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NavE o YouTube チャンネル 伊藤裕樹 前田吉朗

【2022年版】壬生の大蛇!福田龍彌(T)KO集!

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0:00 オープニング
0:05 vs 木村ケンイチ
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0:25 vs 渡辺健太郎
1:30 vs 前田吉朗
1:40 vs 伊藤裕樹
1:55 vs NavE

#詳細は下記に記載致しましたので、是非ご覧ください!

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【DEEP109】元KOP小川徹がDEEPフライ級GP参戦「長南亮の弟子としてDEEP初戦は落とせない」

【写真】元フライ級KOP小川徹の参戦。誰と対戦しても楽しみななか、1回戦の相手に安谷屋智弘を選んだ(C)MMAPLANET

21日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP109では、DEEPフライ級GP1回戦として元KOPの小川徹が安谷屋智弘と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

今回のDEEPフライ級GP最大のサプライズは、元フライ級KOP小川の参戦だった。長年TRIBEからのDEEP参戦がないなかでの、小川の出場。今年3月、猿飛流に敗れてパンクラスのベルトを失ってから抽選会場への登場までの経緯と、GPへの意気込みを訊いた。


――今日はよろしくお願いいたします。小川徹選手のDEEPフライ級GP参戦には驚かされました。

「えっ、本当ですか。そう言ってもらえると嬉しいです」

――まず今回の参戦経緯から教えていただけますか。

「今年の4月ぐらいに、DEEPの公式SNSで『トーナメントを開催します。出場選手を募集しています』といった内容の投稿がありまして。それを見た時に、面白そうだなと思いました。ただ、TRIBEからは7年ぐらいDEEP参戦がなかったじゃないですか。確か中西さんの試合(2016年8月、長谷川賢戦)が最後だったかな? それで、ここは踏み込んでいいところなのかどうか分からずに、スルーしていたんです(苦笑)。

そうしたら長南さん(長南亮TRIBE TOKYO M.M.A代表)から『DEEPフライ級GP、面白そうじゃない?』と言われて。僕も『面白そうなので出たいです』と答えたら、長南さんが調整してくださったんですよ。だから僕は出たいと思ったし、そんな僕の背中を長南さんが押してくださったという形です」

――ちょうどお二人の気持ちが合致したのですね。その前に小川選手から、DEEPフライ級GPに出たいというような素振りを見せていたのではないですか(笑)。

「アハハハ。3月の試合のあとは、すぐ練習を再開していて、試合ができる準備も進めていました。でもタイトルマッチで負けて、またパンクラスでリベンジするかどうか気持ちがフワフワしていたところはあったんです。自分としては、そんな素振りは見せていなかったつもりですが、やっぱり分かっていたのかもしれないですね(笑)」

――もちろん元パンクラス王者のDEEPフライ級GP参戦というのも驚きでしたが、もう一つは久々にTRIBE勢がDEEPに出場するというのも意外なところはありました。

「前田吉朗さんのジムオープンの日に、長南さんが佐伯(繁DEEP代表)とお話されたそうで。そこから長南さんが『DEEPにも誰か出られるチャンスがあれば……』ということを、チラっと仰っていたんですよ。そういった経緯もありました」

――小川選手がDEEPに参戦することになり、周囲の反応はいかがですか。

「TRIBEの会員さんは、喜んでくれる方が多いですね。TRIBEが出来た頃からの会員さんは、長南さんがDEEPのベルトを巻いている姿を知っていますから。特にラストマッチはDEEPで勝ってベルトを巻いていて」

――ダン・ホーンバックルを相手に、最後はアンデウソン・シウバをタップさせたフライング・ヒールフックまで見せて勝利した、あの伝説的なラストマッチですね。

「それですよ(笑)。皆さん、その長南さんが残したイメージがあると思うんですよね。だから長南亮の弟子としてDEEP初戦は落とせないですし、そのイメージを裏切らない盛り上がる試合をしたいです」

――なるほど。3月にパンクラスで猿飛流選手に敗れてベルトを失いました。そこでリベンジするかどうか気持ちがフワフワしていたというのは……。

「試合直後は、今までの敗戦では味わったことのない気持ちがありました。ポッカリと心に穴が開いてしまったというか。今後どうしようかと。引退するかどうかではなく……まずあの結果を想像していなかったんです。だから自分の気持ちの落としどころが分からなくて」

――それはベルトを失ったことに対して、ですか。それとも試合内容に関してでしょうか。

「ベルトを失ってしまったことです。試合内容についても、後悔している部分はあります。自分の中で出し切れなかったところがあって。特に4R目と5R目で守りに入ってしまい、自分のパフォーマンスを100パーセント出し切れなかった悔しさもありますね」

――パンクラスはラウンド終了時に採点を公開しています。猿飛流戦では4Rが終わった時点でイーブンになっており、5Rを取ったほうが勝つという状況でした。そこで5R目に自分の力を出し切れなかった要因は何だったのでしょうか。

「それが実は……1R、2R、3Rは自分が取っていると思ったんです。2Rは猿飛流選手についていることを認識できていなくて。それで4Rは、ダウンもあったから相手に取られている。そこで自分がベルトを守るために、KOされたり一本を取られなければいいという考えを持ってしまいました。判定でも5Rで10-8がつかなければ勝てる、と。そういう意識で5R目がスタートしました。それぐらい自分の中で冷静さを失っていたんですね」

――それは5R開始前に、セコンドから『5Rを取ったほうが勝ち』という指示はなかったのですか。

「採点だけでなく、長南さんをはじめチームからは的確なゲームプランとアドバイスがありました。ただ、そこで行くか行かないかの戦略は、自分で判断して5Rを戦わないといけません。結果として、そこは自分の判断ミスだったなと思います。

これが海外の試合だったら、アナウンスも全て日本語ではないし、もっと分かりづらい部分はありますよね。でも、そんななかでも状況を把握して、冷静に判断して戦わないといけない。前回の試合は場所が日本だったというだけで、どこでどう戦おうと冷静に戦わないといけないし、まだ自分に足りない部分があると感じました」

