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『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』メディカルサスペンション/ギガ・チカゼが無期限出場停止


 『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』メディカルサスペンション。

・カルヴィン・ケイターが鼻骨骨折の場合医師の診察をクリアするまで最大180日間の出場停止。

・ギガ・チカゼが2週間以内にMRIによる経過観察と脳神経外科医による診断書の提出が義務付けられ、クリアするまで無期限出場停止。

・ホジェリオ・ボントリンが左膝の検査をクリアするまで最大180日間の出場停止。

・チャールズ・ロサが右膝のMRI検査をクリアするまで最大180日間の出場停止。

 その他の選手は60日間以内でした。続きを読む・・・
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『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』カルヴィン・ケイター vs. ギガ・チカゼを見たファイター・関係者の反応


 『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』カルヴィン・ケイター vs. ギガ・チカゼを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
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コリアンゾンビがフェザー級王座代打挑戦をディスったギガ・チカゼの敗戦を皮肉る→チカゼが反撃

ギガ・チカゼ「アレックス・ヴォルカノフスキーは楽な仕事をしたいからコリアンゾンビを選んだ」(2022年01月12日)

 こちらの続報。マックス・ホロウェイの負傷欠場を受けて『UFC 273』でアレックス・ヴォルカノフスキーのフェザー級王座防衛戦の相手がジョン・チャンソンに変更されたことをチカゼは「チャンプは一番楽な相手を選んだ」と批判していましたが、


 『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』でカルヴィン・ケイターに判定負けしたチカゼに対しジョンはツイッターにこんなコメント。軽く皮肉っています。


 するとチカゼはインスタグラムのストーリーで以下のコメント。

「俺の本当のサポーターに感謝する。みんなを愛しているし、早期復帰を約束するよ。

 フェイク野郎がたくさんいるけど大丈夫だ!

 あと、コリアンゾンビはくたばれ! せいぜい負けを喜んでろ、チープなコリアンゾンビめ」
続きを読む・・・
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『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』パフォーマンスボーナス



 UFCが『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・カルヴィン・ケイター vs. ギガ・チカゼ

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・ヴィチェスラフ・ヴォルシェフ、ジェイク・コリアー

 4選手には各5万ドルのボーナス。今大会はフィニッシュ決着が2試合のみでメインイベントが大激闘だったことから実に分かりやすかったです。続きを読む・・・
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【UFC ESPN32】2022年のスタートから、年間ベストバウト級の激闘でケイターが、チカゼに圧勝

<フェザー級/5分5R>
カルヴィン・ケイター(米国)
Def.3-0:50-45.50-45.50-44
ギガ・チカゼ(ジョージア)

まず右カーフを蹴ったチカゼが、カーフからハイを見せる。ケイターのローにワンツーを入れたチカゼは、左に回りつつ間合いを測る。ケイターもカーフを返し、前に出てジャブを伸ばす。スイッチを織り交ぜる両者、チカゼが左ミドルからワンツー、さらにミドルと蹴りとパンチのコンビネーションで攻める。しかしハイを空振りして尻もちをつくと、立ち上がったとろこで組んだケイターがテイクダウンを奪う。

ハーフのトップで抑えるケイターは右のパンチを落とし、足を抜きに掛かる。右腕を差したチカゼだが、スクランブルに持ち込めない。リストを掴むチカゼ、振りほどいたケイターがパンチを落とし、スクランブルを許さず抑え直す。チカゼのブリッジにもマウントに移行して肩固めを仕掛ける。このタイミングで胸を合わせに来たチカゼから、バックを取り切り両足をフックしたケイターが最後はマウントに移行しつつパンチを見せて初回を取った。

2R、やや疲れが見えるチカゼが左ミドルからパンチも、初回ほど切れがない。それでもボディにワンツー、左ミドルを入れると動きが戻ってきたか。蹴りとパンチに前に出るケイターは、左ストレートやミドルを受けても前に出る。そしてコンビを振り、ジャブで前に出て右をヒットさせる。

