カテゴリー
AB ABEMA MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2023#07   エフェヴィガ雄志 エンゼル☆志穂 オーディン チャンネル ライカ ライダーHIRO 修斗 吉成はるか 大竹陽 宇野薫 安芸柊斗 山内渉 川北晏生 当真佳直 後藤陽駆 新井丈 旭那拳 杉本恵 杉本静弥 浜松ヤマト 猿丸ジュンジ 猿田洋祐 竹原魁晟 藤野恵実 関口祐冬

【Shooto2023#07】同時2階級制覇へ、修斗を変えた男=新井丈─01─「修斗の方々の懐が深くて、感謝」

【写真】レギュレーションを変えたが、二階級制覇が成ったわけではないことは本人が一番理解しているはず(C)SHOJIRO KAMEIKE

19日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2023#07のメインで、修斗世界ストロー級王者の新井丈が、山内渉と空位の同フライ級王座を争う。
text by Shojiro Kameike

新井はかねてよりストロー級&フライ級の二階級同時制覇を宣言していたが、そこには修斗のルール面で大きな壁が立ちはだかっていた。もともと修斗のチャンピオンについては、以下の規定が存在していたのだ。

※ISC認定JSAルール 第26条【チャンピオン】
チャンピオンは1クラスに1名を置き、同一の者が同時に複数のクラスのチャンピオンになることは認めない。ただし、当該階級において暫定王者が認定試合により決定された場合は暫定王者を含め2名となる。上記の規定によりタイトルを保持したまま他のクラスのチャンピオンシップに出場することは出来ない。
(一般社団法人 日本修斗協会 公式サイトより。原文ママ)

つまり現状では新井がストロー級王座を保持したまま、フライ級のベルトに挑むことはできない。しかし、9月の後楽園ホール大会で、11月に山内と新井が空位のフライ級王座を賭けて戦うことは発表されていた。と、日本修斗協会は該当の項目を11月8日に改正し、10日より新ルールが適用されることとなった。改正内容は上記のルールから「同一の者が同時に複数のクラスのチャンピオンになることは認めない」「上記の規定によりタイトルを保持したまま他のクラスのチャンピオンシップに出場することは出来ない」の2文を削除――つまり新井は晴れて、ストロー級王者のままフライ級王座決定戦に出場することができることとなったのだ。

修斗が競技であるならば、競技はルールで成り立つもの。ルールを変えた新井は、修斗を変えた男といえる。そんな新井に改めてルール改正とフライ級王座決定戦について訊くとともに、今年7月の安芸柊斗戦について振り返ってもらった。


――修斗のルールを変えさせた男、新井丈選手です!

「アハハハ、変えてくれましたね。修斗関係者の方々の懐が深くて、感謝しています」

――フライ級に挑戦するうえで、ルールを変えてくれるとは思っていましたか。

「いや、そもそも――そういうルールがあるのを知らなくて(苦笑)。自分としては、ただただ戦い続けていたら『あぁ、コレはダメなんだ』と知ったぐらいでしたね。SNSとかでは関係ない人たちが横やりを入れてきたりとか」

――選手からも「自分の時には……」という意見が出ていました。

「選手がそれを言うのは恥ずかしいと思うんですよ。たとえば兄妹がいて『自分は何年生の時にお小遣いが何円だった。でも妹は今、それより多く貰っている』って言うようなものじゃないですか。今を生きている妹に文句を言っても――ねぇ(苦笑)。そんなの状況や背景によって変わってくるもので。じゃあ選手が『自分の時には……』と言ったとしても、当時に戻れるわけでもないですし」

――いずれにせよルールというのは時代に合わせて変化していくものですし、また変化せざるをえない面もあります。ただ、もしルールが変更されないままであれば、ストロー級王座を返上してフライ級の王座決定戦に挑むつもりだったのですか。

「最初に『複数階級のベルトを同時に保持してはいけない』というルールを聞いた時に自分でも、どうにかして二本のベルトを巻けないか考えました。まずフライ級1位の関口祐冬君を倒して、『もし王座決定戦をやるなら出るのは俺だろう』と言えるポジションにはいたと思うんです。そして試合を決めてもらって――ストロー級のベルトを返上することも頭にはありました。もうストロー級は、めぼしいヤツらは全員ブチのめしたので。自分としてはフライ級のベルトを獲ってから、ストロー級のベルトと併せて2つのベルトを両肩に掛けさせてもらえれば――それがたとえ一瞬であっても良かったです。その一瞬を写真に収めてもらえれば。そう思っていたらルールも改正されたので感謝しています」

――まさに新井選手の挑戦のためのルール改正……と聞けば、山内渉選手は怒るかもしれませんね。新井丈ありきで話が進んでいますから。

「いやぁ、それは分からないけど――俺としては何でも盛り上がったほうが良いと思うんですよ。ストロー級の俺が、階級の壁を超えてフライ級も巻き込んだほうが、修斗のためにもなるじゃないですか。お客さんも盛り上がると思うし。そうするとストロー級のコンテンダーたちにも火がつくでしょうしね。正直、『何も悪いことないじゃん』と考えていました。みんなWIN-WINだから、いつかルールは変わるかなと思っていましたね」

――11月12日の沖縄大会では、ストロー級のランカーたちが試合に出場していました。今はフライ級王座挑戦を控えている身として、そこまでストロー級の動きは気にしていませんか。

「沖縄大会のツイキャスPPVを購入して視ましたよ。でも――ランカー対決の2試合は判定決着でしたから。ああいうファイトスタイルで勝って自分との試合が実現したとしても、俺がノレないというか。『みんな競技としてMMAをやっているだけなんだ……』と思いましたね。もっといろんなものを背負って、リスクを負ってもフィニッシュを狙いに行ってほしかったです。旭那拳君、当真佳直君――試合を視たからこそ興味がなくなっちゃいました。12月2日の安芸柊斗×猿丸ジュンジ戦は面白そうですよね。あの試合は会場で観たいと思っています」

――MMAがスポーツである以上、競技としてMMAを戦うことは間違っていないと思います。しかし新井選手にとっては、それ以上のものが必要だということですね。今年7月の安芸戦はノレた試合だったのでしょうか。

「はい、あの試合はノレましたね。相手どうこうの前に、ベルトの初防衛戦っていうこともあって。それと安芸君はストロー級でナンバーワンのストライカーじゃないですか。もちろん俺を除けば、ね。だから前の試合は、自分もやり甲斐がありました」

――安芸戦では開始早々に、安芸選手の打撃を受けて意識が飛んでいたと聞きました。ご自身では、いつの段階で意識が飛んでいたのかは分かりますか。

「自分では開始10秒か20秒ぐらいに、ケージ際でヒザをもらった時だと思っていて。あるいはその次にもらった被せの右かもしれないです。いずれにしても序盤も序盤ですね」

