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45 F1 Gladiator Gladiator026 MMA MMAPLANET o RIZIN デッチプール 海外 竹本啓哉

【Gladiator026】竹本、デッチプールに横三角で一本勝ち「グラジ王者が強いことをアピールしたい」

【写真】パウンドを交えてサブミッションを極める。まさにMMAだからこその一本勝ちだ(C)MMAPLANET

<バンタム級/5分3R>
竹本啓哉(日本)
Def.1R4分25秒 by 横三角絞め
デッチプール(タイ)

サウスポーの竹本に対し、デッチプールは左のアウトローを蹴る。竹本も右のアウトローと左ストレートを返し、デッチプールのアウトローにシングルレッグにを合わせてテイクダウンする。バックについた竹本は足を四の字フックし、パンチを入れながら腕十字を狙いつつバックキープする。デッチプールも亀になって脱出を試みるが、竹本は足を組み替えてバックキープしてパンチを入れる。残り1分、竹本は再び腕十字にトライし、足をクラッチして鉄槌。最後はクラッチを深く組んで、横三角+キムラ=アームロックで一本勝ちを収めた。(※本人によれば横三角での一本)

試合後、竹本は「今まで国際戦を6試合やったんですけど、Gladiatorで4試合やらせてもらって、いい経験を積ませていただいて感謝しています。もっとGladiatorのことを多くの人に知ってほしいです。Gladiatorのベルトをもって他の団体にも挑戦して勝って、Gladiatorのチャンピオンが強いことをアピールしたいです。RIZINや海外の団体、多くの人が見ている舞台で戦いたいです。Gladiator、大好きです」と語った。


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45 Gladiator Gladiator026 MMA MMAPLANET o 今井健斗 修斗 山上幹臣 海外

【Gladiator026】9年5カ月振りの試合に挑んだ山上を、パンチで下がらせた今井が鉄槌連打でストップ

【写真】鉄槌の影響は低いと思われるが、直前のパンチで受けたダメージを考慮すると--山上にとっては悔しいストップに。今井は大金星といえる(C)MMAPLANET

<フライ級/5分3R>
今井健斗(日本)
Def.3R0分53秒 by TKO
山上幹臣(日本)

サウスポーの山上が、距離を詰めてくる今井に左ストレートを浴びせる。フェイントをかけつつ左インローを見せる山上に、今井がダブルレッグで組みついた。足をすくい上げて山上に尻もちを着かせる。山上がスクランブルに持ち込むと、今井はダースで抱える。

立ち上がった山上はボディロックから小外刈りへ。これを切り替えそうとした今井のトップを奪った山上が、パウンドを落としながらバックに回った。バックマウントを整えた山上は削りながらRNCを狙う。さらにオタツロックで今井の動きを封じ、左腕で首を絞め上げる。これは今井が凌いだが、山上がオタツロックでバックをキープし続けて初回を終えた。

2R、今井が前に出て左ローを当てる。ケージを背負い、左ストレートをカウンターで当てる山上に対し、今井も右スピニングバックフィストを見せた。山上にケージを背負わせた今井が右ショートを当てる。両手を広げ、下を出して山上を挑発する今井。山上はケージを背負って左ストレートを伸ばす。一気に距離を詰めた今井の左右フックが山上の顔面を捉えた。やや疲労が見える山上は左ストレート、左ミドルを打ち込む。一瞬動きが止まった今井は山上の右ジャブを受けながら、シングルレッグで背中を着かせた。

今井がパスを狙うと、山上は上半身を起こした。今井は山上の首を抱え、さらにスクランブルに持ち込まれると山上の首を潰してダースチョークを狙う。これは極まらずもダブルレッグで山上をケージに押し込む。片足を抑えられた山上はケージに背中を預けるが、今井が体を起こした瞬間に自身も立ち上がろうとする。今井が山上を制してラウンドを終えた。

最終回、今井の右から返しの左フックがヒットする。山上も左ストレートを返した。打ち合いで左右の連打を食らった山上がグラつく。押し倒された山上がパウンドを浴びながら反転し、シングルレッグで組みつく。今井はスプロールしながら鉄槌を浴びせ、山上の動きが止まるとレフェリーが試合をストップした。

