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LFA93 other MMA Report アンドレ・ペトロスキー アーロン・ジェフリー ブログ

【LFA93】クラシカル、レスラー✖ストライカーの対戦はTDで疲れたペトロスキーがジェフリーのヒザに下る

<ミドル級/5分3R>
アーロン・ジェフリー(カナダ)
Def.2R4分19秒by TKO
アンドレ・ペトロスキー(米国)

右ジャブを伸ばしたペトロスキーが、続く左フックから組んでケージにジェフリーを押し込みシングルレッグでテイクダウンを奪う。ケージを背負って立とうとするジェフリーのバックに回ったペトロスキーだが、すぐに胸を合わされる。ジェフリーは押し込み返し、細かいアッパーを打っていく。

ペトロスキーがもう一度ポジションを入れ替えると、ジェフリーがヒザをボディに突き上げる。左右のヒザを腹に受けたペトロスキーもヒザを返すが、もう1度ヒザで腹を抉られて離れる。直後に左ストレートを打ち込み、ダブルレッグで2度目のテイクダウンを決めたペトロスキーは、足を腰まで持ち上げて立たせないようにし、ここからシングル出て尻もちをつかせる。立ち上がったジェフリーはヒザ蹴りからエルボーを入れるが、ペトロスキーが左ストレートをヒットさせる。右ジャブ&左ストレートを入れたペトロスキーだが、ボディにヒザを受けて動きが止まる。

それでもパンチを振るってくるペトロスキーに対し、ジェフリーは右ストレート、右ハイと打撃で盛り返し時間に。オープンスコアではジャッジ2人がペトロスキー、1人がジェフリーを支持した。

2R、右ミドルを決めたジェフリー、続く右ハイはガードされる。左ジャブから右アッパーのペトロスキーはテイクダウンにはいかず、ジェフリーの首相撲にエルボーを打っていく。一旦離れたジェフリーはもう1度、首相撲からヒザを纏める。ジャブを当てたペトロスキーは首相撲&ヒザ蹴りに苦しむが、ここでもダブルレッグを決める。キムラを防いでバックに回ったペトロスキーが正面に戻り、シングルレッグを狙う。これを切ったジェフリーがエルボーを打ちつける。

足を掴み、腰を上げてトップを取り切ったペトロスキーだが、すぐに起き上ったジェフリーがテイクダウン狙いを切り返して逆に上を取り切る。ペトロスキーはクローズドガードも、足を一本抜かれて右エルボーとパンチを被弾。ジェフリーは鉄槌を纏め、スクランブルでバックを取るや後方から顔面にパンチ、エルボーを頭部に入れ最後はヒザを顔面に当ててTKO勝ちを決めた。

「レスリングを見せると言っただろう?  彼がトップをとっても落ち着いて戦えたし、そこを練習してきた。とにかく勝てて良かったよ」と、戦績を9勝2敗としたジェフリーは話した。


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LFA93 other MMA Report サム・ヒューズ ブログ

【LFA93】リーチの差も何のその。打撃でリードしたヒューズが、ギロチンでハインドリーを落とし快勝

<120ポンド契約/5分3R>
サム・ヒューズ(米国)
Def.1R5分00秒 by ギロチンチョーク
ダニエル・ハインドリー(米国)

ヒューズの左ローに右を合わせたハインドリーだが、左フックに左ジャブを被弾する。サイド気味の構えのハインドリーに右オーバーハンドを2発入れたヒューズは、組まれてもケージに押し込む。ハインドリーはケージを背負ったジャンピングガ―ドを見せ、ヒューズが金網に押し付けてパンチを続ける。ガードを解いて背中からキャンバスに落下したハインドリーは、ヒューズが離れスタンドに戻る。

ヒューズは的確に右ストレートをヒットし続け、ハインドリーはケージの前から離れることができない。右を当ててから左ジャブも入れるヒューズがリーチの差に関係なくワンツーを入れ、左右のローを蹴り込み。ハインドリーが前に出るとワンツー、テイクダウン狙いにはノーアームギロチンをセットアップする。ハインドリーが落ちると同時に、初回が終了となった。公式記録はギロチンによるテクニカル・サブミッションとコールされた。

