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45 MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Final UFC ロン・チュウ 原口伸

【Road to UFC2023Final】原口、右のカウンターを浴びて3RにRNCで一本負け。チュウがUFC返り咲き

<Road to UFCライト級T決勝/5分3R>
ロン・チュウ(中国)
Def.3R3分06秒 by RNC
原口伸(日本)

サウスポーの原口がシングルレッグに入るが、チュウが切る。すぐに原口は左足にシングルレッグに入り、その左足を持ち上げるようにチュウをケージに押し込む。バックについた原口がヒザを入れると、チュウが正対する。原口はボディロックで押し込み、再びシングルレッグへ。チュウは深く組ませずに距離を取る。

チュウは左手で距離を測りつつ右ミドル。原口は左のパンチを振って、ニータップでテイクダウン。チュウは尻餅をついたままケージに移動するが、原口はチュウの手を取って寝かせる。チュウは背中を見せて立つと、原口のクリンチ際にパンチをまとめる。左を見せて組もうとする原口。距離を取ったチュウがワンツーを打ち込む。

これをもらう原口だったがダブルレッグに入って、リフトするようにテイクダウンする。原口はサイドポジションからヒジを落とし、チュウは脇を差して立ち上がる。チュウは左手を伸ばして距離を取って右ストレートを当てる。なかなかタックルに入れない原口だったが、左フックからニータップで組んでシングルレッグへ。離れ際に左フックを打った。

2Rもチュウは左を伸ばして、右ストレート・右の蹴りを狙う。原口はシングルレッグに入りつつ、離れ際の打撃を狙う。チュウが右ストレートと右ミドル、原口のダブルレッグに右ヒザ蹴りを合わせる。何とか組んだ原口が左足にシングルレッグに入って、チュウをケージに押し込む。チュウが半身になると、原口はチュウの左足を自分の左足に乗せて固定し、コツコツとパンチを入れる。

チュウもケージを背にして立ち上がり、左手を入れて原口の組みを切る。距離が離れるとチュウが右ミドル、右フック、右のヒザ蹴り。原口も左ハイを蹴って、シングルレッグに入るが切られる。原口が左フックを振ると、チュウは右アッパーから左フック、組み際の右のヒザ蹴り。

段々と組みに行けなくなる原口に対し、チュウがジャブから右フック、右の前蹴り、右ストレート。原口もガードを上げて左ストレートを返すが、打撃ではチュウにが分があり、右ミドル、右ボディ、右ストレート、右の三日月蹴り。チュウのコンパクトな右が原口を何度も捉えた。

3R、チュウが右の飛びヒザ蹴り。原口は左ストレートからシングルレッグに入るが、テイクダウンできない。チュウは右ストレートで前進し、これで原口の動きが止まる。距離があいまいになる原口に対し、チュウが強烈な右ストレート。この一発で原口のマウスピースが吹っ飛ぶ。なんとかシングルレッグに入った原口だがチュウをテイクダウンできない。

レフェリーにマウスピースをつけるように指示され、マウスピースをつける原口だったがしゃだんだ状態からすぐに立ち上がれない。何とか試合再開となるが、シングルレッグでしがみつく原口にチュウが鉄槌を連打。亀になる原口は動きなく、チュウが殴り続ける。最後はチュウが首だけを絞めるRNCを極め、原口がタップして試合が終わった。

最後までテイクダウンを仕掛けた原口だったが無念の一本負け。一方、この勝利でUFC再契約となったチュウは「アイム・バックUFC。これがUFCに戻れる最後のチャンスだったから、すごくプレッシャーを感じていた。チーム、PI上海、エンポ―に感謝している。ハラグチはとてもタフで、下がるとどんどん出てきたと思う。ダナ、Road to UFCはボーナスがないけど、受け取るに相応しいパフォーマンスを僕らは見せたよ。この瞬間を本当に長い間待っていた」と語った。


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45 MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Final UFC イー・チャア リー・カイウェン

【Road to UFC2023Final】体重超過のカイウェンを腕十字破ったイー・チャアが、フェザー級を制す

<Road to UFCライト級決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
Def.1R3分03秒by 腕十字
リー・カイウェン(中国)

