<バンタム級/5分3R>
サイド・ヌルマゴメドフ(ロシア)
Def.1R1分13秒by ギロチンチョーク
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)
ONE~コンテンダーシリーズ~LFAからUFC2戦目、初勝利を目指すガフロフ。左ハイを見せたサイド。ガフロフは右ローを蹴るが、直後に蹴り返される。両が構えを変え、ガフロフは右を振るって前に出ると、左フックを当てて組みつく。頭を抱えたサイドは、倒されないでしゃがみこむようにRNグリップのギロチンを極め切った。
<バンタム級/5分3R>
サイド・ヌルマゴメドフ(ロシア)
Def.1R1分13秒by ギロチンチョーク
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)
ONE~コンテンダーシリーズ~LFAからUFC2戦目、初勝利を目指すガフロフ。左ハイを見せたサイド。ガフロフは右ローを蹴るが、直後に蹴り返される。両が構えを変え、ガフロフは右を振るって前に出ると、左フックを当てて組みつく。頭を抱えたサイドは、倒されないでしゃがみこむようにRNグリップのギロチンを極め切った。
<フライ級/5分3R>
ムハマド・モカエフ(英国)
Def.3R3分03秒by 肩固め
ティム・エリオット(米国)
左足を上げて前に出てきたエリオットの軸足を蹴ったモカエフだが、左ミドルを掴まれテイクダウンを許す。モカエフはハーフガード、左足を抜いて抑えるエリオットがエルボーを落とす。左を差して立ち上がったモカエフが、ワンツー、左ハイを蹴る。さらにテイクダウン狙いを切られたモカエフはヒザを受ける。エリオットはダブルレッグをまたも切り、しっかりとがぶるとヒザを頭部へ。2発目はモカエフが両手をマットにつけているタイミングで放たれたためレフェリーがブレイクを命じた。
再開後、ハイからスピニングバックフィストも決まらないモカエフは、ダブルレッグへ。ギロチンのエリオット、モカエフはバタフライガードを越えることができない。それでもモカエフはボディロックで頭を押し込み、エリオットがギロチンを解く。ガードのなかでそれほど攻撃はなかったモカエフ、時間となって小競り合いが見られた。
2R、すぐにダブルレッグに出たモカエフに対し、エリオットはここもギロチンへ。上体を起こして頭を抜いたモカエフは下からエルボーを打たれる。腕を抱えられて思うようにモカエフはパンチを落とすことができない。さらに足を抜かせないエリオットの巧さが目立つ。それでも下にいる状況は変わらないエリオットはスイープを防がれる。エリオットのバタフライが続き、立ち上がったモカエフはパウンドへ。その腕を取って流したエリオットは、三角絞めをセットする。腕も伸ばされそうなモカエフは、起き上ってスラムで逃れる。エリオットはハーフバタフライ、モカエフはケージに押し込んで細かいパンチも──トップからダメージを与える攻撃はなかった。
最終回、モカエフが右ハイを狙う。前に出るエリオットは前蹴りで顔面を蹴られ、しゃがみこむようなモカエフのダブルレッグを切ると、がぶって2発は有効なヒザ蹴りを入れ、3発目はモカエフの手がマットについており、ブレイクが入る。同じ態勢で再開されると、モカエフは一気に体を沈め、股間を潜るようにリバーサルを決める。
ケージを背負い、足を束ねられたエリオットが右腕をオーバーフックに取り、ハーフバタフライへ。腰を上げて足を抜きに掛かるモカエフだが、どうにもガードを越すことができない。それでも枕から、跨ぐように足を抜いたモカエフは一気に肩固めをセットすると、体をスライドさせ──左足で巧みにエリオットを制してタップを奪った。
「フィニッシュが必要だった。彼は元タイトルコンテンダーだ。これで僕はUFCで5勝0敗でフィニッシュだ。ダナ、カイカラフランスと挑戦権を賭けて戦わせてくれ。アミール・アルバジ、マネル・ケイプ、誰でも構わない。どこでも戦う。世界中に平和を送りたい。皆を愛している」とモカエフは話した。
<ライト級/5分3R>
トレヴァー・ピーク(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
モハメド・ヤヒア(UAE)
まず右ローを蹴ったピーク。長身のヤヒアがスイッチをしながら前に出る。組みのフェイクを見せたピークが、飛び込んで放った右でヤヒアがダウン。すぐに立ち上がったヤヒアだが、ピークが組みつきボディロックテイクダウンを決める。ウィザーで起き上ったヤヒアのワキを潜ってバックに回ったピークは、胸を合わされても執拗にテイクダウンを狙う。