左に回りつつ、右からヒザを放ったチカゼもスイッチしてジャブ&ワンツーを打っていく。鋭い左ジャブを入れたチカゼは、空振りすると姿勢を乱す。直後に右を当て、圧を掛けるケイターはエルボーとワンツーをブロッキングし、ダブルレッグへ。切ったチカゼは疲れが目立ち、ヒザを受けて下がるように回る。手を出すが、圧を受けるチカゼはヒジを打たれ、回りながら左ジャブを繰り出す。

ケイターのアッパーやストレートをかわしたチカゼが、左の連打から右フック。ケイターはスピニングバックフィストをヒットさせる。チカゼも引かず、エルボーから左ハイ、右を打ち込む。ここで組んだケイターが、ダーティボクシングでチカゼを削った。

3R、完全な消耗戦となった一戦。ジャブで前に出るケイターがアッパーも見せて圧を掛ける。回って誘いこむのではなく、距離を取るチカゼは組まれてからも懸命に下がって離れる。ヒザからヒジを打ったケイターが、右をヒット。チカゼはワンツーを続けられ、右を被弾する。動きが落ちたチカゼがワンツー、ケイターがジャブを伸ばす。カーフを再び蹴るようになったチカゼは、蹴りが当たるとパンチも届くようになる。

ケイターはここで組みを選択するが、チカゼが背中を譲りながら正対して離れる。ここでケイターも動きが落ち、チカゼがワンツー。ともに厳しい展開のなか、ケイターが右エルボーも体が流れている。チカゼは左ハイ、右クロス。ケイターは左ジャブで前に出て左フックを入れる。前進に左フックを受けたチカゼは直後にワンツーを打ち返す。右を強振して姿勢を見出したチカゼに詰めることができなくなっているケイターは、ジャブから左エルボーを空振りする。ここで前に出たチカゼ、ケイターはスピニングバックエルボーを狙った。

4R、疲れて圧を掛け切ることができず、組みも出なくなったケイター。チカゼも疲れ、スピードは落ちたが、攻撃する際に軸は残っているがポイントでは劣性だ。ラウンド開始直後にジャブで前に出るケイターにチカゼが右を当てる。右をかわし、左ミドルをチカゼが蹴り、スイッチしたケイターが右ジャブから左を伸ばす。拳の届く距離でのダブルレッグを切ったチカゼは、エルボーを立てヒジを受ける。

カーフを蹴ったチカゼ、ボディを受けて左に回る──と右を振って前に。両者、相当に疲れながら手を出し続け、チカゼが右ボディからワンツー、ケイターがアッパーを振るう。回りつつ、近い距離にも応じるチカゼが右、ケイターはヒジ打ちからシングルへ。足を掴むケイターから殴って離れたチカゼが左フックを打つ。ケイターもエルボーを返すが、チカゼがワンツーを打っていく。

エルボーを多発するケイターが、左ヒジがクリーンヒット。ジャブの相打ち後、回ったチカゼを追いかけたケイターがハイを受けかける。続いて左ミドルを入れたチカゼは、蹴りからパンチを纏める。ケイターはエルボーで前に出て、飛びヒザへ。かわしたチカゼもパンチを振るい──死闘に相応しい5分を戦い終え、試合は最後の1Rへ。

こうなると体力と気力の勝負。ポイント的は圧倒しているケイターも、いつ息絶えるかは分からない。そんな最終回はチカゼの右ミドルでスタートした。両者、動きに切れが戻った序盤、最終回の最初1分は動きが良くなるのが常だ。ここでイニチアチブを握りたい両者、ケイターが前に出て左を振るう。チカゼも右フック、ケイターは左右のエルボーを打ち込む。左ミドルのチカゼ、ケイターは縦ヒジ。1分を過ぎても手を出し続ける両者、ケイターが右エルボーに続き、右オーバーハンドを打つ。

チカゼはワンツー、ケイターのスピニングバックフィストにも右を返す。ケイターが前蹴りを繰り出すと、チカゼはハイキック。意地の張り合いで、ケイターが左ロー、右を打つ。手数、精度で優るケイターに対し、チカゼも頭をつけてパンチを打っていく。そして右の後にスピニングエルボーを被弾したチカゼは、左を当てて右エルボーを狙う。

ケイターも最後まで打ち合いを続け、前蹴りからミドルを蹴られても前に出てエルボーを打ち込む。ついに足がもつれ、倒れたチカゼにグラウンドでもヒジを落としたケイターはタイムアップと同時に、勝利の雄叫びを挙げた。

