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【DEEP111】リカバリー無視の松場貴志、渾身のパフォーマンスにも本田良介は「生で見ても面白くない」

【写真】本田が経口補水を摂っているのに対し、マイクで歌う松場。リカバリーとして大間違い(C)MMAPLANET

10日(土)、東京都中野区の中野サンプラザで明日11日(日)に港区のニューピアホールで開催されるDEEP 111 Impactの計量が行われた。

フライ級GP準決勝4試合が組まれた今大会。抽選会及び会見で見る者を絶句させる独りよがりなパフォーマンスを続ける松場貴志が、今回もやってくれた。


ハム太郎のようなキャラがプリントされたパンツ姿の松場は57.1キロ、対戦相手の本田良介が57.15キロで計量をパスし、互いに一言ずつ話すためにマイクが手渡される。ここで松場は「本田選手、今日ちょっと気になったんですけど。目の下のクマが凄いですね」と話し始めると、一気にスイッチが入った。

松場 あぁ、分かった。夕べ、眠れずに泣いていたんだろ。

本田 泣いていたら目が腫れます(笑)。

松場 (スルーして)彼からの電話、待ち続けて。テーブルの向こうで、君は笑っていましたか。笑っていませんよね。じゃあ、僕が今日ぐっすり眠れるように子守歌をプレゼントします。

と、恒例となりつつある替え歌の披露へと移った松場。ここまでの振りで選んだ曲は、当然のように浜田省吾の「もう一つの土曜日」と思いきや──「ひや・きおーがん」だった。

「ホンちゃん夜泣きで困ったなぁ♫ ちちはし、かんむし困ったなぁ(※本来は「かんむしちちはき、弱ったら」)♪。ヒヤ、ヒヤ、ヒヤのひやーきおーがん♩」と歌い上げると、「これでぐっすり眠れますよね。今日はゆっくり眠ってください」とマイクを苦笑いの本田に渡した。

計量会場は松場のパフォーマンス以上に、本田の「ずっと何か映像越しで視ていて、面白くないなって思っていて。生で見てもやっぱり面白くないんで。ちょっとヤバいです(笑)。睡眠は全然良好っていうか、良く寝れるタイプなので今日もしっかり寝てこられたんで。逆に寝付けないか心配なんで。まぁ寝付けなくても、問題ないんで。足はしっかりやっつけます」という言葉が受け、大きな笑い声が起きていた。

この事態に松場は自身の席に戻ると、本領発揮したように不満を述べ始めた。松場の周囲には元同門の村元友太郎や愛知勢の伊藤裕樹がおり、まだリアクションがあったものの「東京の人には全然受けない」と見当違いの不満はたまる一方だった。

そして、松場は全選手の計量とルール説明が終わると疲労感でぐったりになっていた。それもそうだ。水抜き減量をし、兵庫県加古川から上京、計量の時には声もかすれている選手が多い中で、水分補給もせずに歌っていたのだから。前回のカブトムシの替え歌と比べて声量が明らかに落ちていた松場は、「減量がしんどかった。でも、誰も笑わない」とうつむき加減に。

ここでパラエストラ加古川の堂垣善史氏が「イマイチやったな。もう一捻りいるわ」と鬼の一言。これに対して「でもRIZINの時より、全然良かったです。何も反応ないし、カメラも撮ってもらえない。凄い空間でしたから」と謎の復調を遂げ、松場なりのプロとしての姿勢を貫いて計量を終えた。

■視聴方法(予定)
12月11日(日)
午後5時30分~SPWN PPV
午後5時30分~ニコニコ生放送

■ DEEP111計量結果

<フライ級GP2回戦/5分3R>
ビョン・ジェウン:57.1キロ
伊藤裕樹:56.9キロ

<フライ級GP2回戦/5分3R>
宇田悠斗:56.8キロ
村元友太郎:57.1キロ

<フライ級GP2回戦/5分3R>
本田良介:57.15キロ
松場貴志:57.1キロ

<フライ級GP2回戦/5分3R>
福田龍彌:57.15キロ
安谷屋智弘:57.15キロ

<55キロ契約/5分3R>
越智晴雄:55.0キロ
中村真人:54.9キロ

<メガトン級/5分3R>
水野竜也:104.15キロ
稲田将:104.6キロ

<ライト級/5分3R>
上迫博仁:70.45キロ
石塚雄馬:70.65キロ

<メガトン級/5分2R>
誠悟:120.15キロ
アンディコング:87.35キロ

<女子アトム級/5分2R>
にっせー:47.85キロ
村上彩:47.65キロ

<バンタム級/5分2R>
平松翔:61.65キロ
RYUKI:61.45キロ

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DEEP DEEP JEWELS39 MMA MMAPLANET o   ボクシング 大島沙緒里 本野美樹 村上彩 須田萌里

