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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC300 コディ・ブランデージ ブログ ボー・ニコル

【UFC300】ボー・ニコル、初めての2R突入もブランテージをRNC葬で6連続フィニッシュ勝利

<ミドル級/5分3R>
ボー・ニコル(米国)
Def.2R3分38秒by RNC
コディ・ブランデージ(米国)

サウスポーに構え、テイクダウンの機会を伺うニコル。ブランデージがミドル、ヒザ蹴りを狙う。ステップインして左を振るい、続いてニータップ気味にテイクダウンを狙ったニコルがスクランブルでバックに回り、正対したブランデージをケージに押し込む。ブランデージの右腕越しのボディロックでテイクダウンを奪い、バックに回ったニコルがワンフックから両足をフックへ。RNCを狙いつつパンチを入れると、強引に絞めを狙う。

ブランデージは半身から、ガードを取りハーフバラフライもニコルがマウントを取って殴る。自らマウントをといて、ブランデージを動かしてバックに回る。ニコルの左手首を両手でつかんで防ぐブランデージは、笑顔をみせて大丈夫だとアピールした。

キャリア初の2Rを戦うこととなったニコルが、左ミドルを蹴る。そこに右を合わせていったブランデージの蹴り足をキャッチしたが、ボディロックに取ろうして跳ね返される。慌てず、直後にダブルレッグでテイクダウンを決めたニコルが、サイドバックから正面に回ってがぶる。ハーフで潜ろうとし潰されたブランデージは、背中をつかされ枕で圧を受け、パスから直接マウントを取られる。

胸を合わせて肩固めを狙うニコルは、ハイマウントからパンチを落とし背中を見せたブランデージをボディトライアングルに捕え、RNCへ。懸命に防いでいたブランデージだが、RNCをセットされると即タップした。

「2Rになったけど、完全に支配して勝ち自信になった。王座を目指せる。皆、僕の負けを見に来たかったけど、逆にファンにしてみせるよ」とブーイングを送ったファンを皮肉った。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC300 アレクサンドル・ラキッチ イリー・プロハースカ

【UFC300】身の内のサムライ魂=キラーインスティンクト爆発。イリーがラキッチをパウンドアウト

<ライトヘビー級/5分3R>
イリー・プロハースカ(チェコ)
Def.2R3分17秒by TKO
アレクサンドル・ラキッチ(オーストリア)

ラキッチが右カーフ、イリーもカーフを返す。左ジャブを伸ばすイリーに右カーフを続けるラキッチは左をかわして、ジャブを伸ばす。そして右カーフを入れる。詰めてきたイリーに右をヒットさせたラキッチが、右カーフを続ける。構えを変えるイリーだが、オーソになるとカーフを左足に受ける。ついにカーフで動きが止まったイリーは、スイッチしても右足をアウトローで蹴られてしまう。

ほぼローで試合を組み立てるラキッチは、イリーのステップインには素早くステップで角度を変える。ラキッチは左ハイに右を当て、間合いを取り直すとワンツーの右を続ける。残り1分、イリーが左ハイから左フックで前に、さらに右フックを入れる。追撃の跳びヒザは外されたが、圧を掛けるイリーが右を被弾する。最後の3秒でケージにラキッチを押し込んだイリーは巻き返してラウンドを終えた。

2R、イリーの左インローに、ラキッチが右を合わせる。左ハイで前に出るイリーだが、ここでも右で殴られ、右ローを蹴られる。ワンツーで、動きが一瞬止まったイリーは引き続き前足を蹴られる展開で、左ハイからオーソに戻し右をクリーンヒットさせる。慌てた素振りを見せたラキッチは、再びハイを蹴られケージに下がる。ここで左右のフックを打ち込んだラキッチだが、右ストレートを被弾して背中を見せてケージまで下がる。ラッシュのイリーは、右を打ち返してきたラキッチにヒザ蹴りからパンチを纏める。

足が泳ぎ、押し倒されたラキッチは亀になり、サイドバックから連打されガードを取る。上を向いてもパンチを打たれ続け──再び背中を見せたラキッチがパウンドを被弾したところでレフェリーが試合を止めた。

