カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN48 イスラム・マカチェフ ダミール・イスマグロフ トニー・ファーガソン

【UFC ESPN48】テイクダウンからバック奪取、グラント・ドーソンがイスマグロフを完全ドミネイト

<ライト級/5分3R>
グラント・ドーソン(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
ダミール・イスマグロフ(カザフスタン)

ロングフックを振るるドーソンに対し、イスマグロフは左ボディストレートを見せ最初のテイクダウン狙いを切る。ドーソンは右オーバーハンドから左を繰り出し、ローシングルでテイクダウンを奪う。そのまま足を束ねていくドーソンに、背中をつかされたイスマグロフは背中を預けるとワンフックを許す。上を向かされたイスマグロフは、ボディトライアングルに捕えられ後方からパンチ、エルボーを打たれる。胸を合わせることができないイスマグロフは、懸命に尻をずらそうとするがドーソンは四の字フックを組み直す。

アームインでRNCを仕掛けるドーソン──これはさすがに極まらない。イスマグロフは立ち上がろうとするが、ドーソンは許さず背中が伸びたところでパンチを連打する。上を向き、さらにパンチを浴びたイスマグロフが再び下を向き鉄槌を連打されるも、何とか時間を迎えた。

2R、構えを変えつつパンチを伸ばすイスマグロフは、ドーソンの左に右を放っていく。さらにイスマグロフはジャブを当て右を入れるが、ドーソンもジャブを打ち返し抜群のレベルチェンジでダブルレッグテイクダウンを決める。股間に腕を差しいれたイスマグロフのロール狙いを潰したドーソンは、一瞬にしてバックに回る。嫌がって背中をつけようとしたイスマグロフは、すでに両足をフックされており初回に続き厳しい展開に。

ドーソンは殴って、絞めを狙いつつバックをキープし続ける。クォーターネルソンからRNCに移行し、パームトゥパームで絞めるドーソン。エルボー、鉄槌でリードを広げた。

最終回、左を見せて組んだドーソンがバックに回りボディロックテイクダウン。すぐにボディトライアングルにイスマグロフを捕え、羽交い絞めで固める。ここからの展開がないとみるや、ネルソンを解きシートベルトでバックを続ける。絞めを許さない、この一点で集中するイスマグロフは時間が無くなる一方でバックから逃れる術が見つからない。

そのままタイムアップとなり、完全ドミネイトのドーソンがフルマークで判定勝ち──UFCでの連勝を8に伸ばした。

「僕の力は10パーセント、支えてくれる皆の力が90パーセントだ。僕はグッドファイターでなく、グッドソルジャーなんだ。次、上の相手──トニー・ファーガソンと戦いたい。イスラム・マカチェフ、僕が控えているからね」と勝者は話した。


The post 【UFC ESPN48】テイクダウンからバック奪取、グラント・ドーソンがイスマグロフを完全ドミネイト first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Bellator295 MMA MMAPLANET o RIZIN UFC X-1   イスラム・マカチェフ ウマル・ヌルマゴメドフ セルジオ・ペティス ティム・エリオット パッチー・ミックス ベラトール マゴメド・マゴメドフ ライアン・ホール ラフェオン・スタッツ 元谷友貴 堀口恭司

【Bellator295】スタッツ✖ミックス展望 Part.02。バックテイクとギロチン、カギを握る2つの攻防

【写真】(C)BELLATOR

22日(土・現地時間)、ハワイ州ホノルルのニール・S・ブレイズデル・アリーナにて、Bellator 2daysの後半戦=Bellator295「Stots vs Mix」が開催され、メインでバンタム級ワールドGP決勝戦にして暫定バンタム級選手権試合=暫定王者ラフェオン・スタッツ✖挑戦者パッチー・ミックスがマッチアップされている。
Text by Isamu Horiuchi