凄まじい死闘、年始の一発目からベストファイト・オブ・ジ・イヤー級のファイト、ポイントで圧勝したケイターは「UFCで7勝0敗のファイターと戦い、色々なことを言われたけど自分を信じていた。ギガは偉大なファイトで、タフなこの階級を象徴していた」と話した。


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【UFC ESPN32】計量終了 ケイター×チカゼ&ロイヴァル×ボントリン。小細工要らず、強者×強者=UFC

【写真】UFC2022年の戦い初めはケイター×チカゼから (C)Zuffa /UFC

14日(金・現地時間)、15日(土・同に)ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN32「Kattar vsChikadze」の計量が行われた。

昨年12月18日より、約1カ月のインターバルを経て2022年のUFCがいよいよ活動を開始する。そのメインはフェザー級ランカー対決のカルヴィン・ケイター×ギガ・チカゼの一戦だ。


カブ・スワンソン、エジソン・バルボーサをKOし2021年のブレイクスルー・ファイターとなったジョージア出身元GLORYのキックボクサーであるチカゼは、オクタゴンで7勝0敗という戦績を残してきた。

チガゼは戦績だけでなくインパクトも残している。過去3戦はハイキックからパウンドアウト、ミドルからのパウンドアウト、パンチを効かせて絞めを狙いつつスタンドに戻りパンチで仕留めるという勝ち方でパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを3戦連続で獲得している。

組みへの自信が高まったことで蹴りを使わせ、蹴りの効果でパンチがいよいよ有効になっているという好循環にあるチカゼと対するケイターは、1年前にマックス・ホロウェイと激闘で敗れて以来の実戦が2年連続の年始のヘッドライナーとなった。

相手の前進力を利用しジャブでダメージを蓄積させ、外す時は外すというケイターの制空権をチカゼが如何に侵攻するか。5Rを2度経験しているケイターが、フルで5Rの経験はない(※バルボーサ戦は5回戦だったが、3RでKO勝ち)チカゼに対し、どのようなゲームプランを立ててくるのかも見ものだ。

下手な小細工も必要なく強い人間を戦わせておくとドラマが創れるUFC──ケイターというリトマス試験紙が、チカゼがホロウェイ級……あるいは上位禅とやり合える期待値を持っているのかうを判断する。

昨日、修斗世界ライト級王者の平良達郎がイリディアムとの契約を発表したが、そのイリディウム傘下で同じフライ級のブランドン・ロイヴァルが、ホジェリオ・ボントリンと戦う一戦も注目だ。

現王者ブランドン・モレノ、アレッシャンドリ・パントージャに連敗中のロイヴァルに対し、ボントリンはカイ・カラフランス、レイ・ボーグに敗れているが、プリアン・パイヴァ、マゴメド・ビブラトフに勝利している。

王者モレノを含め、トップランカーの半数が5敗以上を喫しているという群雄割拠のフライ級にあっても、3連敗はさすがにキャリアップばかりか、契約更新という点でも厳しくなる。崖っぷちのロイヴァルが盛り返すことはできるのか──来るべき日に備え、UFCフライ級戦線はMust Watchだ。

■視聴方法(予定)
1月16日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN32対戦カード

<フェザー級/5分5R>
カルヴィン・ケイター: 146ポンド(66.22キロ)
ギガ・チカゼ: 146ポンド(66.22キロ)

<ヘビー級/5分3R>
チェイス・シャーマン: 250ポンド(113.4キロ)
ジェイク・コリアー: 264.5ポンド(1119.97キロ)

<フライ級/5分3R>
ブランドン・ロイヴァル: 125.5ポンド(56.92キロ)
ホジェリオ・ボントリン: 125.5ポンド(56.92キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・チューケイギアン: 126ポンド(57.15キロ)
ジェニファー・マイア: 126ポンド(57.15キロ)

<ライト級/5分3R>
ダコタ・ブッシュ: 155.5ポンド(70.53キロ)
スラヴァ・ボルシェフ: 155ポンド(70.31キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョアンデウソン・ブリト: 145.5ポンド(66.0キロ)
ビル・アレジオ: 145ポンド(65.77キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジェミー・ピケット: 184.5ポンド(83.68キロ)
ジョセフ・ホームズ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ラミズ・ブラヒメジ: 170.5ポンド(77.34キロ)
カート・マックギー: 170ポンド(77.11キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・ケレハー: 145ポンド(65.77キロ)
ケヴィン・クルーム: 144.5ポンド(65.54キロ)

