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MMA MMAPLANET o UFC UFC281 チェ・スンウ マイク・トリザノ

【UFC281】目には目を歯には歯を、左フックには左フックを。同時ダウンを経て、トリザノがチェをKO

<147.5ポンド契約/5分3R>
マイク・トリザノ(米国)
Def.1R4分51秒by KO
チェ・スンウ(韓国)

チェの右カーフをかわした体重オーバーのトリザノ。続く踏込みで両者が左ハイを打ち合い、ダブルノックダウンに。2人ともすぐに立ち上がり、チェが拳を伸ばす。すぐに呼応したトリザノにUSAチャントの後押し。するとチェのステップインから左に、トリザノが左を合わせてダウンを奪う。パウンドを受けながら立ち上がったチェは右カーフ、左フックから右ハイを蹴っていく。

カウンターを受けてもリードフックを続けるチェは、懐まで入り右をヒットさせる。トリザノはジャブを返し、互いにショートのワンツー。ここでチェが左フックをヒットさせてパンチを纏めていく。下がったトリザノに組みついたチェがテイクダウンも、すぐに立ち上がられてエルボーを打って離れる。ジャブに右のカウンターを入れ、左を当てたチェワンツーの右を被弾する。と、残り10秒で左に左フックを打たれたチェが腰からもんどりうってキャンバスに崩れ落ち、トリザノが目には目を歯には歯を──左フックには左フックを、というモノにした。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC281 カーロス・アルバーグ キック ニック・ネグメラノ ボクシング

【UFC281】ニュージーランド勢の先鋒、アルバーグが左ジャブから左フックでネグメラノをKO

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
Def.1R3分44秒by KO
ニック・ネグメラノ(ルーマニア)

メインで戦うアデサニャのパートナー、NYキックボクシング界のトップからMMAに転向したアルバーグが右ローを蹴る。右回りのアルバーグにネグメラノは真ん中で戦えというポーズを見せる。ルーマニアのレスラーは、右カーフを受けて踏込みでバランスを崩す。構えを変え、戻してヒザ蹴りを狙って尻もちをついたネグメラノは既に右足が効かされてしまっているか。

懸命に追いかけてきたネグメラノに対し、アルバーグはジャブ、コンビを打ち込む。左ジャブをヒットさせたと思ったと直後、同じ左からフックを決めると、前方に崩れたネグメラノを後方から殴りつけ勝負は決した。

「NY、NY。やれることをやった」と勝者は言葉短めに話した。


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『UFC 281: Adesanya vs. Pereira』前日計量動画


MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Champ Israel Adesanya (185) vs. Alex Pereira (184.6) – for middleweight title
・Champ Carla Esparza (114.8) vs. Zhang Weili (114.8) – for women’s strawweight title
・Michael Chandler (155.8) vs. Dustin Poirier (156)
・Frankie Edgar (135.6) vs. Chris Gutierrez (136)
・Dan Hooker (155.8) vs. Claudio Puelles (155.2)

PRELIMINARY CARD (ESPNews/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Renato Moicano (155.8) vs. Brad Riddell (155.6)
・Dominick Reyes (205.4) vs. Ryan Spann (206.6)*
・Erin Blanchfield (125) vs. Molly McCann (125.4)
・Andre Petroski (185.8) vs. Wellington Turman (185.2)

PRELIMINARY CARD (ESPNews/ESPN+, 6 p.m. ET)

・Ottman Azaitar (155.6) vs. Matt Frevola (154.8)
・Silvana Gomez Juarez (115.6) vs. Karolina Kowalkiewicz (115.6)
・Seungwoo Choi (145.6) vs. Michael Trizano (147.6)**
・Julio Arce (135.8) vs. Montel Jackson (135.8)
・Nicolae Negumereanu (206) vs. Carlos Ulberg (205.2)

