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5.20『UFC Fight Night 224』のメインイベントがマッケンジー・ダーン vs. アンジェラ・ヒルに変更

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5.13『UFC Fight Night 225』でマッケンジー・ダーンとアンジェラ・ヒルが対戦(2023年02月22日)

6.10『UFC 289』ジュリアナ・ペーニャ負傷欠場によりアマンダ・ヌネスの女子バンタム級王座防衛戦の相手がアイリーン・アルダナに変更(2023年05月03日)

 こちらの続報。


 UFCが5月20日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 224』のメインイベントがマッケンジー・ダーン vs. アンジェラ・ヒルの女子ストロー級マッチに変更されることを発表。

 当初同大会のメインイベントはラケル・ペニントン vs. アイリーン・アルダナになる予定でしたが、『UFC 289』でジュリアナ・ペーニャの代わりにアルダナがアマンダ・ヌネスの女子バンタム級王座に挑戦することから、5月13日の『UFC on ABC 4: Rozenstruik vs. Almeida』で予定されていたマッケンジー・ダーン vs. アンジェラ・ヒルを1週間スライドさせています。

 なお、ラケル・ペニントンは『UFC 289』アマンダ・ヌネス vs. アイリーン・アルダナのバックアップファイターになるとのこと。続きを読む・・・
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6.10『UFC 289』ジュリアナ・ペーニャ負傷欠場によりアマンダ・ヌネスの女子バンタム級王座防衛戦の相手がアイリーン・アルダナに変更



 UFCが6月10日にカナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバーで開催する『UFC 289』のメインイベントでアマンダ・ヌネスの女子バンタム級王座に挑戦予定でトリロジーファイトの決着戦となるはずだったジュリアナ・ペーニャが練習中に脇腹を負傷したしたことにより欠場、代わりにアイリーン・アルダナが挑戦することを発表。

 アルダナは昨年9月の『UFC 279: Diaz vs. Ferguson』でメイシー・チアソンに3R KO勝ちして以来の試合で2連勝中。現在UFC女子バンタム級ランキング5位。続きを読む・・・
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UFC279:ポストファイトボーナス/総評

  • ファイト・オブ・ザ・ナイト:該当なし
  • パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:ネイト・ディアス、アイリーン・アルダナ、ジョニー・ウォーカー、ジャイルトン・アルメイダ

計量失敗したチマエフ(試合自体は180ポンドに組み直されたことで、コミッションからの罰金などはなかったが)はボーナスの対象外となり、デビュー以来の連続ボーナス記録は5でストップ。大逆転勝利でイベントの盛り上がりに火をつけたクリス・バーネットも体重オーバーのためボーナスなし。

前代未聞のカードシャッフル。メインのカードが飛んだのだから、イベント自体の中止(あるいは、PPVイベントからファイトナイトに格下げという例も過去にはあった)というのもありえないことではなかったが、UFCとネイトの契約がすぐに切れるという事情もあり、後日への延期はできなかったか。

オッズを見ても、もともと勝負論のなかったチマエフ vs. ネイトより、組み直されたカードの方が釣り合いが取れており(ナンバーシリーズのメインカードとしてふさわしいかは置いておく)、ちょうど良くウェルター級選手の180ポンド契約の試合が組まれていて、試合前に乱闘で因縁まで作られていたこともあり、最初から仕組まれていたという陰謀論まで出ているが、UFCにとってはネイトに勝ち逃げされるだけなのにで、そんな小細工はやる意味がないだろう。

チマエフの大幅体重オーバーはメディカルチームからの勧告で水抜きを中止したからで、計量時の様子を見ても憔悴はしていなかったので、本来ならもうちょっとリミットに近いところまでは落とせたはずだが、UFCとしては今後も同様のことが起きる可能性があるので、怖くてタイトル戦は組めないのでは。ウェルター級でやるにしても、ノンタイトルでしっかりと体重を落とせることを証明することが必要。しかしヒールとしての悪名を得たのも確かなので、ウェルター級の悪キャラであるコルビー・コビントンやホルヘ・マスヴィダルとの対戦は需要がありそう。

UFCとの契約を満了したネイトは最後の試合に勝って価値を落とさずに離脱することに。今後は未定とのことだが、もはや実力を証明するような試合をする必要はないので、ポール兄弟とのボクシングマッチなどのセレブファイト路線に移行するのでは。

ジンリャン相手にアンダードッグだったファーガソンは、ネイトに組み直されたことでフェイバリットになったが、階級を上げてもかつてのキレは戻らず。動きもスローで、ジンリャンらランカーとやっても結果は同じだろう。次はランキング外の、同じくらいのベテラン選手との対戦で進退を問われることになるはず。