――結果、ベルトを失って開いた心の穴が埋まったのは、DEEPフライ級GP参戦が決まってからなのでしょうか。

「いえ、その前に練習も再開していましたし、気持ちは切り替わっていました。ただ引き続きパンクラスに出るのか、あるいは他のプロモーションも面白そうだな……っていう、自分の方向性は定まっていなかったです。だからGP参戦が決まるまで、まだ本腰は入っていなかったな、という感じですね」

――そこでDEEPフライ級GP参戦が決まり、出場メンバーを聞いた時の印象はいかがでしたか。

「出場メンバーは、抽選会の時に初めて知りました(笑)」

――えっ、会場に誰がいるかも分からずに抽選会場へ行ったのですか。しかもご自身の参戦がサプライズで。

「はい(笑)。抽選会場で他の選手を見た時、やっぱり面白そうだと思いました。トーナメントに出るかぎりは、誰が相手でも優勝したいです。でも強い選手に勝って優勝しないと、自分の地位も上がっていかないので。今回のフライ級GPは、この中で優勝したら面白いな、って思えるメンバーが集まっています」

――抽選会場で出場メンバーを見てから、1回戦では誰と対戦したいと思いましたか。

「正直、誰と対戦したいという気持ちはなかったです。でも初戦から知り合いと試合したくはないなぁ、と思っていました(苦笑)」

――知り合い、というと?

「村元友太郎選手と福田龍彌選手ですね。福田選手はTRIBEで一緒に練習したこともあるので。越智(晴雄)さんも以前、一緒にトレーニングしたこともありました」

――抽選では小川選手が安谷屋選手を相手に選び、最後に越智選手と本田良介選手の盟友対決が決定しました。

「……アレ、僕のせいですよね」

――アハハハ、誰を相手に選ぶかは選手側の権利ですし、決して小川選手のせいではないでしょう。

「アレは狙っていたでしょう、って記者の方に言われました(苦笑)。でも本当に狙ってはいなくて、安谷屋選手の隣が空いていたのを見た時に、チームメイトの秋葉尉頼のことが頭をよぎったんです。2016年に亡くなった秋葉にとって、最後の対戦相手が安谷屋選手でしたから」

<この項、続く

■視聴方法
8月21日(日)
午後5時40分~SPWN PPV
午後5時40分~ニコニコ生放送PPV

■ DEEP109対戦カード

<DEEPフライ級GP1回戦/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
原虎徹(日本)

<DEEPフライ級GP1回戦/5分3R>
安谷屋智弘(日本)
小川徹(日本)

<DEEPフライ級GP1回戦/5分3R>
本田良介(日本)
越智晴雄(日本)

<DEEPフライ級GP1回戦/5分3R>
渋谷カズキ(日本)
ビョン・ジェウン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
今成正和(日本)
芦田崇宏(日本)

<ウェルター級/5分3R>
住村竜市朗(日本)
鈴木槙吾(日本)

<バンタム級/5分3R>
石司晃一 (日本)
山本聖悟(日本)

<メガトン級/5分2R>
誠悟(日本)
トーマス(米国)

<フェザー級/5分2R>
高野優樹(日本)
山本歩夢(日本)

<ストロー級/5分2R>
林豊(日本)
中村真人(日本)

<フェザー級/5分2R>
五明宏人(日本)
ゲオ・レバナ(コンゴ)

<バンタム級/5分2R>
KENTA(日本)
岩見凌(日本)

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ABEMA MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase327 パンクラス 前田吉朗 小川徹 秋葉太樹 試合動画 鶴屋怜

【Pancrase327】鶴屋怜と対戦、秋葉太樹─02─「踏み台にされる側が勝ったら面白い。不安要素は2割」

【写真】関西グラップリング界の虎の穴=カルペディエム芦屋で組み技の向上もはかっている(C)MMAPLANET

29日(金・祝)、東京都の立川ステージガーデンにて開催されるPancrase327にて、鶴屋怜と対戦する秋葉太樹のインタビュー後編。

2013年にプロデビューし、現在31歳。これまで22戦を経験したなかで、秋葉は自らを見つめ、そして勝つ術を身に着けてきた。それだけキャリアを重ねてきたファイターにとって、これがプロ4戦目となる鶴屋怜とは――。自分のことをアンダードッグだと認識している秋葉、しかしホープに噛みつくイメージは、すでに出来上がっている。

<秋葉太樹インタビューPart.01はコチラから>


――秋葉選手のキャリアに変化が起こったのは、2018年3月の安永有希戦からかと思います。その後も荻窪祐輔、神酒龍一といったパンクラスのトップランカーを下しました。当時、ご自身の中でも何か変化があったのでしょうか。

「そういう人たちは、戦う世界が違う選手なんやろうなと考えていました。それが安永戦の前から稲垣組へ出稽古に行かせてもらって、自分の世界観も大きく変わったんです。トップファイターたちは、こんなしんどい練習してんのかって。良い意味で、自分に対するプレッシャーになりました。精神力とかも稲垣組でつけてもらって……めちゃくちゃキツかったです。知らない人たちばかりやし、怖いし(苦笑)」

――アハハハ、怖いとは(笑)。

「一般会員さんのクラスは違うと思うんですけど、プロ練は殺伐としていて。でもそれは冷たい感じじゃなく、強い指示が飛ぶんです。『そこで動け! 動かなアカンやろ!!』って。そうなると余計にしんどいけど、自分が弱いところで打ち勝つ強さを鍛えてもらっています」

――そうやって稲垣組で鍛えてもらった秋葉選手としては、先日の前田吉朗引退興行で、稲垣組メンバーが集まったのは感慨深かったのではないですか。

「当日は体調を崩して会場に行けていなくて……。でも僕が修武館に通っていた時、電車の中でずっとDREAMの試合動画を見ていました。そこに出ていた前田さんと、少しの間でも同じ時代に試合をできたのは、ホンマに嬉しかったです。前田さんって魂で戦うじゃないですか。毎試合、全力で言い訳もしない。カッコいい人です」

