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MMA MMAPLANET o UFC UFC295 キック ジェシカ・アンドラーデ マッケンジー・ダーン

【UFC295】アンドラーデ、マッケンジーの右ストレートを被弾するも左右のフックでなぎ倒してTKO勝利

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・アンドラーデ(ブラジル)
Def.2R3分15秒 by TKO
マッケンジー・ダーン(ブラジル)

ダーンが足を使ってジャブと右ローを当てる。距離が詰まると首を抱えて投げでテイクダウンを仕掛け、アンドラーデの立ち際にギロチンを狙う。距離が離れるとアンドラーデはダーンのローをキャッチしつつ、左フックと右カーフキック。

ダーンも離れた間合いからワンツーで飛び込み、ジャブで距離を取りつつ、ワンツースリーとパンチををつなげる。アンドラーデの左フックに合わせて組み付くが、アンドラーデもテイクダウンは許さない。

一旦距離が離れるとダーンは同じようにワンツースリーとパンチで距離を詰め、右ストレートからシングルレッグへ。これを切ったアンドラーデが左フック、ケージを背負ったダーンに右フックを当てると鉄槌を連打する。

2R、アンドラーデは右ロー。ダーンはリーチを活かした右ストレートを当てる。アンドラーデは距離を詰めすぎずに右のカーフキック、ダーンの組みを切って左フックにつなげる。プレッシャーをかけるアンドラーデ、ダーンはジャブ・右ストレートを当てる。

ダーンが距離を詰めて組み付こうとすると、その離れ際にアンドラーデが右フックから返しの左。これでダウンを奪うと、引き込むダーンを立たせる。試合がスタンドに戻るとアンドラーデが左フックから右ストレート。ケージを背負うダーンに連打をまとめる。

ダーンも右ストレートを当てるが、アンドラーデは再び左右のフックでダーンに尻餅をつかせる。ここもアンドラーデはダーンを立たせ、左フック2連発から右ストレート。これでダーンが倒れ、ガードポジションをとったが、レフェリーが試合をストップした。

これで連敗脱出となったアンドラーデは「立って戦うことが作戦だった。今年、何があったのか神は知っている。パートナーと別れて、凄くハングリーだった。チームのお陰で勝てて、そう作戦だったの。彼女がどれだけ寝技が強いか知っている。そしてパンチを貰っても、サブミッとしてくることも。立って、冷静に戦う。それが作戦だったの」と語った。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC295 キック ジャスティン・ゲイジー ダスティン・ポイエー マット・フレヴォラ

【UFC295】スクランブルで寝技を回避したフレヴォラ、サンドニの左ハイで沈む

<ライト級/5分3R>
ベノワ・サンドニ(フランス)
Def.1R1分31秒by KO
マット・フレヴォラ(米国)

サンドニが左ミドルハイ、フレヴォラはリードフックを振ると飛び込んで右を伸ばす。左ロー、左ミドルのサンドニに対し、フレヴォラも右ミドルを決める。続く左ローをチェックした際に姿勢を乱したフレヴォラが、逆にダブルレッグでテイクダウンを決める。サンドニのスイープから試合はスクランブルへ、フレヴォラがダブルレッグで抱え上げてスラムを決める。

ここもすぐにスクランブルとなり、がぶったフレヴォラが左ヒザから離れる。右に回って間合いを取るフレヴォラに対し、サンドニの左ハイがテンプルを捕え勝負は決した。

「ファイターはケージの中だけが全てじゃない。軍人時代に国を守ってきたことに誇りに思っている。MSGで戦えて、本当に嬉しい。僕はライト級の全員を喰って来た。次に戻ってくるときはベルトを巻いている。ブーイングがあっても僕はNYが大好きだ。第1次世界大戦、第2次世界大戦から世界を守ってきたアメリカに感謝している。僕の寝技が優れていたから、彼はあんまりスクランブルをしてくるとは思っていなかった。でのスクランブルの後で、ハイキックの機会が訪れた。次? ダスティン・ポイエー、可能ならパリ大会のメインでジャスティン・ゲイジーと戦いたい」とサンドニは話した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC295 ジエゴ・ロピス パット・サバティーニ ライカ

