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【WNO12】引退撤回ゴードン・ライアンがUFCファイターと勝敗つかずのエキシビションに出場

【写真】ちょっとなぁ、実戦で良いだろうというのは誰もが思うところ (C)SATOSHI NARITA

20日(水・現地時間)、テキサス州オースチンでWNO12が開催され、エキシビションながらゴードン・ライアンが出場する。

2019年ADCC無差別級&99キロ級二冠王、その前年にはノーギワールズでも二冠達成とグラップリング界の頂点にあったライアンはONEと契約し、青木真也と8月27日(※イベント自体がロックダウンの影響でその後、キャンセルとなった)にケージグラップリングマッチを行うことが決まっていたが、胃不全麻痺により競技生活から退くことを5月に発表した。


その後、来年のADCCでアンドレ・ガルバォンと試合で復帰することを早々に明言したライアンは、今回ビア・メスキータ✖ルイサ・モンテリオ=女子バンタム級王座決定戦、フリオン・デイヴィー✖ナサリエ・ヒベイロ=女子フライ級王座決定戦、リーヴァイ・ジョーンズレアリー✖オリバー・タザ、そしてマキシー・ムスメシ✖リチャード・アラルコン=バンタム級王座決定戦を従え、非公式戦ながら最終試合に登場する。

真剣勝負、勝敗無しのエキシビションは15分1R制で終了まで、どれだけタップがあっても続けられるとのこと。そんなエキシでライアンの相手を務めるのは、UFCファイターのフィリップ・ロウだ。

柔術ベースとはいえ茶帯で、WNOやSUG出場も結果が残せていないロウ。何といってもUFCではウェルター級で戦っており、ライアンとの体格差は明らかだ。引退発言から復活はともかく、今回の実戦形式のエキシ出場にはさすがのグラップリングファンもブーイングを送っている。

大会記者会見でライアンは「復帰までのことを考えると、今回のエキシはベストの選択だ。現状でも世界のトップと戦える自信はある。ただし、自分の100パーセントで戦えない状態で試合をするのはプロ失格だ」と話している。

(C)Zuffa/UFC

対してロウが「なぜ、俺がこのエキシを受けたか?  世界最強のグラップラーと相対することができるのに、断るわけはないだろう」とコメントした。

勝敗抜き、勝敗がつくほうが話題にならなかったかもしれない今回のエキシ、ライアンにしてやられている感はあるがやはり気になる。

■視聴方法(予定)
10月21日(木・日本時間)
午前9時00分~FLOGRAPPLING

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JJ Globo ONE WNO09 クレイグ・ジョーンズ ゴードン・ライアン ブログ ルイス・パンザ 青木真也

【WNO09 & ONE】グラップリング最強ゴードン・ライアンが、健康問題で競技から退くことを発表

【写真】まさに絶頂期を迎えつつあっただけに、一つのジャンルの浮沈が関わるゴードンの事実上の引退発表だ(C)MMAPLANET

20日(木・現地時間)、ゴードン・ライアンが自らのSNSで胃の不調=胃不全麻痺により競技生活から離れることを発表した。

「人生で一番辛い知らせをしないといけない」と書きだしによるインスタグラムでのポストで、ゴードンの胃は練習に耐えられるもものでなく、競技生活から離れる必要があることを明かした。

今後の競技生活に関しては、確かなことはいえず競技者を引退しても、指導者としてラップリングに関わっていくとゴードンは書き記している。


ゴードンはONEと契約し、グラップリングとMMAを戦うこと明言しており、8月27日(金・同)には青木真也とグラップリングマッチをサークルケージで行うことが発表されていた。

また5月28日(金・同)にはWNO09でルイス・パンザと戦うことが決まっていただけに、ゴードンもこの発表をこのタイミングで行ったことが予想される。

2019年ADCC世界大会99キロ級&無差別級優勝、2018年にはIBJJFノーギワールズでも2階級制覇を成し遂げている現代ノーギグラップリング最強の男。盛り上がりを見せるグラップリング界の象徴ゴードンは、青木戦以外にもドリームマッチの実現がグラップリング、そしてMMAで期待されていた。それだけに、返す返すも残念な事実上の引退宣言だ。

なおWNO09ではクレイグ・ジョーンズが、ゴードンの代役でパンザと戦うことが決まっている……。

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J-CAGE JJ Globo ONE ゴードン・ライアン ブログ 青木真也

