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【ブラジリアン柔術】匡矢が青帯に!帯叩きついでにボコボコにしてみたら、何故か宣戦布告動画になった件

なんと!!

高校生ファイターの匡矢が、青帯となりました(´∀`*)

といっても、ブラジリアン柔術で青帯になるには年齢制限があり、16歳以上でなければならないのです。

なのでちっちゃい頃から柔術をやっていた匡矢は、かれこれ7年やっているそう。

という事で、パパご了承の上、コテンパンにしてあげました(*´ω`*)

いつかコテンパンにされる予感がするので、今のうちにやっておかなきゃ!!

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Interview UFC UFC ESPN25 ブログ ヴィルナ・ジャンジローバ 村田夏南子

【UFC ESPN25】村田夏南子と対戦、ヴィルナ・ジャンジローバ「プランAはいつだって、柔術で一本勝ち」

【写真】インタビューでは、常に大人しめでかつ朗らかだったが、なかなかの狂気性も感じられるジャンジローバ。間違いなく強い (C)MMAPLANET

19日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN25「Korean Zombie vs Ige」。

同大会では女デミアン・マイアこと、ヴィルナ・ジャンジローアが村田夏南子と対戦する。

昨年12月のマッケンジー・ダーン戦では、スタンディングバトルに終始し敗れたジャンジローバは、再起戦となる村田との一戦にどのような想いでいるか。その意気込みをZoomインタビューで訊いた。


──土曜日に日本の村田選手と対戦します。今の気持ちを教えてください。

「カナコのようなテクニカルな選手と戦う機会を得ることができて、とても嬉しいわ。それにいつだって日本人選手と戦えることは楽しみでしょうがないし。今回はしっかりと準備ができているので、きっと良い試合ができるわ」

──ブラジルではまだまだコロナ感染が収まらず、痛ましいニュースも届いてきます。

「不幸にもブラジルの状況は良くならない。でも練習に関しては、皆がウィルスに対して知識もでき、しっかり対応して練習できたわ」

──つまりは昨年12月のマッケンジー・ダーン戦では、準備が十分でなかったということでしょうか。

「マッケンジーとの試合はまだ良かったけど、8月のフェリス・へーリングと戦った時はロックダウンや隔離に慣れていなくて、十分な練習ができなかったの」

──そのへーリング戦では僅か104秒で一本勝ちできましが、マッケンジーとの試合は判定負けでした。あの試合は柔術ウォーになるかと思われたのですが、ほぼほぼスタンドの打撃戦になりました。

「確かにマッケンジーとの試合で、寝技の展開がもっと多ければ興味深いモノになったでしょうね。そうなれば私の勝機は広がり、もっとトライできることがあったと思う。だからこそ、マッケンジーはスタンドで戦うという予想もしてあったの。結果、ほとんど寝技がないファイトになったということね」

──ヴィルナはMMAに於いて、素晴らしい柔術を見せてきましたが、日本にいてIBJJFのムンジアルを頂点にした柔術を追っていると、ヴィルナの名を聞く機会はほとんどありませんでした。

「私はノルデスチ(ブラジル北東部)に住んでいて、リオやサンパウロまで旅をして試合に出る余裕はなかった。だから大きなトーナメントに出ることは余り出来なくて。でも、住んでいた地域の大会には13年近く出ていたわ。

CBJJEの世界大会ではクラウジア・ガデーリャに勝って優勝したし、アマンダ・ヌネスとも戦っているわ。茶帯の時にCBJJEの大会で(階級及び無差別でムンジアル黒帯9冠の)ビア・メスキータに勝って、私の名前は知られることになったの」

──YouTubeでチェックしたことがあります。スイープして勝った試合ですね。

「そう、その通りよ(笑)。経済的な問題もあって、リオやサンパウロの大会には2年に1度ぐらいしか参加できなったから名前を挙げても、また表舞台から消えるような感じで。彼女達のように柔術では有名な戦いに出ることはできなかったけど、それでも良い選手とは戦ってきたと思う」

──確かにブラジルは色帯から人材の宝庫ですしね。柔術時代とは違い、MMAファイターになってからはグローバルに活躍しています。

「MMAはプロとして、団体から招かれる点が柔術とは大きく違うところよね。プロとしてはMMAのような世界が築かれないと。だから私も柔術よりMMAに力を入れるようになったし。それに色々なこと学ぶ必要があるMMAって、どれだけやっても飽きないの(笑)。それでも私のゲームの軸には柔術があることは確かだけどね」

──素晴らしいですね。そんなヴィルナは村田選手のことをどのように思っていますか。

「カナコはレスリングが素晴らしいわ。ずっとレスリングをやってきたことで、競い合いに慣れているし。UFCという場で、彼女のようなファイターと真のトップの座を賭けて戦うことができるのは、本当に素晴らしいことだわ。

私もカナコも簡単に対戦相手が見つからない。でも、彼女は私と同じでオファーに『ノー』と言わない選手よ。色んな選手たちが私や彼女とは戦いたがらないけど、私たちはプロとして、望まれた試合を戦っているから」

──村田選手のテイクダウン後の力をどのように評価していますか。

「皆が知っているように、グラップリングでも強くて何でもできるでしょうね。でも、彼女のゲームには穴があるから、寝技になれば私が勝つ。それでも、カナコは特別なファイターよ」

──穴がありますか。では勝負はグラウンドで?

「それはいつも狙っているわ。でも、私にも新しい武器があるの(笑)。だから、プランBではそれを使うつもりよ。プランAはいつだって、柔術を使って寝技で一本勝ちすることだけどね」

──ヴィルナ、今日はありがとうございました。日本のファンに一言お願いできますか。

「私は日本に本当に感謝しているの。柔術は日本からブラジルに渡って来たもの。日本と中国がなければ、この世界にマーシャルアーツは存在しなかった。世界の反対側で生まれたマーシャルアーツが、私や多く人間の人生になっている。日本や中国がなければ柔術もUFCもなかった。コロナが終息すれば、一番行きたい国──日本を訪れること、それが私の夢なの。いつもサポート、ありがとう。オブリガーダ、チャウ」

■視聴方法(予定)
6月20日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN25対戦カード

<フェザー級/5分5R>
ジョン・チャンソン(韓国)
ダン・イゲ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
セルゲイ・スピヴァク(モルドバ)

<バンタム級/5分3R>
マルロン・ヴェラ(エクアドル)
デイヴィー・グラント(英国)

<フェザー級/5分3R>
ジュリアン・エロサ(米国)
チェ・スンウ(韓国)