「彼女は凄くトリッキーだった。5日前に試合を受けてくれて、凄く感謝しているわ。また試合の機会を与えてくれたLFAに感謝しているわ」とヒュー数は勝利を振り返った。


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LFA93 other MMA Report ジョシュア・フレムド ブログ 未分類

【LFA93】体重オーバーのジョーンズに左エルボー&右フックでダウンを奪い最後はアッパーでフレムドがKO

<193 ポンド契約/5分3R>
ジョシュア・フレムド(米国)
Def.1R3分18秒by KO
アントニオ・ジョーンズ(米国)

8ポンドの体重超過のジョーンズに対し、フレムドは跳びヒザからパンチを伸ばしてケージに押し込む。ボディロックからテイクダウンを決めたフレムドは自ら離れてスタンドに戻る。ここからのパンチをかわしたジョーンズがクリンチへ。フレムドは得意の首すも追うからヒザを狙う。離れるとジョーンズが右ロー、フレムドは右ストレートから左を打ち込む。

続く跳びヒザは距離が合わず、フレムドがクリンチへ。離れ際の左エルボーから右フックでジョーンズが倒れる。亀のジョーンズにフレムドが右アッパーを打ち抜き勝負あり。ジョーンズは意識を失い、フレムドがKO勝ちを手にした。


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【LFA93】エリジャウ・ジョンズ、フォルターサックに完勝もコンテンダーシリーズなら酷評のラスト10秒

<フェザー級/5分3R>
エリジャウ・ジョンズ(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
ルーク・フォルターサック(米国)


サウスポーのジョンズに即組みついたフォルターサックがテイクダウンを決める。立ち上がったジョンズは押し返して離れると左ハイも、フォルターサックの右を被弾してバランスを崩す。フォルターサックはさらに右ハイ、右ストレートと積極的に攻め、再びダブルレッグへ。倒されても後方へのスイープを仕掛け即スタンドに戻り、離れたジョンズは左ミドルを決める。続いて左ハイを繰り出すが、フォルターサックが蹴りが見えていないのか踏み込んで右フックを狙う。

ジョンズは間合いを取り直し、左ストレートから左ハイ。ここもフォルターサックが右を打っていく。左を当て、スピニングバックフィストにバックを取ったジョンズに対し、フォルターサックが胸を合わせる。互いにクリンチに拘らず離れると、フォルターサックがローシングルからレッグリフト、3度目のテイクダウンを決める。ジョンズはスクランブル、首相撲からヒザ蹴りを顔面とボディに突き刺して離れる。フォルターサックも右ストレートを当て、オープンスコアの初回はジョンズが10-9で揃えた。

2R、左ストレートから右ジャブを当てたジョンズが、左ミドル。テイクダウン狙いを切って、左ハイを狙う。足がついてこない踏み込みなど、疲れが目立つフォルターサックは左ハイにテイクダウンを合わせるが失敗、直後にパンチを被弾し前蹴りで腹を抉られる。攻め手の無いフォルターサックは蹴り足をキャッチして足払い、ジョンズは倒されてもすぐに立ち上がり右ジャブを当て、左ストレートから飛びヒザへ。

フォルターサックのダブルレッグをスプロールし、ボディにヒザを突き上げたジョンズが首相撲に取りヒザ、ヒジを打ちこむ。フォルターサックは右ストレートにも左を合わされ、左ミドル、右のジャブを被弾して劣性が続く。スピニングバックフィストにも勢いのないフォルターサックは、逆にワンツーからスピニングバックフィスト、左ハイを狙われこの回も落とした。

最終回、フォルターサックはフィニッシュしか逆転はない状況で左ハイ後のワンツーを被弾し、組みに行っても切られる。ジョンズは右リードフック、左ボディを入れるとガードの上から左ハイ。フォルターサックも右足をキャッチして右ロングフックを当てる。直後にダブルからジョンズを肩に抱えてスラムしたフォルターサックが、初めてジョンズに背中をマットにつかさせる。しかし、パウンドを打ったところで立ち上がることを許し、シングルからケージ際でのクリンチへ。