がぶりからギロチンを試みるヤヒアだが、セットしきれないままケージに押し込まれた状態が続く。残り2分10秒で離れた両者、ヤヒアがミドルを蹴り、左ストレートを当てる。ピークのローで姿勢を乱したヤヒアは、左フックを被弾して飛びヒザを狙う。ピークがこのタイミングで組みつき、ヤヒアはケージに押し込まれながらダースチョークをセットしてグラウンドへ。自らリリースして殴りに転じたところで、ピークがレッスルアップから上を取り──時間に。
2R、ピークの前蹴りに対し、ミドルを返すヤヒア。自ら右ロングフックでバランスを崩したピークもスイッチをして前に出る。フックの連打に下がるヤヒアは左ミドルへ。ピークは構わず、左ローからロングフックで前に出る。受け方が危なっかしいヤヒアだが、ピークも明確な一発がない、逆に圧を掛けるようになったヤヒアが、左右のハイを繰り出す。ローを蹴られたヤヒアは、ダブルレッグからの離れ際にヒザやパンチのもらいそうになる。ピークも攻撃の精度が低く、パンチを纏めようとして右を打たれる。左ボディショット、左インローを蹴られたヤヒアはラウンドを失った。
最終回、ヒザ蹴りも左フックを打たれたヤヒアが、ピークの荒いパンチから組まれて背中を譲る。強引なピークのRNC狙いに自ら下になったヤヒアは、それでもスクランブルからバックへ。逆にバックに回りなおしたピークは、後方から足を張ってテイクダウンを決める。そのピークは背中に乗り切れず、前方に落下。試合はスタンド戦に戻り、ピークはロングフック、鉄槌を繰り出す。荒いピークの打撃に下がるヤヒアは、ケージに押し込まれ時間が過ぎる。残り2分でスタンドの間合いに戻るや、ヤヒアが左ジャブを当てる。さらにヒザも決めたヤヒアに対し、組んだピークがケージに押し込む。
残り1分を切り、打撃戦のなかでピークがエルボを入れ、ボディロックテイクダウンを決める。ハーフからマウントを取ったピークは、足を戻されて立ち上がったところで時間に。ピークが3-0の判定勝ちを決めたが、前年ながらUFCとしては極めて質の低い試合であった。
フライ級。エリオット10位、モカエフ11位。
7年前のTUF決勝で扇久保を破り、王者DJに挑戦したエリオット。その後はランキング下位か、ランク外の挑戦を受ける試合ばかりだったが、6勝5敗で勝ったり負けたりと、じわじわ下降しながらもランキングを維持している。ギロチン・アナコンダ・ダースなどが得意。フライ級最年長の36歳。
アマチュア24連勝、プロでも9連勝中・UFC4連勝中のモカエフだが、前戦はUFCデビューのジャフェル・フィーリョに苦戦し、3Rに膝十字を完全に極められたものの、意地で耐えきった。ニアフィニッシュだっただけに、そのままフルタイムになれば判定は分からなかったが、残り1分を切ってからチョークで逆転勝利。無敗記録を伸ばした。圧倒的なレスリング力を武器に、打撃で攻め込まれるとタックルで凌ぐスタイルだが、それが通用しない相手だとどうなるかはまだ未知数。2000年生まれの23歳。
体を振りながら出るエリオット。モカエフ飛び込んでパンチを入れたがエリオットがテイクダウン。ハーフに。腕を掴むモカエフに肘を入れる。立ったモカエフ。詰めて左を入れた。飛び込んでワンツーからタックル。エリオット切った。パンチで出たエリオットにタックル。しかしがぶって切ったエリオット。がぶりから膝。手のひらをついているかどうか微妙な体勢だったが、レフェリー反則として止めた。注意のみで再開。モカエフパンチからタックル。今度はドライブしてテイクダウン。エリオット得意のギロチンに抱えている。が、放した。残り40秒。細かいパウンドを入れるモカエフ。大きいパンチを入れられないままホーン。終了後にエリオットがモカエフを押す。何か挑発されたか?
1Rややエリオット。
2R。モカエフいきなりタックル。エリオットギロチン!かなり絞めたが抜けた。エリオット下から肘。モカエフも上からパウンド。両者上下でコツコツ打ち合う。互角なら上のモカエフが優勢になる体勢だが。一度離れたモカエフがガードに飛び込んだが、そこにカウンターの三角!がっちり入っている!モカエフリフトすると頭から落とした。三角が外れたが、またガードに戻すエリオット。上から細かいパウンドを入れるモカエフ。下からホールドするエリオット。ホーン。
2Rはギロチン・三角が惜しかったエリオットだが、終始上でコントロールし続けたモカエフとどちらに入るかは微妙。
3R。エリオットが詰めてきた。モカエフタックル。がぶったエリオット。頭部に膝。が、モカエフが床に手を着いておりグラウンドとみなされ反則に。しかしそもそも反則ではないとみなされたのか、減点なしで同じ体勢からの再開。がぶるエリオットを投げて上を取ったモカエフ。残り3分。下で攻めさせないエリオットだが、モカエフハーフから枕を取ってマウント。肩固め。タップアウト!