「ラキッチが言ったように僕はサムライじゃない。僕はチェコ人だ。でも、何かにインスパイアを受けることってあるだろう。僕の身の内にはサムライソウルがある。頭にはサムライのあり方がある。とにかく、メインの勝者に挑戦する。SNSで戦争を仕掛けてきても構わない、でもケージのなかでは痛い目に合うぞ」と微笑を浮かべて話した。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC300 アルジャメイン・ステーリング カルヴィン・ケイター

【UFC300】パワーボムも決めた!フェザー級転向のステーリングがTD&コンロールでケイターに判定勝利

<フェザー級/5分3R>
アルジャメイン・ステーリング(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
カルヴィン・ケイター(米国)

サウスポーに構えるのステーリングが右カーフと左ミドル、オーソに構えてタックルのフェイントから右フックにつなげる。ケイターはじりじりとプレッシャーをかけてジャブ、右ストレートを見せる。ステーリングはケイターのジャブにシングルレッグを合わせてケージに押し込み、ケイターに尻餅をつかせる。さらにステーリングは立ち上がるケイターの腰をコントロールしてバックへ。左足をフックしてコントロールを狙うが、ケイターが完全に立ち上がると離れる。

ステーリングはタックルのフェイントからスピニングバックエルボー。ケイターのパンチに関節蹴りを合わせ、回転系の技のフェイントを見せる。そして再びケイターの打撃にシングルレッグを合わせてテイクダウンするとパンチを落とし、サイドをとったところでラウンドを終えた。

2R、ステーリングが右カーフ、左ミドルから組み付いて、ケイターをケージに押し込む。ケイターの左足にシングルレッグに入って膝立ちにさせ、奥の足を束ねて寝かせようとする。ケイターが立ち上がると、ステーリングは右腕を深く差してボディロックし、足とボディにヒザ蹴りを入れる。

ケイターも粘り強くテイクダウンディフェンスし、今度はステーリングが左腕を差してケージに押し込むが離れる。試合がスタンドに戻るとステーリングは左ストレートから右フック、左ボディからダブルレッグでテイクダウンしてサイドポジションへ。ボディにヒザ蹴りを入れた。

3R、ステーリングが右ロー、左ストレートを見せてシングルレッグに入ってテイクダウンする。ケイターが立ち上がるとバックにつき、ケージへ押し込む。ケイターも正対するが、ステーリングはシングルレッグで押し込み、バックを狙うステーリングを寝かせる。

ハーフガードでトップキープするステーリングは上体を固めてサイドポジションへ。ケイターが反転してダブルレッグに入ると、ステーリングはそのまま持ち上げてパワーボムで叩きつけてパンチを落とす。トップキープを続けるステーリングはケイタ―が脇を差して来るとニンジャチョークを狙う。フェザー級転向のステーリングがケイターに判定で圧勝した。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC300 ケイラ・ハリソン ブログ ホーリー・ホルム

【UFC300】圧巻のパウンド&パームトゥパーム。完勝デビューのケイラ「年内にチャンピオンになる」

<女子バンタム級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
Def.2R1分47秒 by RNC
ホーリー・ホルム(米国)

レフティーの両者、館内はホーリー・チャントが起こる。ハイキックから組んだケイラに対し、逆にホルムがケージに押し込む。ケイラは払い腰で一本──も、その勢いでホルムがリバーサルを決める。ケージを利して立ち上がったケイラは、フィジカル全開。小外掛けでテイクダウンを奪うと強烈な勢いのパウンドを落とす。

百戦錬磨のホルムが、思わず背中を向けるほどの勢いのパウンドの連打ばかりか、ケイラはエルボーも落とす。ホルムは上を向いてガードを取るが、ケイラは捌いてパンチ、エルボーを続ける。必死のクローズドガードのホルムが下から鉄槌を打つが、腰を上げたケイラはパンチ、ヒジを振り下ろす。両ワキを差して抱き着いたホルムは初回をサバイブした。

2R、ワンツーで前に出るホルムがサイドキックを繰り出す。ケイラはンワンツー、ハイからレベルチェンジしダブルレッグへ。切ったホルムにギロチンを仕掛け、頭が抜けると再び払い腰を決める。そのままマウントを取ったケイラは、パンチで背中を見せたホルムの体を伸ばし、パームトゥパームで一気にタップを奪った。