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【UFC279】「グレイシークラシカル」!! わき腹への蹴り上げで、シェエソンが悶絶。アルダナがTKO勝ち

<140 ポンド契約/5分3R>
アイリーン・アルダナ(メキシコ)
Def.3R2分21秒by TKO
メイシー・シェエソン(米国)

構えを変えて右ジャブを伸ばすシェエソン。さらに左ローから左ハイを狙う。アルダナのローに左を合わせようとするシェエソンだが、動きが大きいか。ダブルレッグでアルダナをケージに押し込んだシェエソンに対し、ヒザ蹴りを入れたアルダナが離れる。右ストレートを入れたアルダナは、左の蹴りを受け流して左ローを蹴る。アルダナはテイクダウン狙いを切ってヒザを入れる。圧を高めたアルダナの右ストレートを被弾したシェエソンが、ケージの前で左右に回るようになる。

ヘッドムーブでパンチをかわしたシェエソンのダブルレッグに、アルダナはケージの反動を利してステップオーバー&左腕をワキに抱えて腕十字に取る。そのまま上を向かされたシェエソンを左腕が伸び、タップをしたように見えたが、レフェリーは試合を流す。十字からマウント狙いに転じたアルダナが、パンチを連打してラウンドを締めた。

2R、左ハイから前に出るシェエソンがワンツー、アルダナが右アッパー、そして右フックを返す。シェエソンはハイから左フックを振り、左ストレートを伸ばす。パンチを見せてダブルレッグに出たシェエソンが一気にテイクダウンを奪うが、ここでアルダナは足関節からトップ狙いへ。背中にしがみついたシェエソンだが、右足をワキに抱えられた状態が続いている。

アルダナは後方にパンチを入れ、ヒールを仕掛ける。シェエソンが左腕を差しいれており、これはさすがに極まらない。と、足を抜いたシェエソンがスクランブルでバックを制して、両足をフックしつつパンチ、エルボーを連打する。前方に落とされそうになりながら、背中に乗り直したシェエソンがエルボーを耳の辺り連続で打ちつける。残り90秒、胸を合わせにいったアルダナは、腹ばいにされそうになりエルボーをさらに連打される。

回転数の早いパンチ&エルボーからハーフでトップになったシェエソンが、エルボーを太腿に打っていく。ここから肩固めに移行したシェエソンが、マウントへ移行へ。懸命に足を効かせたアルダナだが、この回は落とした。

最終回、打撃からテイクダウンを狙ったシェエソン。アルダナは切って、ヒザ蹴りに右を合わせる。即座に左を返したシェエソンは、右ジャブから左オーバーハンドを前傾姿勢で打っていく。オーバーハンド&ダブルレッグの狙いを察知したシェエソンだが、逆にその動きで左オーバーハンドを被弾する。

シェエソンのダブルレッグに、クローズドガードを取ったアルダナ。シェエソンは立ち上がって離れようとしたところで、倒れ込む。アルダナの蹴り上げ=ヒールキックが、レバーショットとなり──UFC史上初のフィニッシュで勝負は決した。「グレイシー・クラシック・テクニック。もちろん、全て練習してきた技よ」と勝者は話した。


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【UFC279】前代未聞、本計量結果を受けて上位カードが大シャッフル。メインはネイト×ファーガソンに

【写真】世界一のMMA組織が下した判断が、このスポーツの悪しき風習の第一歩にならないことを願いたい(C)MMAPLANET

10日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでUFC 279「Chimaev vs Diaz」の公式計量が9日(金・同)に行われ、メインでネイトディアズと戦う予定だったカムザット・チマエフが8.5ポンドの大幅オーバーになったことを受け、メインカードが大幅にシャッフルされるという前代未聞の事態に陥っている。

上位3カードの計量結果は以下の通り。

<ウェルター級/5分5R>
カムザット・チマエフ: 178.5ポンド(80.96キロ)
ネイト・ディアス: 171ポンド(77.56キロ)

<ウェルター級/5分3R>
リー・ジンリャン: 170.5ポンド(77.34キロ)
トニー・ファーガソン: 171ポンド(77.56キロ)

<180ポンド契約/5分3R>
ケヴィン・ホランド: 179.5ポンド(81.41キロ)
ダニエル・ロドリゲス: 179ポンド(81.19キロ)