リー・カイウェンの計量失敗で149 .5ポンド契約で実施されることになった一戦。互いにサウスポーで構えた友人対決は、まずイー・チャアが左ローを蹴る。リー・カイウェンもローを返すが、イー・チャアも左ローで前足を蹴り、左ストレートを伸ばす。リー・カイウェンは左を2度、3度と被弾するとアッパーカットを突き上げられる。さらに左を入れたイー・チャアはテイクダウンを狙うが、切ったリー・カイウェンがパンチでラッシュをかける。ここも組んだイー・チャアは左エルボーを受けながら、ダブルレッグへ。押し返したリー・カイウェンが小外掛けでテイクダウンを奪いトップと取り切る。

と、イー・チャアは腰を切って腕十字一閃。腹ばいになり右腕を伸ばされたリー・カイウェンが、タップし勝負は決した。

「UFCで戦える能力があることを、証明できた。これで正式にUFCファイターだ。リー・カイウェンは僕の兄弟で、彼が体重を落とせなかったけど本当にハードワークの重ねてオクタゴンに上がったんだ。彼は今も良いファイターだよ。ボーナスを貰って、2人揃ってUFCと契約したい。僕らは友人だけど、オクタゴンに入ればファイトが優先で、友情はその次にある。これが僕らの仕事だから。それが競技なんだ。もっと色々と見せることができる。でも、段階を踏みたいと思う。エンポ―ファイトクラブ、UFC、PI上海、チームに感謝している。旧正月、おめでとう」と話したウィナー。体重をしっかりと落としたイー・チャアの優勝で、フェザー級ファイナルは丸く収まった。


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45 MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Final UFC チーニョーシーユエ 鶴屋怜

【Road to UFC2023Final】鶴屋怜、バックマウントからパウンドアウト!1RTKO勝利でトーナメント優勝

<Road to UFCフライ級決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
Def.1R4分59秒 by TKO
チーニョーシーユエ(中国)

お互いにサウスポー。鶴屋が右手を伸ばし、前後にステップ。チーニョーシーユエの右に合わせて組みつき、チーニョーシーユエをケージに押し込む。鶴屋は左腕を差し、首相撲クラッチから右の肩パンチとヒザ蹴りを入れる。鶴屋はここから首投げを狙うが、チーニョーシーユエはクラッチを外して距離を取る。

チーニョーシーユエはボディへのジャブから左ストレート。鶴屋が前蹴りを見せると、チーニョーシーユエは左ストレートを伸ばす。鶴屋はジャブから左ストレート、右フックからダブルレッグで組みつく。ここから鶴屋は首投げから袈裟固め、肩固めを狙いつつマウント→バックとポジションを変える。鶴屋はシングルバックで左足を斜めにフック=おたつロックで固め、ツイスターを狙う。

さらに鶴屋は右脇でチーニョーシーユエの首を抱え、マウントポジションでネックロック気味のチョーク=エクセキューショナーチョークで締める。これは極まらなかったが、バックマウントで落ち着くと一気にパンチを連打し、レフェリーストップを呼び込んだ。

プロ無敗のまま、UFC契約を勝ち取ったつ鶴屋は開口一番「負けを知りてえーー!」と絶叫。「勝ててよかったというのと、決勝なんで相手も強いので判定になると思っていました。フィニッシュできてよかったです」と試合を振り返った。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN235 キック ナソーディン・イマボフ ロマン・デリツ

【UFN235】初回で止めなかったハーブ・ディーンの正しい判断が、凡戦を生み……イマボフが判定勝ち

<ミドル級/5分5R>
ナソーディン・イマボフ(フランス)
Def.2-0:49-44.48-46.47-47
ロマン・デリツ(ジョージア)

2人のコーカサス人対決、右の蹴りを見せて左を軽く伸ばしたデリツ。関節蹴りを繰り出し、間合いを測るイマボフ。イマボフは左の前蹴りをボディに入れ、右フックをヒットする。パンチを被弾したデリツが組んで、ケージへ。金網を背負ったイマボフがエルボーを繰り出す。さらにヒザを見せたイマボフは体を入れ替えるが、再度デリツが押し込み返す。直後に離れると、イマボフはボディに前蹴りを入れる。続いて右フックをヒットさせたイマボフが、ローに右ストレートを合わせる。

続いて右ストレートからヒザ蹴りでデリツの動きを止める。ここから左のショートを纏めると、デリツがダウン。足を抱え、さらにニーシールドのデリツにイマボフがパンチを連打する。ストップが掛からないのが不思議など殴り続けたイマボフはヒザ十字を防いで、バックグラブからパンチを続ける。腰を上げたデリツに対し、腕十字を仕掛けたイマボフ。デリツは時間に救われた。