スタッツ✖ミックス、考察。後編はミックスが自分を貫くファイトを心掛けるのに対し、スタッツはミックス対策を練るという両陣営の違いを予想される2つの局面から紐解いていきたい。

バックテイクとギロチン、攻めるミックスと守るスタッツ。その前段階があるとして、鍵となる攻防へ両者はどのように取り組んでいるのか。

<ラフェオン・スタッツ✖パトリック・ミックス考察Part.01はコチラから>


ちなみにミックスは、筆者に自分の戦い方を説明する際「(誰が相手でも)細かいゲームプランは考えずに、ただ舞台に上がって相手を追いかけて捕まえるんだ。“let the chips fall”しながら、ね」と語ってくれた。

辞書には「結果がどうなろうとも」「人がなんと言おうと」等と載っているこの表現だが、もう少し深く調べると「木こりは木を切り倒すことに専念すればよく、その際に舞い落ちる小さなかけら(chips)は気にすべきではない」という教えが由来となっているようだ。

多少の打撃をもらうこと等は気にせず、自分の決めた戦い方を貫き──前に出て、相手を捕まえて極めにいく。堀口戦でもマゴメドフ戦でも功を奏したこの戦法を貫くつもりのミックスと、ミックスという相手への特別な対策を準備するスタッツという対照も面白い。

仮に試合が寝技に持ち込まれたならば、主にバックコントロールからの極めを狙うミックスに対し、エスケープを図るスタッツという攻防となる可能性が高い。ミックスは「サバテーロ戦を見る限り、奴は寝技の攻防でいくつもミスを犯していた。僕ならフィニッシュできると思う場面が20回はあった」と語る。

事実、ミックスはバックテイクで堀口恭司を下している(C)BELLATOR

具体的にスタッツの寝技の弱点について尋ねると「簡単にバックを許すし、自分が背中を付けた時に亀の如く何もできない」と答えてくれた。

実際スタッツは、サバテーロ戦で何度も背中を見せて立ち上がる場面を見せていた。同時にそこから前転を多用してのスクランブルを駆使し、完全コントロールは一度も許さずに試合を終えている。

だが寝技師ミックスは、この種のエスケープを試みる相手を抑え込む練習を普段から何万回と繰り返していることだろう。実際ミックスは、1階級下のフライ級とはいえMMA屈指のスクランブラーであるティム・エリオットとグラップリング戦を戦った際、エリオットの前転に完全対応して上をキープしてサイドポジションを取り、フィニッシュにつなげている。

バックコントロールに絶対の自信を持つミックスに対して、前述のようにライアン・ホールら一流柔術家の門を叩いてミックス対策をするスタッツの「アメイジング・ゲームプラン」とはどのようなものなのだろうか。

ミックスは「奴がサバテーロ戦からわずか数ヶ月で弱点を補強できるとは思えない」と語るが、スタッツはどのようにこの予想を超えるつもりなのか。

両者のグラウンド戦でもう一つ鍵となるのが、ミックス得意のギロチンチョークをめぐる攻防であることは間違いない。

2019年大晦日の元谷友貴戦において、トランジションの最中に瞬時にギロチンに入り仕留めたのは日本のファンにも印象深いところだ。堀口戦やマゴメドフ戦では下から体勢をひっくり返す強力なスイープとしてこの技を使ったミックスは、前述のエリオットとのグラップリング戦では、上から仕掛けてマウントの体勢から絞め上げて極めている。

下、上、スクランブルと文字通りどんな体勢でも極めることのできる、まさに必殺技だ。そんなミックスでも、ラスベガスで一緒に練習するUFCライト級王者イスラム・マカチェフ、バンタム級で無敗を誇るウマル・ヌルマゴメドフといった超弩級のダゲスタン・レスラーたちの圧倒的な押さえ込みの前にはギロチンを極められないと語る。