つまり体重オーバーはチマエフ1人。2018年5月に女子ストロー級で8ポンドオーバーだったマッケンジー・ダーンが、キャッチウェイトで──計量時に7ポンド差だったアマンダ・クーバーと対戦し、RNCで一本勝ちしたことがあったが、チマエフとネイトの体重差は7.5ポンドで、舞台裏でどのようなやりとりがあったのか分からないが、結論としてUFCが下した判断は上位カードをシャッフルすることだった。

メインはウェルター級5回戦でネイト・ディアス✖トニー・ファーガソン、コメインは180ポンド契約でケヴィン・ホランド×カムザット・チマエフ、そしてファーガソンと対戦予定だったリー・ジンリャンはホランドと戦うはずだったダニエル・ロドリゲスと180ポンド契約3回戦で対戦。

というように上位カードが本計量の結果に伴い、計量オーバーがない形で大改造され、PPVショーは実施されることに。

チマエフはスケールの上で薄ら笑いを浮かべ、ガッツポーズも見せていたが、UFCの発表では体調管理問題を理由にUFC医療チームから減量を中止するよう指導があったとのこと。

UFCではダナ・ホワイトがこの件について現地で取材を受けた模様をUFC公式SNSにアップし、「10年前とは違う。我々はドクターの指示を仰いだ。違う相手と戦うために時間を掛けてきた。そして、そうじゃない相手と戦う。でも我々はそうすることにしたんだ。ネイト・ディアスとトニー・ファーガソンの試合は、(※契約最終試合の)ネイトがUFCを離れるとファンが永遠に見ることができなくなる。チマエフとホランドは記者会見(※対戦カードごとに行われる予定が、5分で中止に)の時にバックステージでやりやった。なら試合で白黒つけさそうと。リー・ジンリャンとロドリゲスも良い試合だ。(※セレモニアル)計量が待ち切れない」という言葉が確認できる。

まさに何でも有り。UFCなら何でも許されるのか──ということだが、結論としてそうなのだろう。結果オーライの大シャッフルをファンは受け入れ、PPVの売り上げへの影響も最小限に止めることもできるに違いない。

とはいえ、階級制の格闘技としては全くもって好ましくない事態だ。今後、目玉カードで計量をオーバーをしても、UFCは大会を続けるために計量結果に伴ったカードの再編成をする──そんな風にファイターが考えるようになると、階級制の意義は崩壊してしまう。体重無差別から階級制に移行していったのは、選手の安全を守るためだ。

それでもUFCがイベントを決行するのは巨大化したビジネスを守るため。たった1つの体重オーバーで、業界の斜陽に向かう可能勢はゼロとはいえない。そしてUFCではオリジナル・ラインナップと見劣りしない対戦カードが揃えることができる。ファイターも試合を欲し、ファイトマネーを手にデキる。大シャッフルを全面的に否定はできない。とはいえ良識の最後のラインとして、5Rの準備をしてこなかった選手が5Rを戦うことだけは避けるべきではないのか。その準備をしてこなかった選手に5Rを戦わせるのは、それこそMMAがNHBと呼ばれていて時代に世間が受けれいなかった最大の要因、安全性という部分を蔑ろにしていることに通じる。せめてメインとコメイン、揃って3R制にしてほしかったところ。選手の安全を守るため、5Rを3Rにしてもファンは不満に思わないはずだ。

■視聴方法(予定)
9月11日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWライブ

■UFC279対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
トニー・ファーガソン(米国)
ネイト・ディアス(米国)

<180ポンド契約/5分5R>
カムザット・チマエフ(スウェーデン)
ケヴィン・ホランド(米国)

<180ポンド契約/5分3R>
リー・ジンリャン(中国)
ダニエル・ロドリゲス(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
アイリーン・アルダナ(メキシコ)
メイシー・シェエソン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョニー・ウォーカー(ブラジル)
イオン・クテレバ(モルドバ)

<フェザー級/5分3R>
ハキーム・ダラドゥ(カナダ)
ジュリアン・エロサ(米国)

<220ポンド契約/5分3R>
ジャイルトン・アルメイダ(ブラジル)
アントン・トゥルキャリ(スウェーデン)

<ミドル級/5分3R>
ジェイミー・ピケット(米国)
デニス・チュルリン(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
ジェイク・コリアー(米国)
クリス・バーネット(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
ノルマ・ドゥモント(ブラジル)
ダニエル・ウォルフ(米国)

<バンタム級/5分3R>
チャド・アンヘリガー(カナダ)
アラテンヘイリ(中国)

<女子ストロー級/5分3R>
エリース・リード(米国)
メリッサ・マルチネス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ダリアン・ウィークス(米国)
ユアン・リネス(カナダ)

