
TKO
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×ダニエル・スウェイン(米国)
<ミドル級/5分3R>
○インパ・カサンガネイ(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×アンソニー・アダムス(米国)
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DWTNCS S04 Ep02 Report TJ・ララミー UFC インパ・カサンガネイ エイドリアン・ヤネス コリー・マッケナ ダスティン・ストーツフス ブログ

【DWTNCS S04 Ep02】ストーツフスのスラムで、パイファーが脱臼──5人の勝者、全員がUFCへ

<ミドル級/5分3R>
ダスティン・ストーツフス(米国)
Def.1R4分21秒by TKO
ジョセフ・パイファー(米国)

まず右ローを見せたストーツフスが、左フックをストーツフスのジャブに合わせる。パイファーがローを蹴り、ストーツフスも返す。パイファーは左ジャブから右ストレート、続くスピニングバックフィストは空振りに。カーフを蹴り合う両者、パイファーが左ボディフックを打ち込む。

ストーツフスがカーフを2発、パイファーが再び左ボディフックを決める。互いに右だけでなく左の蹴りも使うなか、パイファーが蹴りにシングルレッグを合わせる。ストーツフスはハーフでギロチン、フルガードに入れて頭を放す。ストーツフスは手首を掴んで三角狙いへ。直ぐに察知したパイファーは、続く三角クラッチも潰してトップをキープする。ハーフからパンチを落としたパイファーに対し、ストーツフスが足関節へ。

パイファーが体を捩じり足を引き抜くや、その刹那ストーツフスがスクランブルに転じシングルレッグ、腰を抱えてスラムへ。右腕をついたパイファーが、ヒジを脱臼し試合は決した。この突発的なフィニッシュをダナ・ホワイトとUFC首脳がどのように判断するか。

果たしてダナ・ホワイトの決断は──。

ダナ・ホワイト
「私はフィニッシュが好きなんだ。2度目のコンテンダーシリーズになったインパ、彼はポテンシャルはある──彼に質問がある。8月22日にエドガー・ムニョスと戦わないか? この質問に答えてくれ、ウェルカム・トゥ・UFC(笑)。

TJ・ララミー、インクレディブルな寝技、このキッドの戦いが好きだ。ようこそ、UFCに。次の試合はタフだった。マッケナはヴァナッサに対して、ビッグ・アンダードックだ。彼女はスイートでキラーだ。彼女はただ若い……20歳、トップ15とどう戦わせるのか。もう少し経験を積んで欲しい──その試合を与えるよ(笑)。

エイドリアン、クリーンなスナイパーだ。もっとUFCで見たい。UFCで、だ。ダスティンは13勝1敗、経験もある。ただUFCに出るだけじゃない、結果を戻すことを望んでいる」

インパ・カサンガネイ、TJ・ララミー、コリー・マッケナ、エイドリアン・ヤネス、ダスティン・ストーツフス──コンテンダーシリーズ史上、3度目の5人全員が一晩で契約するという結果となった。


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DWTNCS S04 Ep02 Report UFC エイドリアン・ヤネス ブレイディ・ファン ブログ

【DWTNCS S04 Ep02】エイドリアン・ヤネス、相手の正面に立たないボクシングでファンを秒殺KO

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネス(米国)
Def.1R0分39秒by KO
ブレイディ・ファン(米国)

ファが右ロー、ワンツーから組んでいく。離れたヤネス、続いて左ジャブを同時に放ち、返しの左フックでファンの動きを止める。即座にファンの死角に回り、左から右を打ち抜いたヤネスが39秒でTKO勝ち──UFC入りが確定のようなKO勝ちを手にした。

バックステージに戻る際にダナ・ホワイトに「僕はまだパートタイムなんだ、ワンデージョブをくれ」と伝えた勝者は「11勝1敗のタフな相手に勝った。契約してほしい。僕は相手の真正面に立っていようとは思わないんだ」と笑顔で話していたが、2年前に他界した父──ボクシングを指導したの話題になると、「僕を泣かせたいんだね」と言ったきり、言葉にならなくなってしまった。