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UFC ブログ

アンソニー・スミスが自宅に不法侵入してきた男と格闘、警察に引き渡していた



UFC's Anthony Smith fights home intruder; man charged with criminal trespass(ESPN.com)

Report: Anthony Smith’s home intruder was a high school wrestling star(BloodyElbow)

 4月5日午前4時、ネブラスカ州にあるアンソニー・スミスの自宅に男が不法侵入、警察の到着を待つまでスミスが男と5分以上格闘し到着後に引き渡したとのこと。

 スミスは妻、義母、3人の娘と一緒に暮らしており、妻から家に誰かいると起こされてコンピュータールームで遭遇、家族を寝室に避難させて犯人と格闘したとのこと。スミスにケガはありませんでしたが、武器を持っている可能性があったことから「人生で最もタフな試合のひとつだった」そうです。ライトヘビー級(205ポンド)で試合をするスミスに対し犯人の男は約170ポンドですが、犯人はテイクダウンを狙ってきたとのこと。スミスはパンチ、膝蹴り、肘打ちを何発も入れたものの、それでも犯人は向かってきたそうです。

 警察が到着し身柄を拘束された犯人はスミスに対し「よう、すまなかったな」と言ってきたとのこと。スミスはこの事件が他の誰かではなくプロファイターである自身に起きたのはまだマシだったと思う一方で「いきなり戦う準備なんて全然できてなかった。あの恐怖に立ち向かえていたかというと不十分だった。自分があんなにビビりだとは思わなかった」とのこと。

 逮捕されたルーク・ハーバーマンは現在21歳で高校時代にレスリングで名を馳せた人物。戦績は32勝11敗だったそうです。

 スミスは4月25日にネブラスカ州リンカーンで開催予定だった『UFC Fight Night 173: Smith vs. Teixeira』でグローヴァー・テイシェイラと対戦予定で、「戦う準備はできている」とのことでしたが、新型コロナウイルスの影響により全大会が延期されたことから次戦は未定になっています。続きを読む・・・
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PRIDE・格闘技 ブログ

ABEMA 格闘技を愛する全ての人へ ”Fighter’s Diary” #1

格闘技が観戦出来なくなって悶々とする日々を送る中、ABEMAの格闘チャンネルがスペシャルコンテンツを配信。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で試合ができなくなった格闘技選手たちに今の率直な思いを聞くインタビュー番組「Fighter’s Diary」をYoutubeでの先行公開をスタートしました。

今回のエピソード1では青木真也、若松佑弥、平田樹、堀口恭司、中村K太郎、杉山しずかをフィーチャー。若松、平田、中村・杉山夫妻が試合がなく、収入が途絶えてる事への不安を吐露する中、青木と堀口のブレのなさが印象的です。やっぱり世界でトップクラスに昇り詰めた選手は余裕があるというか、悟っているというか。発する言葉の一つ一つから自信がみなぎっていました。

その一方で他の選手が感じている先が見えない不安には100%共感。自粛の状況がこのまま続いたら自分の生活がどうなるのか、格闘技を見る日が来るのか、頭を悩ませるのは当然ですもん。
でも今はとにかく耐える時。インタビューの中で堀口も語っていたようにリスクがある事は今はやるべきではないでしょう。いつになるかわかりませんが、また格闘技を楽しめる日が来た時に爆発させるべく、心も身体も温存していければと。
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Interview J-CAGE ONE Road to ONE02 ブログ 工藤諒司 椿飛鳥

【Road to ONE02】強大な相手=工藤諒司戦に向け、椿飛鳥─02─「弱い人間なりに頭を使って戦います」

Tsubaki【写真】トライデント・ジム、森修会長とともに戦う椿 (C)MMAPLANET

17日(金)に開催されるRoad to ONE02で、工藤諒司と対戦する椿飛鳥インタビュー後編。

キャリア5戦未満のファイターで、一時的とはいえ注目度は国内チャンピオン・クラスより高かった。そんなキャリアの積み方をしてきた椿だが、恵まれた環境だからこそ他の選手が経験したことがない状況とも向き合っている。

そんな椿はアマ修斗時代に敗れたことある工藤のことを「人間として強い、人種が違う」とまで言う。強大な敵との戦いに向け、椿はプロデビュー戦となったアンヴァー・アマーリ戦の苦い経験をも重ねて、必勝の期して挑む。

<椿飛鳥インタビューPart.01はコチラから>


──どこかでトライアウトに受からなくて、格闘代理戦争にも出演せずに新人王トーナメントからキャリアを積んでいたらなと後悔したことはありましたか。

「あぁ……、そういう風に考えたことは正直ないです。想像ができないというか、もうこうやってキャリアを積んできたので。やっていることで結果を残そうと思ってきただけですね」