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『UFC 279』カムザット・チマエフ大幅体重オーバーにより対戦カードがネイト・ディアス vs. トニー・ファーガソン、カムザット・チマエフ vs. ケビン・ホランド、リー・ジンリャン vs. ダニエル・ロドリゲスに変更


MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Nate Diaz (171) vs. Tony Ferguson (171)
・Khamzat Chimaev (178.5)* vs. Kevin Holland (179.5) – 180-pound catchweight
・Li Jingliang (170.5) vs. Daniel Rodriguez (179) – 180-pound catchweight
・Irene Aldana (137.5) vs. Macy Chiasson (139.5) – 140-pound catchweight
・Ion Cutelaba (205.5) vs. Johnny Walker (205)

PRELIMINARY CARD (ESPNews/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Hakeem Dawodu (149.5)** vs. Julian Erosa (146)
・Jailton Almeida (216.5) vs. Anton Turkalj (214) – 220-pound catchweight
・Jamie Pickett (185.5) vs. Denis Tiuliulin (186)
・Chris Barnett (267.5)*** vs. Jake Collier (265)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 6 p.m. ET)

・Norma Dumont (146) vs. Danyelle Wolf (146)
・Heili Alateng (135) vs. Chad Anheliger (135.5)
・Melissa Martinez (113.5) vs. Elise Reed (115.5)
・Yohan Lainesse (171) vs. Darian Weeks (170.5)

 『UFC 279』前日計量結果。


 なんとカムザット・チマエフが178.5ポンドと7.5ポンドもオーバーしました。


 その後、最後の3カードの変更が発表されています。当初はカムザット・チマエフ vs. ネイト・ディアス、リー・ジンリャン vs. トニー・ファーガソン、ケビン・ホランド vs. ダニエル・ロドリゲスでしたが、ネイト・ディアス vs. トニー・ファーガソン、カムザット・チマエフ vs. ケビン・ホランド、リー・ジンリャン vs. ダニエル・ロドリゲスにシャッフルされました。なお、チマエフ vs. ホランドも5ラウンドで行われます。

 チマエフとホランドは昨日の記者会見の乱闘騒ぎのキッカケという因縁があり、早速対戦が実現した形に。ホランド vs. ロドリゲスが元々180ポンド契約だったことも功を奏しました。それにしても170.5ポンドとしっかり体重を作ってきたのにダニエル・ロドリゲスと180ポンド契約の対戦を受けたリー・ジンリャンが男気を見せたというか気の毒というか…。

 他にもアイリーン・アルダナ vs. メイシー・チアソンが共に体重オーバーにより140ポンド契約に変更、ハキーム・ダワドゥ149.5ポンドによりジュリアン・エロサ戦がキャッチウェイト、クリス・バーネット267.5ポンドによりジェイク・コリアー戦がキャッチウェイトと計量ミスが目立つ大会となりました。



 前日計量動画。続きを読む・・・
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【UFC279】ファーガソンと対戦、リー・ジンリャンから学ぶべきこと「居心地の良い場所から離れる」

【写真】アジアを代表するファイターであり続けるリー・ジンリャン(C)MMAPLANET

10日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されたUFC 279「Chimaev vs Diaz」で、アジアの大砲=リー・ジンリャンがトニー・ファーガソンと対戦する。

UFC在籍も8年以上、手にした勝ち星は11となった彼は現在、中国を離れてフロリダに拠点を置き、キルクリフFCでトレーニングを積んでいる。彼個人でなく、若いチームメイトを帯同しての米国滞在──我々は世界の最高峰のPPV大会でコメインを戦うリー・ジンリャンから学べることがあるはずだ。


リモート取材後にスクショをお願いすると、必ず通訳をしてくれるマネージャー氏とツーショットを彼は欲する

──キャリア最大の一番といっても過言でないトニー・ファーガソン戦が迫ってきました。今の調子はいかがですか。

「最高だよ。前回の試合では全くケガもなかったから、すぐにトレーニングに戻った。そしてUFCに少しでも早くオクタゴンに戻りたいって伝えていたんだ。個人的には来週のソン・ヤードンがコリー・サンドハーゲンとメインで戦う大会で戦いたいってね。でもUFCのオファーは、それより早かった(笑)。4月に米国にやってきた目的は、今年はもっと試合をするためだったから、その通りになっているよ。しかもファーガソンのようなレジェンドとオクタゴンをシェアできるって、完璧だよ。光栄だし、彼と全てのMMAが喜ぶ試合をするよ」