【ONE】ゴードン・ライアンとの組み技戦が決まった青木真也「一座の人間だからピエロは嫌だと言わない」

【写真】グラップリング戦が決まったゴードン・ライアンと青木(C)MMAPLANET

10日(火・現地時間)、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO&会長が自らのSNSでブレイキングニュースと銘打ち、8月27日(金・同)にグラップリングの無差別級スーパーマッチとして、ゴードン・ライアン✖青木真也戦を組むことを発表している。

4月にエドゥアルド・フォラヤンとの3度目の試合で圧勝した青木が、現代グラップリング界最強の男ゴードン・ライアンと戦うことが決まった。


大会開催地、大会名とも明らかになっていないが、恐らくはシンガポール、そしてケージでサブオンリーになることが予想される。

それにしてもゴードン・ライアンとは……。ゴードン・ライアンはヒールが解禁になる前のIBJJFノーギワールドでもADCCと同様に頂点に立っており、ポイントも取れるグラップリング・スキルの持ち主だ。2019年にはヒザの負傷から復帰して間もないというのに、99キロ級に続き──マーカス・アルメイダ・ブシェシャを下しADCC無差別級王者=二冠に輝いている。

パンデミック後は今年に入ってからも、2月26日(金・現地時間)に、プロ・グラップリング大会=Who’s Number One06で、新鋭ロベルト・ヒメネスを腕十字で一蹴。さらに3月26日(金・現地時間)にはWNO 07でヴァグネウ・ホシャを相手に──中継席にあらかじめフィニッシュを明示した封筒を置き、そこに示されたように三角絞めで一本待ちを収めている。そんな芸当が可能なゴードン・ライアンとの組み技マッチを求められること自体が青木真也の真価であり、八面六腑の活躍ぶりの象徴といえる。

しかし、体重差はおよそ20キロ、上からも下からも圧倒的な圧力を持つゴードン・ライアンとのグラップリングは、青木にとって2017年11月のベン・アスクレン戦を遥かに上回る、勝ち目のない戦いといえる。それゆえに青木道を全うしているといえるが、そんな青木は今回の試合について以下のようにコメントをくれた。

青木真也
「最初は驚きました。でも、そこでやらないとは言えない。一座の人間として、完全にゴードン・ライアンのお披露目会でピエロの役割を演じろと言われれば、それはノーとは言わないです。皆でやっている──一座の人間だからピエロは嫌だと言わない。

勝負としても厳しいことは分かっています。でも、やっぱり『やらない』とは言わない。それに何だかんだと言って、世界一の人間と肌を合わせることができるのだから、それはやってみたいです。でも、その前に7月にMMAを戦わせてくれということは伝えてあります」

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JJ Globo Report WNO07 ゴードン・ライアン ブログ ヴァグネウ・ホシャ

【WNO07】破天荒すぎるキング、ゴードン・ライアン。勝ち方を予告し、ミッションコンプリート

26日(金・現地時間)、テキサス州ヒューストンでノーギグラップリング大会Who’s Number One(WNO)07が開催された。世界最強のノーギグラップラーであるゴードン・ライアン、そのチームメイトにして最大のライバル候補であるニック・ロドリゲス、さらに最軽量級柔術絶対王者マイキー・ムスメシら、注目選手の試合レビュー。

第3回はヴァグネウ・ホシャを相手、大胆不敵な行動に出たゴードン・ライアンの戦いをお伝えしたい。
Text by Isamu Horiuchi

<30分1R>
ゴードン・ライアン(米国)
Def. 19分17秒by 三角絞め
ヴァグネウ・ホシャ(ブラジル)

白い封筒を持って登場したライアンは、実況席にそれを置く。「試合後に開けてくれ」と書いてある。どうやら試合結果をあらかじめ予告したものらしい。

試合開始。距離を詰めるライアンに対し、軽量のホシャはサークリングしながら時々、ジャブのように左手を飛ばしてライアンの胸を押して距離を取る。やがて引き込んだライアン。ホシャの右足を左脇で抱えて逃さないように固定すると、自らの右ヒザをホシャの股間に入れてバランスを崩し、そのまま後ろに倒してあっさり上を奪取してみせた。

そのままヒザを入れたライアンは、前傾姿勢でプレッシャーをかけてゆき、さらに足を捌きにかかる。強烈な圧力を受けているはずのホシャだが、両足と両腕のフレームをフル活用してその侵攻を止めている。やがてライアンは両腕でホシャの上半身を押さえつけ、サイドに。ホシャは下からライアンの左足を取ろうとするが、ライアンは右足をステップバックしてバランスを取るや、体を入れて体重をかけてハーフで上を奪取した。