──前田浩平選手、葛西和希選手という代理戦争出演メンバーもパンクラスで一からキャリアを積んでいます。格闘技が好きな人間は、どういう状況でも戦っている。平田樹でなくても、皆、格闘技と向き合っている。

「格闘技は本当に好きです。それとトライデント・ジムのことが好きだし、会長のことが一番好きです。このジムで格闘技を始めて、会長にずっとお世話になってきました。指導だけでなく、金にもならないのに会場への送り迎えもしてくれたり……会長の熱意に接させてもらってきました。何のために格闘技をやるのかといえば自分のためですが、会長が教えてくれる格闘技で結果を残したいです。それが恩返しといえば恩着せがましいけど、会長に喜んでほしいと思っています」

──工藤選手との試合で結果を残せば、それは森会長も大感激かと。ただし強大な相手です。一番気を付けないといけないと思っている攻撃はどこになりますか。

「やっぱりレスリングです。あのテイクダウン能力はずば抜けています。テイクダウンという軸があって、ボクシングが滅茶苦茶うまいです」

──そういう工藤選手に対して、椿選手がしなければならないことは?

「弱い人間なりに距離だとか、細かい部分で頭を使って戦います。生物としてフィジカルとか敵わないし、そこでは勝てないので」

──ウォリアーシリーズはリングですが、今回はケージが使用されます。

「僕、ケージの方が好きなんです。その方が戦いやすいですし」

──工藤選手もそうではないでしょうか。

「アッ……。ちょっと、そこ考えていなかったです!! 『俺、ケージ得意だ』ってばっか思っていて。向うもそうですよねっ!! でも、自分のやるべきことをやるしかないです。間違いなく精神的、肉体的、頭脳的にも厳しい戦いになることは覚悟しています」

──プロデビュー戦で7勝0敗のアンヴァー・アマーリと戦い、最後は気持ちが折れて背中を見せたように見えました。

「技術的も気持ち的も僕は足らなかったです。だからこそ、あの試合は多くのモノをもたらしてくれました。戦い方だけでなく、人生の過ごし方にも影響しています。

試合はきつくなるのだから、そこから逃げないよう戦います。アマーリ戦は指摘されたように、気持ちが折れて背中を見せました。甘ったれていたし、四点ヒザを蹴られた時点でヤバイと思ってしまって。あんなのが怖くて背中を見せるなら、格闘技なんて辞めちまえって……今の僕は言えます。

そう言った手前、工藤選手との試合は……あの試合と同じようなコトを繰り返すようなら……色々な面で覚悟を決めて、17日にはケージに入ります。上にいくために内容まで問われる試合……僕は回りにどう思われても一番を目指しています。チャンピオンになりたいですし、会長や会社に恩返しがしたいです。そういう意味で、この試合は自分が上に行けるかどうかが見えてくる試合になるかと思っています」

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Interview ONE Special The Fight Must Go On アンジェラ・リー シィォン・ヂィンナン チャトリ・シットヨートン ブログ

【The Fight Must Go On】Must Watch !! チャトリのおススメ、ONEを知るための5番勝負─03&04─

Pand vs Lee【写真】2試合とも劣性なファイターが盛り返すというシーンが見られたうえでのフィニッシュ決着、3度目は?(C)MMAPLANET

国内外のMMA大会の中止及び延期、さらには格闘技ジムの休館など、停滞ムードの真っただ中です。個人的にも大会の延期と中止のニュースばかりを書かざるをえない時期だからこそ、目まぐるしい日々の出来事、情報が氾濫する通常のMMA界では発することができなかったMMAに纏わる色々なコトを発信していければと思います。こんな時だからこそ The Fight Must Go On──第20弾はMust Watch!!  このスポーツの著名人が、改めて視聴することを薦める試合を紹介したい。

今回もONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO&会長が選んだ「ONEを知るために日本のファンに視て欲しい5番勝負」、その3試合目と4試合目だ。

※ここで紹介する試合は、オフィシャルホームページやオフィシャルYouTubeチャンネルで誰もが無料で視聴できるファイトに限っており、違法でアップされた試合は含まれません。


チャトリが選んだ「ONEを知るために日本のファンに視て欲しい5番勝負」、今回は2試合同時発表、3試合目は2019年3月31日、ONE90で行われたONE世界女子ストロー級選手権試合=王者シィォン・ヂィンナン✖挑戦者アンジェラ・リー、そして2019年10月13日のONE100で組まれた再戦、ONE世界女子アトム級選手権試合=王者アンジェラ・リー✖挑戦者シィォン・ヂィンナンの2試合だ。