──ファーガソンは4連敗中です。ただし、その相手は世界のトップ中のトップでした。その彼がウェルター級に階級を上げてくることをどのように思っていますか。

「彼の直近の試合、4つの敗戦は全てチェックした。敗因はゲームプランを実行できていないからだ。そして対戦相手はファーガソンを研究しているのに対し、彼はそこまで相手のことを学習していなかった。そうなると凄くハイレベルな相手には勝てない。ただし、今回はウェルター級で階級を上げてきたこともあり、きっと自分のことも十分に研究しているに違いない。それでもファーガソン云々ではなく、自分が如何に戦うかだよ。僕は自分の戦いを貫く。今、思っていることはそれだけだよ。

確かにファーガソンは4連敗中だ。でも、そこはこの試合に関係ない。その4試合でファーガソンは色々なことを学んできたはずだから。僕らプロアスリートの活動期間は長くない。だからファイターはしっかりとコンディションを整えて戦わないといけない。UFCはそういう選手たちの集まりだ。それでも、選手っていうのはいつか負ける日がやってくるんだ。

だから僕らは他人が何を言おうが、気にする必要はない。自分を信じることさ。自分がベストだということに疑いを持つと、試合で勝てなくなる。そこがMMAを戦い続ける上で最も重要なことだよ。自分を嫌う人間のことなんて無視すれば良い。自分のことを大切に思ってくれる家族、コーチ、チームメイトとの関係を信じて、SNSでゴチャゴチャうるさいことを言ってくる連中のことなんて気にしなければ良いんだ。

それでも許せないことを書きこむなら、こう言ってやれば良い──「おい、オクタゴンで言ってみろ」ってね(笑)」

──アハハハ。実は先月キルクリフFCで練習を見せてもらったのですが、本当に懸命に取り組んでいましたね。

「南フロリダは最高の場所だよ。暑くて、汗をいくらでもかけるから体重を落としやすい。ジムのチームメイトもコーチも、素晴らしいよ。特にウェルター級は世界中からトップファイターが集まっている。最高の練習ができるんだ。フーフト夫妻はいつもジムに来て、全選手のケアをしてくれる。これ以上の練習環境はないよ」

──他の中国人選手をキルクリフFCに帯同していますね。

「今回、シャイラン・ヌルダンベクとバハトプールゥ・バトボラティという僕より若い選手をチャイナ・トップチームから連れてきたんだ。彼らを米国に連れてきたのは、しっかりと米国の現実を見て欲しかったから。MMAファイターは海外での練習が必要だと思っている。色々な国の選手とスパーリングをするためにもね。経験を積むために欠かせないことだよ。

シャイランは既にUFCで戦っている。バハトプールゥはLFAと契約しているんだ。彼にとって初めての米国の練習であり、試合でもあった。最初の試合は減量に問題があって負けてしまった。全く米国で戦うこと全てに慣れていなかったよ。でも2試合目は勝てた。1試合目の経験が生きたんだ。彼は凄く成長している。米国での滞在の全てが、バハトプールゥの成長を促しているんだよ」

──今、UFCでは中国勢はアジアの最大の勢力です。日本人の契約は5人。日本人ファイターもリー・ジンリャンの学ばないといけないですね。日本が中国から学ぶべきことは何でしょうか。

「中国となると、僕も分からないけど──自分の経験を日本の若い選手とシェアできるなら、居心地の良い所から離れろってことかな。犠牲を伴うことで、視野が広がる。海外に行って、レベルの高い選手と練習することで当然成長できるけど、それには日本で生活するよりもコストが掛かる。家族と一緒にいることもできない。自分達の食べ物も気軽に食べるは不可能だ。色々なことを犠牲にしないといけないけど、成功を掴むには必要なこと。

僕は2000年代の初めにPRIDEによって、MMAを知った。このスポーツを愛してしまった。それからはMMAをやり抜くために、ありとあらゆる困難と向き合ってきたよ。心地良い場所に居続けていたら、成功はできないということだよ」

──今日はありがとうございました。次回、フロリダに行った時はぜひとも手料理を食べさせてください。佐藤天選手が、リー・ジンリャンは素晴らしいシェフだと言っていました(笑)。

「もちろんだよ。ノープロブレム。ウェルカムだ。サトーは最高のヤツだな(笑)」

■視聴方法(予定)
9月11日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWライブ

■UFC279対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
カムザット・チマエフ(スウェーデン)
ネイト・ディアス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
リー・ジンリャン(中国)
トニー・ファーガソン(米国)