元修斗王者を下した今井は「海外の選手と絡んでいけたら嬉しいです。今日はありがとうございました」と挨拶した。


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45 F1 Gladiator Gladiator026 MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC チハヤフル・ズッキーニョス パク・サンヒョン 松嶋こよみ 河名マスト

【Gladiator026】チハヤフル、代打出場のサンヒョンを初回終了間際の腕十字で一本勝ち

【写真】偶然カメラ目線になったが、見事な一本勝ちだったチハヤフル(C)MMAPLANET

<68キロ級契約/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
Def.1R4分54秒 by 腕十字
パク・サンヒョン(韓国)

サウスポーのチハヤフルがアウトロー。サンヒョンがジャブから前に出て右フックを打ち込む。チハヤフルはパンチのフェイントを見せ、サンヒョンもジャブとインローを見せて、チハヤフルのパンチに左フックを返す。チハヤフルがシングルレッグからテイクダウンし、亀になるサンヒョンのバックにつく。右足をフックしてバックキープするチハヤフルが残り10秒をきったところで腕十字を極め、サンヒョンからタップを奪った。

試合後、チハヤフルは「急遽試合を受けてくれたソンヒョン選手ありがとうございました。河名マストチャンピオンがRoad to UFCに出ることになって、優勝してUFCに行ってくれると思うので、そのあとのGladiatorは自分に任せろって感じですね。また松嶋こよみ選手も参戦することになって、Gladiatorがどんどん盛り上がってきています。次のチャンピオンは僕だと思っているので、注目してください」と語った。


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45 Gladiator Gladiator026 MMA MMAPLANET o Progress 上田祐起 江木伸成

【Gladiator026】TD→江木の引き込みで計4Pを得た上田が、足関節のラッシュを凌いでポイント勝利

【写真】トップを奪い、足関節を凌ぎ切った。これもPROGRESS(C)MMAPLANET

<PROGRESフォークスタイルグラップリング64.4キロ契約/5分2R>
上田祐起(日本)
Def.4-2
江木伸成(日本)

左右に動く上田が江木の右足にシングルレッグへ。江木が引き込むような形でテイクダウンをなり、上田に2pが入る。江木は下から上田の左足を取る。上田の左ヒザを抱えて動きを封じ、さらに右足をストレートフットロックで狙う。

さらにクローバーリーフの形に。足をクラッチして防ぐ上田に対し、江木が左足を抱えてストレートフットロックで絞る。上田は江木の首を抱えに行くも、江木がクローバーリーフへ。足が外れるとヒールに切り替えたが、再びクローバーリーフ、さらにヒザを取りに行ったが初回が終わった。上田は自コーナーに足を引きずりながら戻った。

最終回、距離を詰めてきた江木に上田が組みつき、江木が引き込んだことで上田に2pが追加される。江木のラバーガードを一度は振り払った上田だが、江木も再度ラバーへ。さらにオモプラッタからトップに回り2pを獲得する。上田のハーフガードをパスした江木が左腕を抱えてキムラを狙うも、これを凌いだ上田がバックテイクを仕掛ける。

江木はうつ伏せになり、上田の右足を抱えた。ヒールで絞り上げるが上田も耐える。外ヒールから内ヒールに切り替える江木。内田も江木のヒザを抱えてディフェンスする。江木は上田の右足へのストレートフットロック、左足への内ヒール、さらにクローバーリーフと仕掛け続ける。最後は渾身の表情で右足への内ヒール、ヒザ十字を極めに行くが、上田が凌ぎきって試合終了のゴングを聞いた。

結果、ポイント4-2で上田が勝利した。


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45 AB DEEP F1 Gladiator Gladiator Challenger Series02 Gladiator026 Gladiator027 LFA MMA MMAPLANET NavE o Road to UFC UFC YouTube オトゴンバートル・ボルドバートル カルシャガ・ダウトベック パンクラス 松嶋こよみ 河名マスト