――では、どのあたりから記憶があるのでしょうか。

「それが……控室に戻ってから、俺が大沢(ケンジHEARTS代表)さんに『今日って何月何日ですか?』と聞いたあたりからですね」

――控室に戻るまで意識は飛んでいたのですか! ということは、本人としては意識が飛んでいるなか、試合後にはマイクで喋っていたのですね。

「あとで映像を視ると、結構ちゃんと喋っていましたね(笑)」

――「安芸君の応援で四国から来てくれた熱い応援団に拍手をお願いします」とまでコメントしていました。意識がないなかで相手をKOするというのは、ファイターの本能だと思います。一方で意識がない状態なのに、安芸選手の応援団のことにまで気を遣えるというのは、本能としての優しさではないですか。

「アハハハ、言いすぎですよ。それはあんまり書かないほうが良いかもしれないですね」

――いえいえ、本能的に優しいというのは恰好良すぎます。

「すみませんね、恰好良すぎて(笑)。もうその話は止めましょう」

――アハハハ。そこで照れるのも男前です。話を戻すと、控室に戻るまで試合展開の記憶もなかったのですか。

「はい。俺も控室でセコンドに何度も『何で倒したんですか?』と訊いていました。一度聞いても、すぐに忘れちゃうんですよ。それだけダメージが残っていたのか――『何で倒したんですか?』、『そうですか』、『何で倒したんですか?』の繰り返しで(笑)。大沢さんからは『20~30回、同じことを訊かれたよ』と言われましたね。

そうしたら大沢さんと猿田洋祐さんが途中から、ふざけ始めて。『ジョー、今日は組んで勝ったよ』、『足関節で勝ったんだよ!』とか答えるんですよね。二人が悪い顔しているから、『これは嘘だな』って気づきましたけど」

――ただ、意識はなくても――意識がないからこそ、なのでしょうか。これまでの試合よりも頭を振って中に入り、パンチも上下に散らしていました。

「本当にそうですね。あとで試合映像を視ても、『ちゃんと練習でやっている動きが出ているわ』って思いました」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
11月19日(日)
午後6時00分~ ABEMA格闘チャンネル
             
■Shooto2023#07対戦カード

<修斗世界フライ級王座決定戦/5分5R>
山内渉(日本)
新井丈(日本)

<フェザー級/5分3R>
オーディン(日本)
宇野薫(韓国)

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
藤野恵実(日本)
杉本恵(日本)

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
吉成はるか(日本)
エンゼル☆志穂(日本)

<インフィニティリーグ2023フェザー級/5分2R>
竹原魁晟(日本)
浜松ヤマト(日本)

<バンタム級/5分3R>
ライダーHIRO(日本)
川北晏生(日本)

<バンタム級/5分2R>
江口諒(日本)
シモン・スズキ(日本)

<フライ級/5分2R>
大竹陽(日本)
杉本静弥(日本)

<ライト級/5分2R>
エフェヴィガ雄志(日本)
後藤陽駆(日本)

<バンタム級/5分2R>
Jセロウ若林(日本)
中野剛貴(日本)

The post 【Shooto2023#07】同時2階級制覇へ、修斗を変えた男=新井丈─01─「修斗の方々の懐が深くて、感謝」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
K-MMA MMA MMAPLANET o ONE Road to UFC SASUKE Shooto TOP FC UFC YouTube オンラ・ンサン キム・ジェヨン チャンネル パンクラス ライカ リオン武 ロイベ・デ・オリベイラ・ネイト 修斗 内藤太尊 坂本一弘 宇野薫 安芸柊斗 岡見勇信 岩﨑大河 海外 猿丸ジュンジ 田中半蔵 結城大樹

【FIGHT&MOSH】修斗初参戦の岡見勇信がキム・ジェヨンと対戦、王者SASUKE×挑戦者 田中半蔵も決定

【写真】(C)ONE & MMAPLANET
2日(木)YouTube「SHOOTO OFFICIAL」チャンネルにて、12月2日(土)に東京都江東区にある豊洲PITで開催される「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」の追加対戦カードが発表された。
Text by Takumi Nakamura

修斗をはじめ多くのファイターをサポートするスポーツギアブランド=MOBSTYLES(モブスタイル)と修斗がタッグを組んで開催する「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」。約3年9カ月ぶり・3度目の開催となる今大会では第1弾対戦カードとしてリオン武×内藤太尊、猿丸ジュンジ×安芸柊斗の2試合が発表されていた。

新たな追加カードとして修斗初参戦の岡見勇信とキム・ジェヨンの一戦が発表された。サステインの坂本一弘代表が「まさかこの選手が修斗のケージに上がってくれるとは思っていなかった」、MOBSTYLESの田原洋代表も「ライブハウスの大会にフェスが来た。(アーティストに例えると)矢沢永吉ですね」と話す岡見のサプライズ参戦となったが、これは岡見本人からリクエストがあったもの。


(C)ANGEL’S FC

対戦相手のジェヨンは極真出身、2004年からチーム・タックルでキャリアを開始したK-MMAのパイオニアで、2012年からはNOVA MMAに所属。

(C)ONE

韓国国内ではAngel’s FCとTOP FCでミドル級王座に就き、2018年にはロシアのACBにも参戦した猛者で、日本と韓国のMMAをけん引してきた「日韓レジェンド対決」(坂本代表)となった。

岡見にとっては昨年11月のオンラ・ンサンに敗れて以来の再起戦となり、日本のプロモーションでの試合は2016年7月のパンクラス参戦から実に7年5カ月振りとなる。動画内では岡見が修斗参戦への経緯、そして修斗で戦うことへの抱負を語った。

岡見勇信
「大先輩の宇野薫さんがチャンピオンになっていたり、慧舟會の先輩方が修斗に出ていて、セコンドや応援で何度も会場に足を運ばせてもらいました。ただファイターとしては縁がなく、僕も海外中心で戦ってきたのですが、いずれ日本で戦うときに修斗で戦ってみたいという気持ちは常々ありました。今、岩﨑大河選手がミドル級を引っ張っていて、こういう若い選手と戦うことに意義があるのかなと思い、坂本さんに『修斗で戦うことはできますか?』とお話させていただきました。

(ジェヨンは)歴戦の猛者、韓国らしく気持ちが強くて頑丈でどんどん前に出てくる選手だと思います。そんな相手と修斗で戦えることは光栄で、やりがいがあります。試合映像を見てそう感じました。気持ちの勝負が大きな割合を占めると思うし、こちらが気持ちでひくとドンドン出てくる選手です。気持ちを持ったつぶし合い、どちらが前に出られるかの勝負が一番大きいと思います。

(日本での試合について)緊張もすごくあり、ワクワクする感じもあります。1年間試合をしてなかったのですが、日本の舞台に帰ってくることが昔に戻るというか、また新しい冒険をするというか。42歳でこんなことやっていいのかなと思うんですけど(笑)、冒険という気持ちにさせていただけています。

(今後について)20代中盤の気持ちを持って戦っていこうと思います。選手としての終わりを考えるとか、そういうことはやめました。今出来る精一杯をやって、そこからら先が見えてくると思います。僕は今自分にすごく期待しています。引退するために試合する、最後に自分の試合を見てもらうとか、そういう感傷的なネガティブな気持ちは一切ないです。自分を信じて、自分に期待して、自分の背中を見せる。この先を見据えて戦いですが、全力でつぶし合いをします」