完勝オクタゴンデビューのケイラは、ホルムをハグして「偉大なチャンピオン、本当にありがとう」と声を掛けた。そして勝利者インタビューでは「ジョー・ローガン、ずっと話をしたかった。ベイビー」と笑顔を見せ「彼女は私をリバースした。このスポーツのレジェンドに神の御加護を。次? タイトルよ、ジョー。そのためだけにここに来たのよ。ラケルでもジュリアナでも構わない。年内に私はUFCチャンピオンになる」と話した。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC300 ジエゴ・ロピス

【UFC300】ロピスがユースウを右アッパーからのパウンドで撃破!3連続1Rフィニッシュ

<フェザー級/5分3R>
ジエゴ・ロピス(ブラジル)
Def.1R1分29秒 by TKO
ソディック・ユースウ(米国)

ユースウが右ロー。ロピスも右ローを蹴り返し、ワンツーから右カーフにつなげる。距離が詰まってユースウがクリンチしようとしたタイミングでロピスが右アッパーを当て、この一発でダウンを奪う。ユースウも必死に組みついて立ち上がるが、ロピスが再び組み際の右アッパーでダウンを奪うと、最後はマウント、バックマウントからのパンチで試合を終わらせた。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC300 キック ジェイリン・ターナー ヘナト・モイカノ

【UFC300】ターナーはダウンを奪うもKOと勘違いか追撃なし。モイカノが逆転のパウンドアウト

<ライト級/5分3R>
ヘナト・モイカノ(ブラジル)
Def.2R4分11秒 by TKO
ジェイリン・ターナー(米国)

サウスポーのターナーに対し、モイカノが右ミドルを打ち込む。しかしターナーの右ミドルを受けて下がる。ケージ際で組んだモイカノがボディロックでテイクダウンを狙うも倒せず。ターナーがケージ中央まで押し戻すが、モイカノが再チャレンジでボディロックからグラウンドに持ち込んだ。ターナーはハーフガードで耐える。鉄槌とヒジで削るモイカノに対し、会場からは少しブーイングが効かれる。ターナーも潜っていくが返すことはできず。ガードに戻そうにもモイカノの抑え込みが強い。モイカノが体を起こしてパウンドを連打すると、ターナーがケージ際まで下がった。

ブーイングが大きくなるなか、ターナーがケージに背中を着けて立ち上がると会場からは大声援が送られた。スタンドに戻ると距離を取って左ミドル、左前蹴りを見せるターナーだが、モイカノの右ボディストレートを受けてしまう。モイカノが左ジャブを突くと、右フックを被せたターナーが返しの左ストレートを伸ばした。この一撃でモイカノはダウンし、ターナーは背中を見せて両手を広げる。ターナーはKOしたと確信したのか――しかしモイカノは立ち上がり、ラウンド終了まで凌いだ。

2R、開始早々からモイカノが距離を詰める。ターナーはモイカノのシングルレッグをカットする。モイカノのパンチの打ち終わりを狙うターナーの左が顔面をかすめた。モイカノも右インロー、右ストレートで攻め込み、ダブルレッグでターナーに背中を着かせる。すぐにマウントを奪ったモイカノがパウンドを落としていく。下から暴れるターナーを肩固めの形で一度抑え込んだモイカノは、再びパウンドを打ち込むが会場からはまたもブーイングが……。

完全アウェイの中、またもケージまで下がるターナーを立ち上がらせず削り続ける。ターナーはケージキックで中央に頭を向け、ハーフに戻した。脇差しでパスしたモイカノが、マウントからパウンドを連打。ターナーの動きが止まるとレフェリーが試合をストップして、モイカノは会場の大声援を受けた。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC300 ジェシカ・アンドラーデ マリナ・ホドリゲス

【UFC300】初回の前蹴り→スリップが勝敗の行方を決めた? アンドラーデがホドリゲスにスプリット勝利

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・アンドラーデ(ブラジル)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
マリナ・ホドリゲス(ブラジル)

前蹴りを見せて左右に動くホドリゲスが、ジャブを伸ばす。アンドラーデは右カーフを蹴る。身長、リーチで上回るホドリゲスは前蹴りを多用し、突き放してパンチの距離を構築──右ストレートを当てる。アンドラーデのステップインにもワンツーの左を入れ、ロングの左フックも届かせる。ワンツーからスリーフォーと伸ばすホドリゲスだが、自らの前蹴りでスリップし、尻もちをつく。すかさずトップを取ったアンドラーデは、ハーフで抑えて左のパウンドを連打する。足を戻されるとアンドラーデは立ち上がり、ローを蹴っていく。一回転してパウンド、さらに足を捌いて拳を落とすアンドラーデが、ハーフに収まり殴っていく。