 『UFC 281: Adesanya vs. Pereira』前日計量結果。メインカード出場選手は全員パス。前座ではドミニク・レイエスと対戦するライアン・スパンが206.6ポンドと0.6ポンドオーバー。チェ・スンウと対戦するマイケル・トリザーノが147.6ポンドと1.6ポンドオーバー。どちらも出場給の20%を譲渡し試合は行われます。




 前日計量動画。アレックス・ペレイラがド派手です。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・イスラエル・アデサニャ vs. アレックス・ペレイラはアデサニャ支持9人、ペレイラ支持2人。

・カーラ・エスパルザ vs. ジャン・ウェイリはエスパルザ支持3人、ジャン支持8人。

・ダスティン・ポイエー vs. マイケル・チャンドラーはポイエー支持7人、チャンドラー支持4人。

・フランク・エドガー vs. クリス・グティエレスはエドガー支持4人、グティエレス支持7人。

・ダン・フッカー vs. クラウディオ・プエレスはフッカー支持3人、プエレス支持8人。続きを読む・・・
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【UFC281】ラストファイトへ、フランキー・エドガー「有終の美を飾って、夕日に向かって立ち去る」

【写真】さすがに年輪が顔に如実に感じられるようになったフランキー(C)MMAPLANET

12日(土・現地時間)、ニューヨーク州ニューヨークシティのマジソン・スクエア・ガーデンでUFC 281「Adesanya vs Pereira」が開催される。今大会でフランキー・エドガーが、現役ラストファイトをクリス・グティエレスと戦う。

史上最少、史上最速、最も偉大なUFC世界ライト級王者がケージを去ることを決めた。MMAを進化させた──ある意味、歴史を変えた不世出のファイターは最後の試合もいつも通り勝つことしか考えていなかった。


──1年振りの試合で、クリス・グティエレスと対戦します。この試合がラストファイトと公言しましたが、この間にそのまま現役生活を終えようとは考えたことはなかったですか。

「あのまま引退することは考えたことがなかったよ。前回の試合後に手術をしたので少し時間を置いたけど、それからはずっとジムで練習を続けてきた。体調は本当に良くて。しっかりとトレーニングができているから、今回の試合を戦うことを決めたんだ」

──日本のMMA選手たちと一緒にフランキーやマーク・ヘンリー、ヒカルド・アルメイダの下を訪れ10年が経ち、あの時ニュージャージーを訪れた選手6人のうち今もMMAを戦っているのは2選手だけになっています。引退したなかの1人、水垣偉弥さんはボディよりも反応が遅れるようになった。それが引退を決めた要因だと言っていました。

「ジムでの練習でも、僕の反応が悪くなったと感じることはない。もちろん、前回の試合は自分が思っていたように最高に素晴らしい動きはできなかった。結果も敗れた。でも勝利が近いという戦いはできていた。あの結果(前蹴りでKO負け)は誰も予測できなかったに違いないしね。タイトル戦線にある選手とそういう戦いができたことでも、僕は自分に戦闘能力があると思っている。そして世界のベストにまだ勝てると信じているよ」

──ドミニク・クルーズとフランキー・エドガーのステップが、MMAを進化させたと信じている日本のMMAファンは多いです。とはいえドミニクもフランキーも厳しい結果が増えてきました。ダメージの蓄積も心配でした。

「そう思われることは致し方ない。でも自然なことだからね。だからこそ、この試合が最後だと決めたんだ。もう1試合、全力で戦う。力強い姿で有終の美を飾りたい。そして夕日に向かって立ち去る」

──では最後の試合の対戦相手、グティエレスの印象を教えてください。決してパフォーマンスは良くないような試合で、結果を出し続けているようなイメージがあります。

「凄くアンオーソドックスだよ。勝ち方を知っているというのか。でも若い選手は試合を重ねる度に成長しているからね。前回の彼よりも、より強くなって僕の前に立って欲しい。それでも僕の経験と、全局面で戦える能力は十分に有効だと思っている」

