カテゴリー
BELLATOR DEEP DWCS2022#02 MMA MMAPLANET o UFC キック クリス・ダンカン シャノン・ロス ダナ・ホワイト チャーリー・キャンベル ビチェスラブ・ボルシェフ ベラトール ヴィニシウス・サルヴァドール 仙三 山本聖悟 獅庵 金原正徳

【DWCS2022#02】UFCへ!! メインはBellator3勝のダンカン×Bellatorで2KO勝ちのキャンベル!!!

【写真】目指すは世界最高峰、ダンカン×キャンベル (C)Zuffa/UFC & BELLATOR

2日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズ2022年の第2週が開催される。

フィニッシュを狙う姿勢が見えない試合が続き、シメコメでダナ・ホワイトが激怒するという波乱の幕開けとなった今年のコンテンダーシリーズ。今大会の出場選手は、オクタゴンのなかで何をすべきか身に染みているはずだ。


そんな今大会の注目はずばりメインのチャーリー・キャンベル×クリス・ダンカン=ライト級の一戦だ。

ダンカンは昨年もコンテンダーシリーズに挑み、ビチェスラブ・ボルシェフの左フックでKOされており、捲土重来のファイトとなる。アイルランドとイタリア、Bellatorの欧州サーキットで3勝を挙げながらUFCを目標に掲げるダンカンに対して、キャンベルもコロナ禍のベラトール・モヒガンサン大会で2KO勝ちを収めている。

ダンカンは組んで倒して――削ってから極めを狙うスタイルで、いわゆる働きアリ系の気持ちが入ったファイターだ。テイクダウンもレスリングだけでなく柔道系の投げも持ち、寝技は果敢にポジションを奪取して殴る。前向きになりすぎリバーサルを許すことも少なくないが、アグレッシブなMMA&柔術のグラウンドワークこそ彼の真骨頂といえるだろう。

対してキャンベルは右オーバーハンド、ヒザ蹴りが光るウェルラウンダー型のストライカーだ。ベラトールの2試合は強烈なローキックが勝因となっている。組みたいダンカンの前足を潰し、上下に散らした打撃でKO狙いのファイトを展開するか。とはいっても、そこはセラ・ロンゴMMA期待の新鋭は組み技の耐久力と攻撃力も兼ね備えている。

アグレッシブな両者がフィニッシュを狙う――コンテンダーシリーズに欠かせないファイトがもともと期待できる両者だが、ダナの発破が悪い方向に影響すれば、ドタバタで不確定要素が増えるファイトになるかもしれない。

またコメインのフライ級でヴィニシウス・サルヴァドールと対戦するシャノン・ロスも気になる選手だ。注目すべきはACBの豪州大会に出場して、しっかりと2勝を挙げている点だ。世界の最高峰を目指すために、母国大会とはいえAACBで戦う選択をするには気持ちの強さは欠かせない。そのACB豪州大会でロスは、TUF27ファイターで――HEXで仙三や獅庵、PXCで山本聖悟に勝利し、DEEPで金原正徳に敗れたチャーリー・アラニツを破っている。

アジアの人種のるつぼ=豪州は最軽量級からヘビー級まで国際的な舞台で結果を残す選手を輩出している。そういう面でもフライ級のロスのパフォーマンスは気になるところだ。

■視聴方法(予定)
8月3日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■DWCS2022#02対戦カード
<ライト級/5分3R>
チャーリー・キャンベル(米国)
クリス・ダンカン(英国)

<フライ級/5分3R>
シャノン・ロス(豪州)
ヴィニシウス・サルヴァドール(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ(ドミニカ)
ダニーロ・スザーチ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ビリー・ゴフ(米国)
シモン・サムトリツキー(イスラエル)

The post 【DWCS2022#02】UFCへ!! メインはBellator3勝のダンカン×Bellatorで2KO勝ちのキャンベル!!! first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC277 アレックス・ペレス アレッシャンドリ・パントージャ ダナ・ホワイト