ホドリゲスは足を戻そうとしたが、逆にパスを許し上四方で抑えられる。足が掛からない状態でダースを賭けたホドリゲス。さすがに無理があり、アンドラーデはサイドで抑えた初回をリードした。

2R、姿勢を乱したことでラウンドを落としたホドリゲスはパンチの回転を上げ、ジャブを伸ばす。さらにホドリゲスはロングフック、右を繰り出す。アンドラーデも踏み込んで果敢にパンチで応戦するが、主導権はホドリゲスが握っている。頭をふってホドリゲスのパンチをかわし、ボディを入れたアンドラーデ。直後にホドリゲスがワンツーを返し、右に回りながらジャブを伸ばす。飛び込んでのワンツーが当たらないアンドラーデは、空振りが多い。回ってワンツーのホドリゲスが、パンチを纏めて距離を取り直すという展開に。

ワンツーを連続で被弾したアンドラーデは、必死のステップインもクリーンヒットはない。それでも右を当てたアンドラーデがケージにホドリゲスを詰めるが、ヒザを突き上げられる。決して引かないアンドラーデ──動きが落ちたホドリゲスにラッシュをかけて盛り返した。

3R、ホドリゲスがスピニングバックフィストをヒット。同じ手で返したアンドラーデは空振りに。ローにワンツーを合わせたホドリゲスが、圧を掛けていく。ケージ際を左に回りハイを受けそうになったアンドラーデは、ホドリゲスの蹴りを捌いて崩す。ここは寝技に持ち込まず、ホドリゲスの立ち際に一発を狙ったアンドラーデは、立ち勝負でいけると判断したのか。

オクタゴン中央の打撃戦から、ホドリゲスの跳びヒザをキャッチしたアンドラーデだが左足を抱えた状態でパワーギロチンをセットされる。やや時間を置いて頭を抜いたアンドラーデはワンツーを被弾。最後の60秒が強いアンドラーデが前に出るが、2Rのようにパンチを当てることはできない。と、右カーフでヒザをついたホドリゲスは以降の攻撃を特別被弾したわけではないが、またも印象を悪くした。

初回はアンドラーデ、2Rはホドリゲスの4分間のジェネラルシップとアンドラーデ1分間の反撃をどう取るか。最終回も判断は難しい。結果、スプリットに割れた一戦はアンドラーデがモノにした。終わってみれば初回の尻もちが、アンドラーデ勝利の決め手となった。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC300 キック ジム・ミラー ボビー・グリーン

【UFC300】鉄人ミラー、UFC44戦目はグリーンのノーガード戦法を崩せずに判定負け

<ライト級/5分3R>
ボビー・グリーン(米国)
Def.3-0:30-27.30-25.29-26.
ジム・ミラー(米国)

サウスポーのミラーがインロー。ノーガードに構えるグリーンは間接蹴り。ミラーはグリーンの蹴り足をとって左ストレート、飛び込んでの右フックを当てる。グリーンは構えをスイッチしながら関節蹴りとサイドキック、左右のストレートを伸ばす。ミラーはガードを上げて左ストレートから前に出る。

ミラーが右ローを蹴ると右ストレートを返すグリーン。スピニングバックキックやカカト落としを繰り出すと、パンチで飛び込むミラーに左フックを返す。ミラーはガードを上げて左ミドル、グリーンは右の前蹴り。残り30秒を切ったところでミラーが左ストレートを当てて前進。グリーンも下がりながらパンチを返し、右の飛びヒザ蹴りも見せる。

2R、グリーンがジャブと関節蹴り。ミラーはワンツーから左アッパー、インロー、左ストレートで前に出る。グリーンは距離を取りつつ右ストレートを返し、ジャブ、ワンツー、前蹴り。ミラーは右目付近から出血し、顔が血で染まる。

グリーンはジャブでミラーの前進を止めて右ストレート、左フックから右ストレート、ワンツーがミラーの顔面を捉える。ミラーも左ミドルを当てるが、グリーンがノーガードから繰り出す細かい打撃がミラーにヒットした。

