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HEAT49 MMA   イゴール・タナベ キック 中井りん 修斗 土肥潤 堺龍平 岡野裕城 清水洸志 菅原和政 野瀬翔平 鈴木万李弥

【HEAT49】1年11カ月振りのファイト=菅原和政と対戦、岡野裕城「知らないところで戦う感じで良い」

【写真】初参戦のHEATは、日本でないようだと言う岡野のフレームはやはり大きい (C)EMILIO INAFUKU

17日(日)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT49で、岡野裕城が菅原和政とHEATライト級挑戦者決定戦を戦う。

1年11カ月振りのファイトは、結婚をして生活環境が変わった今の自分をどれだけ出せるか──そこだけだと岡野は言い切った。

計量後に尋ねた、岡野のこの試合への想いをお伝えしたい。


岡野裕城
「初めてHEATで戦うのですが、会場で試合を見たことも無くて。今日の計量でも、しっかりと演出とかされていて豪華でした。凄く独特ですよね。ファンが見ているわけではないのですが、音楽とかも流れてこれまでにない経験でした。
 キックの選手も多くて、MMAの選手も知っている人が少なくて──名古屋っていうこともあり、知らないところで戦うっていう感じで良かったです。こういう雰囲気は好きで、良かったです。日本人ばかりですけど、日本で試合をしているような感じがしていないです(笑)。
計量自体はいつもより、落とし幅が少なくて楽でした。あんまり練習ができていなくて、筋肉量が落ちていましたかね(笑)。それでも最後の方は体も戻ってきましたね。試合が1年11カ月振りで──別にコロナが要因でなく、結婚して仕事も変えて、忙しかったので練習が出来ていなかったです。8月以降なら練習できるかなと考えている時に、HEATからたまたまオファーを貰って。修斗も何度かオファーをくれて、HEATもこの前に1度話をくれましたけど、全く練習できていなかったので断っていたんです。
今回の試合も最初は9月26日の予定だったのが、3週間延びて僕には都合が良かったです。
ただ、この試合が挑戦者決定戦とかそういうことは関係ないです。一つの試合として、今創れる自分の強さを試合で試したい、それだけです。菅原選手の試合も映像で見ました。強いと思います。弱くはないです、絶対に。自分を試すには凄く良い相手です。勝ってタイトルに挑戦できれば良いですけど、本当にその流れは見ていないです。明日の試合しか考えていなくて、このタイミングで試合をしておかないとずっとやらないと思ったので受けました。
自分への期待? とにかく、ここでちゃんと勝って自分への期待を高めたいですね。2年も試合をしていなくて、選手は試合で出せることが全てですから。じゃあ、今の俺はどうなんだろうと。8月から練習をしてきて、良い自分は創れているとは思っています。それが正解だというのを試合で出したいです」

■視聴方法(予定)
10月17日
午後2時00分~ TIGET LIVE

■ HEAT49計量結果

<HEATキック・ミドル級選手権試合/3分5R>
[王者]アブラル・ヒマラヤンチーター:69.9キロ
[挑戦者] 藤村大輔:69.8キロ

<HEATキック・ライト級王座決定戦/3分5R>
安川侑己:60.0キロ
北川裕紀:キロ
59.8
<HEATライト級挑戦者決定戦/5分3R>
菅原和政:70.2キロ
岡野裕城:70.5キロ

<59キロMIXルール/3分2R>
中井りん:58.4キロ
鈴木万李弥:58.7キロ

<バンタム級/5分3R>
土肥潤:61.2キロ
野瀬翔平:60.6キロ

<キック55キロ契約/3分3R>
内藤啓人:55.0キロ
片島聡志:57.8キロ

<キック58キロ契約/3分3R>
ノラシン・スペチアーレジム:57.0キロ
一仁:57.8キロ

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ:83.4キロ
清水洸志:83.8キロ

<フライ級/5分3R>
ユン・テスン:56.6キロ
御代川聡志:57.0キロ

<キック・ライト級/3分3R>
三輪裕樹:60.3キロ
嶋田将典:60.0キロ

<フェザー級/5分3R>
倉本拓也:65.9キロ
坂本大地:65.7キロ

<フライ級/5分3R>
森下”塾長”コウキ:56.3キロ
堺龍平:56.7キロ

<キック61キロ契約/3分3R>
ワンチャルーム・スペチアーレジム:60.9キロ
ポッシブルK:61.1キロ

<キック55キロ契約/3分3R>
堀越拓実:69.3キロ
夜叉猿:69.5キロ

<100キロ契約/5分3R>
ヨコヤ・マクレガー:96.7キロ
凡人ツチヤマン:──キロ

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HEAT49 MMA   イゴール・タナベ キック 中井りん 土肥潤 堺龍平 岡野裕城 清水洸志 菅原和政 野瀬翔平 鈴木万李弥

【HEAT49】計量終了 ファット忍者ならぬスキニー忍者、イゴール・タナベ83.4キロでパス

【写真】プレ50回記念大会を連想されるボリュームのHEAT49はいよいよ明日開催される(C)EMILIO INAFUKU

明日、17日(日)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT49の計量が、東区のメルパルク名古屋で行われた。

注目のMMAデビュー戦を戦うイゴール・タナベはファット忍者の異名は返上、リミットを500グラム下回る83.4キロで無事パス。スキニー忍者として明日、清水洸志との対戦を迎えることとなった。