【DEEP JEWELS39】本野美樹戦、3日前の須田萌理─01─「今朝は7キロをゆっくり走りました」

【写真】この頃は吸収するのも早く、容量も大きいはず。9月からまたどのような進化が見られるか(C)SHOJIRO KAMEIKE

23日(水・祝)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS39で、須田萌里が本野美樹と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

須田は現在18歳、現役の高校生である須田。前戦はプロデビュー戦で敗れている村上彩を相手に、MMA力の高さを見せつけて判定勝ちを収めている。村上戦で見せた、それまでの試合とは異なる須田のMMA力と、成長の要因とは。


――前回の村上彩戦の出来についてどのように思っていますか。

「いろいろやりたいことを試したっていう感じです。それでセコンドの指示を聞きながら、落ち着いて試合することができたと思います」

――確かに3ラウンドを通じて、これまでにはない落ち着きは感じられました。1Rに相手が足関節を取りに来たのは予想どおりでしたか。

「はい。足関に来るのは分かっていたんですけど、うまく自分が逃げられなかったというか……。そもそもなぜ自分が突っ込んでいったのかも覚えていなくて(苦笑)」

――開始早々、右のスーパーマンパンチで飛び込みながら、グラウンドの展開に行きました。そこですぐに村上選手がヒールフックを仕掛けたのですが、その流れを覚えていないのですか(笑)。

「アハハハ、そうなんです。気づいたら足を取られていました。村上選手に足を取られている時に、セコンドのお父さんからも怒らたんです。動け、まず足を抜けって。その時は会場もシーンとしていて、お父さんの声もよく聞こえたので、そこで私もスイッチが入りました」

――前回のインタビューでは、2022年5月に大島沙緒里選手と対戦した時、開始早々に前蹴りを出したためにテイクダウンを奪われたと言っていました。今回も同じような展開でしたが、どうしてもスタートは自分から思い切り出してしまうのですか。

「いやぁ……それが分からないです。エヘヘへ。最初に出したいっていう気持ちは、確かにあります。試合前から気持ちが入りすぎているのが、良くないんでしょうね。でも、今回の最初の右は、作戦とかではなかったです(苦笑)」

――結果、村上選手はヒールフックのアタックに加え、後半はトップをキープしていました。その1Rは相手に取られたと思いましたか。

「そうですね。でも1Rの最後に、自分が少しやり返したかなとは思います。足を抜いて下になったのは作戦でした。あれが私にとっては基本的な展開なんですよ。最近は下からパンチやヒジを打って削りながら、サブミッションを極める選手が増えてきているじゃないですか。私もそういう試合がしたいなって思っています」

――下になってからスクランブルに持ち込む、トップポジションを奪おうとすることはないのでしょうか。

「上を取ることには、こだわっていないです。もちろん選択肢にはありますし、上を取れたら上になったほうが良いです。でも、私はテイクダウンがあまり得意じゃないので……。それやったらずっと柔術をやってきたし、下から攻めたほうがいいかなって。2Rも下になって腕十字から足を取りに行きました。ああやって仕掛けることができるので、下になっても良いかなと思っています」

――なるほど。次の2R以降が、これまでの試合とは大きく変わっていました。打撃の構えとスタンス、足さばき、そして体を半身ずらして右ストレートをカウンターで当てるなど、明らかに打撃の面が向上していたように思います。

「ちょっと打撃を多くやりたかったんです。自分の距離をつくることを、最近はボクシングの練習でやっていて。その成果を出せたかなって思います。1年前ぐらいに、ジムの近くに江坂ボクシングジムが引っ越してきて。昔お父さんがそのジムに通っていたらしくて、私もそこでボクシングを教わるようになりました」

――江坂ボクシングジムといえば、元日本ウェルター級王者で世界挑戦経験もある辻本章次さんのジムですよね。

父・智行 今は辻本さんが名誉会長で、福山正治さんという方が会長になっています。その江坂ボクシングジムが、ウチから自転車で行ける場所に移転したんですよ。その距離ならレッスンとレッスンの間に行けるやん、と(笑)。それで僕からお願いして。

「それまで本格的にボクシングを練習したことがなかったんです。だから、ずっと打撃が苦手で……。でも江坂ボクシングジムで練習するようになってからは、パンチを出せるようになってきたし、コンビネーションも教わって、自分でも変わってきたなぁと思います。そこで習ったことを、どうMMAに生かすかって考えるようになりました」

