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【Gladiator013】1年2カ月振りの再起戦、N★TRUST所属第一戦=NavE「しっかりと背中を見せたいです」

【写真】新たなる門出ともいえる、今回の試合は1年2カ月振りの実戦となる (C)MMAPLANET

7日(日)に大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR 013にグラジエイター・フライ級王者NavEが出場し、ノンタイトルのバンタム級マッチで藤田健吾と対戦する。

2019年12月に松場貴志とGrandフライ級王座決定戦に敗れ以来、1年2カ月ぶりの実戦となるNavEの人生はこの間に大きな変化があった。

11月に三重県名張市に自らのジム=N★TRUSTをオープン、自らのジムを代表して戦うNavEは、「僕には伸びしろしかない」と言い切った。


──1年1カ月ぶりの試合が迫ってきました。

「今回は俗にいうコロナ計量で1階級上になるので、減量もほぼほぼ無くて凄く体調は良いです。通常体重も64キロとか65キロなので、ホンマに軽めのダイエットのような感じです。

ただ当日計量は初めてで、これまでは水抜き減量で極限の状態に追い込んで、戦闘モードになっていたので……今回はまったりしている感じです。

これまでは週に1度か2度の練習だったのが、自分のジムをオープンさせて毎日トレーニングをできる環境を整えると、みるみる体重が落ちたんです(笑)」

──N★TRUST、三重県名張市に初めてとなるMMAジムを創られました。

「ハイ、11月11日にオープンしました。それからはほぼほぼ自分のところで練習して、あとはM3A FITに週に1度行っている感じです」

──率直に伺いますが、ジムをオープンしたばかりで、試合用の練習ができる会員さんはいるのでしょうか。

「MMAができるという人はいてないです。ただ名張って柔道と空手が盛んで……いうと、その2つ以外の格闘技がない街なんです。で柔道の全国レベルだった選手や、フルコンタクト空手から伝統派まで、空手の強豪だった人たちが入会してくれて。

学生時代にガンガンやっていた人が、社会人になって格闘技を続けたいという感じの22、23歳の子たちですね。だからMMAの指導はしているのですが、打撃だけなら僕より全然強かったり、組みだけなら僕より強い子たちも勿論いるという感じなんです。

しかも僕より大きくて70キロぐらいあるので、局面、部分という感じで練習に生かせてもらっています。シチュエーション・スパーリングのように」

──それは凄く興味深いですね。そして自身の街に練習場所があるというのは、やはり以前とは違いますか。

「ハイ、そこはメチャクチャ楽です。いつも1時間や2時間かけて奈良や大阪に行っていたので、家から歩いて5分のところに練習場所があるというのは」

──疲労の蓄積という部分でも違うでしょうね。名張初ということで、評判はどうでしょうか。

「結構、良いみたいで。初めてのお店ができたみたいな感じなんだと思います。色々な人にジム運営に関しては相談させてもらっていて、最初は入会する人が少なくて大変だという話も聞いていましたけど、おかげ様で最初の月から黒字になっています。格闘技が何もないことが、逆に幸いしたと思います」

──それはNavE選手が踏み出したからこそ、分かったことですね。

「やっぱりオープン前は、かなりドキドキしていました。それが今では自分のトレーニングも集中してできるような感じになっています。これまではフルタイムの仕事をしながら、奈良や大阪で練習していたのが、仕事も辞めてジム一本でできているので」

──その充実ぶりと、1年以上のブランク。この間、どのように過ごされていましたか。

「前の試合は出し切れなかったですね。フルラウンドが終わって、息も上がっていない。それも心の弱さが出た結果なのですが、2020年は試合のオファーがあっても大会がなくなるということが続いたので、思い切って負傷箇所の手術をしたんです。コロナの影響で、県境を越えて出稽古に行けなくなったので」

──今回、活動再開のグラジエイターでタイトル戦ではなくノンタイトル戦への出場です。

「ハイ、最初はタイトルマッチが予定されていたのですが、挑戦者候補だった選手と話がまとまらなかったので、ワンマッチでの出場になりました」

──対戦相手の藤田健吾選手については、どのような印象を持っていますか。

「あまり意識はしていなかったので、試合が決まってから映像を見ました。宮城選手とドローで瀧口選手に勝っている、地味強な選手です。リライアブルの選手なんで、勢いに乗っているでしょうね。めっちゃ元気で。

でも、ようやくグラジエイターも活動を再開して、その場で戦えるのでリライアブルの応援団が多くていても、いつも通り戦います。もともと会場がホームだったことは1度もないので」

──チャンピオンとして、力を見ないといけない?