一昨年の夏、やはりダゲスタン出身のマゴメド・マゴメドフと大スクランブル戦を制して「アメリカン・レスリングは常にダゲスタンに勝るぜ!」と大見栄を切ったスタッツが、寝技でミックスの必殺技を封じるほどのトップからの圧力を発揮できるかどうかもこの試合の着目点だ。

ちなみに両者は、GP1回戦前にミックスが所属するエクストリーム・クートゥアの同じマットで顔を合わせることもあったとのこと。

この時のエピソードとしてスタッツは「あいつが俺のことを睨みつけているように思えたんで、こっちから話しかけたことがあったんだよ。『なあ、俺についてなんか気に入らないことがあんのかい? だったら今この場で解決しようじゃないか』ってね。そうしたらパッチーは『いやいや兄弟、俺は睨んでなんかいないぜ』って感じだった。後から考えると、パッチーは普段からそういう目つきをしているだけなんだろうね(笑)」と語っている。

すでに対戦の可能性があったことで一緒に練習をすることは控えたが、お互いにリスペクトの念を持っているようだ。それだけに準決勝のスタッツ✖サバテーロのような事前の派手なトラッシュトーク合戦こそ見られないが、強豪揃いのGPを勝ち上がってきた両者による──サークルケージ内バンタム級最高峰の戦いであることに変わりはない。

ちなみに両者と対戦経験のあるアルチュレタは、ミックスに勝利しスタッツにはKOされたにもかかわらず「パッチーが極めるよ、間違いない」と予想している。

この試合の勝者はGP優勝のベルト、暫定王者のベルトとともに賞金100万ドルを手にする。さらに6月に予定されている正規王者セルジオ・ペティスとフェザー級から階級を下げて3階級制覇を狙うパトリシオ・ピットブルとのタイトルマッチの勝者とのバンタム級王座統一戦が待っているだろう。

壮大なストーリーラインを制して、真のベラトールバンタム級王者となった者には、現在RIZINにおいて朝倉海、元谷友貴、アルチュレタ、井上直樹の四選手の間で争われているバンタム級王座に就いた者との王者同士のスーパーファイトの道が見えてくる。

実際ミックスは「次の二試合でGPベルト、暫定ベルト、正規ベルトの3本を取った後、日本でRIZIN王者と戦う」ことを今後の目標と語ってくれた。日本のファンにも大注目の、バンタム級GP決勝戦だ。

■視聴方法(予定)
4月23日(日)
午前8時30分~ U-NEXT

The post 【Bellator295】スタッツ✖ミックス展望 Part.02。バックテイクとギロチン、カギを握る2つの攻防 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
o ONE RYO UFC   アレックス・ヴォルカノフスキー イスラム・マカチェフ ジョシュ・エメット

7.8『UFC 290』でアレックス・ヴォルカノフスキー vs. ヤイール・ロドリゲスのフェザー級王座統一戦

UFC ロングカーブ フォーカスミット BLACK×RED UHK-69753


 UFCが7月8日にネバダ州ラスベガスで開催する『UFC 290』でアレックス・ヴォルカノフスキー vs. ヤイール・ロドリゲスのフェザー級王座統一戦が行われることをアリエル・ヘルワニ記者が確認したとのこと。まだ契約にサインはしてないものの両者は対戦に同意しているそうです。

 ヴォルカノフスキーは2月の『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』でイスラム・マカチェフのライト級王座に挑戦し判定負けして以来の試合。今回が5度目の防衛戦。

 ロドリゲスは同じく『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』でジョシュ・エメットとフェザー級暫定王座決定戦を行い2R三角絞めで勝利して以来の試合。

 この試合が同大会のメインイベントになるかは不明です。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA o UFC   イスラム・マカチェフ マテウス・ガムロ