モカエフUFC5連勝で初のランカー撃破。しかしガードのエリオットに攻めあぐねて、最後フィニッシュしなければ判定ではわからなかった。
勝ったモカエフはカイ・カラフランスとの対戦をアピール。
#UFC294 Official Scorecard: Tim Elliott vs Muhammad Mokaev (@muhammadmokaev)
— UFC News (@UFCNews) 2023年10月21日
Complete Scorecards: https://t.co/b9WjWPOLEF
[#InAbuDhabi | @InAbuDhabi | @VisitAbuDhabi] pic.twitter.com/4zqBKueGge
1R三者エリオット、2Rは一者モカエフ、二者エリオットで、3Rをモカエフが取っても判定負けだった。フィニッシュが必要なところで取っていくのは勝負強い。
<バンタム級/5分3R>
ジャビッド・バシャラット(アフガニスタン)
NC 2R0分15秒
ビクター・ヘンリー(米国)
中央にバシャラット、左に回るヘンリーが右ローで姿勢を乱させる。すぐに右ローを返したバシャラットは、カーフを続けてジャブを当てる。ヘンリーの右ローにワンツーを合わせにいったバシャラットは、スイッチを織り交ぜて左前蹴りを繰り出す。ヘンリーも蹴り足を残して構えを変える場面も。バシャラットはアブを当て、ヘンリーの拳はなかなかバシャラットを捕えることができない。とジャブ、ニータップから左ハイを蹴ったバシャラットは左の蹴りを掴まれても足を抜き、逆に蹴り足をキャッチしてテイクダウンを奪う。
スクランブルでバックに回ったバシャラットは、正対してボディロックテイクダウン狙いもヘンリーが耐える。バシャラットはヒザを入れて離れ、後ろ回し蹴りへ。かわしたヘンリーだがカーフを蹴られる。右カーフを2発入れたヘンリーが右前蹴り、さらに左インローを決める。バシャラットは前蹴りヲキャッチしてボディロックへ。ヘンリーがケージに押し込み、バシャラットが押し込み返したところで時間となった。
2R、バシャラットの左ローを急所に受けたヘンリーが、うめき声をあげて悶絶する。一度は上体を起こしたが、再びマットに倒れ込んだヘンリーはようやくケージにもたれ込んで座るも再開は難しいか。またも倒れ込んだヘンリーに対し、観客は無情のブーイングを送る。ドクターが無理矢理立たせたが、ヘンリーは再度座り込む。この時点でインジュアリータイムも残り1分に。そして、5分を経過した時点でフェリーが試合の終了を告げた。
バシャラットは詫びを入れて、ヘンリーとハグ。ヘンリーはジョシュ・バーネットに抱えられてケージを下りた後に、ノーコンテスト裁定がアナウンスされた。
<159.5ポンド契約/5分3R>
マイク・ブリーデン(米国)
Def.3R3分00秒by TKO
アンシュル・ジュビリ(インド)
ブリーデンが3.5 ポンド・オーバーでキャッチ戦となった一戦。ジャブを伸ばすジュビリが、右ローを蹴る。ブリーデンも右カーフを蹴り返し、ワンツーへ。組みつながら右を伸ばしたジュビリは、ブリーデンの踏み込みに下がって右に回る。ジュビリは前蹴りから右ボディを入れ、ワンツー。このフックをかわしたブリーデンが前へ。ワンツーから振り下ろすような右を繰り出した近い距離でのパンチに、ジュビリはヒザを突き刺してワンツー、右ハイを見せる。ハイは空振りに終わり、右フックも空を切るもヒザ蹴りにつなげる。
ジャブ、右ストレートのジュビリはテイクダウン狙いを切って、右ボディを打ちこむ。続いて左にカウンターの右を入れたジュビリは、ローにワンツーをヒットさせる。腹を気にするブリーデンのステップインにヒザを決めたジュビリは、スイッチして左ヒザ、オーソに戻しジャブ、ブリーデンを前に出させてヒザ蹴りからワンツーのコンビを放つ。ブリーデンはそれでも果敢に前に出るが、ボディとヒザに至近距離も支配されていた。
