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【UFC】ROAD TO UFCトーナメントに有望若手日本人選手が大挙出場!

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先週末の日本の格闘技界を彩った平良達郎のUFC初勝利と渡辺華奈のベラトールでの一本勝ち。日本人が再び北米で脚光を浴びる機運が日増しに高まっています。そんな中、絶妙のタイミングで開催されるのがROAD TO UFCのトーナメント。シンガポールで開催されるUFC 275に先立って各階級のトーナメントが行われますが、そこに出場する日本人選手7名の参戦が発表されました。

【フライ級】
堀内佑馬
現役高校生ファイター、宮下トモヤの遺伝子を持つ男としてDEEPでプロデビューしたのは2013年。あれから9年の月日が流れ、LFAの暫定フライ級王座戦に挑戦するまでに成長した堀内。UFC参戦に片手が掛かかるのはとにかく感慨深い。国際戦の経験が豊富なアドバンテージを活かして平良達郎と同じフライ級でUFC参戦なるか。

【バンタム級】
風間敏臣
中村倫也
野瀬翔平
群雄割拠にして選手層の厚いバンタム級は3選手がエントリー。柔術で輝かしい実績を引っさげパンクラスのネオブラッドトーナメントを制した風間。多くのプロモーションから引く手あまたの逸材がついに海外進出です。
そしてLDHが手掛けるEXFIGHTのエース格にして修斗でも連勝中の中村。レスリングをバックボーンにしながらもハイキック、カウンターのパンチで試合を決める決定力の高さは特筆モノ。POUND STORMではメインを務めて国際戦も勝利しているだけに納得の選出です。
最後は大抜擢されたと言ってもいい野瀬。柔道をベースにアグレッシブな寝技が持ち味。昨年7月の修斗で齋藤翼を相手にツイスターや肩固めを矢継ぎ早に仕掛けて追い込んだ試合が印象的。ブレイクなるか。

【フェザー級】
佐須啓祐
松嶋こよみ
佐須の名前を聞いてピンと来なくても修斗世界フェザー級王者のSASUKEと聞けば誰もが納得するでしょう。1本も取れるしパウンドアウトも出来るグラウンドの強さは一級品。個人的にRIZINフェザー級戦線で見たかったですが、こうなったらUFC参戦の切符を掴んでもらいましょう。
ONE Championshipに継続参戦していた松嶋はタイトルショットも経験しており、国際戦の経験は圧倒的。ONEを経由してUFCを目指すという日本人としては珍しい経路なだけに、松嶋を物差しにしてUFCと ONEを比較して見るのも面白い。

【ライト級】
宇佐美正パトリック
中村と同じくLDHの手掛けるEXFIGHT出身。アマチュアボクシングでは高校時代に6冠を達成したポテンシャルの高さは際立っています。荒削りでグラウンドには難はあるものの伸びしろは十分。ギラついた眼光と態度はUFCで開眼しても不思議ではない。


ほとんどの選手はMMAの実績は残していますが、それでもダイレクトに参戦出来ないUFCの層の厚さたるや恐ろしい。今回のトーナメントには近年レベルが急上昇している中国と韓国からもエントリーしており、UFC本戦出場に向けてシビアなサバイバルマッチになるのは間違いないでしょう。必見。
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J-CAGE Shooto2021#05 UFC ブログ 野瀬翔平 齋藤翼

【Shooto2021#05】齋藤翼に勝利、連敗脱出の野瀬翔平「練習してきたことが出せた。少しは成長したかと」

【写真】師匠・弘中邦佳がしっかりと写り込んできたので、この1枚を使用させてもらいます (C)MMAPLANET

25日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されたShooto2021#5で野瀬翔平が齋藤翼をテイクダウンからバックを支配し判定で下した

柔道界のエリートから、命を落としかけてケガを経験。もう歩くことはできないという診断から、MMAを戦うまで生還した不死鳥が工藤諒司戦、吉野光戦の連敗を経て1年8カ月振りの勝利を収めた。

勝利のトラックに戻ってきた野瀬の声を大会終了直後に訊いた。


──格上の齋藤選手にしっかりと勝って、3連敗を免れました。

「連敗から奪取できて……1年半ぶりの勝利なので嬉しいことは嬉しいですが、反省することばかりです……」

──反省すべき点とは?

