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『UFC 249: Ferguson vs. Gaethje』パフォーマンスボーナス



 UFCが『UFC 249: Ferguson vs. Gaethje』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・ジャスティン・ゲイジー vs. トニー・ファーガソン

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・ジャスティン・ゲイジー、フランシス・ガヌー

 各5万ドルのボーナス。ジャスティン・ゲイジーはダブル受賞で10万ドル獲得です。

 フロリダ州ジャクソンビルのバイスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催された同大会は無観客試合だったので観衆・ゲート収入はありません。続きを読む・・・
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【UFC249】ヘンリー・セフードがクルーズに勝利後、引退宣言 ジャスティン・ゲイジーがトニー・ファーガソンにTKO勝利

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124: 名無しさん 2020/05/10(日) 08:09:17.94 ID:sqCjZ1j1
バッファーはいつも通り元気だな



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ヘンリー・セフードのヘッドコーチ「彼が引退するのは聞いてなかった」「ギャラが1ケタ違えば復帰するかもしれない」

『UFC 249: Ferguson vs. Gaethje』速報(2020年05月10日)

 こちらの続報。ドミニク・クルーズに2ラウンドTKO勝ちしバンタム級王座を防衛したヘンリー・セフードが突然引退宣言しましたが、


 ヘンリー・セフードのヘッドコーチ、エリック・アルバラシンが以下のコメント。

「ヘンリーはあらゆるスポーツでナンバー1になったし、人生の大半がそうだった。そして、彼は今でも全盛期だと思ってる。彼は良くなる一方だと思ってる。全盛期で引退するのは残念だが、理解はできる。大変な日々だったからな。彼とは2004年から一緒にやってきた。彼は全ての目標を達成した。レジェンドファイターを全員倒してきた。

 ヘンリーのことはよく知ってるが、こうなることは知らなかった。何とかしようとしたが、上手くいかなかった。私はこの試合の後にジョゼ・アルド、アレックス・ヴォルカノフスキー、コナー・マクレガーとの対戦をアピールしたかったが、彼は断った。デイナ・ホワイトがファイトマネーをあと1ケタ上げてくれれば復帰は難しくないかもしれないが、多分彼は前に進みたいのかもしれない」
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Report UFC UFC249 ジャスティン・ゲイジー トニー・ファーガソン ブログ

【UFC249】ついにポテンシャルをフルに発揮。やり過ぎないゲイジーが、ファーガソンを殴り倒す

<UFC暫定世界ライト王座決定戦/5分5R>
ジャスティン・ゲイジー(米国)
Def.5R3分39秒by TKO
トニー・ファーガソン(米国)

スイッチするファーガソンが左前蹴り。ゲイジーは右に回り、左ローを蹴る。左ストレート、左ミドル、右を伸ばすファーガソンがその場スイッチでワンツーを繰り出す。リードフックを思い切り振るうゲイジーが、左ジャブに左フックを打つ。ローで姿勢を乱したゲイジーが、右から踏み込んで左フックをヒットさせる。

ファーガソンに対しても、圧を感じている様子がないゲイジーは、頭を振るって左を振るうも空振りに、直後にファーガソンが左を当てる。左ハイの直後に、左ジャブを繰り出すファーガソンも隙がない。と、両者が思い切り右を打って相打ちに。打たせず、打たれても動じない対戦は、ファーガソンの前進にゲイジーが右フックを当てていく。ファーガソンの鋭い右ハイから左アッパー、ゲイジーが右ショートで迎え撃つ。さらに右を当てたゲイジーが、ジャブの差し合いから左フックをヒット、テイクダウンのフェイクを見せて右を見せるなど、初回はゲイジーが制した。

2R、スーパーマンパンチからのショートを当てたファーガソン。一瞬バランスを崩したゲイジーが思い切り左フックを打ち込む。ファーガソンは細かくスイッチを続けるが、近距離ではゲイジーの圧が優っているか。ゲイジーは右を打ち抜き、右ローを蹴る。右を当て、返しの左フックは空振りも、やはりゲイジーに圧がある。

ファーガソンの右を返し、左フックも攻撃を散らすなかで、左を被弾する。パンチをかわして、視線を離すとすかさずパンチを入れるゲイジーは見えている。ファーガソンは左を当てるも、左を合わされ鼻を気にする仕草を見せる。スピニングバックエルボー、バックキックが気持ちの逃げにも感じられるファーガソン。それでもワンツーを返すと、ゲイジーが間合を外す。ここでローを蹴るゲイジーだが、潮目が変わったようにファーガソンの圧力が高まる。と、終了間際に右ロングアッパーを打ち合いで、これを被弾したゲイジーがダウン。立ち上がったところでラウンド終了となった。