2R、飛び込んでロングアッパー気味に左をヒットさせたイマボフに対し、デリツも前に出てショートのコンビを繰り出す。イマボフは攻め疲れか、動きは少ない。デリツは組んでダブルアンダーフックに。ケージに押し込まれた状態が続くイマボフだが、デリツもテイクダウンに至らない。残り2分となり、イマボフが体を入れ替えるとデリツが離れた。

デリツはローから左ジャブ、イマボフの右に再び組みついてケージ際に運ぶ。ここから2分、クリンチが続きブレイクが掛かる。最後の20秒、動きはないだろうという時間でイマボフが右ストレートをクリーンヒットさせた。

3R、ローを蹴り合った両者。イマボフがジャブを当て、デリツの右オーバーハンドをかわす。デリツはここもクリンチ、イマボフが押し込み返しワキを潜ってバックへ。後方から顔面を蹴ったイマボフは離れると、パンチの攻防でデリツがまたも組みつく。ここは直ぐに距離を取り直したイマボフが右を決めるが、スタミナが十分でないのか打撃の展開を続けることはできない。デリツがまたもクリンチに持ち込む。残り1分で距離を取り直した両者、イマボフが右ストレートをヒットさせる。が、ここも打撃の間合いをキープできずデリツが右を差してケージに押し込む。またも残り20秒でブレイクが掛かり、イマボフが左ハイ。ガードをしたで二ツが後ろ回し蹴りも、ホーンの前にコーナーに戻る仕草を見せた。

4R、15秒間の打撃の応酬からデリツがクリンチへ。この時点で掛け率はイマボフが-1600に。レスリングの攻防でバックに回ったイマボフは、マットに手をついたデリツの顔面を左足で蹴り上げる。デリツのコーナーが興奮して抗議すると、イマボフがこれに呼応して喧嘩腰でケージに詰め寄ろうとする。デリツは2分のインターバルを経て、試合再開に応じイマボフには1Pのペナルティが与えられた。

オーバーハンドから左を振るって前に出たデリツが、ヒザ蹴りを決める。とクリンチから引き込んだデリツがヒザ十字へ、さらにスイープに移行して、ハーフでトップを取る。イマボフがクローズドに戻し、スクランブル狙いもデリツは両足を抱えて許さない。頭を押して立ち上がったイマボフだが、デリツがケージに押し込む。イマボフはワキを潜って、ここもバックへ。ここでは後方からの蹴りはなく、正面に回ってパンチを打っていく。デリツも応じたが、すぐに両者がお見合いの状態に。デリツのスピニングバックフィストをかわし組んだイマボフが、すかされてバランスを崩すが、すぐに組み直して──結果、ケージを背負って押し込まれて時間となった。

最終回、ジャブの相打ちから押し倒されるように、ガードを取ったデリツ。イマボフはスタンドで待ち受け、レフェリーがデリツを立たせる。左の蹴りから左を振るったデリツだが、ここもクリンチへ。体を入れ替え離れたイマボフは、スピニングバックキックのタイミングでバックへ。ここも蹴り蹴りを見せたイマボフだが、今度ろリーガルか。頭を抱えてガードしたデリツは、バックを取られるとキムラから引き込む。離れたイマボフの左足を取り、トーホールードに出たデリツがスクランブルでバックを伺う。

イマボフは頭部にエルボーを落とし、正対するとデリツがケージに押し込む。30秒ほどこの状態が続き、レフェリーがブレイクを命じた。構えを変えながらパンチを振るったデリツが、組んでケージに。恐らくは2Pか3Pリードしているイマボフは無理をせず、最後の打撃戦でテイクダウン狙いを2度きり、がぶりからバックへ。前転して足を狙ったデリツは不発に終わり、ガードを取る。レフェリーがデリツを立たせたが、攻防は生まれずタイムアップに。

結果は減点があったもののイマボフが、2-0で判定勝ち。結果的にデリツは5Rを戦い抜けただけに、初回で止めなかったハーブ・ディーンの判断は正しかったが、皮肉にも彼の正しい目が凡戦を生むことになった。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN235 ヘナト・モイカノ