──多くの局面でケージを背負ってサークリング、パンチを被弾するのを嫌がっているのではなく恐れているように見えることすらあります。

「確かにパンチを恐れて、下がる時がある。あれだけケージを背負っていると、ジェネラルシップはこっちが握ることができるはずだ。前に出てきたら、そこに対応する。嫌がるなら、それに適した動きをする。

でもチョット予測できないところがあるんだよね。あんな風に逃げていて、スピニングバックフィストを急に打って来るとか。何か大きなことをやるんだ。でも僕は少しでも速く、彼をキャッチすることを心掛ける。実際、どの局面でも僕が上回っているから掌の上で、クリスを踊らせたいと思う」

──フランキーはフットワークとフェイクで相手を惑わせ、テイクダウンを奪うという鉄板のスタイルを構築しました。しかし、近年はスクランブル能力が飛躍的に進歩し、労力の割にはすぐに立ち上がれるようになりました。その辺りをどのように考えて戦ってきましたか。

「今の選手たちはよりウェルランディッドになっている。でも、まだ僕の方が上だ。知識的にも少しアドバンテージがあるだろう。何より、そういう選手をスタミナ切れに追い込める。そこが一番重要だよ。テイクダウンを狙う。テイクダウンのフェイクを見せる。殴ると見せかける。そして殴る。そこからテイクダウンする。この繰り返しで、相手を疲れさせるんだ。迷わせ、ストレスを当て続けてガスアウトに追い込む」

──ラストマッチまで、しんどい試合をするということですね。そのような試合展開の場合、攻めているフランキーの方が削られる恐れもありますが、そこは気にならないですか。 

「間違いなくハイペースで動き続けることができる。それにスタミナはプレッシャーとも大きく関係している。今回のイベントは、クリスにとって過去に経験したことがないようなビッグショーだ。でも、僕にとっては10年以上戦ってきたノーマルな状況でしかないからね」

──ある意味、フランキーがスタミナ切れを起こすシーンを見るようなことがあれば、ノックアウトやサブミットされるのよりもショックかもしれないです。

「大丈夫だ。そんなことには絶対にならないから。そんなことにならないよう、厳しいトレーニングを課し続けてきた。2021年に2度手術を行った。この2回の手術によって、僕の体は回復した。バンタム級で戦うようになって、体調は今回がベストだろう」

──ボディとともにメンタルはどうでしょうか。ここまでのことをやり遂げてきて、まだ最後に戦う選択をしたこと。そのモチベーションがあるというのは、凄まじいことだと思います。

「僕は自分が進むべき道……一方通行にしか進めないんだ。他のやり方は、分からない。何もね。だからこそ、今回を最後にしようと思った。永遠にMMAを戦い続けることなんてできない。家族を第一に考えた人生を送る時を迎えたんだよ。本当は試合前から引退するなんて言わずに、身を引きたかった。でも、そうしないと引退できない。ずっと戦おうとするって思ったんだ」

2007年2月3日。フランキーのUFCデビュー戦。対戦相手のタイソン・グリフィンに注目していたら、なんだかまるで力みのない普通の人のような選手が、いつの間にか勝っていた

──今回もマーク・ヘンリー、ヒカルド・アルメイダと練習を?

「そうだよ。MMAを始めた時、タイトルを獲った時と同じ。彼らと最後まで戦う。今は練習パートナーも世代交代したよ。インディアナからコーリー・アンダーソンが若い選手を引き連れてやってきた。これまで見たことが無い顔とも練習をしてきたから、常に新鮮な気持ちでトレーニングすることができたよ」

──フランキー、最後の試合前にインタビューの機会を与えていただき感謝しています。最後にあなたのことを永遠に尊敬してやまない日本のMMAファンに一言お願いします。

「2012年に日本のファンの皆の前で戦ったことは、忘れることができない思い出だよ。最後にもう1試合、皆に喜んでもらえるよう戦うよ」

■視聴方法(予定)
11月13日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC281対戦カード

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)
[挑戦者]アレックス・ポアタン・ペレイラ(ブラジル)

<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] カーラ・エスパルザ(米国)
[挑戦者]ジャン・ウェイリ(中国)