注目の公式記録とはならない非公式ミックスルールで2年振りの実戦を迎える中井りんは600グラムアンダー、鈴木万李弥は300グラムアンダーで、正面からの写真では体のフレームが鈴木の方が大きい印象を残したが、向き合うと中井の肩回りの厚みは、さすがと思わせるモノだった。

HEATライト級挑戦者決定戦に挑む、菅原和政と岡野裕城やバンタム級の新旧対決=土肥潤✖野瀬翔平ら注目カードを始め、MMA及びキックともに計量失敗はなかった。

■視聴方法(予定)
10月17日
午後2時00分~ TIGET LIVE

■ HEAT49計量結果

<HEATキック・ミドル級選手権試合/3分5R>
[王者]アブラル・ヒマラヤンチーター:69.9キロ
[挑戦者] 藤村大輔:69.8キロ

<HEATキック・ライト級王座決定戦/3分5R>
安川侑己:60.0キロ
北川裕紀:キロ
59.8
<HEATライト級挑戦者決定戦/5分3R>
菅原和政:70.2キロ
岡野裕城:70.5キロ

<59キロMIXルール/3分2R>
中井りん:58.4キロ
鈴木万李弥:58.7キロ

<バンタム級/5分3R>
土肥潤:61.2キロ
野瀬翔平:60.6キロ

<キック55キロ契約/3分3R>
内藤啓人:55.0キロ
片島聡志:57.8キロ

<キック58キロ契約/3分3R>
ノラシン・スペチアーレジム:57.0キロ
一仁:57.8キロ

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ:83.4キロ
清水洸志:83.8キロ

<フライ級/5分3R>
ユン・テスン:56.6キロ
御代川聡志:57.0キロ

<キック・ライト級/3分3R>
三輪裕樹:60.3キロ
嶋田将典:60.0キロ

<フェザー級/5分3R>
倉本拓也:65.9キロ
坂本大地:65.7キロ

<フライ級/5分3R>
森下”塾長”コウキ:56.3キロ
堺龍平:56.7キロ

<キック61キロ契約/3分3R>
ワンチャルーム・スペチアーレジム:60.9キロ
ポッシブルK:61.1キロ

<キック55キロ契約/3分3R>
堀越拓実:69.3キロ
夜叉猿:69.5キロ

<100キロ契約/5分3R>
ヨコヤ・マクレガー:96.7キロ
凡人ツチヤマン:──キロ

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HEAT49 Interview J-CAGE ブログ 土肥潤 野瀬翔平

【HEAT49】HEAT初出場、土肥潤戦へ。野瀬翔平「返されることを恐れて、固めるようにはなりたくない」

【写真】凛々しいし、試合スタイルを男前。でも、喋りは超苦手の野瀬 (C)KUNIYOSHI HIRONAKA

17日(日)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT49で、野瀬翔平が土肥潤と戦う。

福岡から全日本アマ修斗を制し、プロ修斗とRoad to ONEで戦績を重ねてきた弘中邦佳の愛弟子は、初めてHEATという舞台に挑む。とにかく経験を積むこと、そして練習をしてきたことを試合で出すこと──ルールへの理解度が、今一つではあったが、野瀬はこれまで通り真っ直ぐ土肥に向かっていく。


──7月に齋藤翼選手に判定勝ちを収め、次の試合がHEATになるとは思いもよらなかったです。

「弘中先生から『オファーが来たよ』って言われて、『やります』と。とにかく経験を積みたいので、試合ができるならどこでも戦うつもりでいます。その後、修斗からもオファーはあったみたいですけど、HEATからのオファーが先だったので、先に頂いた話を受けたという形になります。

コロナになってなかなか試合もできない時期がありましたし、修斗のベルトが目標であることは間違いないですが、今はとにかく経験を積むことを優先しています」

──HEATに対して、どのような印象を持っていましたか。

「RIZINにバンタム級チャンピオンの春日井選手が出ていたことぐらいしか知らなかったです」

──なるほどぉ(笑)。修斗とサステインが関わっているRoad to ONEという場以外で、初めて他のプロモーションの大会で試合をすることについてはどのように思っていますか。

「特別違った気持ちはなくて、目の前にある試合に勝ちたい。それだけです。試合をするのは修斗もHEATも同じですから」

──ただルールには、違いがあります。

「でもRoad to ONEのようにグラウンドでヒザがあるとか、大きな違いはないですし。気にすることではないです」

──いや、HEATはグラウンドのヒザやサッカーボールキックは反則ですが、顔面へのストンピングは認められているルールのはずですが……。

「えっ……。アレ、ユニファイド・ルールだと聞いているんですけど。ちょっと、待ってくださいね(ルールをチェックする)。あっ、本当ですね。顔面への踏みつけOKですね。アハハハハ、今、聞いて良かったです。ただ、やることは変わらないです。ここまで練習してきたことを、相手にぶつけるだけですし。

踏まれるポジションにいること自体、既に良くない状態なので、そうならないように戦います」

──自らが踏む方にもなれますが。

「特別、そこを狙うこともないと思います。その練習はしてきていないので」

──では、対戦相手の土肥選手の印象を教えてください。

「組みの選手で、なんかネチネチとしつこい感じです。闘裸男でマスタージャパン山口宇部の同門、小田光二選手が下からのヒジでTKO勝ちしたんですけど、それまでは組み伏せられていて。基本的なことをしっかりとやっている印象があります」