チャトリのMust Watch 03&04、シィォン・ヂィンナン✖アンジェラ・リー2連戦の選択理由は以下の通りだ。

チャトリ・シットヨートン
「ジィォン・ヂィンナとアンジェラ・リーの戦いは、2試合とも大好きだ。凄い接戦で、2人とも傷つき、それでも最後まで勝負を諦めない戦いだった。そしてパンチで勝ったヂィンナン、RNCで勝利したアンジェラ。2人の特徴と強さを見せ、これからさらに強くなる可能性があることを示していた。

ヂィンナンとアンジェラの2人、世界のどのアトム級の選手と戦っても負けないはずだ。3度目の対戦? もちろん起こりえる。2人もそれを第三幕、決着戦を望んでいる。2人ともEvolve MMAに所属しているけど、我々は既にクリスチャン・リー✖シンヤのタイトル戦も組んだ。彼女達は間違いなく、もう1度戦うよ」

ONEオフィシャルホームページで視られる──この試合の動画、パンダ✖リー01はコチラ、パンダ✖リー02はコチラ(39分10秒頃)から

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ブログ 総合格闘家

日本人プロレスラー20人と日本人総合格闘家20人を選んで無差別級で戦わせたら

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809: 実況厳禁@名無しの格闘家 2020/04/12(日) 05:02:33.16 ID:FL3f+Jwz0
日本人プロレスラー20人と日本人総合格闘家20人を選んで無差別級で戦わせた時プロレスラー側が勝ち越すよね

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ABEMA Fighter's Diary Interview J-CAGE ブログ 平田樹

【Fighters’s Diary con on that day】「試合がない日々」を生きる平田樹の声 on 2018年12月29日

Itsuki-Hirata1 (1)【写真】たった1年4カ月前とは思えない、幼さが残る2018年12月29日の平田樹(C)ABEMA & MMAPLANET

全世界を巻き込む新型コロナウィルス感染拡大の影響は当然のように日本の格闘家たちの人生にも影響が出ている。試合がない、大会が開かれない、練習場所の確保も困難だ。

そんな今、格闘技を愛する全ての人へ──ABEMA格闘CH が公式YouTubeチャンネルで Fighter’s Diary Ep.01というドキュメンタリームービーが12日(日)より、アップされている。

第1回でクローズアップされた格闘家は平田樹、若松佑弥、中村K太郎&杉山しずか夫妻、堀口恭司、青木真也の6名だ。

Fighter'sDiaryFighter’s Diaryは3週に渡り、3つのエピソードで総勢16人の格闘家たちの声をYouTubeで伝え、26日(日)午後7時より、ABEMA格闘CHにて Fighter’s Diary完全版が放送される。

そんなFighter’s Diaryでは「試合がない日々」を格闘家たちはどう生きるのか? ──という今の声を集めた。MMAPLANETでは、タイアップ企画ならぬボーディング企画を提案。MMAファイター達が今を発せられるようになった原点を探る上で、あの日の彼らや彼女達の声=on that dayとして、MMAPLANETインタビュー初登場時の声を紹介したい。

題してFighter’s Diary con on that day、第1回は2018年12月31日公開、同29日に取材が行われた平井樹のあの日の声をお届けしよう。


──格闘代理戦争3rdシーズン決勝が終了しました。今の気持ちをまず教えてください。

「やっと本格的に格闘家になれました。それが今の気持ちです(笑)」

──昨年の今頃、平田選手は何をされていたのでしょうか。

「去年の今頃は卒業前で、家でグゥタラしていましたね。柔道は夏で引退し、卒業してから格闘技を始めようと思っていたので家でゴロゴロして(笑)。年末とお正月は普通の高校生として過ごしていました」

──柔道を続ける気持ちはなかったですか。

「なかったです。気持ちが強すぎて、柔道だけでは収まり切らなかったです。やっぱりMMAをやってみたかったです」

──いつ頃からそのように思うようになっていたのでしょうか。

「高校に入ってからですね。家族が皆好きだったので。RIZINや柔術の試合を皆で見に行ったり、兄がサンボの試合に出たので応援にも行っていました」

──ではレジェンド、桜井マッハ速人さんのこともご存じだったのですか。

「お父さんが凄く知っていたみたいです(笑)」

──実際にMMAを始めたのは高校を卒業してから?