<フェザー級/5分3R>
TJ・ブラウン: 155ポンド(70.31キロ)
チャールス・ロサ: 156ポンド(70.76キロ)

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Report UFC UFC ESPN13 カルヴィン・ケイター ダン・イゲ ブログ

【UFC ESPN13】イゲの前進を利したファイトで、カルヴィン・ケイターが快勝

<フェザー級/5分5R>
カルヴィン・ケイター(米国)
Def.3-0:49-46.49-46.48-47
ダン・イゲ(米国)

まず右ストレートから左フックを振るったイゲに対し、ケイターがステップバックでかわす。イゲの前進にケイターは距離を外すか、ガードするなかで互いに左ジャブを狙う。ケイターが左ジャブを2発放ち、やや距離が詰まるとイゲはボディを入れ、ケイターも右ストレートに続き左ボディフックを打ち込む。続くボディを効かされたイゲは、ダブルレッグを切られてガードを取る。

足を捌いてボディを殴ったケイターは、イゲが立ち上がるのを待つ。スタンドに戻ったイゲに右前蹴りを入れたケイターにイゲはカウンターの右、さらに左ボディから左ミドルを蹴る。ケイターはこの蹴り足をキャッチしてテイクダウン、腹にパウンドを落とし立ち上がったところで左ボディフックを打ち込む。腹を攻め手から左フックを顔面に打ち込んだケイター、イゲは左に回ったところに跳びヒザからパンチを纏められた。

2R、間合の測り合いが続いた序盤、イゲの前進にケイターが右をヒットさせる。前に出ると打たれるイゲだが、前に出るしかなく蹴りを交えるがケイターの圧力が高い。それでも自ら前に出るだけでなく、ケイターの攻撃にカウンターを合わせるようになったイゲが、中盤を盛り返す。ボディにワンツーを入れ、左フックを顔面に狙うというように攻撃を散らすイゲだが、ボディに左フックを合わされる。ケイターは終盤に左ジャブからワンツー、右オーバーハンド、さらに跳びヒザを見せたが、イゲがラウンドを取り返した。

3R、イゲはカーフを2発蹴り、左へ回る。序盤と違い、待ちでなく追いかけるようになったケイターは、パンチを被弾することが増える。前後、左右のステップを繰り返す両者、相手が前に出てくるところでパンチを振るおうとして、同時の単発のパンチの打ち合いという展開が続く。イゲは右を当ててテイクダウン狙い、切ったケイターがワンツー。互いにスイッチを見せ、イゲが右を当てる。踏み込んでワンツーフック、右ハイを繰り出したケイターが右ロー、イゲはカウンターの右を狙う。右オーバーハンドからスイッチし、左ミドルを蹴ったイゲだが、この回は互いにクリーンヒットはなかった。

4R、ケイターがジャブを連続で繰り出し、勢いをつけて飛び込んだイゲはダブルレッグへ。尻もちからすぐに立ち上がったケイターの跳び蹴りが腹にあたり、イゲが引き込むように背中をつける。勢いのあるパウンドを落とし、スタンドで待ち受けたケイターに対し、立ち上がったイゲはスーパーマンパンチを見せ、エルボーもカウンターを被弾する。試合は心身ともに消耗戦となり、イゲが受けに回るように。ケイターはローからパンチ、組みを切ってヒザや後ろ回し蹴りを見せた。

ケイター優勢のまま試合は最終回に。イゲの左フックに右フックを被せたケイターは、ワンツーを当てバックステップでパンチを被弾しない。バランスを崩す場面が3R以降に増えてきたイゲだが、ローに右ボディストレートを打ち込む。左右にステップを踏むケイターは、大振りのイゲにショートを纏める。