――なるほど。試合の話に戻ると、トップランカーとの試合の中では何か手応えを感じましたか。

「それが……意外と試合中は何も感じていないんです。戦っている自分は自分ではない、というか――」

――えっ、どういうことでしょうか。

「伝わるかどうか分からないんですけど、自分を客観的に見ている感じなんですよ。試合中に自分の動きに対して『こんな動きできるんや!』と思ったり。でも、それがダメなところやったんです。その動きができる理由が分かっていないから。それとトップ選手に勝った時も『おっ、勝ったんや』って自分の試合ではないような感覚を持ったり」

――それは、自分自身のことを冷静に見ることができているのではないですか。

「それが分からないんですよね。試合は自分ではないヤツが戦っていて、そいつに任せて僕は試合を楽しむだけ、っていう」

――自分ではない自分は、自分が思っている通りに動けているのでしょうか。

「自分が思ったとおりではなく、相手の動きに対するリアクションで動いているんです。冷静になる時もあります。組みと組みの間はコレをしよう、と考えて動き時もありますけど、基本的には無で動いている感じですね」

――そういった感覚は、昔からあったものですか。

「いえ、勝ち始めてからですね。勝っているから、その感覚でいいんやと。昔は試合前もすごく力んでいて、良い試合せなアカンって自分に言い聞かせて……。大丈夫、大丈夫と思いながら試合中は怖いな、ヤバいなって、いろんな感情が沸き上がっていました。でも勝ち始めてからは、そういう感情も無くなってきて。戦っても死ぬわけじゃないし、何も怖くはないと思ってから勝てるようになってきたんです」

――不思議な感覚ですね。

「試合が終わってから映像を見て、こんな展開があったなと思い出すことも多くて。たぶん僕は計算すると勝てないんです。とにかくその時はガムシャラにやっていて勝てた、っていう」

――すると、2017年に安永戦、荻窪戦を含めて3連続KO勝ちを収めた時は、KOしたパンチのことは覚えていたのでしょうか。

「それは全部覚えています。しっかりと形にハメこんで、最後はこのパンチで倒すと決めていて」

――それは自分に中で、よほど染み込ませていないと出ない動きなのかもしれないですね。

「ただ、動き自体は練習していないものなんですよ。でもずっとイメージしていて、当たる自信もある。水抜きしている時とか、『この動きはいけるな。これで倒せる』っていうことしか考えていないんです。安谷屋戦の時は、最初は打撃で勝負しようと思っていました。でも寝技の練習もしていたし、水抜きの時にイメージしながら『寝技でもいけるな』と思って」

――なんとも不思議な世界です……。しかし自分の中で、しっかりイメージしておくことは大切ですよね。

「それが前回の試合(2021年5月、小川徹に判定負け)は、自分の準備不足でした。せっかくベルトに挑めるチャンスやったのに、負けて遠回りすることになったなと。でもいずれベルトは獲りたいし、獲れると思っているので。遅かれ早かれ、パンクラスのフライ級のベルトは、僕のものになります」

――そのベルトに向けた再起戦、相手は鶴屋怜選手です。

「このマッチメイクでは、僕がアンダードッグだということは分かっています。でも注目を浴びている選手に、踏み台にされる側が勝ったら面白いですよね。そう思う一方で、僕と対戦するのはまだ早いんじゃないかっていう声もあって。そういう声を聞くと嬉しいです。

若くて注目を浴びている選手でも、平良(達郎)君や西川(大和)君の強さは分かるんですよ。でも鶴屋君はまだ、それほどキャリアのある選手と対戦していないから、その強さが分からない部分があって。だから楽しみでもありますよね。自分で言うのも何ですけど、彼のキャリアにとって、僕の試合が大きなヤマになるんじゃないですか」

――確かに、そうですね。

「まぁ、試合って時の運じゃないですか。僕は鶴屋君に勝つイメージも持っているし、負けるイメージも持っています。実は、いつも試合前は負けるイメージしかなくて(苦笑)。それのイメージを自分自身へのプレッシャーにして練習していくんです。今回もそういう練習をしてきたし、もう不安要素は残り2割ぐらいですね。試合当日にはその2割も無くなっていますから、最高のパフォーマンスをお見せしますよ」

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F1 Gladiator017 HEAT50 MMA MMAPLANET o ONE Progress コンバット柔術 ビリー・フッカー フェルナンド 修斗 前田吉朗 土肥潤 森戸新士 椿飛鳥 江木伸成 清水俊一 濱村健 生田誠 田中智也 神田T800周一 福島啓太 竹本啓哉 竹浦正起 葛西和希 赤澤智哉 長田拓也 長谷川賢

【GLADIATOR017】プログレスとコラボ第2弾は森戸新士×長田拓也など、フォークグラップリング3試合に

【写真】1月の試合で森戸は、引き込みで相手に2P献上ルールながら、リードした展開で引き込みから三角を極めた。今回はどのような試合になるか(C)MMAPLANET

21日(木)、PROGRESSより5月1日(日)に大阪府豊中市の176BOXで開催されるGladiator017内で3試合のグラップリング戦が組まれることが発表された。

長谷川賢率いるプログレスは「北米MMAとの差を埋めることを目標」にケージの中で米国カレッジスタイルレスリング=フォークスタイルレスリングのテイクダウン&リバーサルorスクランブルのポイント換算方式に、バッククラブのポイントとサブミッションを加えた──打撃のないMMAグラップリング・ルールセットだ。

柔術家もノーギながらスクランブルと極めを養え、ファイトマネーを得て実戦経験が積める。プログレスは自前のイベントを開催という形でなくMMAプロモーションのなかでグラップリングマッチに必要な資金を提供して試合を組むという形と取っている。

既にグラジエイターとは1月23日大会でコラボが実現しており、5月7日(土)のHEAT50でも生田誠✖江木伸成のコンバット柔術、竹浦正起✖椿飛鳥&レアンドロ草野✖濱岸正幸のフォークスタイルグラップリングがマッチアップされている。

そしてHEATの1週間前、グラジでも前回大会に続き3試合のプログレス提供組み技戦が決まった。


前回はサブオンリー・マッチが1試合組まれたが、今回は3試合ともフォークスタイルグラップリング戦となり、75キロ契約で森戸新士が長田拓也と対戦する。森戸は1月のグラジに続き連続で出場、前回はテイクダウンポイントでリードし最後は引き込み三角で濱村健から一本勝ちを手にしている。

