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UFC on ESPN+75:ケルヴィン・ガステラム欠場により、ショーン・ストリックランドがナッソーディン・イマヴォフとライトヘビー級契約で対戦。

mmajunkie.usatoday.com

今週末にラスベガスのUFC APEXで開催される今年最初のUFCイベントのメインでナッソーディン・イマヴォフと対戦予定だったケルヴィン・ガステラムが負傷欠場。急遽、昨年最後のイベントのメインでジャレッド・キャノニアに判定負けしたショーン・ストリックランドが代役として出場する。直前のため、1階級上のライトヘビー級契約5Rマッチとして行われる。

ストリックランドは6連勝していたが、昨年7月のアレックス・ペレイラ戦で1RKO負け。ジャレッド・キャノニア戦では両者消極的なままの煮え切らない展開での判定負け。早くもリベンジのチャンスを得たことになるが、準備期間がない中で、今度はアグレッシブに攻めることが出来るか。2大会連続でメインに登場するのはユニファイド以降のUFCでは初?

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MMA News o UFC   ショーン・ストリックランド ジャレッド・キャノニア

『UFC Fight Night 216』ジャレッド・キャノニア vs. ショーン・ストリックランドのジャッジの採点/主要サイトの採点


Jared Cannonier defeats Sean Strickland(MMA Decisions)

 『UFC Fight Night 216: Cannonier vs. Strickland』ジャレッド・キャノニア vs. ショーン・ストリックランドのジャッジの採点。Derek Clearyが1,2,3,5Rキャノニア、4Rストリックランドで49-46キャノニア勝利。Sal D'Amatoが1,2,3,5Rストリックランド、4Rキャノニアで46-49ストリックランド勝利。Junichiro Kamijoが1,2,4,5Rキャノニア、3Rストリックランドで49-46キャノニア勝利でした。

 主要サイトの採点は50-45キャノニア支持1人、49-46キャノニア支持3人、48-47キャノニア支持9人、47-48ストリックランド支持6人、46-49ストリックランド支持1人でした。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC   アミール・アルバジ アルマン・ツァルキャン アレックス・カサレス アレックス・ペレス サイドユカップ・カクラモノフ サイド・ヌルマゴメドフ ジェイク・マシューズ ジャレッド・キャノニア ジュリアン・エロサ セルゲイ・モロゾフ ダナ・ホワイト ダミール・イスマグロフ ダヴィッド・ドヴォルザーク ドリュー・ドバー ブライアン・バトル ブランドン・ロイヴァル ボビー・グリーン マァフゥシャトゥ マテウス・ニコラウ マネル・ケイプ ラファ・ガルシア

【UFN216】計量終了 2022年UFC最終戦は、2023年を睨みアルバジ✖コスタ&ドヴォルザーク✖ケイプに注目

【写真】ダナ・ホワイトが激怒した今年のコンテンダーシリーズ第1週の勝者コスタは、ローカルショーの1勝を積む上げUFCと契約が成った (C)Zuffa/UFC

2022年のUFC最終大会=UFN216:UFN on ESPN+74「Cannonier vs Strickland」が17日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催され、16日(金・同)に計量が行われた。

今年のUFC最後の試合、つまり今大会のメインはジャレッド・キャノニアー✖ショーン・スティックランドのミドル級の一番だ。とはいえ日本のファン目線でいえば、メインカードのアミール・アルバジ✖サレッサンドロ・コスタ、プレリミのダヴィッド・ドヴォルザーク✖マネル・ケイプ──フライ級の2試合が気になるところだろう。


イラクからスウェーデンに政治亡命し英国で暮らすアルバジ、ブラジルのコスタ、チェコのドヴォルザーク、そしてポルトガルのケイプと非米国人ファイターばかりなのも、フライ級らしいといえる。