「これまでとは練習できる時間が全然違うので、僕はまだ伸びしろばかりだと思っています。ホント、ジムを創るつもりとか以前は全くなかったです。それが1戦、1戦地道に戦ってきて、グラジエイターでチャンピオンになれたことで、色々なことに踏み出そうという気持ちになれました。

やっぱりベルトの存在は大きかったです。グラジエイターのベルトのおかげで、ジムも出せたし、生まれ故郷でもPRができました。これまではただプロの試合で戦っているだけだったのですが、チャンピオンということで一般の人の目は変わりましたね」

──道場の経営者、指導者として、どのような試合をしたいと思っていますか。

「まぁ指導しているというか、皆一緒に頑張ろうぜっていうことでやっているのですが、プロ志望の子も何人がいるので、しっかりと背中を見せたいです。彼らからすると僕の試合を見るのも初めてですからね。

N★TRUSTの一発目なので……いや、でもここでメンタルはそんなに変わらないですね(笑)。でも格闘家NavEとしては、良い仕上がりなので、良いモノを見せることができるんじゃないかと思っています」

■視聴方法(予定)
2月7日(日)
午後2時~ Twit Casting LIVE

■ 対戦カード

<フェザー級/5分2R>
上嶋佑紀(日本)
ゆうと(日本)

<フライ級/5分2R>
吉村友菊(日本)
木村旬志(日本)

<フェザー級/5分2R>
上田祐樹(日本)
延命そら(日本)

<バンタム級/5分2R>
坪内一将(日本)
植木新(日本)

<ウェルター級/5分2R>
石田拓穂(日本)
鈴木一史(日本)

<ライト級/5分2R>
國頭武(日本)
天草ストロンガー四郎(日本)

<ライトフライ級/5分2R>
いちょう”Snufkin”ともなが(日本)
ウレタ・チェステル(フィリピン)

<バンタム級/5分2R>
NavE(日本)
藤田健吾(日本)

<Gladiatorフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者] MIKE(日本)
[挑戦者] 原口央(日本)

<Gladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者]竹本啓哉(日本)
[挑戦者]清水俊一(日本)

<Gladiator暫定ライト級王座決定戦/5分3R>
佐々木信治(日本)
植田豊(日本)

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【Gladiator013】J-MMA史上初?  メインの佐々木信治✖植田豊が第1試合。セミの竹本✖清水は第2試合

【写真】格上ファイトから試合が組まれていくのはJ-MMA史上初か(C)MMAPLANET

13日(水)、Gladiatorより2月7日(日)に大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR 013の対戦順とコロナ感染予防安全対策が発表されている。


Gladiator暫定ライト級王座決定戦=佐々木信治✖植田豊、同バンタム級選手権試合=王者・竹本啓哉✖挑戦者・清水俊一、同フェザー級選手権試合=王者MIKE✖挑戦者・原口央という3つのタイトル戦。

フライ級王者NavEの再起戦、そしてWardogから鈴木一史、ゆうと、NOVという3階級の王者が参戦する1年振りのグラジエイター。

今日の発表によると、コロナウィルス感染予防を考慮しタイトル戦は前日非公開計量、その他の試合は当日計量となるだけでなく、メインイベントの佐々木✖植田を第1試合として、通常大会とは逆にグレードの高いマッチアップを先に行うというJ-MMA史上例の見ない流れが逆となるイベント形式が採用されることが分かった。

また出場選手、セコンド、マネージャー、スタッフ、メディアという会場に足を運ぶ関係者には主催者より、コロナウィルス抗原検査キットが2回分郵送され、大会10日前と前日に検査結果の報告が義務付けられることとなっている。

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【Gladiator013】2021年2月7日、グラジエイターがWタイトルマッチで活動再開。Wardog王者も揃い踏み

【写真】今年の2月大会で、既に前哨戦が行われていた!?──竹本✖清水(C)MMAPLANET

18日(金)、Gladiatorより2021年2月7日(日)に大阪府豊中市の176boxで、GLADIATOR 013が開催されることが発表された。

関西ケージMMA大会=グラジエイターは、今年の2月23日に12回大会を開いて以来、新型コロナウィルス感染拡大により、その後の活動を休止。経済活動再開後も情勢を注視し、慎重に開催の機会を検討してきた。

結果、今回1年振りのイベント再開が決まった。同時に明らかとなったラインナップは、バンタム級選手権試合=王者・竹本啓哉✖挑戦者・清水俊一、フェザー級選手権試合=王者MIKE✖挑戦者・原口央、さらにフライ級チャンピオンのNavEがバンタム級で出場と総力戦となった。


また同じ関西からインディ・ケージ大会WARDOGより、ライト級チャンピオン鈴木一史、バンタム級王者ゆうと、ストロー級王者NOVが同時参戦。また広島のBURSTから國頭武が対戦し、ソフトコンタクトの天草四郎と対戦する。

グラジエイターといえば関西基盤ながら、国頭の出場のように地方選手の登用も主流となっていたが、今回は大阪の総合格闘技道場コブラ会や総合格闘技スタジオSTYLE、神戸の総合格闘技道場Reliableからの出場選手も目立ち、より関西色が強くなっている。

関西と他の地域のファイターのマッチアップだけでなく、関西勢での生き残り合戦もニューノーマルのグラジエイターを熱くしていくに違いない。

とはいえ、いまだ先が見えないコロナ感染、同大会では免疫力低下防止策としてタイトルマッチのみ前日計量、ワンマッチに関しては1階級上の当日計量にて実施され、出場選手やセコンドの感染予防に関しては、後日発表されるとのことだ。

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