昨年2月の葛西和希戦でテイクダウンからハーフ、スクランブルのバック狙いで前方に落とされて下になった長田。プログレスだと2-2のイーブンの攻防となる

昨年2月の葛西和希戦でテイクダウンからハーフ、スクだ、ランブルのバック狙いで前方に落とされて下になった長田。プログレスだと2-2のイーブンの攻防となる[/caption]今回も対戦相手はMMAファイターだ。

修斗、ONE Warrior Series、Road to ONEで戦ってきた長田は力強いテイクダウンが持ち味で、ポイント有り、ケージ際の攻防が興味深い一戦だ。

先日のJBJJF全日本ではライト級3位に終わったが、ノーギ&ケージというシチュエーションで森戸が強さを見せることで、間違いなくJ-MMAの強化につながる。

この他、競技柔術界からは京都のグラウンドコア所属の黒帯=赤澤智哉が出場し、修斗ジム神戸のビリー・フッカーと戦う。赤澤はJBJJF2019年アダルト茶帯ランク1位、2月の全日本マスター柔術では元MMAファイターの北田俊亮を下しマスター2フェザー級を制している。対するビリー・フッカーは修斗ジム神戸の柔術インストラクターで、古くは8年前にADCC JAPANの西日本オープンのアダルト・アドバンス77キロで優勝経験がある。

(C)SHOJIRO KAMEIKE

もう1試合はフェルナンドと田中智也のMMAファイター対決。

前者は10日の前田吉朗引退興行でパウンドでTKO勝ちたばかり、MMA4戦4勝の黒帯柔術家だ。一方、田中は柔術茶帯──北海道でキャリアを積み、直近の試合は昨年6月にGRACHANでヒールにより一本勝ちし9勝2敗のレコードを持つ。

GLADIATORバンタム級王座決定戦=神田T800周一✖福島啓太、
竹本啓哉×エダ塾長、土肥潤✖清水俊一というケージグラップラーのMMAファイトが並んだグラジエイターで組まれたフォークスタイルグラップリング戦。柔術家✖MMAファイター、柔術家✖柔術家、MMAファイター✖MMAファイターという顔合わせで、同じルールでもどのような試合展開になるか、非常に楽しみだ。


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DEEP MG眞介 o   キック パンクラス ボクシング 上田祐起 中村晃司 修斗 前田吉朗 北方大地 山﨑鼓大 木戸脇広樹 林RICE陽太 潤鎮魂歌 藤原大地

『前田吉朗引退興行』試合結果


メインイベント 前田吉朗引退エキシビションマッチ 2分3R
前田吉朗(パンクラス大阪稲垣組/ENCOUNTER/修斗フライ級世界3位、第3代DEEPバンタム級王者、初代パンクラス・フェザー級王者)
vs.
1R キックボクシングルール 砂辺光久(reversal Gym OKINAWA CROSS×LINE/元パンクラス・ストロー級・フライ級・スーパーフライ級王者)
2R グラップリングルール 北方大地(パンクラス大阪稲垣組/パンクラス・ストロー級王者)
3R パンクラス旗揚げルール 稲垣克臣(パンクラス大阪稲垣組)

第7試合 セミファイナル DEEP ストロー級 5分3R
○潤鎮魂歌(HARVEST) 
×木戸脇広樹(GSB MACS)
判定3-0 (30-27/29-28/30-27)

第6試合 パンクラス ライト級 5分3R
○木村俊也(BLOWS)
×林RICE陽太(パラエストラ森ノ宮)
判定2-1 (29-28/29-28/28-29)

第5試合 DEEP バンタム級 5分2R
×藤原大地(UBF) 
○MG眞介(パラエストラ東大阪)
1R 2’03” KO (顔面への蹴り)

第4試合 パンクラス フェザー級 3分3R
×中村晃司(パンクラス大阪稲垣組)
○堂園 悠(修和館)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

第3試合 パンクラス バンタム級 3分3R
○山﨑鼓大(BLOWS)
×上田祐起(Reliable)
判定2-1 (30-27/29-28/28-29)

第2試合 DEEP バンタム級 5分2R
×延命そら(TEAM FAUST)
○フェルナンド(Pitbull Brothers)
1R 2’30” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第1試合 DEEP フライ級(肘無し) 5分2R
○亮我(ゴンズジム)
×梅永海世(パンクラス大阪)
2R 4’03” 裸絞め

 遅ればせながら4月10日に大阪府・梅田ステラホールで開催された『前田吉朗引退興行』試合結果。メインイベントは前田が砂辺光久、北方大地、稲垣克臣とエキシビションマッチをしています。続きを読む・・・
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【Yoshiro Maeda RetirementMemorial Event】藤原大地─02─「やりたいと思ったことは、やったらいい」

【写真】本日行われた計量で、藤原大地は61.0キロ。MG眞介も61.15キロでクリアしている (C)FREEKS

10日(日)、大阪市北区の梅田ステラホールで開催される『前田吉朗引退興行』で、MG眞介と対戦する藤原大地のインタビュー後編。

ラーメン店の開業から会社の経営者となり、成功を収めている藤原大地が、今年に入ってMMAに復帰した。そんななかで届いた、かつてパンクラス稲垣組で苦楽を共にした前田吉朗の引退興行参戦のオファー。ここでは藤原が語る前田吉朗への熱き想い、そしてMMAに限らず人生で迷っているかもしれない人たちへのメッセージをお届けする。

<藤原大地インタビューPart.01はコチラから>


――精神面に関するお話がありました。一方、技術面に関して今も戦えるという自信のようなものは……。

「無いですよ(笑)。でも――自分がどこまでできるのか、っていうチャレンジなので。テレビで観ていても、今のMMAの技術ってすごいじゃないですか。技術面に関して、自分は全く追いついていないなって思います。でも自分がやりたくて、やっているので」