そして今大会のメインイベントとして修斗世界フェザー級タイトルマッチ、王者SASUKE×挑戦者 田中半蔵が決まった。Road to UFCで無念の2年連続敗退となったSASUKEは今回が2度目の防衛戦を迎えることなった。

田中は昨年5月に闘裸男・福岡大会でプロ修斗公式戦に約9年振りに参戦──結城大樹とロイベ・デ・オリベイラ・ネイトに連勝して王座挑戦のチャンスを掴んだ。両者は動画内でタイトル戦へ向けた意気込みを語った。

SASUKE
「対戦相手の候補が何人かいたのですが、チャンピオンである以上、ベルトをかけてやらないといけないと思い『防衛戦をやらせてください』と伝えました。(田中は)経験豊富なファイターで勝負どころが分かっていると思います。切れ味のあるストライカーだと思っていたのですが、最近の試合は勝負どころでは組みも出来る印象なので、スキルも高く侮れない相手だと思います。(田中は40代になっての挑戦だが)僕のジムには強い40代がいっぱいいるので、侮れないです。アグレッシブに戦って見ている人たちが退屈しないような、最後は立ち上がって手を叩くような試合をしたいです」

田中半蔵
「(SASUKEは)柔道出身で足技が上手くて一発があるので警戒しています。初の5Rなので、しっかり5Rかけて戦いたいと思います。年齢的に衰えているところもありますが、技術的に今が一番乗っています。今回は最後のチャンスだと思うので、チャンピオンになります」

The post 【FIGHT&MOSH】修斗初参戦の岡見勇信がキム・ジェヨンと対戦、王者SASUKE×挑戦者 田中半蔵も決定 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2023#07 VTJ VTJ2021 オーディン チャンネル ヤックル真吾 修斗 原口央 宇野薫 安芸柊斗 山内渉 新井丈 海外 結城大樹 関口祐冬

【Shooto2023#07】キャリア28年目の宇野薫、約2年ぶりの復帰戦でオーディンと対戦

【写真】宇野と対戦するオーディンはこの試合が修斗2戦目となる(C)MMAPLANET

11月19日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2023#07の追加対戦カードとして、オーディン×宇野薫のフェザー級戦が発表された。
Text by Takumi Nakamura


宇野は2021年11月「VTJ2021」での原口央戦以来、約2年ぶりの復帰戦。原口戦後の練習中に負傷し、試合から遠ざかることとなったが、2023年の修斗公式戦 後楽園大会の最終戦で復帰を果たす。

対戦相手のオーディンは柔道ベース&格闘DREAMERS出身、EXFIGHTやPOUND STORMで試合を重ね、ABEMA格闘チャンネル海外武者修行プロジェクトの5期生として、ATTのアトランタ支部で練習を重ねた。今年7月の修斗デビュー戦では、世界ランカーの結城大樹をパンチで追い込んでのマジョリティ判定で下し、早くもランキング3位に位置している。

プロキャリア28年目を迎える宇野×デビューから3年弱・キャリア3戦目にしてアメリカでの武者修行も経験しているオーディンという両者の対戦。またMMAでの3連敗を現役生活の節目と言い続けてきた宇野にとって、今回の試合は2連敗で迎える一戦=キャリア6度目の崖っぷちの一戦だ。

今大会では世界フライ級王座決定戦として同級1位・山内渉×ストロー級王者・新井丈も発表されている。

山内と新井は7月の修斗後楽園大会に揃って出場し、第8試合でヤックル真吾をKOした山内が新井との対戦をアピール。第10試合で安芸柊斗をKOしてストロー級王座防衛に成功した新井も山内との対戦に応じる姿勢を見せ、ストロー級&フライ級の二階級同時制覇を宣言していた。

フライ級ではランキング外の新井だが、昨年9月のストロー級王座戴冠後にフライ級で2試合を戦って連勝。今年3月には当時フライ級1位だった関口祐冬に勝利しており、事実上のフライ級トップコンテンダー同士の対戦と言える顔合わせだ。

The post 【Shooto2023#07】キャリア28年目の宇野薫、約2年ぶりの復帰戦でオーディンと対戦 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Colors MMA MMAPLANET o Shooto YouTube チャンネル パンクラス マモル リオン武 佐藤ルミナ 修斗 内藤太尊 内藤頌貴 坂本一弘 宇野薫 安芸柊斗 猿丸ジュンジ

【FIGHT&MOSH】修斗豊洲PIT大会でリオン武×内藤太尊、猿丸ジュンジ×安芸柊斗、マモル引退エキシが決定

【写真】3度目のMOBSTYLES興行には同ブランドにゆかりのあるファイターたちが集結することになる (C)サステイン

20日(水)YouTube「SHOOTO OFFICIAL」チャンネルにて、12月2日(土)に東京都江東区にある豊洲PITで開催される「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」の第1弾対戦カードが発表された。

修斗初進出となる豊洲PIT大会は昼の部=女子修斗公式戦COLORS Produce by SHOOTO、夜の部=MOBSTYLES presents FIGHT&MOSHの昼夜興行で行われる。MOBSTYLES(モブスタイル)は修斗をはじめ多くのファイターをサポートするスポーツギアブランドで、約3年9カ月ぶりに修斗とタッグを組んで3度目の大会開催となった。


動画ではMOBSTYLESの田原洋代表、サステインの坂本一弘代表が揃って挨拶。「久しぶりに修斗と一緒に大会をやらせてもらえることを楽しみにしています」(田原)、「MOBSTYLESとゆかりがある選手がたくさん出てくると期待しています」(坂本代表)と語った。

そしてリオン武×内藤太尊、猿丸ジュンジ×安芸柊斗の2カードが発表された。リオンは2019年7月のデュアン・ヴァン・ヘルフォート戦以来の試合で、内藤も2021年5月に宇野薫にKO勝ちして以来の試合となる。このカードはリオンが田原代表からオファーを受けて出場を承諾。自ら内藤との対戦をリクエストし、決定したカードだという。動画ではリオンと内藤が揃って登場し、試合への意気込みを語った。

リオン武
「お久しぶりです。試合が久々なんですけど、練習はずっと続けていて、いつか使う時が来るだろうと思って刀は磨いていました。そしてMOBSTYLESの興行があるから出ないか?と言われて、それでバシッとスイッチが入りました。その時にもう一個スイッチが欲しいと思い、僕の修斗のルーツは佐藤ルミナなんで、その血を受け継ぐ選手とやりたいと思い『内藤選手とやらせてもらえないですか?』とお願いしました。

試合が決まってからいきなり練習での動きが変わり、心が身体を動かすんだと実感しています。僕はルミナさんとやらせてもらって、その時もこういう心境だったんですけど、時を経て、ルミナさんの現役最後を知る弟子と対戦させてもらえることをうれしく思います。佐藤ルミナで始まったストーリーがほぼ完結するのが佐藤ルミナの弟子で、色んな方に感謝して当日を迎えて太尊とぶっ飛ばし合いたいです」

内藤太尊
「大先輩のラブコールを受けないわけにはいかないです。修斗が作り上げてきた歴史を、宇野さんとやらせていただいた時のように、背負うものがたくさんあると思いますが、気負いせずに自分らしい試合をして、殴り合って会場が爆発するような試合をしたいです。(リオンは)バリバリストライキングが強くて、僕とはバチバチの試合ができると思います」