2R、シングルレッグに出たジュビリ。足を抜いたブリーデンだが、右を被弾して下がるとパンチを纏められ、ヒザを受ける。懸命に拳を伸ばすブリーデンはパンチからテイクダウン狙いを切る。ここで体を入れ替えたブリーデンだが、離れたジュブリが右をヒットさせる。ジュビリはカウンターで右を打ちこむと、スイッチして右ジャブ。すぐにオーソに戻して右ストレートをクリーンヒットする。ブリーデンは右を打たれた直後にフックのコンビを返し、ミドルを決める。ジュビリは右を返し、ジャブを差す。ブリーデンは前に出てハイキック、右カウンターを受けても前進を止めない。右回りのジュビリが左フック、右オーバーハンドを繰り出す。さらに前蹴り、カーフを蹴ったジュビリはブリーデンの挑発に乗らず、跳びヒザにもボディを打っていく。左右の蹴りからワンツーのジュビリに対し、ブリーデンもパンチを纏めようとした。
目尻を右でカットされたブリーデンは最終回が始まると、右ハイをかわして前へ。首相撲からヒザを受けても前進を止めないブリーデンが右をヒットさせる。さらにジャブを当てパンチを纏め始めたブリーデンは、声を出して自らを鼓舞しジュビリのシングルを切る。気持ちで圧され始めたジュビリはローに右を合わされると、パンチのラッシュにさらされテイクダウン狙いをかわされる。
勢いでジュビリは圧倒するようになったブリーデンは右で殴られても、右を返して叫ぶ。挑発を続け、手数で上回るブリーデンに対し、ジャブリも右ストレートを打ち込む。ここで下がらないブリーデンはついにショートのコンビから、右を打ち抜くとジュビリが腰から崩れる。レフェリーが即座に割って入り、インド人初のUFCウィナーは誕生しなかった。
【写真】天窓から灼熱の後光がヤヒアを照らす(C)MMAPLANET
21日(土・現地時間)、UAEはアブダビのエティハド・アリーナで開催されるUFC 294「Makchachev vs Volkanovski 2」では、史上初のUAE生まれでUAE育ちのMMAファイターが誕生する。
Text by Manabu Takashima
メイン登場の世界ライト級王者イスラム・マカチェフ、コメンで戦うカムザト・チマエフ、ビクター・ヘンリーと注目のバンタム級マッチが控えるジャビッド・バシャラットなど、中東のみならず欧州、ロシアからもムスリム・ファイターが集まる同大会。チマエフが近頃スウェーデンからUAEの国旗の下で戦うことを決めたが、ドバイで生まれ&在住のモハメド・ヤヒアこそが、正真正銘のアラブ首長国連邦産のUFCファイターだ。
ライト級でトレヴァー・ピークと戦うヤヒアは、UFCファイターを目指しカンフージムでキックを始めると、プロMMA初陣から9年目で世界最高峰に辿り着き、母国で初陣を迎えることとなった。そんなヤヒアに初インタビューを試みた。
──モハメド、最初にY A H Y Aという綴りですが、発音はどのようになるのか教えていただけないでしょうか。
「ヤヒアだよ。ヤ・ヒ・ア」
──モハメド・ヤヒアですね。ありがとうございます。アラビア語の発音方法がまるで理解できおらず。そのモハメドですが、UAE初のUFCファイターとして母国大会でトレヴァー・ピークと対戦します。今の気持ちを教えてください。
「とても良い感じだ。国を代表して戦うことを誇りに思う。この国を代表してUFCで戦うことが、ずっと夢だったからね。繰り返すけど、誇りだし幸せなことだ」
──モハメドのプロMMAデビューは、2014年の3月。もう8年半も前になりますが、なぜMMAファイターになろうと思ったのでしょうか。
「14歳の時にTVでUFCを視た。どこか、MMAのトレーニングができる場所はないか探し始めたんだ。最終的に何か格闘技ができる場所として、カンフーのジムを見つけることができた」
──カンフーですかっ!!
「そうだよ(笑)。当時のドバイには、MMAの練習ができる場所はなかった。ブラジリアン柔術のアカデミーは少しあったけど、ほとんどが打撃のジムだったんだ。グラップリングができるところは、本当に少なかった。でも、そのジムではキックボクシングもならうことができて、アマチュアでキックの試合に出るようになった。アマ・キックの戦績は22勝0敗だよ。18 歳……19歳の時かな、MMAの練習に参加するようになった。TK MMAで」
──TK MMAということは、タム・カンの?