――パンチを当てた時の手応えも、以前とは違うのではないですか。

「どうなんやろう……それまで試合で打撃をやっていなかったので(苦笑)。2、3回ぐらいしか打撃を出したことがなかった気がします。でも前回の試合は、『今までずっと寝技ばっかりやったから今回は打撃を出してみよう』って、お父さんと話をしていたんですよ。

それまでは無理に打撃戦をするよりは、寝技で勝ったほうが楽やと思ってしまっていて。だから、練習していたコンビネーションを出せたのは嬉しかったです。でも村上さんが打たれ強くて。打っても打っても前に出て来るので、ビックリしました。当たっているし、効いていると思ったんですけど、全然下がらんし、表情も変わらないから……。自分のパンチは弱いんかなと思ったり(苦笑)。とにかく近い距離になったら組みつかれるので、前に出てきても打ち合わずに、冷静に距離を取りました」

――さらにスタンドだけでなくグラウンドでもパンチの強さと、重心の安定が興味深かったです。以前よりもポスチャーが強くなったのではないでしょうか。

「どうなんですかね……自分では分からないです。でもバランスは良くなったと思います。いつも走り込んでいるので。お父さんからは『走り込みが大事や』と言われていて。1、2年前ぐらいから、ずっと走り込みは続けています。それで打撃にしても寝技にしても、バランスも良くなったかもしれないですね。今日も朝に走っていました」

――試合3日前(取材は11月20日に行われた)に、それだけ走り込むのですか。

「日によって違うんですけど、今朝は7キロをゆっくり走りました。坂道ばっかりですけど(笑)。いつもは中距離、短距離の走り込みが多いです。インターバルを入れながら、お父さんを背負って走ったり」

――えっ、ちなみにお父さん体重は……。

智行 80キロぐらいですね。今は娘が僕をお姫様抱っこできるぐらいですよ(笑)。

「それは持ち上げられるほうが上手いから……。でも、それぐらいバランスもパワーも強くなってきていると思います」

<この項、続く>

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DEEP HIME o ONE RIZIN   ケイト・ロータス 古瀬美月 山崎桃子 村上彩 桐生祐子 須田萌里

『DEEP JEWELS 38』&『DEEP TOKYO IMPACT 2022 5th ROUND』試合結果

Sports Graphic Number1057号(「格闘技に何が起きているのか。」)


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DEEP MMA MMAPLANET o ブログ 村上彩 須田萌里

【DEEP JEWLES38】村上の寝技を防いだ須田が、MMAで村上にリベンジ。次のリベンジに大島を指名

【写真】須田は寝技にしっかりと対応して、MMAで村上にリベンジを果たした(C)MATSUNAO KOKUBO

<アトム級/5分3R>
須田萌里(日本)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
村上彩(日本)

大きく右に回った村上が右ロー、スーパーマンパンチから体重を掛けた須田が上を取る。村上は外ヒールへ、立ち上がった須賀がパンチを落とすが、外掛けで倒してヒールを続ける。ロールしてカカトで臀部を蹴る須田だが、ヒザを抜くことができない。自らリリースし、右ワキで抱えようとした村上だが、須田は頭を抜いてスタンドで待ち受ける。

村上はダブルレッグを決め、ギロチンを防ぐとクローズドの須田が下からヒジやパンチを打っていく。ハイガードの須田は腕を取ろうとし、足をすくいにいく場面も。須田はクローズドを割らず、ガードからパンチを続ける。最後の30秒でオープンにした須田は、再度ハイガードへ。下から須田が村上をコントロールし初回が終わったが、序盤のヒール&テイクダウンの村上と、ガードからの打撃──ジャッジはとちらを取るか。

2R、遠い距離から打撃、組みを見せる村上に対し、須田は前蹴りやジャブを突き放す。村上は右を振るって組みつくとケージに押し込む。回って押し込み返した須田、村上はジャンピングガードから引き込み、足を取りにいく。パンチを入れる須田は、一旦立ち上がってガードの中に入ろうとすると、村上はオモプラッタへ。

須田は足首を掴んで防ぐと、勢いのあるパウンドを連打する。シッティングから足を掴めない村上は、スタンドに戻されパンチを振るってクリンチへ。ケージ際で体を入れ替えた両者、村上は内股でトップを取る。残り90秒、頭をケージ中央に向けた須田がクローズド&パンチを打っていく。村上が左のパンチを落とすと、右腕に十字を仕掛けた須田は腕を抜かれても足関節へ。サドル&内ヒールに対し、村上が鉄槌を落として時間に。須田のラウンドとなった。