横向きになったホシャに対し、ライアンは巨大な上半身を用いて圧力をかけてゆく。ヒジのフレームとニーシールドで防ぐホシャだが、ライアンはじっくりと侵攻。左腕でホシャの首に手をかけ、クロスフェイスで顔面を圧迫する。てホシャ背中をマットにつけさせたライアンは、ホシャの首の後ろでクラッチを組んで体重を預けてゆく。ホシャとしては凄まじく苦しい状態だ。

「You’re sinking. It’s OK.(お前、沈みかけてるな。それでもいいんだぞ)」とホシャに楽しそうに声をかけるライアン。事前から「好きなだけいたぶってからフィニッシュする」と宣言していた通りの戦いぶりだ。

ホシャの首を完全に殺しているライアンは、右足を抜いてマウント。なんとか動こうとするホシャだが、ライアンは上にのしかかり続けてバックマウントへ。ここからライアンは4の字ロックでホシャを固定して仰向けになる。それでも諦めないホシャは、なんとライアンの巨体を背負いながらヒザ立ちに。が、ライアンはつかさずライアンの首をハーフネルソンで圧迫し潰してみせた。

巨大な前腕で、ホシャの顔面を擦りながらゆっくりチョークを狙ってゆくライアン。めげないホシャは防ぎながら「お前が予告していたのはこんなものか?」とライアンに言葉をかける。

ライアンは4の字ロックを外すと、ホシャはすかさずスクランブルし世界最強グラップラーの巨体を背に立ちかける。ライアンは背後から体を横に預けて再びグラウンドに持ち込み、またしても4の字ロックへ。ホシャとしては、またしても脱出寸前で蟻地獄に引きずりこまれたようなものだ。

その後もライアンが背後からのクロスフェイスでホシャを削る展開が続く。決して屈しないホシャは、再びライアンの巨体を背負って片ヒザ立ちに。ライアンも再び強烈なハーフネルソンで崩しにかかるが、ホシャはそれを耐えて立ちあがった。

ライアンは4の字ロックを解くと、タイトな上半身のボディロックはキープしたままホシャの左足に両足をかける。ライアンはそのまま左側に体重をかけて再びグラウンドに。それでもスクランブルを諦めないホシャは、前転して下からライアンの右足を肩で抱える体勢になった。

ついにバックからの脱出に成功したホシャに対して、ライアンは「サンキュー!」と。両者は掌を合わせたのだった。50/50で絡んだ両者。ここからホシャは大胆にもインサイドヒールを狙ってゆく。が、ライアンは足の取り合いには応じず、立ち上がってホシャの右足を押し下げて対処。一度体重をかけてから再び立って改めてホシャの右足を押し下げたライアンは、ホシャが戻そうとした反動を使って、すかさずその右足をレッグドラッグで横に流す。

確実に段階を踏みつつ、最後は「技あり!」とでも言いたくなる鮮やかな動きで50/50を無効化し、足を抜いてみせたのだった。

再びハーフガードの体勢となったホシャは、ライアンの右脇を差す。ライアンは上腕でホシャの顔面を圧迫にかかるが、ホシャはそれにもめげずに動きを止めずスクランブルから立つ。ライアンは上からがぶるが、ホシャは頭を抜いた。17分半経過時点で、ホシャはついに距離を取ることに成功する。

と、次の瞬間ホシャは咆哮。ライアンは苦笑いし、自分からマットに寝て下からの攻防を挑む。ホシャは低くパス狙い、と思いきや左足を外掛けして倒れ込んでのヒール狙いに。

ライアンはここも足関節合戦には応じず、ホシャの足の絡みをあっさり解除して上に。立ち上がって体重を掛けにくるライアンに対して、ホシャはその足を強く蹴って距離を作ろうとするが、ライアンはホシャに立つ隙を与えずに上半身を浴びせかけてハーフ上に付いた。

ライアンは、左の前腕で改めてホシャの顔面を圧迫。そのまま体重を前にかけると、ホシャの左腕に手を伸ばしてキムラグリップを作る。そのまま引き剥がして極めにゆくライアン。ホシャがスクランブルに出たところで、ライアンはすかさず三角絞めをロックオン。グリップを作って左腕を守っていたホシャだったが、すぐにタップした。

次の瞬間2人は再び掌を合わせると、軽くハグ。事前にトラッシュトークで盛り上げた両者だったが、試合後は完全ノーサイド。立ち上がってからも笑顔でお互いを称え合ったのだった。

勝ち名乗りを受けたライアンは実況席へ。「みんな怒るかもな」と笑うライアンの前で、ここで実況が封筒を開けて中身を取り出すと……果たしてそこには三角形のマークが!