【Gladiator027&Gladiator Challenger Series02】7月のグラジは2連戦、松嶋こよみが参戦「LFAから……」

【写真】最高峰へ。これがアルティメット・チャレンジだ(C)MMAPLANET

5日(日)、GLADIATOR026の休憩中に流された場内映像で松嶋こよみが7月12日(金)に開催されるGladiator Challenger Series02に出場する報告を行った。
Text by Manabu Takashima

今大会中に176BOXとYouTube配信で視られた動画ではまず河名マストが登場し、「この度、UFCとの契約を懸けたRoad to UFCの参戦が決まりました。必ずこのトーナメント、3試合を勝ち切ってUFCと契約してグラジのチャンピオンは強ぇんだぞということを見せてきたいと思います」とRoad to UFC必勝宣言。


続いて今大会で組まれる予定だったGladiatorフライ級王座決定戦=NavE×オトゴンバートル・ボルドバートルの一戦が改めて7月7日に同所に開かれるGladiator027で組まれることがアナウンスされた。

『日本屈指の実力者が参戦』というテロップと共に松嶋が映し出され、「7月12日のGladiator Challenger Seriesに参戦することになりました。ここからLFA、最後にUFCを目指して戦っていきたいと思います。まだまだ諦めず自分の道を進みたいと思いますので、応援よろしくお願いします」というメッセージが聞かれた。

松嶋は2022年のRoad to UFCで準決勝敗退、2023年は出場確定という報をUFCから受けながら出場がならなかった。この間、DEEP、TOPBRIGHTSに出場も後者ではカルシャガ・ダウトベックにTKO負けを喫し――その3カ月後に所属していたパンクラスイズム横浜から離れることも発表されていた。

ダウトベックに敗れたことで、力だけを武器に世界の最高峰を目指すという道も途絶えたという見方が強いなか、松嶋自身は「抗いたい」という意思を見せていた。そして彼の選択はグラジを通して、LFAから最後のチャレンジをするというものだった。

対戦相手等の発表はまだないが、この松嶋の意思表明で明らかとなったのは、7月にグラジはナンバーシリーズを7日、5日後の12日にチャレンジャーシリーズと連戦を行うということ。カードは上記にあるようにNavE×オトゴンバートルのフライ級王座決定戦、出場選手として松嶋が確定しただけの状況だが、今後どのようなカードが組まれるのか――続報を待ちたい。



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45 F1 Gladiator Gladiator026 MMA MMAPLANET o 塩津良介 木村柊也

【Gladiator026】木村が塩津を65秒でKO!デビューから3連続1RKO勝利「自分はまだまだ突き進む」

【写真】「同じくらいのキャリアの相手とやらせるのは危ない」と解説陣。同意です(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分2R>
木村柊也(日本)
Def.1R1分5秒 by KO
塩津良介(日本)

サウスポーの塩津に木村が強烈な右ミドル。塩津が組みつこうとすると、それを投げ捨てて、パンチから左ミドルを蹴る。距離が離れると木村が右ミドル、ジャブよりも左ストレート気味の前手のパンチを突き刺し、右のインカーフと三日月蹴りを飛ばす。

そして木村が右ストレートを効かせて、塩津にケージを背負わせると右ストレートから連打をまとめて左アッパー。これで塩津が崩れ落ち、木村が1RKO勝利を収めた。これでMMA戦績を3戦3勝、すべて1RKO勝利とした木村。試合後は塩津に感謝の言葉を述べると「宣言通りの1RKO。自分はまだまだ突き進むんで。自分の一人の力じゃないのは分かっているので、これからも応援よろしくお願いします」とコメントした。


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45 Gladiator Gladiator026 MMA MMAPLANET o 南友之輔 秋田良隆

【Gladiator026】南が初回残り1秒で秋田をパウンドアウトし、7月or10月大会でテムーレン戦を要求

【写真】秋田の組みに手こずる場面も見せた南だが、キッチリとTKO勝ち(C)MMAPLANET
<バンタム級/5分2R>
南友之輔(日本)
Def.1R4分59秒 by TKO
秋田良隆(日本)