首相撲&ヒザで攻めたジョンズが肩パンチ、そしてヒザのコンビネーションでケージにフォルターサックをケージに釘付けにし──離れて左ストレートからハイキックへ。スピニングバックフィストに続くダブルレッグをすかされ、目標を失ったように手をついたフォルターサックは、残り10秒近くあるが勝負を諦め、動きを止める。ジョンズもそのままタイムアップを待ち試合は終わった。

判定は当然ジョンズだが、これがコンテンダーシリーズならダナは最後の10秒の2人を酷評しただろう。

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LFA93 News other MMA アンドレ・ペトロスキー アーロン・ジェフリー サム・ヒューズ ブログ

【LFA93】計量終了 メインはレスラー=ペトロスキー✖ストライカー=ジェフリー。サム・ヒューズが再起

【写真】テイクダウンに優れたレスラー=ペトロスキー✖ストライカー=ジェフリー (C)LFA

16日(金・現地時間)にカンザス州パークシティのハートマン・アリーナで開催されるLFA93「Petroski vs Jeffery」の計量が、15日(木・同)に行われた。

10月は2週毎に同地で3大会が行われるLFA、その2大会目のプレリミはアマMMAを含め2試合、メインカードが7試合組まれ、メインはミドル級のアンドレ・ペトロスキー✖アーロン・ジェフリーというマッチアップだ。


ペトロスキーはMMA戦績5勝0敗で全試合がフィニッシュというレスリングベースのファイターだ。ハイスクール時代にペンシルバニア州でメダリストに3度輝き、カレッジではD1とD2で活躍──自身もテイクダウンには絶対の自信を持っている。

対するジェフリーはカナダのストライカーで8勝2敗、カナダ人初のコンテンダーシリーズ出場選手で、判定勝ちは1試合だけで高いKO率を誇っているフィニシャーだ。「アイツはレスリング能力が欠けている」というペトロスキーに対し、ジェフリーは「打撃に自信がないから、そういうことを言うんだ。テイクダウンを切って殴ることはずっとやってきた」と反論している。レスラー✖ストライカー、得意分野から不得意分野を引き算したときに、残った数字が大きな方が勝利に近づく。

セミでは7月に初代LFA女子ストロー級王座決定戦で敗れたサム・ヒューズが再起戦をダニエル・ヒンドリーと戦う。打撃とクリンチ戦でヴァネッサ・デモパウロスをリードしながらリバーストライアングルで逆転負けを喫したヒューズだが、これは10度戦って1度あるかというホームランを打たれたと捉えることができる。

パワフルなキックボクシングの使い手ヒューズは、コンテンダーシリーズで敗れLFAに戻ってくる王者(※30日にルピタ・ゴディネスの挑戦を受ける)へのリベンジを果たすために、勝ち方も問われる一戦となる。

なお8月のLFA89でヒザからパンチで86秒KO勝ちでプロモーションデビュー戦を飾ったジョシュア・フレムドとミドル級で戦う──Bellatorリリースから再生を試みるアントニオ・ジョーンズは、8ポンドの大幅計量オーバーとなっている。

■視聴方法(予定)
10月17 日(土・日本時間)、
午前10時~UFC Fight Pass

■ LFA93計量結果

<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ペトロスキー: 185.8ポンド(84.27キロ)
アーロン・ジェフリー: 185.2ポンド(84.0キロ)

<120ポンド契約/5分3R>
サム・ヒューズ: 119.2ポンド(54.06キロ)
ダニエル・ヒンドリー: 119.6ポンド(54.24キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョシュア・フレムド: 185.2ポンド(84.0キロ)
アントニオ・ジョーンズ: 193ポンド(87.54キロ)

<フェザー級/5分3R>
エリジャウ・ジョンズ: 145.8ポンド(66.13キロ)
ルーク・フォルターサック: 145.6ポンド(66.04キロ)

<140ポンド契約/5分3R>
ジャスティン・ウェッツェル: 139.8ポンド(63.41キロ)
テシェイ・ゴウスロー: 139.6ポンド(63.32キロ)

<フライ級/5分3R>
トレバー・ウェルズ: 125.8ポンド(57.06キロ)
カーロス・ヘルナンデス: 125ポンド(56.7キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョシュア・ダシルヴェイラ: 203.4ポンド(92.26キロ)
フェルナンド・アルヴァラド: 204.8ポンド(92.89キロ)

<140ポンド契約/5分3R>
ジョン・ファム: 140ポンド(63.5キロ)
クリスチャン・ロドリゲス: 139.4ポンド(63.23キロ)

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KSW55 News other MMA アンドレアス・グスタフソン スコット・アスカム ダミアン・ヤニコフスキ ブログ マメッド・ハリドヴ ミハウ・マテラ 未分類

【KSW55】計量終了 ハリドヴが王座返り咲きを狙いアスカムに挑戦。Brave CF勢3人のパフォーマンスは??