【UFC295】ロピス、組み→離れ際の右アッパー&右フックでサバティーニをKO

<フェザー級/5分3R>
ジエゴ・ロピス(ブラジル)
Def.1R1分30秒 by KO
パット・サバティーニ(米国)

細かくスイッチするサバティーニ。前に出ながら右フックを当てる。ロピスが右ストレートを出すと、サバティーニはシングルレッグで組み付く。これを切ったロピスが首相撲からヒザ蹴りを突き上げる。サバティーニが再びシングルレッグに入ると、ロピスが小手を巻いて投げるような形となり。サバティーニの立ち際に右アッパーと右フック。これでサバティーニがバランスを崩し、サバティーニが一気にパウンドを連打し、レフェリーが試合を止めた。

見事なKO勝利を収めたロピスは「MSGで戦うことは夢だった。全てのサポートに感謝している。一発目が入った時、これはいかないとと思った。最高のコーチ、フランシスコ・グラッソが柔術をストライカーにしてくれたんだ」と試合を振り返った。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC295 アレッサンドロ・コスタ スティーブ・アーセグ ボクシング

【UFC295】ボクシング、レスリング、柔術。スティーブ・アーセグが繊細さでコスタのパワーに競り勝つ

<フライ級/5分3R>
スティーブ・アーセグ(豪州)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
アレッサンドロ・コスタ(ブラジル)

慎重な立ち上がりのなか左ジャブを伸ばすアーセグに対し、コスタが右カーフを蹴る。一旦、体が触れると互いに手数が増えアーセグはインロー、コスタはジャブをかわしてオーバーハンドを思い切り振るう。カーフを続けるコスタが左ジャブを当て、アーセグも右ストレートを打ち返す。ジャブからワンツーのアーセグ、左フックのコスタがアッパーに右フックを当てて前に出る。アーセグもジャブでストップに掛かり、インローに繋げる。

続いて右ストレートを当てたアーセグは、カーフにも右を打つ。コスタは右縦ヒジも、アーセグがヒザで迎え撃った。カーフをチェックしてワンツーを決めたアーセグは、コスタの振りが大きくなったワンツーをかわす。と、右ストレートを当てると腰が落ちたコスタはテイクダウンへ狙いへ。潰したアーセグが、そのままマウントを奪取。パンチを落としてRNCも、半身のコスタは耐えきって立ち上がりスクランブルへ。すぐに時間となり、初回はアーセグが取った。

2R、パンチの交換のなかで姿勢を乱したコスタが、右を重いきり打つとアーセグの顔面を捕えるようになる。跳びヒザから再び右を決めたコスタが、またも右をヒット。さらにシングルレッグへ。エルボーを入れるアーセグはバック狙いをウィザーで耐えるが、足を引いたコスタにテイクダウンを奪われる。

ハーフからパウンド、バックを狙ったコスタは前方に落とされる。スクランブルでバックに回ったアーセグは、正対されてもヒザを入れる。エルボー、ヒザと組みの打撃を入れるアーセグに対し、コスタは跳びつき十字へ。引き込む形で下になったコスタ、アーセグは腕を抜く。バックを譲って立ったコスタは、向き合うとをフックを打ち込む。一瞬動きが落ちたアーセグのテイクダウン狙いを潰し、トップを取ったコスタは腕関節へ。その動きに合わせたアーセグがトップ&マウントを奪取するとエルボーを落として時間となった。

最終回、ジャブを伸ばす両者。跳びヒザをかわされたアーセグは、カウンターのテイクダウン狙いを切ってケージにコスタを押し込む。アーセグは払い腰を耐え、ウィザーのコスタの顔面に細かいパンチを続ける。コスタのエルボーを機会に、距離を取り直したアーセグがジャブを決め、レベルチェンジからテイクダウン、バックに回る。片足を取られた形で耐えきったコスタだが、打撃に間合いに戻ってもすぐに込まれてボディロックテイクダウンを決められる。

すぐに立ったコスタのバックを取り、足を払って尻もちをつかせたアーセグ。コスタは直ちに起き上り、シングルレッグへ。一瞬のテイクダウンも、逆にスクランブルからアーセグがボディロックへ。ウィザー、アンダーフックで我慢するコスタのボディにヒザを入れたアーセグが、バックに回る。胸を合わせたコスタは、劣勢を五分に戻すという流れのままタイムアップに。アーセグが、コスタのパワーを細かい動きで制した形の5分間だった。