「ハイ。春日柔道クラブの先輩がK-clannに通っていて。家も近かったので入門したんです」

──そんな折に格闘代理戦争が女子で始まる話が浮上したと。

「k-Clannも横田(一則)さんが代表でやってくれて、凄く環境が良くて。全ての出会いが、番組と結び付けてくれたような感じです」

──格闘代理戦争がなければ、どのような道を歩もうと思っていたのですか。

「どうだったんでしょうね。ONEが目標にもなっていかったですし、地道にコツコツとアマチュアの試合に出て、プロの大会から目をつけてもらう……普通はそうだと思います。半年でこんな風になるとは想像もできなかったです」

──そもそもMMAファイターになろうと思った時、目標はどこに設定していたのでしょうか。

「日本の女子格闘家のトップです。海外はオファーがあったら良いなぁぐらいで」

──ロンダ・ラウジーみたいになりたいとは?

「そこまでは考えていなかったです(笑)」

──石浦トライアウトで選ばれなかった時、あれは多くの視聴者も意外だと思っていたはずですが、どのような気持ちに?

「選ばれると信じていました。まさか、落ちるとは思っていなかったので『マジか!!』って……『甘くないなぁ』と」

──甘くないというか、圧倒していましたしね。

「『なんでだろう?』という気持ちは大きかったです。でも、すぐに次の試合に向けて頑張ろうと切り替えました。で、すぐにJEWELSのアマチュアの試合にも出ました」

──9月16日のアマJEWELSに「いつき」という名前で出場し、アームロックで一本勝ちしています。

「トライアウトに選ばれなかった次の週に出たんです(笑)。落ちたから、出ました。そして勝ったら、また流れが変わって来て。番組を視てくれている人からも『いないとダメな存在でしょう』とか言って貰えて。そんな時にマッハさんの推薦で、番組に戻れることができたんです」

──平田選手の復活を知った時、他のメンバーと見比べてMIO選手のパンチを被弾した時にどうなるのか。それ以外の相手とは差があるのではないかと思っていました。そして準決勝のMIO戦では自らパンチを当てて、RNCで失神に追い込みMMAというフィールドで地力の違いが出たかと。

「ありがとうございます。自分のなかでは1回戦のパク・ポヒョン選手が一番手強かったです。試合も2Rまでいきましたし、打撃も寝技もできる選手で自分を出すことができなかったです。

キックも貰ったし、パンチも貰って。あの試合は厳しかったです。気を付けろと言われていたのに、首を抱えて投げてバックを取られそうになりましたし」

──確かにそのような場面もありましたが、袈裟固めが片方でなく移動して両方で抑えてトップキープ。勘の良さなのか、とにかく良い動きでした。

「あそこの動きも練習の成果です。横田さんに習った柔道の経験をいかした動きでした」

──マッハさんではなかったと。

「あの時はまだ……(笑)」

──今日の勝利でONEとの契約も勝ち取りました。

「う~ん、まだ実力的は全くです。番組とはルールも違いますし、対戦相手のフィジカルの強さも違います。日本の選手は細いけど、外国の選手は体も凄いです。もうバキバキのムキムキなんで。ONEに出ることを考えると、そこでも負けないようにしないといけないです。だから、これからやることがまだまだあって……やらないといけないことが増えたと思っています。

フィジカルだけでなく、打撃、寝技、技術と全部です。もうプロという風に受け止めらていると思うので、ONEの選手と同じようにできないといけないです」

──格闘代理戦争に出演することで、知名度は普通のプロ選手と比較ならないほどあります。そして、舞台慣れもしているように思います。ただし、プロとして戦っていくのはこれからです。そのなかで、平田選手が優勝を決めた後に「ここからスタート」と言っていたことが印象に残りました。

「本当にここがスタートです。やっとスタートラインに立てただけなので……浮かれるつもりはないです。ただ番組を見て応援してもらえることは、凄く力になりました。そこはプレッシャーやストレスになるのではなくて、パワーをもらっています。あれだけ応援をしてもらえると、やるしかないです。

同時に認知度が上がると色々と言って来る人も増えるということにもなりますが、そういうことを気にするよりも、もっともっと強くなりたいというのが一番です。

ここから『どんだけしんどいんだろう』って思いますが、それが一番の楽しみです。泣きながらやるんだろうなって(笑)」

──ではMMAファイターとして、広がっただろう夢を教えてください。

「チャンピオンになりたいです。そのためにコツコツと地道に練習し、1試合戦う度に『変わったな』と言ってもらえるよう強くなりたいです」

──いつ頃、ONEのサークルケージで戦いたいと考えていますか。

「う~ん……3月31日の日本大会は早いですけど……やってみたい気持ちもあります。やっぱり負けたくないので、死ぬほど練習するだろうし。出たい気持ちもあるし、まだ早いかなとも思います」

──では話題を変えて、優勝賞金300万円を何に使いたいと思っていますか。

「それ、たくさん聞かれます(笑)。自分、海外で練習したいです」

──えぇ、ディズニーランドではないのですか(※第1回UFCの優勝賞金の使い道を聞かれたホイス・グレイシーが『ガールフレンドとディズニーランドに行きたい』と答えた)(笑)。