【UFC277】フルスロットルのパントージャがペレスをRNCで仕留め、暫定王座戦の勝者へ挑戦アピール

<フライ級/5分3R>
アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)
Def.1R1分31秒 by RNC
アレックス・ペレス(米国)

パントージャがいきなりワンツーからパンチを連打。打ち返してくいるペレスに対し、パンチで攻め込みケージを背負わせる。ペレスも右ローからシングルレッグで組みついたが、パントージャがスプロール。打撃戦に戻るとパントージャが首相撲から右ヒザを突き上げた。ペレスが逆に左ヒザを繰り出すと、パントージャがボディロックに切り替え、相手の左側に回る。離れようと試みるペレスに対し、パントージャは小外で尻もちを着かせた。すぐに立ち上がるペレス。追いかけるパントージャがバックマウントを奪った。立ち上がったペレスに対し、スタンドのまま背中に乗ったパントージャが右腕をペレスの首に回す。腕のクラッチを切られたパントージャは左腕を回し、アゴからペレスの顔をねじ曲げてタップを奪った。

勝者のパントージャは、このあと行われる暫定フライ級王座決定戦について訊かれると、ダナ・ホワイトに向けてタイトル挑戦をアピールした。


The post 【UFC277】フルスロットルのパントージャがペレスをRNCで仕留め、暫定王座戦の勝者へ挑戦アピール first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA LFA MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC ジョゼ・エンヒッキ ダナ・ホワイト ニュース パンクラス 木下憂朔

【DWCS2022#06】木下憂朔、コンテンダーシリーズ出場決定。ノヴァ所属195センチのエンヒッキと対戦

【写真】コンテンダーシリーズ挑戦、4月29日が現時点での国内最終戦となることを願いたい(C)MMAPLANET

30日(土)、木下憂朔が自らのSNSで8月30日(火・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズ2022第6週に出場し、ブラジルのジョゼ・エンヒッキと対戦することを発表している。

このビッグニュースを公式発表を前に木下が自ら発したのは、対戦相手サイドが早々にSNSで木下の名前を出してコンテンダーシリーズで戦うことを明らかとしたからだ。


Road to UFCではウェルター級級自体が実施されなかったため、木下が目標とするUFCへの道は不透明になった――と思いきや、本人が公言したパンクラスのタイトル挑戦を前に世界最高峰への扉が開かれた。

本来、木下はUFCを目指すためにABEMAの海外修行プロジェクトで8月には旧サンフォードMMA、現キルクリフMMAに合流する予定だったが、同時進行でコンテンダーシリーズ出場が相成り、まずは今週末にラスベガスで佐藤天らキルクリフ勢と合流後、今回は日本での調整を選んだ。

キャリア7戦目で事実上のUFCトライアウトに挑む木下の対戦相手エンヒッキはキャリア5勝0敗、5月のLFAブラジル大会でのスプリット勝利から、コンテンダーシリーズ出場権を得た。

エンヒッキは名門ノヴァウニオン所属、マナウス出身で柔術&ムエタイがベースだ。公称195センチの長身、ソップ型のオーソドックス、ニックネームであるカネラは脛を意味するが由来は不明だ。

リーチの長さも武器のエンヒッキは、ジャブで距離を測り右ストレート、間を取ってくると後ろ回し蹴り、接近戦では振り下ろすようなエルボー、そしてヒザという武器がある。

長身を利したベアハッグと呼ぶべきテイクダウンも持っている一方で距離を詰められて、パンチの交換をすると防御が甘くなる一面もある。ただ、エンヒッキはそこから殴られても殴るにいく気持ちの強さがあり、木下としては――信条の攻め抜くファイトをするには―まずは制空権にいかに侵攻するか。その辺りから勝負が始める人生最大のファイトとなるだろう。