初回はアーセグ、2Rはコスタ、最終回はアーセグ──と思われたが、ジャッジの裁定は如何に。結果ジャッジ3者が29-28をつけ、アーセグがタフファイトを制した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC295 キック タバタ・ヒッチ ボクシング ルピタ・ゴディネス

【UFC295】ゴディネスがヒッチに判定勝利。 UFC初の1年間で4勝した女子ファイターに。

<女子ストロー級/5分3R>
ルピタ・ゴディネス(メキシコ)
Def.2-1:29-28.29-28.27-30
タバタ・ヒッチ(ブラジル)

ゴディネスはガードを高く上げ、ジャブとワンツーを見せる。ヒッチは細かくステップしてジャブと右ストレートを返す。ゴディネスはヒッチの動きに合わせて右ストレートを当てるが、ヒッチはその右ストレートに合わせて組みつく。ゴディネスはケージに身体を預けて正対し、試合をスタンドに戻す。

左フックから右ストレートで前に出るゴディネス。この右で尻餅をついたヒッチだが、すぐに組みついてゴディネスをケージに押し込む。ゴディネスはテイクダウンを許さない。

細かく手を出すヒッチだが、ゴディネスは左フックを狙いつつ、ヒッチの組みを切ってヒザ蹴り。このままゴディネスのペースで試合が終わるかに思われたが、終了直前にヒッチが右ストレートを当て、これでゴディネスが腰から崩れる。

2Rもゴディネスがガードを上げて前に出る。左ジャブ・左フックを上手く使い、距離が詰まるとヒザ蹴りを突き刺す。リッチは細かく身体を動かして右ストレートを狙うが、ゴディネスはジャブから打撃を組み立てる。

リッチはパンチだけでなく右のカーフキックも蹴り、構えをスイッチしてサウスポーから左ストレート。ゴディネスも右ストレート・左フックを当ててプレッシャーをかける。

リッチはダブルレッグを見せつつ、サウスポーからの左ハイ。ゴディネスはコンパクトにパンチを打ち、リッチはサウスポーから左ストレートと右フック。ラウンド終了間際、ゴディネスがパンチで飛び込むと、バッティングがあり、バランスを崩したゴディネスがガードポジションを取る。

3R、ゴディネスがジャブ、ワンツー、左フック。リッチが右ストレートを当てて両差しで組みつき、テイクダウンを狙いつつヒジを打つ。距離が離れると、ゴディネスはやはりジャブを当て、リッチがシングルレッグでテイクダウンを狙うが倒せない。

テイクダウンディフェンスでイニシアチブを取ったゴディネスはパンチで前進。リッチの右に右ストレートを合わせると、ワンツー、アッパー気味の左フックを当てる。

リッチはサウスポーに構えてサークリングして左ミドル、ゴディネスはシングルレッグを見せる。ビッグヒットを狙うリッチに対し、ゴディネスはジャブを的確に当てる。ガードを高く上げてジャブから試合を組み立てる、ボクシングMMAとも言えるスタイルのゴディネスが判定勝利を収めた。

試合後、ゴディネスは「タフファイト、接戦だった。彼女はタフだった。(UFC初の女子ファイターで1年間に4勝を果たし)スーパーハッピー、これだけの数を勝てるなんて素晴らしいチームのおかげ。トレーニングをハードにして、試合のたびに成長し続ける」と語った。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC295 ルーズベルト・ロバーツ

【UFC295】スクランブル発進のロバーツに対し、マテウシュ・レンベツキがしっかりと腕十字で一本勝ち

<158ポンド契約/5分3R>
マテウシュ・レンベツキ(ポーランド)
Def.1R3分08秒by 腕十字
ルーズベルト・ロバーツ(米国)

5日前のショートノーティス出場となったロバーツが計量失敗で、キャッチウェイトマッチとなった一戦。長身、リーチで優るロバーツに対し、レンベツキは果敢に前に出て圧を掛ける。ロバーツはヒザを見せたが、レンベツキが右を振るってテイクダウンに入りトップを取る。クローズドのロバーツはスイープ狙いも、レンベツキが担ぎパスからクルスフィックスへ。腕を抜いて立ち上がったロバーツだが、すぐに組みついたレンベツキはバックに回ってグラウンドへ。