<180ポンド契約/5分3R>
ケヴィン・ホランド(米国)
ダニエル・ロドリゲス(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
アイリーン・アルダナ(メキシコ)
メイシー・シェエソン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョニー・ウォーカー(ブラジル)
イオン・クテレバ(モルドバ)

<フェザー級/5分3R>
ハキーム・ダラドゥ(カナダ)
ジュリアン・エロサ(米国)

<220ポンド契約/5分3R>
ジャイルトン・アルメイダ(ブラジル)
アントン・トゥルキャリ(スウェーデン)

<ミドル級/5分3R>
ジェイミー・ピケット(米国)
デニス・チュルリン(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
ジェイク・コリアー(米国)
クリス・バーネット(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
ノルマ・ドゥモント(ブラジル)
ダニエル・ウォルフ(米国)

<バンタム級/5分3R>
チャド・アンヘリガー(カナダ)
アラテンヘイリ(中国)

<女子ストロー級/5分3R>
エリース・リード(米国)
メリッサ・マルチネス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ダリアン・ウィークス(米国)
ユアン・リネス(カナダ)

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UFC279:オッズ/予想と展望

ハムザト・チマエフ 1.10
ネイト・ディアス 8.00
リー・ジンリャン 1.33
トニー・ファーガソン 3.55
ケビン・ホランド 1.51
ダニエル・ロドリゲス 2.65
アイリーン・アルダナ 1.57
メイシー・チアソン 2.50
ジョニー・ウォーカー 2.70
イオン・クテラバ 1.50
ハキーム・ダオドゥ 1.47
ジュリアン・エロサ 2.85
ジャイルトン・アルメイダ 1.15
アントン・トゥルカリ 5.90
デニス・トゥルーリ2.05
ジェイミー・ピケット 1.80
ジェイク・コリアー 1.24
クリス・バーネット 4.30
ノルマ・ドゥモン 1.24
ダニエル・ウルフ 4.30
チャド・アンヘリガー 2.45
アラテン・ヘイリ 1.59
メリッサ・マルティネス 1.61
エリス・リード 2.40
ダリアン・ウィークス 1.80
ヨアン・レイネス 2.05

メインがノンタイトル戦のUFCナンバーシリーズ。ネイトの過去5戦はすべてナンバーシリーズだが、そのうち3試合はノンタイトル戦ながらメインとなっている(マスヴィダル戦はBMFタイトルはかかっていたが)。

UFCとの契約最終試合となるネイト。この試合が組まれる前には再三に渡りUFCにリリースを要求するメッセージをSNSで出していたこともあり、残留の可能性は低い。最後の相手となるのは、現在無敗でランキング3位の超新星・ハムザト・チマエフ。チマエフは先月のウェルター級タイトルマッチで王者ウスマンが防衛していたら次期挑戦者になる可能性もあったほど期待されている選手。

これまでは全試合フィニッシュ勝利で底が見えなかったチマエフだが、前回はランキング4位のギルバート・バーンズ相手に倒し倒されの展開の末に判定勝ち。互角の展開で競り勝っての勝利なので、現在の3位というランキング通りの実力と見ていい。トップの実力を証明したものの、ウスマンやそのウスマンを倒したエドワーズより(現時点で)上とは思えない。

一方、長期間試合をしていなかったことでランク外となったネイトだが、マスヴィダルには終始打たれて完敗、エドワーズにも残りわずかでパンチを入れてぐらつかせた場面があったのみで完敗。人気は相変わらずあるものの、さすがにもう上位ランカー相手だと分が悪い。タフなネイトをチマエフがフィニッシュできるかどうかというところを見る試合。にしても、ここまでオッズに差がつくとは思わなかったが。

チマエフ判定勝ち。

セミは元ライト級暫定王者ファーガソンが、UFCデビュー戦であるTUF決勝戦以来のウェルター級に上げての試合。現在4連敗中。前回はマイケル・チャンドラー相手に1Rはダウンを奪うなど動きも良かったが、2R開始早々の前蹴りでKO負け。38歳となり、階級を変えてもここから再び復活してくるという期待は薄い。相手がハードパンチャーのジンリャンというのも厳しいか。

プレリムにはアマチュアボクシングで全米選手権3連覇しているダニエル・ウルフが、プロキャリアわずか1戦でUFCデビュー。ウルフはボクシングでオリンピックを目指していたが、2016年のリオ五輪では自身の階級(152ポンド)が五輪に採用されず、MMAに転向。しかし、東京五輪では実施されることが決まったため、MMAデビュー前にボクシングに復帰したものの、アメリカ国内予選で敗れ、再びMMAに転向した。