5.6『UFC 288』でチャールズ・オリヴェイラとベニール・ダリウシュが対戦



 UFCが5月6日に開催する『UFC 288』(会場未定)でチャールズ・オリヴェイラ vs. ベニール・ダリウシュのライト級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 オリヴェイラは昨年10月の『UFC 280: Oliveira vs. Makhachev』でイスラム・マカチェフとライト級王座決定戦を行い2R肩固めで敗れて以来の試合。現在UFCライト級ランキング1位。

 ダリウシュは昨年10月の『UFC 280: Oliveira vs. Makhachev』でマテウス・ガムロに判定勝ちして以来の試合で8連勝中。現在UFCライト級ランキング4位。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA o ONE UFC UFC284   アレックス・ヴォルカノフスキー イスラム・マカチェフ

『UFC 284』イスラム・マカチェフ vs. アレックス・ヴォルカノフスキーを見たファイター・関係者の反応

UFCチャンピオンシップアクションフィギュアベルト6個セット:2、2、2、2、WECアクションフィギュアベルト2本 Jakks


『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』イスラム・マカチェフ vs. アレックス・ヴォルカノフスキーのジャッジの採点/主要サイトの採点(2023年02月12日)

アレックス・ヴォルカノフスキー「試合を見直したが勝ったのは俺の方だろ」/イスラム・マカチェフ「試合を見直したがヴォルカノフスキーが勝ってたのは最後の1分だけだ」(2023年02月14日)

 こちらの続報。


 『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』イスラム・マカチェフ vs. アレックス・ヴォルカノフスキーを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
カテゴリー
Column o ONE UFC   アレックス・ヴォルカノフスキー イスラム・マカチェフ

『UFC 284』でアレックス・ヴォルカノフスキーに判定勝ちしたイスラム・マカチェフについてハビブ・ヌルマゴメドフがコメント

『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』イスラム・マカチェフ vs. アレックス・ヴォルカノフスキーのジャッジの採点/主要サイトの採点(2023年02月12日)

アレックス・ヴォルカノフスキー「試合を見直したが勝ったのは俺の方だろ」/イスラム・マカチェフ「試合を見直したがヴォルカノフスキーが勝ってたのは最後の1分だけだ」(2023年02月14日)

 こちらの続報。


 『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』でアレックス・ヴォルカノフスキーに判定勝ちしライト級王座を防衛したイスラム・マカチェフについてハビブ・ヌルマゴメドフがインスタグラムで以下のコメント。

「ザ・ベスト。
彼は地球上で最もアクティブなファイターとの激闘でそれを証明した。

取り組むべきことは常にある。

だが、この歴史はこのスポーツに長く残るだろう。

総合格闘技の全ての歴史の中で、ユーラシア大陸出身で体重に関係なくベストなファイターのランキングをリードしたのは誰か、それは数人しかいなかったが、イスラムはすでにそのリストに載っていることを記憶に留めておいて欲しい。

君はすでに歴史に名を刻んでいる」
続きを読む・・・
カテゴリー
Column MMA MMAPLANET o UFC UFC284   アリス・リード アレックス・ヴォルカノフスキー アロンゾ・メニフィールド イスラム・マカチェフ クレイジソン・ホドリゲス シャノン・ロス ジェイミー・マラーキー ジャイー・ロドリゲス ジャスティン・タファ ジャック・ジェンキンス ジャック・デラ・マダレナ ジョシュア・クリバオ ジョシュ・エメット ズベア・トホゴフ タイソン・ペドロ ドン・シェイニス フランシスコ・プラド ブレイク・ビルダー メルシック・バダザリアン モデスタス・ブカウスカス ランディ・ブラウン ローマ・ルックンブンミー

【UFC284】試合結果 マカチェフが快勝。ヴォルカノフスキーは二冠ならずも、楽しみな豪州勢

【写真】オリヴェイラ戦のような頭抜けた強さが感じられなかったマカチェフだが、ヴォルカノフスキーの健闘が目立つなかで──危なげの無い勝利だったのも事実だ(C)Zuffa/UFC