【写真】お家の危機とまではいっていないだろうが、厳しい情勢下で頼りになるのは団体を支えてきたベテランの存在か。ハリドヴが王座返り咲きを狙いアスカムに挑戦する(C)KSW

9日(金・現地時間)、 10日(土・現地時間)にポーランドのウッチにあるクルブ・ベッツフォーニャで開催されるKSW55「Askham vs Khalidov 2」の計量が行われていた。

欧州ではいち早くコロナ禍にあって活動を再開したKSWだが、このところビジネスは縮小傾向にあり、同時にライト&フェザー級の二冠王マテウス・ガムロ、元ウェルター級王者ドリキュス・デュプレシーがUFCへ。バンタム級王者アントゥン・ラチッチが他プロモーションとの交渉をしている話も伝わってくるなど、イベントがスリム化しつつある。


そんななか頼りになるのが、長年イベントを支えてきたベテランの存在だ。2011年からACBに1度出場しただけで、14試合をKSWで戦いミドル級王者に君臨してきたハリドゥはライトヘビー級王者トマス・ナルクンに敗れ、打倒ナルクンに目標を絞るためにベルトを返上した。

王座決定トーナメントを勝ち抜き新しいベルトの持ち主となったアスカムは、ナルクンに連敗し一時は引退をほのめかしていたハリドヴと去年の12月にノンタイトルのキャッチウェイト戦で戦い判定勝ちを収めている。あれから11カ月、ダイレクトリマッチがタイトル戦となりアスカムは王座初防衛戦に挑むこととなった。

この辺りはまさにハリドヴ有りきのストーリーラインで、セミやその前でワキを固めるのもミドル級戦だ。ハイドヴ前のミドル級王者で4度の王座防衛を果たしているミハウ・マテラは王座決定Tファイナルでアスカムに敗れ、王座戴冠へ向け1年5カ月ぶりのKSW出場となる。そのマテラは、KSW51でサンダーストライクFLというローカル団体のミドル級王者からKSWに転じたチェザリ・ケイシに敗れているアレクサンダー・イリッチとの対戦だけあって、今回の試合は落とすことは許されない。

セミ前では、そのマテラと王座決定T準決勝を戦いプロ初黒星を喫している五輪メダリストのダミアン・ヤニコフスキが出場。マテラ戦を含めると4試合で1勝3敗と悩める将来のエース候補は、Brave CFから転じてきた6勝0敗──無敗のスウェーデン人選手アンドレアス・グスタフソンと戦う。

今大会はグスタフソン以外にもルーマニアのイオン・ソルドゥ、ポーランド女子ながらKSW初出場となるカロリーナ・ボイチといった直近の試合がBrave CFだった選手が3人参戦している。

去る選手が存在する一方で、来る選手も現れる。コロナ禍のMMA界は新たな人材の流れが見られるようになっており、Braveで戦ってきた彼らがKSWでどのような活躍を見せるのか──非常に興味深いところだ。

■視聴方法(予定)
10月11日(日・日本時間)
午前3時00分~FITE
午前3時00分~KSW.TV

■ KSW55計量結果

<KSWミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]スコット・アスカム:83.9キロ
[挑戦者] マメッド・ハリドヴ:83.9キロ

