カテゴリー
BELLATOR Bellator272 GLORY K-1 MMA RIZIN UFC セルジオ・ペティス ブログ 堀口恭司 平本蓮

【Bellator272】セルジオ・ペティスのセコンドを務める平本蓮─01─「ここで死に物狂いでやっていれば…」

【写真】サンクスギビング・デーのディナー前の時間を拝借して、平本蓮に米国での日々を話してもらった(C)MMAPLANET

12月3日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator272で堀口恭司の挑戦を受ける、Bellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティス。世界チャンピオンはこの防衛戦のコーナーマンに9月からルーファスポーツで練習している平本蓮を指名した。

K-1から鳴り物入りでMMAに転向も、昨年の大晦日のRIZIN26で萩原京平にTKO負けを喫した平本は、9月から僅か3カ月間の米国生活でペティスから絶対の信頼を得た。

デューク・ルーファス率いる米国のMMAトップアカデミーで平本は何を体感し、経験を積んできたのか。そしてセルジオ・ペティスによって学んだMMAにおける自らの打撃の生かしたかと、MMAファイターとしての成長を訊いた。


──なにか周囲から楽しそうな声が聞こえてきますね。

「ハイ、デューク・ルーファス(ルーファスポーツMMAのヘッドコーチ及び経営者)のファミリーにサンクスギビングデー(感謝祭)の食事に誘われて。今日がそういう日っていうのも知らなかったので、インタビュー時間と重なってしまってスイマセン」

──いえいえ、そこまで馴染んでいることに逆に安心感を覚えます。

「ホント、皆が良くしてくれます。暖かくて迎え入れてくれて、嬉しいです」

──先日、セルジオ・ペティスのインタビューをした際に自分としては、どこかで平本選手はどのような感じですか──ぐらいで質問をしようと思っていたところ、彼が平本選手をベタ誉めして。

「アハハハハ。メチャクチャ嬉しいです」

──この短期間にここまで信頼関係を築けたことに驚きました。

「実は僕が米国で練習しようって思ったのって、去年Fight&Lifeでハセケン(長谷川賢)さんとインタビューしてもらった時に、高島さんが『アメリカは行かないとわからない』って強い口調で言っていたからなんですよ」

──ホント、軽々しく強調してしまって申し訳ないです。

「アハハハ。そんなことないです。それで去年の大晦日に萩原(京平)戦で負けて、本当に悔しくて。このまま分からないんじゃなくて、米国に行ってMMAが分かりたいって思ったんです。結果、ミルウォーキーに来て米国の生活に馴染んでいます(笑)」

──米国の有名ジムに行けば良い練習はできると思います。ただし、馴染めるかどうか別で。馴染めることで練習もより成果があるのではないかと。普段が楽しくないのに、練習が日本より良くなるわけがないと自分は思っています。

「ファッションとか音楽とか趣味的なことでも話が合いますし、人間関係のストレスがないのも大きいです。格闘技のことだけを考えて日々を過ごすことができていて」

──平本選手は思ったことを面と向かって、ストレートに言葉にする。そこで相手のリアクションがあるのは、英語を操る文化圏にフィットしやすいのかと。

「ホントにストレスがなく過ごせています。この3カ月でイチから人間関係を構築してきて、その中で気持ちが伝わればOKみたいなところがあるなって。格闘技は幸いなことに世界共通語があって、練習はもう全く問題なく日本以上に飲み込めている気がします」

──英会話は段階がありますが、まずは恥ずかしがらずに気持ちをぶつけること。時制の一致なんてどうでも良いと思います。こちらの気持ちを受け入れて、聞き取ろうしてくれる人には通じるかと思います。

「そうですよね、分かります。エリックっていうキックのトレーナーがいるんですけど、今日のパーティにもいる人で、僕より2カ月前にこっちに来たばかりだから、知り合いも少ない者同士でいつも一緒にいるんです。車で色々なところに連れて行ってくれたりして。

とにかくエリックには翻訳機も使って何かを伝えようと話してきたから、他の皆には通じない言葉も分かってもらえるんです。で、『レンはこういうことを言っているんだ』と英語から英語にエリックが通訳をしてくれて(笑)。

日本にいる時は打撃のことを尋ねても、『打撃は平本君の方が分かるから、自分を信じれば大丈夫』っていう風に遠慮されることが多かったです。それがこっちではデュークとかも『キックはこうだけど、MMAはこうだ』っていう風にバシバシ言ってくれます」

──デュークが元キックボクサーで、GLORYの解説者をするほどでしたから、キックへの造詣もありますし。とにかく言葉にする文化ですよね。間違っていたら、ゴメンと言って。全てがそうじゃないですが、日本よりは少なくとも口にする文化だと自分も思っています。

「ハイ。だから、僕はここに来るべくして来たんだと感じました。日本だとMMAの練習をしていて、僕の打撃はビビられていると思います。でも、こっちは関係ないんですよ。K-1もキックボクサーも関係なく、ガンガン来ます。久しぶりに殴り合ったなって、逆に新鮮でした。結果、殴り合ったことで皆の見る目が変わって。それで認めてくれました。

で、時差ボケが直ったぐらいの時に、初めてセルジオとスパーリングをしたんです。正直、日本での練習ではMMAスパーでもテイクダウンを警戒して、打撃を意識するということはなかったです。

でもセルジオとかになると、そうはいかないです。普通にキックボクサーで。『しっかりガードしないと危ない』と思いました。そのうえでテイクダウンも速いわけじゃないですか。初めてセルジオとぶつかり合いを経験した時に、凄く感動して。『ここで死に物狂いでやっていれば、間違いなく強くなれる』と思い本当に練習が楽しくなりました。