続いて発表されたのが猿丸×安芸の一戦。猿丸は2008年に安芸の父=安芸佳孝に勝利したという過去がある。動画に登場した猿丸が「前回の試合でプロとしての役目が終わって、現役は終わりでいいかなと思ったんですけど、MOBSTYLESにはずっとお世話になっているので出ないとなと思いました。親父と戦って、息子とやるのも面白いですし、僕もだいぶベテランになって、この俺を倒してみろという気持ちです」と語る。

徳島在住の安芸からは「これから先、もうやることないだろうと思っていた選手と、おそらく最初で最後になると思っているので、みなさんが楽しめるような面白い試合になればいいと思います」というメッセージが届いた。

なお今大会には内藤頌貴の出場が決定。また修斗で2階級制覇、パンクラス、KOTCでもベルトを巻いたマモルの引退エキシビションマッチも行われる。

The post 【FIGHT&MOSH】修斗豊洲PIT大会でリオン武×内藤太尊、猿丸ジュンジ×安芸柊斗、マモル引退エキシが決定 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE FN12 Special アドリアーノ・モライシュ ウ・ソンフン キック シェ・ウェイ ボクシング 修斗 大沢ケンジ 安芸柊斗 新井丈 柏木信吾 水垣偉弥 海外 若松佑弥 関口祐冬

【Special】月刊、大沢ケンジのこの一番:7月―その弐―:若松佑弥✖シェ・ウェイ「格闘技は、戦い」

【写真】計量失敗も集中力を増した感のあった若松。落とせない試合をモノにした(C)ONE

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る当企画。
Text by Shojiro Kameike

背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。大沢ケンジ、水垣偉弥、柏木信吾3人というJ-MMA界の論客をMMAPLANET執筆陣がインタビュー。今回は大沢ケンジ和術慧舟會HEARTS代表が選んだ2023年7月の一番、修斗世界ストロー級選手権試合=新井丈×安芸柊斗戦から、ONE FN12の若松佑弥×シェ・ウェイ戦まで語らう。格闘技は、戦いだ。

<月刊、大沢ケンジのこの一番:7月:新井丈✖安芸柊斗戦はコチラから>


――至近距離の練習、ですか。

「ウチのジムでは結構、至近距離の練習をやるんですよ。MMAのスパーリングでも、ボクシングやキックボクシングの距離でやらせます。これは『打ち合い上等』ではなく、少し打撃をもらう覚悟で前に出ていくことで、相手を削っていくということなんです」

――ボクシングジムでガードを固めている選手のグローブをトレーナーさんが叩き続けるトレーニング風景を見たことがあります。受けている選手は目を閉じず、目をそらさないでいるという。

「近い距離で目を慣れさせるためのトレーニングですね。MMAは特に、一発も食らわずに勝つことは難しいじゃないですか。打撃、組み――いろんな展開があるから。こういうことを言うと、僕が『気合いで行け』とばかり言っているように思われるんですけど(苦笑)」

――アハハハ。どうしても言葉の端々だけを取られてしまいますね。

「そう。分かりやすく『見えていれば効かないんだから行け』と言うんだけど、ただ見えているだけじゃダメなのは当たり前で(笑)。遠い距離で戦うタイプの選手は、相手に近い距離で張り付かれると疲れるものですよ。下がるほうがバテます。

でも至近距離の練習をしていない日本の選手は、距離が近くなるのを怖がっちゃいますよね。日本人選手が世界で勝てない理由の一つに、その距離の問題があるんじゃないかって感じます」

――身長差、リーチ差がある海外選手との試合では尚更のことで。

「MMAは階級制のスポーツじゃないですか。結局は同じ体重で戦うのだから、僕は身長差やリーチ差は特に気にしていないですね。日本にも海外の選手に体格で勝っている選手はいるし。それよりも戦うという気持ちのほうが大切で。倒しに行く姿勢を見せていれば、判定になっても有利になりやすい。最初からポイントを意識しすぎるよりも、フィニッシュに近づく展開を見せていれば結果的に判定で勝てると思っていますから」

――新井選手に関していえば、まさに関口祐冬戦がそうであったわけですね。下がらず、前に出て殴って判定勝ちを収めました。

「タイトルマッチや、タイトルに関わるような試合で、あそこまで前に出る選手は他にいないですよね。今後の対戦相手も嫌だと思います。『アイツ、とことん前に出て来るな』って」

――前に出ることで相手を削る。とにかく攻めて勝つ。それはONE FN15でシェ・ウェイをTKOで下した若松佑弥選手も同様だったと思います。

「佑弥の試合も良かったですよね。計量失敗があったので、完全に良かったと言ってはいけないけど……。ただ、佑弥も最近うまくいっていなかったじゃないですか。もともと上を目指すために新しく、いろんなものを身につけようとしていたんでしょう。アドリアーノ・モライシュ戦(昨年3月、ギロチンで一本負け)の前あたりから、組み技も試合で見せるようになっていて。オールラウンダーであり、巧い選手の戦い方を始めていました。

だけど、巧くなるにつれて自分に怖さがなくなっているかもしれない。それは本人も分かっていたと思うんですよ。結果はモライシュに一本負けして、次はウ・ソンフンにKO負けした。計量失敗もありましたし、選手の気持ちとしてはどん底ですよ。少なくともファンや関係者の信用を失うのは間違いない。

でも僕たちは、アイツが本当に頑張っていることは知っているから、このまま落ちていってほしくない。そう思いながら先日のシェ・ウェイ戦を視ていたら、完全に昔の若松佑弥を取り戻していたじゃないですか」

――試合後にも「殺してやるという気持ちで戦いました」とコメントしていましたね。

「何か吹っ切れたんでしょうね。たとえば最初にテイクダウンした時、体を起こそうとした相手の顔面にヒザを打ったじゃないですか。当てきれず反対に倒されかけていましたけど、ここ最近の佑弥だったら、あのヒザは打っていないと思います。もう一度テイクダウンした時も、すかさずヒジとヒザを連打していて。

今の日本のMMAなら、あの場面はまず――しっかり抑え込むように指示するでしょうね。勝とうとしているだけなら、あのタイミングでヒジとヒザは出さない。もし佑弥が負けていたら『ヒジやヒザを出すのではなく、まず抑え込むべきだった』と言う人もいたでしょうね。『仕掛けが早すぎる』とか。あの場面で自分から攻め続けて勝ったから、次に繋がるんですよ。攻めるべき時に、リスクを恐れずに攻める。だって、格闘技は戦いだから」

――「格闘技は戦い」。これも最近、大沢さんがよく口にする言葉ですね。

「もちろん計算しながら戦うことも必要です。でも計算しているのは、自分の中に恐怖心があるから。恐怖心があるために計算しすぎて、試合の中で自分が本来持っているものを出せなくなることって、本当によくありますからね。

でも佑弥は恐れず、自分らしさを出して勝った。昔のような殺気立った佑弥の試合を視て、人間がどん底から這い上がる浪漫を目撃した気がしますね。今後どういう展開になるかは分からないけど、この試合をキッカケに取り戻していくと思いますよ」