最終回、村上のラフな左フックが須田を捉える。須田は左ジャブを当て、組んできた村上にショートを打っていく。村上は大振りのパンチ狙いから、結果クリンチへ。体を入れ替えた須田は、小外を再び内股で切り返されそうになったところを押しつぶす。疲れた村上は、成すすべなく下になり腕関節狙いに洗濯ばさみへ。

頭を抜いた須田はサイドで抑えて鉄槌、ヒジを打ちつける。削られた村上は、足を戻させない。ヒジを落とし、マウントを狙った須田は、村上の足関のカウンターを余裕をもって防ぎスタンドへ戻る。村上の前進に回ってパンチを出していた須田は、組まれても差し返してダブルアンダーフックに取る。ヒザを入れ、須田がディロックテイクダウンを仕掛けたところで時間に。

3-0でデビュー戦のリベンジを果たした須田は涙を見せ「皆さん、応援ありがとうございました。村上選手とはデビュー戦の時に戦って負けてしまって。凄く悔しくて、でも2年後に勝てて嬉しいです。これから私の目標は──大島選手の持つアトム級のベルトにもう一度リベンジしたいと思っています。私は負けてリベンジして、そこから強くなっていくと思っているので、またチャンスをください」とマイクで話した。


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ARAMI DEEP DEEP JEWELS38 Interview J-CAGE ブログ 村上彩 須田萌里

【DEEP JEWELS38】村上彩と再戦、須田萌里─02─「勝ったら、また大島選手に挑戦できますか?」

【写真】須田の右に立つ金髪の男性がスダコンガこと父・智行、取材当日が41歳の誕生日だった。左は中学1年生の弟、雄律(ゆうり)で、JBJJF全日本キッズ選手権やアマ修斗ジュニア選手権で優勝している。すでに将来のプロデビューについてお声が掛かっているという話も……(C)SHOJIRO KAMEIKE

11日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS38のメインで、村上彩と対戦する須田萌里のインタビュー後編。
Text by Shojro Kameike

父・智行さんと共に歩む18歳の格闘技人生――目標であったチャンピオンとの対戦、そして敗北を経て、須田萌里はどのように成長してきたのか。デビュー戦で敗れた村上とのリベンジマッチへの意気込みを語る。


スコーピオンジムでは毎週土日に女子練習会が行われているという。この日は、7月にケイト・ロータスを下したARAMIが来ていた。

――こちらのスコーピオンジム千里では、女子ファイターが集まって練習会を行っているそうですね。

「平日は私も学校があって、土日に集まれる人が集まって練習しているという感じです」

智行 それほど人数は多くないです。東京に比べると、やっぱり女子選手は少ないですからね。来てくれているメンバーは、毎週来てくれるのがスモーカージムの栗山葵選手。それからサダエ・マヌーフさんが来てくれたり。今日はARAMI選手が来てくれます(取材は9月3日の土曜日に行われた)。

「一緒に練習したり、試合に出たりすると、やっぱり気持ちも変わってきます。練習会を始めて2年ぐらいなんですけど、お父さんと練習していても体重差があるので、実際に女子の選手と対戦するイメージが掴めないこともあって。やっぱり組んだ感覚も違いますし」

智行 試合のたびに東京へ行って補うよりは、せっかく関西でも女子選手が増えてきたので一緒にやってみたらどうかと。それで声をかけていったら、皆さん集まってくれるようになったんです。

――それまではずっと、お父さんとの練習だけだったのですか。

「お父さんと弟(雄律、中学1年生)、それと会員さんとの練習ですね。柔術道場なのでプロのMMAファイターを目指している人はいないんですけど、寝技は強い方と練習できていました」

――プロデビューから2連敗して、このままでは無理かな……と思ったりしなかったですか。

「それは思いました。MMAは辞めたほうがいいんかな、とか。でも、いろんな人が応援してくれていて、やっぱり続けようと思ったんです。2連敗したあと、自分から攻めていくことを考えるようになりました」

智行 この子が負けたわけじゃない。セコンドのミスで負けたんやと、僕は思っていました。MMAは自分の得意なところで戦った者が勝てる。この子は柔術をやってきたから、どうやって寝技に持ち込むか、ですよね。
3戦目からは打撃のほうが得意な選手との対戦が多かったので、まず相手の打撃を潰す方法を練習してきました。自分がこのポジションにいたら相手は打撃を出せない、とかを徹底的に練習して。それを実践できたから、自分の得意なパターンに持ち込めて連勝に繋がったんやと思います。