【UFN235】モイカノ、ドバーの左を被弾もテイクダウン&トップキープでランカー対決に判定勝利

<ライト級/5分3R>
ヘナト・モイカノ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
ドリュー・ドパー(米国)

サウスポーのドバーに対し、モイカノが鋭いワンツー。ドバーも左ストレートを返す。モイカノが右ミドル、ドバーはインローを蹴り返す。ドバーは左ストレートで前に出て、この左でモイカノをぐらつかせる。

モイカノもシングルレッグからテイクダウンし、ハーフガードでトップキープする。ドバーもパウンドやヒジを被弾せず、クローズドガードに戻し、モイカノを蹴り離す。モイカノはすぐにトップキープし、ハーフガードへ。ドバーがモイカノのパスガードをディフェンスする形でラウンドが終わる。

2R、ドバーは左ストレートを見せ、この左ストレートから右フック。モイカノはそこに合わせて組みついてテイクダウンを奪う。ドバーもガードポジションからモイカノを蹴り離して立つが、すぐにモイカノが組みつく。ドバーの投げを潰したモイカノがトップキープし、1Rと同じようにハーフガードでトップキープする。ドバーも足を効かせ、脇を差して立ち上がろうとするが、モイカノのトップキープは強い。

モイカノがしっかりトップキープし、立ち上がろうとするドバーのバックに回る。ドバーもすぐに正対し、モイカノが立ち上がる。試合がスタンドに戻るとドバーは左ボディ、モイカノが組んだところで反り投げで上になる。ドバーがパンチとヒジを落とし、モイカノが立ち上がると左で飛び込む。

3R、モイカノが前に出てくるドバーに飛びヒザ蹴りを狙う。ドバーは左ストレート、左ハイから左フック。パンチの圧力をかけるドバーが右左のフックを当てると、組みつくモイカノに投げを狙う。これを潰したモイカノがトップキープし、ドバーの上体を固めてパスガードを仕掛ける。

ドバーもクローズドガードに戻し、モイカノの身体を蹴って距離を作ろうとするが、モイカノはトップキープを続ける。残り40秒を切ったところでモイカノがついにマウントへ。ドバーもすぐにハーフガードに戻す。モイカノが鉄槌とヒジを落としたところで試合終了。テイクダウン&トップキープで攻めたモイカノがランカー対決に判定勝利した。

試合後、モイカノは「僕の父親は62歳なんだけど、昨日、赤ん坊が生まれたんだ。明日、俺は家にかえって女房を妊娠させる。ヘナト・モイカノ3世を世に送り出す。俺はフ〇ッ〇ン・アメリカを愛している。俺は警察官になって、ファ〇キ〇・バッドガイを殺す。勘違いするな。これはフ〇ッ〇ンな間違いでなく、正しいことなんだ。皆、忘れてしまっている。気が狂っていしまっているから、子供をたくさん創って教会に連れて行くんだ。そして主をリスペクトさせる」と興奮し、Fワードを20回以上使い、DCを苦笑いさせた


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN235 キック ムスリム・サルコフ ランディ・ブラウン

【UFN235】サルコフの後ろ回し蹴り後の間に──ブラウンがダブルジャブが右ストレートを打ち抜きKO

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
Def.1R3分17 by TKO
ムスリム・サルコフ(ロシア)

強烈な右ローを蹴ったサルコフ。ブラウンのジャブに後ろ回し蹴りから、右ローをサリコフが再び見せる。サルコフはローを続け、右オーバーハンドへ。距離を取ったブラウンは関節蹴りを繰り出す。リーチの差をローで埋めるサルコフは、ジャブを打たれても前に出てリードフックを振るう。ブラウンは前蹴りで突き放しに掛かるが、引き続きローを被弾する。と、前に出たブラウンの指がサルコフの右目に入り試合が中断される。

再開後、ギアを上げたようにブラウンが左ハイを見せ、フェイクを交えて手を出す。サルコフはリズムを崩さないためか、ローから後ろ回し蹴りを続けた。2度、スピニングバックキックをかわしたブラウンはダブルジャブから右ストレートを打ち込み、テンプルの付近を打ち抜かれたサルコフが後方に倒れる。パウンド2発、事実上右フックでブラウンが勝利を決めた。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN235 キック ナタリア・シウバ ヴィヴィアニ・アロージョ