3R、グリーンがジャブを伸ばし、右ストレートにつなげる。ミラーが前に出ようとすると右を合わせ、ジャブからワンツー。ミラーも左ストレートを返す。グリーンは左フックから右、ミラーも右フックのカウンターを狙う。ミラーはガードを上げてローを蹴るが、そこから攻撃が続かない。グリーンは左ストレートと右アッパー、ワンツー、ジャブと前蹴り。ミラーのパンチを空振りさせてジャブと右アッパーを当てる。

残り2分過ぎで組みの攻防になると、ミラーはボディにヒザ蹴り。グリーンは離れる。その後もグリーンはペースを変えることなく打撃を当て、左ストレートから右フック、右フックを叩き込むとミラーがダウン気味に倒れる。ミラーは必死にシングルレッグで組みつくが、グリーンがそれを切ってボディにヒザ蹴り。ミラーが立ち上がると、そのままボディロックでケージに押し込んでテイクダウンし、トップキープしてパンチを落とす。試合はグリーンが判定勝利。鉄人ミラーはUFC300で勝利を掴むことができなかった。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC300 キック ダナ・ホワイト デイヴィソン・フィゲイレド

【UFC300】第1試合から元王者対決。ガーブラントをRNCで仕留めたフィゲイレドが王座戦アピール

<バンタム級/5分3R>
デイヴィソン・フィゲイレド(ブラジル)
Def.2R4分02秒 by RNC
コディ・ガーブラント(米国)

ガーブランドが距離を詰めて右カーフを連続で放つ。さらに右スライディングキックも見せた。フィゲイレドがプレスをかけると、カーブランドは一旦下がってから右カーフへ。さらにフィゲイレドの右ローにパンチを合わせ、至近距離でも左フックを当ててフィゲイレドの動きを止める。カーブランドのワンツーをかわしたフィゲイレドがダブルレッグに入るも、これはフィゲイレドがスプロールした。カーブランドが左手をマットに着いて右ハイを放つと、フィゲイレドも顔面に蹴りを合わせにいく。

立ち上がったカーブランドは自分の距離を保って右カーフを蹴る。カーブランドが頭を振ってショートパンチを繰り出すと、フィゲイレドが引き込んだ。足を取りにいくフィゲイレドに対し、カーブランドがスタンドに戻る。フィゲイレドが左フックを見せてプレスをかけて距離を詰める。カーブランドの右ショートがフィゲイレドの顔面をかすめる。フィゲイレドはシングルレッグでグラウンドに持ち込むも、すぐにガーブランドが体をひねって抜け出し立ち上がった。

2R、フィゲイレドがサウスポーにスイッチした。フィゲイレドが右を見せると、カーブランドも右を合わせる。するとフィゲイレドはダブルレッグで組みつきグラウンドへ。そのままバックに回った。カーブランドは正対するも、バックマウントに戻るとフィゲイレドが体を伸ばして削っていく。さらに制したカーブランドに対して肩固めの体勢に入ったフィゲイレドは、相手の左側に回って絞り上げる。しかしカーブランドが間に左拳を入れてディフェンスしている。諦めたフィゲイレドはマウントに移行する。コーブランドがブリッジするとフィゲイレドもバックマウントを奪い、RNCでタップさせた。

元世界フライ級王者のフィゲイレドは、バンタム級転向から2連勝し、ダナ・ホワイトに向けてバンタム級王座戦とファイトボーナスを希望した。


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45 o UFC UFC300 キック ジェイリン・ターナー ジム・ミラー ボビー・グリーン

【UFC】速報中!UFC 300: Pereira vs. Hill

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【バンタム級】
○デイブソン・フィゲイレード
(2R チョーク)
×コーディ・ガーブラント
2R、スタンドの攻防から組み付いたフィゲイレード。スタンドでバックに周るとそのままグラウンドに引きずり込む。さらにマウントを奪取すると肩固め。だがガーブラントは寸前で脱出。それでもフィゲイレードはマウントをキープ。スイープを狙うガーブラントに対してバックに周るとチョーク!これでガーブラントはタップ!元王者対決の第一試合はフィゲイレードの一本勝ち。いきなり見応えあった!