UFCで3勝0敗のアルバジはアレックス・ペレス、ブランドン・ロイヴァルという米国人トップランカーとの対戦が流れ、オクタゴン初陣のコスタとの対戦になった。絶対に星を落とすわけにはいかないばかりか、次こそトップ5とのファイトを絶対的にするためのインパクトを残す必要がある状況だ。

とはいえアルバジは究極の勝利至上主義ファイターで、決して熱くなることなく、自身のやるべきこと淡々とこなし、対戦相手の傷口を冷静につく──強すぎる心臓の持ち主だ。ファンの期待とは別のところで、勝つために通じる手段をコスタにぶつけ続けるだろう。

ケイプとドヴォルザークはプレリミ、しかも第2試合で組まれることが信じられない一戦だ。ケイプはUFCに慣れるまでやや時間を要したが、2試合連続で印象的な初回KO勝利を挙げて巻き返した2021年から、今年は自らテストで陽性になったこともあり、2試合連続試合が流れ、今回が最初で最後の2022年の実戦となる。

対するドボルザークは3月にマテウス・ニコラウに敗れて以来、8カ月振りの再起戦となる。この両者の戦いは、一瞬の隙、少しの間が命取りになろう。

格闘技の経験がなくチェスからMMAファイターを志したドボルザークの強味は相手のミスをつく状況判断と洞察力。対してケイプは慎重さと爆発力という対照的なエレメントが融合しているファイターだ。

2023年フィナーレ大会に出場するフライ級4選手のいずれかが、2023年に平良と戦う可能性は決して低くない。そういう意味でもマスト・ウォッチの2試合だ。

■視聴方法(予定)
12月18日(日・日本時間)
午前6 時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN216計量結果

<ミドル級/5分5R>
ジャレッド・キャノニア―: 185.5ポンド(84.14キロ)
ショーン・スティックランド: 186ポンド(84.37キロ)

<ライト級/5分3R>
アルマン・ツァルキャン: 155.5ポンド(70.53キロ)
ダミール・イスマグロフ: 156ポンド(70.76キロ)

<フライ級/5分3R>
アミール・アルバジ: 125.5ポンド(56.92キロ)
サレッサンドロ・コスタ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フェザー級/5分3R>
アレックス・カサレス: 145ポンド(65.77キロ)
ジュリアン・エロサ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライト級/5分3R>
ドリュー・ドバー: 156ポンド(70.76キロ)
ボビー・グリーン: 156ポンド(70.76キロ)

<ミドル級/5分3R>
コディ・ブランデージ: 185ポンド(83.91キロ)
ミハウ・オレキシェイジュク: 186ポンド(84.37キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
シャイアン・ヴリスマス: 115.5ポンド(52.38キロ)
コリー・マッケナ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・マシューズ: 170ポンド(77.11キロ)
マシュー・セメルスバーガー: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
サイド・ヌルマゴメドフ: 136ポンド(61.69キロ)
サイドユカップ・カクラモノフ: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
マァフゥシャトゥ: 155ポンド(70.31キロ)
ラファ・ガルシア: 158.5ポンド(71.89キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ブライアン・バトル: 170ポンド(77.11キロ)
リナット・ファクレトディノフ: 171ポンド(77.56キロ)

<フライ級/5分3R>
ダヴィッド・ドヴォルザーク: 125.5ポンド(56.92キロ)
マネル・ケイプ: 126ポンド(57.15キロ)

<バンタム級/5分3R>
セルゲイ・モロゾフ: 136ポンド(61.69キロ)
ジャーニー・ニューソン: 135.5ポンド(61.46キロ)

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『UFC Fight Night 216: Cannonier vs. Strickland』前日計量動画

Testosterone式 史上最強のダイエット


MAIN CARD (ESPN+, 7 p.m. ET)