――MMAとして打ち合うことや、打撃を出し続けることが必ずしも良いとは思いません。しかし前に出ること、攻め続けることが勝つ術となることは理解できます。

「やらなきゃ自分がやられる。それが戦いであり、格闘技は戦いだから。たとえば試合でフィニッシュを狙わず、トップをキープするだけの相手って怖くないですよ。抑え込まれていても『相手は狙ってこないな』と分かるので、まず自分が仕留められる恐怖心はなくなります。試合中、精神的に追い込まれることはない。だから一切ダメージをもらわないことを考えるのではなく、まず気迫や殺気で相手を抑え込んでいくのも必要だということですね」

The post 【Special】月刊、大沢ケンジのこの一番:7月―その弐―:若松佑弥✖シェ・ウェイ「格闘技は、戦い」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA DEEP MMA MMAPLANET o ONE ONE FN13 Special ボクシング 修斗 大沢ケンジ 安芸柊斗 新井丈 柏木信吾 水垣偉弥 猿田洋祐

【Special】月刊、大沢ケンジのこの一番:7月:新井丈✖安芸柊斗「見えていればとは、どういうことか」

【写真】強くなるためにラーメンは味で勝負。人気がでるには、色々と工夫が必要。それは大沢氏もMMAPLANETも理解は同じで、その比重はそれぞれ意見が露見する場の違い、役割の違いということです(C)MMAPLANET

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る当企画――が1年ぶりに復活。
Text by Shojiro Kameike

背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。大沢ケンジ、水垣偉弥、柏木信吾3人というJ-MMA界の論客をMMAPLANET執筆陣がインタビュー。今回は大沢ケンジ和術慧舟會HEARTSが選んだ2023年7月の一番、7月23日に行われた修斗世界ストロー級選手権試合=新井丈×安芸柊斗戦から日本人ファイターが世界で勝つための道を語らう。


――企画復活第一弾です。大沢さんが選んだ2023年7月の一番は、どの試合でしょうか。

「修斗世界ストロー級タイトルマッチ、新井丈×安芸柊斗です」

――いきなりHEARTS所属選手の試合ですか(笑)。この試合を選んだ理由を教えてください。

「だって――新井丈の試合ってメチャクチャ面白くないですか? 試合内容もそうだし、コメントも含めて何とか試合を面白くしようとする気持ちも伝わってきますしね。格闘技っていろんな盛り上げ方、盛り上がり方はあるなかで、ジョーはケージの中だけで勝負しているじゃないですか。ラーメン屋がラーメンだけで勝負している。ジョーもSNSをやっているけど、ちゃんと試合にフォーカスした煽り方をしていて。試合もただ盛り上げるだけじゃなく、しっかりと勝つところも含めて」

――前回(2022年9月掲載)の『月刊、大沢ケンジのこの一番』では、SNSの活用について別のことを言っていませんでしたか。

「アハハハ。まぁ、それは……(苦笑)」

――新井選手の出現によって、この1年で大沢さんの考えも変わってきたわけですね。

「格闘技の世界でも、エンターテインメント的な部分は仕方ないと考えていますよ。僕なんて業界の中では、完全にエンターテインメント寄りだと思われているかもしれないけど。先日もMMAPLANETのツイートで、『笑って良いのか?』と書かれていて……」

――ONE FN13のログログ×ブシェシャ戦で選手がスタミナ切れを起こした時に、ABEMA実況勢が笑っていたと。

「あれは決して選手をバカにしていたわけじゃなく、逆に盛り上げるためなんですよ。解説が『バテましたね』と言うだけだったら、そのまま淡々と時間が流れていくだけじゃないですか。テレビを観ている人は、絶対に面白くない。テレビ解説をするうえで、観ている人を飽きさせないようにすることも必要で。そこで僕が辿り着いたのは、ああいうやり方だったんです」

――大沢さんは、マニアック層に批判される覚悟でジェネラルにMMAを広めている。それは我々も分かります。

「僕だって理想としているのは、ラーメン屋がラーメンだけで勝負できることですよ」

――急角度で話を戻してきましたね。味だけで勝負できる料理店ということですか。

「野球やサッカーは、完全に味だけで勝負していますよね。まず競技としての勝ち負けで勝負していて。今のジョーはMMAの味だけで勝負している。そんな存在って、今の日本のMMAにはいないと思います。今回の試合内容で凄いと思ったのは、試合前にジョーが『2分間は倒しに行く』と言ったんですよ。5分5Rの試合なのに、最初の2分間で倒しに行くのって怖くないですか」

――ログログ×ブシェシャ戦の話ではないですが、それこそスタミナ切れを起こした時のことを考えると怖いです。

「HEARTSって前に出る選手が多いと思います。それは試合を盛り上げるためだけじゃなくて。たとえば猿田洋祐には『自分から深海に引きずり込むような試合をしろ』と言ってきたんですよ」

――Deep Waterですね!!

「自分から先に攻めていって、最終的に相手の息が続かなくなるような試合をする。今回のジョーでいえば、アイツから攻めていくと安芸君も付き合わざるを得なくなって、疲れる。試合って相手のペースに付き合ってしまうほうが疲れてしまいますからね。

ただ距離を詰めて打ち合うというのは、本当に気合いが入っていないと難しいです。特に安芸君は打撃が強いじゃないですか。それでもジョーはスッと相手の懐に入った。そこでテイクダウンを狙って、バックに回ってきた安芸君はさすがでしたよね。ジョーは安芸君のヒザをもらって記憶が飛んでいるし。それでもジョーが自分の任務を遂行することで、安芸君も1Rの後半から疲れてきているように見えました。その気持ちは分かるんです。僕も至近距離で戦う相手とスパーしていたら、途中から休みたくなるぐらい疲れていたので」

――確かに安芸選手も途中から打撃の精度が下がっていたと思います。一方、新井選手は懐に入ってパンチを放つ際の危なっかしさが少なくなってきました。今回の試合でいえば、安芸選手は左ジャブを突き、右ストレートを打ち下ろしてくる。対して新井選手はしっかりと頭や体を振って、足の位置も変えながら距離を詰めていくので致命傷をもらわない。

「今、僕が『見えていれば効かない』と言っていて。あれって冗談のように思われているかもしれないけど、実際そうだと思うんですよ。この『見えていれば』とは、どういうことかというと――実際にパンチが見えているかどうかはもちろん、相手のパンチがどれくらいの強さなのかが分かることが大切なんです」

――というと?