――格闘技をやりたいからやる。至ってシンプルですね。

「自分が出ることで、若い選手のチャンスを潰してしまうんじゃないか。そう考えたこともあります。今回はたまたま、前田吉朗の引退試合ということでDEEPからオファーをもらったんですけど、そうじゃなかったら出ていないかもしれないです。ただ、若い選手ではなく僕にオファーにあったというのは、まだ僕に魅力を感じてくれているんだな、と思ったんですよ。だから若い選手のチャンスを潰すということよりも、まだ自分にチャンスがあるならやってみようと考えました」

――やはり前田吉朗選手の引退興行というものに対して、想うものは大きいですか。

「それは大きいです。前田吉朗の引退興行じゃなかったら、このタイミングで試合していないですね。もっと間を空けたかったです」

――……。

「前の試合が1月末――中2カ月で試合をするのは、10代や20代前半の試合スパンだと思うんですよ。前田吉朗の引退興行でなかったら、そのままWardogで細々と、コツコツ試合していたと思います」

――前田吉朗選手は、藤原選手にとってどのような存在なのでしょうか。

「偉大な存在です。人しても偉大やし、身近なカリスマっていう感じですね。もう結婚もしてはるし、今の私生活は知らないですよ。でも昔の私生活はブッ飛んでいたんで。一緒にパチンコを打っていて、僕に良い当たりが出ると横で叫び出したりとか(笑)」

――アハハハ、ブッ飛んでいますね。

「でも本当に漢気がある人で。真剣な時は絶対に間違ったことを言わない。仲間想いで、誰よりも稲垣組のことを考えてきはった人なんで。それが今回こうして、同じケージの中に立てるっていうのは嬉しいですね。ホンマに……お疲れさまでしたって伝えたいです。負けたらマイクを持つこともできないかもしれないですけど(苦笑)」

――現在も前田選手と交流はあるのでしょうか。

「この間、前田吉朗の新しいジム(ENCOUNTER大阪)へ挨拶に行ったんですよ。そこで『何とか復帰して、吉朗さんの引退試合に間に合いました』と言ったら、『逆に、オレがよく待ったとは思わんか?』って笑われました。……そう言ってもらえて、すごく感慨深いです」

――熱い話です。その前田吉朗引退興行で対戦する、MG眞介選手の印象を教えてください。

「ムチャクチャ好青年やな、と思います。好青年なんやけど、試合になったら気合いを入れて、覚悟を持って戦うタイプなんかなって。こういう選手と試合できるのは、すごく嬉しいですね」

――MG眞介選手は年齢も藤原選手とはひと回り以上離れており、KO勝利も多いファイターです。

「怖いですよ(笑)。あと、対戦するのが自分で良いんかなっていう感じです。向こうからすれば、オイシイ相手でもないし。かといって自分も踏み台になるつもりはないので、ただ淡々と試合をするだけですね。殴られるのは嫌やなぁと思いながら(笑)」

――藤原選手としてはMMAに復帰し、今年からコンスタントに試合を行っていきたいのでしょうか。

「今はまだ減量末期なので、2度と試合したくないと思っています(笑)。たぶん試合が終わったらまた考える、っていう感じですね。これからどこまでモチベーションが続くのか、それは自分がやりたいかどうかだけの話やと思うんで。試合したいと思ったら、もっと試合を組んでくれって言うやろうし、試合したくなかったら『声かけんでくれ』っていう雰囲気になると思います(苦笑)」

――なるほど。最後に、MMAPLANETの読者の皆さんへ、試合への意気込みやメッセージをお願いできますか。

「メッセージ……やりたいと思ったことは、やったらいいですよ。いろいろ周りから言われても、自分の人生なので、やりたかったらやらないと。本当にやりたいことがあるのに、いろいろ言い訳をしてやらないのは損だよ、って伝えたいですね」

――藤原選手は、その想いでラーメン店を開業し、成功して再びMMAを戦うわけですね。

「そういう人生を送ってきているので、僕は幸せですよ。好き勝手やればやるほどシンドイけど、そのぶんメッチャ楽しいっていう、振り子のようなものやと思います。苦労すれば苦労するほど、楽しいことが待っている。どうせ苦労するなら、好き勝手やって苦労したほうがいいじゃないですか。ホンマにやりたいことをやっていたら、シンドイこともメチャクチャあります。でも絶対、そのぶん楽しいから」

■DEEP CAGE IMPACT in OSAKA2022視聴方法(予定)
4月10日(日)
午後12時30分~Twit Casting LIVE

■「Yoshiro Maeda retirement」視聴方法(予定)
4月10日(日)
午後4時30分~Twit Casting LIVE

■ DEEP CAGE IMPACT in OSAKA2022 計量結果

<フライ級/5分3R>
柴田MONKEY有哉:56.8キロ
渋谷カズキ:57.15キロ

<49キロ契約/5分3R>
パク・シウ:48.9キロ
古賀愛蘭:48.5キロ

<バンタム級/5分3R>
中本龍平:61.8キロ→61.7キロ
雅駿介:61.65キロ

<バンタム級/5分2R>
谷岡祐樹:61.45キロ
上荷大夢:61.6キロ

<フェザー級/5分2R>
瀧口脩生:66.2キロ
チハヤフル・ズッキーニョス:66.2キロ

<バンタム級/5分2R>
井上暉也:61.45キロ
金森功祐:61.7キロ

<フライ級/5分2R>
亮馬:56.85キロ
中山陸斗:57.1キロ

■「Yoshiro Maeda retirement」計量結果

<Yoshiro Maeda retirement exhibition>
前田吉朗:──キロ
稲垣克臣:──キロ

<Yoshiro Maeda retirement exhibition>
前田吉朗:──キロ
北方大地:──キロ

<Yoshiro Maeda retirement exhibition>
前田吉朗:──キロ
砂辺光久:──キロ

<ストロー級/5分3R>
潤鎮魂歌:52.2キロ
木戸脇広樹:52.15キロ

<ライト級/5分2R>
木村俊也:70.15キロ
林RICE陽太:69.85キロ

<バンタム級/5分2R>
藤原大地:61.0キロ
MG眞介:61.15キロ

<フェザー級/3分3R>
中村晃司:65.85キロ
堂園悠65.75キロ

<バンタム級/3分3R>
山﨑鼓大:61.6キロ
上田祐起:61.15キロ

<バンタム級/3分3R>
延命そら:61.5キロ
フェルナンド:61.35キロ

<フライ級/5分2R>
亮我:56.5キロ
梅永海世:56.75キロ

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【Yoshiro Maeda RetirementMemorial Event】MG眞介と対戦藤原大地─01─「昔の自分はただの若造」