The post 【DWCS2022#06】木下憂朔、コンテンダーシリーズ出場決定。ノヴァ所属195センチのエンヒッキと対戦 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DWCS2022#01 MMA MMAPLANET o UFC オジー・ディアス ジョセフ・パイファー ダナ・ホワイト ローラ・サンコ

【DWCS2022#01】パイファーがディアスをKO。ダナ、怒りのシメコメ「パイファーのような試合をしろ」

【写真】結果云々ではなく、ようやくコンテンダーシリーズの意味を理解したファイトをパイファーが見せた(C)Zuffa/UFC

<ミドル級/5分3R>
ジョセフ・パイファー(米国)
Def.2R1分39秒by KO
オジー・ディアス(米国)

間合いの測り合いから、パイファーが右ローを蹴る。ディアスの踏み込みにダブルレッグを決めたパイファーが、クローズドを割りつつ肩固めからパスガードを決める。反転して防いだディアスのバックを制したパイファーは、両足をフックしボディトライアングルを完成させる。RNC狙いからトップ&肩固めに移行しようとしたところで、ディアスがトップを取る。スクランブルでバックに回りかけたディアスだったが、前方に落とされそうになりパイファーがダブルレッグを仕掛ける。

ディアスが立ち上がり、スタンドに戻るとディアスのジャブに右を放ったパイファーが、逆に左ジャブを当てる。ディアスは右ハイから左ジャブ、ダブルレッグを仕掛けたところで初回が終わった。

2R、パイファーがワンツーに続き左ボディフックを決める。続いて右ローを蹴られたディアスは、前に出るところでローとジャブを受ける。それでも右ストレートを届かせたディアスが、右オーバーハンドを当てる。パイファーは前に出てジャブ、ディアスの左ボディフックに左フックを合わせてダウンを奪う。レフェリーが様子を見る間に、パウンドを2発打ちこみ勝負を決めた。

2020年コンテンダーシリーズ開幕戦、メインでズッファ首脳の望むKO勝ちがジョセフ・パイファーによって生まれた。

そしてダナ・ホワイトは「過去5年のキャリアは問わない。今夜、何をしたかだ。来週の火曜日、新しいメンバーが何を見せてくれるか。それだけなんだ。もしUFCと契約したいなら、ジョー・パイファーのような試合をしろ。ジョー・パイファーになれ。エキサイティングな試合をしろ。フィニッシュを狙え、勝利を目指せ。ジョー・パイファー、UFC入りだ」と過去に例がないほど不機嫌な様子でまくし立てる。

全く笑顔を見せることなく、そのままインタビュアーのローラ・サンコを前を去る。ダナにサンコが「ダナ、ジョー・パイファーは契約ということで大丈夫」と声を掛けると、TV画面から外れた「イエス」という言葉を聞かれた。


The post 【DWCS2022#01】パイファーがディアスをKO。ダナ、怒りのシメコメ「パイファーのような試合をしろ」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
News UFC UFC254 カビブ・ヌルマゴメドフ ジャスティン・ゲイジー ダナ・ホワイト ブログ マイケル・チャンドラー

【UFC】マイケル・チャンドラーと正式契約!! ヌルマゴ✖ゲイジーのバックアップファイターに

【写真】ファンもガッツポーズのチャンドラーUFC参戦、だ (C)MMAPLANET

17日(木・現地時間)、ダナ・ホワイトがESPNスポーセンターでマイケル・チャンドラーと正式契約したことを発表した。

ダナはその前日に「最高にイカしたヤツがチームに加わったことを誇りに思う」とツイッターで呟いていた。


チャンドラーもESPNの取材に対し「大人しく、これまで言ってきたこと──僕がライト級でベストファイターだということを証明できる機会が来るのをまっている」と話している。またチャンドラーは10月24日(土)にUAEのファイトアイランドで開催されるUFC254のメイン──UFC世界ライト級王座統一戦=カビブ・ヌルマゴメドフ✖ジャスティン・ゲイジーのバックアップメンバーになったとのことだ。

