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F1 o UFC   アルマン・ツァルキャン マテウス・ガムロ

6.25『UFC Fight Night 208』のメインイベントはアルマン・ツァルキャン vs. マテウス・ガムロ


 UFCが6月25日にラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 208』のメインイベントがアルマン・ツァルキャン vs. マテウス・ガムロのライト級マッチになることをEurosportが確認したとのこと。

 ツァルキャンは2月の『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』でジョエル・アルバレスに2R TKO勝ちして以来の試合で5連勝中。現在UFCライト級ランキング11位。

 ガムロは昨年12月の『UFC Fight Night 199: Lewis vs. Daukaus』でディエゴ・フェレイラに2R TKO勝ちして以来の試合で3連勝中。現在UFCライト級ランキング12位。続きを読む・・・
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Column MMA o ONE UFC   アルマン・ツァルキャン グレッグ・ハーディー サビーナ・マゾ セルゲイ・スピヴァク ダヴィ・ハモス ホルヘ・マスヴィダル ミランダ・マーヴェリック

UFCがグレッグ・ハーディーら4選手をリリース


Greg Hardy(Sherdog)

Sabina Mazo(Sherdog)

Davi Ramos(Sherdog)

Jared Gooden(Sherdog)

 UFCがグレッグ・ハーディー、サビーナ・マゾ、ダヴィ・ハモス、ジャレッド・グッデンをリリースしたことをMMAFightingが確認したとのこと。


 グレッグ・ハーディーは現在33歳のアメリカ人でMMA戦績7勝5敗1無効試合(UFC戦績4勝5敗1無効試合)。今月の『UFC 272: Covington vs. Masvidal』でセルゲイ・スピヴァクに1R TKO負けし3連敗を喫したことから本人もリリースを覚悟しており、インスタグラムで「俺のファンの人も嫌いな人も全ての人たちに感謝する。みんな、ありがとう。コーチ、家族、そしてUFCに、明るく輝く機会を与えてくれたことに感謝している」とコメントしていました。

 ハーディーは元々NFLのトッププレイヤーでカロライナ・パンサーズ、ダラス・カウボーイズに所属していましたが、素行不良、DVによる逮捕、コカイン所持による逮捕等でチームから放出されたことから総合格闘技に転向。アマチュア戦績3勝0敗の後にDana White's Contender Seriesで2連勝、ローカル団体でも1勝したことからUFCと契約しています。しかしUFCデビュー戦だった『UFC Fight Night 143: Cejudo vs. Dillashaw』では反則の膝蹴りによる反則負け。『UFC on ESPN 6: Reyes vs. Weidman』のベン・ソソリ戦では判定勝ちした後にインターバルで酸素吸入器を使用していたことから裁定がノーコンテストに変更されるなどUFCでも悪童ぶりを発揮していました。

 サビーナ・マゾは現在24歳のコロンビア人でMMA戦績9勝4敗(UFC戦績3勝4敗)。今月の『UFC Fight Night 203: Santos vs. Ankalaev』でミランダ・マーヴェリックに2Rリアネイキッドチョークで敗れ3連敗を喫していました。

 ダヴィ・ハモスは2020年7月の『UFC Fight Night 172: Figueiredo vs. Benavidez 2』でアルマン・ツァルキャンに判定負けして以降試合をしていませんでした。

 ジャレッド・グッデンは昨年10月の『UFC Fight Night 194: Dern vs. Rodriguez』でランディ・ブラウンに判定負けした後、すでに今年1月にホルヘ・マスヴィダルの団体iKon FCで試合をしており判定勝ちしています。続きを読む・・・
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MMA o UFC   アルマン・ツァルキャン キム・ジヨン

『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』パフォーマンスボーナス



 UFCが『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・プリシラ・カショエイラ vs. キム・ジヨン

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・アルマン・ツァルキャン、ウェリントン・ターマン

 4選手には各5万ドルのボーナス。続きを読む・・・
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LFA MMA MMAPLANET o UFC UFN202   アルマン・ツァルキャン アルメン・ペトロシアン イグナシオ・バハモンデス イスラム・マカチェフ カーロス・ヘルナンデス キム・ジヨン グレゴリー・ホドリゲス シャオ・ロン ジョシアニ・ヌネス ジョナサン・マルチネス フェレス・ジアム ボビー・グリーン ラミズ・ブラヒメジ ラモーナ・パスカル ヴィクター・アルタミラノ 平良達郎