・Jared Cannonier (185.5) vs. Sean Strickland (186)
・Damir Ismagulov (156) vs. Arman Tsarukyan (155.5)
・Amir Albazi (125.5) vs. Alessandro Costa (125.5)
・Alex Caceres (145) vs. Julian Erosa (145.5)
・Drew Dober (156) vs. Bobby Green (156)
・Cody Brundage (185) vs. Michal Oleksiejczuk (186)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 4 p.m. ET)

・Cory McKenna (115.5) vs. Cheyanne Vlismas (115.5)
・Jake Matthews (171) vs. Matt Semelsberger (171)
・Saidyokub Kakhramonov (136) vs. Said Nurmagomedov (136)
・Rafa Garcia (155) vs. Hayisaer Maheshate (158.5)*
・Bryan Battle (170) vs. Rinat Fakhretdinov (171)
・David Dvorak (125.5) vs. Manel Kape (126)
・Sergey Morozov (136) vs. Journey Newson (135.5)

 『UFC Fight Night 216: Cannonier vs. Strickland』前日計量結果。メインカードは全員パス。プレミリナリーでハファ・ガルシアと対戦するハイサエ・マハシャテが158.5ポンドと2.5ポンドオーバー。出場給の20%を譲渡し試合は行われます。






 前日計量&フェイスオフ動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。今回はいつもより一人少ない10人での予想です。

・ジャレッド・キャノニア vs. ショーン・ストリックランドはキャノニア支持6人、ストリックランド支持4人。

・アルマン・ツァルキャン vs. ダミア・イスマグロフはツァルキャン支持9人、イスマゴロフ支持1人。

・アミール・アルバジ vs. アレッサンドロ・コスタは10人全員アルバジ支持。

・アレックス・カセレス vs. ジュリアン・エロサはカセレス支持3人、エロサ支持7人。

・ドリュー・ドーバー vs. ボビー・グリーンはドーバー支持6人、グリーン支持4人。

・ミハウ・オレキシェイジュク vs. コディ・ブランデージはオレキシェイジュク支持7人、ブランデージ支持3人。続きを読む・・・
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MIKE MMA o UFC   アレクサ・グラッソ ショーン・ストリックランド ジャレッド・キャノニア

12.17『UFC Fight Night』でジャレッド・キャノニア vs. ショーン・ストリックランドの仕切り直しマッチ

10.15『UFC Fight Night』のメインイベントで予定されていたジャレッド・キャノニア vs. ショーン・ストリックランドが中止(2022年08月31日)

10.15『UFC Fight Night』、ジャレッド・キャノニア vs. ショーン・ストリックランド中止を受けて新メインイベントはアレクサ・グラッソ vs. ヴィヴィアニ・アラウージョに(2022年09月08日)

 こちらの続報。


 UFCが12月17日に開催するFight Nightシリーズの大会(会場未定)でジャレッド・キャノニア vs. ショーン・ストリックランドのミドル級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 両者は10月15日の『UFC Fight Night 212』のメインイベントで対戦予定でしたが、ストリックランドの指の感染症により中止されていました。今回は仕切り直しマッチとなります。続きを読む・・・
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F1 MMA o UFC   アレクサ・グラッソ アンドレア・リー ショーン・ストリックランド ジャレッド・キャノニア

10.15『UFC Fight Night』、ジャレッド・キャノニア vs. ショーン・ストリックランド中止を受けて新メインイベントはアレクサ・グラッソ vs. ヴィヴィアニ・アラウージョに

10.15『UFC Fight Night』のメインイベントで予定されていたジャレッド・キャノニア vs. ショーン・ストリックランドが中止(2022年08月31日)

 こちらの続報。


 UFCが10月15日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催するFight Nightシリーズのメインイベントで予定されていたジャレッド・キャノニア vs. ショーン・ストリックランドの中止を受けてアレクサ・グラッソ vs. ヴィヴィアニ・アラウージョの女子フライ級マッチが新たなメインイベントになることを発表。

 グラッソは3月の『UFC on ESPN 33: Blaydes vs. Daukaus』でヨアン・ウッドに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合で3連勝中。現在UFC女子フライ級ランキング5位。