カテゴリー
News UFC カビブ・ヌルマゴメドフ ジャスティン・ゲイジー ダナ・ホワイト ブログ

【UFC】ダナ・ホワイトが10月24日にカビブ・ヌルマゴメドフ✖ジャスティ・ゲイジー戦を組むと明言

【写真】果たして、このダナの発言だけでヌルマゴメドフ✖ゲイジーのライト級王座統一戦が決定したと考えて良いのだろうか (C)Zuffa/UFC

28日(火・現地時間)、CNNでインタビューを受けたダナ・ホワイトがカビブ・ヌルマゴメドフ✖ジャスティン・ゲイジーが10月24日(土・同)に組まれることを明言した。

UFC世界ライト級王者ヌルマゴメドフは大会自体が延期となったUFC249でトニー・ファーガソンの挑戦を受ける予定だったが、ロシアにおける新型コロナウィルス感染拡大をうけて出場を取りやめていた。そして5月に延期された同大会のメインでジャスティン・ゲイジーがファーガソンを破り暫定世界王座に就いている。


今月、ヌルマゴメドフは父である指導者でもあったアブドゥルマナプ氏をCOVID19による合併症で失くしたばかり。そんなハードな状況ながら、ダナ・ホワイトはCNNでこの両者の対戦が、開催場所は未定だが10月24日に組まれることを伝えた。

UFCでは両者の対戦を9月に行う方向で動いていることが5月中に明らかとなっていたが、アブドゥルマナプ氏の死を受け、ヌルマゴメドフの実戦復帰には時間を要することになるという見方もでていた。なおヌルマゴメドフ、ゲイジーの両者をマネージメントするドミナンスMMAマネージメントは両者の対戦についてはコメントを出していない。

カテゴリー
News UFC UFC Fight Island UFC251 ダナ・ホワイト ブログ

【UFC251】夢ではない。ダナ・ホワイトがインスタでUFC Fight Islandの建設動画をアップ

【写真】本当に現実のモノとなった(C)Zuffa/UFC

6月29日(月・現地時間)、UFCのダナ・ホワイトが自らのインスタグラムで11日(土・同)から25日(土・同)かけて4イベントを開催する──UAEアブダビのヤス島=UFC Fight Island建設の動画をアップしている。

UFC世界ウェルター級選手権試合=王者カマル・ウスマン✖挑戦者ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ、UFC世界フェザー級選手権試合=王者アレックス・ヴォルカノフスキー✖挑戦者マックス・ホロウェイ、UFC世界バンタム級王座決定戦=ピョートル・ヤン✖ジョゼ・アルドという3階級のタイトルマッチが組まれた11日のUFC251から、UFCファイトアイランド大会はスタートを切る。MMAの歴史どころか、スポーツ史に残る試みまで10日となり、その一端が垣間見られるようになった。


2本の動画で紹介されたファイトアイランド。まずは6月15日から24日にかけて2004人にPCR検査が行われた様子が紹介され、3つのメディカル施設が準備されたことが明らかとされた。

そしてFlush Forumでは740人の人員が、巨大テント仮設会場の建設と350トンの金属と18キロメートルからなるケーブルを持ち込み、会場の準備が進む様子が映されている。

動画第2弾ではビーチでオクタゴンが組み立てが行われ、試合会場に必要な設備が持ち込まれる様子や、ファイトアイランド建設のために新たに道路やライフラインなどインフラ整備、入場チェックポイント、アブダビ国際空港からファイトアイランドまでの移動の予行演習のなどを見ることができる。

もはや荒唐無稽の夢物語ではなく、イベント開催が間近となったファイトアイラン大会に向け、ダナ・ホワイトは「ビーチにオクタゴンを置かなかったのは、ライティングのため。そして雨を気にせず、完璧なショーを届けるためだ」と説明している。