「テイクダウンのタイミングと距離が狂ってしまっていました。変なところで組みついたりしてしまって……。それとまた腕十字を極めきれず、下になってしまったことですね(苦笑)。

2月のRod to ONEと同じで、最後に下になってしまったことは本当に……『ハァ』と思っちゃいます。同じことやってしまったなぁって。最後の最後にミスをして、下になってパウンドを打たれて……そこを凌ぐ。全く前回の試合と同じじゃないかと」

──そこまでコントロールして、最後の詰めが上手くいかなかった。上を取られても、ポイントを挽回されるほどではなかったという見方もできますが。

かつてマスタージャパンに在籍していた松本光央も使っていた四の字フックツイスター。マスタージャパン・スペシャルか

「そこまでは練習してきたことが、出せたと思います。逆を言えば練習をやってきたことしか、試合では出せないですから。

そこは練習通りに動くことができて……これまで緊張して練習してきたことが出せなかったので、そこは少し成長できかと思います。コツコツ、少しずつやってきたことが出せました(笑)」

──スクランブルMMA全盛期に、しっかりとポジションをキープできたのは野瀬選手の実力が発揮した試合になったかと。

「弘中先生の指導で、柔術を基礎からやってきて良かったです。バックコントロールして、削ってからRNCを極める。そういう練習をずっとしてきたので、その途中までは出せました。チョークを極め切ることはできなかったのは反省すべき点ですけど、コントロールまでできたことは喜びたいです」

──連敗脱出、今後バンタム級で目指すところは?

「もちろん、マスタージャパンの先輩になるSASUKE選手がフェザー級で成し遂げたように修斗の世界王座を目指します。バンタム級で修斗の世界王座を獲りたいです」

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【Shooto2021#05】四の字ロックからアルカロフ風クラッチを狙った野瀬翔平が齋藤翼をユナニマスで下す

<バンタム級/5分2R>
野瀬翔平(日本)
Def.3-0:20-17.20-18.20-18.
齋藤翼(日本)

サウスポースタンスの野瀬が左ミドル、齋藤は右ローで野瀬の足をすくう。立ち上がった野瀬が組み付き、脇を差し上げてから齋藤に尻もちを着かせる。齋藤は背中をケージにつけて上半身を起こしているが、野瀬が足を捌いてパスを狙う。エビでポジションを入れ替えようとした齋藤だったが、野瀬はトップをキープし、バックに回る。

四の字で齋藤をロックした野瀬、齋藤は体勢を入れ替えようとしたが、野瀬は右腕を相手の首に回してツイスターへ。元ACA王者で現在UFC参戦中のアスカル・アルカロフが極めた形で、アスカロフ風クラッチというべきか。頭を抜いた齋藤の左腕を抱えて、反転させない野瀬が再びバックを奪う。

齋藤は上半身を起こし、パンチをもらいながらも反転してトップに。野瀬は後転しながら立ち上がる。齋藤は野瀬の立ち上がり際に右のパンチを振るっていく。立ち上がった野瀬のダブルに齋藤はカウンターで右ヒジを狙うが、これは当たらなかった。

2R、野瀬が大きく左を振るうが、かわした齋藤は右ローを当てる。さらに組んだ齋藤は右腕を差し上げて野瀬をケージに押し込む。ディフェンスが硬いと見たか齋藤は離れて、飛びヒザを放つ。これをかわされ、尻もちを着いた齋藤に対し、野瀬はトップから右を落とす。さらにバックへ回り、再び四の字でロックした。

エビを打った齋藤の動きに合わせて、マウントを奪った野瀬。齋藤はハーフガードへ。野瀬はそのまま抑え込む。パスを狙う野瀬に対して体勢を入れ替えようと試みる齋藤、対する野瀬はバックに回り、ケージ際で腕十字を仕掛ける。齋藤はすぐに腕を抜いて上を取り、フルガードの野瀬に右ヒジを落としていった。

判定はジャッジ3者ともフルマーク、野瀬がユナニマスで勝利を得た。

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【修斗】速報中!PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.5