【写真】38歳になった藤原大地。ZOOMの背景にもしっかりと──会社名をアピール。関西二郎系の雄と呼ばれるラーメン店を店舗展開する藤原大地が、稲垣組の先輩の引退興行で戦う (C)SHOJIRO KAMEIKE

10日(日)、大阪市北区の梅田ステラホールで開催される『前田吉朗引退興行』で組まれたDEEP公式戦で藤原大地がMG眞介と対戦する。

藤原は2003年にパンクラス稲垣組からプロデビューし、2008年9月のパンチィー山内戦を最後にリングを離れ、大阪・東淀川区でラーメン店『歴史を刻め』を開業した。その後、2011年に一度、ライジングオンでMMA復帰を果たすも、2012年以降はグラップリングマッチの出場のみとなっていた。

一方で、『歴史を刻め』は人気ラーメン店となり、藤原は『株式会社元気ですか』を設立。現在は系列店を含め11店舗を展開する経営者と活躍中だ。そんななかで、今年1月30日にWardogでMMAに復帰し、さらに今大会へ参戦することになった経緯とは?

試合直前、藤原がこの10年間について語る。


――今回は計量前日に取材を受けていただき、ありがとうございます(インタビューは4月8日に行われた)。しかも水抜き直前という状態で……。

「大丈夫ですよ。こちらこそ、ありがとうございます」

――藤原選手は今年1月に、Wardogの舞台で11年ぶりにMMAを戦い、せーた選手を相手に1R0分49秒で一本勝ちしています。続いて今回の試合に至るわけですが、なぜ再びMMAを戦おうと思ったのでしょうか。

「シンプルに『格闘技をやりたい』という気持ちがあったからですね。もともとWardogの柿原勇気代表とは、古くからの付き合いなんですよ。2008年――パンクラスに出場している頃から、僕はラーメン屋をやりたいという夢があり、柿原代表は自分のジムを出すことと、自分の大会を開くという夢があって。お互いに夢を叶えて今に至り、そこで僕は柿原代表のジム(U.B.F)と大会でお世話になろうと思った次第です」

――ラーメン店『歴史を刻め』を開業した当初から、MMAは続けるつもりだったのでしょうか。

「いえ、もう格闘技はやらないつもりでした。それでもお店を始めてから、2011年にライジングオンでMMAに復帰しています。そのあとはグラップリングの試合に、チョコチョコ出るというぐらいでした。やっぱり格闘技が好きなんですよね。

ライジングオンの頃は現場、お店で仕事をしながら試合をしていたんですけど、ラーメン屋も店舗展開が始まって(系列店も含めて11店舗を展開)、今は会社の経営に専念している状態です。そこでもう一度、格闘技をやるタイミングはどこなんだろうかと考えていたんですけど……。コロナ禍の影響で一昨年から融資を受けやすくなって。

とにかく会社にキャッシュを置いておかないと、会社が回らなくなる可能性があるので、たくさんお金を借りたんです。すると今はキャッシュに余裕がある状態で、もう一度格闘技をやるなら、まだキャッシュがあるうちに……と思いました」

――それだけ、この10年間は再びMMAをやりたいという気持ちを抱えていたのですね。

「はい。もちろん、もう格闘技はやらないという選択肢もありました。でもRIZINとかを見ていると、何か気持ちが上がってきたんです(笑)。特に自分が戦っていたバンタム級が盛り上がっていて、刺激になりましたよ。やっぱり階級が同じやと、自分と重ねて見てしまいますね。今のパンチは僕なら食らっているな、とか。今のタイミングやったら、自分はこうするなとか」

――なるほど。

「その中で、昔の自分ではなく今の自分が試合に出たら、どうなるのか。体力的なことや技術的なことではなく、精神面に関して試してみたくなったんです。自分で商売をしてきて、すごくシンドイこともありました。それを乗り越えた今、だいぶ精神的に強くなったんじゃないかな、って思ったんですよ。

昔、格闘技をやっていた頃の自分はただの若造じゃないですか。やっぱり落ち着きもないし、自分を大きく見せようとするし、相手にかみつくし……(苦笑)。でも今の自分が試合に出ると、どんな動きができるのか、そして精神面はどうなんやろうなって」

――そんな昔の自分自身を、今見ると……。

「ビビってんのに、そんなに強がらんでいいやん、って(笑)。自分は人一倍怖がりだと思うし、怖がっていることを隠すために虚勢をはっていることが、すごく分かります。でも会社を経営していたら、どれだけ虚勢をはっても結果は結果ですからね」

――ラーメン店を経営しながらグラップリングマッチに出ていた当時の練習環境は、どのようなものでしょうか。

「試合の1カ月前から2、3回練習してグラップリングマッチに出たりとか……そんなレベルです(苦笑)。27歳の時にライジングオンで復帰した時は、下新庄のお店の2階を改造して、練習できるようにしていました。6畳一間の壁に畳を貼り、床はジョイントマットを敷いたところに、深夜2時から練習できる人を集めて」

――ラーメン店の現場の立ちながら、仕事と練習の両立はできていたのですか。

「いえ、できなかったです。でもその限られた環境で、どれだけできるのか。それは僕次第やと思っていたんで。その中で最大限のことはできたかなと思います」

――その頃から、練習環境や練習内容は変わってきているのですか。

「正直、当時のほうが練習できていたんじゃないかなと思いますね。抱えている従業員の数も、当時とは全く変わってきたので。今は従業員がパート、アルバイト含めて60人以上います。そこで少し問題が起こっても、僕が出ていかなアカンこともありますし。従業員の悩みを聞いたり、店舗回りもある。銀行に行ったり、業者さんとのやり取りもあります。

