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【Bellator】スコット・コーカーに訊く─03─「正直に言うと、堀口にはフルタイムファイターでいて欲しい」

【写真】質問の方向を散らせば、余計にスコットの心情が伺えるかと思った次第です (C)NOB YASUMURA

27日(土)、東京都新宿区の東急歌舞伎町タワー正面でRIZINと共同会見を開いたスコット・コーカー・インタビューPart.03。

禁断のBellator売却問題からRIZINとのコラボショーについて懐の大きさを見せて、話してくれるスコット。最終回はフライ級戦線と堀口恭司、そして今後のBellatorについて話を訊いた。

<スコット・コーカー・インタビューPart.02はコチラから>


──AJとパトリッキーの試合が日本で見られる。それは日本のファンにとって最高のギフトです。と同時にRIZINとのコラボレーション・ショーであるが故に菊入正行選手やISAO選手の同大会出場はないと考えて良いですか。

「5試合という限られたスポットしかないからね。よりトップに近い選手の試合を組みたいと思っている。ただ、キクイリはハワイで最高の試合をしたよ。ISAOはビザの関係で、まだ米国で試合を組めていないけど、取得できればすぐに戦ってもらう」

──そのなかで渡辺華奈選手の試合が組まれた。それは彼女がBellator女子フライ級のトップだということですね。

「もちろんだ。ハワイでイルマレイ・マクファーレンと、最高の試合をした」

──日本のファンは、あのジャッジの裁定に納得していないですけどね(笑)。

「ヘイ、正直をいえば私もだ(笑)。いや、それだけ接戦だった。イルマレイはよりダメージを与えた。ワタナベはコントロールした。ジャッジをやるなんて、絶対に嫌だよ。ああいう試合があるんだから(笑)。私はプロモーターで、ジャッジじゃなくて良かったよ。

ワタナベにとっても過去最高のファイトだったと思う。私は彼女のようなファイターが好きなんだ。打撃はまだ課題が残っている。でも一度相手を掴めば、対戦相手はとんでもない事態が待っている。ただ寝かされるだけじゃない。いつだってフィニッシュを狙ってくるからね。だから私はただコントロールしている選手に対して、『ワタナベを見てみろ。彼女は常にサブミッション、フィニッシュを狙っているぞ』と言っているんだ」

──実例を出されると、忠告された選手も耳を傾けるしかないですね。ところで初代フライ級王座決定戦ですが、堀口恭司選手と神龍誠選手の対戦です。日本のファンは神龍選手の実力を知っていますが、世界中のBellatorファンには初耳ということもあるかと思います。思い切った日本人対決は、日本大会ということも考えてのことでしょうか。

「タカハシはRIZINの契約下にあるけど、彼が勝てばBellatorと契約することになる。私は契約をシェアすることは気にしていない。ホリグチ、アルチェラタ、トフィック・ムサエフのようにね。逆をいえば、こういう交流ができるのがBellatorとRIZINの良いところで。マーシャルアーツとは本来、そうあるべきなんだ」

──つまりは本格的にJapanローカルでなく、フライ級を本格的に北米や欧州で展開すると考えても良いでしょうか。

「我々は日本のヒーローが必要なわけじゃない。国際的な舞台で戦うヒーローを求めている。次のタイトル戦でタカハシが勝てば、彼は世界中で戦っていくことになる。ホリグチが勝っても、同じだ。それにしてもホリグチほど日本のMMA市場を考えている選手はいないよ。私はRIZIN以前に彼と契約を試みた。でも彼は『僕は日本に戻る。日本のMMAを盛り上げるんだ』と言ってRIZINとサインした。

普通、ファイターはそんなことは考えない。彼らが気にするのは、ファイトマネーの額だ。だからホリグチにそう言われた時、条件云々ではないと思ってあきらめた。で、私ができるサポートをしようと決めたんだ」

──では彼がグラスルーツショーを始めることをどのように思っていますか。それも堀口選手の日本の想う気持ちからだと思いますが。

「そうだね……正直に言うと、彼にはフルタイムのファイターでいて欲しい。いや、いるべきだろう。自分の試合に集中すべきだとは思っている。最高の試合をするためにも。彼はフォートローダーデールに住んでいるわけだし、日本でのショーに関わるとどれだけ練習以外に時間を取られることになるのか。そこを私は危惧している。彼の周囲がしっかりとサポートしてやってほしい。