──MMAでここまで組みしか使わないのか、という選手ですよね。それも真正面が組んでいくような。

「そこに付き合って、向うのペースに持ち込まれたくはないですね。ただ組みになっても何の不安もないですし、もちろん打撃も練習しているので全く不安はないです。相手のペースに合わせないよう──そこだけ気をつけます。

この試合に向けて特別なことはしていないですし、組みも打撃も練習してきました。組んでバックをとって削って、最後はバックチョークというのを弘中先生とずっと話して、練習してきました。前の試合は一本まで取れなかったので、この試合ではタップを奪いたいです」

──上を取って攻めている時に、ひっくり返されることもしばしあります。

「そこは先生から注意を受けています。ただ、ひっくり返されることを恐れて上で固めるようなスタイルにはなりたくないです。狙える時は一本を狙って、返されて下になっても柔術の技術を使って上を取り直す──そういう練習をやっています。

取りに行けるようになるためには、リカバリーにも自信が持てるように柔術の練習をしてきました。下からの練習もやってきたので、果敢に一本を取りにいく試合をします」

──野瀬選手は試合運びも一生懸命で、真正直ですよね。もっといやらしい攻撃が出来ても良いんじゃないかと。

「そういう風になれれば良いんですけど、試合になるといつもああいう風に戦ってしまっています(笑)。弘中先生からズルく戦えと言われることもないですし」

(柔術の指導中に取材の様子を見に来た)弘中邦佳 真正直……そこは本人が戦う時に判断していると思うので。それよりも失敗を恐れて固くなるところがあるので、思い切って外しても構わないっていう風に言っています」

──それよりも、弘中さん。HEATは顔面踏みつけありですよ。

弘中 えっ、ユニファイドって言われたのに……。顔面踏みつけ有り? 顔面踏みつけ有りですね。まぁ、試合前日にはルールミーティングもありますしね。

──前日……。

弘中 大丈夫ですよ。踏みつけなんか、そんな小さなルールの違いでコイツは負けないですから(笑)。小さいことを気にするようじゃ、大成しないです。

──アハハハ。了解しました。ところでHEATには春日井たけし選手というバンタム級チャンピオンがいたのですが、先日のRIZINでの敗北で引退を決めました。土肥選手との試合の向こうに春日井戦や、HEATのベルト挑戦ということは見ていなかったですか。

「ここで勝って次とか、春日井選手とかは考えていなかったです。とにかく、土肥選手に勝つことだけ……土肥選手に勝ちたいとしか思っていないです」

──では今後もHEATで戦っていくという気持ちはありますか。

「もちろん、試合ができればどこでも戦っていきます」

──HEATも外国人を再び招聘できるようになれば、強い韓国人選手などと戦うチャンスがあるかと思います。

「とにかく強い選手と試合ができるチャンス……経験を積める機会があるのなら、本当に嬉しいですし、やらせてもらえるならやりたいです」

──ではHEAT初見参、名古屋のファンに一言お願いします。

「HEATは初参戦ですが、印象に残るようなような試合をするので、ひぜ応援宜しくお願いします」

■視聴方法(予定)
10月17日
午後2時00分~ TIGET LIVE

■ HEAT49対戦カード

<HEATキック・ミドル級選手権試合/3分5R>
[王者]アブラル・ヒマラヤンチーター(ネパール)
[挑戦者] 藤村大輔(日本)

<HEATキック・ライト級王座決定戦/3分5R>
安川侑己(日本)
北川裕紀(日本)

<HEATライト級挑戦者決定戦/5分3R>
菅原和政(日本)
岡野裕城(日本)

<59キロMIXルール/3分2R>
中井りん(日本)
鈴木万李弥(日本)

<バンタム級/5分3R>
土肥潤(日本)
野瀬翔平(日本)

<キック55キロ契約/3分3R>
内藤啓人(日本)
片島聡志(日本)

<キック58キロ契約/3分3R>
ノラシン・スペチアーレジム(タイ)
一仁(日本)

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
清水洸視(日本)

<フライ級/5分3R>
ユン・テスン(韓国)
御代川聡志(日本)

<キック・ライト級/3分3R>
三輪裕樹(日本)
嶋田将典(日本)

<フェザー級/5分3R>
倉本拓也(日本)
坂本大地(日本)

<フライ級/5分3R>
森下”塾長”コウキ(日本)
堺龍平(日本)

<キック61キロ契約/3分3R>
ワンチャルーム・スペチアーレジム(タイ)
ポッシブルK(日本)

<キック55キロ契約/3分3R>
堀越拓実(日本)
夜叉猿(日本)

<100キロ契約/5分3R>
ヨコヤ・マクレガー(日本)
凡人ツチヤマン(日本

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MMA ONE Torao Torao26 キシシ ブログ 奇天烈 森戸新士 田村ヒビキ 神田周一 野瀬翔平

【TORAO26】12月の広島大会で野瀬✖奇天烈。神田✖キシシ。寝試合で森戸新士が田村ヒビキと対戦

【写真】国内競技柔術最強といっても過言でない森戸の闘裸男出場は嬉しい限りだ (C)MMAPLANET

13日(水)、TORAO NATION STATEより12月5日(日)に広島市南区のBULE LIVE HIROSHIMAで開催される闘裸男26と、闘裸男GIG03の対戦カードが発表された。