他の選手も組んでいる最中でも、いきなり殴ってきますしね(笑)。躊躇ないです。でも、殴ってくる相手に殴られて冷静にいられるようにもなって」

──大丈夫だと思っているとカッとしますが、そうじゃないから冷静になれるということでしょうか。

「ハイ。そういう感じです。それもセルジオがすぐに『リラックス!!』って声を掛けてくれたのも大きいです」

──いやぁ本当にハマったのですね。ルーファスポーツが。

「米国に来るまでに組み技の方は、相当に練習をさせてもらっていて、自分のなかでは基礎は身に着けたと思ってやってきたのですが、レスリングのクラスの後もセルジオとUFCファイターのジェラルド・マーシャードが色々とアドバイスをくれます。最初の頃は本当にきつかったんですけど、今、気付いたら自分は総合格闘家になっている。そんな自分にビックリしている感じです(笑)」

──平本選手は自分で色々と考えることができる選手なだけに、練習と合致させるという部分で難しいこともあるのではないかと、実は思っていました。ただ米国に行く前に相当にMMAとして基礎が身についているとも練習仲間から聞いていました。

「シンプルに言って、デビュー戦を戦った頃は寝技に関して僕は素人でした。あの試合後にテイクダウンディフェンスだけでなく、パンチの技術も含め全部変えていかないといけない……一旦全て白紙にしようと思いました。

自分の拘りを捨ててストライカーだ、どうだということでなくてMMAを戦う上で一番強くなれるスタイルを創っていこうと。そこから組み技や寝技に関しても、色々と練習をし、質問をして知識を増やしてきました。結果UFCとか見ていて、自分だったらどうなるかとか考えることができるまでにはなっていたと思います。

ただ教えてもらったことを組み合わせていくのは自分の作業だったのが、こっちに来ると打撃、テイクダウン、スクランブル、寝技、それらの組み立て方と答えがあって。そこを鍛えてもらうことで、強くなれている。大晦日の試合では寝かされるとヤバイから、とにかく打撃を当てないといけなかったですが、今はテイクダウンも切ることができるし、寝かされても立てば良い。そして一から殴って、蹴ってとやっていえば良いという考えになりました」

──そうなると、余計に打撃が生きますね。

「ハイ。本当にステップアップできていると思います。だから試合をしたいですね。試合をして分かることってあるので。小さい頃からキックの練習と試合を続けてきましたけど、今、ここにいて初めて努力していると感じないで、努力することができるようになりました。なんか全然疲れないんですよ。明るい明日があるから、追い込んでも疲れないのか。ここまで追い込んでいるのに、なぜ疲れないのか分からないです(笑)」

──ゾーンですかね(笑)。

「あるとすれば格闘技に集中できているから、そこかなと」

<この項、続く>

■BELLATOR272視聴方法(予定)
12月4日(土)
午前9時00分~ U-NEXT

The post 【Bellator272】セルジオ・ペティスのセコンドを務める平本蓮─01─「ここで死に物狂いでやっていれば…」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Bellator272 MMA RIZIN UFC キック セルジオ・ペティス パトリシオ・フレイレ ベラトール ローリー・マクドナルド 堀口恭司

【Bellator272】堀口恭司戦へ。好漢セルジオ・ペティス─02─「兄が日本で戦った時、僕は高校生だった」

【写真】タイトル奪取後に、前王者のアルチュレタと健闘を称え合う。その言葉通り、対戦相手をリスペクトしているセルジオだ(C)MMAPLANET

12月3日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator272で、Bellator堀口恭司を相手に世界バンタム級王座防衛戦を戦うセルジオ・ペティス・インタビュー後編。

平本蓮とのタッグで、堀口戦に挑むセルジオは想像をはるかに超えた物静かで、重みのある言葉を紡いでくれた。

<セルジオ・ペティス・インタビューPart.01はコチラから>


──マーシャルアーツに専念しているから、トレーニングキャンプでなく常日頃から試合に出られる状態を創っている……もう生き方ということですね。

「そう、僕の人生だよ。とてもシンプル。ジムから家に戻り犬を抱き、フィアンセと過ごす。またジムへ行き、家に戻る。食事をして、ジムへ行く。それを毎日繰り返しているんだ。ファイトキャンプ期間だろうが、そうでなかろうかずっとジムにいる。

そうしていたいんだ。これから先の4~6年をいかに戦っていくか。そのためには常に自分のことをケアしていかないといけない。白髪が増えていくなかで良い環境に置き、自分を癒していくことがキャリアを長く続けるうえでアドバンテージになってくる。そしてファイターだけでなく、人間として成長していきたんだ」

──素晴らしいです。ところでBellatorがRIZINとの協力関係により2019年には日本大会を開き、選手の交流もありました。今後、このクロスプロモーションを発展させていくとスコットやRIZINの榊原代表が公言しています。この件について、セルジオはどのように考えていますか。

「素晴らしいことだよ。僕のキャリアはほとんどを米国で過ごしてきた。まずメキシコで戦ったけど、この世界の他の地域で戦いたいと思っている。その地を訪れ、街を見て、人と触れ合い、文化を知る。僕の兄は東京で戦っているけど(2012年2月26日、さいたまスーパーアリーナにおけるUFC144でのジョー・ローゾン戦)、僕もそういう経験をしてみたい。地球の反対側で、いつもと違う相手と戦ってみたいんだ」

──アンソニーがジョー・ローゾンを左ハイキックでKOした時、セルジオは日本に一緒に来ていなかったのですか。

「僕はまだハイスクール・スチューデントだったんだ(笑)」

──本当ですか。つい先日のようにも感じるのに、もうそんなに昔の話になるのですね。

「そうだよね(笑)。高校で授業を受けないといけないから、日本に行けなかった。確かジュニア(3年生=11年生)か、シニア(4年生=12年生で最上級)だった。あの時のアンソニーは美しいパフォーマンスを見せていたよね」