<ミドル級/5分3R>
ウェリントン・トゥルマン(ブラジル)
ブルーノ・シウバ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ディエゴ・リマ(ブラジル)
マット・ブラウン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ニック・ネグメレアフヌ(ルーマニア)
アレクサ・カミュール(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ヴィルナ・ジャンジローバ(ブラジル)
村田夏南子(日本)

<ウェルター級/5分3R>
マシュー・セメルスバーガー(米国)
ケイオス・ウィリアムス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジョシュ・パリジャン(米国)
ロッキー・マルチネス(グアム)

<ライト級/5分3R>
ジョアキン・シウバ(ブラジル)
リック・グレン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ララ・プロコピオ(ブラジル)
ケイシー・オニール(英国)

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Grachan48 Interview J-CAGE ブログ 桜井隆多 長岡弘樹

【Grachan48】長岡弘樹戦へ、桜井隆多─02─「まだ燃え尽きていない」&有紀夫人「覚悟して見守りたい」

【写真】プライスレス。この感覚があるからこそ、桜井は戦い続け──有紀夫人も見守り続けているのだろう(C)MMAPLANET

20日(日)、東京都大田区の大田区産業プラザPIOで開催されるGRACHANで、長岡弘樹とのGRANDウェルター級王座統一戦に挑む桜井隆多のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

プロキャリア23年の大ベテランが語る、試合との向き合い方と今後について。そして、長岡弘樹といかに戦うのか。

さらに、そんな桜井の戦いを見守る妻・有紀さんの話も訊いた。

<桜井隆多インタビューPart.01はコチラから>


――ルクク・ダリ戦は、序盤から打撃をもらってしまいました。

「1Rの左フックは、食らった瞬間に顔の一部が吹っ飛んだような感じでした。1Rが終わって、『自分の顔は血が出ているのかな? 腫れているかな?』と思って」

――その両方でしたね。

「ハハハ、でもそれで気合いが入りましたよ」

――桜井選手の試合では、これまでも大逆転劇が多々ありました。ダリ戦もそうですが、試合中に「これはヤバい」と思うことはないのですか。

「ヤバいと思うことはありますけど、そんな時こそ何かしら返していかないといけないって考えています。試合は最後まで諦めちゃいけない。そういう気持ちが、たまたま良い方向になっているのでしょうけど」

――次の対戦相手、長岡選手も桜井選手と同様、決して諦めることのない、粘り強い選手です。

「ウィル・チョープ戦とか、本当にそうですよね。だから次の試合は相手の土俵に入ってしまうと、我慢比べになるし、そんな展開はシンドイなと思っています。なるべくそんな展開にならないよう、ノラリクラリ行ってやろうかな、と」

――それはそれで、競り合いが続くでしょう。

「はい。あるいは、僕が早い段階で仕留めることもあるかもしれないですよ」

――桜井選手が現役を続けるうえで、「その先」という言葉がありました。今「その先」はどのように考えているのでしょうか。

「自分の中では毎試合、『これが最後かな』と思ってやっています。でもベルトを持っていて、ケガも回復してきているので、ベルトがあるうちに違う舞台にも上がってみたい、という欲も出てきました」

――GRACHANでベルトを獲得したことにより、その先を見てみたくなったのですか。

「はい。僕の中では、ベルトを持っていることが大きなモチベーションになっています。それと、周りの環境もありますね。僕が頑張っていることに対して、喜んでくれている人もいるので」

――これまでずっと一緒に練習してきた方も、引退したり、一線を退くことも多くなったと思います。

「仕方ないですね。みんな、それぞれの立ち位置があるから。ただ、僕はまだ燃え尽きていない。みんなのほうが、僕のことを『バカだなぁ』と思って見ているかもしれないけど(笑)」

――そうした桜井選手の言葉を聞いたり、試合を見たりして、周囲の人たちも「自分もまだ何かできる」と思うかもしれません。

「ハハハ、そうですね。僕が一生懸命やっているところを見て、何かを感じてもらえたら嬉しいです」

――最後に、そんなファンの方へメッセージをお願いします。

「若い選手みたいに『相手をぶっ倒す』とか言いたいところもありますけど、取り敢えずは勝たせてもらえれば(笑)。まぁ、そう簡単にいくわけもないので、まず絶対に諦めない。そして、みんなが『凄いな』って感じてもらえるような試合ができるよう、自分にも期待しています」

桜井隆多が現役を続けられている理由の一つに、妻・有紀さんの存在がある。現在もハードな試合を続ける夫の姿を、有紀さんはどのように見ているのか。

常に桜井をケージサイドで見守る夫人に話を訊いた。

――いつも桜井選手の試合を、どのように見ていらっしゃるのでしょうか。

有紀さん ジムで練習を見ていても、若い選手を相手に負けていないんですよね。忖度していない、というのか(苦笑)。

今でもまだ伸びしろがあるんじゃないか、というぐらいの強さを見せてくれているので、現役でいけるのだろうなと思います。ただ、毎試合ケガをしているので、それだけが心配です。あとは身体が動くかぎり、思うようにやってもらいたいです。

(隣にいた)桜井「ハハハ!」

――前回のダリ戦は、見ていて不安になるシーンもあったかと思います。

有紀さん とても心臓に悪い試合でした。最初にもらったパンチで、右目のあたりが陥没してしまったようでした。それで右目が見えなくなったと思うんですけど、1Rが終わった後、夫と目が合った時、『これはマズイぞ』という顔をしているように見えました。それで私も不安だったのですが、2Rで逆転して。結果は良かったんですけど……。

――心配になりますよね。

有紀さん はい。でも、それが良いかどうかは分からないですけど毎試合、名勝負を見させていただいています。次もハードな試合になると思いますが、それを覚悟して、夫の試合を見守りたいと思います。

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Grachan48 Interview J-CAGE   ブログ 桜井隆多 長岡弘樹

【Grachan48】長岡弘樹とGrand王座統一戦、49歳・桜井隆多─01─「諦めが悪いんじゃないですかね」

【写真】魂の一本勝ちから1年7カ月、桜井隆多が本来は防衛戦の相手だった長岡と王座統一戦を戦う(C)MMAPLANET

20日(日)、東京都大田区の大田区産業プラザPIOで開催されるGRACHAN48。そのメインイベントはGRANDウェルター級タイトルマッチ、正規王者・桜井隆多×暫定王者・長岡弘樹の王座統一戦だ。
Text by Shojiro Kameike