ホリグチには少しでも長く現役生活を続けて欲しい。ただ、ここでトレーニングに集中しないと戦い続けることは困難になってくる。プロモーターにはいつだってなれるからね」

──それがスコットの堀口選手への想いということですね。フライ級に関してですが、これから125ポンドの選手とのサインが進めるという理解で宜しいですか。

「MMAで実績のある選手だけでなくレスリング、柔術、柔道からもスカウトしたいと考えている。こういう選手の発掘に関しては、我々はUFCより優れている。PFLよりも、ONEよりもBellatorとのスカウティングは優秀だ。スカウト、サイン、そして育てるという点でね」

──そこがBellatorの特徴の一つです。ただスコットはStrikeforce時代から、そのようなスカウティングとビルドアップをしてきましたね。

「ダニエル・コーミエーのデビュー戦はStrikeforceだった。ルーク・ロックフォールドやタイロン・ウッドリーは3戦目からStrikeforceで戦っている。アーロン・ピコ、AJ・マッキーはBellatorでプロMMAデビューを果たしている。私たちは人材発掘と育成のノウハウがある。急がないし、ゆっくりでもない。その時が来たら、ビッグファイトを用意するんだ」

──今後、そういうスカウトされた選手たちも含め、より頻繁にBellatorの選手が日本にやって来ることはあるのでしょうか。

「どうなるのか。そうなるためにトライする。ベスト✖ベスト、それがスポーツの基本だ。サッカー、野球、アメリカンフットボールでも。マーシャルアーツ・プレイヤーだって、誰とでも戦わないといけない。それが私の考えだから」

──どのような形であれ日本にBellatorがやって来る、と。現状、北米と欧州以外に進出を考えている地域はありますか。

「イエス。ブラジルだ。COVID19のパンデミックがなければ、既に実現していただろう。それに今、GLOBOという最高のTVパートナーが存在している。ずっとUFCを中継してきた放送局だけど、UFCはFight Passに方向転換したようで。我々にはクリス・サイボーグ、ピットブル兄弟、ドゥグラス・リマなど、GLOBOが喜ぶ最高のブラジリアンファイターが揃っている。彼らもブラジル人ファイターが見たいからね。

パリ大会もソールドアウトだった。忘れられないよ。最初の大会はCOVIDの影響で1000人しかファンを集めることができなかった。フランス政府が初めてMMAを承認し、プロモーターライセンスを初めて手にしたのが我々だった。フランスのファンは米国人選手の試合では静まり返っているけど、フランス人ファイターの試合はもの凄く盛り上がる。クレイジーだよ(笑)。Bellatorは世界中で成功を収めているよ」

──安泰だと日本のファンに伝えて良さそうですね。

「Bellatorは終わらない。トップ団体は、常に真剣にファイナンシャルのことを考えないといけないだけで。日本のファンに伝えてほしい。Bellatorはバイアコムがオーナーになって12年のカンパニーだ。彼らにとって優れたコンテンツだ。どの階級でも、UFCファイターと伍すことができるベストファイターが集まっている。7月30日、日本のファンの皆にはBellatorとRIZINのショーを満喫してほしい。引き続き、マーシャルアーツの成長を試みるRIZINとBellatorを応援してほしい──と」

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BELLATOR o UFC クリス・サイボーグ ジュリア・バッド

Bellator294:メインカード第3試合・アーリーン・ブレンコウ vs. サラ・マクマン

女子フェザー級。ブレンコウ2位。初参戦のマクマンはランク外。

ブレンコウはBellator8勝5敗だが、5敗のうちクリス・サイボーグのタイトルに挑戦し敗れた試合が2試合、ジュリア・バッドに敗れた試合が2試合(うち1試合はタイトル戦)。前戦は昨年4月のハワイ大会でのサイボーグとの2戦目で、全ラウンド取られての完敗だったが、パンチの打ち合いでは拮抗していた。40歳。