「そうだよ。UAEで一番大きなMMAジムだ。今やカムザット・チマエフを世界中からファイターが集まっている」
──打撃出身なので、モハメドのストロングポイントはストライキングと日本のファンに紹介して問題ないですか。
「僕としては、自分はオールラウンド・ファイターだと思っている。ただ、やっぱり立って打撃で戦うことが好きだね。でも、どの局面でも戦うことができるよ。だからこそ、打撃がより生きてくる。結果、UAEWでUAEWアラビア・ライト級チャンピオンになり、UFCと契約できた。そして、週末には国を代表して、世界最大のステージで戦う。凄くハッピーだよ。」
──初のUAEからのUFCファイターになりましたが、今後はこの国のMMAを引っ張る立場にありますね。
「初めてUAEからUFCファイターになったことも、非常に誇りに思っている。UAEでMMAは急激に発展しているんだ。アブダビは世界のファイト・キャピタルになろうかという勢いだ。柔術、キックボクシング、ボクシングで世界最大のイベントが開かれ、UFCでもとても重要な大会開催地になっている。
UAEの子供達が、UFCファイターを目指そうと思った時、自分の国の選手がそこにいるかどうかはとても大切になってくるはずだ。僕はUAE初のUFCファイターになったけど、絶対に最後にはならない。この国では時間を掛けて、MMAへの投資が続いている。IMMAFの世界大会を開くように、アマチュアMMAの発展にもしっかりと力を注いでいる。UAEのMMAには、素晴しい未来が待っている。そんな母国で最初のUFCファイターになれたことは、とても嬉しい」
──では対戦相手のトレヴァー・ピークの印象を教えてください。
「タフな相手だけど、なんら特別なところはない。打撃にしてもそこまで秀でているモノでなく、レスリングもそうだ。どこの局面でも僕が上回っているだろう。自分の力を披露するのに、完璧な相手といえる。全力で殴って、蹴って──UFCにあっても、自分がハイエストレベルのファイターだということを証明したい。何かがオクタゴンのなかで、起こる。そんなファイトを皆に見て欲しい」
■視聴方法(予定)
10月21日(土・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS
午後10時30分~U-NEXT
10月22日午前3時~PPV
■UFC294対戦カード
<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラム・マカチェフ(ロシア)
[挑戦者]アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
<ミドル級/5分3R>
カマル・ウスマン(米国)
カムザット・チマエフ(UAE)
<ライトヘビー級/5分3R>
マゴメド・アンカラエフ(ロシア)
ジョニー・ウォーカー(ブラジル)
<ミドル級/5分3R>
イクラム・アリスケロフ(ロシア)
ヴァレリー・アウベス(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
サイド・ヌルマゴメドフ(ロシア)
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)
<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット(ロシア)
ムハマド・モカエフ(英国)
<ライト級/5分3R>
モハメド・ヤヒア(UAE)
トレヴァー・ピーク(米国)
<バンタム級/5分3R>
ジャビッド・バシャラット(アフガニスタン)
ビクター・ヘンリー(米国)
<ミドル級/5分3R>
セドリクス・デュマ(米国)
アブ・アザイター(ドイツ)
<ライト級/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
マイク・ブリーデン米国)
<フェザー級/5分3R>
ナサニエル・ウッド(英国)
ムハンマジョン・ナミモフ(タジキスタン)
<女子ストロー級/5分3R>
ジン・ユフレイ(米国)
ヴィクトリア・ダダコワ(ロシア)
<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・シウバ(ブラジル)
シャラブジン・マゴメドフ(ロシア)
【写真】受け答えが、表情に比例してソフトなジュビリ(C)MMAPLANET
21日(土・現地時間)、UAEはアブダビのエティハド・アリーナでUFC 294「Makchachev vs Volkanovski 2」が開催される。実は同国の労働力は外国からの出稼ぎの人々によって支えられており、彼の地に住む人々の人口比ではインド人は35パーセントを数えるといわれている(※UAE政府は数値を公開していない)。
Text by Manabu Takashima
そんなアブダビ大会で、2人目のインド人UFCファイター=アンシュル・ジュビリが、同国のMMAファイターとして初めての勝利を目指し、マイク・ブリーデンと対戦する。Road to UFC2021ライト級優勝ジュビリは、準決勝でHEATやAngel’s FCでライト級王者となり、今ではRIZINと主戦場とするキム・ギョンピョを破り、一躍注目されるようになったファイターだ。
テイクダウンにも対応した確かなボクシング技術の持ち主に、Road to UFC優勝からの人生の変化について尋ねた。
──アンシュル、今日はインタビューを受けていただきありがとうございます。
「UFCファイトウィーク、初のインタビューをRoad to UFC前にインタビューをしてもらった日本の記者の人とできて凄く嬉しいよ」(※同インタビューのあと、ジュビリは1時間以上のインド・メディアとの取材スケジュールが入っていた)
──ただ、あの時の自分はインド人選手が珍しくてインタビューをさせていただいた次第で。まさかRoad to UFCで優勝するとは思っていなかったです。特にキム・ギョンピョというアジア最強クラスのファイターが出場していたので。
「準決勝のキム・ギョンピョ戦はとにかく、彼の前に立って思い切り戦う。それだけを考えていたんだ。知っての通り、彼の評価の方が高かった。彼は僕より才能もあっただろう。でも、とにかく勝って決勝にいきたいと思っていた」
──結果、番狂わせのスプリット判定勝ちを収め。決勝のジェカ・サラギ戦は予想通りのフィニッシュ勝利でした。Road to UFCで優勝した時の達成感はいかほどのものだったでしょうか。
「Road to UFCの決勝で優勝した時は、自分のなかで『やるべきことをやった』というぐらいの嬉しさだったんだ。どの試合でも感じていたのと同じで、『勝てて良かった』と。でもインドに帰国すると、自分の世界が確実に変わっていた。大騒ぎになっている周囲を見て、『あぁ、何かを僕はやり遂げたんだな』という気持ちが初めてわいてきた。
と同時に、インドの人々の代表として責任感を持って戦わないといけないと思うようになったよ。彼らの夢を、僕が実現するんだって」
──その変化に戸惑うことはなかったですか。
「UFCファイターになって、メディアからの注目という点では全く変わったよ。そして、賞賛されることが増えた。本当にそこは変化したけど、僕はRoad to UFCに出場した際に『優勝する』とただ口にしていたわけじゃない。本当にそのつもりだったから、UFCと契約したら、自分の生活が変化する準備もしていた。だから、戸惑うことはなかったよ」
──なるほど、勝てたら……というような想いではなく、そこまで強い意志を持っていたのですね。アンシュルが契約したことで、インドにおけるUFC人気が高まっていると感じることは?