3R、流れを掴む上で大切な序盤。ファーガソンが前に出ると、ゲイジーが右を当てる。さらに右フックから左を見せるが、ファーガソンのアッパーに下がる。ゲイジーは手数が減り、右に回るように。それでも左フックを当てると、ファーガソンが左を打ち込む。ファーガソンが右頬、左目尻をカットしているが、初動が見えない右ショートをヒットさせる。

ゲイジーはローに右を合わせ、さらに右フックでファーガソンの体が揺れる。右ストレート、左フックを続いて当てたゲイジーは、左エルボーを被弾するが、直後に右フックを返す。頭を振って、右を見せるゲイジーに対し、ファーガソンはキャンバスに手をついて、旋回ローキック。さらにブルース・リーのように床を指で触れるファーガソンだが、ゲイジーは落ち着いて、やり過ぎないファイトを展開した。

4R、鋭い左ローを蹴ったゲイジー。ファーガソンも右ローを返し、非常に低い姿勢を見せる。右ジャブを伸ばし、スピニングバックキック、ジャンピングエルボーとトリッキーな攻撃を続けるファーガソンの狙いは何か。ゲイジーは構わず正面から左フックを入れ、右ローを蹴り抜く。体が回るファーガソンが跳び前蹴り。右の同士討ちから、右オーバーハンドを受けたファーガソンはついに姿勢を乱し背中を見せて距離を取った。

左足を蹴られて姿勢を乱し、パンチが手打ちになったファーガソンに対し、ゲイジーはラッシュを掛けず、カウンターの右オーバーハンドを狙う。ファーガソンの蹴りが急所に当たり、試合が中断。残り1分で再開となり、ファーガソンが左フックを当てる。しかし、右ローで完全にヒザがよれるようになったファーガソンが、ハイキックを受けそうになる。ここで4Rが終了、ゲイジーのペースが続いた。

最終回、インターバル中に笑顔を見せたゲイジーは、ショートのワンツーを放つ。サウスポー基調となったファーガソンは、その場スーパーマンも逆に右から左、さらにワンツーフックを被弾する。ローで体が回ったファーガソンは、必死に前に出るがその場でゲイジーは待ち構え、嫌な間合になると間合を取り、ここから踏み込んで左を当てる。足に来ているような動きを見せるファーガソンは、ついにイマナリロールもゲイジーは簡単にかわす。ジャブ、右に左を合わせたゲイジーは空足を踏んで姿勢を乱すファーガソンに対し、精神的な余裕を持ってパンチを放っていく。

攻めすぎず、相手の攻撃を見るゲイジーは右を当てると、頭を振って下がったファーガソンを見てレフェリーがたまらず試合を止めた。労うゲイジーを押し返したファーガソン、気持ちは分かるがここは受け入れて欲しいところだった。

ウィナーコール後にハグをした両者、新暫定世界ライト級王者は「俺やヤるためにケージに上がったんだ。過去は振り返らない、前の日より良くなるよう練習してきた。ワールドクラスのコーチがいる。これまで殴られ過ぎてきた。殴り合いを楽しみ過ぎていたんだ。でも、ここではそんな戦いはできない。ロシアン、ダゲスタン人と戦いたい。死んでも構わないという気持ちできたんだ。勝ち負けじゃない。自分にがっかりしたくなくて戦ったんだ」と話した。


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Report UFC UFC249 ドミニク・クルーズ ブログ ヘンリー・セフード

【UFC249】右フック後のダックにヒザを合わされドミニク、TKO負け。セフードは何と、引退宣言!!