開始早々、距離を詰めた南の右ストレートが秋田の顔面を捉える。秋田にケージを背負わせた南は右を当てた。打ち返す秋田の右をバックステップでかわした南は、さらに右を突き刺す。秋田はバランスを崩しながら組み付こうとするも、南が距離を取った。

秋田が立ち上がると、南はケージを背負わせてボディロックで組みつく。しかし秋田が左オーバーフックで体勢を入れ替えた。右腕を差し入れた南は秋田をケージに押し込み、左ヒザを顔面に突き上げる。グラウンドに持ち込み、ハーフガードの秋田に左ヒジを打ち込んでいく。

左腕、さらに両腕を差し上げてスクランブルから立ち上がる秋田。南はウィザーで耐え、左腕を差し上げたが秋田に体勢を戻されてしまう。ケージ際の差し合いから南が離れる。秋田のシングルレッグを潰した南が、右のパウンドを連打する。うつ伏せになった秋田は南の右腕を抱えるも、そのまま南がトップをキープし、左から右のパウンドを連打してレフェリーストップを呼び込んだ。

TKO勝利を収めた南は「やってきたことが出せて良かったです。パンチで倒すのが目的でしたが、パウンドアウトというのも新しいものを見せられたと思います。年内にタイトルマッチを目指しています。7月か10月に元チャンピオンのテムーレンとやりたいです」とアピールした。


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45 Gladiator Gladiator026 MMA MMAPLANET o 磯嶋祥蔵 都市弦介

【Gladiator026】投げられてもポジションキープ、MMAで勝った磯嶋が都市に判定勝利

【写真】投げられる・不利なポジションになっても最終的に自分がトップを取って終える。磯嶋がMMAで都市を上回った(C)MMAPLANET

<ライト級/5分2R>
磯嶋祥蔵(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.19-19(マスト磯嶋).
都市弦介(日本)

都市が磯嶋の前足に左右ロー、鋭いジャブを突く。磯嶋はそこに右ストレートを合わせる。都市は再び右ロー、右のパンチを返して組みつき、両差しからテイクダウンする。都市は中腰になってパンチを落とし、磯嶋が立ち上がると、すぐに組んで押し込む。磯嶋は態勢を入れ替え、都市が首投げでテイクダウンするが、磯嶋はすぐに立ち上がる。

磯嶋が都市をケージ際から引き出してテイクダウンを仕掛けると、都市が再び首投げ。投げそのものには成功するが、グラウンドでは磯嶋が上になってハーフガードでトップキープする。磯嶋が立ち上がってパンチを落としたところでラウンド終了となった。

2R、ジャブの差し合いから都市がダブルレッグで組み付いて、右腕を差してケージに押し込む。両脇を差してヒザ蹴りを入れるが、これがローブローでブレイクとなる。再開後、都市が右ストレートから組み付いて、強引にテイクダウンする。ここも都市はバランスが悪く、磯嶋がバックについて足を四の字フックし、細かくパンチを入れる。

左手で顔をブロックする都市に対し、磯嶋はバックキープして殴り続ける。残り1分を切ったところで都市が正対し、一気にパンチを連打。サイドポジションを取るが脇を割して立ち上がり、ケージに押し込んだ状態からダブルレッグでテイクダウン。このラウンドも磯嶋が上からパンチを落として試合終了を迎えた。投げられてもグラウンドでポジションをリカバリーする。MMAで勝った磯嶋が都市から判定勝利を収めた。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC301 アレッシャンドリ・パントージャ アーセグ スティーブ・アーセグ

【UFC301】アーセグの右ヒジで大流血も、パントージャがTDで大接戦を制し地元ブラジルで王座防衛

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)
Def.3-0:49-46.48-47.48-46.
スティーブ・アーセグ(豪州)

パントージャが右カーフ化は右クロスに繋げる。距離を詰めてダブルレッグで組みつくが、アーセグが体勢を入れ替えた。両者が離れて、ケージ中央でパントージャが右カーフと右ストレートを当てる。しかしアーセグがプレスをかけて左ジャブを突く。パントージャの右の打ち終わりに、アーセグが左ジャブから左ボディを突き刺した。パントージャが組みつくも、アーセグが突き放す。首相撲からヒザを突き上げる両者。パントージャが右クロス、右カーフを当てると徐々にアーセグが体勢を崩すように。