 さらに”Who’s Next? (次は誰だ)”という言葉と、そしてGRの文字(ライアンのイニシャル)が付け加えられていた。つまりライアンは、試合前から三角絞めでのフィニッシュを予告していて、実際その通りに実行ということになる。

「事前に宣言していた通り、前半はフィニッシュを狙う気はなかったよ。ピークに至るまでのお膳立てをしていたんだ。楽しかったよ」と静かに語ったライアン。

さらに「試合中はお互い楽しく罵り合っていただけだ。ワグナー(ホシャ)に対して悪い感情はないよ。いつも闘争心に溢れ、アグレッシブに戦う男だ。38歳でこんな体重差のある試合を受けたんだ。リスペクトだよ」とホシャを称えてみせた後で、自身の試合の出来については──「向こうは守りに徹したから難しい面もあったけど、まあ良かったんじゃないかな。バックを取ったけどフィニッシュをせず、ハーフガードを取らせたり立たせてあげたりしたんだよ。動きを作ろうとしたんだ。ファンが見たいのはそれだからね。そして残りが10分くらいと聞いて、じゃあフィニッシュしようか、ということで極めたんだよ」と語った。

散々削られながらも不屈の闘志で抵抗を続け、チョークを防いでバックポジションも執念で脱出してみせたホシャだが、全てはライアンの掌の内で転がされていたということか。

真剣勝負のグラップリングの試合において、(体重差があるとはいえ)世界レベルの実力者である対戦相手を「キャリー」してみせたライアン。おまけに宣言通りの技でフィニッシュするという離れ業だった。

このような戦い方に好き嫌いはあるだろうが、今回のカードが、両者の体格差及び実力差故に「勝負論」が期待できないものであったことは確かだ。そこでライアンがじっくりと戦ったことで、ライアンの強烈無比なプレッシャーとそれを凌ぐホシャ、2人の言葉による心理戦、50/50を解除したライアンの妙技等、さまざまな見所が生まれたことは間違いない。

強すぎて対等な対戦相手が見つからない困難な状況にて、それでもライアンは我々に新しいものを見せ続けている。その事実には驚くばかりだ。


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JJ Globo Preview WNO07 ゴードン・ライアン ブログ ヴァグネウ・ホシャ

【WNO07】プレビュー─01─世界最強ゴードン・ライアンに挑む、ホシャの秘策はラフプレー!?

【写真】ADCCでは2階級差があるゴードンとホシャ(C)SATOSHI NARITA

26日(金・現地時間)、テキサス州ヒューストンでノーギグラップリング大会Who’s Number One(WNO)07が開催され、Flo Grapplingで放映される。世界最強のノーギ・グラップラーを3度に分けてプレビュー。

第1回はゴードン・ライアンが出場するメインの見所を紹介したい。
Text by Isamu Horiuchi


<30分1R>
ゴードン・ライアン(米国)
ヴァグネウ・ホシャ(ブラジル)

ライアンは、2019年のADCC世界大会にて99キロ以下級と無差別級を制覇、現在世界最強のノーギ・グラップラーと目される存在だ。バタフライガードから相手を崩してのバック取りと足関節技を得意としており、圧倒的なフィニッシュ率を誇る。先日はMMAとグラップリングでONE Championshipと契約したことが発表された。

先月のWNOでは、ロベルト・ヒメネス相手にあえてトップゲームで勝負。きわめて高い精度のパスガードの連続攻撃を繰り出してマウントを奪取し、強烈な腕十字で完勝。理詰めに段階を踏んで相手を追い詰めてゆき、その動きの一つ一つがこの上なくタイトで相手に逃げる隙を与えない、恐るべき技術的完成度を見せつけた。

その強さに釣り合う相手がなかなか見当たらないライアンとの対戦に名乗りを上げたのは、ヴェテランのヴァグネウ・ホシャだ。中重量級の体格ながら重量級との対戦も厭わず、常にアグレッシブに前に出てゆく戦いを身上とする。先月のF2W 164では重量級のユーリ・シモエス相手にスタンドで譲らず、シモエスの下からの仕掛けも防いで(裁定基準の不可解さは否めないながらも)判定勝ちを収めている。

これまでにライアンとホシャは二度対戦し、2015年に引き分け、2016年にはライアンがチョークで勝利している。そのうえ彼がこの5年間で巨大な筋肉を身に付け、技術的にも飛躍的な向上を見せたことを考えると、今回の試合も圧倒的にライアンが有利だろう。試合スタイルを見ても、ライアンの卓越したバタフライガードに対して、体格に劣るホシャが上をキープするのは困難と思われ、一度ライアンが上を取ったら試合は一方的になる可能性が高い。