桜井隆多は2019年12月、ルクク・ダリに勝利して同王座を獲得し、昨年6月に長岡を挑戦者に迎えて防衛戦を行う予定だったが、靭帯損傷により試合は延期に。

仕切り直しという形で迎える今回の防衛戦――現在49歳の桜井、その心の中には新たな闘志が生まれていた。


――今回、ルクク・ダリ戦で勝利し獲得したGRANDウェルター級王座の防衛戦を、暫定王者・長岡弘樹選手を相手に行います。そのダリ戦では試合後、SNSで故カール・ゴッチさんという名前を挙げていましたね。

「ハハハ、そうですね。ゴッチさんには少し教わったことがあるだけで、弟子といえるかどうかという感じなんですけど」

――そこでカール・ゴッチさんの名前が出てくるあたりが、桜井選手のキャリアの長さを表しているように思いました。

「確かに(笑)」

――桜井選手はプロデビューが1998年、年齢も現在49歳です。ここまで現役を続けることを想像されていましたか。

「いやぁ、あの頃は先のことなんて何も考えていなくて。そう言われると『よくやっているなぁ』って自分でも思います」

――キャリアの中で、過去にはDEEPのベルトを獲得しながら、2013年から2018年までの間に7連敗を喫しました。GRAND王座についたのは、そんな状態からの復活劇といえます。

「選手として考えたら、あの戦績では引退するという選択肢もあると思います。いろんなケガをして、自分の思うような動きができなかった。でも、そのケガを直したら、まだできるんじゃないか、と思えて……。すると自分の中に『まだ辞められない』という気持ちがわいてきて、今に至っています」

――そのケガは、今は完治しているのですか。

「手術とかして、一番ひどかった時期に比べると、徐々にコンディションも良くなってきています。思うような動きができない時も、それを挽回できるような動きができたり。……何て言うのか、諦めが悪いんじゃないですかね(笑)」

――ハハハ。でも、さすがに靭帯損傷で試合をキャンセルというのは……。

「はい、選手生命に関わるケガですよね。それでもベルトを返上することなく、現チャンピオンとしてやらせていただいているので、防衛戦で自分の責任を果たしたいという気持ちがありました。長岡選手も『ぜひ桜井選手と試合がしたい』と言ってくれて。待ってくれている人がいるなら、その試合に向けて頑張りたいと思ったんです」

――なるほど。

「でも途中から……これは自分の勝手な考えなんですけどね。MMAって相手を殴るものじゃないですか」

――はい、もちろんです。

「僕はキャリアも長いから、データも残っているし、試合映像もある。僕が試合で何をやるかも、長岡選手は分かっているはず。それで、僕と殴り合って勝てるから『桜井選手とやりたい』と考えたのだとしたら、『長岡選手にナメられているのかな?』と、メラメラ燃え上がってきて……(苦笑)」

――なぜですか(笑)。

「長岡選手は、僕がベルトを返上して、僕以外の選手とタイトルマッチをやるという選択肢もあったと思うんですよ。でも僕とやりたい、っていうのは――」

――ではMMAPLANETで、長岡選手のインタビューを読んでください。

「そうなんですよね、分かっています(苦笑)。僕のことを尊敬しているから試合がしたい、ということも聞きました。ただ、自分が動けるようになってくると、そんな気持ちになってきて」

――つまり、ナメられたら負けるわけにはいかない。今もなお、そんなモチベーションの上がり方があるということですね。

「はい。それとまだ、自分自身に期待しているんです。次の試合では、何ができるのか。その先はどうなるのか。そんな自分自身への期待も大きいですね」

――ただ、GRACHAN初参戦となった間宮晃仁戦(2019年3月、判定勝ち)の試合内容は、ご自身が満足いくものではなかったように感じられました。

「満足できていなかったです。年齢の影響もあるのかもしれないけど、思ったとおりの動きができませんでした。ダリ戦でも最初に一発もらい、目が見えづらくなったこともあって、攻撃の面ではうまくいかなかったですね」

――攻撃の面では、ということは防御については……。

「攻められてからの展開は、練習でやっていたことが出たと思います。

それが最後の腕十字でした。あの時は、たとえ腕十字に失敗しても次の展開がすぐに浮かぶぐらい、冷静だったので。それもキャリアのおかげだとは思います」

――ダリ戦直後のインタビューで、「最後は冷静だった」と言っていましたね。

「そういった展開については、自分の動きも戻ってきていると思います。あとは、攻撃の面で出せるかどうか。次の試合では、そのギャップを埋めて、思うような攻撃を出していきたいです」

<この項、続く>

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Interview MMA UFC UFC263   デミアン・マイア ベラル・モハメッド

【UFC263】ベラル・モハメッド戦へ、デミアン・マイア─02─「柔術と共に生きる。それは僕の使命」

【写真】1年8カ月振りの勝利を手にすることができるか。それともMMAで戦う最後の雄姿となるのか(C)MMAPLANET

12日(土・現地時間)、アリゾナ州グレンデールのヒラ・リバー・アリーナで開催されるUFC263「Adesanya vs Vettori 2」でベラル・モハメッドと戦うデミアン・マイア・インタビュー後編。

マイアの口から、この試合のパフォーマンス如何で今後のことを決めるという発言が訊かれた。この言葉はこれまで通り戦えるという自信を持ち続けていることの裏返しでもある。

43歳、デミアン・マイアが戦い続けることができる理由と、対戦相手モハマッドの印象──そして、盟友ジャカレ・ソウザの敗北について尋ねた。

<デミアン・マイア・インタビューPart.01はコチラから>


──デミアンは人としてフレッシュさを保つ人生を送っているのですね。と同時に柔術、グラップリング、MMAと達成感があり、戦い続けることにモチベーションを保つことを難しく感じることはないですか。

「僕がモチベーションを維持できるのは、何よりも練習することが好きだということが挙げられる。練習が試合より好きなんだ。練習はいつも学びがあり、上達が伴う。学ぶことがあるのは喜びだよ。それにジムで練習をすることだって、UFCの試合に負けないぐらいビッグチャレンジなんだ。ただ楽しいから練習するんじゃない。チャレンジしているから、練習で上達することができる。

自分の限界を超える──そんなチャレンジをトレーニングの度に繰り返す。だからこそ練習するたびに学ぶことができる。それが僕のモチベーションになっている。

試合のための練習は短期間で成果が求められる。試合がない時のトレーニングは、時間を置いて上達するもの。それは一生追及できるモノだよ。達成感の話になったけど、練習で得られる達成感は、試合で得らえるモノより大きいよ」