右ストレート、右ボディからニータップでパントージャがクリーンテイクダウンを奪った。スタンドでバッティングが起こったか、アーセグは頭部から出血が見られる。スクランブルに持ち込んできたアーセグをダブルレッグで押し込むパントージャ。スイッチを狙うアーセグからバックを奪い、反転した相手をサイドから抑え込む。アーセグはハーフガードを取ったが、パントージャのパンチ連打を受けてしまう。再びバックからグラウンドに引き込んだが、アーセグが立ち上がってプレスをかけ、右ヒザを繰り出して初回を終えた。

2R、パントージャが一気に距離を詰める。パンチから組みつき、右腕を差し上げてアーセグをケージに押し込む。ハイクロッチに切り替えるも倒せなかったパントージャが離れた。パントージャの左ジャブに対し、アーセグは左前蹴りで前進を止める。アーセグが左ジャブを突くも、パントージャが右クロスを狙う。ショートレンジの打ち合いからボディロックで組んだパントージャが、グラウンドに持ち込んだ。アーセグのハーフガードをパスしてマウントに移行するパントージャ。アーセグが再びハーフに戻し、スイープに成功した。立ち上がったパントージャが離れる。

右アッパーからシングルレッグを狙ったアーセグだが、パントージャにギロチンに捕えられてしまう。首を抜いて離れるアーセグ。パントージャは右ストレートから前進するが、アーセグも右ヒジで迎え撃つ。パントージャが組みつきケージに押し込んだが、投げに失敗して打撃戦に戻されてしまう。パントージャが距離を詰めてくるとアーセグはクリンチから突き放し、右ストレートと右ヒザを繰り出す。残り10秒でパントージャがボディロックからグラウンドに引きずりこみ、パウンドを浴びせていった。

3R開始早々、パントージャの右カーフにアーセグが右ヒジをカウンターで合わせた。パントージャがアーセグをケージに押し込み、ヒザを突き刺すも、アーセグが体勢を入れ替える。プレスをかけるアーセグに、パントージャが右ボディストレートを突き刺した。しかし顔面を狙った右フックは空振りに終わる。アーセグの左ジャブがパントージャの顔面を捉える。左フックのカウンターから右に繋げるパントージャ。アーセグは左ジャブで距離を保っている。

距離を詰めてアーセグをケージに押し込んだパントージャが右腕を差し上げた。しかしアーセグがオーバーフックから右側に回ってケージを脱する。パントージャの細かい連打はヒット率が下がっている。打ち合いの中でアーセグの右ヒジがパントージャの頭部にヒットした。打ち合いからダブルレッグで飛び込んだパントージャが、アーセグに尻もちを着かせた。すぐに立ち上がったアーセグを押し込むパントージャ。しかし額から大量の出血が見られる。パントージャはバックコントロールからグラウンドに持ち込み、ケージに押し込んでラウンドを終えた。

4R、アーセグがパントージャにケージを背負わせる。パントージャの右をかわしたアーセグがジリジリと距離を詰めていく。右ストレートからニータップを狙ったアーセグだが、ここはパントージャがかわした。スタンドではアーセグの右アッパーが当たる。パントージャは疲労か足が動かない。アーセグが左ジャブでパントージャの顔面を跳ね上げ、前に出て来る相手に左フックを叩き込む。再びパントージャの額から血が流れ始めた。パントージャの左ジャブは届かず。アーセグのシングルレッグはスプロールしたが、スタンドに戻ってもペースは掴めないパントージャ。アーセグの左ボディが突き刺さる。残り20秒でアーセグの右アッパーに合わせて組みついたパントージャだが、テイクダウンを奪うことはできなかった。