「……。海外で練習したいですッ!!! 言葉も通じない場所で、凄く厳しい練習をやってみたいんです」

<掲載当時の状況がより分かる──リードを含めた──完全版はコチラから>

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ADCC2005 Special The Fight Must Go On ジェイク・シールズ ジョルジュ・サンピエール ディエゴ・サンチェス デミアン・マイア ブログ ホジャー・グレイシー ホナウド・ジャカレ マーシオ・フェイトーザ ユライア・フェイバー レオ・サントス 青木真也

【The Fight Must Go On】DVDチラ見─03─2005年5月28&29日、ADCC2005。最後の柔術家✖UFCファイター

ACDD2005【写真】日本ではクエストが権利を取り、DVDを発売。ここで紹介するDVDは米国版だ (C) FIGHTWORLD.com

国内外のMMA大会の中止及び延期、さらには格闘技ジムの休館など、停滞ムードの真っただ中です。個人的にも大会の延期と中止のニュースばかりを書かざるをえない時期だからこそ、目まぐるしい日々の出来事、情報が氾濫する通常のMMA界では発することができなかったMMAに纏わる色々なコトを発信していければと思います。こんな時だからこそ The Fight Must Go On──第19弾は懐かしくもあり、今や秘蔵っぽさタップリのDVD紹介シリーズ、その第3回として2005年5月28&29日にカリフォルニア州ロングビーチのザ・ピラミッドで開催されたADCC2005のDVDを紹介したい。


2005年はMMA界にとって、転機となったな年だ。この年の1月から4月にかけて全米ケーブルネットワーク局SpikeでThe Ultimate Fighterシーズン01が中継された。この番組が当たらなければ、ZuffaはUFCへの投資と経営を諦めていただろう。

そんな最後の一手が起死回生の場外ホームランとなり、UFCは──いやMMAは世のメインストリームを闊歩する道を歩み始めた。そんな年に開催されたADCCサブミッションレスリング世界大会は、PRIDEに出場している以外のMMAファイターにとってグラップリングの優勝賞金が高額だった最後の大会(※いつの間にかこの名称もサブミッションファイティングに変更されているが……)といえる。

UrajahズッファがWECを買収する以前とはいえ66キロ級にユライア・フェイバー、ギルバート・メレンデス、77キロ級にはジョルジュ・サンピエール、ディエゴ・サンチェス、ジェイク・シールズ、青木真也、88キロ級にフランク・トリッグ、デニス・ホールマンらが出場している。

aoki2年後のADCC2007ではロバート・ドリスデール、ファブリシオ・ヴェウドゥム、シャンジ・ヒベイロ、デミアン・マイア、マルセリーニョ・ガウッシア、ハニ・ヤヒーラという6人の世界王者が全てMMAに進出していることからも、2005年を潮目にMMAと柔術の関係が変化したことが分かる。

GSPそんなMMAファイター達の挑戦を跳ね返した柔術勢と柔術家同士の潰し合いに馳せ参じたメンバーも、レオ・ヴィエイラ、マーシオ・フェイトーザ、レオ・サントス、マルセリーニョ・ガウッシア、ホナウド・ジャカレ、デミアン・マイア、シャンジ・ヒベイロ、ホジャー・グレイシーと凄まじいばかりの面子が揃っていた。

marcio今や柔術も道着とノーギが別物と捉えられるようになったことを考えると、ノーギグラップリングという分野において、MMAファイターが本気で柔術家に挑み、また米国勢のレスリングと柔術の融合が始まったのが、このADCC2005といえる。

■青木のセコンドは欽ちゃん!!

そんなADCC2005は日本国内ではクエストが3枚組、計674分のDVDを発売しており、ここで紹介した米国とは別構成になっている。この米国版はFIGHT MARKET.comから7枚組で発売され、グラフィックの注目すべき点は各選手のセコンドが明記されている点。青木のセコンドには近藤哲也氏、そして橋本欽也君の名前がしっかりと刻まれている!!