──なるほどぉ。そのような考え方もあるのですね。

「それと……やはり柔術の旗の下で戦うことは、僕にとっては大きなモチベーションになっているよ。柔術と共に生きる。そんな生き方を僕は信じている。それは僕の使命でもあるんだ」

──柔術家として戦うデミアンにとって、ベラルはどのようなファイターでしょうか。

「ベラル・モハメッドは本当にタフだ。レスリング出身だけど、今やストライカーのようだ。何より、スタミナが十分にあり15分間アグレッシブに戦い続けることができる。

特別テクニカルではない。でも、彼の一番の武器はメンタルの強さ。そして勝利を欲する気持ちが彼を強くしている」

──そんなベラル・モハメッドを相手に、デミアン・マイアは43歳にしては素晴らしいという評価でなく。年齢に関係なくデミアン・マイアは素晴らしいという試合を見せてほしいです。

「もちろんだよ。試合前に何をいってもしょうがないことは分かっているけど、本当に心身ともに絶好調なんだ。以前と変わらず戦えると思っているから、オクタゴンに向かう。そして、実際にはどうなるか。どう感じるかで、今後のことを決める。良くないなと感じると、戦うのを辞める時だよ」

──勝手ながら、もっとデミアンの試合を見続けたいです。

「アハハハ、ありがとう。例えMMAから足を洗う時がきても、柔術とグラップリングの試合には出ようと思っている。以前、韓国でスパイダー柔術トーナメントを観戦した時、本当に素晴らしいと思った。ああいう試合に出ていくつもりだよ」

──パンデミックにより、米国ではグラップリングの大会が本当に盛んになりました。

「そうだね、WNOなど凄く良いイベントだし。ブラジルでもグラップリングは盛んになっているよ」

──ドゥリーニョはMMAとグラップリング、柔術を並行して戦っています。

「MMAを戦っている間は、MMAに専念したい。柔術やグラップリングの試合に出るのは、MMAキャリアを終えてからだと考えている。MMAとグラップリングや柔術を同時に戦いたいとは思わないんだ。2つも一緒にできない。今、やるべきことにフォーカスしたいんだ」

──デミアン、いつも生きていくうえで糧になるような話をしていただき本当にありがとうございます。

「僕の方こそ、日本のファンに僕の声を届けてくれて感謝しているよ。僕にとって初めての大きな旅は2003年に日本でコラル・チャレンジに出た時だった。あれから1度も日本を訪れていないけど、最高の思い出になっている。

日本の文化、人々が大好きだ。絶対にまた日本へ行ってセミナーを開いたり、日本の皆との時間を持ちたい。僕のマーシャルアーツのルーツは日本にある。次に日本に行くときは東京だけでなく、京都や他の街も訪れたい。また日本の皆に会える日を楽しみにしているよ」

──2003年、日本に一緒に来たジャカレが5月の試合で、アンドレ・ムニスにショッキングな敗北を喫しました。最後にあの試合について、デミアンがどう思っているのか教えてもらえますか。

「試合は視ていないんだ。でも、戦い続けている人間の全てに起こりうることだよ。どういう敗北があっても、ジャカレが最高のファイターの1人であることは変わりない。MMAを長い間戦っていると、そんなこともある。ジャカレが今後、どうするのかは僕には分からないけど、ジャカレは未来永劫最高のファイターであることは変わらない。

そんな彼だってミスをする。人間は誰だってミスをするんだ。あの負けで彼が終わるとは、これっぽっちも思っていない。そして、一つの負けで彼の実績は、何一つとして傷つくことはない。なにより僕の彼への尊敬の念は変わることはない。ジャカレはこのスポーツの永遠のアイドル、ヒーローであり続けるよ」

■視聴方法(予定)
6月13日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWプライム

■UFC263計量結果

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] イスラエル・アデサニャ: 183.5ポンド(83.23キロ)
[挑戦者] マーヴィン・ヴェットーリ: 184.5ポンド(83.68キロ)

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者] デイヴィソン・フィゲイレド: 125ポンド(56.7キロ)
[挑戦者] ブランドン・モレノ: 125ポンド(56.7キロ)

<ウェルター級/5分5R>
レオン・エドワーズ: 170.4ポンド(77.29キロ)
ネイト・ディアス: 170ポンド(77.11キロ)

<ウェルター級/5分3R>
デミアン・マイア: 170.4ポンド(77.29キロ)
ベラル・モハメッド: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ポール・クレイグ: 204.5ポンド(92.76キロ)
ジャマハル・ヒル: 205.5ポンド(93.21キロ)

<ライト級/5分3R>
ドリュー・ドバー: 154ポンド(69.85キロ)
ブラッド・リデル: 155ポンド(70.31キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
エリク・アンダース: 205ポンド(92.99キロ)
ダレン・スチュアート: 204.5ポンド(92.76キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ローレン・マーフィー: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジョアン・カルダーウッド: 125ポンド(56.7キロ)

<フェザー級/5分3R>
ハキーム・ダラドゥ: 145.5ポンド(66.0キロ)
モフサル・エフロエフ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
パニー・キアンザド: 135.5ポンド(61.46キロ)
アレクシス・デイヴィス: 134.5ポンド(61.0キロ)

<ライト級/5分3R>
マット・フレヴォラ: 155ポンド(70.31キロ)
テレンス・マッキニー: 155.5ポンド(70.53キロ)

<フェザー級/5分3R>
スティーブン・パターソン: 148.5ポンド(67.35キロ)
チェイス・フーパー: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライト級/5分3R>
フェレス・ジアム: 156ポンド(70.76キロ)
ルイジ・ヴェンドラミニ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ヘビー級/5分3R>
カルロス・フィリッピ: 262.5ポンド(119.06キロ)
ジェイク・コリアー: 264.5ポンド(119.97キロ)

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【ブラジリアン柔術】久保さんより「耳が聞こえなくても関係ないんです!」

音のない世界でも、堂々と闘っている久保さん!!!!

凄すぎます。

世界選手権にもバンバン出場されていて、その実力も素晴らしす!!