「連勝することができて、だんだん自信もついてきました。MMAをやることも楽しくなってきて(笑)。学校の友達も応援してくれて、試合も見に来てくれたりとか」

――結果、「高校生の間にチャンピオンと戦うレベルまで行きたい」という、MMAを始めた頃の目標は達成されました。今年5月、大島沙緒里選手と対戦し、1Rにキムラの形に入ってレフェリーストップとなりましたが……。

「あの試合は緊張が凄くて、体が動きませんでした(苦笑)。東京で一緒に練習させてもらっていた選手が大島選手に負けていて、私が頑張らなアカンって焦りがあったんです。それで試合中、前蹴りを出すタイミングが早すぎて。あれで崩れてしまったかなと思います。試合後には、お父さんから『あの前蹴りで相手はスイッチが入ったな』と言われました。先にもっとコツコツと打撃で削らんとアカンかったよ、って」

智行 展開が早すぎましたね。最初から寝技に行くのは危険で、削ってから寝技に行くなら何とかなるんじゃないかと。でも前蹴りを出したところでテイクダウンされて……やっぱり大島選手は強かったです。

「タップしていないんですけど、自分は動けない状態やったから、止めてくれて良かったです。怪我しなかったことでRIZINにも出られたし、今回も試合をすることができるので。今はもう1回挑戦したいし、自分も大島選手のポジションになりたいと思いました」

――大島選手ともう一度対戦したいという気持ちと同じように、デビュー戦で敗れた村上選手と再戦したいという気持ちはありましたか。

「そういう気持ちはなかったし、再戦があるとは思っていなかったです。村上選手は階級を落としていたので、もう対戦することはないのかなって。ただ、4戦4勝――しかも3試合連続で一本勝ちしている相手に私が勝ったら、また大島さんへの挑戦に近づけるのかな、と思っています。DEEPジュエルスのチャンピオンになることが目標なので」

――DEEPジュエルスのベルトを巻いた先のことは考えているのでしょうか。

「いえ、まだそこまでは考えられないです。チャンピオンが強すぎるから(苦笑)。……次の試合に勝ったら、また大島選手に挑戦できますか?」

――プロモーターサイドの考えは分かりませんが、先ほど須田選手ご自身が仰ったように、再挑戦へ大きく近づくとは思います。

智行 大島選手とは試合をしたばかりなので、年内はないかもしれないですね。ここで勝てば、次はセミ(桐生祐子×HIME)の勝者と対戦するのかな。本野(美樹)さんも49kgに落としてきたから、対戦する可能性はあるとは思っています」

――なるほど。では再戦となる村上彩選手との試合に向けて、ご自身はデビュー戦と比べて最も成長した部分は何でしょうか。

「全部です。その中でも試合の組み立て方とか、いろいろ考えながら、頭を使って戦えるようになったことだと思います」

――一方、村上選手は何が変わってきていますか。

「前よりも寝技主体になってきましたよね。初めて対戦した時は、まだ打撃にも付き合ってくれていたじゃないですか。今は最初から寝技に行きたい、っていう感じで。今回は私が全ての場面で圧倒したいです。私も2年前よりは寝技も成長していますから」

■視聴方法(予定)
9月11日(日)
午前11時50分~SPWN PPV
午前11時50分~ニコニコ生放送

■ 対戦カード

<アトム級/5分3R>
村上彩(日本)
須田萌里(日本)

<49キロ契約/5分2R>
桐生祐子(日本)
HIME(日本)

<ミクロ級/5分2R>
古瀬美月(日本)
山崎桃子(日本)

<50キロ契約/5分2R>
ケイト・ロータス(日本)
サダエ・マヌーフ(日本)

<ミクロ級/5分2R>
古瀬美月(日本)
竹林愛留(日本)

<ストロー級/5分2R>
長野美香(日本)
井上智子(日本)

<59キロ契約/5分2R>
栗山葵(日本)
Te-a(日本)

<ミクロ級/5分2R>
ちびさい KYOKA(日本)
ジャカ季美香(日本)

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DEEP DEEP JEWELS38 HIME MMA MMAPLANET o RIZIN Te-a   コンバット柔術 サダエ・マヌーフ ブラジリアン柔術 ボクシング 井上智子 古瀬美月 大島沙緒里 村上彩 栗山葵 桐生祐子 海外 竹林愛留 須田萌里

【DEEP JEWELS38】村上彩と再戦、須田萌里─01─「コロナで柔術大会がなくなって、MMAやったら……」

【写真】2004年7月29日生まれ……コロナが彼女の格闘家人生を変えたといっても過言でない(C)SHOJIRO KAMEIKE

11日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS38のメインで、須田萌里が村上彩と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

現在18歳の須田は高校1年生の時にMMAでプロデビューした。結果は2連敗、しかし3戦目から連勝を重ね、わずか2年でジュエルス王者・大島沙緒里と対戦する機会を得ている。王者の前に完敗を喫した大島は、RIZIN出場を経て今回、デビュー戦で敗れている村上との再戦を迎えることとなった。スダコンガのリングネームで知られる父、智行とともに目指す王者への道とは──。


父・智行さんとのグラップリング練習では上を取ると掌底も見られた。コンバット柔術練!!