なおファイトアイランド4大会はミドルイースト・タイムでなく、北米の生活時間帯に合わせて実施される。UFC251は米国時間の土曜の夜、日本では日曜日の朝に行われることが決まっている。

カテゴリー
News UFC ダナ・ホワイト ブログ

【UFC】ダナ・ホワイトが明言──6月27日、ついにファイトアイランズ大会開催か

【写真】ついにファイトアイランズ大会の日付に言及したダナ・ホワイト (C)MMAPLANET

3 日(水・現地時間)、ダナ・ホワイトが英国のボクシングプロモーター兼マネージャーで、マッチルームスポルト社のエディ・ハーンとマッチルーム・スポーツ所属で元WBC世界クルーザー級王者で、クリードにも出演したトニー・ベリューがホストを務める──トーク・ザ・トーク・ポッドキャストに出演し、6月27日(土・現地時間)にファイトアイランズでイベントを開く方向であることを明かした。

まずダナは、現状においてUFCは1カ月で5度の大会を開き、今週末に6度目のイベントを開催し従業員の解雇、給料のカットがないことを明言した。そしてボクシングプロモーターであるハーンに無観客大会について尋ねられると、「幸いにも我々にはTUFやコンテンダーシリーズで無観客大会の経験があった。でも、これだけのトップクラスの試合を行ったことはなかった。無観客でも良いことはあるけど、ソールドアウトの会場のようなエナジーや雰囲気を得ることはできない」と話した。


そしてファイトアイランズの話題を振られると、「ファイトアイランズはFXXXエクスペンシブで、FXXXXクレイジーだ。飛行機でイベントに必要な人員を移動させ、インフラも整備しないといけない。FXXXX狂気の沙汰だけど、我々はやり遂げることを約束する」と話した。そして、その時期を尋ねられると画面に映らない何かを眺め「7月25日だ。その日にやるとは断言できないけど、そこを目指している」と発言。

その後、他のスポーツやボクシングが再開しないことにテーマが変わるなかで、ダナは「確かにゲートがないなかで試合を組むから、大金を失っている。でも、今は前に進むべき時なんだ。人々にはライブスポーツが必要だ。そして、私はやれる。従業員の半数をクビにし、給料も半分に。選手は落ち着くまで金を稼げない。こんな簡単な選択はない。でも、くそったれだ。そんなことをしてもこのスポーツのためにならない。私はそんなことはしない」と声を大にして訴えた。

さらにベリューのコナー・マクレガーの試合が見たいという頓珍漢な問いかけに返答する最中に「ファイトアイランズ大会の日付が間違っていた。7月じゃない。6月27日だ」とダナが訂正する。ここでハーンが「忙しいねぇ」と言っただけで、これ以上のファイトアイランズについて言及されることはなかった。

現状、UFCは6日のUFC250に続き、13日と20日をベガスのUFC APEXで行うことを発表しているが、27日の大会は会場未定としていた。ここがファイトアイランズの初お目見えになるとすれば、ダスティン・ポイエー✖ダン・フッカー、アスペン・ラッド✖サラ・マクマン、モーリス・グリーン✖ジアン・ヴィランテが夢物語かと思われた──どこかの島で試合をすることになる──のか。正式発表を待ちたい。

カテゴリー
News UFC UFC249 アレクセイ・オレイニク ジャスティン・ゲイジー ジャルジーニョ・ホーゼンストライク ダナ・ホワイト トニー・ファーガソン ドミニク・クルーズ ファブリシオ・ヴェウドゥム フランシス・ガヌー ブログ ヘンリー・セフード ホナウド・ジャカレ ユライア・ホール ヴィセンチ・ルケ

【UFC249】計量終了、いよいよUFC249へ。ジェレミー・スティーブンスが体重オーバーに

UFC249【写真】選手権試合出場選手をはじめ、注目カードが並んだ今大会。計量失敗は1人、体調不良は現時点では出ていない。写真はメディアに配布された映像からキャプチャーしたもの (C)Zuffa/UFC