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
ヘンリー・セフード(米国)
Def.2R4分58秒by TKO
ドミニク・クルーズ(米国)

コール時にシャッフルを披露しているドミニク。前後、斜めに動くドミニクに対し、セフードが前に出て右ローを蹴る。さらにセフードは前進に強烈な勢いで右ローを蹴り込む。ドミニクの最初のテイクダウン狙いは切られ、ローを左右の足に受ける。足を止めさせる戦術に出たのか、セフードは徹底してローを蹴り、その蹴り足を掴まれて姿勢を乱してもすぐに立ち上がる。

前への動きが少ないドミニクが、飛び込んでヒザ蹴り。キャッチしたセフードがテイクダウンを奪い、すぐにドミニクがスクランブルからスタンドに戻る。またもテイクダウンを取れなかったドミニクだが、がぶることは許さず立ち上がり、セフードの右をかわす。前に出て右から左フックを当てたセフードが左ハイ、ドミニクは右ローで体がよれる。ドミニクの前進をロー、入られるとフックで迎えうつセフードを、テイクダウンのフェイクで動かせるドミニク。右を振るっての組みを察知したセフードが初回を取った。

2R、オーソからスイッチして前足でハイを蹴ったドミニクに対し、ローから左ミドルをセフードが蹴っていく。姿勢を乱しても、生来の軸の強さがすぐに姿勢を戻すセフードが、サウスポーになったドミニクに右インサイドローを蹴る。パンチの交換から、離れたドミニクにローを続けるセフードは右ハイ、ドミニクはセフードの背後まで走り抜くという動きは見られない。

それでも右オーバーハンドを当て、左右のコンビを決めたドミニクはケージを背負い、ローを受ける。近距離をダックから回り、背後を取ったドミニクだが、セフードは前進を止めない。ローを蹴られたドミニクが、左ローを返す。セフードは左からのシングルを切り、間へ。右に回ったドミニクの動きに反応したセフードは、頭を振って踏み込むと頭が当たり出血。ブレイクが入るが、試合はすぐに再開される。その場跳びパンチから、左を見せたドミニクだが、右フック後に頭を下げたところでヒザ蹴りを受けて後方にダウンを喫する。

立ち上がる隙を与えず、距離を詰めて右を当て、ここから左のパンチをボディコントロールで連打しレフェリーが試合をストップ。ドミニクはストップに不満げの表情を浮かべたか、これは致し方ないところだ。

「俺は史上最高のコンバットスポーツ・アスリートだ」と言うや、なんとセフードは引退を宣言し、ケージを下りた。一方、ドミニクは「立ち上がるところだったから、納得はしていない。倒れていれば、納得するけどね。僕は立ち上がろうとしていた。立ちあがるところだったんだ」という主張を繰り返した。


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UFC249:メインイベント・トニー・ファーガソン vs. ジャスティン・ゲイジー

ライト級暫定王者決定戦5分5R。

ライト級では3年間で3回目の暫定王座制定。1回目のファーガソンは2年前にヌルマゴ戦を欠場したことで剥奪。2回目は昨年のダスティン・ポイエーで、9月にヌルマゴとの王座統一戦で敗れている。

両者見合いながらローやジャブで牽制。ミドルを入れたファーガソン。トリッキーなステップを見せる。パンチが交錯。ファーガソンのパンチがヒットしたがゲイジーがローを返す。ゲイジーの左がヒット。ファーガソンインロー。足にパンチするファーガソンファーガソン左ハイからパンチ。間合いがつまり両者のパンチがまた交錯。どちらもヒットせず。出てきたファーガソンに右がヒット。プレスするファーガソン。出てきたところにゲイジーの右がヒット。両者のパンチがまた相打ち。ゲイジー一瞬シングルレッグの動きを見せたがフェイントでパンチにつなげる。ホーン。

拮抗した1R。ゲイジーのパンチが入っているようにも見えるが効いた様子は見せないファーガソン。ヒット数ではファーガソン

2R。両者パンチを振り回す。ゲイジーの左がヒット。ファーガソンが出る。ゲイジーがそこに左をヒットさせた。ゲイジープレスしていく。ファーガソン走って距離を取りリセット。ローを蹴るゲイジー。ゲイジーワンツー。右。ゲイジーのヒットが増えてきた。右ボディ。ロー。ファーガソンフェイントのステップ。右を入れるがワンツーを返したゲイジー。残り1分。ゲイジーがワンツー。ファーガソンのワンツーも入ったが追撃にゲイジーがワンツーを返す。ファーガソンも手数を増やしてきた。残りわずかでゲイジーがアッパーを打ち込むところにファーガソンのカウンターのアッパーがヒット!ゲイジー膝をつく。ホーン。

2Rファーガソン。最後のダウンがなければゲイジーだったが。

3R。間合いを詰めるファーガソンにゲイジーがパンチを入れるがファーガソンがまたアッパーを入れる。ゲイジーがローから左。さらに右。飛び込みを魅せたファーガソンに右を入れたゲイジー。ゲイジーの右がビッグヒット!ゲイジー出ていく。パンチを打ち返して凌ぐファーガソン。また右。ワンツー。入っているがファーガソン引かない。ファーガソン、沈み込んで足払いを放つトリッキーな動き。ゲイジー左ハイから右をヒットさせる。ホーン。