最終回、パントージャの右にアーセグが左を合わせる。アーセグは距離を取ってカウンター作戦からダブルレッグでパントージャに背中を着かせた。パントージャはスクランブルからバックに回る。立ち上がったアーセグはケージを掴むが注意なし。パントージャがバックから引き倒したが、すぐにアーセグが立ち上がって離れた。アーセグがパントージャにケージを背負わせて右を打ち込む。パントージャの左ジャブに左ハイを合わせたアーセグは、自分の距離をつくって戦い続ける。組みついてきたパントージャを振り払ったアーセグは、様子を見ながらダブルレッグで入ると、パントージャが足を取ってトップを奪う。ハーフガードのアーセグはリバーサルを狙ったが、ここはパントージャが抑え込んだ。再び返そうとしたアーセグの動きに合わせてマウントを奪ったパントージャは、ハーフに戻したアーセグにパウンドを浴びせる。最後は立ち上がり、勝利をアピールした。

大接戦となったが、判定はユナニマスでパントージャに。パントージャは地元ブラジルで2度目の王座防衛に成功した。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC301 キック ジョゼ・アルド ジョナサン・マルチネス

【UFC301】アルドが鋭い打撃と抜群のTDでマルチネスを翻弄。約1年9カ月ぶりのUFC復帰戦で判定勝利

<バンタム級/5分3R>
ジョゼ・アルド(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ジョナサン・マルチネス(米国)

サウスポーのマルチネスが左の前蹴りとインロー。アルドはガードを高く上げて右のインローを蹴り、右ストレートを伸ばす。マルチネスはアルドの前足に左右のローを集め、ジャブで距離を取る。アルドもジャブを突いて右ストレートから左フック、マルチネスはシングルレッグのフェイントも見せる。アルドが右ミドルを蹴ると、マルチネスも左ミドルを返す。アルドがワンツー、互いにインローを蹴り合い、アルドがパンチから右ミドル。マルチネスも右手を伸ばして左ミドルを蹴る。

アルドが右ボディストレート、そこから左フックを返す。マルチネスが距離を取って左ミドルを蹴ると、アルドは右ストレートから左ボディにつなげる。マルチネスはアルドの右ストレートに右のフックを返すが、アルドは右ストレートから左ボディまでつなげる。マルチネスが左ミドルを蹴ると、アルドは右ヒザでカットし、逆に右のインローを蹴る。マルチネスがパンチで前に出ようとすると、アルドは左の前蹴りで突き放した。

2R、マルチネスがジャブ、アルドがインロー。マルチネスが左ミドルを蹴ると、アルドも右ミドルを蹴ってジャブ・右ボディストレートを返す。マルチネスは左ストレート、アルドは右ストレートから左ボディ、右のテンカオ。マルチネスはシングルレッグで組んで、右腕を差してケージに押し込む。

ブレイク後、マルチネスはここも左ストレート。アルドが右ハイキック、右ストレートから左フック、右アッパー、インローと手数を増やす。マルチネスも左ストレートから前に出ていくと、アルドはジャブで止めつつ、マルチネスの左を空振りさせて奥足ロー、右ボディストレート・右のテンカオ。マルチネスは左ミドルとスピニングバックフィストを見せ、やはり左ストレートで前に出ていく。終了間際、アルドが右のヒザ蹴りとワンツーフックを見せた。

3R、マルチネスが左ストレートと右のアウトロー。アルドも右ストレートを打ち返し、ダブルレッグも見せる。スタンドの攻防に戻ると、マルチネスがジャブ・ワンツー、距離が詰まると右ヒジ、左の縦ヒジも見せる。アルドは左右のボディとテンカオを返す。マルチネスが左フック、アルドはブロックして右ストレート。マルチネスは左のヒジも交え、スピニングバックフィストを繰り出す。

左ミドルを蹴るマルチネス。アルドが右アッパーからの左フックを当てて右のテンカオ、ヒザ蹴りを連打する。ここでアルドがダブルレッグでテイクダウンを奪い、マルチネスの右足をまたいでハーフガードへ。マルチネスも足を一本戻すが、アルドがトップキープを続けて試合終了。鋭い打撃と絶妙のタイミングで決めたテイクダウンでアルドが約1年9カ月ぶりのUFCで判定勝利を収めた。


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