レスリング銀メダリストのマクマンは無敗でUFCに参戦し、2戦目でロンダ・ラウジーのタイトルに挑戦するが1RKO負け。その後は勝ったり負けたりで6勝5敗。フリーエージェントとなり、今回Bellatorと契約した42歳。

パンチを入れたブレンコウだがマクマン組むと強引に投げを狙う。投げたが勢いが付きすぎて下に。が、下から草刈りで倒して上を取ったマクマン。ブレンコウのガード。パスを狙うマクマン。足を超えると背中を向けるブレンコウ。ハーフバックからパウンドを打ち込むマクマン。連打を入れると両足フックしてバックマウント。バックキープしつつ殴るマクマン。そのままゴング。

1Rマクマン。

2R。パンチからタックルに入ったマクマン。テイクダウン。すぐにハーフバックにしてパウンドを入れるとサイドで押さえ込む。マウント。パウンドを打ち込むと亀になったブレンコウ。バックマウントに。足のロックが外れた瞬間に立ったブレンコウだが、マクマン首相撲から膝連打。ブレンコウ投げを狙ったが潰されテイクダウンを許す。マクマン肩固め。ブレンコウ肘を立ててディフェンス。決まらないと見てマウントに移行したマクマン。ゴング。

2Rマクマン。

3R。ブレンコウのパンチでマクマンぐらついた。しかしタックルに。シングルレッグに抱えるマクマンに片足でパンチを打ち込むブレンコウだが、マクマンテイクダウンするとバックに。バックマウント。が、ブレンコウ反転して上を取り返した。立ってスタンドに。パンチを打ち込むがマクマンタックルへ。ケージに押し込むマクマン。膝・肘。脇をくぐってスタンドバックに。後方に投げてテイクダウンするとサイドで押さえた。ブレンコウ下から肘を入れるが、完全に押さえ込まれた。サイドで押さえ込んだまま細かい打撃を入れていくマクマン。そのままタイムアップ。

29-27、30-27、30-26の3-0でマクマンがBellatorデビュー戦でランキング2位を下す。

が、サイボーグのタイトルを奪うには厳しいか。

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BELLATOR o PFL UFC アスペン・ラッド キック クリス・サイボーグ ケイラ・ハリソン

PFL2023#02:メインイベント・ラリッサ・パチェコ vs. ジュリア・バッド

女子フェザー級リーグ戦。

優勝の大本命・昨年のライト級ウィナーパチェコ。PFL初参加の19年は、予選でケイラ・ハリソンに敗れたが決勝トーナメントに進出し、決勝でケイラ・ハリソンと再戦するも判定負け。翌年は予選で2試合連続1RKO勝ちしたが、決勝は体重超過で失格。昨年は予選~決勝トーナメントまですべて1RKOで勝ち上がり、決勝ではケイラ・ハリソンに3度目の正直で判定勝ちし、100万ドルを獲得した。ライト級でも体重オーバーしているが、かつてはUFCバンタム級で出場していたこともある。

バッドは元Bellator女子フェザー級王者。Bellatorでは絶対女王として君臨していたが、UFCから移籍したクリス・サイボーグにKO負け。その後2連勝したが、FAとなり鳴り物入りでPFLと契約。しかし、昨年の予選リーグではで判定負けし、その後は負傷欠場。本来のフェザー級で組まれたワンマッチでも、元UFCのアスペン・ラッドに敗れてしまった。オッズでは今大会一番のアンダードッグ。39歳。

右を打ち込み出ていくパチェコ。バッド下がりながらサークリング。ケージに詰まったところでワンツー。腕でブロックしたバッド。ケージ際を回るバッド。しかしパチェコのローに合わせてニータップでテイクダウン。パチェコガードから三角クラッチ。両腕を入れて防いだバッドが持ち上げてスラム。ケージ際に移動させるバッド。パチェコの腕十字は腕を引き抜いて防いだ。また腕十字へ。対処しているバッド。パチェコ三角クラッチを完成させたがゴング。