久保さん、テクニック披露お願いします(^^)

・・・って、いきなり投げかーい!!!!笑

楽しい撮影でした(*´ω`*)

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BJJ interview in Japan01(EnjoyBjjLifeインタビュー)

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BELLATOR Bellator260 Interview ブログ ルカス・ブレナン

【Bellator260】クリス・ブレナンの長男=ルカス・ブレナン「喧嘩がしたいわけじゃない」

【写真】NG=ネクストジェネレーションのタトゥーを入れたルカス・ブレナン(C)

11日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphere=モヒガンサン・アリーナで開催されるBellator260「Lima vs Amosov」。

同大会のプレリミで、現在4連勝中のルカス・ブレナンが出場し、マシュー・スキビッキーと対戦する。

ブレナンの父クリス・ブレナンはPRIDE武士道や修斗来日経験があり、KOTC王者からUFC参戦もある──いぶし銀系ファイターだ。

親子鷹、父とどうように組み技上等のMMAを戦ってきたルカス・ブレナンに初インタビューを試みた。


──2002年、エリカ・モントーヤの取材で当時はオレンジカウンティにあったネクストジェネレーションを訪れたことがあります。

「ワォ、僕が2歳で弟のテイラーはまだ1歳にもなっていなかった時だね(笑)。ただカリフォルニアに住んでいたのは6歳か7歳まで、それからテキサス州に移った。でも、まだこっちのアクセントでは話せないんだ(笑)」

──アハハハ。お父さんのクリスがテキサスに移り、ジムを開いたということなのでしょうか。

「テキサスに来た当初、父はサンアントニオにあったピート・スプラットのジムで練習と指導をしていた。その後、ダラスの北にネクストジェネレーションをオープンしたんだ」

──ルカスはクリスの影響でMMAを始めたのですか。

「う~ん、確かに子供の時は父の指導でトレーニングを始めた。僕が11歳でタイラーが9歳か10歳の時だよ。ただ理由は僕らが学校で苛められて、恐喝されたりしないよう自分の身は自分で守る必要があり、父にファイトを教わったんだ。

弟は色んなスポーツに夢中なって、とても運動神経が良かった。でも、僕はそうじゃなくて。弟は活発だったから、その時は彼はすぐに辞めてしまったけど、僕は父と練習するようになった。

でも、10代の半ばになって自分からグラップリングを学ぶようになり、それから柔術も始めた。それに高校に進学してからはレスリングも始め、別々に練習していたんだ。テキサスは18歳でなく、17歳からMMAを戦うことができるから、16歳の時は柔術、グラップリング、レスリングを別々に学んでいたけど、一つにまとめたくなった。そしてハイスクールの初年度、17歳の時に試合に出て凄く楽しかった。今からしても、あの年齢で始めた良かったと思っている。

今はよりシビアに練習していて、ボクシングとレスリングはそれぞれ専門のコーチに指導してもらっていて、でもミックスした戦いのことは分からないから、ヘッド・コーチの父にコーナーマンをしてもらっているよ」

──過去の試合映像を見る限り、お父さんのクリスのようにグラップリング色が強いMMAですね。

「父からはいつもPRIDE武士道、修斗、日本の話を聞かされていたよ。日本のファンは全然違うって。米国では今もテイクダウンするとブーイングが起こる。

母も父の試合を観戦するために日本に行ったことがあって。彼女からも日本のファンのことは『本当に静かで、凄く妙だった。でも退屈で口を閉じているんじゃなくて、尊敬しているからとても静かにしているの』って聞かされていたよ。

それに……父が1試合で2度サブミットしたという話は、本当に何度も何度も色んな人から聞かされてきたよ(笑)」

──……。光岡映二さんがこのインタビューを読まないことを願います。

「あははは。当時、PRIDEの実況をしていたのがマウロ・ラナーロで、父のPRIDE武士道の試合も実況した。そして今年からShowtimeの実況がマウロで。マウロもあの時の話をしてきたよ。でも親子揃ってマウロに実況してもらえるなんて光栄だよ」

──お父さんの時代は寝技にいけば、寝技の攻防がありました。しかし、今のMMAはテイクダウンされても立つ。まずはスクランブルというのが王道で、じっくり寝技を戦うことは難しいです。それでもルカスは組み技中心の組み立てですね。

「まず言えることは、僕は打撃戦がエンジョイできていないからだよ。柔術が僕のベースで、それは隠しようがない。打撃で勝つには技量不足だ。でもMMAは組み技をしっかりとやりこめば負けない。デミアン・マイアのように。テイクダウンも超一流ではない。でも、掴んでしまえば彼の試合だ。

僕も如何に打撃戦をしないで近づき、組めるか。テイクダウン以上に、ホールディングの方が戦いやすいんだ」

──正直なところ、あの戦い方は自らも削られるかと。

「何度もテイクダウンを仕掛けていると、そうなるだろうね。でも、それがベストな戦い方だから練習もそうしてきた。前回の試合も1Rに8度テイクダウンをして、2Rには疲れていた。今回の試合はそんな風にならないよう戦いたい。

指摘されたように、背中をマットにつけて柔術をする選手は今やMMAではほとんどいない。僕の過去の対戦相手は、誰1人としていなかった。誰もがすぐに立ち上がる。背中を見せてね。きっと次の試合もそうなる。そして、そこを理解して戦うことだよ」

──現在4連勝中です。これからの目標をどこに置いていますか。

「まずこの試合に勝つこと。そして、まだ21歳になったばかりだし、体が出来上がってきているので、階級を上げることになると思う。ただし、そんなに焦っていないし、与えられた相手に勝つことが先決だよ」

──ではマシュー・スキビッキー戦では、どのようなところをファンに見てほしいと思っていますか。

「打撃と(笑)、素晴らしい柔術だよ。ファイト・オブ・ザ・ナイトはいらない。目指すはパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトなんだ。攻めて、攻められるなんて戦いではなく、自分だけ良いパフォーマンスを見せることができれば良い。喧嘩がしたいわけじゃないから」

──ルカス、今日はありがとうございました。20年近い時を経てお父さんに続き、息子さんをインタビューできて感慨深いです。

「BellatorとRIZINがまた合同興行を開くなら、さいたまスーパーアリーナで、日本のファンの前で戦いたい。僕はこれまで小さなカジノと、大きな会場で無観客という状況でしか戦ったことないから、そういう経験をしてみたいんだ」

■視聴方法(予定)
6月12日(土・日本時間)
午前7時00分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator260計量結果
<Bellator世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]ドゥグラス・リマ: 169.75ポンド(76.99キロ)
[挑戦者]ヤーソラフ・アモソフ: 170ポンド(77.11キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
ポール・デイリー: 175ポンド(79.37キロ)
ジェイソン・ジャクソン: 175ポンド(79.37キロ)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ: 145.75ポンド(66.11キロ)
エイデン・リー: 145ポンド(65.77キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ダマルケス・ジャクソン: 170ポンド(77.11キロ)
マーク・レミンガー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー: 170.75ポンド(77.45キロ)
レヴァン・チョクヒリ: 170ポンド(77.11キロ)