そして米国版ではスポンサーが裏表紙で紹介されているが、KORAL、TAPOUT、On The Mat、Jiu Jitsu PRO Gear、FOKAIなどギアやショップだけでなく、Grappler QuestとNAGAという2大グラップリングのロゴも確認される。

ADCC2005も今や、UFC Fight Passで視聴可能だ。もうとやかくいう必要もない。各階級の優勝者、そして今見ても色あせることのない顔合わせを記しておきたい。

66kg
【66キロ級】
優勝レオ・ヴィエイラ 準優勝ハニ・ヤヒーラ
<1回戦>
レオ・ヴィエイラ✖徹肌ィ郎
ギルバート・メレンデス✖バレット・ヨシダ
ユライア・フェイバー✖マルコ・パフンピーニャ
<準々決勝>
ヴァグネイ・ファビアーノ✖ハニ・ヤヒーラ
マーシオ・フェイトーザ✖ユライア・フェイバー
<準決勝>
ハニ・ヤヒーラ✖マーシオ・フェイトーザ

leo
【77キロ級】
優勝マルセリーニョ・ガウッシア 準優勝パブロ・ポポビッチ
<1回戦>
青木真也✖マルコス・アヴェラン
GSP✖オットー・オルソン
パブロ・ポポビッチ✖ヘンゾ・グレイシー
ジェイク・シールズ✖ディエゴ・サンチェス
<準々決勝>
マルセリーニョ・ガウッシア✖青木真也
レオ・サントス✖ジョルジュ・サンピエール
パブロ・ポポビッチ✖ホアン・ジュカォン
ジェイク・シールズ✖キャメロン・アール
<準決勝>
マルセリーニョ・ガウッシア✖レオ・サントス
<3位決定戦>
ジェイク・シールズ✖レオ・サントス

88kg
【88キロ級】
優勝ホナウド・ジャカレ 準優勝デミアン・マイア
<1回戦>
サウロ・ヒベイロ✖ラリー・パパドポロス
ジョルジ・マカコ✖花井岳
デヴィッド・アベラン✖三原秀美
デニス・ホールマン✖フランク・トリッグ
<準決勝>
デミアン・マイア✖サウロ・ヒベイロ

99kg
【99キロ級】
優勝ホジャー・グレイシー 準優勝アレッシャンドリ・カカレコ
<1回戦>
ロバート・ドリスデール✖アンソニー・ペロシュ
アレッシャンドリ・カカレコ✖内藤征弥
<準々決勝>
アレッシャンドリ・カカレコ✖ロバート・ドリスデール
ホジャー・グレイシー✖エドゥアウド・テレス
シャンジ・ヒベイロ✖ジャマール・パターソン
<準決勝>
アレッシャンドリ・カカレコ✖ユノラフ・エイネモ
ホジャー・グレイシー✖シャンジ・ヒベイロ
<3位決定戦>
シャンジ・ヒベイロ✖ユノラフ・エイネモ

99+
【99キロ超級】
優勝ジェフ・モンソン 準優勝ガブリエル・ナパォン
<1回戦>
ガブリエル・ナパォン✖ムスタファ・アルトゥルク
リコ・ロドリゲス✖ハイム・ゴザリ
ラハディ・ファーガソン✖石井淳
ジェフ・モンソン✖カリーム・バイロン
<準々決勝>
マーシオ・ペジパーノ✖ダニエル・グレイシー
<準決勝>
ガブリエル・ナパォン✖マーシオ・ペジパーノ
ジェフ・モンソン✖ファブリシオ・ヴェウドゥム

Open
【アブソリュート級】
優勝ホジャー・グレイシー 準優勝ホナウド・ジャカレ
<1回戦>
ホジャー・グレイシー✖青木真也
アレッシャンドリ・カカレコ✖レオ・サントス
マルセリーニョ・ガウッシア✖リコ・ロドリゲス
<準々決勝>
ホジャー・グレイシー✖ファブリシオ・ヴェウドゥム
ホナウド・ジャカレ✖アレッシャンドリ・カカレコ
マルセリーニョ・ガウッシア✖ディエゴ・サンチェス
<準決勝>
ホナウド・ジャカレ✖マルセリーニョ・ガウッシア
<3位決定戦>
マルセリーニョ・ガウッシア✖アレッシャンドリ・カカレコ

w60kg
【女子60キロ】
優勝キーラ・グレイシー 準優勝レカ・ヴィエイラ
<1回戦>
藤井恵✖リマ・ハダット
キーラ・グレイシー✖エリカ・モントーヤ
ギャジー・パーマン✖レティシア・ヒベイロ
レカ・ヴィエイラ✖ロクサン・モダフェリ
<準決勝>
キーラ・グレイシー✖藤井恵

【女子60キロ超級】
優勝ジュリアナ・ボルジェス 準優勝タラ・ラロサ
<1回戦>
マルース・クーネン✖近藤有希
薮下めぐみ✖アマンダ・ブキャナー
<準決勝>
ステイシー・カートライト✖マルース・クーネン
ジュリアナ・ボルジェス✖薮下めぐみ

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Interview J-CAGE ONE Road to ONE02 ブログ 工藤諒司 椿飛鳥