1R微妙。テイクダウンから上を取ったバッドだが、上からの攻撃は少なかった。その前のスタンドの打撃でパチェコか。

2R。またサークリングするバッド。追いかけるパチェコにパンチをヒットさせたが、パチェコが組んでボディロック。入れ変えたバッド。首相撲から膝。放した。パチェコカーフキック。パンチを返すバッド。またケージまで詰められた。パンチの連打を入れるパチェコ。ライブオッズはかなり競ってきた。パチェコが4連打を打ち込むが、バッドはブロックして打ち終わりに連打を返す。バッドタックル。テイクダウン。が、倒されながらバッドの胴を抱えたパチェコが後方に投げてスクランブルで上を取った。残り1分。ハーフで押さえ込むパチェコ。パスを狙うが時間がない。クォーターマウントの体勢まで行ったがゴング。

2Rも微妙。ややパチェコか。AIのスコアは2Rともバッド。

3R。詰めるパチェコ。ロー。ワンツー。カーフキックから左がヒット。四つに組んだパチェコがボディロックからテイクダウン狙い。投げをこらえるバッド。脇をくぐりスタンドバックに。ハーフバックになるとバッド片膝を着いた。両足フックしてバックマウント。前に落とそうとするバッド。パチェコバックから腕十字を狙ったが、バッド防いで上を取った。パチェコに~シールドで距離を作りながら下から鉄槌。マウントを狙ってきたバッドだが際で上を取ったのはパチェコ。ハーフ。残り1分。押さえ込みつつボディ・顔面にパウンドを打ち込むパチェコ。タイムアップ。

3Rはパチェコ。1・2Rは僅差だがどうなる。AIのスコアはパチェコ、クートゥア、ケンフロはパチェコを支持。

30-27、29-28、30-27の3-0でパチェコが勝利。

2人がフルマークだったが、2Rまでは僅差だったのでどうなるかわからなかった。負けたが意地は見せたバッド。

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o UFC クリス・サイボーグ

UFC280:第1試合・カロル・ロサ vs. リナ・ランズバーグ

女子バンタム級。ロサ9位、ランズバーグ12位。

UFCデビューから4連勝していたロサだが、前戦の初のランカー対決でサラ・マクマンのオリンピック押さえ込みで封じ込められて判定負け。4勝はすべて打撃数で上回っての判定勝ち。

ムエタイバックボーンのランズバーグは、デビュー戦でいきなりクリス・サイボーグに当てられ2RTKO負け。その後は4勝4敗の五分。4月に産休から2年ぶりに復帰したが、パニー・キアンザドに判定負け。女子バンタム級ではホリー・ホルム41歳に続く年長の40歳。

ロサが右オーバーハンド、ローを入れる。ランズバーグは距離を取って打撃を入れる。飛び込んでの右が入りロサ尻もちダウン。しかしフラッシュダウン気味ですぐ立った。詰めたロサがケージに押し込んだ。入れ替えたランズバーグ。押し込んで膝。押し込まれているロサが強引に払腰。投げてテイクダウン。ハーフ。細かいパウンドをいれつつじっくり攻めるロサ。ボディにパウンド。マウントを狙っているが、残り時間わずかとなり、パウンドを落としてホーン。

1Rロサ。ランズバーグは下からリカバリーができず、2R以降に不安が残る。

2R。ランズバーグが打撃で出る。ロサタックル。テイクダウン。またハーフ。肘を入れつつ足を抜こうとする。ランズバーグ、下で動きなし。背中をべったり付けている。ガードに戻すとロサ立った。足を蹴るが、ランズバーグも下から蹴り返す。ランズバーグが柔術立ちしようとしたところでロサ距離を詰めて膝。片膝をついたランズバーグの顔面に入り反則。タイムストップ。顔面を狙ったという感じはなかったが、反則にならないような注意も不足していた。減点1で再開。打撃戦からロサまたタックル。簡単に倒されたランズバーグ。ハーフ。下からケルトまた立ったロサ。残りわずかで側転パス狙いからアンクルに入ったがホーン。