――須田選手は幼少期からブラジリアン柔術を始めたそうですね。

「小学5年生の時にブラジリアン柔術を始めました。もともとお父さんが格闘技をやっていて、弟のほうが先に柔術をやりたいと言っていたんです。そこでお父さんがジムを開いた影響もあって、私も柔術を始めることになりました」

――お父さんの智行さんは、スダコンガのリングネームでプロMMAの試合にも出場されています。智行さんの格闘技歴を教えていただけますか。

智行 僕はずっとボクシングをやっていて、空手を経験したあとMMAをやりたくなって、まずKFNという格闘技サークルを始めたんですよ。そこからPOWERGATEに出始めて、今のスコーピオンジムに所属して活動するようになりました。

――KFNとは、関西格闘技交流ネットワークのことですか。

智行 そうです。ご存じですか。

――取材で伺ったことはありませんが、2000年代に近畿圏で活動していた格闘技サークルですよね。とても懐かしいです。

智行 当時はmixi(ミクシィ、2000年代に流行したSNS)で仲間を募集して、月に1回ぐらい集まって練習していました。格闘技サークルというレベルでもなく、格闘技サークルごっこという感じでしたけどね(苦笑)。

――関西MMAの黎明期から発展に至る頃に活動されていたかと思いますが、お子さんも格闘技を始めるとは考えていましたか。

智行 何も考えていなかったです。僕は僕で格闘技をやりたいから、やっていた。僕のほうから娘に「格闘技をやりなさい」とか言ったことはないんです。「ちょっとやってみるか」と誘ったり、あとは試合会場へ子供を連れていったことがあるぐらいで。

「私にとっては、『あぁ、やっているなぁ』っていうぐらいで。ただ、お父さんはよく怪我して帰ってきていて、手術することもあったし……格闘技って危ないものなんだなとは思っていました。だから自分もやろうという気にはならなかったです(苦笑)。でも柔術は、あまり怪我をすることはないからと言われて」

――お父さんは試合のたびに怪我をして帰ってくる。その格闘技を娘さんもやろうと言った時の、お母さんの反応は……。

智行 柔術だったらいいよ、っていう感じでしたね。

――それは柔術だったら、という条件ですよね。打撃のある格闘技ではなく。

智行 まぁ、子供を応援していくうちに、感覚は麻痺していくんですよ(笑)。柔術から徐々に、打撃もやるのも慣れていって。今は何でもいいよ、と。

――アハハハ。須田選手ご自身がMMAをやろうと思ったキッカケは何だったのですか。

「もともとMMAをやるつもりはなかったんです。大晦日にテレビで見たり、自分がグラップリングマッチに出た時、MMAの試合も見て『すごいなぁ』と思っていたぐらいで。でも、その頃からコロナの影響で柔術の大会がなくなって、打撃をやってみようかなと思ったんですよね。MMAやったら試合にも出られるやろうし、っていう感じで。

柔術では全日本選手権で優勝することが目標で、それは中2の時に達成しました(2018年JBJJF全日本キッズ柔術選手権 女子ティーン2白/灰/黄帯フェザー級優勝)。そこから連覇するとか、海外の大会に出てみたいと思うこともありました。ただ、当時は私の実力も全然足りなかったし、ムンジアルで優勝したいとか、そこまでは考えられなかったです」

――中学時代に他のスポーツはやっていなかったのですか。

「中学ではバスケ部に入っていました。結構、成績も良かったんですけど、そこで燃え尽きちゃったんです。高校では、これ以上できへんなって。でも柔術は……失礼な言い方になるんですけど、自分はそこまでじゃないのに全日本で優勝できたんです。もっと練習すれば、もっと上に行けるんじゃないか。だから高校生になったら柔術を頑張りたいと思いました」

――子供の頃から格闘技をやっていると動きも違ってきますか。

「小さい頃からやっているので、もう体が覚えているというか……。考える前に体が勝手に動いているんですよね。今はさらに、そこから考えながら体を動かすようになっていて」

――そしてMMAを始めるようになった時点では、どのような目標を持っていましたか。

「高校生の間にプロのチャンピオンと試合できるようになっていたいね――お父さんとそう話をしていました」

――練習メニューや生活もガラリと変わったのではないでしょうか。

智行 その前に社会が変わりましたよね。コロナ禍で学校も休みになったし、ジムのレッスンも止めていました。だからジムも1日中空いていて、使い放題に(苦笑)。だから打撃もイチから仕込もうと。朝から晩まで練習していたな?