それと今の立場になってからなんですけど、経営者の会みたいなものに参加していて、そこの中の役割もあるので。だから、ホンマにその隙間の時間で練習するしかないんですよ」

<この項、続く>

■DEEP CAGE IMPACT in OSAKA2022視聴方法(予定)
4月10日(日)
午後12時30分~Twit Casting LIVE

■「Yoshiro Maeda retirement」視聴方法(予定)
4月10日(日)
午後4時30分~Twit Casting LIVE

■ DEEP CAGE IMPACT in OSAKA2022 計量結果

<フライ級/5分3R>
柴田MONKEY有哉:56.8キロ
渋谷カズキ:57.15キロ

<49キロ契約/5分3R>
パク・シウ:48.9キロ
古賀愛蘭:48.5キロ

<バンタム級/5分3R>
中本龍平:61.8キロ→61.7キロ
雅駿介:61.65キロ

<バンタム級/5分2R>
谷岡祐樹:61.45キロ
上荷大夢:61.6キロ

<フェザー級/5分2R>
瀧口脩生:66.2キロ
チハヤフル・ズッキーニョス:66.2キロ

<バンタム級/5分2R>
井上暉也:61.45キロ
金森功祐:61.7キロ

<フライ級/5分2R>
亮馬:56.85キロ
中山陸斗:57.1キロ

■「Yoshiro Maeda retirement」計量結果

<Yoshiro Maeda retirement exhibition>
前田吉朗:──キロ
稲垣克臣:──キロ

<Yoshiro Maeda retirement exhibition>
前田吉朗:──キロ
北方大地:──キロ

<Yoshiro Maeda retirement exhibition>
前田吉朗:──キロ
砂辺光久:──キロ

<ストロー級/5分3R>
潤鎮魂歌:52.2キロ
木戸脇広樹:52.15キロ

<ライト級/5分2R>
木村俊也:70.15キロ
林RICE陽太:69.85キロ

<バンタム級/5分2R>
藤原大地:61.0キロ
MG眞介:61.15キロ

<フェザー級/3分3R>
中村晃司:65.85キロ
堂園悠65.75キロ

<バンタム級/3分3R>
山﨑鼓大:61.6キロ
上田祐起:61.15キロ

<バンタム級/3分3R>
延命そら:61.5キロ
フェルナンド:61.35キロ

<フライ級/5分2R>
亮我:56.5キロ
梅永海世:56.75キロ

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DEEP o   前田吉朗 北方大地

4.10『前田吉朗引退興行』引退エキシビションマッチが北方大地から稲垣克臣、砂辺光久を含めた1対3に変更

前田吉朗が引退、4.10梅田ステラホールでの引退興行で北方大地とエキシビションマッチ(2022年02月25日)

 こちらの続報。


  4月10日(日)に大阪・梅田ステラホールで開催される『前田吉朗引退興行』。
 前田は今回、[引退エキシビションマッチ]として、同門で第2代ストロー級キング・オブ・パンクラシストの北方大地(パンクラス大阪稲垣組)との対戦が決まっているが、なんと師匠の稲垣克臣、ライバルの砂辺光久の追加参戦が発表となった。

 パンクラス稲垣組を主宰する稲垣は、学生時代に習っていた柔道をバックボーンに、プロフェッショナルレスリング藤原組へ入団。藤原組脱退後は、パンクラスの旗揚げ戦から参戦し、日本の総合格闘技の礎を築いてきたレジェンドの一人。2003年に現役引退後は、前田を始め、数多くの有力選手を育てている名伯楽でもある。

 砂辺は、2009年6月に初代フライ級、2012年11月に初代スーパーフライ級、2015年11月に初代ストロー級キング・オブ・パンクラシストのタイトルを獲得。10年に渡りパンクラス軽量級トップに君臨し続けてきたレジェンドで、19年7月にはパンクラスから初の殿堂入り選手として認定もされている。

 前田と縁の深い2選手が追加されています。続きを読む・・・
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【DEEP CAGE IMPACT in OSAKA & Yoshiro Maeda Retirement Memorial】4月10日、前田吉朗引退興行

【写真】第一部のメインは渋谷と復活・柴田モンキーのフライ級タイトル戦線生き残りマッチとなる (C)MMAPLANET & KEISUKE TAKAZawa

24日(木)、DEEP、PANCARSE OSAKA & DEEP OSAKA実行委員会より4月10日(日)に大阪市北区の梅田ステラホールでDEEP CAGE IMPACT in OSAKA2022と「前田吉朗引退興行」が二部制で開催されることが発表されている。

DEEPとパンクラスのケージ大会が大阪で開かれるのは2019年11月17日の天王寺・大阪国際交流センター大会以来、コロナ禍では初めてとなる。

そして13時開始のDEEP、17時開始の前田吉朗引退興行──2つイベントが行われる会場が、前田がプロ3戦目を戦うなど90年代終盤からパンクラス大阪大会のホームといえる梅田ステラホールだ。


そんな2部制大会、1部のDEEPでは柴田MONKEY有哉が渋谷カズキと対戦するフライ級がメインで組まれた。柴田は2019年6月に神龍誠との暫定王座決定戦に敗れて以来の実戦復帰となる。対戦相手の渋谷も昨年2月に藤田大和と暫定王座決定戦を戦っており、今やDEEPで最も層が厚いといっても過言でないフライ級戦線で生き残りを賭けた一戦となる。

そんな柴田だが、練習仲間の川原波輝によると「めちゃくちゃ、グラップリングが強くなっている」とのこと。岩崎正寛率いるカルペディエム芦屋のグラップリング練習会に参加し、組み力が圧倒的に上がっているという柴田が、フィジカル&バランス・グラップリングの渋谷とどのような戦いを見せるか──ポスト神龍誠×藤田大和のDEEPフライ級戦線を占う上でも楽しみな一番だ。

同大会では3月のDEEP JEWELS出場予定だったが、コロナ感染の影響で欠場となったパク・シウが出場し、同大会で対戦が決まっていた古賀愛蘭とのマッチアップが改めて決まった。