<ミドル級/5分3R>
ミハウ・マテラ:84.3キロ
アレクサンダー・イリッチ:84.3キロ

<ミドル級/5分3R>
ダミアン・ヤニコフスキ:84.3キロ
アンドレアス・グスタフソン:84.2キロ

<ウェルター級/5分3R>
トマシュ・ロマノフスキー:77.6キロ
イオン・ソルドゥ:77.9キロ

<バンタム級/5分3R>
ダミアン・スタジャク:61.6キロ
パトリック・スルディン:61.7キロ

<94.7キロ契約/5分3R>
プシェミスワフ・ミシアラ:94.7キロ
スティペ・ベカヴァック:94.0キロ

<ウェルター級/5分3R>
クリスチャン・カスボロウスキ:77.5キロ
ヤクブ・カミエニアス:77.6キロ

<女子ストロー級/5分3R>
シルビア・ユスケビッチ:51.7キロ
カロリーナ・ボイチ:51.5キロ

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ARC03 Double G FC05 News other MMA オク・レユン キム・ハンソル キ・ウォンビン ジン・テホ ブログ

【ARC03 & Double GFC05】K-MMA、再・再開。K-MMA。Double Gでキ・ウォンビン✖オク・レユン

【写真】キ・ウォンビン✖オク・レユン、韓国MMA界の実行部隊ライト級最強決定戦だ (C)AFC

8月17日(月・現地時間)に韓国はキョンギ道パジュ市のAngel’s Fightingオフィシャルジムで午前7時スタートという苦肉の強硬手段でAFC14が開催され、8月29日のARC03は中止になっていた韓国MMA界が再び動き始めた。

まず今月17日(土・同)にソウルのソンパ区にあるロッテワールドHOT6 AFRICAコロシアムでARC03が改めて開かれ、メインの97キロ契約マッチでキム・ウンスが昨年のRoad FCでルーキー・オブ・ジ・イヤーを獲得したオ・イルハクと戦う試合を始め、8試合がラインナップされている。

一方、Double GFCは11月28日(土・同)に第5回大会を同じくソウルのKBSアリーナホールで開催し、2階級のタイトル戦を組むことを明らかにしている。


本格的かつ勝負論のあるカードを推し進めることで注目度が高まっているDouble G。タイトル戦はライト級とウェルター級の王座決定戦で、前者はキ・ウォンビン✖オク・レユン、後者はキム・ハンソル✖ジン・テホというマッチアップが決まった。

先のUWEWで勝利したキム・ギョンピョらと実質K-MMAのライト級を引っ張る両者がタイトルを賭けて戦う。キ・ウォンビンは7月の前回大会でケビン・パクを1分52秒でKO、オク・レユンは4分02秒でブレンゾリク・バットムンクにRNCでリベンジを果たしており、ライト級の頂点に立つというストーリーラインも出来上がっている。

コロナ禍にあって、感染に対して日本より敏感な韓国。9月の終わりから10月の最初にかけて盆休みで国内での移動も多く見られ、この期間の感染者数の増減が判明するまで2週間かかり、まだまだ楽観視されていない。このような国内の空気、政府の方針もあり両大会もクローズドショーとして行われる模様だ。

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ACA112 other MMA Report アブドゥルラクマン・ドゥダエフ ダニエル・オリヴェイラ ブログ

【ACA112】超スリリングは接近戦から、離れてヒザをボディへ。オリヴェイラがドゥダエフ倒し、王座防衛

【写真】王座防衛に成功したオリヴェイラは、神に感謝を述べた(C)ACA

<ACAバンタム級選手権試合/5分5R>
ダニエル・オリヴェイラ(ブラジル)
Def.3R3分33秒by KO
アブドゥルラクマン・ドゥダエフ(ロシア)

オリヴェイラの初防衛戦。右オーバーハンドをいきなり当てたオリベイラに対し、右を打ち返したドゥダエフは組まれても内股で投げる。投げられた勢いで上を取り返したオリヴェイラがバックへ。落とされないように着地したオリヴェイラはドゥダエフをケージに詰めてヒザをボディに入れる。

ドゥダエフは払い腰でオリヴェイラを投げるも、抑え込みには至らない。立ち上がった両者、オリヴェイラはスーパーマンパンチを空振りし、ドゥダエフの右をかわすが後ろ回し蹴りを顔に受けそうになる。続いて左フックを当てたドゥダエフのスピニングエルボーは空を切る。間合いを外し、ワンツーに右を合わせようとしたチャンピオンだがドゥダエフはハイキックを狙う。さらにワンツーからスピニングバックフィストを見せるなど、チャレンジャーの手数が多い。ドゥダエフは左オーバーハンドをバックステップでかわし、右を当てるなど、組まれると柔道、離れるとボクシングで優勢に立つ。