【UFN202】計量終了 第1試合に──平良の第2戦が戦うこともある元LFA王者アルタミラノ登場

【写真】アルタミラノとヘルナンデス、どちらかが平良の相手になることは十分にあり得る(C)Zuffa/UFC

26日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN202:UFN on ESPN+60「Makhachev vs Green」の計量が行われた。

メインはヌルマゴが現役を退いた後、イーグル軍団を引っ張るイスラム・マカチェフがオクタゴン10連勝(※戦績は10勝1敗、2戦目にアドリアーノ・マルチンスにKO負けを喫している)を賭けて、160ポンド契約でボビー・グリーンと対戦する。

当初、ライト級でベニール・ダリューシュと戦う予定だったマカチェフ、ダリューシュの負傷欠場で勝って挑戦権獲得という筋書きは修正が必要になるかもしれにが、近い距離での打撃戦を許さないテイクダウン能力が、グリーンを相手に炸裂するか要注目だ。


今大会は韓国のキム・ジヨン、中国のシャオ・ロン、香港からはラモーナ・パスカルと東アジア所縁のファイターが3人もラインナップに含まれている。

しかし、ライト級のドミクル・クルーズ・スタイルの継承者イグナシオ・バハモンデスと戦うシャオ・ロンが160ポンドと大幅に計量オーバーに。ファイトマネーを40パーセントを没収され、キャッチウェイト戦を戦う機会を得ている。

この他、LFA~UFCショートノーティス・コンビといえるグレゴリー・ホドリゲス&トレンス・マッキニーが揃い踏みする。ホドリゲスはオクタゴン3連勝、マッキニーはLFA時代から5試合連続の初回フィニッシュ記録を伸ばすべきケージに足を踏み入れる。

そんなか日本のファンにとって要注目なのが、第1試合に出場するヴィクター・アルタミラノだ。LFAフライ級王者からコンテンダーシリーズを経てUFCデビュー戦を迎えるアルタミラノに対し、対戦相手のカーロス・ヘルナンデスも昨年のコンテンダーシリーズからのステップアップファイターだ。

LFA時代は纏まりはあるもののコレといった強さを見せることはなかったアルタミラノだが、コンテンダーシリーズで一進一退の攻防で、前に出る姿勢と折れない心の持ち主であるこを世に示した。

アルタミラノは平良達郎のUFC初戦の相手カーロス・キャンデミラノと、コンテンダーシリーズで対戦し競り勝っている。ガチャガチャな動きにある軸は、気持ちの強さ。平良と対戦することも十分にあり得るアルタミラノの試合──見逃すことはできない。

■視聴方法(予定)
2月27日(日・日本時間)
午前6時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN202計量結果

<160ポンド契約/5分5R>
イスラム・マカチェフ: 160ポンド(72.57キロ)
ボビー・グリーン: 158ポンド(71.66キロ)

<ミドル級/5分3R>
ミシャ・サークノフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ウェリントン・トゥルマン: 185ポンド(83.91キロ)

<女子フライ級/5分3R>
プリシラ・カショエイラ: 125ポンド(56.7キロ)
キム・ジヨン: 126ポンド(57.15キロ)

<ライト級/5分3R>
アルマン・ツァルキャン: 156ポンド(70.76キロ)
ヨエル・アルバレス: 156ポンド(70.76キロ)

<ミドル級/5分3R>
グレゴリー・ホドリゲス: 186ポンド(84.37キロ)
アルメン・ペトロシアン: 186ポンド(84.37キロ)

<ライト級/5分3R>
イグナシオ・バハモンデス: 154.5ポンド(70.08キロ)
シャオ・ロン: 160ポンド(72.57キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジョシアニ・ヌネス: 145.5ポンド(66.0キロ)
ラモーナ・パスカル: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
テランス・マッキニー: 156ポンド(70.76キロ)
フェレス・ジアム: 155ポンド(70.31キロ)