MMAデビュー戦は2020年のコンテンダーシリーズで、判定勝ちして契約を勝ち取った。しかし相手の選手も3戦しかしておらず、試合ではパンチを打たれて劣勢になる場面、ギロチンで引き込んだ後に上からポジションを取られ攻められる場面などがあり、キャリアの浅さを露呈した。今日(9月8日)で39歳となる。女子フェザー級というスカスカ階級だけに生き残ることはできるかもしれないが、王者ヌネスに挑めるところまで行けるかは微妙。初戦の相手はUFC3勝2敗(1勝はバンタム級)のノルマ・ドゥモン。いきなり試練のマッチメイク。

第1試合開始は11日朝7時から。速報します。

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UFC on ESPN+64:メインイベント・ホリー・ホルム vs. ケトレン・ヴィエイラ

女子バンタム級5分5R。ホルム2位、ヴィエイラ5位。

ボクシング・キック・そしてUFCで世界の頂点を取ったホルム。40歳でキャリア14勝5敗だが、5敗のうち4敗がタイトルマッチ。最後にタイトルに挑戦したのは3年前だが、その後2連勝中でまだランキングトップクラスを維持している。現王者ジュリアナ・ペーニャとは未対戦のため、ペーニャがヌネスとのダイレクトリマッチを制すれば挑戦の最有力候補となる。

ヴィエイラは柔道・柔術ベースで押さえ込み主体の地味なスタイル。一時はランキング2位まで上がったが、アイリーン・アルダナにKO負け、ヤナ・クニツカヤに微妙な判定負けでランクダウン。前回、始めてメインに抜擢され、元王者で復帰2戦目のミーシャ・テイト相手にスタンドの打撃戦で手数が少ない展開ながら判定勝ちした。連続での元王者狩りなるか。

ローを蹴るホルム。ヴィエイラ飛び込んで四つに組んでケージに押し込むが、入れ替えたホルムが逆に押し込む。投げを放ったヴィエイラ。膝を着いたホルムの顔面にパンチを入れる。ホルム立ってまた押し込む。押し込みながらパンチを入れていく。また投げを狙ったヴィエイラ。こらえて押し込むホルム。テイクダウンを狙うのではなく、ケージ押し込みのまま細かい打撃を入れていくホルム。ヴィエイラが膝を放つとダブルレッグに。耐えたヴィエイラ。残り1分。押し込むホルムにヴィエイラも膝を返すが手数で負けている。またオーバーフック内股を狙ったヴィエイラ。投げきれずまた押し込まれる。ホーン。

1Rホルム。

2R。パンチからケージに押し込もうとしたヴィエイラだがホルム離れる。パンチを打ち込んだヴィエイラ。四つに組んだホルムだが払腰で投げたヴィエイラ。サイド。ホルムケージ際に移動し立つが、立ち際にパンチを入れる。ケージに押し込むヴィエイラ。ホルムが入れ替えようとしたが、ヴィエイラは引き剥がして離れる。ホルムタックル。シングルレッグ。片足でこらえてケージ際で移動。シングルレッグにチョークをあわせたヴィエイラ。がっちり入っている!顔が紅潮するホルムだが、正対して外れた。またホルム押し込みの体勢。残り1分。また押し込んでパンチ・肘を入れていくホルム。ホーン。

2Rヴィエイラ。残り1分はホルムが押し込んでいたが、ヴィエイラはそこから抜け出せなかったのか、ラウンドを取っているから抜け出す気がなかったのか。

3R。開始時点のライブオッズでは若干ヴィエイラ優勢に。右ハイを入れたヴィエイラだが、ホルム組みついてケージに押し込む。押し込みながら膝。ヴィエイラはやはりここから逃げられないのか。ヴィエイラが膝を入れて離れた。ホルムパンチからまたケージに押し込む。ヴィエイラは膝をボディに入れるが、この体勢が続くと判定で不利というのは認識しているのか。ホルムの押し込みからの打撃が続く。ホルムタックル。切ったヴィエイラ。四つに組んだが放してパンチを入れた。また組むとケージに押し込まれる。ホーン。

3Rホルム。ヴィエイラは四つでケージに押し込まれるのは避けたほうが良いと思うのだが、避けられないのか。

4R。パンチで出てきたホルムだが、打ち終わりに右を合わせたヴィエイラ。ホルムがパンチ連打で突っ込んでくるが、ヴィエイラは下がってパンチを入れ組ませない。ホルムの腹への前蹴りでスリップダウンしたヴィエイラだがすぐ立つ。ホルムが出てくるところにパンチを合わせる展開。またパンチで出たホルム。ケージ押し込み。今度はすぐ引き剥がして離れたヴィエイラ。残り1分。ホルムの蹴りにパンチを合わせたヴィエイラ。パンチで出てきたホルムを組み止めたヴィエイラだがホーン。