12日(日・現地時間)、豪州はパースのRACアリーナで、3年4カ月ぶりとなる同国のイベント=UFC 284「Makhachev vs Volkanovski」が開催された。

総勢9選手が出場豪州勢、メインではUFC世界フェザー級王者のアレックス・ヴォルカノフスキーがライト級王者イスラム・マカチェフに挑戦して判定負けでも、テイクダウンを切り、テイクダウンを許されてもスクランブル、コントロールされてもサブミッションを防ぎ、その強さを再認識させた。

コメインでジョシュ・エメットを圧倒し、暫定フェザー級王者となったジャイー・ロドリゲスとの王座統一戦が今から楽しみだ。

なお豪州勢の戦績は5勝3敗1分、ジャック・デラ・マダレナ、ジャスティン・タファ、ジョシュア・クリバオの勝利、そしてドローだったがジミー・クルートの奮闘は豪州勢がUFCロースターのなかでしっかりと存在感が残せるファイターであること強い印象づける結果となっている。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=イスラム・マカチェフ✖アレックス・ヴォルカノフスキー
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=ジャイー・ロドリゲスジャック・デラ・マダレナ

UFC284
<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
○イスラム・マカチェフ(ロシア)5R
判定
詳細はコチラ
×アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
<UFC世界暫定フェザー級王座決定戦/5分5R>
○ジャイー・ロドリゲス(メキシコ)2R4分19秒
三角絞め
詳細はコチラ
×ジョシュ・エメット(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ジャック・デラ・マダレナ(豪州)1R2分13秒
RNC
詳細はコチラ
×ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
<ヘビー級/5分3R>
○ジャスティン・タファ(豪州)1R1分06秒
KO
詳細はコチラ
×パーカー・ボーター(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
△ジミー・クルート(豪州)3R
Draw
詳細はコチラ
△アロンゾ・メニフィールド(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
〇モデスタス・ブカウスカス(リトアニア)3R
判定
詳細はコチラ
×タイソン・ペドロ(豪州)
<フェザー級/5分3R>
○ジョシュア・クリバオ(豪州)2R2分02秒
RNC
詳細はコチラ
×メルシック・バダザリアン(アルメニア)
<127ポンド契約/5分3R>
○クレイジソン・ホドリゲス(ブラジル)1R0分59秒
TKO
詳細はコチラ
×シャノン・ロス(豪州)
<ライト級/5分3R>
○ジェイミー・マラーキー(豪州)3R
判定
詳細はコチラ
×フランシスコ・プラド(アルゼンチン)
<フェザー級/5分3R>
○ジャック・ジェンキンス(豪州)3R
判定
詳細はコチラ
×ドン・シェイニス(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
○ローマ・ルックンブンミー(タイ)2R0分44秒
TKO
詳細はコチラ
×アリス・リード(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ブレイク・ビルダー(米国)3R
判定
×シェーン・ヤング(豪州)
<157.5ポンド契約/5分3R>
○エイヴェス・ブレネル(ブラジル)3R
判定
×ズベア・トホゴフ(ロシア)


The post 【UFC284】試合結果 マカチェフが快勝。ヴォルカノフスキーは二冠ならずも、楽しみな豪州勢 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
F1 MMA News o ONE UFC UFC284   アレックス・ヴォルカノフスキー アロンゾ・メニフィールド イスラム・マカチェフ

『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』イスラム・マカチェフ vs. アレックス・ヴォルカノフスキーのジャッジの採点/主要サイトの採点

採点者の心をつかむ 合格する志望理由書


Islam Makhachev defeats Alexander Volkanovski(MMA Decisions)

 イスラム・マカチェフ vs. アレックス・ヴォルカノフスキーのジャッジの採点。Ben CartlidgeとDavid Lethabyが1,2,4Rマカチェフ、3,5Rヴォルカノフスキーで48-47マカチェフ勝利。Derek Clearyが1,2,3,4Rマカチェフ、5Rヴォルカノフスキーで49-46マカチェフ勝利でした。