9日(土・現地時間)にフロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催されるUFC249の公開計量が行われた。

無観客で開催される今大会は当然のようにセレモニアル計量&フェイスオフは行われない。メディア、コミッション関係者、スタッフもマスク姿でソーシャルディスタンスを保ちつつ各選手の計量は進んだ。ユライア・ホール、チャールズ・ロサがマスク着用でスケールに乗り、そのホールと対戦するジャカレ・ソウザはマスクだけでなく手袋も装着していた。

Ngannou vs Rozenstruik出場選手だけでなくメディアにも検査が実施された今大会、フェイスオフでは額を合わせるような近距離になることがなくても、向き合って握手をするというシーンは見られ、ダナ・ホワイトも間に入り選手との接触はあった。

もちろん、それすら認められないのであればファイトなの以ての外ということになるが、1カ月半ぶりのフェイスオフは本来我々にとっては見慣れたもののはずなのに、ニューノーマルの時代にあって非常に珍しいように目に映った。


調整が容易でない状況での今大会、体重オーバーはただ1人──ジェレミー・スティーブンスが5.5ポンド重く、ファイトマネーを30パーセントの没収になりキャッチウェイト戦をカルヴィン・ケイターと戦うことになっている。

UFC249プレビュー纏め
ジャスティン・ゲイジーの会見でのコメントはコチラから
ヘンリー・セフードの会見でのコメントはコチラから
ドミニク・クルーズの会見でのコメントはコチラから
ヴィセンチ・ルケ インタビューはコチラから
ファブリシオ・ヴェウドゥム インタビューはコチラから
ヴィセンチ・ルケ✖ニコ・プライス、見所はコチラから
フランシス・ガヌー✖ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク、見所はコチラから

なお計量結果は以下の通りだ。

■UFC249計量結果

<UFC暫定世界王座決定戦/5分5R>
トニー・ファーガソン: 155ポンド(70.31キロ)
ジャスティン・ゲイジー: 155ポンド(70.31キロ)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ヘンリー・セフード: 135ポンド(61.24キロ)
[挑戦者]ドミニク・クルーズ: 135ポンド(61.24キロ)

<ヘビー級/5分3R>
フランシス・ガヌー: 261.5ポンド(118.61キロ)
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク: 260ポンド(117.93キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジェレミー・スティーブンス: 150.5ポンド(68.26キロ)
カルヴィン・ケイター: 146ポンド(66.22キロ)

<ヘビー級/5分3R>
グレッグ・ハーディー: 265.5ポンド(120.42キロ)
ヨーガン・デ・カストロ: 262ポンド(118.84キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ドナルド・セラーニ: 171ポンド(77.56キロ)
アンソニー・ペティス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク: 227.5ポンド(103.19キロ)
ファブリシオ・ヴェウドゥム: 243ポンド(110.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
カーラ・エスパルザ: 115.5ポンド(52.38キロ)
ミッシェレ・ウォーターソン: 115ポンド(52.16キロ)

<ミドル級/5分3R>
ホナウド・ジャカレ: 186ポンド(84.37キロ)
ユライア・ホール: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ: 170ポンド(77.11キロ)
ニコ・プライス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル: 145.5ポンド(66.0キロ)
チャールズ・ロサ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サム・アルヴィー: 205ポンド(92.99キロ)
ライアン・スポーン: 206ポンド(93.44キロ)

カテゴリー
News UFC UFC249 アレクセイ・オレイニク ジャスティン・ゲイジー ジャルジーニョ・ホーゼンストライク ダナ・ホワイト トニー・ファーガソン ドミニク・クルーズ ファブリシオ・ヴェウドゥム フランシス・ガヌー ブログ ヘンリー・セフード ホナウド・ジャカレ ユライア・ホール ヴィセンチ・ルケ