<フェザー級/5分3R>
アレハンドロ・ペレス: 144.5ポンド(65.54キロ)
ジョナサン・マルチネス: 144ポンド(65.31キロ

<ウェルター級/5分3R>
ラミズ・ブラヒメジ: 170.5ポンド(77.34キロ)
マイケル・ギルモア: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フライ級/5分3R>
ヴィクター・アルタミラノ: 123ポンド(55.79キロ)
カルロス・ヘルナンデス: 125ポンド(56.7キロ)

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MMA o ONE UFC YouTube   アルマン・ツァルキャン アルメン・ペトロシアン イグナシオ・バハモンデス イスラム・マカチェフ キム・ジヨン グレゴリー・ホドリゲス ボビー・グリーン

『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』前日計量動画/ボビー・グリーン、10日間で16.8kgも減量

UFC Fight Night 202 weigh-in results: One fighter fined 40 percent, but full card set(MMAJunkie)
MAIN CARD (ESPN+, 7 p.m. ET)

・Islam Makhachev (160) vs. Bobby Green (158)
・Misha Cirkunov (185.5) vs. Wellington Turman (185)
・Priscila Cachoeira (125) vs. Ji Yeon Kim (126)
・Joel Alvarez (156) vs. Arman Tsarukyan (156)
・Armen Petrosyan (186) vs. Gregory Rodrigues (186)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 4 p.m. ET)

・Ignacio Bahamondes (154.5) vs. Rong Zhu (160)*
・Josiane Nunes (145.5) vs. Ramona Pascual (146)
・Terrance McKinney (156) vs. Fares Ziam (155)
・Jonathan Martinez (144) vs. Alejandro Perez (144.5)
・Ramiz Brahimaj (170.5) vs. Micheal Gillmore (170.5)
・Victor Altamirano (123) vs. Carlos Hernandez (125)

 『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』前日計量結果。ショートノーティスにより160ポンド契約となったイスラム・マカチェフ vs. ボビー・グリーンはマカチェフ160ポンド、グリーン158ポンドで共にクリアしていますが、


 2週間前の『UFC 271: Adesanya vs. Whittaker 2』でナスラット・ハクパラストに判定勝ちしたばかりのグリーンはマカチェフ戦のオファーを受けた時の体重は、なんと195ポンドだったそうです。

 また、イグナシオ・バハモンデスと対戦するロン・ジューが160ポンドと4ポンドオーバー。出場給の40%を譲渡し試合は行われます。






 前日計量&フェイスオフ動画。


UFC Fight Night 202 predictions: Who's taking short-notice Bobby Green over Islam Makhachev?(MMAJunkie)

 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・イスラム・マカチェフ vs. ボビー・グリーンはマカチェフ支持11人、グリーン支持1人。

・ミーシャ・サークノフ vs. ウェリントン・ターマンはサークノフ支持11人、ターマン支持1人。

・キム・ジヨン vs. プリシラ・カショエイラはキム支持9人、カショエイラ支持3人。

・アルマン・ツァルキャン vs. ジョエル・アルバレスはツァルキャン支持10人、アルバレス支持2人。

・アルメン・ペトロシアン vs. グレゴリー・ホドリゲスはペトロシアン支持4人、ホドリゲス支持8人。続きを読む・・・
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o UFC UFC271 アルマン・ツァルキャン アルメン・ペトロシアン イグナシオ・バハモンデス キム・ジヨン グレゴリー・ホドリゲス ダン・フッカー テレンス・マッキニー ボビー・グリーン

UFC on ESPN+60:オッズ/予想と展望

イスラム・マカチェフ 1.11
ボビー・グリーン 7.00
ミーシャ・サークノフ 1.83
ウェリントン・トゥルマン 2.00
キム・ジヨン 1.61
プリシラ・カショエイラ 2.45
アルマン・ツァルキャン 1.45
ヨエル・アルバレス 2.80
アルメン・ペトロシアン 2.35
グレゴリー・ホドリゲス 1.65
ロン・チュー 2.70
イグナシオ・バハモンデス 1.50
ジョジアニ・ヌネス 1.48
ラモーナ・パスクアル 2.75
テレンス・マッキニー 2.00
ファレス・ジアム 1.83
アレハンドロ・ペレス 3.00
ジョナサン・マルチネス 1.40
ラミズ・ブラヒマイ 1.25
マイケル・ギルモア 4.00
ビクトル・アルタミラノ 2.25
カルロス・ヘルナンデス 1.69