<ライト級/5分3R>
ダスティン・ポイエー(米国)
マイケル・チャンドラー(米国)

<バンタム級/5分3R>
フランキー・エドガー(米国)
クリス・グティエレス(米国)

<ライト級/5分3R>
ダン・フッカー(ニュージーランド)
クラウジオ・プエレス(ペルー)

<ライト級/5分3R>
ヘナト・モイカノ(ブラジル)
ブラッド・リデル(ニュージーランド)

<ライトヘビー級/5分3R>
ドミニク・レイエス(米国)
ライアン・スパーン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド(米国)
モリー・マッキャン(英国)

<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ペトロスキ(米国)
ウェリントン・トゥルマン(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
オットマン・アザイタル(ドイツ)
マット・フレヴォラ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
カロリーナ・コバケヴィッチ(ポーランド)
シルヴァナ・ゴメス・フアレス(アルゼンチン)

<フェザー級/5分3R>
マイク・トリザノ(米国)
チェ・スンウ(韓国)

<バンタム級/5分3R>
フリオ・アルセ(米国)
モンテル・ジャクソン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
ニック・ネグメレアフヌ(ルーマニア)

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Interview UFC UFC281 カーラ・エスパルザ ジャン・ウェイリ ブログ

【UFC281】UFC世界女子ストロー級王者カーラ・エスパルザ「ウェイリは強敵よ。でも13年間、私は──」

【写真】常に笑顔を見せ、話をしてくれた女王 (C)MMAPLANET

12日(土・現地時間)、ニューヨーク州ニューヨークシティのマジソン・スクエア・ガーデンでUFC 281「Adesanya vs Pereira」が開催される。

年に一度のNYCマンハッタン決戦。例年通りマルチ・ワールドタイトル戦が見られる。メインで世界ミドル級王者イスラエル・アデサニャに]アレックス・ポアタン・ペレイラが挑戦し、コメインでは世界女子ストロー級王者カーラ・エスパルザが、ジャン・ウェイリの挑戦を受ける。

2014年に初代女子ストロー級王者に輝き、翌年に王座陥落。7年の年を経て、再びベルトを巻いたエスパルザに堀内佑馬、コリン・オーヤマと共にあるチーム・オーヤマでのトレーニングと2度目の初防衛戦について尋ねた。


──UFC世界女子ストロー級王者のカーラとしてもそうですが、堀内佑馬選手からいつもカーラのリーダーシップについて話を聞いていたので、そんな人間カーラ・エスパルザに凄くに興味を持っていました。

「ユーマとはもう6年も一緒に練習してきたわ。彼こそ常に私のトレーニングを手伝ってくれてきたし、もちろん私だけでなくチームの皆を彼はサポートしている。そんなユーマが前回のLFAの試合でフィニッシュして勝ったことは凄く嬉しかったわ。

あの試合の日本から戻って来てから直ぐで、それほど一緒に練習できなかったんだけど、最後の1週間は私と一緒にトレーニングをして試合に臨んでいたの。それだけにユーマの勝利は嬉しかった」

──Road to UFCで敗れた直後の試合でしたし、堀内選手も期するものがあったでしょうし。

「チームメイトの敗戦を見るほど辛いものは無くて。彼らは多くの犠牲を払って、試合のために全てを尽くしてきた。特にユーマのように違う国からやってきて、練習と試合をするために米国に住むようになった選手の試合は──ね。

でもね、ユーマって何があっても不満を言わず、毎日ジムにやってきて黙々と練習しているの。何度か躓いているけど、ユーマは必ずUFCで戦うようになる。そう信じている。ユーマはどの試合でも私の練習相手になってくれて。力任せじゃなくて、しっかりと私が強くなれるように相手を務めてくれるの。技術力が高いから、彼をテイクダウンするのは難しくて。本当に最高のトレーニングパートナーよ。前回のキャンプでも、彼が私のメイントレーニングパートナーだったの」