事実ライアンもこの試合の決定を受けて「あんな奴、好きなだけ一方的にいたぶって、飽きたらフィニッシュしてやるよ」と余裕のコメントを残している。

同時にライアンは「奴は人を虐めることで喜びを感じる類の人間なんだ。俺がまだ19歳の頃、奴は俺がかぶっていた王冠を叩き落として笑いやがった」とホシャへの嫌悪感を隠そうとしない。

以前、AJ・アガザーム相手にラフプレイ──道着着用の試合にもかかわらず牽制のジャブを繰り出し、嫌気を差したアガザームが背を向けたところで、前蹴りでステージ外に蹴落としたという行為を見せたホシャ。

今回も好戦的な戦い方で、ライアンの冷静さを失わせる場面を作る可能性は考えられなくもない。

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News ONE ゴードン・ライアン ブログ

【ONE】チャトリCEOが、ゴードン・ライアンとMMA&グラップリングで契約したことを発表

【写真】チャトリCEOはSNSで「MMA=デメトリウス・ジョンソン、サブミッション・グラップリング=ゴードン・ライアン、キックボクシング=ジョルジ・ペトロシアン、ブラジリアン柔術=マーカス・アルメイダ・ブシェシャ、ムエタイ=ノンオー・ガイヤーンハーダオ、ONE is the home of Martial Arts」と書き込んでいる (C)MMAPLANET

22日(月・現地時間)、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO&会長がSNSでゴードン・ライアンと契約したことを発表した。

2019年ADCC世界大会99キロ級&無差別級優勝、2018年にはIBJJFノーギワールズでも2階級制覇を成し遂げている現代ノーギグラップリング最強の男がONEと契約を果たした。


2月26日に実弟ニッキーの代役でロベルト・ヒメネスを破ったばかりのライアンは、ノーポイント&サブオンリー時代のグラップリングで、ポイント有りでも勝てる技術を駆使した上で、ダナハー流足関節のトランジッション&サブミッションも身につけている。

2019年の5月にはEvolve MMAで短期間ながら指導をしていたこともあり、その時にはMMA転向に際して、「何も決まっていないけど、ゲイリー(トノン)が楽しそうにしているから、タイミングと条件があえば」と話していた。

今回チャトリCEOのSNSでは、MMAとグラップリングで契約した──と、わざわざグラップリングという言葉を使っているように、まずは組み技でのお披露目もあるかもしれない。そうなるといち早くONEのヘビー級ロースターになっているヒカルド・アルメイダ、ブシェシャとのサブオンリーマッチも見てみたいものだ。

グラップリングであれば2017年現役生活から身を引いたホジャー・グレイシーの登用もチャトリCEOは明言したこともあり、サークルケイジの戦いにMMA、立ち技=スーパーシリーズだけでなく、ノーギグラップリングという要素が加われば──コアファンは大歓迎だろう。

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JJ Globo News WNO07 ケイド・ルオトロ ゴードン・ライアン ニック・ロドリゲス ブログ ユーリ・シモエス ヴァグネウ・ホシャ

【WNO07】26日のカードが続々決定。ゴードン・ライアン✖ヴァグネウ・ホシャ、ケイド・ルオトロ出場

【写真】どんな局面でも余裕の表情を崩さないゴードン・ライアン (C)SATOSHI NARITA

26日(金・現地時間)、テキサス州ヒューストンで開催されるWho’s Number One(WNO)07の陣容が固まりつつある。

メインイベントは2021年のグラップリング界で最強といっても過言でないゴードン・ライアンが、グラップリング実績歴は群を抜くヴァグネウ・ホシャと対戦する。


2017&2019年のADCC世界王者──後者な無差別との2冠王、その合間の2018年にはIBJJFノーギ・ワールズでも2階級制覇を成し遂げているライアン。2017年9月のADCCアブソリュート決勝でフィリッピ・ペナ・プレギーサにポイントで敗れて以来、敗北は昨年2月にBJJ Fanaticsのレスリングマッチでパット・ダウニーにピンフォール負けを喫しているだけで、サブミッション有りの試合では3年半、敗北を喫していない。

この間、メタモリスでハレック・グレイシー、Quintetのベガス大会ではジョシュ・バーネットやクレイグ・ジョーンズ、SUGでガブリエル・ナパォンらに勝利し、WNOにも3度出場してカイル・ボエム、マテウス・ジニス、そして前回大会でロベルト・ヒメネスと連続1本勝ちを続けている。