2R減点あり9-9。

3R。打撃で出るランズバーグにロサ首相撲。しかしケージまで押し込んだランズバーグ。ロサ入れ替えた。押し込みながら肘。バック肘。離れたがすぐにパンチから組み付く、入れ替えるランズバーグを首相撲からさらに入れ替える。両者肘を打ち込む。ロサがケージを背負ったランズバーグにパンチを打ち込む。残り1分。四つに組んだランズバーグにまた払腰を狙ったがランズバーグこらえた。また投げ。こらえたランズバーグだが時間がない。組んだ状態から膝。最後にバック肘を入れたロサ。タイムアップ。

29-27×2、28-28の2-0でロサ勝利。

1Rダウンを取ったランズバーグに入れたジャッジもいたか。

ランズバーグ、こんなにテイクダウンディフェンスとリカバリーに穴がある選手だったか?簡単に倒され、一度下になると自ら立つことができなかった。

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MMA o ONE YouTube   クリス・サイボーグ ボクシング

9.25 クリス・サイボーグ プロボクシングデビュー戦(動画)

クリス・サイボーグが9月25日にブラジルでプロボクシングデビュー戦(2022年08月12日)

 こちらの続報。







 9月25日にブラジル・クリチバのアレナ・ダ・バイシャーダで開催された『Fight Music Show 2』で行われたクリス・サイボーグ vs. シモーネ・シウバの動画です。続きを読む・・・
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BELLATOR MMA o ONE PFL Report UFC   クリス・サイボーグ ケイラ・ハリソン ボクシング

クリス・サイボーグが9月25日にブラジルでプロボクシングデビュー戦


 Bellator女子フェザー級チャンピオンのクリス・サイボーグが現在はBellatorとは契約しておらずフリーエージェントだとコメント。しかしBellatorとの関係は良好で、近々プロボクシングデビュー戦を行なうのでエキサイトしているとのこと。

Kayla Harrison(Sherdog)

 サイボーグは、ロンドン五輪、リオデジャネイロ五輪の柔道女子78kg級金メダリストでMMA14戦全勝、PFL女子ライト級トーナメントを連覇しているケイラ・ハリソンとの対戦が期待されていますが、サイボーグは「PFLとは話をしたことがない。ネットにいろんな話が飛び交っているのは知ってるけど、話す機会は無かった」とコメント。


 その後、クリチバでプロボクシングデビュー戦を行なうことを発表。会場のアレナ・ダ・バイシャーダは2016年5月14日に『UFC 198: Werdum vs. Miocic』が開催されたサッカースタジアムで当時は4万5207人が詰めかけました。

Simone Aparecida da Silva(BoxRec)

 対戦相手のシモーネ・シウバは現在39歳でプロボクシング戦績17勝21敗(6KO勝ち)。8オンスのグローブで2分8ラウンドで行われます。


 PFL共同創業者ドン・デイビスはツイッターで「(ケイラ・ハリソン vs. クリス・サイボーグは)ファンは対戦を望んでいるし、ファイターも対戦を望んでいる」「各選手100 万ドル +勝利ボーナス200万ドル。PPVスーパーファイト。もう話す必要はない。ケージの中でベストを決めよう」とコメントしています。続きを読む・・・
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BELLATOR o PFL UFC アマンダ・ヌネス クリス・サイボーグ ジュリア・バッド

PFL2022#03:メインカードオッズ/展望

ケイ・ハリソン 1.03
マリーナ・モフナトキナ 15.50
レイ・クーパー三世 1.22
カーロス・レアル 4.25
アンソニー・ペティス 1.33
マイルス・プライス 2.85
ローリー・マクドナルド 1.23
ブレット・クーパー 4.25
ラリッサ・パチェコ 1.13
Zamzagul Fayzallanova 4.75

女子ライト級とウェルター級が行われる2022年PFL3週目。ただし、第1週で行われる予定だったライト級リーグ戦のペティス vs. プライスの試合も今大会にスライドして行われる。理由は公開されていない。

女子ライト級は今年も柔道オリンピック金メダリスト・ケイ・ハリソンのための階級。他の選手は、ほとんどが階級下がベスト階級の選手しかいない。ハリソンも一度フェザー級まで落として試合をしているが、継続して戦っていくのは難しいのかもしれない。