──これこそ本場のUFCだと日本のファンも多いに盛り上がりました。

「アンソニーは『コーナーの声がメチャクチャ聞こえるんだ。凄くファンがファイターを尊敬してくれていて。本当に会場が静かなんだ』って僕に話していたよ。米国の会場やファンと日本の会場の雰囲気と比較して、日本の会場がどういうものかアンソニーが教えてくれた。

スポーツとして、素晴らしいよね。そういうところで戦いたい。僕はトラッシュトークをして、相手選手を必要以上に貶めるとか嫌なんだよ。僕たちはアスリート、マーシャルアーツの有り方として普段から良き人間であるべきだと考えている。確かに僕らはファイターでケージのなかで戦う。でも、最後は人間性が大切だし、行き着くところはそこだと思っている」

──米国MMA界のメインストリームを歩んできたセルジオが、そういう考えの持ち主だとは思っていなかったです。

「アハハハ」

──ところでBellatorが次にワールドGPを開催するなら、それはバンタム級になるという噂です。

「その話は僕の耳にも入って来るよ。きっとGPが行われるってね。GP系の試合は経験がないから、凄く楽しみだよ。100万ドルを手にするチャンスでもあるしね。バンタム級の選手にとって、良い話だ。タイトルマッチを戦うまでに至らない選手にも、タイトル挑戦の機会が与えられ、優勝賞金を手にするチャンスが巡って来るんだから。

短期間に3試合、4試合と戦う。それが僕にとってアドバンテージにあると思っている」

──そうなのですか。とはいえばベラトールのGPスタイルは5分✖5回戦、王者は毎回防衛戦と他で見られるGPよりハードです。実際、ウェルター級ワールドGPでローリー・マクドナルドは心身ともに疲弊し、フェザー級GPでもパトリシオ・フレイレは王座を失いました。

「ローリーもピットブルも、それまでの試合数が多い選手達だ。ローリーはUFC時代に確実にダメージを蓄積している。パトリシオも37とか38戦目だった。僕はまだ26試合しか戦っていない。幸運にも大きなケガもせずにキャリアを重なることができた。

骨折したこともないし、後を引くようなカットもない。僕に戦い方はGPフォーマットに合っている。しっかりと相手の動きを見て動き、体にダメージを受けていない。それでいてアグレッシブに戦っているし、本当に僕のファイティング・スタイルは、GPを勝ち抜くにはパーフェクトさ。

まずは12月3日、キョージ・ホリグチとの試合に勝ってからだけどね」

──堀口選手との世界戦、どのような試合を世界に発信したいですか。

「これまで通りアグレッシブに戦う。フアン・アルチュレタ戦も悪くなかった。でも、もっと良い試合ができる。今回の試合にむけてオフェンス、ディフェンスともに磨いてきた。レスリングゲームも柔術ゲームも含め、全ての局面で進化している。別の世界のチャンピオンを相手に、自分を試すことができる。最高に楽しみだよ」

──セルジオ、今日は色々と話していただきありがとうございました。日本でこの試合を視るファンに一言お願いします。

「ホリグチという世界のベストファイターを相手に、最高の試合をしたいと思う。僕らの試合に楽しみにしてほしい。日本のファンにも、世界中のファンにとっても最高の戦いをしたい」

■視聴方法(予定)
12月4日(土)
午前9時00分~ U-NEXT

The post 【Bellator272】堀口恭司戦へ。好漢セルジオ・ペティス─02─「兄が日本で戦った時、僕は高校生だった」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Bellator272 セルジオ・ペティス ブログ 堀口恭司

【Bellator272】Bellator本格参戦、世界バンタム級王座挑戦へ。堀口恭司「いつも通り、大丈夫です(笑)」

【写真】2019年6月以来のベラトール参戦。本場での戦いは、やはりワクワクする(C)BELLATOR

12月3日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator272で、堀口恭司がBellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティスに挑戦する。

昨年大晦日の朝倉海戦から約10カ月、米国及びBellatorで戦うのは2019年6月のMSG大会=ダリオン・コールド戦以来となる。いつも通りATTで調整中の堀口にリモート・インタビューを行うと、大一番を前にいつも通り──和而不同の堀口恭司がいた。


──お久しぶりです。

「スイマセン、朝早くから」

──全く問題ないです。9月にBellatorとの契約が発表され、その40日後に初戦がBellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティスに挑戦することが明らかになりました。今の調子はいかがですか。

「まぁ、いつも通りという感じですかね。いつも通り、大丈夫です(笑)」

──まずはなぜBellatorだったのか、ここでUFCという選択肢はなかったのかを教えていただけますか。

「Bellatorに1試合だけ出場して、バンタム級のベルトを獲り、ケガのために返上しました。それでRIZINでカムバックし、そのままUFCへ行くのは筋が通っていない。次の舞台に行くにしても、ちゃんとベルトを獲り返し、チャンピオンとして仕事をやり切る。その方がスッキリしているじゃないですか。自分の気持ちとしてもBellatorの王者として、やるべきことをしたいと思いました。

きっとRIZINの大晦日で勝って、ベルトを巻いた時点でUFCと契約することはできたはずです。でも、それって何か違う。BellatorがRIZINと提携して、初めて両方の団体のベルトを獲った。そして、両方の団体のベルトを返上した。それでRIZINのベルトを獲り戻し、バイバイというのはちょっと違います。UFCに行くなら行くで、Bellatorのベルトもさっき言ったように獲り返して、仕事をして『ありがとうございました』というのを見せてからですよね」

──その仕事するなかに年に1度、日本で試合をすることが含まれている。それがBellatorを選択した理由の1つになっていますか。

「日本で1試合する云々もBellator次第です。今はBellatorの契約下にあるので。そこは榊原さんとスコットが決めることで、自分は関与きないのが本当のところです」