6月13日の博多大会に代わり、晴れて闘裸男26と闘裸男GIG03というナンバリングが打たれた今大会、博多大会と同様に2部制──そして当日計量で行われることが決まった。

今回発表されたのはGIGで2022年修斗新人王トーナメントが4試合、闘裸男26で修斗公式戦4試合とグラップリングマッチ=闘裸男・寝試合の5つのカードだ。


3回戦では6月の博多大会で流れた野瀬翔平✖奇天烈戦が、広島で再度組まれた。奇天烈は2月のRoad to ONEで上野光と対戦予定も負傷欠場、野瀬が代役で出場し判定負けを喫したという因縁がある。

7月に格上の齋藤翼を相手に判定勝ちを収め、3連敗を免れた野瀬は承知の通り、今月17日にHEAT名古屋大会で土肥潤との対戦が決まっており、1カ月半後に奇天烈戦というハードな日程となっている。

また広島在住の神田周一は京都のキシシと2回戦で戦う。神田は9月のGladiatorで1年10カ月振りの勝利を挙げ、2年1カ月振りの闘裸男参戦となる。

現状、奇天烈とキシシ、キシシの同門で新人王T出場の丸山幹太が闘裸男圏外というべき中国・四国および九州地方以外からの出場という同大会では、競技柔術日本最高峰にある森戸新士が75キロ契約&5分✖2R戦のグラップリングマッチで、田村ヒビキと対戦することが決まった。

山口県岩国市在住の森戸は8月のJBJJF全日本ブラジリアン柔術選手権でアダルト黒帯を制し、パンデミック前にJBJJFランキング1位に輝くなど、日本国内で最強といえる存在だ。ノーギにも果敢にチャレンジしている森戸だが、ケージという舞台がどのように彼の柔術を左右するか。もちろんグラップリングだから引き込んだり、スクートすればケージレスリングをする必要はない。

何より経験値として田村の方が上回るとはいえ、森戸は2012年に旧グラジ、カナダ留学時代にMMAを経験している点に注目したい。その経験が即、壁の存在が体に入っているのか否か。ケージの戦い熟知している田村は、体でどこに金網があるかを察知して森戸の動きに制限を加えることができるだけに、金網際の攻防が大きな見所となりそうだ。

いずれにせよ、このタイミングでの森戸の出場により中国地方のMMA&柔術のコロナ禍での決起集会、団結が強く印象つけられる。地域格闘技の雄、闘裸男ならでは──といえよう。

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DEEP HEAT49 MMA ONE イゴール・タナベ ブログ 土肥潤 岡野裕城 菅原和政 野瀬翔平

【HEAT49】10月17日、イゴール・タナベがMMA初陣のHEATで、野瀬翔平✖土肥”聖帝”潤が決定!!!

【写真】野瀬✖土肥がHEATで組まれることが、また意義深い (C)MMAPLANET

19日(木)、HEATがSNSで10月17日(日)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場でHEAT49の開催と対戦カードを発表している。

当初、9月25日に東京開催も検討されていたHEATだが、4月に続き本丸でのイベント開催が決まった。


まずHEATライト級チャンピオン草MAXへの挑戦権を賭けて、菅原和政と岡野裕城が対戦する。現在、修斗を主戦場としている両者の間がHEAT王座への挑戦権を賭けて戦うという面白いシチュエーションだ。

また菅原とマスタージャパン福岡の同門、修斗バンタム級戦線で注目の野瀬翔平が土肥潤と戦うことも決まっている。アマ修斗からプロ修斗ではサステイン興行、闘裸男、そしてRoad to ONEで戦ってきた野瀬が、HEATというこれまでの流れにない場所で土肥という関西ベースで、Demolition、パンクラス、修斗、Rising ON、VTJ、TTFC、Grandslam、DEEP、GLADIATORとJ-MMAのプロモーションの大半で戦ってきたグラップラーの相対する。

九州が拠点でキャリアアップが容易でない野瀬ですら、エリートに感じられるほど、土肥は雑草間が半端でない。その土肥は6月のGLADIATORで中村公彦をRNCで一蹴し、バンタム級チャンピオンの竹本啓哉へのチャレンジをアピールしていた。

他方、野瀬も7月の修斗で齋藤翼をポジショニングで圧倒して判定勝ちを収めている。両者の試合は現在RIZINを主戦場としているHEATバンタム級チャンピオン春日井たけしへの挑戦者決定戦の意味合いがあるのか。それとも、春日井の後釜チャンピオン決定への布石か──いずれにしても、非常に楽しみな顔合わせだ。

また今大会はパラエストラ千葉ネットから、御代川聡志と坂本大地が参戦し、それぞれユン・テスン&倉本拓也の志村道場勢と戦う試合も決まるなど、最近はキック主体だったHEATにMMAも活性化の兆しがある。

(C)EMILIO INAFUKU

そんな次回大会で、イゴール・タナベのMMA初戦も発表されている。イゴールは4月のHEAT48でグラップリングマッチをアンディ・コングと戦い、OT3Rで腕十字を極めてケージの中で勝ち名乗りを受けているが、ここでMMA──しかもHEATというのは驚きだ。