蹴り足をキャッチされながら、ケイターは後方にジャンプするようにバランスを取る。倒せず、殴られ右目が大きく腫れたイゲは、距離があわない。ケイターは必死に前に出てくるイゲに対し、無理をせずジャブを当てられると間合を外す冷静な試合運びを見せる。最後に首相撲からヒザ蹴り、リリースしてからもう一発ヒザをイゲの顔面に蹴り上げ、最後にダウンを奪ったケイターが3-0の判定勝ちを手にした。


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News UFC UFC ESPN13 アブドゥル・ラザク カルヴィン・ケイター ダン・イゲ ブログ ムニール・ラゼス

【UFC ESPN13】計量終了 ファイトアイランド第2弾のメインはトップ5入りを賭けてケイター✖イゲ

【写真】メインで戦うケイターとイゲ。計量でのマスクの有無は特に規定がないようだが、パスをして叫ぶようなことはない(C)Zuffa/UFC

14日(火・現地時間)、16日(木・同)にUAEはアブダビのヤス島=ファイトアイランドで開催されるUFC ESPN13「Kattar vs Ige」の計量及びフェイスオフが行われた。

ファイトアイランド・シリーズ、唯一の平日開催&中継となる同大会のメインはカルヴィン・ケイター✖ダン・イゲのフェザー級戦だ。UFC戦績5勝2敗、ザビッド・マゴメドシャリポフに敗れたもののジェレミー・スティーブンスを仕留めたケイターと、現在6連勝中で5月にはエジソン・バルボーサを下したイゲがフェザー級トップ5入りを賭けた戦う。


ケイターは計量台に乗るところでマスクを外したが、インスペクターから付け直すような指示はなかった。両者揃って問題なくパスし、フェイスオフはマスク着用で行われた。

体重オーバーのラザック(C)Zuffa/UFC

今回の計量ではムニール・ラゼスと対戦するアブドゥル・ラザクがウェルター級リミットの4ポンド・オーバー。

ジャレッド・ゴードンと戦うクリス・フィッシュゴールドもフェザー級の上限を同じく4ポンド超過し、それぞれが20パーセントのファイトマネー没収をうけ、キャッチウェイト戦に臨むこととなった。

また第1試合でホルヘ・ゴンザレスと対戦予定だったケネス・バーリは、減量中の体調不良でドクターから試合の許可が下りず計量会場に姿を見せていない。

■UFC ESPN13計量結果

<フェザー級/5分5R>
カルヴィン・ケイター: 146ポンド(66.22キロ)
ダン・イゲ: 145ポンド(65.77キロ)

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット: 125ポンド(56.7キロ)
ライアン・ベノイト: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジミー・リベラ: 145ポンド(65.77キロ)
コディ・ステーマン: 145ポンド(65.77キロ)

<女子フライ級/5分3R>
モリー・マッキャン: 125ポンド(56.7キロ)
タイラ・サントス: 125ポンド(56.7キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アブドゥル・ラザク: 174ポンド(78.92キロ)
ムニール・ラゼス: 171ポンド(77.56キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョン・フィリップス: 186ポンド(84.37キロ)
カムザット・チマエフ: 186ポンド(84.37キロ)

<フェザー級/5分3R>
ヒカルド・ハモス: 145ポンド(65.77キロ)
レローン・マーフィー: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
モデスタス・ブカウスカス: 205ポンド(92.99キロ)
アンドレアス・メケイリディス: 206ポンド(93.44キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャレッド・ゴードン: 145ポンド(65.77キロ)
クリス・フィッシュゴールド: 149ポンド(57.59キロ)

<女子フライ級/5分3R>
リアナ・ジョフア: 126ポンド(57.15キロ)
ディアナ・ベルビシャ: 125ポンド(56.7キロ)

<バンタム級/5分3R>
アーロン・フィリップス(米国)
ジャック・ショア: 136ポンド: 135ポンド(61.24キロ))

<ライトヘビー級/5分3R>
ホルヘ・ゴンザレス: 205ポンド(92.99キロ)
ケネス・バーリ:──

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【UFC ESPN13】対戦カード ファイトアイランド発UFC欧州&中東合同イベントに気になる新顔?ズラリ

【写真】Brave CFからチュニジア人、スウェーデン人ファイターが。スペリオール・チャレンジからはノルウェー人選手、Titan FCからUFCにステップするギリシャ人選手はケージウォリアーズ出身のリトアニア人選手と対戦──そんな大会にティム・エリオットは5月30日にブランドン・ロイヴァルと戦ったばかりのティム・エリオットが出場する(C)Zuffa/UFC