【Road to ONE02】現状を抜け出す戦い=工藤諒司戦に向け、椿飛鳥─01─「生物として強い。人種が違う」

Tsubaki【写真】昨年10月のウォリアーシリーズ東京大会でカンボジアのロン・ラーを破って以来の実戦となる椿(C)MMAPLANET

17日(金)に開催されるRoad to ONE02で、椿飛鳥が工藤諒司と対戦する。

アマ修斗全日本を制し、プロデビュー前にONEウォリアーシリーズのトライアウトを受けて合格。その後、格闘代理戦争に出演してから、シンガポールでプロデビューを迎えた。

そんな特異なプロセスを経てプロMMAファイター人生のスタートを切った椿に、自身のキャリアの積み方、工藤戦に向けての想いを尋ねた。


──椿選手は今、働きながら格闘家生活を送っていますが、この現状で会社の方は?

「家事代行の仕事なんですが、コロナの影響もなくはないですが仕事は続いています。僕の会社は実業団のチアダンスのチームを持っていて、アスリート採用に積極的なんです。僕に対しても格闘技の練習を考慮してくれますし、試合の時も融通を利かせてくれています」

──では所属するトライデント・ジムの方は?

「ジムの方は緊急事態宣言を受けて休館になっています。現状は公園を走ったり、シャドーをしていますが、スパーリングとはできていないです。でも、それまでやってきましたし、世の中がこうなったらしょうがないよなって感じです」

──それまでの仕上がりをキープすると。

「ハイ、今回は自分のジムだけで練習してきました。これまではHAGANEジムの同年代の選手とMMAやグラップリングのスパーをやってきましたが、今回はコロナのことも考えて自分のジムだけでやってきました。電車移動とかすると、自分だけでなく練習仲間を感染させてしまうリスクもありますし。やっぱり自分がかかる以上に、人にうつしたくないという気持ちが大きかったです」

──その気持ちはよく分かります。ところで今回の試合は、ONEウォリアーシリーズの試合が延期されてという流れで決まったのでしょうか。

「いえ。僕はウォリアーで試合が全然組まれていなかったです。2月大会と4月大会に向けて、試合を組んで欲しいと年明けからマッチメイカーに連絡していたのですが……『分かった。考えておく』っていう感じで。

あと1試合契約が残っていて、そこで勝っても現状はONEに行くのは難しいだろうし、契約延長になるにしても強い相手に勝っていかなければならないと思っていました。でも、その前に試合を組んでもらえない。これは『ウォリアーシリーズにも必要とされていないんだな』って悲しい気持ちになっていました(苦笑)」

──それは精神的に厳しい状態でしたね。

「メチャクチャ不安でした。僕もそこまで能天気な人間ではないので、必要とされているのかどうかは気にしますし。この状態で試合が組まれないのはどういうことなのか。その覚悟はしていました。だから日本に戻ってくることも考えないといけないとは思っていました」

──ウォリアーシリーズは本戦に出てもおかしくない日本人選手、そして豪州や韓国人選手が出場するようになりました。

「差が激しいですね。ソン・ミンジョンとか、ウォリアーシリーズじゃないだろうって(笑)。豪州やニュージーランドからも20試合とか30戦とかやっている選手が紛れ込んで来て。僕のようにウォリアーシリーズでデビューしてONEを目指す登竜門から、他である程度のキャリアを残している選手がONE本戦で戦うために生き残りを賭けて戦う状況になっていると思います」

──椿選手はキャリアの積み方としては、本当に特異ですかね。

「他にはいないと思います」

──平田樹選手と椿選手のみという。

「あぁ良いですね。成功例と失敗例ということで」

──何を自虐的になっているのですか(笑)。

「アハハハ」

──それでもRoad to ONEのオファーがあって、しかも相手は工藤選手。オファーがいつ頃でしたか。

「3月17日でした」

──即答ですね。

「ハッキリ覚えています。会社の昼休みにご飯を食べていたら、ジムの(森修)会長からLINEが来て。『Road to ONEがあるみたいで、椿も出場候補になっているみたいだよ』って。絶対に出たかったですし、その時点で工藤選手とやることになるかもとはチョット思っていました。そうしたら数時間後に工藤選手との試合でオファーがありました」

──そこで工藤選手になるかもと思った根拠は何だったのでしょうか。

「長南さんが動かれている大会だし、同じ階級ですしね。ウォリアーシリーズでも当たることがあると思っていたので。そこを踏まえての直感でした」

──直感が当たりましたね。

「やっぱり来たか……と」

──椿選手と工藤選手、戦績だけでなく勝ってきた相手もかなり違いあるのが現実です。

「工藤選手はONEの本戦レベルですよね。MMAPLANETの記事にあったように修斗にいたら、タイトルに絡んでいたはずです。生物的に強くて、僕とは人種が違います(笑)」