日本ブラジリアン柔術界、重量級のエースが突然のMMAデビュー、対戦相手の発表を待ちたい。

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J-CAGE Shooto2021#05 UFC ブログ 野瀬翔平 齋藤翼

【Shooto2021#05】齋藤翼に勝利、連敗脱出の野瀬翔平「練習してきたことが出せた。少しは成長したかと」

【写真】師匠・弘中邦佳がしっかりと写り込んできたので、この1枚を使用させてもらいます (C)MMAPLANET

25日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されたShooto2021#5で野瀬翔平が齋藤翼をテイクダウンからバックを支配し判定で下した

柔道界のエリートから、命を落としかけてケガを経験。もう歩くことはできないという診断から、MMAを戦うまで生還した不死鳥が工藤諒司戦、吉野光戦の連敗を経て1年8カ月振りの勝利を収めた。

勝利のトラックに戻ってきた野瀬の声を大会終了直後に訊いた。


──格上の齋藤選手にしっかりと勝って、3連敗を免れました。

「連敗から奪取できて……1年半ぶりの勝利なので嬉しいことは嬉しいですが、反省することばかりです……」

──反省すべき点とは?

「テイクダウンのタイミングと距離が狂ってしまっていました。変なところで組みついたりしてしまって……。それとまた腕十字を極めきれず、下になってしまったことですね(苦笑)。

2月のRod to ONEと同じで、最後に下になってしまったことは本当に……『ハァ』と思っちゃいます。同じことやってしまったなぁって。最後の最後にミスをして、下になってパウンドを打たれて……そこを凌ぐ。全く前回の試合と同じじゃないかと」

──そこまでコントロールして、最後の詰めが上手くいかなかった。上を取られても、ポイントを挽回されるほどではなかったという見方もできますが。

かつてマスタージャパンに在籍していた松本光央も使っていた四の字フックツイスター。マスタージャパン・スペシャルか

「そこまでは練習してきたことが、出せたと思います。逆を言えば練習をやってきたことしか、試合では出せないですから。

そこは練習通りに動くことができて……これまで緊張して練習してきたことが出せなかったので、そこは少し成長できかと思います。コツコツ、少しずつやってきたことが出せました(笑)」

──スクランブルMMA全盛期に、しっかりとポジションをキープできたのは野瀬選手の実力が発揮した試合になったかと。

「弘中先生の指導で、柔術を基礎からやってきて良かったです。バックコントロールして、削ってからRNCを極める。そういう練習をずっとしてきたので、その途中までは出せました。チョークを極め切ることはできなかったのは反省すべき点ですけど、コントロールまでできたことは喜びたいです」

──連敗脱出、今後バンタム級で目指すところは?

「もちろん、マスタージャパンの先輩になるSASUKE選手がフェザー級で成し遂げたように修斗の世界王座を目指します。バンタム級で修斗の世界王座を獲りたいです」

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ABEMA ARAMI MMA Report SARAMI SASUKE   キック 中村倫也 中村未来 仲山貴志 修斗 安藤達也 工藤諒司 石井逸人 結城大樹 西川大和 論田愛空隆 野瀬翔平

『PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.5』試合結果/9.20『PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.6』で川名TENCHO雄生と西川大和が対戦

修斗 7.25 後楽園ホール:中村倫也、プロデビュー戦は2R左ハイでKO勝ち「俺のオリンピックが始まる」。SASUKE、世界フェザー級王者となるも強気アピール封印。SARAMI、黒部三奈との3度目の対戦へ(バウトレビュー)
第8試合 メインイベント 修斗世界フェザー級チャンピオン決定戦 5分5R
○SASUKE(マスタージャパン東京/世界1位、環太平洋王者)
×工藤諒司(TRIBE TOKYO MMA/世界7位、環太平洋2位)
判定2-0 (片岡48-47/田澤47-47/福田48-47)
※SASUKEが王者に

第7試合 セミファイナル 修斗女子世界スーパーアトム級(50kg)次期挑戦者決定戦 5分3R
○SARAMI(パンクラスイズム横浜/世界2位)
×中村未来(マルスジム/世界4位)
2R 2’48” KO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第6試合 バンタム級 5分2R
×論田愛空隆[ろんだ あくり](心技館)
○中村倫也[りんや](EX FIGHT)
2R 0’20” KO (左ハイキック)

第5試合 ライト級 5分2R
×エドモンド金子(BRAVE)
○岡澤弘太(佐山道場)
判定0-3 (田澤18-20/長瀬18-20/豊永18-20)

第4試合 フェザー級 5分2R
△仲山貴志(総合格闘技津田沼道場/世界2位、環太平洋4位、元環太平洋王者)
△結城大樹(マスタージャパン福岡)
判定0-1 (片岡18-20/長瀬19-19/田澤19-19)

第3試合 バンタム級 5分2R
×齋藤 翼(総合格闘技津田沼道場/FIGHT FARM)
○野瀬翔平(マスタージャパン福岡)
判定0-3 (田澤18-20/片岡18-20/長瀬17-20)

第2試合 フライ級 5分2R
○山内 渉(FIGHT FARM)
×植木“令和”新(シューティング宇留野道場)※植木新 改め。総合格闘技宇留野道場から所属先名称変更
2R 4’35” 三角絞め