対抗馬に唯一なりそうなのは、元Bellator女子フェザー級王者のジュリア・バッド。デビュー当時に後のUFCバンタム級王者アマンダ・ヌネスやロンダ・ラウジーに敗れていたが、そこから連勝し、Bellatorでは無敗のままフェザー級王座を獲得、3度の防衛に成功したが、UFCから移籍してきたクリス・サイボーグに4RKO負け。Bellatorでの負けはその1試合のみで、昨年10月にPFLに初参戦し、ワンマッチで勝利している。体重差はあるものの、ハリソンとサイボーグの比較にもなりそうで興味深い。が、それまでに明らかに格下の他の選手に星を落とすこと無く進めるか。

昨年リーグ戦に出場した元UFCライト級王者ペティスはリーグ戦でまさかの2連敗。今年の初戦の相手はローカルプロモーションでもトップレベルではないマイルス・プライス。しかもブランク3年。この相手に負けるようだと、さすがに現役続行すら厳しくなる。

ウェルター級初戦に臨む元Bellator王者のロリマクは、昨年初戦は1R一本勝ちしたものの、2戦目で元UFCのグレイソン・チバウと対戦。微妙な判定で敗れたが、ポイント的に結果に関わらず予選突破が決まっているので、無理に勝ちにいかなくて良いという、PFL独特の事情があった試合だった。しかし、決勝トーナメントでは、初戦で昨年の勝者レイ・クーパー三世にテイクダウンから漬け込まれる展開で完敗。優勝を狙うには、いずれまたクーパーが壁となるだろう。

第1試合開始はBellatorのメインイベントとおそらくかぶっているであろう7日朝7時。メインカードは10時から。見られたら速報します。

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BELLATOR KINGレイナ MMA o RIZIN   クリス・サイボーグ ベラトール

【悲報】Bellator女子フェザー級王者クリス・サイボーグ「KINGレイナを倒します」

358: 実況厳禁@名無しの格闘家 2022/04/25(月) 14:20:39.47 ID:9f9Ug9KRM
サイボーグがキングレイナを指名したってガチじゃんwwwwwwwww

RIZINvsベラトールでやりたいって…
おいおいおいおいあいつ〇んだわ


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BELLATOR Bellator279 MMA MMAPLANET o アーリーン・ブレンコウ キック クリス・サイボーグ

【Bellator279】大流血のブレンコウが攻め込むも届かず、サイボーグがフルマーク(減点あり)で王座防衛

<Bellaotr世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
クリス・サイボーグ(ブラジル)
Def.3-0:49-45.49-45.49-45.
アーリーン・ブレンコウ(豪州)

ブレンコウが距離を詰めると、サイボーグは左ロー。ブレンコウは左ジャブを突くが、サイボーグの右クロスで動きが止まる。パンチの交錯で相手を下がらせるサイボーグ、左フックと左ボディストレートでブレンコウを中に入らせない。ブレンコウが距離を詰めると、自分から左右フックを振るって相手を下がらせる。ケージ中央で組んだサイボーグはボディロックでブレンコウをケージに押し込む。右腕を差し上げ、首相撲からヒザをボディに差し込んでいく。ブレンコウが体勢を入れ替えるも、離れてパンチを打ち込む。

離れたブレンコウに対して左ハイでグラつかせたサイボーグ、ケージ際で右ストレートのカウンターでダウンを奪い、トップへ。ブレンコウのバックに回り、パンチを叩き込む。しかしグラウンド状態でブレンコウの顔面に左ヒザを入れてしまい、試合は一時中断に。サイボーグに減点1となり再開後、ブレンコウの右フックをかわして組み付いたサイボーグが、ボディロックからテイクダウンを奪い肩固めへ。これをブレンコウが凌ぐとサイボーグが離れてスタンド勝負へ。右フックでブレンコウをフラつかせると、さらに左ハイを当ててから組みつき、ブレンコウをケージに押し込んでいった。