──工藤選手と戦うことで、試合を受けることに躊躇することはなかったですか。

「それはないです。口が裂けてもノーはない。会長とのやりとりで試合を受けるかどうかの判断材料は、日時だけなんです。その日に戦えるなら、誰とでも戦う。

対戦相手の名前を聞いてから断るなんて、逃げたことになります。単純に男としてダサい。工藤選手の名前を聞いたときも、これはチャンスでしかないと思って間髪入れずに『戦います』と答えました。現状を変えるには、工藤選手は格好の相手です」

──アマ修斗で戦ったことがあるそうですね。

「ハイ。2017年の関東大会の決勝で試合をして、ホンットに何もできなかったです。大学4年で就職活動もせず、全日本アマ修斗で優勝しようと練習に励んでいた時期で……。あの敗北で自分に絶望しました」

──それでも、その年の全日本で優勝しました。アマ修斗全日本優勝から、修斗で新人王トーナメントに出るのはプロMMAファイターとして、凄く順調なスタートになるのですが。

「なんか、ウォリアーシリーズのトライアウトに受かっちゃって。運が良いのか悪いのか(笑)」

──そこから格闘代理戦争2ndシーズンに出演と。アマ修斗しか戦っていない状況で、知名度は国内王者を凌駕するほどになりました。今から振り返り、格闘代理戦争で得られた経験とは何だったでしょうか。

「その知名度が上がるということも含め、他の選手にはできない経験をさせてもらったと思っています。人に見られ、メディアがつく……何より青木さんと少しでも関われたこと、本物を知ったという言い方は失礼かもしれないですが、青木選手の近くにいることができたことは素晴らしかったです。

ただ調子に乗ってしまいました。勘違いしちゃうというか……結果、実力がないのに注目されてしまったので辛かったです。会場にいても話し掛けられる。嬉しい反面、疲れを感じるようになっていましたね」

──出稽古にいくと、椿だってことで当たりも厳しくなかったですか。

「それはあったと思います。でも人それぞれですしね」

<この項、続く>

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ブログ ボクシング

井上尚弥が自身の誕生日を前にした思いを投稿「27歳になってしまう…1日でも現役生活を無駄にしたくない」

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1: 名無しさん@恐縮です 2020/04/09(木) 21:34:54.11 ID:ozvDXtgj9
ボクシングのWBAスーパー&IBFバンタム級王者・井上尚弥(26)が9日、自身のツイッターで4月10日の誕生日を前にした思いを投稿した。

26歳最後の日を前に「27歳になってしまう…プロデビューして8年 1日でも現役生活を無駄したくない」という切実な思いをつづっている。 (全文は以下リンク先参照)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200409-00000016-tospoweb-fight 

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K-1  KNOCK OUT   RISE ブログ

ムエタイ戦士、スアキムが突然の引退宣言「この業界を去ろう、もう疲れた、飽きた」

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866: 実況厳禁@名無しの格闘家 2020/04/10(金) 10:36:18.48 ID:57yj+7i20
スアキム引退すんの? 
 ルンピニー認定スーパーフェザー級王者スアキム・PKセンチャイムエタイジム(24=タイ)が、引退宣言した。

スアキムはルンピニー三階級を制覇したムエタイのトップスター。日本では那須川天心と二度に渡る激闘で名を馳せ、RISEなどでも活躍している。  
スアキムは4月10日、自身のフェイスブックにてこの業界を去ると投稿した。  

投稿ではギャンブラーやムエタイファンたちに向かって「私がちょっとお酒を飲んでいると『負けるぞ』と言ってくる。

勝った時には何も言ってくれないくせに。もうウンザリだ。

SNSなどで罵倒してくる人たちは、私がどれだけ努力しているか知っているのだろうか」と、不満を爆発させる。  

続けて「この業界を去ろう、もう疲れた、飽きた。

負けた時には誰にも気にしてもらえず、試合がどれだけ疲れていても、さらにそういう人たちの罵倒に耐えなければならない。
自分はそういう人たちよりずっと努力しているのに」と引退を宣言した。  

コメント欄では多くのファンたちが「気にしないで、あなたを嫌う人よりも愛している人のほうが多いです」「どうか戦い続けて、私たちは負けても勝ってもあなたの味方だ」と思いとどまるよう嘆願している。  

しかし「お金が欲しいんだろ、もっと吠えろよ」など心ないコメントも投稿されており、それに対してスアキムが「私は犬ではない、食べるのに困ってはいないのだ」などと返信している。 (全文は以下リンク先参照)


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200410-00000008-gbr-fight



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