2020年6月16日(木・現地時間)
UFC ESPN13「Kattar vs Ige」
UAE アブダビ
UFC Fight Island

■視聴方法(予定)
7月16日(木・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<フェザー級/5分5R>
カルヴィン・ケイター(米国)
ダン・イゲ(米国)

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット(米国)
ライアン・ベノイト(米国)

<フェザー級/5分3R>
ジミー・リベラ(米国)
コディ・ステーマン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
モリー・マクマン(英国)
タイラ・サントス(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
アブドゥル・ラザク(米国)
ムニール・ラジズ(チュニジア)

<ミドル級/5分3R>
ジョン・フィリップス(英国)
カムザット・チマエフ(スウェーデン)

<バンタム級/5分3R>
ヒカルド・ハモス(ブラジル)
レローン・マーフィー(英国)

<ライトヘビー級/5分3R>
モデスタス・ブカウスカス(リトアニア)
アンドレアス・メケイリディス(ギリシャ)

<フェザー級/5分3R>
ジャレッド・ゴードン(英国)
クリス・フィッシュゴールド(米国)

<女子フライ級/5分3R>
リアナ・ジョフア(ジョージア)
ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)

<バンタム級/5分3R>
アーロン・フィリップス(米国)
ジャック・ショア(英国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ホルヘ・ゴンザレス(メキシコ)
ケネス・バーリ(ノルウェー)

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UFC Result UFC249 アンソニー・ペティス カルヴィン・ケイター ジャスティン・ゲイジー トニー・ファーガソン ドナルド・セラーニ ドミニク・クルーズ フランシス・ガヌー ブライス・ミッチェル ブログ ヘンリー・セフード ヴィセンチ・ルケ

【UFC249】試合結果 コンディションは不完全も、選手たちは今、戦う意志を選手が見せつけた

9日(土・現地時間)、UFC249「Ferguson vs Gaethje」がフロリダ州ジャクソンビルのヴィアスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催された。

ジャカレ・ソウザのコロナウィルス陽性という衝撃な事件があっても、大会は決行されメインでジャスティン・ゲイジーがトニー・ファーガソンを破りUFC暫定世界ライト級に王者に。

コ・メインではドミニク・クルーズをTKOで下し、UFC世界バンタム級王座の防衛に成功したヘンリー・セフードがケージ内で引退を宣言した。

世界各地がロックダウン、外出自粛という状況で準備をしてきたファイター達の動きは、やはり平時よりも見劣りした。しかし、それ以上に今、戦う強い意志が感じられる選手が多く──世界の最高峰を戦うファイターたちの生き様が見られるイベントだった。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=ジャスティン・ゲイジー✖トニー・ファーガソン
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=ジャスティン・ゲイジーフランシス・ガヌー

試合結果は以下の通りだ。

UFC249「Ferguson vs Gaethje」
<UFC暫定世界ライト級王座決定戦/5分5R>
○ジャスティン・ゲイジー(米国)5R3分39秒
TKO
詳細はコチラ
×トニー・ファーガソン(米国)
<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
○ヘンリー・セフード(米国)2R4分58秒
TKO
詳細はコチラ
×ドミニク・クルーズ(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○フランシス・ガヌー(カメルーン)1R0分20秒
KO
詳細はコチラ
×ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム)
<150.5ポンド契約/5分3R>
○カルヴィン・ケイター(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ジャレミー・スティーブンス(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○グレッグ・ハーディー(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ヨーガン・デ・カストロ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○アンソニー・ペティス(米国)3R
判定
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×ドナルド・セラーニ(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○アレクセイ・オレイニク(ロシア)3R
判定
詳細はコチラ
×ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)
<女子ストロー級/5分3R>
○カーラ・エスパルザ(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ミッシェレ・ウォーターソン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ヴィセンチ・ルケ(ブラジル)3R3分37秒
TKO
詳細はコチラ
×ニコ・プライス(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ブライス・ミッチェル(米国)3R
判定
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×チャールズ・ロサ(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
○ライアン・スパーン(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×サム・アルヴィー(米国)