<フェザー級/5分3R>
タイワン・クラックストン: 146ポンド(66.22キロ)
ジャスティン・ゴンザレス: 145ポンド(65.77キロ)

<ライト級/5分3R>
ニック・ニューウェル: 156ポンド(70.76キロ)
ボビー・キング: 156ポンド(70.76キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
ルカス・ブレナン: 146.5ポンド(66.45キロ)
マシュー・スキビッキー: 146ポンド(66.22キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
アマンダ・ベル: 145ポンド(65.77キロ)
マリーナ・モフナトキナ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アレックス・ポリジィ: 205ポンド(92.99キロ)
グスタボ・トゥルヒーリョ: 205.25ポンド(93.09キロ)

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Interview MMA UFC UFC263 デミアン・マイア ベラル・モハメッド

【UFC263】契約最後の一戦、デミアン・マイア─01─「今後のことは、土曜日の試合が終わって決まる」

【写真】パンデミックがなくとも引退を考えていると、公言したデミアン・マイア(C)MMAPLANET

12日(土・現地時間)、アリゾナ州グレンデールのヒラ・リバー・アリーナで開催されるUFC263「Adesanya vs Vettori 2」。

UFC世界ミドル級選手権試合=王者イスラエル・アデサニャ✖挑戦者マーヴィン・ヴェットーリ、UFC世界フライ級選手権試合=王者デイヴィソン・フィゲイレド✖挑戦者ブランドン・モレノ、さらにはUFC史上初となるタイトル戦でもメインでもなく5分✖5R制で行われるレオン・エドワーズ✖ネイト・ディアスのウェルター級マッチなど、注目カードが目白押しの今大会で、デミアン・マイアがベラル・モハメッドと対戦する。

昨年3月にジルベウト・バーンズに敗れて以来、実に15カ月振りのファイトとなるデミアンは、この間に43歳を迎えていた。土曜日のファイトが、UFCとの契約最終試合になるデミアン・マイアは、モハメッド戦後に今後の動向がハッキリすると断言した。


──デミアン、ベラル・モハメッド戦が迫ってきました。今の調子はいかがですか。

「凄く良い感じだよ。凄く良い。しっかりと調整もできている。フェニックス入りしてからも、好調さをキープしているよ」

──今回はパンデミック以降、3度目の客入りを行う大会です。

「素晴らしいね。ファンが会場にいるのは最高だよ。ファンがいない会場、TVカメラの前で試合のするのは悲しいことだと思う。僕はこれまでたくさんのファンの前でしか、戦ったことがないしね。

特にUFCで戦うようになって、今年の10月で14年になるんだけど、常にファンで膨れ上がったアリーナで試合をしてきた。1人1人のファンの声が、僕の力になる。ファンの存在があって、僕のファイトは成立するんだ。だからアリゾナのファンの前で、パンデミック以前と変わらない状況で試合ができることは嬉しい限りだよ」

──昨年2月にドゥリーニョに敗れ、直後にパンデミックが起こりUFCは活動停止期間に入りました。それでも2カ月後にはショーを再開しましたが、デミアンは15カ月ケージに戻ってきませんでした。この間、引退を決意したのではないかと思ったこともありました。もちろんデミアンの決断に何も言えることはないのですが、誠に勝手ながらもう1試合はデミアンの試合が見たいという気持ちでした。

「そう言ってもらえると、嬉しいよ。正直、パンデミック以前から引退については考えてきた。これが契約では最後のファイトだ。恐らく最後になるだろう。試合でどれだけのパフォーマンスを見せることができるのか。試合を終えた時、自分が何を想うのか。どう感じるのか。

自分では皆に満足してもらえる動きができると信じている。でも、実際に試合でどうなるかは誰にも分からない。まだ、もう1試合戦いたいと思うのか。もう2試合戦いたいと思えるのか。全ては土曜日の試合次第だよ」

──そのような試合に向けて、コロナの影響はなかったでしょうか。悲しいことにブラジルからバッドニュースがずっと届いていました。

「ブラジルは米国と同じで、大きな国土があるのに都市に人口が集中している。僕の住むサンパウロのようにね。多くの死者が出たけど、知り合いのファイターで亡くなる人がいないのは不幸中の幸いだよ。

命を落とす人は基礎疾患があったり、年老いた人が多い。僕らのようなアスリートは、もともと健康体だから練習仲間や知り合いが陽性になっても、重症化はしなかった。とはいえ経済的な問題を抱えている人だらけになったけどね。

練習に関しては、今のサンパウロではプロはグループ練習もできている。パブリックに対してはジムは閉まったままだけど、僕らは変わらず練習をしてきた。

だからスパーリングやミット打ちなどは問題なかったよ。ただウェイトとかフィジカルトレーニングは、普段使っているジムが閉められていたから、違う場所を探すなど少しだけ問題はあった。コロナの影響がないわけではないけど、さほど大きな問題ではなかったよ」

──43歳、もう同じ質問ばかりを受けていると思いますが、加齢によるメンタルとフィジカルの変化について、デミアンに尋ねないわけにはいかないです。

「誰もが年齢とともに精神的に弱くなり、肉体的にも体力が落ちるだろう。でも、僕は練習中にそういうことを感じることは一切ない。だから、また戦おうと思ったんだ。練習中に気持ちが落ちたり、体力の衰えを感じるようだともう戦えない。トレーニングの質が落ちていないから、まだファイトできるという感覚でいる。

正直、今の僕は試合を戦うこと以外にやるべき仕事はいくらでもある。それでも戦いたいのは、練習をしていて衰えを感じていないからなんだ。

自分より若いチームメイトとの練習で、力が落ちたと感じたら指導、セミナー、ジム経営、ジムの拡大、そっちに専念するよ。そんな日は必ず訪れるけど、今はまだ来ていない。

それにメンタルに関しては、年を取るほどに強くなっているんだ。反面、疲れを感じることもある。これだけ長く、一つのことをやってきたからね。他のことをしたいという気持ちも芽生えてくる。そういう点では、パンデミックが起こり1年以上試合ができなかったことが、逆に良かった。要に

この間も練習し、新しいことを学び続け、身につけてきた。そして、どれだけ戦いたいのかも理解できたんだ。柔術をやりこむことで、MMAでさらに使える動きがあることも発見できた。まぁ……それでも、ボディが限界だというサインを出せば、この楽しい日々も終わりを迎えるけどね」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
6月13日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWプライム

■UFC263対戦カード

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)
[挑戦者] マーヴィン・ヴェットーリ(イタリア)