メインではランキング3位ベネイル・ダリウシュと4位イスラム・マカチェフの対戦が予定されていたが、ダリウシュが負傷欠場。代役として、2週間前のUFC271で試合をしたばかりのボビー・グリーンが10日前に急遽出場決定。直前のため、160ポンド契約での試合となる。

ネクスト・ヌルマゴメドフとして期待されているマカチェフは現在9連勝中。なかなかチャンスを与えられなかったが、昨年7月にようやく初メイン。前回はダン・フッカー相手に1R一本勝ちで完勝。王者オリヴェイラは5月にランキング1位ゲイジーと対戦予定で、2位ポイエーは前回挑戦したばかりなので、ダリウシュとの対戦での勝者が次期挑戦権獲得濃厚だった。

代役でUFC9年で初のメイン登場となるのはボビー・グリーン。ノーガードからパンチを打ち込んでいくスタイルで、昨年11月にはアル・アイアキンタを1RKO。しかし本来は倒しに行くスタイルではなく、2週間前のナスラット・ハクパラスト戦ではタックルを切ってパンチをヒットさせていくという本来のスタイルで判定勝ち。次はランカーとの対戦が期待されていたが、予想外に上位の相手との試合に。しかしマカチェフは相手が悪すぎる。

マカチェフがテイクダウンからドミネイトして最後は一本勝ちと予想。

UFCデビュー戦でメインカードに登場となるアルメン・ペトロシアンは、あのジョルジオ・ペトロシアンの弟…と同姓同名。10月のコンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約した。勝った試合はすべてKO勝ちのストライカー。

プレリムではテレンス・マッキニーがUFC2戦目を戦う。初戦はUFC5戦のマット・フレヴォラ相手にわずか7秒でのKO勝ち。これだけならまぐれかもしれないが、その前の3試合も1RKOで、16秒・17秒・72秒で勝利していて、高い殺傷能力を持っているのは間違いない。しかし、今回はUFC2勝1敗のファレス・ジアムにアンダードッグ。

第1試合開始は27日朝6時から。速報します。

 

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Report UFC UFC257 アルマン・ツァルキャン ブログ マット・フレヴォラ

【UFC257】動けば動くほど攻められるフレヴォラ。ツァルキャンが見事なTD&コントロールで大勝

<ライト級/5分3R>
アルマン・ツァルキャン(アルメニア)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
マット・フレヴォラ(米国)

後ろ回し蹴りを見せたフレヴォラが、右を見せてハイを見せるなど積極的に動く。ツァルキャンはシングルレッグを一気に決めてスクランブルでバックへ。スラムされたフレヴォラはスイッチからスクランブルに持ち込むが、シングルで再び倒される。立ち上がったフレヴォラをケージに押し込んたツァルキャンは小手投げから離れる。

フレヴォラは大きな動きが多く、右オーバーハンドにダブルレッグを合わされる。反り投げで切り返したフレヴォラがスタンドへ戻る。両者同時に後ろ回し蹴りを狙うという映画のような場面から、ラウンド終盤戦へ。ツァルキャンがワンツーを入れ、さらに右クロスから左フックとフレヴォラからカウンターを取る。ツァルキャンはジャブを続け、フレヴォラの前蹴りをキャッチしてパンチを入れる。最後の10秒で右フックを当てたフレヴォラだが、ラウンドはツァルキャンのモノだった。

2R、右から左を当てたツァルキャンがシングルレッグでテイクダウン。フレヴォラはスイッチもたちあがったところでツァルキャンがボディロックテイクダウンを決める。背中をマットにつけたフレヴォラは、立ち上がったツァルキャンにボディを殴られ後方回転からスクランブルへ。即バックについたツァルキャンは、腰をコントロールして寝技に持ち込む。