「試合でも最初の1発目、2発目は怖いです。食らうとメチャクチャ効きます。でも、そこで相手のパンチの強さが分かっていると、途中から耐えられるようになるんですよね。もちろんジョーには頭や体を振って、足の位置も変えながら詰めていくというボクシング技術もあります。試合が始まって最初はパンチを食らいますよ。それでも前に出ていたら、こちらも『相手のことが分かったんだな』と考えることができる。

格闘技って戦いだから、どこかで腹を括らなきゃいけないんですよ。打撃のある競技だから、パンチをもらわないようが良いのは当然で。だけど今の日本のMMAは、あまりにも『パンチをもらわないように』と言いすぎじゃないかなって。ボクシングはMMAと比べて頭部にパンチが集中するし、試合の中でパンチを受ける数も違う。だけどダメージが溜まっているかといえば……」

――しかし、ボクシングとMMAではグローブの厚みが異なりますよね。薄いオープンフィンガーグローブでは、受けているパンチの数が同じでもダメージが違いませんか。それこそ一撃で試合が終わるケースは、MMAのほうが多いと思います。

「そこで重要になるのが、至近距離の練習なんですよ。日本の選手は一発も食らわないと意識しすぎているのか、遠い距離で戦おうとすることが多い。でもそれって、自分にとっても相手との距離が遠いということだから。米国の試合を見ていると、しっかりディフェンスしながら中に入り、至近距離で戦える選手が多くて。至近距離で戦うには気合いが必要だけど、僕が言っているのは『気合いだけ』ということじゃないんです」

<この項、続く>

The post 【Special】月刊、大沢ケンジのこの一番:7月:新井丈✖安芸柊斗「見えていればとは、どういうことか」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2023#05 キック 修斗 安芸柊斗 新井丈

【Shooto2023#05】新井が右で安芸の夢を打ち砕いて初防衛。フライ級王座戦&二階級同時制覇をアピール

【写真】試合後のコメントが、やはり優しい(C)MMAPLANET

<修斗世界ストロー級選手権試合/5分5R>
新井丈(日本)
Def.1R4分49秒 by KO
安芸柊斗(日本))

開始早々、新井が距離を詰めた。安芸がシングルレッグからバックに回る。右ヒザを新井のボディに突き刺す安芸が、ボディロックからリフトする。2度目のチャレンジで新井に背中を着かせたが、新井もすぐに立ち上がって正対した。左腕を差し上げている安芸が離れた。スタンドでは安芸が左ジャブから右ストレートを当てる。新井も左フックを返した。

新井が頭を下げて中に入ろうとしたところに、安芸が右を打ち下す。新井はガードを固めて距離を詰め、左フックを当てる。安芸は前後のステップから右を突き刺し、左ジャブで突き放す。しかし新井は止まらず、右で安芸を下がらせた。安芸の左ジャブをかわした新井が左右フックで安芸をケージに追い込み、右でダウンを奪ってパウンドを連打する。

背中を見せながら立ち上がった安芸だが、またも新井の右をもらってグラついた。新井の左フックが安芸の顔面を捉える。フックを上下に散らす新井が、右ボディから右フックへ。さらに右カーフキックで動きを止めたあと、右ストレートで安芸の顔面を打ち抜き、追撃のパウンドを浴びせてレフェリーストップを呼び込んだ。

KOでベルトの初防衛に成功した新井は、「正直もらいすぎて、あんまり記憶がないッス。安芸君の応援で四国から来てくれた熱い応援団に拍手をお願いします。しっかりと防衛戦でチャンピオンとしての責務を果たせて、ホッとしています。修斗史上初の二階級同時制覇、見たい人は拍手お願いします。山内君、ストロー級チャンピオンとフライ級のベルトを賭けてやろうよ。修斗の歴史に名を刻む新井丈の姿を見に来てください!」とフライ級王座戦出場をアピールした。


The post 【Shooto2023#05】新井が右で安芸の夢を打ち砕いて初防衛。フライ級王座戦&二階級同時制覇をアピール first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA o Shooto   エンゼル☆志穂 ライカ 上原平 修斗 吉成はるか 安芸柊斗 宝珠山桃花 新井丈 根井博登 浜松ヤマト 磯部鉄心 藤野恵実 里見拓磨

【修斗】速報中!PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.5

54E0038E-A179-4902-A49B-2A3F48515464
灼熱の日々が続いていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。そんな中、私は熱中症からの胃腸炎。ずいぶんと長引きましたが、徐々に回復したため、後楽園ホールからプロフェッショナル修斗公式戦PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.5の速報をお届けします。メインは今や修斗の顔になったと言っても過言ではない新井丈(和術慧舟會HEARTS)がストロー級の王座防衛戦に登場。キレ味鋭いストライカー安芸柊斗(MMA Zジム)を迎え打ちます。新井の鬼神のような強さが続くのか。安芸が打ち崩すか。今宵も電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。

なお、第1試合に出場する予定だったCHAN-龍(MMA Zジム)は前日計量の会場に訪れず、対戦相手の上原平(リバーサルジム横浜グランドスラム)の不戦勝となりました。またCHAN-龍はインフィニティリーグへの出場権も消滅。計量バックれて、、、プロとしてあるまじき姿。その後の行方が気になる。


【オープニングファイト第1試合 2023年度新人王決定トーナメント フライ級 一回戦】
△大石航輔(トライデントジム)
(判定1-0)
△木下皓介(GROUND CORE)
1R、開始直後からケージ際での長い差し合いが続く展開。膠着してブレイク。再開すると打撃の交差。木下の蹴りに合わせて大石のパンチがヒットしたか木下はグラつく。しかし木下はタックルで組み付いて再び差し合い。ここから互いに倒し切れずラウンドを終えた。
2R、開始と同時にタックルで組み付く木下。ケージに押し込んでテイクダウンを狙うが大石は必死に耐える。差し合いから大石の膝がローブローになってしばらく中断。再開するとまたも差し合い。終了間際に木下がやっとテイクダウン。しかし大石は下から三角を狙う。木下もパウンドで応戦するがタイムアップ。判定は1-0でドロー裁定。優勢ポイント3-0で大石が準決勝進出。


【オープニングファイト第2試合 ストロー級】
◯根井博登(パラエストラ千葉)
(判定3-0)
×里見拓磨(MMAZジム)
1R、軽快なステップからスタンドでバックに周った根井。ジャーマンでテイクダウン。逃げる里見を捕獲してグラウンドに持ち込む。すかさず根井は足関節。だが里見は冷静に対処してスタンドに脱出。猪木アリ状態からローを蓄積。さらにスタンドでパンチをヒットさせるが、最後は根井がタックルでテイクダウンしてラウンドを終えた。
2R、タックルに来る根井に対してパンチを当てる里見。根井はお構いなしに組んでテイクダウンするが里見はすぐに立ち上がる。それでもタックルに来る根井を潰してパンチを入れて、時には飛び膝を狙うがグリーンヒットしないまま試合終了。判定は根井に軍配。


【第2試合 epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 フェザー級】
◯浜松ヤマト(T・GRIP TOKYO/勝ち点4)
(判定2-0)
×磯部鉄心(パラエストラ松戸/勝ち点0)
1R、差し合いから足を掛けてテイクダウンしたのは磯部。しかし浜松はすぐに立ち上がる。逆に組み付いてケージに押し込むとテイクダウン。立ち上がろうとする磯部のバックに周ってコントロール。しかし終了間際に磯部は浜松をガブってチョーク狙い。だがタイムアップ。
2R、一転してスタンドの展開。磯部の左ジャブ、ローが蓄積。嫌がった浜松は胴タックルで組み付く。時間を掛けてテイクダウン。バックに周ると側頭部にパウンドを入れながらチョークを狙う。左右を入れ替えて仕掛け続けるが極め切れないまま試合終了。判定は浜松に軍配。