「そうかもしない……僕がRoad to UFCと契約し、そしてUFCと契約を結べたことでUFCを知った人も確かにいる。同時に僕のことを応援してくれても、あまりUFCのことを知らない人達も結構いるんだ。ただ単に僕がインドを代表して、国際的な舞台で戦うということで応援をしてくれて」
──では、変化という部分ですが練習環境など。UFCとサインしてから変わったことはないですか。
「今回のUFCデビュー戦に向けて、バリのSOMA FIGHT CLUBで練習してきた。ロシアからボクシング・コーチ、キックのコーチはニュージーランドから来ていて、凄くレベルの高いトレーニングができたよ。グラップリングもそうだし、いつか米国に行って練習をするようになりたいと考えているけど、今はその必要がない。現状ではSOMA FIGHT CLUBとインドのニューデリーにあるクロストレイン・ファイトクラブを行き来していて、十分なトレーニングを積むことができている」
──ところで今回はアブダビでUFCデビュー戦を戦いますが、UAEには300万人以上のインド人労働者の人が住んでいて、UAEで一番多い人口らしいですね。
「まず、この素晴らしいカードが並んだイベントでUFCデビューできることを本当に感謝している。そして、アブダビにやってきてインドの人々からも熱烈な歓迎を受けているよ」
──では対戦相手のブリーデンについて、どのような印象を持っていますか。現状、UFCでは3連敗の選手です。
「UFCに弱い相手はいないよ。でないと、UFCで戦うことはできない。Road to UFCで僕が戦ったキム・ギョンピョのことをアジア最強クラスと言っていたけど、つまりそういうことだよ。僕は彼に準決勝で勝って、UFCファイターになった。UFCとは、そういうレベルにある舞台だ。対戦相手が3敗だからといって絶対的に軽視することはないし、勝利を手にするために本当に厳しい練習をしてきた。UFCデビュー戦は、僕にとっては世界戦に等しく重要な試合で、ここで勝ってさらに前進するために負けられない。ブリーデンは打撃もグラップリングも強い。ただし、僕はどの局面でも彼より優れている。初回で倒すつもりでいるよ。
見ている人々が退屈な想いをするような試合だけはしたくない。ケージのなかで、皆に喜んでもらえる試合をする。もちろん、日本のUFCファンの皆のためにも、ね」
──ありがとうございます。
「バリで日本の人達と触れ合うこともあった。凄く良い感じの人たちばかりで。なんといっても僕は日本食が大好きだから、いつか日本で戦いたいと思っている。日曜日の試合はアーリープレリミだけど、アーリープレリムのメインだ(笑)。日本の皆にもチェックして、応援してほしい」
■視聴方法(予定)
10月21日(土・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS
午後10時30分~U-NEXT
10月22日午前3時~PPV
■UFC294対戦カード
<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラム・マカチェフ(ロシア)
[挑戦者]アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
<ミドル級/5分3R>
カマル・ウスマン(米国)
カムザット・チマエフ(UAE)
<ライトヘビー級/5分3R>
マゴメド・アンカラエフ(ロシア)
ジョニー・ウォーカー(ブラジル)
<ミドル級/5分3R>
イクラム・アリスケロフ(ロシア)
ヴァレリー・アウベス(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
サイド・ヌルマゴメドフ(ロシア)
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)
<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット(ロシア)
ムハマド・モカエフ(英国)
<ライト級/5分3R>
モハメド・ヤヒア(UAE)
トレヴァー・ピーク(米国)
<バンタム級/5分3R>
ジャビッド・バシャラット(アフガニスタン)
ビクター・ヘンリー(米国)
<ミドル級/5分3R>
セドリクス・デュマ(米国)
アブ・アザイター(ドイツ)
<ライト級/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
マイク・ブリーデン米国)
<フェザー級/5分3R>
ナサニエル・ウッド(英国)
ムハンマジョン・ナミモフ(タジキスタン)
<女子ストロー級/5分3R>
ジン・ユフレイ(米国)
ヴィクトリア・ダダコワ(ロシア)
<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・シウバ(ブラジル)
シャラブジン・マゴメドフ(ロシア)
Borz is officially BACK tomorrow at #UFC294! 🐺@KChimaev weighs in at 185.5lbs for our co-main event! pic.twitter.com/RaS3AwYZTK