【UFN235】ジャブ・ステップ・蹴り…シウバが打撃でアロージョを翻弄。判定勝利でUFC無傷の5連勝

<女子フライ級/5分3R>
ナタリア・シウバ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
ヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル)

ガードを高く上げて前に出るアロージョ。シウバは小刻みにステップしてジャブ・左ミドル、ワンツーを見せる。アロージョもワンツーを見せ、シウバの左ミドルを払って、両差しで組む。シウバをケージに押し込んだアロージョはボディロックでテイクダウンを仕掛けつつ、シウバの後ろに回る。

クラッチを下げて正対したいシウバだが、アロージョはシウバをケージに押し込んだまま、腿にヒザ蹴りを入れる。残り1分、振り向いたシウバが投げを狙うが、アロージョが右手を差してケージに押し込む。離れたシウバはワンツー、左右のハイキック、スピニングバックキック。アロージョはジャブを返し、左ハイをガードして左フックからダブルレッグに入る。アロージョがシングルでテイクダウンを狙ったところでラウンドが終わる。

2R、ジャブを差し合う両者。シウバが左ハイ、左右の前蹴り。アロージョはガードを上げて前に出るが、シウバが左を当てて、アロージョがひざをつく。すぐにダブルレッグで組むアロージョだが、シウバはテイクダウンを許さない。

離れたシウバはサークリングしてジャブと前蹴り。アロージョは右フックからダブルレッグに入り、左手を深く入れてケージに押し込む。ここは両者の動きがなくブレイクとなる。再開後、シウバがジャブとスピニングバックキック、左右の前蹴り。アロージョがジャブ、右フックから組んだところで2Rが終わった。

3R、シウバが左ハイとインロー、ジャブと前足のフェイントでアロージョに距離を詰めさせない。アロージョもパンチで前に出ていくが、シウバはボディブローとサイドキック、サークリングして足を止めない。アロージョがシウバの左に合わせてシングルレッグへ。両差しでケージに押し込み、ダブル・シングルレッグでテイクダウンを狙うが、シウバは倒れない。

離れたシウバが鋭いジャブを当てると、アロージョも右フックをかぶせる。サークリングするシウバ、追いかけるアロージョ。前に出るのはアロージョだがシウバのジャブ、左ハイ、スピニングバックキックが目立つ。残り10秒で組むアロージョだが、シウバは背中を見せて倒れない。ジャブ&ステップでアロージョを翻弄したシウバが判定勝利。これでUFC戦績は5戦5勝となった。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN235 キック ディアナ・ベルビシャ モリー・マッキャン

【UFN235】新階級でモリー・マッキャンがトラウマ払拭の腕十字。ベルビシャを返り討ちに

<女子ストロー級/5分3R>
モリー・マッキャン(英国)
Def.1R4分59秒by 腕十字
ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)

2019年10月以来の再戦。前回はマッキャンが判定勝ちを収めている。今回からストロー級に落としたマッキャン、つまり前回とは階級を変えての再戦となる。

ベルビシャの右ローにいきなり重い右オーバーハンドを当てたマッキャンは、その後も踏み込んでワンツーを放つ。それを迎え撃つベルビシャだが、ジャブの相打ちにしても勢いはマッキャンが上だ。ベルビシャは右カーフ、さらに左ボディフックを決める。マッキャンはダブルレッグでスラムするようにテイクダウンを決めると、スタンドで待ち受ける。

スピニングバックキックを見せたマッキャンは、首相撲からヒザ蹴りにもボディロックで対抗してケージにベルビシャを押し込む。スピニングバックエルボーを決めて離れたマッキャンが、ヒジ打ちからボディショットと攻勢を維持。ベルビシャはローを返すが、ボディを打たれる。それでも首相撲からヒザ蹴りに出たベルビシャだったが、ボディロックで大きく抱え上げたマッキャンがスラムからマウントへ。エルボーを落とすマッキャンは、残り10秒で腕十字。勢いがあり過ぎて、真後ろに倒れこむような仕掛けとなったが──そのままスピンするように極めてタップを奪った。

「過去2試合のパフォーマンスの悪さをUFCに謝りたい。今日、前に向いて歩き始めることができる。階級を変えたけど、チャンピオンになるという目標は変わらない」と腕十字というフィニッシュにリベンジを果たしたマッキャンは語った。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC300 UFN UFN235 アザット・マクスン キック ジョシュア・ヴァン チャールズ・ジョンソン