「……もうマンツーマンで(苦笑)。朝から走って、5時までジムで練習して。オンラインレッスンを受けたあと、また夜8時まで練習していました。やっぱり最初は打撃も難しかったです。私も覚えが悪いので、アハハハ」

智行 この年齢の時に、それだけしっかり仕込むことができたのは大きいです。1カ月か2カ月ぐらい練習して、『いざMMAに挑戦!!』という感じでしたね。プロデビューは早いかなと思っていました。でも上を目指すためには、少ないチャンスをモノにしていかないといけない。だからオファーを頂いて、『チャンスやからどんどん行け!』 と思ってデビューさせました。

――しかし、プロデビュー戦は今回対戦する村上彩選手に判定負けを喫してしまいました。当初は村上選手と対戦する予定ではなかったのですよね。

「試合前に対戦相手が代わったんですけど、それは相手も同じなので。私は……村上選手が柔術黒帯っていうことにビビっていて、内容も全然ダメでした(苦笑)。試合中に焦ってしまって、セコンドの声も全然聞いていなかったですし」

智行 相手は寝技が強い。MMAやから打撃で行こう、と考えていたんですよ。そこで寝技の勝負に付き合ってしまったのはミスでした。そこはセコンドのミスでもあったんですよ。娘がデビュー戦で、自分のセコンドとしてのレベルも低かったので。プロ2戦目までは、なかなか上手く指示できていなかったと思います。そこから練習方法や作戦の立て方、セコンドの指示も見直しました。

「2戦目まで負けて、3戦目ぐらいからだんだん体も大きくなってきたんで。高校の制服も肩のあたりがパッツンパッツンになってきたから、友達からも『デカなったなぁ』って言われるぐらいで(笑)。体が大きくなるとパワーもついてきて、それに併せてテクニックも身についてきたのが大きいですね」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
9月11日(日)
午前11時50分~SPWN PPV
午前11時50分~ニコニコ生放送

■ 対戦カード

<アトム級/5分3R>
村上彩(日本)
須田萌里(日本)

<49キロ契約/5分2R>
桐生祐子(日本)
HIME(日本)

<ミクロ級/5分2R>
古瀬美月(日本)
山崎桃子(日本)

<50キロ契約/5分2R>
ケイト・ロータス(日本)
サダエ・マヌーフ(日本)

<ミクロ級/5分2R>
古瀬美月(日本)
竹林愛留(日本)

<ストロー級/5分2R>
長野美香(日本)
井上智子(日本)

<59キロ契約/5分2R>
栗山葵(日本)
Te-a(日本)

<ミクロ級/5分2R>
ちびさい KYOKA(日本)
ジャカ季美香(日本)

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DEEP DEEP JEWELS37 HIME MMA MMAPLANET o RIZIN にっせー パク・シウ 大島沙緒里 村上彩 須田萌里

【DEEP JEWELS37】須田萌里戦=アトム級王座防衛戦、大島沙緒里―01―「8日は夫も講道館で試合が……」

【写真】夫婦揃って大勝負を迎える大島 (C)SHOJIRO KAMEIKE

8日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP JEWELS37で、アトム級王者の大島沙緒里が須田萌里を挑戦者に迎え、ベルトの初防衛戦を行う。

大島は2021年、DEEP JEWELSアトム級GPを制するなど、4戦して4勝。国内女子MMAの軽量級トップファイターとなった。しかし2022年初戦は3月、HIMEに判定負けを喫している。再起戦がタイトル戦となった大島、実はこの日は夫である柔道家・大島優磨も大切な試合を控えている。MMAファイター、妻、母という立場にある大島が語った葛藤とは――。


――試合を1週間後に控えてのインタビューとなります(※取材は5月1日に行われた)。もう追い込みの練習は終わった頃でしょうか。

「まだやっているところですね。私は試合ギリギリまで練習しているほうだと思います。スケジュールはその時によって違うんですけど、今回は木曜日まで練習して、金曜日は動きを確認する程度で土曜日に計量という感じです」