レンベツキはワキ腹、顔を殴り、ロバーツが胸を合わせてくると同時に腕十字へ。上手くケージを蹴り、体を跨がせることなくタップを奪ったレンベツキは満面の笑みを浮かべた。

「とてもハッピーだ。世界で一番有名なアリーナで勝てて、夢が叶った。ダナ、ボーナスを頼む。君のために戦ったんだ。トップ15と戦いたい」と勝者は、マイクでも笑顔を見せ続けた。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC295 キック スラヴァ・ボルシェフ ナジム・サディコフ

【UFC295】ボルシェフ×サディコフ、打撃を軸に目まぐるしく展開が変わる好勝負はドローに終わる

<ライト級/5分3R>
スラヴァ・ボルシェフ(ロシア)
Def.1-0:29-28.28-28.28-28
ナジム・サディコフ(アゼルバイジャン)

サウスポーに構える両者。ボルシェフがサディコフの前足に関節蹴り、お互いに左ローを蹴り合う。ボルシェフがジャブから左ボディストレート。サディコフは右ミドルを返し、ボルシェフの左ミドルをキャッチしてテイクダウンを狙う。距離が離れると、サディコフがジャブから左ストレート。ボルシェフも右フック返して左ロー、ジャブでサディコフの前進を止めて左カーフを効かせる。

さらにボルシェフはそこから右アッパー、サディコフがジャブから前に出るが組みつかせない。ボルシェフはオーソドックスに構えてインロー、サウスポーに構えて右ボディ。サディコフは左ストレートミドルで前進するが、ボルシェフは左カーフキックを当てて、サディコフのバランスを崩させる。

2R、サディコフはジャブから左ハイ、一気に距離を潰す。ボルシェフはガードを上げてジャブからパンチをまとめて左ハイ、下がりながら左カーフを蹴って、右のヒザ蹴り。さらに左フック、スピニングバックフィストと攻撃のバリエーションを増やす。

完全にボルシェフがペースを掴んだかに思われたが、サディコフがボルシェフの右のヒザ蹴りをブロックして左フックを強振。これを効かせると追撃の左ハイキックを当て、ボルシェフが崩れ落ちる。サディコフは一気にパウンドを連打し、インサイドガードからヒジ打ちを叩き込むと、ボルシェフの左目の上を切り裂く。

大ピンチを迎えたボルシェフはマウントポジションをとられかけるも、スクランブルの展開から立ち上がる。サディコフは左ストレートと顔面前蹴り。すぐに足をかけてテイクダウンして、サイドからマウントに移行。ボルシェフも必死に足を入れ、サディコフはギロチンを狙いつつバックを狙うが、ここもボルシェフが立つ。そこにサディコフが左右のフックで突進し、ボルシェフもヒジを返して応戦する。

3R、ボルシェフは左カーフ。ここでサディコフがダブルルレッグでテイクダウンを奪う。。ボルシェフはサディコフを蹴り離して立ち上がると、オーソドックスにスイッチしてインファイトを仕掛ける。この選択が功を奏し、ボルシェフが右ボディ。左ストレート、アッパーと次々にパンチを打ち込み、サディコフがガードを固めて手が出なくなる。さらにボルシェフはパンチだけでなく左ミドルも蹴って、サディコフの動きを止める。

サディコフもシングルでテイクダウンし、足を担いでパスガードするが、ボルシェフはうつぶせになってシングルレッグから立ち上がる。残り1分、ボルシェフが右ストレートと左フック。サディコフはスピニングバックキックを見せ、ダブルレッグでテイクダウンして、ボルシェフの立ち際にパンチを入れる。試合はジャッジ1名が29-28としたものの、残り2名は28-28と差をつけず。打撃の攻防を軸に目まぐるしく展開が変わる激戦はドローに終わった。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC295 ジャレッド・ゴードン ボクシング マーク・マドセン

【UFC295】ジャレッド・ゴードン、グレコ五輪メダリストを掟破りのダーティーボクシングでKO

<ライト級/5分3R>
ジャレッド・ゴードン(米国)
Def.1R4分42秒by KO
マーク・マドセン(デンマーク)