【UFN235】1Rにダウンを奪われたジョンソンが打ち合って挽回。17戦無敗のマクスンに判定で逆転勝利

<フライ級/5分3R>
チャールズ・ジョンソン(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
アザット・マクスン(カザフスタン)

ジョンソンが細かくパンチとローで前に出る。マクスンは左フックから右ストレート。これを効かされたジョンソンがすぐに組みつく。マクスンはがぶり返しからダースチョークを狙う。ジョンソンもマクスンに密着させず、立ち上がる。マクスンは左フックとヒザ蹴り、サウスポーにスイッチして左ストレートとヒザ蹴り、オーソドックスに戻すとジョンソンのインローに左を合わせ、これでジョンソンがバランスを崩す。

組みつくジョンソンをがぶるマクスン。ここはジョンソンが腰を上げて距離を取る。マクスンがジャブ、ジョンソンはサウスポーにスイッチする。マクスンもシングルレッグを狙いつつ、ワンツー。ジョンソンも左のカーフキックから右フック、左から右アッパー。マクスンがシングルレッグからテイクダウンを狙ったところでラウンド終了となった。

2R、細かく構えをスイッチするジョンソン。マクスンもワンツーを返し、サウスポーに構える。ワンツーで前に出ていくマクスン。ジョンソンはパンチに合わせて組んでテイクダウン、すぐにバックについてRNCを狙う。マクスンは足をフックさせず、ジョンソンを前に落とす。ジョンソンが三角絞めを仕掛けると、マクスンは担いで外してバックへ。スクランブルになるとジョンソンが立ち上がって、試合はスタンドに戻る。

マクスンが右ストレート、構えをスイッチしながらワンツー、左のヒザ蹴り。ジョンソンも距離が詰まるとヒザ蹴りを返す。マクスンは右ストレート・右フック、そのまま組みついてジョンソンを押し込む。ジョンソンも差し返してヒザ蹴り、シングルレッグでテイクダウンを狙う。

3R、サウスポーのマクスンが左ストレートで前に出て、左ストレートから右フック。マクスンもインローを蹴り返す。オーソに戻したマクスンが右フック・右ストレート、ジョンソンの左ミドルをキャッチしてケージに押し込む。テイクダウンを阻止するジョンソン。マクスンは後ろにつきつつ、ヒザ蹴りを入れて離れる。

マクスンはジャブとワンツー、ジョンソンはマクスンの前足に細かくローを蹴る。マクスンが左右のストレート、ジョンソンもオーソドックスからワンツーを当てる。マクスンがジョンソンの左ミドルを取って、シングルレッグに入るとジョンソンはカウンターのニンジャチョーク。離れ際に右アッパーと左フックを当てる。

試合がスタンドに戻るとマクスンがワンツー、ジョンソンは距離を取りながらローと左フックを的確に当てる。残り20秒、ジョンソンがダブルレッグでテイクダウンすると、マウントを取って一気にパンチを落とす。1Rにダウンを喫したジョンソンだったが、2R以降は細かい打撃と組みで挽回し、逆転勝利を収めた。試合後、ジョンソンは「この階級はもっともテクニカルなんだ。どのプロモーションのなかでも。そのためには強い精神力が必要だ。UFC300のオープニングファイトでジョシュア・ヴァンとやりたい!!」と叫んだ。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN235 テンバ・ゴリンボ

【UFN235】ダブルレッグ前の右オーバーハンドでダウンを奪ったゴリンボが、32秒TKO勝ち!!

<ウェルター級/5分3R>
テンバ・ゴリンボ(ジンバブエ)
Def.1R0分32秒by KO
ピート・ロドリゲス(米国)

上背&リーチで優るゴリンボが圧をかけ、ロドリゲスがジャブを伸ばす。ゴリンボはダブルレッグに行くような仕草を見せて右を伸ばす。右ローのロドリゲスは、右ストレートをかわした直後に、この組むような重心を下げての右オーバーハンドを被弾する。動きを止め、後方に倒れたロドリゲス。パウンドの追撃で、ゴリンボがあっと言う間のTKO勝ちを決めた。

「ドゥエイン・ジョンソン、人生を変えてくれてありがとう。KOしたことは驚かない。この右はずっと練習していたんだ」とゴリンボは話した。


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