 アラウージョは5月の『UFC on ESPN 36: Blachowicz vs. Rakic』でアンドレア・リーに判定勝ちして以来の試合。現在UFC女子フライ級ランキング6位。

 両者は8月13日の『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』で対戦予定でしたがグラッソのビザ問題で中止されていました。続きを読む・・・
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MIKE MMA o UFC   ショーン・ストリックランド ジャレッド・キャノニア

10.15『UFC Fight Night』のメインイベントで予定されていたジャレッド・キャノニア vs. ショーン・ストリックランドが中止

10.15『UFC Fight Night』のメインイベントはジャレッド・キャノニア vs. ショーン・ストリックランド(2022年08月12日)

 こちらの続報。


 UFCが10月15日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催するFight Nightシリーズのメインイベントで予定されていたジャレッド・キャノニア vs. ショーン・ストリックランドのミドル級マッチが中止されるとのこと。『Dana White's Contender Series 52』終了後にデイナ・ホワイトがコメントしています。

 理由はストリックランドが指の感染症により手術が必要なためとのこと。キャノニアには代わりの選手は用意しないそうですが、後日改めて試合を組む予定も今のところはないそうです。続きを読む・・・
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MMA o UFC UFC276   イスラエル・アデサニャ ジャレッド・キャノニア

『UFC 276』イスラエル・アデサニャ vs. ジャレッド・キャノニアを見たファイター・関係者の反応


 『UFC 276: Adesanya vs. Cannonier』イスラエル・アデサニャ vs. ジャレッド・キャノニアを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC276 イスラエル・アデサニャ キック ジャレッド・キャノニア

【UFC276】完全無欠、慌てず騒がず。アデサニャが健闘キャノニアを下し、ポアタンを逆挑発

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)
Def.3-0:50-45.49-46.49-46
ジャレッド・キャノニア(米国)

両者、拳が届くのよりやや外の距離で蹴りを見せる。キャノニアが右オーバーハンドを見せ、左右のローを蹴る。アデサニャも左を伸ばし、左ミドルハイを繰り出す。間合いの測り合いのなかで、両者の右が交錯しロングアッパー気味のアデサニャの右が届く。右ジャブから左の蹴りを繰り出すチャンピオン、なかなか踏み込めないキャノニアが前に出ると細かいパンチを纏められる。そしてカーフを蹴るチャンピオンが、まずはペースを握った。ハイキックはキャノニアの頭の上を越えたが、右ストレートを入れたアデサニャが初回をリードした。

2R、右ハイ、左ミドルを繰り出したキャノニア。キャノニアはカーフを蹴るが、ここも踏み込んでいけない。アデサニャはカーフから左ジャブを当て、左エルボーを繰り出す。ローに右を合わせたキャノニア、やや距離が近づいたか。キャノニアは右ハイを蹴り、カーフと右に距離を取り直す。ワンツーを2つ見せたアデサニャ、攻撃が増えるとそこにキャノニアも手を出していく。王者の右ボディフックに、キャノニアが右を合わせていく。

自ら距離を詰めることが少ないキャノニアに対し、アデサニャが制空権からの迎撃だけでなく相手の領域に侵攻していく。キャノニアがアイポークの中断を求め、ドクターのチェックを固辞して試合がリスタートされる。アデサニャが左ジャブから右を振るい時間となった。

3R、ジャブ、リードフックを伸ばし、カーフを蹴るアデサニャに対し、キャノニアがこの試合初めてシングルレッグを仕掛ける。深追いはせず、足を抜かれ打撃の間合いに戻ると挑戦者はボディを殴る。その後もスピニングバックフィストを見せるなど、仕掛けていこうとするキャノニアに対し、チャンピオンが足を使って回りハイを狙う。