──なるほど。というのもメジャーのBellatorと契約して、年に1度は日本で戦えるという契約はMMA業界において画期的で、それはBellatorとRIZINの関係があるからこそ可能になったと思います。クロスプロモーション自体、メジャーではほぼあり得ないことでしたし。

「セルジオ・ペティスも自分と戦ってBellatorだけでなくRIZINのチャンピオンにもなりたいと言っているみたいですし、そうやってBellatorとRIZINで交流戦が実現すればファンが喜ぶ試合も増えますよね。本当はBellatorとRIZINだけでなくてUFCや他の団体も、そんな風になっていけばもっとMMAは面白くなる。自分はそういうことを目指しているので、今回Bellatorを選択したのも、その一歩という感じです。

スコット・コーカーと榊原さんが話し合った結果、クロスプロモーションが実現した。そういう意味では、自分には良いタイミングだったと思います」

──堀口恭司という存在だからこそ、それを成しえることができた。そこに続けとばかり、Bellatorを戦いながら年に1度日本で戦うだとか、BellatorとRIZINのパートナーシップにより、日本でBellatorのトップファイターに勝つという気持ちでいても、日本人選手の現状としてそんな甘くはないはずです。Bellatorで勝つこと、Bellatorのトップ選手に勝つことは。

「まぁ、そうですね。だからこそ若い選手に対して、強くなればこういう風に道も開ける。そこを先頭に立って見せたいです」

──その一歩となるセルジオ・ペティス戦。ペティスの印象を教えてください。

「もちろん、強い選手です。大まかに言えばキックボクシング主体で、柔術もできる選手。あまり自分の方からの仕掛けは強力ではなくて、カウンタータイプですね」

──強大な武器、特徴があるわけではない。全てそつなくこなせる。だから、そこまで怖くないと思っていたのですが、だからこそ結果を残せているようにも感じます。

「あぁ、穴が無いからですね。これだって言う抜きんでたモノがなくて、だから怖くないと思っていると、穴の無い強さで勝つ……みたいな。だからバランスが良いですよね。テイクダウンも取られないし、キック独特の体幹の良さもあります。同時にフィジカルに優れているわけでもない。背も自分より、少し高いぐらいで。まぁフィジカルに関しては、デカかろうが、小っちゃかろうが別に関係ないって感じですかね」

──勝負の鍵は、やはり出入りとレベルチェンジでしょうか。

「MMAですし、自分も新しい技術を身に着けています。相手ができないことを仕掛けたり、自分の前のスタイルにないことを見せて意表を突く……突くことができれば良いですね」

──昨年の大晦日から11カ月、ATTでどこを伸ばしてきましたか。

「全体的に伸びています。打撃でもフェイントだったり、小細工ができるようになりました。ただ打撃だ、レスリングだ、寝技だという風に個々の部分ではなくてMMAとしての使い方。そういう部分ですかね、やってきたことは。選択肢は他の選手より、全然多いと思います」

──組みが受けも攻撃も強くなっているのは、ここ数年顕著でした。その部分でも攻めることができるようになっています。

「まぁどんなポジションでも、そこが危険な場所であっても対処方法が分かっているので、変にスタミナを失くすこともないです。『アッ、ヤバい』と思うことがそんなにないので」

──4年半の間はリングが主流でしたが、ケージでも強いという戦い振りでした。

「まぁ戦ううえで、場所がどうのこうのというつもりもないですけど、自分はケージの方が戦いやすいです。リングはパンパン、外に出てしまうので……あれはどうしようもないですよね。戦い辛いといえば、戦い辛いです」

──それだけケージ際のクリンチの攻防に自信があると。

「う~ん、まぁ日本にいた時よりは上手くなっています」

──打撃だとサークルよりも、四角いリングはコーナーに追い込める。逆にケージだと、対戦相手も足を使って回りやすい部分はあるかと思いますが。

「いや、ケージの方が追い詰めるのは簡単ですよ。相手が回ろうが、足は自分の方が速いので。足の使い方は自分の方が上手いから、問題なく捕まえることができます」

──セルジオ・ペティス戦に向けて、今回はどのようなメンバーと調整してきましたか。

「ペドロ・ムニョス、アドリアーノ・モライシュ、パウロ・サントス、柔術ができてキックボクシング系のブラジリアンと結構やってきましたね。パウロは試合ではバンタム級なんですけど、普段は160ポンドとかあってデカいんですよ。そういう選手ともやってきたので力負けをすることもないという感じですかね」

──堀口恭司が戦うことで、Bellatorに興味を持つファンも多いと思われます。そんなファンにバンタム級戦線で気になっているファイターの名前を挙げてもらえないでしょうか。

「まぁ、強い選手はいますよね。名前は良く分からないですけど(笑)」

──出たぁ(笑)。

「あのレスラーとか……」

──それはレフェオン・スタッツではないでしょうか。

「あっ、そうそうそう。そいつです(笑)。そのスタッツが勝ったロシア人……」

──マゴメド・マゴメドフですね(笑)。

「そうそう、そいつ。その2人にダニーとか」

──ダニー・サバテーロ、Bellatorでも同門に強豪がいますね。

「それが嫌なんですよね。まだ花開いていない感じじゃないですか」

──だからこそ、チームメイトだろうが食ってやろうという風になりそうです。

「上を食ってやろうとはしていますよね。嫌ですけど、やるとなったら自分もやるしかないです」

──以前からチームメイトと戦うのはタイトルマッチだけという風に堀口選手は言っていましたが、サバテーロと戦うのも当然ベルトを賭けた場合ということですね。

「Bellatorは自分がチャンピオンになったら、タイトルマッチしか組まないでしょうし。だから、逆にそこしかやる道はないですよね」

──では最後に日本でU-NEXTを視聴して、堀口選手を応援してくれるファンに一言お願いします。

「海外でも日本人が熱くなる、日本人は強いんだぞっていうのを見せたいと思うので応援よろしくお願いします」

■視聴方法(予定)
12月4日(土)
午前9時00分~ U-NEXT

The post 【Bellator272】Bellator本格参戦、世界バンタム級王座挑戦へ。堀口恭司「いつも通り、大丈夫です(笑)」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Bellator272 MMA セルジオ・ペティス 堀口恭司