3Rはゲイジーが取り返した。ここまで打たれても効いた様子は見せなかったファーガソンだが、初めてぐらついた。ダメージの蓄積があるか。

4R。ファーガソンのバックスピンキック。空振り。右肘で飛び込んだが空振り。ゲイジーのパンチに背中を向けてかわしたファーガソンだがそこにゲイジーの左をもらう。ゲイジーの右が入って効いた!ファーガソンさすがに後退。ゲイジー一気に攻めずにじわじわ出る。ゲイジーにも疲れがあるか。右のフルスイングは空振り。右ロー。ゲイジーちょっと動きが落ちている。ファーガソンの方がペースを変えずに攻めている。ゲイジーはギアを落としてしのぐ。ホーン。

4Rゲイジー。ダメージはもらっているが、スタミナに余裕があるのはファーガソンか?ゲイジーもあと1Rなら残った力を出し切れるかもしれない。

5R。ファーガソンのスーパーマンパンチにゲイジーもパンチを返す。ゲイジーのワンツーがヒット。ファーガソンもローが効いてきたか。ゲイジーのワンツーがヒット。ぐらついたファーガソン。ゲイジー追ってまたパンチをヒットさせるが、まとめる余力がないか。ファーガソン今成ロールを見せるが空振り。ゲイジーのワンツー。効いた。普段のゲイジーならフィニッシュできるが追い打ちに行かない。出てくるファーガソンにカウンターのジャブがヒット。ワンツー。ファーガソン効いているが手を出し続ける。ジャブがヒット。完全に効いたファーガソン。ゲイジー追うが、レフェリーのハーブ・ディーンが見かねてストップ。

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UFC249:セミファイナル・ヘンリー・セフード vs. ドミニク・クルーズ

バンタム級タイトルマッチ。

昨年6月、フライ級王者のまま階級を上げてバンタム級王座決定戦に出場し、マルロン・モラエスにKO勝ちして同時二冠王者となったセフードだが、フライ級のタイトルはその後返上し、バンタム級王座に専念。これが初防衛戦となる。

当初はマルロン・モラエスとの挑戦者決定戦的試合に敗れたジョゼ・アルドとの対戦が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響により、ブラジルに戻っていたアルドは入国できず消滅。怪我からの3年ぶりの復帰戦となる元王者クルーズに白羽の矢が立った。

UFCデビューから9年となるクルーズだが、その間に約3年の長期欠場が2度。1度目の欠場の際には、復帰戦で水垣に秒殺KO勝ち。2戦目(この試合も1年以上のブランク開け)で王者ドミニク・クルーズからタイトル奪取している。しかし、コーディ・ガーブラントには完敗し、約10年ぶり2回目の黒星。そのガーブラントも3試合連続KO負けでタイトル戦線から一歩後退。現在の実力が掴みきれない。

ローを蹴るセフード。クルーズはいつものステップを見せるが、ややぎこちなく見える。セフードのローがまたヒット。プレスするセフード。ローを警戒するクルーズ。キャッチして倒したが、セフードすぐに立った。セフードの蹴りをキャッチしてシングルレッグで倒したセフード。バックに回りパウンドを入れるが、クルーズがスイッチして正対し立つ。スタンド。距離を詰めるセフードにクルーズがアッパーを入れる。パンチで出たセフード。残り1分。クルーズがパンチを打ち込むがセフードも打ち返す。ホーン。

1Rセフード。クルーズが戻るコーナーを間違え、セフードと顔を見合わせ苦笑する。

2R。ステップがノッてきたクルーズ。セフードのパンチが空を切るがローはヒット。ローを嫌がっているクルーズ。間合いを詰めるセフードにパンチを打ち込む。セフードのハイは空振り。セフードのローがヒットするがクルーズのパンチもヒット。セフードケージに押し込もうとしたがクルーズが引き剥がし距離を取る。残り1分。クルーズシングルレッグからパンチを入れる。プレスするセフードだがクルーズはフェイントだけで入ってこさせない。パンチで出るセフードだが、頭が当たり出血。再開。セフードの膝がカウンターで入りクルーズダウン!すかさずバックに回ったセフードがパウンド連打。もらっているクルーズ。立ち上がろうとしたがレフェリーが割って入りKO。