残り30秒、組んだキャノニアがケージにアデサニャを押し込む。最後の最後に回って首相撲からヒザをキャノニアが見せてラウンド終了に。

4R、鋭いカーフから素早い左ジャブを突き刺すチャンピオン。この動きを見せられなお、キャノニアが左ボディショットを放つ。ならばとミドルキックから、右を伸ばすアデサニャに対し、キャノニアがワンツーを振って前に出る。やられる覚悟がないと、詰めることはできないアデサニャ戦で、キャノニアが前に出て両ワキを差す。汗が多くなった終盤、簡単に離れたチャンピオンはジャブ&右ボディを繰り出す。

さらに右ストレートをヒットし、キャノニアの間合いに留まらないアデサニャはさすがの難攻不落ぶりを見せつける。キャノニアはここもクリンチに持ち込み、右エルボーを打ちこむ。首相撲で離れようとしたチャンピオンについていったキャノニアが、エルボーを入れたタイミングでアデサニャが離れる。この攻撃を序盤に見たかったチャレンジャーだ。

最終回、キャノニアが右ミドルを蹴る。相当に覚悟をもった攻撃をしているのだが、アデサニャを驚かせるには至らない。両手を合わせた状態で、アデサニャが右エルボーを入れる。リスクをおかす必要がなく勝てる状況の王者は、キャノニアのクリンチにもケージを背にして時間を使う。

残り80秒でシングルに移行したキャノニアだが、アデサニャは首を抱えてテイクダウン防御。左ジャブを当てたキャノニアが、右に続く左を顔面にヒットさせる。組みを選択したチャレンジャー。首相撲から回った離れたアデサニャがジャブを伸ばす。ここから大きな動きはなく、アデサニャが最終回以外は攻められる場面もなく=面白味の掛ける試合で王座防衛に成功した。

慌てる場面がなく、リスクをおかす必要もないアデサニャは、ケージサイドのポアタンを逆に挑発──。アレックス・ペレイラはキック時代と同様に絶対王者にとって脅威となるのか、あの抜けた打撃に期待したい。


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Cage Warriors MMA MMAPLANET o ONE UFC UFC276 アレックス・ポアタン・ペレイラ アレックス・ヴォルカノフスキー アンドレ・ムニス イアン・ギャリー イスラエル・アデサニャ ゲイブ・グリーン コナー・マクレガー ショーン・オマリー ジェイリン・ターナー ジム・ミラー ジャレッド・キャノニア ジョー・ローゾン ドナルド・セラーニ ドリキュス・デュプレシー ブライアン・バルベレナ ブラッド・タヴァレス ブラッド・リデル ペドロ・ムニョス ボクシング ボビー・グリーン マックス・ホロウェイ メイシー・バーバー ユライア・ホール ロビー・ローラー

【UFC276】極め男ムニス。セラーニ✖ミラーの最多勝争い。可能性は無限大、イアン・ギャリーに要注目!!

【写真】まだまだ成長過程、それでいてUFC2連勝中のギャリーが荒くてパワフルなグリーンを相手にどのように戦うのか (C)Zuffa/UFC

2日(土・現地時間)にネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC 276「Adesanya vs Cannonier」。PPVカードの濃厚さに加え、プレリミでもFight Night大会ならメイン級のカードがズラリと並んでいる。

そのプレリミでまず気になるのが、ジャカレ・ソウザに引導を渡した極め技師アンドレ・ムニスだ。今回はユライア・ホールの遠い距離からの打撃をいかに封じ込めて、組みの展開から極めという流れに持ち込むことができるか、見ものだ。

また2週間前の大会でジョー・ローゾンが計量後にヒザの負傷で欠場となり、ついに3度目の正直もならなかったドナルド・セラーニが、ジム・ミラーと戦う試合も見逃せない。

勝てば、単独でUFC最多の24勝目となる両者の対戦。もともと今大会でボビー・グリーンと対戦予定あったミラーが1週間前にグリーンの負傷欠場を経て、実に14年9カ月振りとなるウェルター級で対戦を了承した。ライト級でも背が高い方でないミラーだけに、長身のセラーニに対して如何に踏み込めるか。