第1試合 トライアウト フェザー級 3分2R
○村山大介(マスタージャパン東京)
×スソン(KRAZY BEE)
判定3-0 (長瀬20-18/豊永20-17/福田20-17)

 遅ればせながら7月25日に後楽園ホールで開催された『PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.5』の試合結果。メインイベントは斎藤裕が返上した修斗世界フェザー級王座の決定戦が行われ、SASUKEが工藤諒司に判定勝ちし新チャンピオンに。セミファイナルの女子世界スーパーアトム級次期挑戦者決定戦はSARAMIが中村未来に2R KO勝ちし黒部三奈への挑戦権を獲得。


 レスリング全日本選手権16~17年2連覇、17年U-23世界選手権優勝の中村倫也のプロデビュー戦は論田愛空隆に2R 0分20秒、左ハイキックでKO勝ちです。現在無料で視聴できます。


 9月20日に後楽園ホールで開催する『PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.6』で川名TENCHO雄生 vs. 西川大和の世界ライト級チャンピオンシップ、安藤達也 vs. 石井逸人の環太平洋バンタム級チャンピオンシップが発表されています。続きを読む・・・
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J-CAGE Report Shooto2021#05 ブログ 野瀬翔平 齋藤翼

【Shooto2021#05】四の字ロックからアルカロフ風クラッチを狙った野瀬翔平が齋藤翼をユナニマスで下す

<バンタム級/5分2R>
野瀬翔平(日本)
Def.3-0:20-17.20-18.20-18.
齋藤翼(日本)

サウスポースタンスの野瀬が左ミドル、齋藤は右ローで野瀬の足をすくう。立ち上がった野瀬が組み付き、脇を差し上げてから齋藤に尻もちを着かせる。齋藤は背中をケージにつけて上半身を起こしているが、野瀬が足を捌いてパスを狙う。エビでポジションを入れ替えようとした齋藤だったが、野瀬はトップをキープし、バックに回る。

四の字で齋藤をロックした野瀬、齋藤は体勢を入れ替えようとしたが、野瀬は右腕を相手の首に回してツイスターへ。元ACA王者で現在UFC参戦中のアスカル・アルカロフが極めた形で、アスカロフ風クラッチというべきか。頭を抜いた齋藤の左腕を抱えて、反転させない野瀬が再びバックを奪う。

齋藤は上半身を起こし、パンチをもらいながらも反転してトップに。野瀬は後転しながら立ち上がる。齋藤は野瀬の立ち上がり際に右のパンチを振るっていく。立ち上がった野瀬のダブルに齋藤はカウンターで右ヒジを狙うが、これは当たらなかった。

2R、野瀬が大きく左を振るうが、かわした齋藤は右ローを当てる。さらに組んだ齋藤は右腕を差し上げて野瀬をケージに押し込む。ディフェンスが硬いと見たか齋藤は離れて、飛びヒザを放つ。これをかわされ、尻もちを着いた齋藤に対し、野瀬はトップから右を落とす。さらにバックへ回り、再び四の字でロックした。

エビを打った齋藤の動きに合わせて、マウントを奪った野瀬。齋藤はハーフガードへ。野瀬はそのまま抑え込む。パスを狙う野瀬に対して体勢を入れ替えようと試みる齋藤、対する野瀬はバックに回り、ケージ際で腕十字を仕掛ける。齋藤はすぐに腕を抜いて上を取り、フルガードの野瀬に右ヒジを落としていった。

判定はジャッジ3者ともフルマーク、野瀬がユナニマスで勝利を得た。

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【修斗】速報中!PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.5

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世間は東京オリンピック2020が開幕の末に迎えた4連休の最終日。気分はやや憂鬱な昼下がりですが、後楽園ホールではプロフェッショナル修斗公式戦PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.5が開催されます。メインは修斗世界フェザー級チャンピオン決定戦。SASUKE(マスタージャパン東京)×工藤諒司(TRIBE TOKYO MMA)が行われます。立ってよし寝てよしのオールラウンダーに成長したSASUKEに長南亮の秘蔵っ子・工藤が挑む構図。王座を戴冠するのは果たしてどちらか。今回も後楽園ホールから電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第1試合 トライアウト フェザー級】
◯村山大介(マスタージャパン東京)
(判定3-0)
×スソン(KRAZY BEE)
1R、スソンのローに合わせて村山が片足タックルでテイクダウン。すかさずサイドに回ると腕十字。耐えるスソンに対してパウンドで削ると、そのままバックに回ってポジショニングで優位に立ってラウンドを終えた。
2R、またもスソンのミドルを掴んだ村山。時間をかけてテイクアウトに成功。そのまま下になりながら三角絞めで絞め上げるがスソンは耐えて試合終了。判定は村山に軍配。


【第2試合 フライ級】
◯山内渉(FIGHT FARM)
(2R 三角絞め)
×植木“令和”新(シューティング宇留野道場)
1R、試合はめまぐるしくグラウンドで上下が入れ替わるスクランブルの展開。山内が足を掛けてテイクダウンすれば植木は下からタックルでしがみついて立ち上がる。流れの中から植木は下になりながらギロチンを狙えば、首を抜いた山内が肩固めで追い込んだがラウンド終了。
2R、1R以上に激しく上下が入れ替わるグラウンドの展開。主導権を握ったのは山内。返されはするものの、マウント→バックと責め立てる。中盤に入るとリバースした植木に対して下から三角絞め。植木はバスターで返そうとするがよりタイトに極まる。すりてレフェリーが試合を止めた!山内が鮮やかな一本勝ち!