【第3試合 epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 女子ストロー級】
◯宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT/勝ち点4)
(判定2-0)
×吉成はるか(シューティング宇留野道場/勝ち点0)
1R、スタンドで主導権を握る宝珠山。間合いを詰める吉成に対して左右の連打をヒットさせる。嫌った吉成は胴タックルで組み付く。しかし宝珠山の腰は重く、長い差し合いが続く。終了間際に足を止めて打ち合うがクリーンヒットなくラウンド終了。
2R、やはり打撃で勝負したい宝珠山に対して吉成は組み付く。差し合いのまま膠着したが、中盤についに吉成が足を掛けてテイクダウン。しかし宝珠山はすぐにバックに周る。吉成もすぐに立ち上がり、お互いにテイクダウンし切れずに試合終了。微妙な判定は宝珠山に軍配。


【第4試合 epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 女子ストロー級】
◯藤野恵実(トライフォース赤坂) 
(1R チョーク)
×エンゼル☆志穂(GSB多治見/勝ち点0)
1R、開始直後から足を止めての打ち合い。まるでドン・フライ×高山善廣。エンゼルも真っ向から打ち合うがド突き合いなら藤野が上手。パンチでダウンを奪うとギロチンを狙う。一度は不発に終わるが再び首を取ってグラウンドに持ち込むとバックに周ってチョーク。ガッチリ極まるとエンゼルはタップ。藤野が貫禄の一本勝ち!
カテゴリー
ABEMA DEEP MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2023#05   エンゼル☆志穂 オーディン スソン チャンネル ヤックル真吾 上原平 修斗 内藤頌貴 加藤ケンジ 吉成はるか 宇田悠斗 安芸柊斗 宝珠山桃花 山内渉 新井丈 浜松ヤマト

【Shooto2023#05】「正直、新井丈とやりたい。1位は新井丈だと思っています」ヤックル真吾前の山内渉

【写真】爽やかキャラは変わらず。言葉も丁寧。腰も引く。でも言いたいことはしっかりと口にします(C)MMAPLANET

本日23日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2023#05で山内渉がヤックル真吾と対戦する。

格闘DREAMERS出身、完全に好青年キャラの山内はアマ修斗で苦戦していたことが、信じられないような快進撃をプロになってからは見せてきた。プロデビューから1年4カ月で5連勝、今回は8カ月の試合間隔が空いてのヤックル戦だ。プロモーション間を渡り歩いてきた苦労人との対戦を前にし、計量直後というタイミングでタイトルを視野に入れた山内の話を訊いた。


──昨年11月の清水清隆戦以来、8カ月振りのファイトとなります。これだけ試合間隔が空いてしまったのは、何か理由があったのでしょうか。

「あの試合のあとタイトルマッチができるかと思って待っていたら、新井丈選手がフライ級に上がってきたことで……ちょっと流れが見えなくなって。5月にも試合がなかったという感じでした」

──その時点で、誰とタイトルマッチを戦うという青写真を描いていたのですか。

「宇田悠斗がDEEPに行ってしまったので、関口(祐冬)君と戦うつもりでした」

──これほど早くがタイトル戦を語る位置に山内選手が来るとは。アマチュア修斗でもがいていた期間とさほど変わりないかと。

「確かにそうですね(笑)。格上とばかり組んでくれたので、ありがたかったです。自分でもこんなに直ぐにここまで来るとは思っていなかったのですが、マッチメイクに感謝しています」

──それは勝ち続けてきたことですから。しかし、いつもながらケージの外と中の印象が全然違いますね。

「アハハハ。それよく言われるんですが、自分では分からなんですよね。真面目に試合をしているだけなんで(笑)」

──では、この試合に向けてどのように準備をしてきましたか。

「以前はFight Farmだけで練習していたのですが、最近はフライ級の選手と練習をするために出稽古も増やしています。川口REDIPSで猿飛流選手とやらせてもらったり、XFIGHTでも須藤(晃大)君、鈴木崇矢とも練習してきました。このところ行けていなかったのですが、西千葉にあるジークジムでもやらせてもらっていました。同階級とやることが増えたので、その面で結構成長できたと思います」

──タイトルを目指す上で、ここで対戦するのがヤックル真吾選手になったことはどのように捉えていますか。いわば修斗的なステップアップをした選手ではなく、外敵です。

「いつもそうですが、対戦相手に何かあるとかは余りなくて。一つ間違えると、格闘技なんで負けますし。いきなりランカーと試合をしているのも、運が良いんだろうし(笑)。僕は下から急に来た選手だからって、油断とかは絶対にしないです。誰でも同じように別に何とも思わないです。

これを勝てばタイトル戦を組んでもらえるなら、戦って勝つだけです。試合は緊張もするし、疲れるのでそんなにやりたいとは思っていないのですが(苦笑)、空き過ぎは良くないので。なんか普通に試合ができることが大きいですね。でも、ここは絶対に落とせないのでその面では緊張します」

──ではヤックル選手、どこに気を付けないといけないですか。

「沖縄出身なのが関係しているのか、フィジカルが強そうです。爆発力があるので、怖いタイプの選手です。集中力を切らさないで、そこだけ気を付けていつも通り戦えば問題なく勝てると思っています。一発大きなのを貰わない。そこは注意して戦います。

ずっと倒すつもりでいたのですが、前回の清水選手との試合から絶対に決着をつけないといけないと思うようになりました。上に行くには完全決着しないといけない。だから一歩踏み込んで打ちました。今回も踏み込んで、打撃も寝技も思い切っていこうかなって」

──MMAを回せる山内選手ですが、フィニッシュする時に意識は打撃になるのか、グラウンドになるのか。どちらでしょうか。

「やっぱり打撃ですね。ただ、寝技もやっているのでそこはどちらでも……ただFIGHT FARMだし、打撃で行きたいですね(笑)」

──ヤックル選手に一発があったとしても?

「打撃の方がリスクはあります。一発でひっくり返ることもあるので。その点でもスリルというか面白いかと思います」

──そこに踏み込めていけるのですね。

「内藤さんとの試合まで、踏み込めていなかったです。相手の打撃を警戒し過ぎてしまって。それだと倒せないと分かったので、清水さんとの試合で踏み込んで当てることができて──感覚が掴めた感じです」

──それでこそ髙谷裕之の弟子だと。

「髙谷さんも田村(彰敏)さんもイケイケで、ガンガン殴るスタイルだったので横着した試合はできないです。それに僕もしたくないですし。ガンガン行くという髙谷さんと田村さんのスタイルが、自然とFIGHT FARM勢には刷り込まれているので」

──明日はフライ級王座にも影響を及ぼす、ストロー級王者の防衛戦があります。タイトル戦は誰と戦いたいと思っていますか。

「正直、新井丈とやりたいです。この間、実質1位の関口君に勝ったので1位は新井丈だと思っています。言い方は悪いですが、2番に勝ってチャンピオンというのは変な話なので。一番強いヤツを倒して、チャンピオンになりたいです。

