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アラフォー独身女性の約7割「普段から、なんとなく寂しい」…「毎日がただただ過ぎて行く」「この先どうしたらいいか」

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【Fight&Life】RTU初戦突破、モノが違う中村倫也「最先端がUFCに移った時から、独学で勉強していました」

【写真】ローラ・サンコのインタビューをほぼ通訳のサポートなしで受け答えができていた──モノが違う (C)MMAPLANET

28日(火)に発売されたFight&Life#91に10日(金・現地時間)にシンガポールで開催されたRoad to UFCバンタム級T準々決勝で勝利した松嶋こよみのインタビューが掲載されている。

ここでは同記事に掲載しきれなかったググン・グスマン戦のアメリカーナによるフィニッシュ、そして準々決勝が不戦勝となった──最大の難関となるであろう韓国のキム・ミンウに関して中村が話したことをお届けしたい。


──アメリカーナもズバリと入りました。というか、グスマンがブリッジで逃げた時の左手の使い方は……、と。

「アハハハハ。ヒジを落としたり、リストを掴んでプレッシャーを掛けてようと思った時に、顔を覆って隠してきました。なら手首を掴んで剥がしにいこうとしたら、極まったという感じです。仕掛けている時もどこかで逃げてくるというか、跳ね返される感じもしていたので、そう来た時の準備をしつつ関節を掛けていきました。

そうしたらヒジが上を向いたので、『ここはもう極めよう』と。流れでしたけど、アレで極めようとは思っていなかったです。クルスフィックスから上四方に回って、頭を跨いでキムラか腕十字。定石通りに創っていこうと思っているなかでのプレッシャーの一歩目でタップしました」

──正直、試合を見ていて手応えのある相手ではなかったです。

「なかったですね。相手は試合数は少ないけど、過去7年で負けているのは反則のヒザ蹴りを取られた時だけだったんです。だから実質、7年間負けていないというところに警戒心はありました。でも、『はぁ……なるほどな』という感じでしたね(苦笑)」

──グスマンを倒したトーナメント、他の勝ち上がりを見てどのように思いますか。

「風間選手と野瀬選手と戦った中国選手は、もっと強いと思っていました。そこでしっかり3人とも勝てた。日本のレベルは高いんだと」

──ただし日本人が残ったのは4人、中国は3選手、韓国勢は6人でした。韓国勢の準決勝進出者の1人にバンタム級で試合がなかったキム・ミンウがいます。さらにブランクが長くなったことで、次に戦う野瀬選手はそれが吉と出る可能性もあります。ただし決勝を見据えた場合は、今のキム・ミンウがどうなのか2試合見ておきたかったというのはないですか。

「あぁ、反対の山にいる僕からすると見たかったですね。そういうのはチョット、あるッスね。だったら次にやりたいなって。スピードで翻弄できる自信もあるし」

──計量の日が倫也選手とキム・ミンウは違っていたのですが、相当は落としようでした。鹿志村選手と戦ったキ・ウォンビンの戻しようを見ると、彼も試合の時はどこまで戻っているのか。そこも見てみたかったです。

「キ・ウォンビン、デカかったスねぇ」

──やはり警戒すべきは韓国人選手になりますが、準決勝の風間選手との試合に向けて何か練習面で新たに取り入れることは考えていますか。

「そこは髙谷さん、岡見さん、石田さんに任せて創っていこうと思っています」

──今回の試合を経て、得たモノではないかもしれないですが、手応えを感じている風な空気に満ちていますね。

「絶対に勝たないといけないところで、楽に勝てました。結果、力がついたという確認ができました。そういう状況でも変に苦戦したりすることはあるわけじゃないですか。そういうこともなく、しっかりとパンパン、パンパンと押し切れたので──。間違いなく強くなっているという自信はつきました」

──この調子でいきたいのか、UFCに行くまでにタフファイトを経験しておきたいのか。どちらの気持ちでしょうか。

「キム・ミンウとはいずれにせよ、タフファイトになると思います。だから試合をしろよって。イメージを掴ませてくれって(笑)。こよみさんの試合を見ていても韓国人は強いなって思いました。フェザー級だと、こよみさんと別の山のイ・ジョンヨンも強かったです。ウォーミングアップは全然そんな感じでなかったのに、試合は強かった」

──MMAでは初めての海外の試合で、しかもまだ4戦目でしたが、レスリング時代に国際戦の舞台で戦ってきたことは役に立っていると思われますか。

「思います。今回の試合は、やはり気持ちの沸き上がり方とかが違っていました。でも、それは余計な感情なんです。だから『あっ、違うな』って感じたことで普段通りに戻して、戦うことができました。負けられない、勝ちたいというのはレスリング時代に経験してきたことなので。そういう部分でレスリング時代の経験は生きています」

──英語のインタビューの受け答えも立派でした。

「でもアメリカーナって言われて、何のことか分からなくて。V1アームロックです(笑)。最先端がUFCに移った時から、なんとなく英語は勉強しないといけないと思っていました。独学で亀のようなペースですけど、勉強してきたことが出せて良かったです」

──レスリング遠征等で、身につけた英語力ではなかったのですね。

「そんな長い滞在とかはなかったので。そこで覚えたというより、高校の時から意識してやってきたことですね。まだまだですけど、もっと勉強して自分の言葉で伝えたいです。そうでないと、僕の持つ精神性や日本人の良さは伝わらないと思うので。もっと英語力をつけたいです」

※準決勝の風間戦、チームメイト=宇佐美正パトリックの減量失敗の影響など、中村倫也が語ったインタビューが掲載されたFight&Life#91は6月28日(火)より発売中です。

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