4Rホルム。ヴィエイラは最悪の場合はフィニッシュが必要に。

5R。パンチを打ち込んだヴィエイラ。ホルムが組んで押し込もうとするとバック肘。離れた。また組んで押し込もうとするホルムだが押し込ませない。が、また組んだホルム。押し込まれないようにこらえるヴィエイラ。パンチを入れて離れるホルム。またパンチから組んで押し込むホルム。なんとかこらえて離れるヴィエイラ。ホルム前蹴り。ホルムがヴィエイラの足をキャッチするとケージに押し込んだ。そのまま時間を使う。離れた。遠い間合いでサイドキックを入れるホルム。ヴィエイラが蹴りをキャッチするが、またケージに押し込まれる。キムラを狙ったヴィエイラだが、ホルム離れた。ホルムまたタックル。ヴィエイラケージでこらえる。タイムアップ。

判定48-47ホルム、48-47ヴィエイラ、48-47ヴィエイラ。スプリットでヴィエイラ勝利。

手数では全ラウンドホルム、僅差のラウンドもあったが、ホルムのケージ押し込みは評価されなかったのか。

ヴィエイラに入れたジャッジは2~4Rをヴィエイラとしている。ホルムに入れたジャッジは3Rホルムで、それ以外のラウンド(1,5Rホルム、2,4Rヴィエイラ)は全員一致。

mmadecisions.com

メディアのジャッジは48-47ホルムが最多。48-47ヴィエイラもいるにはいるが。

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UFC273:第5試合・アスペン・ラッド vs. ラケル・ペニントン

女子バンタム級。ラッド4位、ペニントン7位。

女子バンタム級期待の若手だったラッドだが、ジャーメイン・デランダミーに秒殺KO負けで初黒星。次戦で復活したが、膝靭帯断裂により長期欠場へ。復帰後も相手の怪我や定住オーバーで試合が流れ続け、昨年10月には直前の代役として階級上のフェザー級でノルマ・デュモンと対戦したが、ずっと攻められず、タックルも切られる展開で判定負けを喫した。

当初はランキング3位のアイリーン・アルダナと対戦予定だったが、先月末にアルダナが欠場となり、ペニントンに変更。ペニントンは2018年にアマンダ・ヌネスのタイトルに挑戦したが5RKO負け。現在3連勝中。一度故意ではない禁止薬物使用によりランク外となったため、ランキングは下位だが、2019年にはアイリーン・アルダナに勝利している。オッズではペニントン優勢。

ペニントンがスーパーマンパンチをヒット。パンチ連打からタックルに入ったペニントン。ケージに押し込んだ。ボディに膝。さらに首相撲から肘を入れる。離れる。カーフキックを入れるペニントン。近い間合いでパンチの打ち合いに。ヒットしていくのはペニントン。距離を詰めてパンチを入れたペニントンだがラッドの左がヒット。残り30秒だがラッド出て来た。ペニントン首相撲から膝。残り10秒で足を止めての打ち合い。ホーン。

1Rペニントン。

2R。飛び込んで打撃を入れていくペニントン。パンチをまとめて組みついた。ボディロック。首相撲から膝を入れて離れる。ペースを変えたいラッドが積極的に出ていくが、手を開いて相手の目に向け気味のラッドがアイポーク。再開。パンチを打ち込むラッドだがペニントンが的確にヒットさせる。ラッドが打ち込む打撃の倍の数を打ち返す。残りわずかで距離を詰めてラッシュしたペニントン。ホーン。

2Rペニントン。ラッドはこのままだとジリ貧。

3R。変わらずパンチで出ていくラッド。首相撲に抱えるとペニントンはケージに押し込む。首相撲を取り返すペニントンだがラッドテイクダウン。ペニントンのガド。立ち上がるペニントンだがラッドスタンドバックでなおもテイクダウンを狙う。投げたがすぐ立たれる。バックからたすきをとっているラッド。正対したペニントンが首相撲から膝。またテイクダウンを狙いボディロック。しかし残り1分。残りわずかで放して打ち合い。タイムアップ。

三者29-28でペニントン勝利。

ラッドは3Rから展開を変えたが、2Rを落とした状態からだとフィニッシュが必要。もっと早く展開を変えるべきだった。

一度ランク外に落ちたペニントンだが、再びタイトル挑戦圏内へ。