2R、ブレンコウが左インローをヒット。しかしサイボーグがパンチを振るい、右ローを当てる。ブレンコウは下がらずパンチを振るう。サイボーグはブレンコウの前足で左右ローを連打。ブレンコウが中に入ってくると、右ストレートを打ち下ろす。左ジャブで距離を保つサイボーグ、ブレンコウは右ハイをブロックした。サイボーグの右耳から出血が見られる。サイボーグは右ハイから左ジャブ。ブレンコウの右フックをかわしたサイボーグがニータップで組みつき、ブレンコウをケージに押し込んだ。

右腕を差し上げたサイボーグは、再び首相撲に持ち込んでヒザとヒジを突き刺していく。頭を抜いたブレンコウが離れるも、左目尻から出血している。残り1分、サイボーグのパンチに対してフックを打ち返すブレンコウ。サイボーグは左ジャブを突く。最後はブレンコウにサイボーグが右ショートのカウンターを当てた。

3R、ブレンコウが前に出る。ガードを固めたサイボーグが左ハイから右ローを効かせる。サイボーグの右ハイをブロックしたブレンコウが距離を詰めていくが、サイボーグも前蹴りで距離を保つ。ブレンコウは右ローをヒット、しかし距離を詰めようとするとサイボーグの前蹴りが待っている。右ストレートが交錯したあと、ブレンコウの左フックをもらったサイボーグがマットに手を着いた。

立ち上がったサイボーグは左ジャブを突く。ブレンコウの左目尻の出血が激しくなるなか、サイボーグは左ローと右ショートを当てる。サイボーグのローに左フックを合わせるブレンコウ。サイボーグは大きな右フックを打ち込み、バランスを崩させた。ローと前蹴りで自分の距離をキープするサイボーグが組みつくも、すぐに離れてブレンコウの傷口めがけて右を振るっていった。

4R、会場を煽ったブレンコウに対し、サイボーグは左ジャブと右ロー、右前蹴りを打つ。ブレンコウも右ストレートをヒット、サイボーグの打ち終わりにパンチを狙い、サイボーグがバランスを崩した。さらにブレンコウの右がヒットしてサイボーグが尻もちを着いた。効いていないとアピールするサイボーグは、組みついてバックに投げてブレンコウをグラウンドに引きづりこんだ。

サイドから抑え込むサイボーグ、ケージからブレンコウを離してパンチを落とす。ブレンコウはエビを打つも返すことはできず。左足でブレンコウの右腕を抑えたサイボーグは、鉄槌を落とす。腕を抜いて起き上がるブレンコウ、サイボーグはブレンコウの左腕を抑えるも立ち上がらせてしまう。大流血のブレンコウに対し、左ジャブを突くサイボーグに対し、残り10秒でブレンコウも打ち返した。

最終回、ブレンコウが前に出る。ローを放ちながら下がるサイボーグに対し、ブレンコウも左ジャブと右ストレートを伸ばす。サイボーグは左ハイ、ブレンコウとの距離が詰まるとワンツーで突き放した。続けてサイボーグの右ストレートがブレンコウの顔面を捉える。ブレンコウのパンチをブロックしたサイボーグは、距離を取ってから右バックスピンキックを見せた。対するブレンコウも右バックスピンキックを返す。

前蹴りで距離を取り続けるサイボーグが、左フックを当てた。よろめくブレンコウ、しかし前進し続ける。ワンツーをもらったブレンコウは、ケージ中央での打ち合いを要求。しかしサイボーグは左ジャブを主体に距離を保ち続け、時おり右ストレートを当てながら試合終了のゴングを聞いた。

裁定はサイボーグの減点を除けばフルマークの内容で、王者が4度目の王座防衛に成功した。


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BELLATOR Bellator279 MMA MMAPLANET o UFC UFN205   アーリーン・ブレンコウ エマニュエル・サンチェス クリス・サイボーグ ゴイチ・ヤマウチ ジャスティン・ゴンザレス スミコ・イナバ セルジオ・ペティス パッチー・ミックス フアン・アルチュレタ ボビー・キング マネル・ケイプ ラフェオン・スタッツ ランス・ギブソンJr 堀口恭司