まず右ローを蹴ったゴードンに対し、距離を詰めたマドセンはクリンチでパンチを打つ。離れてボディをゴードンが打つと、マドセンは再びダーティボクシングとヒザのコンビで優勢に立つ。間合いを取り直したゴードンがロー、マドセンは右を振るって前に出ると首相撲でヒザを突き刺す。さらにボディを殴るマドセンのグレコローマン・ボクシング&ムエタイが炸裂する。

ゴードンも前蹴りを返すが、すぐに組まれてケージを背負ってヒザを受ける。マドセンは力を使い過ぎることなく戦う一方で、離れるとゴードンがボディやワンツーを打っていく。マドセンは右だけでなく左とのコンビで前に出ると、レベルチェンジで低い組みのフェイクを見せる。ゴードンも逆にクリンチでパンチをボディに入れ、ケージにマドセンを押し込む。ゴードンは右フック&アッパー──さらに左エルボーを打ち込む。直後に右フックを決めると、マドセンは腰から崩れ落ち、パウンドの連打でゴードンがパウンドアウトした。

「ここNYで生まれ育った。ハロウィンではペン・ステーションをうろついたんだ。トップ15と戦いたい。彼のクリンチが強力なことは分かっていたから、十分に準備してきたんだ」と笑顔でゴードンは話した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC295 カン・ギョンホ ジョン・カスタネダ

【UFC295】小刻みなステップ&打撃、そしてTD。カスタネダがギョンホを判定で下す

<138ポンド契約/5分3R>
ジョン・カスタネダ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
カン・ギョンホ(韓国)

サウスポーのカスタネダに対し、ギョンホが前手を伸ばしながら右の前蹴り、右ミドルと右ストレートを打つ。カスタネダは左のボディストレート、スイッチしての右カーフ、サウスポーに戻して左ミドルを返す。

ギョンホも右ストレートを返すが、サークリングするカスタネダを捕まえきれない。逆にカスタネダはスイッチも織り交ぜながら細かく動いて左インローとミドルを当てる。ギョンホは右の前蹴り、カスタネダの左ミドルに右ストレートを合わせる。カスタネダのステップと細かい攻撃が目立つラウンドとなった。

2R、ギョンホが右ストレート、カスタネダの蹴り足をすくって飛びヒザ蹴り。1R以上に距離を詰めて、右ストレート・右の前蹴りと手数を増やす。カスタネダはインローと右フックを当て、ギョンホのパンチに合わせて組みついてバックへ。股下でクラッチしてテイクダウンし、ギョンホの立ち上がり際にバックを狙うが、ギョンホはそのまま立ち上がって離れる。

カスタネダが左ボディと左ミドル。このミドルがローブローとなり、試合が一時中断となる。再開後、カスタネダはギョンホのパンチに合わせて組みつき、ギョンホは正対して離れる。足を止めて打ち合う両者。カスタネダが左ストレートを当て、左ボディとミドル、ギョンホの前足にローを集める。ギョンホもジャブ・左フックを出して前に出ていくが、カスタネダが左ストレートと右フックを当てて前に出る。

3R、ギョンホのインローがローブローとなるが、カスタネダはすぐに試合再開を要求。ギョンホのローに左ストレートを合わせると、アウトサイドの右カーフを蹴って、ガードの高いギョンホにボディブローを集める。前に出るギョンホだが、カスタネダがインロー、左ミドル、左ストレートを当てる。ギョンホも左フックを当てるが単発に終わる。

逆にカスタネダはこの左フックに合わせて組みつき、ダブルレッグで尻餅をつかせる。立ち上がるギョンホの後ろにつくと、ギョンホもスイッチで正対する。距離が離れると、カスタネダが左ストレート。ギョンホは右ストレート・右ミドル、カスタネダがシングルレッグで組み付いて、股下クラッチで持ち上げる。

ここはテイクダウンできなかったカスタネダだが、すぐにダブルレッグに入ってギョンホに尻餅をつかせてバックへ。ギョンホもカスタネダを前に落としてギロチンを狙うが、カスタネダは頭を抜いて立ち上がる。前に出るギョンホ。カスタネダは下がりながら前蹴りで突き放して、追撃を阻止する。小刻みなステップワークと打撃、そしてテイクダウンでポイントを重ねる見事な試合運びでカスタネダがギョンホを下した。