対するホシャも2月19日にF2W164でユーリ・シモエスを破り、WNOでも12月にジョン・ブランクをスプリット判定で下すなど安定して結果を残している。

とはいえライアンに敗れたヒメネスには昨年6月にレフェリー判定で敗れており、試合巧者のホシャといえども、ライアンの技術力が極めて高いパワーグラップリングを前にすると劣性に否めないだろう。

この他、ユーリ・シモエス✖ニック・ロドリゲスの新旧対決、またルオトロ兄弟からケイドが出場し、SUGベテランのカナダ人組技師イーサン・クレリンステインとのマッチアップが決まっている。

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JJ Globo Report WNO06  グラチアン・サジンスキ ゴードン・ライアン ブログ ロベルト・ヒメネス

【WNO06】組技界のMr.パーフェクト=ゴードン・ライアンがヒメネスに一本勝ちし、ガルバォンに張り手!!

2月26日(金・現地時間)、テキサス州ヒューストンでWho’s Number One(WNO)の2021年初イベントが開催された。ノーポイント&サブオンリー&判定有りにして、世界超一流の組技師がズラリと顔を揃えたこのグラップリング大会から、サブオンリー界一の強豪ゴードン・ライアン✖ポイント柔術を称してサブオンリーに挑むロベルト・ヒメネスの戦をレポートしたい
Text by Isamu Horiuchi

<ノーギ・30分1R>
ゴードン・ライアン(米国)
Def. 10分53秒by 腕十字
ロベルト・ヒメネス(米国)

試合開始後座ったライアンは、下から無造作にヒメネスの首を抱えて横に崩すと、当時にバタフライフックで跳ね上げてのスイープへ。なんとかこらえたヒメネスだが、次にライアンはヒメネスの右足を外側から腕でフックして引き出すと、自分の右足を外からヒメネスの左足に絡めて三角ロックを完成。そこからヒールを狙うかと思いきや、ディフェンスに入ったヒメネスの上を取ってみせた。

立ち上がってニースライスを狙うライアン。が、ヒメネスも足を利かせて対処し、ライアンの右足にデラヒーバで絡む。ライアンはその足を押し下げてのパスを狙うが、ヒメネスも足を効かせて守る。するとライアンは淀みない動きでヒメネスの足を捌いて左右に動き、そのまま低く体重をかけてゆく。ヒメネスがどれだけ巧みに守ろうとも、ライアンはその巨体から多彩なパスを静かで隙のない動きで次々と繰り出してくる。恐るべしだ。

そんなライアンの上半身の侵攻を、左のニーシールドでなんとか止めるヒメネス 。が、ライアンはゆっくり隙間を潰してプレッシャーをかけ、ハーフで胸を合わせることに成功。さらにライアンは巨大な肩でヒメネスの首を圧迫し、ワキを差す。理詰めにして隙のない動きでヒメネスの上半身の動きを完全に止めたライアンは、足を抜いてサイドを取ってみせた。

あいかわらずヒメネスの首を殺しているライアンは、全く隙間を与えず低くプレッシャーをかけたまま、ニーインザベリーからマウントに。差している左ワキをこじ開けにかかるが、ヒメネスはブリッジで跳ね上げてなんとか回避。さらにヒメネスはバンプして隙を作ってエビで逃げようとするが、ライアンのマウントは崩れない。

やがて再び体勢を低くしたライアンは、ヒメネスの両ワキを差し、静かにゆっくりとこじ開けて両腕を上げさせてゆく。やがてワキが完全に開いたとみるや、ライアンはそこに自らの右脚を捻じ込みいわゆるSマウントを完成。そのまま孤立させたヒメネスの右腕をがっちり掴み、腕十字で伸ばしにかかる。きわめてタイトな仕掛けだったが、ライアンが極めるために倒れ込んだ瞬間、ほんの少しできた隙間を突いて体を起こすヒメネス 。さらにヒメネスは動き続け、完全に右腕を伸ばされながらも腕十字から脱出。上のポジションを奪い返してみせたのだった。

が、下も得意のライアンは、慌てず騒がずヒメネスの右足に両足を絡ませる。さらにライアンが左足に手を伸ばしたところで、ヒメネスが上からダイブしてバック狙いへ。が、すぐに反応して距離を取ったライアンが上になる。と、ヒメネスはすかさずクローズドガードを取ってみせた。

すぐに立ったライアンに対して、ヒメネスはガードを開いてインヴァーテッドの形に。ここでライアンはヒメネスの内側に両腕をこじ入れて体重をかけると、すかさず左側にパス。これを嫌がって背中を向けたヒメネスは、すぐに前転してスクランブルから上を狙うが、ライアンも反応してそれをがぶる。ライアンの多彩かつきわめて完成度の高いパス攻撃に、ヒメネスが持てる力を振り絞って対抗する素晴らしい攻防だ。