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者] デイヴィソン・フィゲイレド(ブラジル)
[挑戦者] ブランドン・モレノ(メキシコ)

<ウェルター級/5分5R>
レオン・エドワーズ(英国)
ネイト・ディアス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
デミアン・マイア(ブラジル)
ベラル・モハメッド(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ポール・クレイグ(米国)
ジャマハル・ヒル(米国)

<ライト級/5分3R>
ドリュー・ドバー(米国)
ブラッド・リデル(ニュージーランド)

<ライトヘビー級/5分3R>
エリク・アンダース(米国)
ダレン・スチュアート(英国)

<女子フライ級/5分3R>
ローレン・マーフィー(米国)
ジョアン・カルダーウッド(英国)

<フェザー級/5分3R>
ハキーム・ダラドゥ(カナダ)
モフサル・エフロエフ(ロシア)

<女子バンタム級/5分3R>
パニー・キアンザド(スウェーデン)
アレクシス・デイヴィス(カナダ)

<ライト級/5分3R>
マット・フレヴォラ(米国)
テレンス・マッキニー(米国)

<フェザー級/5分3R>
スティーブン・パターソン(米国)
チェイス・フーパー(米国)

<ライト級/5分3R>
フェレス・ジアム(フランス)
ルイジ・ヴェンドラミニ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
カルロス・フィリッピ(ブラジル)
ジェイク・コリアー(米国)

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Interview MMA PFL PFL2021#04 UFC アルマン・オスパノフ キック クリス・ウェード ボクシング 中島太一

【PFL2021#04】カザフ発コンバットサンボ&ACA経由PFL着。オスパノフ「少しでも早くフィニッシュ」

【写真】ウェードのようなスタイルの持ち主はACAにはいなかった。真っ向勝負で切り返すことあできるか(C)PFL

10日(木・現地時間)、ニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノリゾートでPFL2021#04が開催される。

ライト級とフェザー級のレギュラーシーズン最終戦は、ライトでアンソニー・ペティス✖ハウシュ・マンフィオ、フェザー級でもランス・パーマー✖モヴィッド・ハイブラエフが2週間後にリスケされ、プレーオフ進出者の決定も影響を受けることになった。

そんなフェザー級に今大会から出場するアルマン・オスパノフはカザフスタン出身、コンバットサンボ世界王者でACAを経て、北米=PFLを目指すこととなった。

MMAワールドで、勢力拡大が顕著なカザフスタン人ファイター=アルマン・オスパノフをインタビューした。


──アルマンが2014年に成田市で行われたサンボ世界選手権のコンバットサンボ68キロ級で優勝して以来、可能な限りMMA活動をフォローさせていただいてきたのですが、このタイミングでのPFL参戦は驚かされました。今の気持ちを教えてください。

「アトランティックシティのPFLバブルは快適だし、最高の状態だよ。本来はUFCと契約したいと思っていた。でも、なかなか実現しなくて1年を浪費してしまったんだ。そしてマネージャーから『これ以上時間を無駄に使うべきじゃないから、PFLと契約しよう』と勧められた。

2019年シーズンに出場していたイスラム・マゴメドフも『PFLで戦うことは良い機会になる』と太鼓判を押してくれたしね。彼らの後押しもあってPFLとの契約を決めたんだ」

──今回は米国で初めて試合になります。

「実は2017年に米国で試合をする予定があって、実現しなかった。4年経って、ついに米国で戦えることは凄く嬉しい。今回の試合前はベガスのエクストリーム・クートゥアーで準備をしてきたんだ。4月から5月にかけてラマダーンだったから、カザフスタンでは練習相手を見つけるのも難しい。ラスベガスで2週間練習し、それからここPFLバブルで最後の調整をしてきた」

──では対戦相手のクリス・ウェードの印象を教えてください。

「最初はアントニー・デイジーと戦う予定だったけど、ウェードに代わった。それから彼の研究を始めて、作戦も少し変えた。ウェードはUFCで戦ってきた強いファイターで、PFLでもUFCと同じようにライト級で戦ってきた。そんな選手が減量をして、階級を落として試合をするわけだから注意が必要だ。

ウェードはグッドレスラーで、寝技も上手い。でも僕のバックグラウンドは柔道であり、コンバットサンボだから対応できる。それがあって、今回の試合は打撃に重点を置いて準備をしてきたよ」

──アルマンの言ったようにクリス・ウェードはUFCという最高峰で戦っていますが、アルマンが試合をしてきたACBやACAも強烈なファイトが常に行われてきたプロモーションだと思います。

「ACBやACAはタフな対戦相手ばかりだよ。それほど知名度はないかもしれないけど、旧ソ連の国々から実力者が集まっていた。そのために僕自身もアジア中の選手と練習してきた。その後、米国で練習する機会もあったけど、自分の力が北米に遅れを取っているとは全く感じなかった。逆にしっかりと自信をつけることができたよ」

──ところで今大会からの参戦ということで、アルマンがプレーオフ進出できる4位になるには、非常に厳しい状況であることは間違いないです。1Rフィニッシュの3P獲得がマストと見てもおかしくないですし。

「その通りだよ。PFLはポイントによる順位制を用いている。選手が試合をする環境としては、試合の時期が確定していることは良いことだよ。ただし、その制度であるゆえに、僕が置かれた状況は厳しい。とにかく少しでも早くフィニッシュしなければならない。

でも、僕は自分を信じている。それが可能な経験を積んできた。どの局面でもフィニッシュを狙う。全ては僕の経験に掛かって来るよ」

──アルマンはコンバットサンボ時代でも後ろ三角でフィニッシュしたり、ACBの中島太一戦ではスピニングバックヒールキックでKO勝ちをしています。今回の試合で米国のファンにインパクトを残す自信はありますか。

「戦いは色々な要素が織り交ざっていて、ああいう派手なフィニッシュの仕方もある。サンボ、キックボクシング、柔術、柔道、ボクシングと少しはレスリングも……色々なスタイルをミックスして戦う。だけど、対戦相手が僕の何に驚くかと言えば、絶対にスピードだろう。このスピードを駆使し、持ちうる技術をすべてぶつける。その結果、どういうフィニッシュになるのかは、木曜日の夜に確認してほしい」