【Bellator】セルジオ・ペティス「レン・ヒラモトがホリグチのスタイルに関して、深く細部にわたって分析してくれた」

スクリーンショット (859)

334: 実況厳禁@名無しの格闘家 2021/11/23(火) 15:01:50.74 ID:2nhn8+6P0
ペティス弟の最新インタビュー
完全に平本はルーファスのトレバーウィットマン的な存在になってるな


続きを読む
カテゴリー
BELLATOR Bellator272 Interview セルジオ・ペティス ブログ 堀口恭司

【Bellator272】堀口恭司の挑戦を受けるセルジオ・ペティス─01─「僕には平本蓮という練習仲間がいる」

【写真】既に頬がこけている感もあったセルジオ。非常に落ち着いた口調が印象深かった(C)MMAPLANET

12月3日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator272で、Bellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティスが堀口恭司の挑戦を受ける。

5月にフアン・アルチュレタを下し、UFCからBellatorに転じて3戦目でサークルケージの頂点に立った。UFCとの契約最終戦で勝利し戦う場所を変えてのベルト獲得は、堀口にも似たプロセスといえる。

堀口戦が迫ってきたセルジオにインタビューを試みると、この試合に向けて所属するルーファスポートのチームメイトとなった平本蓮が彼を大いにサポートしていることが分かった。


──セルジオ、今日はインタビューの機会を設けてくれてありがとうございます。

「こちらこそ。どうだい? 調子は……ちょっと待って……アレ、以前にルーファスポートで会ったことがない?」

──実は2013年8月にアンソニーがベンソン・ヘンダーソンをUFCで破った前日にミルウォーキーでルーファススポートを訪れ、セルジオのインタビューをさせてもらったことがあります。

「そうだよね。なんか見覚えがあるなぁって思ったんだ(笑)。もう8年も前かぁ。今もずっと、この仕事を?」

──そうですね。変わらず、やっています。それにしても、あれほど前のことを覚えてもらっていて感激です。と同時に本題に入らせてください(笑)。12月3日に堀口恭司選手の挑戦を受け、Bellator世界バンタム級王座初防衛戦を戦います。日本でも多くのMMAファンが注目する一戦に向け、今の気持ちを教えてください。

「しっかりとこの試合に向けて調整してきたから、体の調子も凄く良いよ。体重も良い具合に落ちてきていて、かつ体力的にも全く問題ない。この間のトレーニングの成果が如実に表れているね。このビッグファイトの機会を得ることができて、ワクワクしているよ」

──堀口選手はよく似たスタイルの選手を挙げるのが難しい、独特なファイターです。どのように対策を練ってきたのでしょうか。

「素晴らしいことに、僕にはレン・ヒラモトというトレーニングパートナーがいる。RIZINで戦っているK-1ファイターの彼がホリグチのスタイルに関して、深く細部にわたって分析してくれたんだ。レンのアドバイスこそ、この試合に向けて僕に必要なモノだった。このタイミングで、日本のキックボクサーがチームメイトになって一緒に練習し、キョージ・ホリグチのことを徹底して解析してくれたのは幸運でしかないよ」

──平本選手はちょっとしたパーティガイのようでいて、戦いにおける分析力はインタビューを通してですが、素晴らしいと感じたことがあります。K-1ファイターだったからこそなのか、MMAの距離や使うべき技術の違いをしっかりと考えていました。

「そうなんだよ。レンとキョージ・ホリグチの距離は違う。でも、レンはスパーリングの時にずっとコーナーにいてくれて、本当にタメになるアドバイスを送ってくれるんだよ。レンはロングディスタンスの相手に、どのように僕が戦えば良いか分かっているんだよね。

キョージ・ホリグチという距離感の違うファイターを相手に、本来は武器もレンジも違うレンは本当によく似た動きもできるんだ。そして最高のアドバイスをくれる。アメージングというしかないね

レンってまだ23歳なんだよ。でも、マーシャルアーツに関してはめちゃくちゃ成熟していて。本当にシリアスに向き合い、ハードにトレーニングしているんだ。彼は君も言ったようにK-1キックボクサーだ。でも、レンはMMAに自分の打撃をアジャストできる。彼が僕を助けてくれるように、僕もレンがMMAに適応できるようにサポートできる」

──なるほどぉ、これはもう平本選手にもセルジオ評を尋ねたいところですね。ところでセルジオと堀口選手は同じ時期にUFCで戦っていました。その後、堀口選手は拠点を米国に移し、試合は日本で戦ってきました。UFCで戦っていた当時と、今の堀口選手を見て一番の違いはどこにあると感じますか。

「とにかくUFCで戦っていた時は、若かったよ(笑)。あの当時からしっかりと戦っていたけど、きわめてワイルドだったよね。そしてデメトリウス・ジョンソンと戦った時、その部分の修正がきなかった。まぁ、あの時のデメトリウスはフィジカル的にもキャリアの最高潮にあった時だけど……あの試合の時のホリグチと、今のホリグチは随分と違うよ。

もちろん、スタイル的に大きく変わったということはない。そのなかでトライ&エラーを繰り返してきたんだろうけど、随分とメンタル面が違うように見えるよ。マーシャルアーチストとして成長している」