 主要サイトの採点は49-46マカチェフ支持2人、48-47マカチェフ支持21人、47-48ヴォルカノフスキー支持6人でした。


Jimmy Crute drew with Alonzo Menifield(MMA Decisions)

 ジミー・クルート vs. アロンゾ・メニフィールドのジャッジの採点。3Rにメニフィールドが金網を掴んだことで減点1となっています。Derek Clearyが1Rメニフィールド、2Rクルート、3Rクルートの10-8で29-27クルート勝利。Ben CartlidgeとDavid Lethabyが1,2Rメニフィールド、3Rクルートの10-8で28-28ドローでした。

 主要サイトの採点は29-27クルート支持3人、28-28ドロー支持17人でした。


 エルヴェス・ブレナー vs. ズベイラ・ツフゴフのジャッジの採点。Derek Clearyが1,3Rブレナー、2Rツフゴフで29-28ブレナー勝利。Evan Fieldがフルマークでブレナーで30-27ブレナー勝利。Barry Foleyが1,2Rツフゴフ、3Rブレナーで28-29ツフゴフ勝利でした。

 主要サイトの採点は28-29ツフゴフ支持8人、27-30ツフゴフ支持10人。ブレナー支持は居ませんでした。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA o UFC UFC284   アレックス・ヴォルカノフスキー イスラム・マカチェフ

『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』パフォーマンスボーナス


 UFCが『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・イスラム・マカチェフ vs. アレックス・ヴォルカノフスキー

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・ジャック・デラ・マッダレナ、ヤイール・ロドリゲス


 4選手には各5万ドルのボーナス。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC284 アレックス・ヴォルカノフスキー イスラム・マカチェフ

【UFC284】回を重ねるほどに強さを増したヴォルカノフスキーだが、マカチェフがライト級王座を防衛

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
イスラム・マカチェフ(ロシア)
Def.3-0:49-46.48-47.48-47
アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)

やはり体格差が明白な両者。ジャブを伸ばすヴォルカノフスキーに対し、叩くマカチェフが左前蹴りを見せる。飛び込んで右ボディから右を当てたヴォルカノフスキーが、スイッチしオーソに戻す。マカチェフはまずは様子見のなかで、ヴォルカノフスキーを動きを見ていたが左を被弾してバランスを崩す。ヴォルカノフスキーの前進にカウンター狙いのマカチェフは、近い距離での連打に左フックを合わせる。ヒザをついたヴォルカノフスキーが起き上るが、マカチェフが左ハイを蹴って組みつくやバックに回る。頭をコーナーに持っていき我慢のヴォルカノフスキーだが、ボディロックからテイクダウンを許す。

勢いがつき、そのままリバーサルを許しそうになったマカチェフだが、踏み止まってバックを維持し両足をフックする。ケージを背負った状態でRNCをアゴの上から仕掛けるマカチェフは、チアノーゼを避けるためか力づくで極めにいくことはなかった。

2R、圧を強めるマカチェフは左を空振りする。左ミドルを蹴ったチャンピオンに対し、ヴォルカノフスキーがワンツーからスリーで前に出る。ここは見切ったマカチェフだが、続くステップインで左を受けて体が沈む。すぐにダブルレッグから上を取り直してスクランブルでバックに回る。

強引に倒しにいくが、スクランブルを許したマカチェフに絶対的なコントロール力が見られない。右を差して左のパンチをいれたヴォルカノフスキーが、ヒザ蹴りを受けて離れる。マカチェフは自ら圧を掛けるようになが、手は出ない。飛び込んで姿勢を乱したヴォルカノフスキーを見ても、ここもマカチェフは待っている。左フックから左ローのヴォルカノフスキーだが、左を被弾して下がる。ヒザを入れ、右ショートを当てたマカチェフは、ヴォルカノフスキーにローを蹴られても左を振って前に出る。