──アルマン、今日はインタビューを受けて頂きありがとうございました。

「こちらこそ、ありがとう。ボエボエ・サンボ時代から僕の試合を見てくれているメディアが日本にいたなんて嬉しい限りだ。その期待に応えられるファイトをするよ」

■視聴方法(予定)
6月11日(金・日本時間)
午前7時00分~Official Facebook

■ PFL2021#04計量結果

<女子ライト級/5分3R>
クラレッサ・シールズ: 154.8ポンド(70.21キロ)
ブリトニー・エルキン: 155.4ポンド(70.48キロ)

<ライト級/5分3R>
カシアス・クレイ・コラード: 155.8ポンド(70.66キロ)
ジョイルトン・ラターバッバ: 159.4 ポンド(72.3キロ)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス: 145.6ポンド(66.04キロ)
ボビー・モフェット: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ: 156ポンド(70.76キロ)
アレックス・マルチネス: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン: 146ポンド(66.22キロ)
タイラー・ダイヤモンド: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ライト級/5分3R>
マーチン・ヘルド: 155.6ポンド(70.57キロ)
オリヴィエ・オバメルシェ: 155.4ポンド(70.48キロ)

<ライト級/5分3R>
アクメト・アリエフ: 155.6ポンド(70.57キロ)
ロイック・ラジャポフ: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
シェイヤン・モラエス: 146ポンド(66.22キロ)
ジェシー・スターン: 146.8ポンド(66.58キロ)

<フェザー級/5分3R>
クリス・ウェード: 146ポンド(66.22キロ)
アルマン・オスパノフ: 144.8ポンド(65.68キロ)

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Grachan48 Interview J-CAGE MMA 桜井隆多 長岡弘樹

【Grachan48】桜井隆多戦へ、長岡弘樹─02─「タイトルマッチに勝って、チャンピオンになりたかった」

【写真】声を出して、このベルトの持ち主だというために長岡は桜井と戦う(C)MMAPLANET

20日(日)、東京都大田区の大田区産業プラザPIOで開催されるGRACHAN48で、桜井隆多とのGRANDウェルター級王座統一戦に挑む長岡弘樹のインタビュー後編。
By Shojiro Kameike

インタビュー前編で、41歳という自身の年齢に触れた暫定王者の長岡だが、対する正規王者の桜井も現在49歳と、まさに大ベテラン同士の一戦だ。

前回の試合から1年半、コロナ禍のなかで、長岡はどのように過ごしてきたのか。試合に向けた意気込みとともに聞いた。

<長岡弘樹インタビューPart.01はコチラから>


――前回のウィル・チョープ戦は、長岡選手の持ち味が生かされていたと思います。ケージ際のスクランブルで競り勝ち、3Rにバックマウントを取られても切り返して、判定勝利を得ました。

「ウィル・チョープ戦のオファーが来た時は、『これは強い相手が来たなぁ』と思いました(苦笑)。実績もあるし、MMAだけではなく、いろんな競技の試合経験も積み続けていますからね。でも挑戦者決定戦ということで、『これに勝ったらタイトルマッチだ』というモチベーションは高かったです。そのベルトを目指してやってきたので」

――チョープ戦の勝利で、GRANDウェルター級王者・桜井隆多選手への挑戦権を得ました。この試合は昨年9月20日に実現するはずでしたが、この試合は桜井選手の負傷で延期という形になり、今回に至っています。

「試合ができないと聞いた時は、さすがに『えぇっ!?』という気持ちになりました。この試合に勝つために、このベルトを獲るために練習してきましたから。でも怪我は仕方ないことですし、改めて桜井選手とベルトを賭けて戦いたい、という希望を伝えたんです」

――その希望を受けて長岡選手は暫定王者に認定され、今回の桜井選手との試合は「王座統一戦」という形になりました。

「暫定王者に認定していただいたことは、本当に感謝しています。でも、僕はタイトルマッチで勝ってチャンピオンになったわけではないんですよね」

――挑戦者決定戦に勝って、試合延期の経緯から暫定王者に認定された形です。

「本当は、桜井選手がベルトを獲得してから1年以内に防衛戦を行うことができなければ、ベルトを返上する契約だったと聞いています。すると暫定王者に認定された僕が、そのまま正規王者になっていたかもしないですよね」

――はい。その選択肢もあったと思います。

「でも僕はタイトルマッチに勝って、チャンピオンになりたかった。だから主催者に、改めて試合を組んでいただけるようにお願いしたんです」

――その後、試合の延期もあり、チョープ戦から約1年半の期間が空きました。特に昨年から、コロナ禍の影響はありましたか。

「練習の面では、特に影響はないです。その間に、しっかりと練習することができていました。ジムのほうが心配でしたね。このままジムを続けていけるのかどうか……と」

――……そうですよね。現役の選手であると同時に、ジムの代表でもあるわけで。

「去年、緊急事態宣言が出てから、しばらくはジムの休会や退会の連絡が止まらなかったです。おかげさまで今はなんとか大丈夫なのですが、あの時は不安でした」

――そのような状況下で、練習中にジム経営の不安がよぎったりすることはなかったのですか。

「それはなかったです。そんな時だからこそ、練習に集中しようと。去年9月のタイトルマッチは延期になりましたが、その間もしっかり練習することができました。ヤン坊とか、他の選手も育ってきていたので」

――では次の試合について、正規王者・桜井選手の印象を教えてください。

「僕がDEEPの中盤で試合をしていた頃、トップで戦っていた方なので尊敬しています。当時はそのポジションだったので、戦うとは想像もしていなかったですけど……」

――そもそも階級が違いましたからね。長岡選手はライト級かウェルター級で、桜井選手はミドル級でした。

「確かに、そうですね(笑)」

――ということは、両者の間にはそれだけの体格差があります。身長だけでも、長岡選手が170センチで、桜井選手が178センチです。

「うーん……でも、体格差でいえば、ウェルター級では自分より大きな選手とばかり試合してきましたから。それこそ、ウィル・チョープとか」

――確かに(笑)。チョープは193センチでした。

「180センチ超の選手が、たくさんいましたからね。それより、桜井選手といえば、ルクク・ダリ戦のような展開になると……。あれだけ打撃をもらいながら、最後は一本勝ちって、本当に凄いと思います」

――桜井選手はDEEPでも大逆転劇がありましたし、そんな桜井選手と長岡選手の試合は、最後まで我慢比べ、競り合いが続きそうです。

「はい。最後まで一瞬たりとも気の抜けない試合になると思います。でも、最初にも言いましたが、楽して勝てる試合なんてないですから。そのための練習をしてきました。

正直、今のままでは周りにも『自分はチャンピオン』って言えない気持ちがあるんです。桜井選手に勝って、胸を張って『オレはGRANDのチャンピオンだ!』と言います」

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