【ライト級】
○ボビー・グリーン
(判定3-0)
×ジム・ミラー
1R、リーチに勝るグリーンがノーガードでプレスを掛けて前蹴りやジャブで手数を稼ぐ。対するミラーは距離を詰めて大きなフックを振り回す。序盤にフックがヒットしてグリーンは転倒。しかしすぐに持ち直すと主導権はグリーン。スタンドで細かい攻撃を蓄積。ミラーは顔面をカットして出血。それでも残り30秒でミラーの左フックでグリーンはグラつく。ミラーは一気に攻勢をかけるがグリーンも持ち直してラウンドを終えた。
2Rに入ると完全にグリーンペース。前蹴り、関節蹴りでミラーの動きを止めると左ジャブを冷徹にヒット。みるみるうちにミラーの顔の右半分が血で染まっていく。ミラーも後退しながら打ち返すが手数の差は圧倒的。グリーンが圧倒してラウンド終了。
3R、プレッシャーを掛けるグリーン。的確に左ジャブ、右フックを蓄積。2Rに比べてコンビネーションもヒットし始める。ミラーも時折フックを打ち返すが手数の差は歴然。しかし残り2分のところでミラーのフックがヒット。一瞬動きが止まるグリーン。ミラーが距離を詰めてラッシュを狙うがグリーンは上手く組み付いて回避。逆に終了間際にはグリーンがパンチのラッシュ。被弾したミラーは後退。グリーンはさらにパンチを集中してテイクダウンするとパウンドを連打。しかしここでタイムアップ。判定はもちろんグリーンに軍配!UFC100、UFC200、そしてUFC300にも出場した鉄人ミラーに完勝。


【女子ストロー級】
○ジェシカ・アンドラージ
(判定2-1)
×マリナ・ロドリゲス
1R、身長・リーチで劣るアンドラージ。じわじわと前に詰めてカーフを当てて様子を窺う。逆にロドリゲスは距離を取ってジャブ、ローをヒットする立ち上がり。アンドラージはやりにくそう。しかし中盤にロドリゲスが蹴りを放ったところでスリップして転倒。すかさずアンドラージはグラウンドで上になる。鉄追を連打するがロドリゲスはガードを固める。それでもアンドラージは上四方→サイドに移行。細かいパウンドを当ててラウンドを終えた。
2R、一転してスタンドの展開。プレスを掛けるアンドラージに対してロドリゲスはサークリングで距離を取る。長いリーチからストレート、ジャブを蓄積。連打もヒットし始める。嫌ったアンドラージは距離を詰めていくがロドリゲスは上手くかわす。しかし残り1分でアンドラージの圧力が強まる。ロドリゲスをケージに追い込むとショートレンジでのフックがヒット。嫌がったロドリゲスは背中を見せて逃げる場面も。だがアンドラージは仕留めきれずにラウンド終了。
3R、息を吹き返したロドリゲス。距離を取ってジャブ、ストレート系のパンチをヒットする展開。アンドラージは前進してカーフキックを当てるがなかなか間合いを詰め切れない。中盤に入ると距離が近づくとアンドラージが投げ捨てるようにテイクダウン。しかしロドリゲスはすぐに立ち上がって脱出。スタンドに戻ると足を掴んだアンドラージに対してロドリゲスはニンジャチョークで切り返す。あわやの場面だったがアンドラージは脱出。終了間際にはアンドラージのカーフキックでロドリゲスはグラつく。仕留めにかかるがロドリゲスは回避して試合終了。判定はスプリットでアンドラージに軍配。


【ライト級】
×ジェイリン・ターナー
(2R TKO)
○ヘナート・モイカノ
1R、開始直後からモイカノはタックルでしつこく組み付く。2度目のトライでテイクダウンに成功。じわじわとポジションを移行してハーフガード。肘とパウンドで削る。しかしターナーは立ち上がって脱出。身体が離れるとスタンドでのお見合いが続く。終了間際にターナーの左ストレートがヒット。モイカノはダウン。だがターナーはKOを確信したのか追撃せず。だが試合は続行しラウンド終了。ターナーはもったいない。
2R、スタンドでプレッシャーを掛けるモイカノ。ケージに追い詰めるとタックルでテイクダウン。簡単にマウントを奪取する。パウンドで削るがここから展開を図る事が出来ずやや膠着。会場からはブーイングも。残り1分で再びマウントを取ると距離を作ってパウンド連打。ターナーは動けず嫌がる姿を見てレフェリーが試合を止めた!モイカノがしっかり仕留めた!