シングルを取られたまま立ち上がってパンチを狙ったフレヴォラだが、ここも倒されてガードを強いられる。頭をコントロールし、ダースを見せたツァルキャンが肩固めを狙う。スクランブルに持ち込めないフレヴォラは、レフェリーに膠着を目でアピールするが、肩固めに捕えられてしまう。ここはエスケープしたフレヴォラだが、結局スタンドに戻ることはできずコントロールを許し続けた。

最終回、すぐにテイクダウンを決めたツァルキャンは、頭を押して立ち上がったフレヴォラにはキックを狙う。フレヴォラは動くが攻めることはできない状態で大きな動きを繰り返す。結果、カウンターのパンチをもらいシングルレッグでテイクダウンを許すことに。ギロチンを抜けたツァルキャンはガードの中からパンチを入れ、蹴り上げから後方回転したフレヴォラにギロチンを仕掛ける。

ここの反応は早かったフレヴォラがロールして逃げ、スタンドへ戻る。ツァルキャンはシングルからスラムを決め、バックへ。胸を合わせに来たフレヴォラ以上の動きでバックを取ったツァルキャンは、正対してボディロックテイクダウン。10度目のテイクダウンからサイドを取ったツァルキャンが、スリー・クォーターマウント。フレヴォラの動きに合わせ、攻め続けたツァルキャンがフルマークの判定勝ちを収めた。


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UFC Result UFN on ESPN+30 UFN172 アスカル・アルカロフ アリアネ・リプスキ アルマン・ツァルキャン デイヴィソン・フィゲイレド ブログ ラファエル・フィジエフ

【UFN172】試合結果 フィゲイレドがフライ級王者に。アスカロフ&ツァルキャンも強さ見せる

【写真】ベナビデスを寄せ付けなかったフィゲイレドはフライ級の頂点に立った(C)Zuffa/UFC

19日(日・現地時間)、UAEはアブダビのヤス島=UFC Fight IslandでUFN172:UFN on ESPN+30「Figueiredo vsBenavidez 2」が開催され、デイヴィソン・フィゲイレドがジョセフ・ベナビデスをRNCで落とし、UFC世界フライ級王座決定戦に勝利した。

2月の王座決定戦では体重オーバーで、KO勝ちもタイトルを手にできなかったフィゲイレドが、ベナビデスを圧倒。3度ダウンを奪った末にRNCで失神に追い込んでベルトを腰に巻いた。

ケルヴィン・ガステラムにヒールを極めたジャック・ヘルマンソン、マーク・ディアキーシーの腹を効かせ勝利したラファエル・フィジエフ、そしてアリアネ・リプスキはルアナ・カロリーナをヒザ十字で破るなどメインカードはインパクトが残る試合が連続した。

新王者が誕生したフライ級では、テイクダウン&コントロールでアレッシャンドリ・パントージャを制したアスカル・アルカロフが派手さはないが、実力者ぶりを発揮した。

この他、プレリミでもADCC王者ダヴィ・ハモスにがアルマン・ツァルキャンの打撃&テイクダウンに敗れただけでなく、オープニングファイトで組まれたライトヘビー級戦=セルゲイ・スピヴァク✖カルロス・フィリッピを含め、ブラジル勢はロシア&旧ソ連勢が三タテを食らっている。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=ラファエル・フィジエフ✖マーク・ディアキーシー
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=デイヴィソン・フィゲイレドアリアネ・リプスキ

UFN172:UFN on ESPN+30「Figueiredo vs Benavidez 2」
<UFC世界フライ級王座決定戦/5分5R>
○デイヴィソン・フィゲイレド(ブラジル)1R4分48秒
RNC
詳細はコチラ
×ジェセフ・ベナビデス(米国)
<ミドル級/5分3R>
○ジャック・ヘルマンソン(ノルウェー)1R1分18秒
ヒールフック
詳細はコチラ
×ケルヴィン・ガステラム(米国)
<ライト級/5分3R>
○ラファエル・フィジエフ(キルギス)3R
判定
詳細はコチラ
×マーク・ディアキーシー(英国)
<女子フライ級/5分3R>
○アリアネ・リプスキ(ブラジル)1R1分28秒
ヒザ十字
詳細はコチラ
×ルアナ・カロリーナ(ブラジル)
<フライ級/5分3R>
○アスカル・アスカロフ(ロシア)3R
判定
詳細はコチラ
×アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)
<ライトヘビー級/5分3R>
○ロマン・デリツ(ジョージア)1R4分15秒
TKO
×カディス・イブラヒモフ(ロシア)
<150ポンド契約/5分3R>
○グラント・ドーソン(米国)3R
判定
×ナッド・ネアモリ(英国)
<ライト級/5分3R>
○ジョエル・アルバレス(スペイン)1R2分25秒
ギロチン
詳細はコチラ
×ジョー・ダフィー(アイルランド)
<バンタム級/5分3R>
○ブレット・ジョンズ(英国)3R
判定
×モンテル・ジャクソン(米国)