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世間は東京オリンピック2020が開幕の末に迎えた4連休の最終日。気分はやや憂鬱な昼下がりですが、後楽園ホールではプロフェッショナル修斗公式戦PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.5が開催されます。メインは修斗世界フェザー級チャンピオン決定戦。SASUKE(マスタージャパン東京)×工藤諒司(TRIBE TOKYO MMA)が行われます。立ってよし寝てよしのオールラウンダーに成長したSASUKEに長南亮の秘蔵っ子・工藤が挑む構図。王座を戴冠するのは果たしてどちらか。今回も後楽園ホールから電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第1試合 トライアウト フェザー級】
◯村山大介(マスタージャパン東京)
(判定3-0)
×スソン(KRAZY BEE)
1R、スソンのローに合わせて村山が片足タックルでテイクダウン。すかさずサイドに回ると腕十字。耐えるスソンに対してパウンドで削ると、そのままバックに回ってポジショニングで優位に立ってラウンドを終えた。
2R、またもスソンのミドルを掴んだ村山。時間をかけてテイクアウトに成功。そのまま下になりながら三角絞めで絞め上げるがスソンは耐えて試合終了。判定は村山に軍配。


【第2試合 フライ級】
◯山内渉(FIGHT FARM)
(2R 三角絞め)
×植木“令和”新(シューティング宇留野道場)
1R、試合はめまぐるしくグラウンドで上下が入れ替わるスクランブルの展開。山内が足を掛けてテイクダウンすれば植木は下からタックルでしがみついて立ち上がる。流れの中から植木は下になりながらギロチンを狙えば、首を抜いた山内が肩固めで追い込んだがラウンド終了。
2R、1R以上に激しく上下が入れ替わるグラウンドの展開。主導権を握ったのは山内。返されはするものの、マウント→バックと責め立てる。中盤に入るとリバースした植木に対して下から三角絞め。植木はバスターで返そうとするがよりタイトに極まる。すりてレフェリーが試合を止めた!山内が鮮やかな一本勝ち!


【第3試合 バンタム級】
×齋藤翼(総合格闘技津田沼道場/FIGHT FARM)
(判定0-3)
◯野瀬翔平(マスタージャパン福岡)
イケイケでパンチを振るう齋藤に対してしつこく組みついて行く野瀬。グラウンドに誘うと1Rではツイスターであわや一本の場面を作り、2Rには肩固めやバックチョークを矢継ぎ早に仕掛けて齋藤を圧倒。極め切れなかったものの判定で勝利を掴んだ。


【第4試合 フェザー級】
△仲山貴志(総合格闘技津田沼道場)
(判定0-1)
△結城大樹(マスタージャパン福岡)
1R、開始直後に組みついた結城。そのまま体勢を崩すとグラウンドに持ち込んでバックに回る。ここからはポジションを完全に制圧。パックからねちねちとチョークを狙って主導権を握る。終了間際には腕十字をセットしたがタイムアップ。
2R、やはり組みつきにいく結城。しかし仲山はこれを切って着実にローで削る。嫌がる結城はローに合わせてタックル。テイクダウンに成功するが、仲山もすぐに立ち上がる。スタンドに戻ると決定打こそないが、パンチに飛び膝と手数を出してラウンド終了。判定はドロー裁定。


【第5試合 ライト級】
×エドモンド金子(BRAVE)
(判定0-3)
◯岡澤弘太(佐山道場)
1R、開始直後は金子ペース。左ジャブが面白いようにヒット。嫌がった岡澤のタックルを潰して側頭部にパウンド。猪木アリ状態になるも深追いしない。スタンドを命じられると岡澤は一気に間合いを潰してテイクダウン。簡単にマウントを奪うと腕十字であと一歩まで追い詰めるが金子は身体を反転させて回避してラウンド終了。
2R、スタンドは金子が優勢。ハイを決めると岡澤は動きが止まり、自らグラウンドへ。猪木アリ状態。すると岡澤が下から一瞬の隙を突いて組みつくと逆にテイクダウン。またしてもマウントを奪取。このままグラウンドを制圧したまま試合終了。判定は岡澤に軍配。


ここで9月20日の後楽園ホール大会の対戦カードとして、環太平洋バンタム級タイトルマッチ 安藤達也×石井逸人、世界ライト級タイトルマッチ 川名雄生×西川大和が決定。どちらも屈指の好カード。


【第6試合 バンタム級】
×論田愛空隆(心技館)
(2R KO)
◯中村倫也(EX FIGHT)
1R、ゴールデンルーキー中村。打ち気に見せかけて論田のパンチに合わせてタックル。組みつくとバックに回ってグラウンドに持ち込む。論田は何度も脱出を図るが中村は素早く先回りしてポジションを制圧。バックからチョークであわやの場面を作ってラウンドを終えた。中村のポテンシャルはさすが。
2R、開始直後の打撃の交差。中村の左ハイキックがクリーンヒット!ダウンした論田を見てレフェリーが試合を止めた!中村が衝撃のプロデビュー!