――大島選手は2021年を4戦4勝という結果で終えました。すでに2022年に入って5カ月が経っていますが、2021年の結果についてはどのように考えていますか。

「去年は全ての試合で勝つことができて、私の中でも世界が変わりました。2020年末、パク・シウ選手に負けてからDEEP JEWELSのアトム級トーナメントに出場することについて、悩んでいたんです。でも出場を決めてからは1戦1戦、全力を注いできました」

――トーナメントで1日2試合を戦ったにせよ、国内女子MMAのトップファイターで年間4試合もこなせるのは、なかなか珍しいですよね。

「そうですね。私も子供がいるなかで、こんなに試合して大丈夫なのかな、と考えることがあるんです。でもオファーを頂いたからには、やるしかないかなと思って」

――「子供がいるなかで、こんなに試合して大丈夫なのかな」とは?

「試合が決まると、あまり子供に時間を割けなくなってしまいますよね。試合の日から逆算して練習やトレーニングのスケジュールを組んでいかないといけないので。すると、どうしても練習のことを配慮して、あまり子供と遊びに行くことができなかったり……。それは子供たちに対して、ちょっと申し訳なく思っています」

――お母さんがMMAの練習や試合で忙しいことについて、お子さんは何と言っているのでしょうか。

「子供はまだ3歳で、まだそんなに喋れないんですけど、どう思っているのか……。あんまりよく分かっていないと思います。でも最初に試合会場へ連れていった時は、泣いていました(笑)。でも今は、私の試合を見ていると、『ママ、ママ』と言ってくれています。

そんななかで、大きくなるにつれて、もっと子供のために時間を割きたいという気持ちが強くなっているんです。それでもプロのファイターとして、そこは割り切ってやっていきたいと思っています」

――母は強し、ですね。

「チャンピオンになって、今年は試合が減るかなと思っていたんですが、むしろ去年よりも多くなりそうですね(苦笑)。プロのファイターとしては、オファーを頂けることは嬉しいです。××とは戦いたくない、と他から避けられて試合が組まれないタイプの選手もいるじゃないですか。そういうタイプの選手と比べたら、私は恵まれているほうだと思っています。いろんな階級で試合をしていることもあって、私と試合したいと言ってくれる選手が多いので。でも対戦したいという選手が多すぎて、これだと試合ばっかりになってしまうなって(苦笑)」

――今回、須田萌里選手とタイトルマッチも、須田選手の挑戦表明から始まりました。他に大島選手との対戦を希望している選手といえば……。

「ミクロ級では村上彩選手が連勝していた時に、私と試合したいと言ってくれていて。にっせー選手もRIZINで勝ったあとのインタビューで、私の名前を出してくれたり。他の選手からもチラホラ聞きますし……」

――DEEPミクロ級とDEEP JEWELSアトム級、2冠王者の宿命ですね。

「結婚してからは夫(大島優磨)をサポートしないといけないのに、私の試合も多くなってしまって」

――ご主人は大島選手が結婚して柔道から離れたあとにMMAを始めて、ここまで試合が多くなっていることについて、何と仰っているのですか。

「全然、大丈夫だよと言ってくれています。でも家事や子育てを夫に任せてしまうと、罪悪感もあって。夫が柔道の現役選手で月に1回、1週間は合宿で家を空けるんですよ。その間は私一人で、子供のごはんとか送り迎えとかをやることになります。でも私の試合も入ってきたら……。コロナ禍で柔道の試合も少なくなっていて、ようやく夫の試合があるという時に、私の試合と被ってしまったので」

――お二人とも勝ち進めば、試合が被ってしまうことは仕方ないでしょうね……。

「実は次の試合、8日は夫も柔道の試合があるんです。しかも私は後楽園ホールで、夫は講道館で試合をします」

――えっ!? 同じ日に後楽園駅を挟んで徒歩圏内で、二人が試合をしているわけですか。

「全日本強化選手選考会といって、2022年度前期の全日本強化選手を選考するための大会が行われるんです。夫は中学生の頃から強化指定選手なんですけど、この大会で勝つかどうかで、引き続き強化選手となれるかどうかが決まります。そんな大事な試合の日に、私の試合が被ってしまって(苦笑)」

――大島選手の試合は昼興行として開催されます。ご主人の試合は……?

「柔道の試合は基本的に昼に行われるので、ほぼ同じ時間帯に試合をしていると思います。ゴールデンウィークで幼稚園もお休みなので、今は夫の実家で子供を預かってもらっています。試合が終わったらすぐ迎えに行きます」

<この項、続く>

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