【第3試合 バンタム級】
×齋藤翼(総合格闘技津田沼道場/FIGHT FARM)
(判定0-3)
◯野瀬翔平(マスタージャパン福岡)
イケイケでパンチを振るう齋藤に対してしつこく組みついて行く野瀬。グラウンドに誘うと1Rではツイスターであわや一本の場面を作り、2Rには肩固めやバックチョークを矢継ぎ早に仕掛けて齋藤を圧倒。極め切れなかったものの判定で勝利を掴んだ。


【第4試合 フェザー級】
△仲山貴志(総合格闘技津田沼道場)
(判定0-1)
△結城大樹(マスタージャパン福岡)
1R、開始直後に組みついた結城。そのまま体勢を崩すとグラウンドに持ち込んでバックに回る。ここからはポジションを完全に制圧。パックからねちねちとチョークを狙って主導権を握る。終了間際には腕十字をセットしたがタイムアップ。
2R、やはり組みつきにいく結城。しかし仲山はこれを切って着実にローで削る。嫌がる結城はローに合わせてタックル。テイクダウンに成功するが、仲山もすぐに立ち上がる。スタンドに戻ると決定打こそないが、パンチに飛び膝と手数を出してラウンド終了。判定はドロー裁定。


【第5試合 ライト級】
×エドモンド金子(BRAVE)
(判定0-3)
◯岡澤弘太(佐山道場)
1R、開始直後は金子ペース。左ジャブが面白いようにヒット。嫌がった岡澤のタックルを潰して側頭部にパウンド。猪木アリ状態になるも深追いしない。スタンドを命じられると岡澤は一気に間合いを潰してテイクダウン。簡単にマウントを奪うと腕十字であと一歩まで追い詰めるが金子は身体を反転させて回避してラウンド終了。
2R、スタンドは金子が優勢。ハイを決めると岡澤は動きが止まり、自らグラウンドへ。猪木アリ状態。すると岡澤が下から一瞬の隙を突いて組みつくと逆にテイクダウン。またしてもマウントを奪取。このままグラウンドを制圧したまま試合終了。判定は岡澤に軍配。


ここで9月20日の後楽園ホール大会の対戦カードとして、環太平洋バンタム級タイトルマッチ 安藤達也×石井逸人、世界ライト級タイトルマッチ 川名雄生×西川大和が決定。どちらも屈指の好カード。


【第6試合 バンタム級】
×論田愛空隆(心技館)
(2R KO)
◯中村倫也(EX FIGHT)
1R、ゴールデンルーキー中村。打ち気に見せかけて論田のパンチに合わせてタックル。組みつくとバックに回ってグラウンドに持ち込む。論田は何度も脱出を図るが中村は素早く先回りしてポジションを制圧。バックからチョークであわやの場面を作ってラウンドを終えた。中村のポテンシャルはさすが。
2R、開始直後の打撃の交差。中村の左ハイキックがクリーンヒット!ダウンした論田を見てレフェリーが試合を止めた!中村が衝撃のプロデビュー!


【第7試合 セミファイナル 修斗女子世界スーパーアトム級次期挑戦者決定戦 】
◯SARAMI(パンクラスイズム横浜)
(2R TKO)
×中村未来(マルスジム)
1R、SARAMIは打ち合いに応じるかと思いきや組みついてテイクダウンを狙う。崩して一度は倒したが中村はすぐに立ち上がってケージ際で長い差し合い。しかしSARAMIは倒し切れずに身体が離れてラウンドを終えた。
2R、スタンドでも怯まずにパンチを打っていくSARAMI。流れから押し倒すようにテイクダウン。サイドから腕十字を狙うが決まらないと見るやマウント→バックに移行。中村の身体を伸ばして側頭部にパウンドを乱射。レフェリーが試合を止めた!


【第8試合 メインイベント 修斗世界フェザー級チャンピオン決定戦】
◯SASUKE(マスタージャパン東京)
(判定2-0)
×工藤諒司(TRIBE TOKYO MMA)
1R、序盤は様子を見合う両者。工藤はサークリングして距離を取る。SASUKEはプレッシャーをかけてローを放つが決して深追いしない。このままラウンド終了かと思いきや、距離が詰まると最初に工藤のパンチがヒット。しかし返しのSASUKEのフックで工藤はフラッシュダウン。ここでラウンド終了。
2R、3Rはやはり前に出るのはSASUKE。手数は少ないものの、要所でロー、膝への前蹴りをヒット。距離が近づくとSASUKEが足を掛けたり、突き放して倒すが工藤はすぐに立ち上がって追撃を許さない。
4R、ローを起点に工藤がやや前に出始める。決定的な場面はないものの右のパンチを要所で狙ってヒットさせ、やや巻き返し始めたか。
5R、あとがないように見える工藤だがペースを崩さずにローで手数を稼いで右のチャンスを窺う。SASUKEは無理をすることなく安全運転。結局致命的な攻撃をもらわずに試合終了。判定はSASUKEに軍配。王座奪取に成功。
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【Shooto2021#05】修斗世界フェザー級王座決定戦へ、SASUKE─02─「当たり前に勝たないと」