それでもフィジカル的にダメージの蓄積は、セラーニよりも抑えることができているミラーが、オクタゴン最多勝ファイターになる確率の方が高い、か。


セラーニとミラー、この対戦がファンの思い入れの強い顔合わせなら、将来性という部分で期待の存在がイアン・ギャリーだ。

今回がUFCで3戦目となるギャリーは、アイルランドはダブリン出身、コナー・マクレガーに憧れ大学を中退しMMAの世界に飛び込んだ24歳のファイターだ。アマボクシングで300戦以上、柔道でもティーン時代に活躍。その後18歳でMMAに転じ19歳でアマデビュー、21歳でプロになると7 戦目でCage Warriorsウェルター級のベルトを巻いている。

ちなみにマクレガーが同プロモーションのフェザー級のベルを巻いたのはプロ13戦目(※それまでの戦績は10勝2敗)で、2戦後にUFCと契約を果たしている。対してギャリーは8戦目でオクタゴン初陣を飾り、ここまで9連勝中だ。

4つのKO勝ちを誇る打撃は、非常に柔らかく基本に忠実だ。右ストレート、リードの左フックも強く、前足の蹴りも長けている。何より相手を誘ってパンチ入れる迎撃型の攻撃ができることが、ギャリーに天賦の才が感じられる部分だ。

レスリングはまだ成長過程にあるが、グラップリングでも積極的でフィニッシュ重視の戦いを好むギャリーの課題は、多岐に渡る技術が勝つために絞り込むことができていない点にある。良くいえば臨機応援、ともすればノープランとも取れるが、サンフォードMMAの名匠たちがしっかりと導くことができれば、今回のゲイブ・グリーン戦はデモンストレーションファイトにできるだけのポテンシャルを持っている。

その一方で、グリーンの粗さにクリーンな打撃が圧されることがあると、サウスポーの構えから振り回してくる右ボディや右フックの標的になる可能性もあるだろう。が、パワーファイターを正確な距離、間合いとコンビネーションで翻弄することができれば、ギャリーにとっては一段階ステップアップできるファイトとなる。

■視聴方法(予定)
7月3日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWライブ

■UFC276計量結果

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラエル・アデサニャ: 183.5ポンド(83.23キロ)
[挑戦者]ジャレッド・キャノニア―: 184.5ポンド(83.68キロ)

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ヴォルカノフスキー: 144.5ポンド(65.54キロ)
[挑戦者]マックス・ホロウェイ: 144.5ポンド(65.54キロ)

<ミドル級/5分3R>
ショーン・スティックランド: 185.5ポンド(84.14キロ)
アレックス・ポアタン・ペレイラ: 184.5ポンド(83.68キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ロビー・ローラー: 171ポンド(77.56キロ)
ブライアン・バルベレナ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ショーン・オマリー: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
ブラッド・リデル: 155.5ポンド(70.53キロ)
ジェイリン・ターナー: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ドナルド・セラーニ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ジム・ミラー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
イアン・ギャリー: 171ポンド(77.56キロ)
ゲイブ・グリーン: 170ポンド(77.11キロ)

<ミドル級/5分3R>
ブラッド・タヴァレス: 185.5ポンド(84.14キロ)
ドリキュス・デュプレシー: 185ポンド(83.91キロ)

<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ムニス: 185.5ポンド(84.14キロ)
ユライア・ホール: 186ポンド(84.37キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジェシカ・アイ: 126ポンド(57.15キロ)
メイシー・バーバー: 126ポンド(57.15キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ジェシカローズ・クラーク: 135.5ポンド(61.46キロ)
ユリア・ストレアレンコ: 136ポンド(61.69キロ)

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