残り20秒を切り、スピニングバックキック、跳びヒザを見せたドゥダエフが走り込んでヒザを見せたオリヴェイラの動きも余裕をもってかわし初回を取った。

2R、ドゥダエフの右アッパーに組みついたオリヴェイラ。ヒザをドゥダエフがボディに入れると、両者が同時に思い切り右フックを振るう。共に空振りになるが、直後にオリヴェイラはバックハンドブローでドゥダエフの頭部を殴ると、背中を向けている状態のチャレンジャーがそのまま後ろ回し蹴りを見せる。後方に飛びのくようにかわしたオリヴェイラは、後方にバランスを崩したがすぐに立ち上がる。

間合いを図り、詰めるドゥダエフがスイッチして左ハイ。後方に姿勢を崩したオリヴェイラはケージを利して跳ね返るように起き上り、ドゥダエフの左ミドルに右オーバーハンドを当て、逆にダウンを奪う。体が固まったように倒れたドゥダエフに左のパウンドを落とし、バックに回ったチャンピオンは両足をフックしRNCへ。ドゥダエフは手首やグローブを掴むように絞めを防ぐが、オリヴェイラは慌てずパンチを打ちつつ、腕を入れ替え絞めの機会を伺っている。

正座した状態でオリヴェイラを背負うドゥダエフはついには腰を上げて、前方に振り落とすことに成功する。すぐに立ち上がった王者は、ドゥダエフのジャンピングスピニングバックキックをダッキングでかわす。疲れが目立つのはオリヴェイラだ。足を使って息を整えるオリヴェイラは、思い切り走り込んで右フックもドゥダエフが苦もなくかわす。ここから軽い蹴りを連続で放ったドゥダエフは、後ろ回し蹴りや右オーバーハンドを遠い位置から狙う。両者の攻撃は踏み込みを伴わず、早く精神戦の様相を呈してきた。

3R、ドゥダエフが左ジャブを伸ばし、オリヴェイラの右オーバーハンドをかわして、ヒザを顔面に突き上げる。ジャブを貰いながらチャンピオンは右ローを蹴って左に回る。スイッチしつつ右の関節蹴りをサイド気味に入れたドゥダエフは、左ジャブでオリヴェイラに前進を許さない。ドゥダエフはジャブにヒザのタイミングを計る動きを見せて、自らの左ジャブ当てていく。さらに右ローを蹴られたオリヴェイラの姿勢が大きく乱れる。

笑顔を浮かべるオリヴェイラは、攻撃が右オーバーハンド頼りで単調になってきた。と、飛び込むように左オーバーハンドを放ったチャンピオン。ドゥダエフは冷静に右を返す。右ボディフックを打ちながら前に出てきたチャレンジャーに対し、オリヴェイラはシングルレッグを狙う。このまま左足をすくって、大きくスラムへ。背中から落ちるのを拒んだドゥダエフは、強かに頭をキャンバスに打ちつけてしまったか。それでもすぐに立ち上がったドゥダエフだが、背中に乗ったオリヴェイラは右足をフックし、続いて左足も差し入れる。無理をせず、自ら着地したドゥダエフをボディロックに取られたドゥダエフは、態勢を入れ替えられケージを背負う形に。

オリヴェイラが右で殴ろうとし、ドゥダエフがヒザを狙う。残り2分、打撃の間合いになりドゥダエフは右ローを蹴るがスリップして尻もちをつく。即スタンドに戻ったチャレンジャーは左ジャブを伸ばす。変わらず遠い距離からの右オーバーハンドは届かなったオリヴェイラだが、続く踏み込みで左ヒザをボディに突き刺す。これが効き、しゃがみ込んでしまったドゥダエフ。追い打ちのパウンドを落とす前にレフェリーが割って入り、オリヴェイラのKO防衛が決まった。