<フライ級/5分3R>
<フライ級/5分3R>
○アミール・アルバジ(スウェーデン)1R4分42秒
三角絞め
詳細はコチラ
×マルコム・ゴードン(カナダ)
<ライト級/5分3R>
○アルマン・ツァルキャン(アルメニア)3R
判定
詳細はコチラ
×ダヴィ・ハモス(ブラジル)
<ヘビー級/5分3R>
○セルゲイ・スピヴァク(ウクライナ)3R
判定
×カルロス・フィリッピ(ブラジル)
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Report UFC UFN on ESPN+30 UFN172 アルマン・ツァルキャン ダヴィ・ハモス ブログ

【UFN172】抜群の打撃とテイクダウンのコンビでツァルキャンがハモスに快勝

<ライト級/5分3R>
アルマン・ツァルキャン(アルメニア)
Def.3-0:30-27.30-27.28-27
ダヴィ・ハモス(ブラジル)

ツァルキャンが右に回りながらロー、左フックを振るいワンツーをハモスが見せる。ツァルキャンはスピニングバックフィストを繰り出し、打撃の間合いの取り合いのなかでハモスが狙ったニータップは決まらない。逆にスピニングバックフィストに組みつくが、小内刈りでテイクダウンを許す。下とはいえ自分の庭となったハモスだが、腕への仕掛けは察知されパウンドを被弾する。腰を上げて重い一発を落としたツァルキャンはスタンドに戻り、ワンツーからローを蹴り込んだ。

2R、初回と同じように右に回りながら蹴りを入れ、ワンツー、スピニングバックキックとツァルキャンはハモスの接近を許さない。ワンツーで下がるようになったハモスも、飛び込みながら右を当てるがボディを受け、動きが落ち始める。ハモスは連続でワンツーを被弾する。むきになってパンチを振るったハモスにダブルレッグを合わせたツァルキャンは、足関節の仕掛けにはすぐに反転して足を抜く。

ツァルキャンはスタンドに戻ると前蹴り、ボディから低い姿勢でテイクダウンを狙う。切ったハモスは右を入れ、ボディを連打したところで左を被弾する。しっかりと距離を取って戦うツァルキャンは踏み込んでボディから顔面、離れミドルを蹴りこむ。残り20秒、ツァルキャンのダブルからシングルというテイクダウンを防いだものの、この回も失った。

最終回、思い切って距離をつめてフックを打ったハモスは、ツァルキャンのテイクダウン狙いを切る。ここでツァルキャンはファールカップの不具合を伝え、ブレイクを得る。再開後、右に回るツァルキャンに対し、前に出てこいとアピールしたハモスだが、続くステップインに左を打ち込まれる。殴られながら右オーバーハンドをハモスは繰り出すが、回るツァルキャンは連打を受けることはなくスピニングバックキックをボディに突き刺す。

ツァルキャンはパンチをかわして踏み込むとワンツーからハイキック、さらに右アッパー、前に出ていたハモスの顔面を右ストレートで打ち抜く。残り90秒、ダブルレッグをかわされたハモスは、諦めにも似た表情を浮かべた……。この後、右目じりの傷にドクターチャックが入ったハモス、リスタート後に右を当ててテイクダウンを狙う。押し返したツァルキャン対し、ハモスはギロチンで引き込むも。同時に時計回りに移動したツァルキャンが絞めを無力化させタイムアップに。

打撃からテイクダウンでハモスを圧倒したツァルキャンが、判定勝ちを決めた。