【写真】マイクまでが、SASUKEの試合。1月の内藤太尊戦後は3分間、マイクを握っていた(C)MMAPLANET

25日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2021#5のメインイベントで、空位の修斗世界フェザー級王座を賭けて工藤諒司と戦うSASUKEインタビュー後編。

キャリア8勝1敗1分、常に過去の対戦相手の質を問われる。それはSASUKEにとって、如何ともしがたい。彼にはどうしようもできない、できることは与えられた試合で勝つことだけだった。

だからこそ、今後を考えて──そんな疑問の声を払拭し、期待が募る存在にならなければならない。そのためにSASUKEは工藤との試合を「当たり前に勝たないといけない」と断言した。

<SASUKEインタビューPart.01はコチラから>


──セコンドに就いてもらう選手に、しっかりと練習を見てもらうと。

「そうですね。5Rのスパーリングの時は猿飛流さんに来てもらいました。セコンドワークの確認も兼ねて。九州にいる弘中(邦佳)さんも、その辺りの意志の疎通はできています」

──工藤選手はキャリア最強の相手といっても過言でないと思われます。だからこそ、躓くことは許されないかと。

「躓いていられない……そのままですね。今後のことを考えると、当たり前に勝たないといけない相手です。外国人選手と戦っていくとなると、もっと強い相手ばかりになってくると思うので。

しんどい勝負でも、勝ちを拾わないといけないです」

──これはもうSASUKE選手からすると「そんなこと言われても、しょうがない」ということになるのですが、過去の対戦相手とこれから戦っていかないといけない相手ということを考えると、あのパフォーマンスをどこまで見せ続けることができるのか。その手の疑問を払拭できるのか。

「特に業界関係者、同業者の勝敗予想なんかの話を聞くと、そういう風に見られているなと思います。知り合いから、『こんな予想が出ていたけど、ひっくり返してね』とかって連絡が来て……」

──そういう連絡ありますよね。『こんな風に記事への批判書かれていましたよ』とか送って来てくれる人がいて(苦笑)。自分は気が弱いからエゴサーチなんてしたくもないのに。

「アハハハハ。僕はあんまり気にしていないです。予想なんて覆してナンボなんで。業界関係者がそういう風にみたところで、何も気にしていない。いつも通りのメンタルでやれば、いつも通り結果がでると思っています。

正直、試合なんてどっちが勝つか分からないですから。強いヤツが、一発で負けることもある。何が起こるか分からないのが試合なんで。その人にとっての番狂わせじゃないですけど、そういうことが毎回あるようなモノだから。

過去の相手云々と言われても、勝っているのは僕だし。そういうことを言われても、僕としてはケガで長く穴を空けてきたので、とにかく勝ちを拾うことが絶対条件で戦っています」

──拾うという表現なのですね。

「やっぱり負けたら、次に繋がらない。どんな状況になっても、KO寸前とか苦しい展開になっても何とか勝ちをもぎ取る。最近の試合はそういう展開になっていないですけど、どの試合に臨む時も最悪のシチュエーション、一番起こって欲しくない状況に陥り、そこから盛り返すイメージを持ってやってきました。

拾うという言い方は正しいか分からないですけど、要は諦めないよってことです。とにかく勝たないと何も残らないですからね。これまでキャリア10戦だけですけど、勝ちたいと
思って戦ったのは1回だけなんです」

──それは……。

「2度目の山本健斗デリカット戦だけです。1度やられているから、しっかりと勝とうという気持ちでした。でも他の試合はもう勝てれば、相手が足首を捻ってドクターストップでも構わないぐらいでいます(笑)。とにかく必要なのは、勝つことなので」

──先ほども、これから外国人選手と戦うという言葉が聞かれましたが、毎回尋ねて申し訳ないですけど、修斗世界チャンピオンになってから、次の目標というのは変わりないですか。

「そうですね、やっぱり海外……北米です。僕は北米です。UFCとポンと契約できるほど簡単ではないので、それができれば一番ですけど。そうでないならUFCに繋がるところですね。PFLを経由するのか、堀内(佑馬)選手が出たLFAとか。そういう選択肢も必要かと思っています」

──では、そこを含めて試合後のマイクを思案中ということですか(笑)。

「アハハハ。ワードチョイスは色々としないといけないですからね」

──逆に余裕じゃないですか(笑)。

「いや、これも仕事の一部ですから。どういうワードを使うと、皆が感情移入してくれるのか。背中を押してくれるのかっていうのはちょっと考えていますね。マイクに関しては、岡田(遼)選手がライバルです(笑)」

■視聴方法(予定)
7月25日(日)
午後6時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■対戦カード
             
<修斗世界フェザー級王座決定戦/5分5R>
SASUKE(日本)
工藤諒司(日本)

<修斗世界スーパーアトム級次期挑戦者決定戦/5分3R>
SARAMI(日本)
中村未来(日本)

<バンタム級/5分2R>
論田愛空隆(日本)
中村倫也(日本)

<ライト級/5分2R>
エドモンド金子(日本)
岡澤弘太(日本)

<フェザー級/5分2R>
仲山貴志(日本)
結城大樹(日本)

<バンタム級/5分2R>
齋藤翼(日本)
野瀬翔平(日本)

<フライ級/5分2R>
山内渉(日本)
植木“令和”新(日本)

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