──堀口選手は遠い距離からの飛び込みに代表されるフットワークの良さは変わらず。接近戦でのボクシングという面で成長があったように感じます。

「ボクシングで来るなら、大歓迎だよ。そこは僕の方が経験値は高い。そうだね、そういう部分で僕のスタイルと、ホリグチのスタイルが真っ向勝負すればエキサイティングな試合になることは間違いないだろう。

僕自身、自分のゲームプラン、自分の戦い方にアジャストも加えてきた。そういうなかでホリグチという洗練されたスタイルの持ち主と戦う。ホリグチは空手家じゃない。彼はミックスマーシャルアーチストだ。テイクダウンもできるし、サブミッションで一本勝ちもできる。そして殴れる。思い切り殴れるんだ。体は決して大きくない。でも、体全体の力を拳に溜めて殴ることができるんだよ。

来週の金曜日、僕とホリグチは拳を交えることになるけど、ここまでの日々は似たようなところがある。僕らはUFCを離れて、彼はRIZINで。僕はBellatorで成功を収めた。まぎれもなく世界のトップだし、彼と戦えることは素晴らしいよ」

──そういえば最初に聞くべきことでしたが、5月にフアン・アルチュレタを破りBellator世界王者になったことで、人生が変わったということはありますか。

「正直、僕の人生が大きく変わることはない。そうなることを望んでもいないんだ。そりゃ経済的には豊かになったよ。より多くのマネーが手に入ることにより、よりこのスポーツに専念できる。そこが以前との違いだよ。栄養士をつけることができるようになったし、ジムで過ごす時間が増えた。でもMMAに対する想いは変わらない。10代から始めて、25歳の時にMMAで生きていくことを決めた。

ジムから離れたくないし、パーティにも行きたくない。もうフィアンセもいる。家にいる時はリラックスしてリカバリーに努めている。家にいない時以外は、ジムにいる。チャンピオンになって経済的に恵まれるようになったことで、そうやって想い通りに生きることができている。

今の僕にはトレーニングキャンプとトレーニングキャンプ以外という練習状況は当てはまらなくなっているんだ。常にベストな練習ができているから、いつでも戦えるような状態になっている。トレーニングキャンプをして試合に備えるんじゃなくて、今の僕はマーシャルアーツに専念できているから、いつでも試合で戦うことができるんだよ」

<この項、続く>

The post 【Bellator272】堀口恭司の挑戦を受けるセルジオ・ペティス─01─「僕には平本蓮という練習仲間がいる」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA BELLATOR Bellator272 Brave CF MMA News ゴイチ・ヤマウチ スコット・コーカー セルジオ・ペティス ブログ 中村K太郎 堀口恭司 安西信昌 渡辺華奈

【Bellator272】堀口恭司✖セルジオ・ペティスから、BellatorはU-NEXTで2年間──配信決定

【写真】世界、米国に挑む感が伝わってくるフライヤー(C)BELLATOR

17日(水・現地時間)、Bellatorが12月3日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催するBellator272が、日本ではU-NEXTで中継されることを発表した。

メインでBellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティスにRIZINバンタム級チャンピオン堀口恭司が挑戦する同大会を皮切りに、今後2年間、Bellatorの全イベントがプレリミを含めU-NEXTで独占配信されることも合わせて明らかになっている。


ABEMAからDAZNで配信されていた世界第2位のMMAプロモーション、DAZNからの撤退後はYouTubeで無料配信されてきた。U-NEXTは22万以上の動画や140以上の雑誌が見放題の月額2.189円の有料サイトだ。

今後、U-NEXTにおけるBellatorの配信は日本語と英語のマルチch配信で、日本国内においてもビッグ・ジョン・マッカーシーやジョシュ・トムソン、チェール・ソネンらのカラーコメンテイターの解説や勝利者インタビューが視聴できるにも朗報だろう。

今回の配信決定に関して、スコット・コーカーは「U-NEXTネットワークで我々のファイトを中継できることに興奮を禁じ得ない。日本には多くの専門的な知識を持つファンがいる。彼らにセルジオ・ペティス✖キョージ・ホリグチを皮切りにベラトールの激戦を定期的に視聴してもらうことにワクワクしている」とコメントをリリースに寄せている。

また同リリースではU-NEXTの堤天心代表取締役の「世界有数の格闘技イベントであるBellatorを日本の視聴者にお届けできること、心から喜んでいます。現RIZINバンタム級王者の堀口恭司選手がBellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティス選手に挑戦するBellator272という日本中のファンが注目する大会──日本のMMAファンには我々のライブストリーミングサービスを堪能してほしいです」というコメントを紹介されている。

MMAファンとしてはPFLやBRAVE CFと並び、無料視聴を楽しめるコンテンツであったBellatorの有料配信、正直なところ懐が痛いという感覚もあるだろう。しかし、YouTubeでの配信とは言ってみれば、MMA界有数のコンテンツが日本国内ではビジネスにならない状況を端的に表していたという見方ができる。よって今回のU-NEXTでの配信決定はMMA界にとって間違いなく朗報といえるだろう。

なお今回のプレスリリースではBellatorには堀口恭司以外に安西信昌、中村K太郎、渡辺華奈、そしてゴイチ・ヤマウチの日本人ファイターが所属しているという一文が添えられている。

The post 【Bellator272】堀口恭司✖セルジオ・ペティスから、BellatorはU-NEXTで2年間──配信決定 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Bellator272 MMA RIZIN UFC YouTube   ジェレミー・ケネディ スコット・コーカー セルジオ・ペティス ベラトール 堀口恭司