さらにムエタイ国内3冠王からMMAデビューも連敗中の雅駿介と中本龍平のバンタム級戦まで3回戦で組まれている。またメインで前田が後輩・北方大地と引退エキシビションで合いまみえる夜の部はDEEP公式戦が3試合、パンクラス公式戦が3試合で構成されている。

結果、潤鎮魂歌×木戸脇広樹のストロー級戦は5分3Rのサッカーボールキック有り=DEEP公式戦。木村俊也×林RICE陽太のライト級戦=5分✖3Rはパンクラス公式戦でサッカーボールキック禁止、1月にWARDOGでMMA復帰を果たした藤原大地とMG眞介と延命そら×フェルナンドのDEEP公式戦2試合は5分✖2R、中村晃司×堂園悠、山﨑鼓大×上田祐起のパンクラス公式戦は3分✖3Rと、様々ルールセットが見られるイベントとなる。

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J-CAGE Special ブログ 前田吉朗 平良達郎 青木真也

【Special】月刊、青木真也のこの一番:3月─その弐─平良達郎✖前田吉朗「恐ろしいモノを見た気が──」

【写真】平良がケージで見せた恐ろしいまでの強さ。その強さを北米と比較するための物差しが今のJ-MMAはない(C)MMAPLANET

過去1カ月に行われたMMAの試合から青木真也が気になった試合をピックアップして語る当企画。

2021年3月の一番、第ニ弾は20日に行われたShooto2021#02から平良達郎✖前田吉朗について語らおう。


──青木真也が選ぶ2021年3月の一番、2試合目をお願いします。

「平良達郎選手と前田吉朗選手の試合ですね。平良選手はまず体がデカいです」

──大きかったです。本来はフライ級ですが、当日計量でバンタム級というコロナ禍ウェイトでの試合でした。

「ということは前日計量で、リカバリーをしたらもっと大きくなる可能性もあるっていうことですよね。前日計量で56.7キロだったら、下手すると当日は64とか65キロぐらいになるかもしれない。

1階級上でもリカバリーがないことを考えると、当日計量の方がちょっと小さいんじゃないかって思います」

──いわゆるONE階級なのですが、ONEは前日に計量とハイドレーションが終わります。現実的にリカバリーがあるので、現状の日本の当日計量は海外のどこにも当てはまらない計量方式です。ハイドレーション・チェックもないですし。

「平良選手は『半身浴して1キロぐらい落として計量に行った』ってnoteに書いてあったんです」

──えっ? 免疫力の低下を避けるために水抜き減量はせずに1階級上というのが前提だったかと。

「そうなんですよ、当日でも水抜きしてんじゃんって(笑)。だから当日計量でも2キロとかなら水抜きしていく選手は、今後も出てくるでしょうね」

──なるほど、修斗は次回の5月大会から前日計量に戻すそうですが、パンクラスの5月大会はどうなるのか。

「こうなると計量に関しては、前提が変わっていますよね。それに、前日計量に戻すとまた失敗する人間が出てくるだろうし」

──それこそ通常ということですね。ところで平良選手のパフォーマンスは、どのように感じられましたか。

「恐ろしいモノを見た気がしました。当たり前のことを当たり前にやる凄さ。結局、格闘技って当たり前のことを当たり前にやって勝つことが一番強いし、大切だと思うんです」

──それを攻撃だけで、攻防がなくやり切っていました。

「つまり凄く基本的なことを全部やっていることになります。パンチを当てて、蹴って、クリンチしてバックを取る──みたいな。それが基本通り出来ている強さを凄く感じましたね」

──UFCを熱望する平良選手ですが、前田選手に見せたあの強さを海外勢にも同じように見せることができるのか。なかなか今の日本で戦っていると、計れない部分があります。青木選手がUFCへ行こうと考えていた時期は、国際戦というのは……。

「僕、キース・ウィスニエフスキーぐらいでした。菊池(昭)選手に勝って修斗の世界チャンピオンにはなっていたのですが」

──その菊池選手がジェイク・シールズに勝っていたのですね。

「ハイ。まぁUFCも時代が違っていましたけど、当時の修斗のベルトは通行手形にはなっていましたよね。実際に、僕自身もできるんじゃないかって思っていましたし。それに世界的に見ても、UFCがまだ断トツの一番とかじゃなくて、カウンターカルチャーとしていくのが面白いと思っていました。

2回ぐらいトントンって勝てば世界に挑戦できるんじゃないかって。結局、僕はUFCに行かなかったけど、DREAMの時とかに北米との物差しになる相手とは、結構やっているんですよね」

──エディ・アルバレス、ギルバート・メレンデスを筆頭に修斗ではUFCに行く前のジョージ・ソティロポロス、DREAMでWEC王者だったロブ・マックロー、今やAJ・マッキーの父という肩書のアントニオ・マッキー戦は、体温が上がりました(笑)。

「マーカス・アウレリオ、リッチ・クレメンティ、ライル・ビアボーム、ONEでもカマル・シャロルスと戦わせてもらいました。

今はこれだけ世界中でレベルが上がってしまったMMAなので、平良選手がどれだけできるのかって分からないですよね……正直」

──物差しになる海外勢との戦いが、それでなくても少なくなったのがコロナ禍では、いよいよ望めない状況です。

「そういう意味では、僕らの頃は日本で戦っていてもUFCでやれるという手応えを感じることができる試合ができました」

──ハイ、だから『UFCに行かないのか』という声が聞かれたわけで。『UFCに行ってほしい』とか『行かせてあげたい』ではなかったですよね。

「今の子たちは、それができない。そして、当時と今が違うのは、あの頃は軽量級は日本がリードするぐらいの状況だった。UFCである程度活躍した選手を招聘しても、前は勝てました。でも、今それが可能になったとしても、ライト級とか誰も歯が立たない。

ジェニー・ケースとか、本来は階級が下のディエゴ・ブランダォンに勝てないのが現実です」

──ばかりか、今は世界中のどこでも強い選手が生まれています。

「だから世界との実力差とか踏まえると、選手を育てていく環境なんか……危うくなっています」

<この項、続く>

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