さらにヒメネスの背後を狙うライアン。が、ヒメネスも反応して正対。立ち上がったライアンは、ヒメネスの両足首を掴んで捌くと、寸分も無駄のない動きで左足をステップ。ヒメネスの鼠蹊部を超えてニーオンザベリーに入ると、そのままマウントを取ってみせた。一言、圧巻の動きだ。

胸を合わせたゴードンは、再びヒメネスの両ワキを差して開けさせる。一度目はだいぶ抵抗できたヒメネスだが、今回はあっさりとワキを開けさせられてしまう。またしてもSマウントを作ったライアンは、先ほどとほぼ同じ形で右腕を伸ばしての腕十字へ。今回もなんとか体を起こしてエスケープを試みたヒメネスだが、ライアンが強烈に極めるとタップアウト。試合開始から、約11分ほどのことだった。マットに倒れたまましばし右腕を抑えていたヒメネスだが、やがて立ち上がりライアンと健闘を称え合った。

まさに世界最強のノーギ・グラップラーの名にふさわしい強さを見せつけたゴードン・ライアン。足関節技が脚光を浴びがちだが、パスガードの多彩さと動きの無駄のなさ、その後フィニッシュに至るまでの動きの一つ一つの隙のなさ、完成度の高さが群を抜いている。

芸術的なまでの強さを見せつけたライアンだが、試合後のインタビューでは、来月のWNOにおける相手が因縁のあるヴァグネウ・ホシャに決定したという発表を受け「あんな奴、好きなだけ一方的にいたぶって、飽きたらフィニッシュしてやるよ」とトラッシュトーク。さらに試合後の舞台裏では、(次回のADCC世界大会のスーパーファイトで対戦予定の)アトス総帥のアンドレ・ガルバォンと罵り合あった挙句に張り手一発。乱闘寸前の騒ぎまで引き起こしてみせた。

圧倒的な技術的完成度と、人間的な未完成さ。良い意味でも悪い意味でも、ゴードン・ライアンが現在のグラップリング界の主役であることは間違いない。


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JJ Globo Preview WNO06 ギャビ・ガルシア ゴードン・ライアン ナチアリ・ディ・ジェスス ブログ ロベルト・ヒメネス

【WNO06】クレイグ・ジョーンズ、ゴードン・ライアン──そしてギャビ・ガルシアの競演!!

【写真】男女世界最強の競演が実現する。なんなら、対戦しても良いかと (C)MMAPLANET

26日(金・現地時間)、テキサス州ヒューストンでWho’s Number One(WNO)の2021年初イベント=WNO06が無観客で開かれる。

ノーポイント&サブオンリー&判定有りグラップリング大会、まずは195ポンド(※88.45キロ)契約/15分✖1Rでクレイグ・ジョーンズとホナウド・ジュニオールがメインで組まれた今大会から、この他の注目カードをプレビューしたい。


<ノーギ・30分1R>
ゴードン・ライアン(米国)
ロベルト・ヒメネス(米国)

当初出場予定だったニッキー・ライアンの負傷を受け、代打出場に名乗りを挙げたのが兄のゴードン・ライアン。17年のADCC世界大会の88キロ以下級を制し、2年後の世界大会では99キロ以下級と無差別級を完全制覇。特に無差別級決勝では、ブシェシャことマーカス・アウメイダに勝利。現在自他共に認める世界最強のノーギ・グラップラーだ。

巨大な筋肉の鎧を纏う大男のゴードンだが、その戦い方はきわめて落ち着き払った理詰めなもの。強固極まりないニーシールドやバタフライガードを駆使して相手を崩してバックを奪い、または必殺のインサイドサンカクの形を作って足関節で仕留める。

18年にヴィニー・マガリャエスにレフェリー判定負けして以来、超一流選手たちと40試合近くのグラップリングマッチを戦い全勝。一本勝ち率の高さも際立っている。師匠ジョン・ダナハーが育成を目指しているという、全局面に強い究極の「スーパーグラップラー」に最も近い存在だ。

対するヒメネスは、昨年黒帯を取得するとともに、瞬く間に世界のトップグラップラーの仲間入りをした20歳。今月のBJJ Stars 5ではイザッキ・バイエンスに0-4で敗れたものの、迅速の内回りでバックを取りかける等、見せ場を作ってみせた。

体格的にも実績的にも不利は否めないヒメネスだが、今回のルールは、先日のバイエンス戦とは異なりサブミッション・オンリー。ポイント計算などせず、世界最強のゴードン相手に自分の潜在能力の全てをぶつける絶好の機会だろう。