— UFC (@ufc) October 20, 2023
【写真】非常にフレンドリー、それが平良の話題になると……(C)MMAPLANET
本日、21日(土・現地時間)にUAEはアブダビのエティハド・アリーナで開催されるUFC 294「Makchachev vs Volkanovski 2」に、ムハマド・モカエフが出場しティム・エリオットと対戦する。
IMMAFジュニアで2度の世界大会制覇、23連勝というプロデビューから注目され、バーレーンの王族が所有するKHKジムで金の卵として育てられたモカエフは、同じくバーレーン王国のMMAプロモーション=BRAVE CFでプロデビューを果たすと、キャリア5連勝でUFCと契約を果たした。
2022年3月のオクタゴン初陣から、今年3月まで4連勝を達成したモカエフが、半年ぶりの実戦をホーム同然のアブダビで戦う。元タイトルコンテンダーのエリオットに対し、自身満々のモカエフ。しかし、同い年で同じようにUFC4連勝中の平良達郎の話題になると、なぜかクールな反応に終始した。
――ムハメド、今日はインタビューを受けていただきありがとうございます。
「久しぶりだね。元気でやっているの? トレーニングが長引いて、インタビュー時間がおしてしまって申し訳ない」
──全く大丈夫です。UFCにステップアップしてからは初めてインタビューができて嬉しいです。そのUFCでは現在4連勝のムハメドですが、前回ジャフェウ・フィリョ戦ではRNCで一本勝ちを収めたもののヒザ十字をセットされ、試合後には左足を引きずっていました。
「僕のヒザは最高の状態だよ。デッドリフトで去年は165キロが最高記録だったのが、今は175キロを挙げられるようになったからね。全てにおいて、成長しているよ」
──では、結果的にあのヒザ十字は大したことがなかったのですか。
「いや、結構シリアスだったよ。でも英国のフットボールチームの専門家の下でリハビリをしたから、動きは良くなる一方だ。まだ23歳だし、その辺りは伸びていくだけだよ」
──IMMAFとBRAVE CFで素晴らしい成績を残していたムハメドですが、プロMMAを5試合しか経験せずにUFCと契約をした時は、正直なところやっていけるのか危惧していました。それがオクタゴンで4連勝です。
「1年で4勝、あっという間だった。その結果、フライ級で一番成長が早いファイターになれている。自分が思っていたよりも1年、1年半ぐらい早いよ。ヒザをケガすれば、多くのファイターはもっと休養が必要になる。でも、僕には若さがあって回復も早かった。本当は8月のボストン大会でも戦える状態で、オファーもあったんだ。でも、あの時は対戦相手が見つからなかった。結果、今大会まで待たないといけなくなった。このペースだと、あと1年──再来年には、世界タイトルに挑戦できるだろうね」
──その急成長は思った通りの結果なのでしょうか。それとも、もっとタフな戦いが待ち受けていると思っていましたか。
「タフな戦いが待っていると思って、ずっと準備してきた。それだけ集中してきたんだ。ノーランカーと戦う時のモチベーションは、それほど高くなかったよ。だからこそ、しっかりと戦いにフォーカスして、パフォーマンス的には勝つために戦った。その分、集中力が養われたし、上の選手と戦う時にその経験が生きてくるだろうね」
──今もバーレーンのKHKジムに所属し、エルダル・エルダノフの指導を受けているのですか。
「そうだよ。エルダノフ、ルスタン・ハビロフ、ラマザン・ギチノフらトレーニングしてきた。今回の試合のため、最初のキャンプはダゲスタンの山岳部でレスリングをやり、それからバーレーンに戻って残りのキャンプをやり切り、アブダビにやってきた。自分でも長いキャンプだったと思う。タイからボクシングのコーチも来て、英国のコーチもいるし手厚いサポートを受けている。グレートなチームだよ。それにヒザの負傷中もボクシング、フィジカルの強化を怠らなかったしね。精神的に健康であるためにもトレーニングは欠かさなかったんだ」
──ところで昨年のアブダビ大会を取材した際に、観客は中東とロシアのムスリム連合のような雰囲気で凄まじい熱気がありました。
「僕にとってはまさにホームのような空気だよ。ミドルイーストでは常にフルサポートを受けている。IMMAF、BRAVE CFと10戦以上、中東で戦ってきた。プロだけでもバーレーンで2度、それと去年のUFCアブダビ大会に続き、今回で4度目のミドルイーストでの試合だ。ダゲスタン、チェチェンの人々はビザなしでUAEに入国できるから、凄い数のサポーターもやってくる。それにUAE在住の英国の人たちも、僕を応援してくれる。まさに家にいるようなものだよ(笑)」
──そんなホーム、アブダビで戦うティム・エリオットの印象を教えてください。
「喧嘩屋で、良い対戦相手だ。パンチからレスリング、レスリングからパンチという風にアグレッシブに戦う。でも、まぁ動きは読めるよ。僕はアマチュアの頃から、彼のようなファイターと連日のようにトーナメントで戦ってきた。このアマでの経験が、今の僕に凄く生きている。ティム・エリオットのような36歳になってもハングリーな選手と戦う時には、特にね。