【第7試合 セミファイナル 修斗女子世界スーパーアトム級次期挑戦者決定戦 】
◯SARAMI(パンクラスイズム横浜)
(2R TKO)
×中村未来(マルスジム)
1R、SARAMIは打ち合いに応じるかと思いきや組みついてテイクダウンを狙う。崩して一度は倒したが中村はすぐに立ち上がってケージ際で長い差し合い。しかしSARAMIは倒し切れずに身体が離れてラウンドを終えた。
2R、スタンドでも怯まずにパンチを打っていくSARAMI。流れから押し倒すようにテイクダウン。サイドから腕十字を狙うが決まらないと見るやマウント→バックに移行。中村の身体を伸ばして側頭部にパウンドを乱射。レフェリーが試合を止めた!


【第8試合 メインイベント 修斗世界フェザー級チャンピオン決定戦】
◯SASUKE(マスタージャパン東京)
(判定2-0)
×工藤諒司(TRIBE TOKYO MMA)
1R、序盤は様子を見合う両者。工藤はサークリングして距離を取る。SASUKEはプレッシャーをかけてローを放つが決して深追いしない。このままラウンド終了かと思いきや、距離が詰まると最初に工藤のパンチがヒット。しかし返しのSASUKEのフックで工藤はフラッシュダウン。ここでラウンド終了。
2R、3Rはやはり前に出るのはSASUKE。手数は少ないものの、要所でロー、膝への前蹴りをヒット。距離が近づくとSASUKEが足を掛けたり、突き放して倒すが工藤はすぐに立ち上がって追撃を許さない。
4R、ローを起点に工藤がやや前に出始める。決定的な場面はないものの右のパンチを要所で狙ってヒットさせ、やや巻き返し始めたか。
5R、あとがないように見える工藤だがペースを崩さずにローで手数を稼いで右のチャンスを窺う。SASUKEは無理をすることなく安全運転。結局致命的な攻撃をもらわずに試合終了。判定はSASUKEに軍配。王座奪取に成功。
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【Shooto2021#05】修斗世界フェザー級王座決定戦へ、SASUKE─02─「当たり前に勝たないと」

【写真】マイクまでが、SASUKEの試合。1月の内藤太尊戦後は3分間、マイクを握っていた(C)MMAPLANET

25日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2021#5のメインイベントで、空位の修斗世界フェザー級王座を賭けて工藤諒司と戦うSASUKEインタビュー後編。

キャリア8勝1敗1分、常に過去の対戦相手の質を問われる。それはSASUKEにとって、如何ともしがたい。彼にはどうしようもできない、できることは与えられた試合で勝つことだけだった。

だからこそ、今後を考えて──そんな疑問の声を払拭し、期待が募る存在にならなければならない。そのためにSASUKEは工藤との試合を「当たり前に勝たないといけない」と断言した。

<SASUKEインタビューPart.01はコチラから>


──セコンドに就いてもらう選手に、しっかりと練習を見てもらうと。

「そうですね。5Rのスパーリングの時は猿飛流さんに来てもらいました。セコンドワークの確認も兼ねて。九州にいる弘中(邦佳)さんも、その辺りの意志の疎通はできています」

──工藤選手はキャリア最強の相手といっても過言でないと思われます。だからこそ、躓くことは許されないかと。

「躓いていられない……そのままですね。今後のことを考えると、当たり前に勝たないといけない相手です。外国人選手と戦っていくとなると、もっと強い相手ばかりになってくると思うので。

しんどい勝負でも、勝ちを拾わないといけないです」

──これはもうSASUKE選手からすると「そんなこと言われても、しょうがない」ということになるのですが、過去の対戦相手とこれから戦っていかないといけない相手ということを考えると、あのパフォーマンスをどこまで見せ続けることができるのか。その手の疑問を払拭できるのか。