勝敗が決まっても立ち上がることができないドゥダエフをよそに、オリヴェイラは神への感謝の言葉を続ける。そして勝利者インタビューでポルトガル語を話し続けるオリヴェイラにグロズヌイのファンはブーイングを送った。攻勢だったのはドゥダエフだが、消耗戦のなかでオリヴェイラの思い切りの良さが勝利を引き寄せた──そんな戦いだった。


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ACA112 other MMA Report ブログ ホドリゴ・プライア マゴメド・ビブラトフ

【ACA112】ノックアウト・オブ・ジ・イヤー級のKO劇。ビブラトフがプライアを後ろ回し蹴りでKO

<バンタム級/5分3R>
モハメド・ビブラトフ(ロシア)
Def.1R1分10秒by KO
ホドリゴ・プライア(ブラジル)

後ろ回し蹴りを見せたビブラトフ、プライアはローを蹴っていく。距離を詰めて左ボディフックを入れたビブラトフが、回るプライアにスピニングバックキックを蹴っていく。プライアも右ストレートを入れたが、ここでビブラトフが上段後ろ回し蹴り一閃。右側頭部に蹴りを受けたプライアは頭からキャンバスに倒れ込んだ。

ACAに戻ってきて3連続フィニッシュとしたビブラトフは「1カ月ほど休んで、そこから先はどんな相手でも戦うよ」と話した。


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ACA112 other MMA Report アレクセイ・ポルプドニコフ サルマン・ジャマルダエフ ブログ

【ACA112】押し相撲で2Rまでをリードしたジャマルダエフがポルブドニコフを破り、18勝2敗に

<フェザー級/5分3R>
サルマン・ジャマルダエフ(ロシア)
Def. Split Decision
アレクセイ・ポルプドニコフ(ロシア)

慎重な立ち上がりの両者、ポルプドニコフが右ローを蹴り、ジャマルダエフも右ローを返す。アイポークがあったとジャマルダエフがブレイクを要求、再開後にポルプドニコフが右アッパーを胸の辺りに思い切り打ち込む。間合いを取り直し、牽制の打撃戦のなかでジャマルダエフがダブルレッグを仕掛けるが、ポルプドニコフはケージを背にして耐え打撃の間合いに戻る。スイッチを織り交ぜ左ジャブから右アッパーで前に出るポルプドニコフに対し、ジャマルダエフが右オーバーハンドを当てる。さらに右を見せたジャマルダエフは、ジャブの相打ちから右オーバーハンドを届かせるも当たりは浅かった。

2R、飛び込んで左フックを振るうジャマルダエフだが、ポルプドニコフが右ショートを当てる。右を当てて素早くサークリングを使うジャマルダエフがシングルレッグへ。ポルプドニコフはテイクダウンを懸命に耐えるが、バックを許してしまう。太腿にヒザを入れるジャマルダエフ、ポルプドニコフが胸を合わすことができない。ついには引き込むように下になったポルプドニコフは立ち上がろうとして結局、バックを許す。残り20秒で離れて打撃戦になるやポルプドニコフが2度跳びヒザを見せた。

3R、互いに左ジャブを伸ばしジャマルダエフが右オーバーハンドを見せて、すぐにサークリングで角度つける。そのサークリングについいきワンツー、ローを蹴っていくポルプドニコフは見事なダッキングでジャマルダエフのフックをかわして、逆にフックを打っていく。場内はジャマルダエフ・コールが起こるが、左ジャブに左ジャブを逆に合わされてしまう。

動きが落ちているジャマルダエフは、クリンチの攻防でヒザを急所に入れ試合が中断される。再開後、ポルプドニコフがワンツー、ジャブ、右フックを打ちこむ。離れるジャマルダエフに右アッパーを入れたポルプドニコフは、ダブルレッグを切ってヒザをボディにいれる。ジャマルダエフも左フックを当て、右オーバーハンドも空振りに。頭をつけた状態で殴り合った両者、回るジャマルダエフをポルプドニコフが追いかける。右ストレート、ヒザ、右オーバーハンドを打っていくポルプドニコフが右ストレートをヒット。残り10秒、ジャマルダエフがダブルレッグで尻もちをつかせタイムアップに。

ジャマルダエフがスプリットでポルプドニコフを振り切り、キャリア18勝2敗とした。


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