関口君との試合を見るまで、新井丈って何ができるのか分からなかったです。でも、あの試合で腰の強さとか圧力を掛け方とか見ているだけじゃ分からない何かがある。向き合ってみないと感じられない何かが──。そこに飲み込まれて皆、負けてしまう。そこが新井丈の強味ですね」

──ではストロー級の試合でも勝ち続けてほしい。

「そうですね、明日の試合も防衛してほしいです。一番に勝つのが、僕的にも一番スッキリするので」

──タイトル戦では山内が見たい。そう思われるためにも、明日はどのような戦いを見せたいと思っていますか。

「絶対に完全決着します。3Rあるので、倒す機会が訪れます。そこを逃さず、焦ることなく結果的に倒せたという試合をしたいです」

■視聴方法(予定)
7月23日(日)
午後5時30分~ ABEMA格闘チャンネル


         
■Shooto2023#05計量結果

<修斗世界ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] 新井丈:52.0キロ
[挑戦者] 安芸柊斗:52.0キロ

<バンタム級/5分3R>
藤井伸樹:60.8キロ
竹中大地:61.0キロ

<フライ級/5分3R>
山内渉:56.7キロ
ヤックル真吾:56.5キロ

<フライ級/5分3R>
関口祐冬:56.5キロ
内藤頌貴:56.6キロ

<バンタム級/5分3R>
加藤ケンジ:61.1キロ
スソン:61.1キロ

<ライト級/5分3R>
結城大樹:65.6キロ
オーディン:65.7キロ

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
藤野恵実:52.0キロ
エンゼル☆志穂:51.8キロ

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
宝珠山桃花:51.9キロ
吉成はるか:51.9キロ

<インフィニティリーグ2023フェザー級/5分2R>
浜松ヤマト:65.6キロ
磯部鉄心:65.8キロ

<インフィニティリーグ2023フェザー級/5分2R>
上原平:65.6キロ
CHAN-龍:──キロ

<ストロー級/5分2R>
根井博登:52.0キロ
里見拓磨:51.9キロ

<新人王決定T一回戦フライ級/5分2R>
大石航輔:56.6キロ
木下皓介:56.4キロ

The post 【Shooto2023#05】「正直、新井丈とやりたい。1位は新井丈だと思っています」ヤックル真吾前の山内渉 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o ONE Shooto Shooto2023#05   エンゼル☆志穂 オーディン シンディレ・マネンゲラ スソン チャンネル パンクラス ヤックル真吾 上原平 修斗 内藤頌貴 吉成はるか 安芸柊斗 宝珠山桃花 山内渉 新井丈 浜松ヤマト 田中路教 磯部鉄心 竹中大地 結城大樹 藤井伸樹 藤野恵実 関口祐冬

【Shooto2023#05】計量終了 オーディン水抜き6キロ、山内渉は5.5キロ──修斗計量会場よもやま話

【写真】ストロー級頂上決戦。そしてライト級戦線にも影響をおよぼす一番──待ったなし(C)MMAPLANET

明日23日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2023#05の公式計量が港区のTHE10KOLで行われた。

メインの修斗世界ストロー級選手権試合=チャンピオン新井丈×安芸柊斗から、竹中大地のカムバックと藤井伸樹戦。山内渉、スソンという若い力、藤野恵実の初参戦とクリーンヒットの連打という印象が強い今大会。

新人王Tに出場の安芸のチームメイトのCHAN龍が計量会場に姿を見せず、上原平の不戦勝&3P獲得に。

加えて前回が体重超過し、今回は無断で計量を欠席したCHAN龍はインフィニティリールの出場権を剥奪された。


■EXFIGHTではウェルター級、POUNDSTORMではライト級で戦ってきたオーディンが、プロ修斗初参戦はフェザー級=結城大樹戦。計量は65.7キロでパスした。格闘DREAMERSの頃とは全く輪郭も体格も違っており、周囲のファイターや関係者も一見してオーディンと気付かないほど。通常体重から18キロもの減量で、水抜きは脅威の6キロというオーディンが、明日はどこまでリカバリーでき、ファイトする上でアドバンテージになっているのか、見ものだ。

■そのオーディンとDREAMERSの同僚だった山内渉は、オーディンが6キロ水抜きしたことに対して、「ヤバいですね」と言いつつ、彼自身のドライアウトは5.5キロ。いや、体重比でいえばあなたの方が危ないでしょ──という落ちに。

■SUSTAINの坂本一宏代表に「先日のパンクラスで田中路教選手と戦った南アフリカのシンディレ・マネンゲラっていうファイターが、坂本さんと激似で」と伝えると──「知りませんわ。南アフリカの人が、僕に似るなんてあるんですか?」と。ぜひ、その眼光鋭いのに二重のまなこ、そして〇〇ぎわの激似振りをご自身に確認してほしいところだ。

■オープニングファイトに出場する脅威の高校生=根井博登の計量の様子を携帯で撮影していたのが、第7試合のフライ級戦で関口祐冬と対戦する内藤頌貴。計量前、水のなかも体の中のカラカラの状態ながら、まるで我が子の記念写真を撮るような優し気な表情だった内藤は、自身が計量台に乗ると一転して、厳しい顔つきに。いやぁ、ファイターは凄い。

■同様にOPファイトの新人王Tに出場する木下皓介に付き添っていたのは、所属するグランドコアのOBで一昨年までONE JAPANに勤務していた山本龍之介氏。かつて関西&中部のグラップリングシーンで活躍してきた山本氏は、ONE JAPANを離れた後は貿易商となりインド方面で八面六臂の活躍を続けているという。今もMMAの普及に未練がありそうだが、しっかりと地に足をつけた生活をおススメします。

■視聴方法(予定)
7月23日(日)
午後5時30分~ ABEMA格闘チャンネル


         
■Shooto2023#05計量結果

<修斗世界ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] 新井丈:52.0キロ
[挑戦者] 安芸柊斗:52.0キロ

<バンタム級/5分3R>
藤井伸樹:60.8キロ
竹中大地:61.0キロ

<フライ級/5分3R>
山内渉:56.7キロ
ヤックル真吾:56.5キロ

<フライ級/5分3R>
関口祐冬:56.5キロ
内藤頌貴:56.6キロ

<ライト級/5分3R>
結城大樹:65.6キロ
オーディン:65.7キロ

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
藤野恵実:52.0キロ
エンゼル☆志穂:51.8キロ

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
宝珠山桃花:51.9キロ
吉成はるか:51.9キロ

<インフィニティリーグ2023フェザー級/5分2R>
浜松ヤマト:65.6キロ
磯部鉄心:65.8キロ

<インフィニティリーグ2023フェザー級/5分2R>
上原平:65.6キロ
CHAN-龍:──キロ

<ストロー級/5分2R>
根井博登:52.0キロ
里見拓磨:51.9キロ

<新人王決定T一回戦フライ級/5分2R>
大石航輔:56.6キロ
木下皓介:56.4キロ

The post 【Shooto2023#05】計量終了 オーディン水抜き6キロ、山内渉は5.5キロ──修斗計量会場よもやま話 first appeared on MMAPLANET.