2R終了まで残り数秒だし、立ち際ということもありストップに納得できない様子を見せるクルーズ。流しても良さそうだったが、もう一度やるなら、クルーズが他の相手と対戦して試合感を取り戻したうえでの再戦が見たい。

しかし、試合後のインタビューでセフードは満足行くキャリアが送れたとコメントし引退宣言。

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Report UFC UFC249 ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク フランシス・ガヌー ブログ

【UFC249】KO必至対決は、フランシス・ガヌーが20秒でホーゼンストライクを沈める

<ヘビー級/5分3R>
フランシス・ガヌー(カメルーン)
Def.1R0分20秒by KO
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム)

ガヌーの左ローに、左ジャブを合わせていったホーゼンストライク。左ローを続けるホーゼンストライク。右オーバーハンドで前に出たガヌーは、左、右を空振りしながらも、パンチで迎え打ちながら下がり、姿勢を下したホーゼンストライクに左フックをヒットさせる。この一発でホーゼンストライクがケージに持たれるように倒れる。ガヌーはフックを連打し、ホーゼンストライクをキャンバスに沈めると「彼は可能性はあるけど、まだ僕と戦う準備はできていなかった」と語った。


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Report UFC UFC249 カルヴィン・ケイター ジェレミー・スティーブンス ブログ

【UFC249】劣性のケイターが、右エルボー一閃。追撃もヒジ打ちでスティーブンスに逆転勝ち

<150.5ポンド契約/5分3R>
カルヴィン・ケイター(米国)
Def.2R2分42秒by KO
ジャレミー・スティーブンス(米国)

スイッチを交え、前に出る体重オーバーのスティーブンスが右を振るい、左ローを蹴る。さらにフックで圧力をかけるスティーブンスは、ケージを背負ったケイターに連打、右ハイを蹴っていく。ローを多用するスティーブンスに対し、ケイターもワンツー。しかし、ローで攻撃を遮断される。空振りでも圧のあるスティーブンスが、右を当てる。さらにワンツーにも、ワンツーを返しスイッチして左の蹴り、オーソに戻して右ローを続ける。

ローと右フックに、踏み込むことができないケイターもスイッチし、すぐにオーソに戻る。右を当てたスティーブンスは、一瞬の組みから離れてローを蹴り合う。スティーブンスがスイッチするとケイターが左フックをヒット。さらに顔面からボディへのコンビを決める。スティーブンスは左フック、さらに右フックで前に出ると、右ロー、左前蹴りと攻撃を散らして、ジャブもケイターが右を打ち抜き、ここから前に出る。スティーブンスがパンチを返したが、この試合で初めて下がる。それでも最後に蹴り足を掴み、リリースしてボディを打ち込んだスティーブンスが初回を取った。

2R、すぐにワンツーを放ったスティーブンスが強烈な右ローを蹴り込む。サウスポーに構えるようになったケイターは、足が効かされているか。スティーブンスは回るケイターに右ストレートをヒットさせ、ローにつなげる。小さくジャンプするようになったケイターだが、ロングでアッパー、ボディフック、ストレートと引き下がらない。

組み合いでエルボーを当てたスティーブンスが離れると、スイッチし左ハイを蹴る。直後にオーソに戻したスティーブンスが前に出て右を放つ。このタイミングでケイターの右エルボーを打ち込み、ダウンを奪うと追撃のヒジでカットさせ試合を決めた。


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UFC249:第9試合・フランシス・ガヌー vs. ジャルジーニョ・ホーゼンストライク

ヘビー級。ガヌー2位、ホーゼンストライク6位。

ティーペ・ミオシッチとデリック・ルイスに煮え切らない試合内容で判定負けしたガヌーは、そこから3連続秒殺KO勝利(うち2名が元王者)。本格的な覚醒の予感を感じさせる。ホーゼンストライクとは3月末に組まれていたが、大会自体が消滅したため4月大会にスライド。しかしこれも中止になり、今回にスライドしている。

ホーゼンストライクはUFCデビューから4連続KO勝利。最初の3戦は秒殺だったが、前回、初のビッグネームとの対戦となったアリスター戦では、アリスターの攻めを恐れてか、手数が少ない試合に。このままだと判定で初黒星かと思われたが、残り10秒で飛び込んで右フックをヒットさせて逆転勝利。が、やはり実力が未知数の部分が残っている。