──その前回の試合は、少し奇妙な試合でした。ローズ・ナマジュナスが全然戦おうとしなかったです。

「2人が向かい合って戦う。そこでは何が起こるか誰にも分からないわ。私は自分がやれることをやり抜こうと思っている。でも今回の試合は、前回の試合のような問題は起こらないでしょうね(笑)」

──7年前に最初にチャンピオンになった時と今のカーラ、どこが一番違っていると思いますか。

「とにかく何があっても、練習を続けてきたことで、真正面から自分と向かい合うことができるようになれたわ。誤魔化すことなく、自分を見られるの。そして変化が必要だと感じたら、その気持ちに正直に従って練習をしてきた。チームメイトのプッシュがあったから、再びベルトを巻くことができた。皆の協力があって、どの局面でも強くなれたわ。

1試合ごと勝利を手にして、その度にタイトルに向けてワクワクが大きくなる。そして、もう1度世界タイトルに挑戦できたことは本当に光栄だったわ。今は再びベルトをもう1度巻くことができて、タイトル防衛戦を戦うことができる。本当に楽しみでしょうがないの。

何よりコーチ・オーヤマがいてくれたから、今の私があるわけで。彼は私の最初のコーチで、それから16年の付き合いよ。技術的に知識があるだけでなくて、その判断力が素晴らしくて。私を成長させてくれて、試合中も正しく戦えるように導いてくれる。とてもスマートで何でも知っている。コーチ自身も今も成長し続けている人だから、彼と過ごすことで私は毎日強くなれる。コーチ・オーヤマと一緒に歩むことができて、本当にハッピーよ」

──では今回のタイトル挑戦者ジャン・ウェイリについて、どのような印象を持っていますか。

「元チャンピオンで良いファイターなことは間違いない。パワフルで、KOパワーを持っている。グラップリングも試合毎に成長しているしね。ホント、自分の戦いたいように強引に持っていくこともできる。それが可能な力の持ち主だから。

でもね、私はそういうタフな相手と13年間戦い続けていた(笑)。誰と戦っても怖いことなんてないし、オクタゴンのなかで100パーセントの力で戦うことだけを考えているわ」

──MSGでどのような試合をしたいですか。

「フィニッシュ、ね。前回の試合で、私の力にも疑問を持っている人がいると思うの。だからこそ、ただ勝つだけでなく、猛攻撃を仕掛けてフィニッシュする姿を世界中の人に見て欲しいと思っている」

──テイクダウンして、コントロールしたうえでクラッシュする。そんなファイトでしょうか。

「フフフフ。もちろん、それが一番だし、そうなるように100パーセント全力で戦うわ」

■視聴方法(予定)
11月13日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC281対戦カード

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)
[挑戦者]アレックス・ポアタン・ペレイラ(ブラジル)

<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] カーラ・エスパルザ(米国)
[挑戦者]ジャン・ウェイリ(中国)

<ライト級/5分3R>
ダスティン・ポイエー(米国)
マイケル・チャンドラー(米国)

<バンタム級/5分3R>
フランキー・エドガー(米国)
クリス・グティエレス(米国)

<ライト級/5分3R>
ダン・フッカー(ニュージーランド)
クラウジオ・プエレス(ペルー)

<ライト級/5分3R>
ヘナト・モイカノ(ブラジル)
ブラッド・リデル(ニュージーランド)

<ライトヘビー級/5分3R>
ドミニク・レイエス(米国)
ライアン・スパーン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド(米国)
モリー・マッキャン(英国)

<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ペトロスキ(米国)
ウェリントン・トゥルマン(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
オットマン・アザイタル(ドイツ)
マット・フレヴォラ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
カロリーナ・コバケヴィッチ(ポーランド)
シルヴァナ・ゴメス・フアレス(アルゼンチン)

<フェザー級/5分3R>
マイク・トリザノ(米国)
チェ・スンウ(韓国)

<バンタム級/5分3R>
フリオ・アルセ(米国)
モンテル・ジャクソン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
ニック・ネグメレアフヌ(ルーマニア)

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