彼がスタンドで戦ってくるなら、受けて立つ。テイクダウンを狙ってくるなら、そこに対応する。自分が望んだタイミングで、いつでもテイクダウンできるから。ティム・エリオットはレスラーと戦った経験が少ない。UFCフライ級にはレスラーがいない。デメトリウス・ジョンソンですら、別にレスラーではなかった。DJは偉大なMMAファイターだ。僕にとってDJは、ジョン・ジョーンズに次ぐP4Pファイターだったけどレスラーではない。ティム・エリオットに対しても、DJはスペースを与え過ぎていた。僕はそうじゃない。しっかりと距離を潰して、テイクダウンする」
──テイクダウン後もスクランブルに持ち込ませず、しっかりとコントロールすることが狙いですか。
「ティム・エリオットは、僕にスクランブル戦を仕掛けることはできない。僕がそれを許さないで戦えば、ね。でも、僕はスクランブルは得意だ。スクランブルに持ち込んで、僕が後手に回ることは絶対にない。彼のスクランブルは、もう古い。同じスクランブルと言っても、僕のソレは次元が違うよ」
──ところで日本人UFCフライ級ファイター、平良達郎選手もムハマドと同じ23歳で、現在UFCで4連勝中です。彼のことを意識することはありますか。
「確かに彼もUFCで勝ち続けているけど、タツロー・タイラはまだ、僕が戦ってきたような相手と競い合ったことがない。彼は若いから、対戦相手を慎重に選んでいるんだろう」
──いや、若いとムハマドが言っても……。
「そう、僕も若い。僕は彼との試合を申し出たことがある。でも、彼は受けなかった。まぁ、タツロー・タイラがこのまま勝ち続けると、いずれ僕らは戦うことになるだろう。でも、僕は彼のことは今は気にしてない。それに彼が僕より先にチャンピオンになっても構わない。僕らの世代から、チャンピオンが生まれることは素晴らしいことだから。彼は凄く良いヤツだって聞くから、そんな彼とすぐに戦って破壊したくないんだ。彼は彼の道を歩み、僕は僕の道を征く。そして、いつか交わることがあれば戦えば良いんだ。交わることがなければ、それはそれで……そういうものなんだ」
──……。う~ん、平良選手が実際にオフィシャルでUFCからオファーを受けたのかどうかも分からないですし……、断ったとしてもどのような事情があったのかも不明なので。でも、そういう想いがムハマドにあるなら平良選手と比べられることに嫌悪感を覚えるということでしょうか。
「それは別に構わないよ。僕らは無敗同士だし、比べられて然りだからね。あと、日本の選手ならレオ(山口怜臣)とは彼の試合前にタイで会ったんだ」
──山口選手はプロデビュー戦で勝ち星を挙げることができなかったです。
「そういうこともある。でも、レオは強い選手だ。チャンピオンになれる器の持ち主だよ」
──ムハマド、今日はインタビューの時間を取っていただきありがとうございました。最後に日本のファンに一言お願いします。
「レオとIMMAFで戦ってから、僕のことを応援してくれる日本の人たちがいるんだ。凄く感謝している。いつか日本で戦いたいと思っているよ」
■視聴方法(予定)
10月21日(土・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS
午後10時30分~U-NEXT
10月22日午前3時~PPV
■UFC294対戦カード
<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラム・マカチェフ(ロシア)
[挑戦者]アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
<ミドル級/5分3R>
カマル・ウスマン(米国)
カムザット・チマエフ(UAE)
<ライトヘビー級/5分3R>
マゴメド・アンカラエフ(ロシア)
ジョニー・ウォーカー(ブラジル)
<ミドル級/5分3R>
イクラム・アリスケロフ(ロシア)
ヴァレリー・アウベス(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
サイド・ヌルマゴメドフ(ロシア)
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)
<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット(ロシア)
ムハマド・モカエフ(英国)
<ライト級/5分3R>
モハメド・ヤヒア(UAE)
トレヴァー・ピーク(米国)
<バンタム級/5分3R>
ジャビッド・バシャラット(アフガニスタン)
ビクター・ヘンリー(米国)
<ミドル級/5分3R>
セドリクス・デュマ(米国)
アブ・アザイター(ドイツ)
<ライト級/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
マイク・ブリーデン米国)
<フェザー級/5分3R>
ナサニエル・ウッド(英国)
ムハンマジョン・ナミモフ(タジキスタン)
<女子ストロー級/5分3R>
ジン・ユフレイ(米国)
ヴィクトリア・ダダコワ(ロシア)
<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・シウバ(ブラジル)
シャラブジン・マゴメドフ(ロシア)