ヴォルカノフスキーは右ボディストレート、マカチェフは距離をとって左を入れると首相撲からヒザ蹴りに。体を入れ替えて押し込むヴォルカノフスキーが細かい左のパンチを顔面に打つ。マカチェフも細かいヒザを見せて時間となった。

3R、マカチェフが左ハイ。ヴォルカノフスキーはスイッチして右フックを伸ばす。オーソに戻ったフェザー級チャンピオンは左手を伸ばし、右ボディフックを決める。首相撲に取られないように離れたヴォルカノフスキーは、左ミドルを蹴られる。ここでフックから見ボディを打ち、引かない姿勢を見せたヴォルカノフスキーがカーフを効かせる。

マカチェフは首相撲から、ダブルレッグに切り替えケージに押し込むとバックに回る。ヴォルカノフスキーは胸を合わせてマカチェフをケージに押し込む。ここで左右のフックを放ったヴォルカノフスキーに大歓声が起きる。間合いを取り直した両者、ヴォルカノフスキーのステップインにマカチェフが左エルボーを合わせる。右カーフのヴォルカノフスキーは左フックに右をカウンターで打たれる。

マカチェフはステップを踏むようになりパンチを繰り出すが、左のスウィングをかわそうとして足を滑らせてか、引っ掛けられたかバランスを乱す。組んだヴォルカノフスキーだが、テイクダウンを奪えずラウンド終了を迎えた。

4R以降の経験値には大きな差がある両者。2度目の15分以上のファイトになり、マカチェフは左を当てるが、この回に限らずパンチにはさほどの強さが感じられない。それでもドンピシャのタイミングでダブルレッグでテイクダウンを決めたマカチェフが、スクランブル狙いのヴォルカノフスキーのバックを制し、ボディトライアングルを完成させる。尻をずらそうとするヴォルカノフスキーが後方へパンチを入れるが、マカチェフのホールドが続く。

残り1分を切っても、マカチェフに捕えられたままのヴォルカノフスキーは腕を手繰れず、胸を合わせることができない。何やら言葉を発しながら、後ろにあるマカチェフの顔面にヴォルカノフスキーがパンチを入れ続けた。

最終回、右ローに左を当てたマカチェフが右を空振りし、ヴォルカノフスキーがローからパンチに繋げる。組もうとしたヴォルカノフスキーにヒザを入れたマカチェフは、間合いを取り直し、ヴォルカノフスキーのテイクダウン狙いのフェイクに大きく反応する。と、左フックに組んだマカチェフがテイクダウンを決めるが、ヴォルカノフスキーが直ぐに立ち上がる。ケージに押し込み続けることをせず、マカチェフがリリースする。それでも左フックをかわしてダブルレッグで尻もちをつかせる。すぐに腰を挙げたヴォルカノフスキーは、シングルレッグを切り替えてバックを伺う。

ここはマカチェフも許さず、両者がスタンドに戻る。すぐにヴォルカノフスキーが組んでケージへ。パンチを入れて、ボディロックテイクダウンを仕掛ける。軸が乱れるマカチェフ、小手投げも決まれずスタンドで離れると、右を被弾してダウンを喫する。残り1分、クローズドガードのマカチェフは、頭を引き寄せ時間の経過を待つ。

スタミナの差が歴然で、ヴォルカノフスキーが腰を上げてパンチを連打。懸命に頭を抑え、手首を掴んだマカチェフだが下のままタイムアップを迎えた。

試合時間が経過するほど、勢いが増したのはヴォルカノフスキーに違いない。ただし、テイクダウン&コントロールの時間が多かったのはマカチェフだ。結果、マカチェフが3-0が判定勝ちで王座初防衛に成功した。


The post 【UFC284】回を重ねるほどに強さを増したヴォルカノフスキーだが、マカチェフがライト級王座を防衛 first appeared on MMAPLANET.