最後に、この試合に向けたゴードン本人のコメントを紹介しよう。

「(自分とヒメネスのように)お互いフィニッシュを狙う二人の選手同士の試合ほど面白いものはないよね。普段の僕の試合は、ひたすら膠着してこようとする相手にいかに対処するか、いかに奴らを下にして柔術で戦わせるかに基づいたものになってしまう。ロベルトが相手なら、そこを気にかける必要がないんだ。彼はクレイグ(ジョーンズ)のような危険な相手にすら、ひたすらフィニッシュを狙って攻め込むような選手だからね。この試合には本当にワクワクしているよ」

<ノーギ>
ギャビ・ガルシア(ブラジル)
ナチアリ・ディ・ジェスス(ブラジル)

ガルシアは、2010から2013年にかけて世界柔術女子最重量級と無差別級の両方を制した元絶対女王(13年は薬物検査で陽性が出たため後にタイトル剥奪)。188センチの長身に巨大な筋肉を纏い、女子柔術の世界では群を抜いた体格の持ち主だ。その強さはノーギでも遺憾無く発揮されており、ADCC世界大会では 2011、2013、2017、そして2019と最重量級を制している。

対する現在25歳のディ・ジェススは、2017年から2019年の柔術世界王者。ラッソーガードを得意とし、17年はミディアムヘビー級で。18年と19年はヘビー級を制し、さらに無差別級決勝ではで世界5連覇のビア・メスキータと頂上決戦。前半にラッソーガードから取ったスイープのポイントを守り切って勝利した。

この両者はこれまで道着着用ルールで2度対戦。一度目のパン大会無差別級決勝では、ガルシアがディ・ジェススのラッソーを圧力で潰して背中に付きかけてアドバンテージを奪って勝利した。

が、両者は同年のF2Wで再戦。この時はディ・ジェススがオープンガードからガルシアの腰を蹴って前に崩し、さらに足関節合戦でも優位に立ち、最後は下から三角絞めを仕掛けて腕固めの体勢まで作って見せて判定3-0で完勝、文字通りのジャイアント・キリングを達成して会場を興奮の坩堝に叩き込んだ。これがガルシアのここ5年間における唯一の敗戦だ。

1勝1敗の両者の対戦は、初のノーギマッチ。手首を掴めず得意のラッソーガードを使えない状態で、ディ・ジェススがどのようにガルシアの圧力をかわしてゆくのかが焦点となるだろう。

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【ONE】ゲイリー・トノンの師匠トム・デブラスと契約。グラップリング路線も気になるところ──

【写真】アジアでの戦いは2012年のマカオ以来となるトム・デブラス(C) MMAPLANET

18日(月・現地時間)、ONE Championshipの公式ホームページがトム・デブラスと契約を結んだことを明らかにした。

MMA戦績9勝2敗、UFCでは福田力に敗れているデブラスは、6年半前にMMAから引退し──天職といえる柔術の指導で成功を収めてきた。少年期にテコンドー、そして陸上競技に勤しんだ後、19歳で柔術の練習を始めた彼はすぐにヒカルド・アルメイダに師事するようになり、6年半後には黒帯を取得する。と同時に自らのアカデミーをオープンし、ゲイリー・トノンを育て上げた。


今回、デブラスが現役復帰を決意したのもトノンがONEで戦い始め、セコンドとしてONEという戦いの場に触れたからだという。「私はサムライの掟が好きで、ONEのようにこの掟が感じられる団体はなかった。38歳だけど、ベストを尽くすことを約束する。この機会を与えてくれたチャトリに感謝している」というデブラス。

MMAではRing of Combatでヘビー級王者になっているが、技術系で荒々しい相手には分が悪かったデブラスだが、MMAを引退後もノーギワールドのマスター黒帯、ADCCアメリカン・ナショナルで優勝し、Fight o WINやKASAI Proでグラップリングの試合は継続して戦ってきた。

パウンドのある戦いで、肉体だけでなく精神のコンディションを上げてくるのか。現状、デブラスのONE初陣がいつになのか公言できる状態ではないが、ヘビー級かライトヘビー級での出場となる模様だ。

またONEではチャトリがホジャー・グレイシー、ゴードン・ライアン、マーカス・アルメイダ・ブシェシャの名前を挙げグラップリングを組むプランを明かしていたが、デブラスはまさに彼らと同体格。MMA、ムエタイ、キックに次いでONEでノーギ・グラップリングが単発的に組まれていくことにも期待が募る──デブラスとの契約といえる。