U-NEXTが日本時間12月4日『Bellator 272』セルジオ・ペティス vs. 堀口恭司 他全試合をライブ配信/月額会員は無料、アーカイブも順次配信


 株式会社U-NEXTは、米国の格闘技大会「BELLATOR(ベラトール)」において日本国内の配信パートナー契約を締結いたしました。本取り組みの第1弾として、2021年12月4日(土)開催の格闘技大会『BELLATOR 272』をU-NEXT独占で見放題ライブ配信いたします。

 BELLATOR MMAは、2008年に米国で設立されたMMA(総合格闘技)の団体です。サークルケージと呼ばれる円形の金網で1ラウンド5分×3ラウンド(タイトル戦は5ラウンド)の試合が行われ、世界最高峰のUFCに次ぐ人気、規模を誇っています。2019年には日本でRIZINと共同で大会を主催するなど、日本の格闘技ファンからの注目も高まっています。

 ライブ配信第1弾となる12月4日(土)開催の『BELLATOR 272』では、移籍が決まった現RIZINバンタム級王者の堀口恭司がBELLATOR 世界バンタム級王者セルジオ・ ペティスに挑みます。堀口は2020年大晦日の朝倉海との対戦以来、1年ぶりの試合ながらタイトルマッチとなる大きな舞台へ。元UFC フライ級ランキング1位でもあり今回が初の防衛戦となる強豪ファイター、セルジオ・ ペティスと、RIZINのバンタム級王者として日の丸を背負って参戦する堀口との熱い一戦は見逃せません。

 当日はメインカードの「セルジオ・ペティス VS. 堀口恭司」「エマニュエル・サンチェス VS. ジェレミー・ケネディ」の2試合に加え、プレリムも独占でライブ配信いたします。U-NEXTで配信するBELLATORの試合はすべて見放題配信のため、U-NEXTの月額会員の方ならどなたでもお楽しみいただけます。

■ BELLATOR MMA 代表 スコット・コーカー氏

 日本の動画配信サービス「U-NEXT」を通じて、「BELLATOR」を配信できることを大変嬉しく思います。これまで格闘技が歩んできた歴史のなかで、日本には総合格闘技に精通し、熱心に応援してくれるファンが数多くいらっしゃいました。そういったなかで、今回のセルジオ・ ペティスと堀口恭司、2名の世界チャンピオンによる戦いを皮切りに、今後の大会を皆さまにお届けできることに喜びを隠せません。

 というわけで、12月3日にコネチカット州アンカスビルのモヒガン・サン・アリーナで開催する『Bellator 272: Pettis vs. Horiguchi』はYouTubeではなく、U-NEXTで配信されます。前座は日本時間12月4日午前9時開始、メインカードは正午開始。

 また、U-NEXTはBellator MMAの過去試合を12月初旬から順次見放題で配信予定とのこと。続きを読む・・・
カテゴリー
BELLATOR MMA RIZIN UFC YouTube アリ・バガウティノフ コナー・マクレガー セルジオ・ペティス マネル・ケイプ 修斗 堀口恭司 石橋佳大 総合格闘家

堀口恭司 デビューから朝倉海戦まで全KO ダウンシーン Kyoji Horiguchi knockout

#堀口恭司 #堀口恭司KO #総合格闘技 #RIZIN

史上最強のMade In JAPAN

井上尚弥 デビュー戦からマイケル・ダスマリナス戦まで全KO集 ダウンシーン Inoue Naoya knockout

那須川天心 デビュー戦から裕樹戦まで全KO ダウンシーン集 MMA スペシャルマッチあり tenshin nasukawa knockout

【世紀の一戦】那須川天心 デビュー戦から裕樹戦まで 武尊 デビュー戦からレオナ・ペタス戦まで全KO ダウンシーン集 Tenshin nasukawa Takeru knockout

武尊 デビュー戦からレオナ・ペタス戦まで全KO ダウンシーン Takeru Knockout

フロイド・メイウェザー デビューからコナー・マクレガー戦まで全KO集 ダウンシーン Floyd Mayweather knockout

堀口 恭司(ほりぐち きょうじ、1990年10月12日 – )は、日本の男性総合格闘家、YouTuber、タレント、実業家。群馬県高崎市出身。アメリカ合衆国フロリダ州ココナッツクリーク在住。アメリカン・トップチーム所属。現RIZINバンタム級王者[注釈 1]。元Bellator世界バンタム級王者。日本人史上初のBellator世界王者[6]。元修斗世界バンタム級王者[注釈 2]。

日本人及び軽量級総合格闘家において世界トップクラスの実力を有しており、アメリカの総合格闘技団体「UFC」在籍時はフライ級ランキング最高3位まで上り詰め、UFC 186のメインイベントで当時のUFC世界フライ級王者デメトリアス・ジョンソンと対戦した[1]。