【UFC249】UFC、ジャクソンビル市、フロリダ州ボクシングコミッション、三位一体でPPVショー復活

UFC249【写真】ガヌー✖ホーゼンストライク、セラーニ✖ペティス、ファーガソン✖ゲイジー、セフード✖ドミニク、ヴェウドゥム✖オレイニクand more !!! (C)Zuffa/UFCC

24日(金・現地時間)、UFCが5月9日(土・同)にUFC249をフロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催をオフィシャル・プレスリリースで行った。

さらには13日(水)、16日(土)と8日間で3つの無観客大会が開かれることに関して、ダナ・ホワイトは「ファンに素晴らしい試合を提供することが待ちきれない。この最高のカードを実現できるよう会場使用を認めてくれたカリー市長(レニー・カニー=ジャクソンビル市長)、ヴィスタ―・ベテランズ・メモリアル・アリーナ、フロリダ州ボクシング・コミッションのパトリック・カニンガム事務局長、メディアパートナーのESPNならびにESPN+、そしてファンに多大なる感謝の言葉を伝えたい。私のチームは準備ができているし、ファイターも連続大会で戦いに戻れることに開かれることにエキサイトしているんだ」とリリースにコメントを寄せている。


フロリダ州では──生活するうえで欠かせないビジネス──として、既に13日(月・同)にWWEが無観客で開催が認められライブ中継が行われている。

そのフロリダ州で北端にあるジャクソンビルは、人口80万を超え市単体ではフロリダ最大の都市である。広域都市圏では140万程度でマイアミ、タンパ、オーランド周辺に続く都市圏が構築されている。米国4大スポーツではNFLのジャクソンビル・ジャガーズが本拠地としており、

今回のリリースには2015年からこの職にあるレニー・カリー市長のコメントもあり、「段階的な景気回復に向けて行動する中で、ヴィスタ―・ベテランズ・メモリアル・アリーナでUFCを開催することを誇りに思う。UFCは名高いエンターテインメントブランドであり、ジャクソンビル市の会場を使用するにあたり安全かつ賢明な計画を提示してくれた。ESPNとESPN+によって、我々の街からUFCが全米に中継されることに興奮している。ジャクソンビル市が他の都市や地域に先駆け、世界規模の国際的なスポーツエンターテインメントを手掛ける団体のイベントを開始し続けられることを光栄に思う」と話している。

またコミッションのパトリック・カニンガムが「フロリダはUFCがサンシャイン・ステートにやってくることを歓迎する。5月9日、13日、16日に開催されるイベントを認可する準備をしている。健康と安全面で実施要項書により、今回のイベントを可能にした一人ひとり、個人の安全と健康を確実にしていく。この3日間のUFCイベント移行もフロリダは今後もUFCが同州でのイベントを開けるよう、引き続きUFCと強力な関係を構築していく」とコメントするなど、今大会がフロリダ州の強力なバックアップがあることがリリースでは強調されていた。

世界女子フェザー級選手権試合=アマンダ・ヌネス✖フェリシア・スペンサーこそ、今大会では組まれていないが、現状に考えられうる最高のラインナップになったことは間違いない。また13日と16日のイベントも追って対戦カードがアナウンスされるとのことだ。

■UFC249対戦カード

<UFC暫定世界王座決定戦/5分5R>
トニー・ファーガソン(米国)
ジャスティン・ゲイジー(米国)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ヘンリー・セフード(米国)
[挑戦者]ドミニク・クルーズ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
フランシス・ガヌー(カメルーン)
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム)

<ウェルター級/5分3R>
ドナルド・セラーニ(米国)
アンソニー・ペティス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
グレッグ・ハーディー(米国)
ヨーガン・デ・カストロ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
サム・アルヴィー(米国)
ライアン・スポーン(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
カーラ・エスパルザ(米国)
ミッシェレ・ウォーターソン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ホナウド・ジャカレ(ブラジル)
ユライア・ホール(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ(ブラジル)
ニコ・プライス(米国)

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル(米国)
チャールス・ロサ(米国)