【UFN205】【Bellator279】UFC欠場のマネル・ケイプが語っていた──パッチー・ミックス✖堀口恭司

【写真】かつてのライバルは、この試合をどう見ていたか…… (C)BELLATOR

現在、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEX でイベント進行中のUFN205:UFN on ESPN+63「Lemos vs Andrade」に出場予定だったマネル・ケイプ。

ファイトウィークに入り、禁止薬物トリナボルの使用問題が起こり欠場──スムダーチーとの試合がキャンセルされた彼をMMAPLANETでは19日(火・現地時間)にインタビューを行っていた。

ここでは、イベント開始直前──ハワイ州ホノルルのニールSブレイズデール・センターで行われるBellator279「Cyborg vs Blencowe 2」で組まれているバンタム級GP準々決勝パッチー・ミックス✖堀口恭司戦に関して、ケイプが話した部分のみ切り取ってお伝えしたい。

かつてのライバルと練習仲間の対戦について、ケイプが何を語っていたか。


マネル・ケイプ
「僕がUFCで戦う時には、キョージもBellatorで戦っている。面白いことだ。前回の試合で僕の予想が間違っていた? 間違っていないよ。確かにあのセルジオ・ペティスのフィニッシュはラッキーパンチじゃなかった。MMAにラッキーなんてない。でもキョージは試合に勝っていた。ただ、フィニッシュにいかなかっただけだ。

時にはフィニッシュするためにプッシュする必要がある。でも彼は試合を完全にドミネイトした。僕は間違っていないよ。

パッチーとはラスベガスのエクストリーム・クートゥアーで練習してきた。彼は良いヤツで、とてもデンジャラスなファイターだよ。試合がグラウンドになれば、きっとパッチーはキョージを極めるだろう。彼は本当に寝技が強いからね。

でも……もちろん、キョージの打撃はパッチーの寝技と同様に強力だからね。まあ、そういう試合だよ」

■視聴方法(予定)
4 月24日(日)
午前9時00分~ U-NEXT

■Bellator279計量結果

<Bellator世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]クリス・サイボーグ: 144ポンド(65.31キロ)
[挑戦者] アーリーン・ブレンコウ: 144.6ポンド(65.58キロ)

<Bellaotr世界暫定バンタム級王座決定戦&バンタム級ワールドGP準々決勝/5分5R>
フアン・アルチュレタ: 134.5ポンド(61.0キロ)
ラフェオン・スタッツ: 135ポンド(61.24キロ)

<女子フライ級/5分3R>
イルマレイ・マクファーレン: 126ポンド(57.15キロ)
ジャスティン・キッシュ: 125.2 ポンド(56.78キロ)

<Bellatorバンタム級ワールドGP準々決勝/5分5R>
堀口恭司: 134.2ポンド(60.87キロ)
パッチー・ミックス: 135ポンド(61.24キロ)

<120ポンド契約/5分3R>
ランディ・フィールド: 120ポンド(54.43キロ)
マラヤ・ミラー: 119.6ポンド(54.24キロ)

<ライト級/5分3R>
ヤンシー・メデイロス: 155.4ポンド(70.48キロ)
エマニュエル・サンチェス: 155.4ポンド(70.48キロ)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世: 145ポンド(65.77キロ)
ジャスティン・ゴンザレス: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ゴイチ・ヤマウチ: 170.6ポンド(77.38キロ)
レヴァン・チョクヒリ: 169.6ポンド(76.92キロ)

<ライト級/5分3R>
キオニ・ディッグス: 156ポンド(70.76キロ)
ボビー・キング: 155.2ポンド(70.39キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジェネイ・ハーディング: 146ポンド(66.22キロ)
ダイアナ・シウバ: 145.6ポンド(66.04キロ)

<女子フライ級/5分3R>
スミコ・イナバ: 125.2 ポンド(56.78キロ)
ウィタニー・パイルス: 127.4ポンド(57.78キロ)

<ライト級/5分3R>
ランス・ギブソンJr: 155.6ポンド(70.57キロ)
ネイノア・ダン: 155.4ポンド(70.48キロ)

<バンタム級/5分3R>
ライアン・デラクルーズ: 135.2ポンド(61.32キロ)
ジョーダン・ウィンスキー: 135.6ポンド(61.5キロ)

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