堀口恭司 vs セルジオ・ペティス

堀口恭司 vs 朝倉海

堀口恭司 vs 朝倉海

堀口恭司 vs ダリオン・コールドウェル

堀口恭司 vs ベン・ウィン

堀口恭司 vs ダリオン・コールドウェル

堀口恭司 vs 扇久保博正

堀口恭司 vs イアン・マッコール

堀口恭司 vs 石渡伸太郎

堀口恭司 vs マネル・ケイプ

堀口恭司 vs ガブリエル・オリベイラ

堀口恭司 vs 所英男

堀口恭司 vs 元谷友貴

堀口恭司 vs アリ・バガウティノフ

堀口恭司 vs ニール・シーリー

堀口恭司 vs チコ・ケイミュス

堀口恭司 vs デメトリアス・ジョンソン

堀口恭司 vs ルイス・ゴーディノ

堀口恭司 vs ジョン・デロス・レイエス

堀口恭司 vs ダレル・モンタギュー

堀口恭司 vs ダスティン・ペイグ

堀口恭司 vs 石渡伸太郎

堀口恭司 vs 扇久保博正

堀口恭司 vs イアン・ラブランド

堀口恭司 vs 井上学

堀口恭司 vs 徹肌ィ郎

堀口恭司 vs 上田将勝

堀口恭司 vs 直撃我聞

堀口恭司 vs 根津優太

堀口恭司 vs 細井鷹飛呂

堀口恭司 vs 赤尾セイジ

堀口恭司 vs 石橋佳大

堀口恭司 vs 川名蘭輝

カテゴリー
BELLATOR MMA RIZIN   エメリヤーエンコ・ヒョードル セルジオ・ペティス ベラトール 堀口恭司

スコット・コーカー代表が2022年のベラトール日本大会とバンタム級ワールドGP開催を示唆


 すでに、2021年12月3日(日本時間4日)に米国で開催される『Bellator 272』にて、Bellator世界バンタム級王者のセルジオ・ペティス(米国)に、堀口恭司(日本)が挑戦する「Bellator世界バンタム級タイトルマッチ」(5分5R)が発表済みで、その際に両代表は、「RIZINとの協力関係を継続」(コーカー)、「ここから両団体の威信をかけた戦いに」(榊原CEO)との声明を発表していたが、それが現実のものとなりそうだ。

 モスクワ大会でエメリヤーエンコ・ヒョードルのKO劇を見届けたコーカー代表は、「2022年は、英国、アイルランド、パリ、日本、ロシアと目まぐるしいことになる」と会見で予告。2022年のBellatorの遠征で日本大会を行うことをあらためて語った。

 続けて、「いまうちの135ポンド(バンタム級)は堀口恭司と契約してアメイジングな階級になった。145ポンド(フェザー級)もそうだ。この2つの階級に関してはあらゆるMMA団体のなかでも最も充実した選手層だと自負してる。2022年はエキサイティングな発表ができると思う」と、バンタム級とフェザー級を中心に、大きな仕掛けをしていくとしている。

 コーカー代表は会見で、「バンタム級GPは何人構想か。まだ決まってないが、8人トーナメントかなと思っている」と、初めて具体的な参加選手の構想を語った。

 日本ではRIZINバンタム級GPが開催中で、大晦日に決勝が行われる予定で、現在、朝倉海(トライフォース赤坂)、井上直樹(セラ・ロンゴ&ワイドマンMMA)、扇久保博正(パラエストラ松戸)、瀧澤謙太(リバーサルジム東京スタンドアウト)の4選手が勝ち上がっている。榊原CEOは、優勝者のBellator参戦も示唆しているが、果たして「8人トーナメント」の枠に入ることが出来るか。

 ベラトールではバンタム級GPにRIZIN勢が、日本ではフェザー級GPにベラトール勢が出場してくれれば面白いことになりそうです。続きを読む・・・
カテゴリー
BELLATOR Bellator272 LFA MMA RIZIN UFC スコット・コーカー セルジオ・ペティス ブランドン・モレノ 堀口恭司 榊原信行

【Bellator272】12月3日(現地時間)、堀口恭司がBellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティスに挑戦

【写真】堀口のポジティブマインドは、1年近くのブランクが障害にならない──タイトル奪還の可能性は高いといえる (C)BELLATOR

20日(水・現地時間)、Bellatorが12月3日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator272でBellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティスにRIZINバンタム級チャンピオン堀口恭司が挑戦することを発表している。

9月にBellatorとの契約が明らかとなった堀口、その際スコット・コーカーは初戦が世界戦になる可能性があると話していたが、現実のモノとなった。


王者ペティスはWEC&UFCライト級を制したアンソニーの実弟で、2013年6月にLFAの前進RFAでフライ級王者となり、地元ミルウォーキーのロールショーでの壮行試合を経てUFCへ。バンタム級で3勝1敗の戦績を残した後、フライ級へ転向し現UFC世界フライ級王者ブランドン・モレノ戦やタイトルコンテンダーのジョン・モラガ戦、ジョセフ・ベナビデス戦で白星を得るも、ヘンリー・セジュードらに敗れバンタム級に再転向した。

2019年9月のタイソン・ナム戦後にフリーとなり、Bellatorと契約──UFCでの通算成績は10勝5敗だったペティスは、今年5月にフアン・アルチュレタの持つ世界バンタム級王座に挑戦して判定勝ちを収めBellatorバンタム級の頂点に就いた。今回の堀口戦が最初のタイトルディフェンディングファイトとなる。

一方の堀口は昨年大晦日の朝倉海戦以来、約11カ月振りの実戦が注目のチャンプチャンプ対決となった。今回は純粋に挑戦者の立場となり、RIZINのベルトが賭けられるダブルタイトル戦ではない。

「チャンピオン✖チャンピオンはいつだって特別なイベントだ。セルジオ・ペティスとキョージ・ホリグチが12月3日にBellator世界戦を戦うことにエキサイトしている。BellatorとRIZINに強固な協力関係により、2022年は多くのビッグファイトが継続して組まれることになるだろう」とコーカーはプレスリリースにコメントを寄せている。

一方RIZINの榊原信行CEOも「RIZINバンタム級チャンピオンの堀口恭司選手がBellatorバンタム級王者に挑戦する、この機会を設けてくれたコット・コーカー代表に感謝しています。12月3日はBellatorとRIZINが計画している、互いの威信をかけた戦いの第一歩に過ぎないことに興奮を禁じ得ないです」という言葉も紹介されている。

なお同大会では同じくバンタム級のジョシュ・ヒル✖ジャレッド・スコッギンス、フェザー級のジョン・デ・ジーサス✖ケオニ・ディッグスの対戦も決まっている。

The post 【Bellator272】12月3日(現地時間)、堀口恭司がBellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティスに挑戦 first appeared on MMAPLANET.