試合後、カスタネダは「とてもハッピーだ。1Rを落としたから、2Rから巻き返しを図った。ジャッジには感謝している。オーソドックスとは動きが違うけど、勝利は勝利だ。ここで君と話せて嬉しい、写真を撮ってもらっても良い?」と記念撮影に収まった。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC295 ケヴィン・ボルハス ジョシュア・ヴァン ブログ

【UFC295】What a Fight!! ジョシュア・ヴァンがダウンを跳ね返し、ボディで反撃。ボルハスを下す

<フライ級/5分3R>
ジョシュア・ヴァン(ミャンマー)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ケヴィン・ボルハス(ペルー)

左ジャブを伸ばすボルハスが、インローを蹴る。右ローを返したヴァンは、ジャブの交錯から右カーフを蹴られる。カーフを蹴り合い、前蹴りを繰り出したボルハス。ヴァンがジャブを当て、右ストレートを伸ばす。ジャブ&右のコンビを続け、カーフを蹴るヴァンに対し、ボルハスは左ミドルを蹴る。ボディから顔面とヴァンは打ち分け、カーフへ。ボルハスはスイッチキックから右ストレート、さらに後ろ回し蹴りを見せてワンツー=右ストレートでダウンを奪う。

立ち上がったヴァンが殴りにいくが、ボルハスがワンツーを蹴りカーフを決める。さらに左ジャブを入れたボルハスが圧を高め、ジャブの精度が上がる。ヴァンは右カーフも聞かされるようになり、厳しい展開に。前蹴りを掴んだヴァン、バランスを崩したボルハスが組んでクリンチの展開となり、時間を迎えた。

2R、ヴァンがジャブで前に出る。ボルハスは左フックを当てるが、ヴァンがワンツーを続ける。ワイドスタンスで左に回りながらテイクダウンを狙う素振りを見せたボルハスだが、逆にリズムを崩したか。ヴァンが前に出ると、ヒザを突き上げたボルハスは右を被弾しても左を返す。それでも圧で上回るヴァンはパンチから左ハイのコンビを見せ、さらなるラッシュを仕掛ける。

ボディにワンツーを被弾したボルハスは、ケージに詰まり再びボディを抉られる。ヴァンは後ろ回し蹴りを繰り出し、ボディから顔面を狙う。ボディへのコンビ、そこから顔面を打たれたボルハスが下がって、動きも落ちる。そこで右のカウンターを入れ、ボディから右ハイのヴァンは左フックを受けても前進を続ける。ボルハスも打ち返すも、回り展開が続く。ヴァンもやや動きが落ちてきたか。それでもステップインからワンツー、ボディを決めるヴァンがラウンドを取り返した。

最終回、ジャブのヴァンに対し、ボルハスがカーフを蹴る。足を止めての打ち合いから、ボディを殴ったヴァンがレベルチェンジ&ダブルレッグでテイクダウン。ヴァンはトップからヒールを仕掛け、ボルハスがロールしてエスケープして試合はスタンドに戻る。距離を詰めるヴァンは、ボディを殴り。ヒザ蹴りを見切ってパンチ&ローのコンビ。ボルハスは腹を蹴られながらも、カーフを蹴る。ヴァンは前進を止めず、ボディを殴ると顔面への攻撃に繋げる。

ボルハスはテイクダウンを切られると、クリンチからヒザ蹴り。離れたところで、距離を詰めたヴァンがボディを決めた。ワンツーのツーで右ボディを決めたヴァンは、その右を顔面にも入れる。前に出るヴァン、回るボルハスも右を決めると、動きが落ちたヴァンにヒザを突き上げる。ここでヴァンは組んでバックに回ると、テイクダウンから直接サイドを取って袈裟──そしてアヤカロックへ。ボルハスは見事なテッポウを決め、スクランブルでバックへ。前方にボルハスを落としたヴァンが、トップで試合を終えた。

打の削り合いから、最後は組みと寝技の応酬を見せた激闘は3-0でヴァンに凱歌が挙がった。「初のミャンマー人UFCファイターとして……ミャンマーの皆、立ち上がれと言いたい。ダウンしたけど、直ぐに戻れた。何て言えば良いのか、とにかく気持ちが良いよ」と勝者は話した。


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