「特に業界関係者、同業者の勝敗予想なんかの話を聞くと、そういう風に見られているなと思います。知り合いから、『こんな予想が出ていたけど、ひっくり返してね』とかって連絡が来て……」

──そういう連絡ありますよね。『こんな風に記事への批判書かれていましたよ』とか送って来てくれる人がいて(苦笑)。自分は気が弱いからエゴサーチなんてしたくもないのに。

「アハハハハ。僕はあんまり気にしていないです。予想なんて覆してナンボなんで。業界関係者がそういう風にみたところで、何も気にしていない。いつも通りのメンタルでやれば、いつも通り結果がでると思っています。

正直、試合なんてどっちが勝つか分からないですから。強いヤツが、一発で負けることもある。何が起こるか分からないのが試合なんで。その人にとっての番狂わせじゃないですけど、そういうことが毎回あるようなモノだから。

過去の相手云々と言われても、勝っているのは僕だし。そういうことを言われても、僕としてはケガで長く穴を空けてきたので、とにかく勝ちを拾うことが絶対条件で戦っています」

──拾うという表現なのですね。

「やっぱり負けたら、次に繋がらない。どんな状況になっても、KO寸前とか苦しい展開になっても何とか勝ちをもぎ取る。最近の試合はそういう展開になっていないですけど、どの試合に臨む時も最悪のシチュエーション、一番起こって欲しくない状況に陥り、そこから盛り返すイメージを持ってやってきました。

拾うという言い方は正しいか分からないですけど、要は諦めないよってことです。とにかく勝たないと何も残らないですからね。これまでキャリア10戦だけですけど、勝ちたいと
思って戦ったのは1回だけなんです」

──それは……。

「2度目の山本健斗デリカット戦だけです。1度やられているから、しっかりと勝とうという気持ちでした。でも他の試合はもう勝てれば、相手が足首を捻ってドクターストップでも構わないぐらいでいます(笑)。とにかく必要なのは、勝つことなので」

──先ほども、これから外国人選手と戦うという言葉が聞かれましたが、毎回尋ねて申し訳ないですけど、修斗世界チャンピオンになってから、次の目標というのは変わりないですか。

「そうですね、やっぱり海外……北米です。僕は北米です。UFCとポンと契約できるほど簡単ではないので、それができれば一番ですけど。そうでないならUFCに繋がるところですね。PFLを経由するのか、堀内(佑馬)選手が出たLFAとか。そういう選択肢も必要かと思っています」

──では、そこを含めて試合後のマイクを思案中ということですか(笑)。

「アハハハ。ワードチョイスは色々としないといけないですからね」

──逆に余裕じゃないですか(笑)。

「いや、これも仕事の一部ですから。どういうワードを使うと、皆が感情移入してくれるのか。背中を押してくれるのかっていうのはちょっと考えていますね。マイクに関しては、岡田(遼)選手がライバルです(笑)」

■視聴方法(予定)
7月25日(日)
午後6時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■対戦カード
             
<修斗世界フェザー級王座決定戦/5分5R>
SASUKE(日本)
工藤諒司(日本)

<修斗世界スーパーアトム級次期挑戦者決定戦/5分3R>
SARAMI(日本)
中村未来(日本)

<バンタム級/5分2R>
論田愛空隆(日本)
中村倫也(日本)

<ライト級/5分2R>
エドモンド金子(日本)
岡澤弘太(日本)

<フェザー級/5分2R>
仲山貴志(日本)
結城大樹(日本)

<バンタム級/5分2R>
齋藤翼(日本)
野瀬翔平(日本)

<フライ級/5分2R>
山内渉(日本)
植木“令和”新(日本)

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【Shooto2021#05】3回戦級の2回戦で千葉(仲山&齋藤)✖福岡(結城&野瀬)。DREAMERS vs SHUTTLEも

【写真】結城は組み力で、元環太平洋王者の仲山に挑む (C)KEISUKE TAKAZAWA & MMAPLANET

12日(月)、Sustainより25日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2021#05の追加カード3試合が発表されている。

修斗世界フェザー級王座決定戦SASUKE✖工藤涼司、女子スーパーアトム級SARAMI✖中村未来に以外、2回戦ながら注目の中村倫也のデビュー戦=✖論田愛空隆戦、同じ2回戦の岡澤弘太✖エドモンド金子が決まっていた同大会。

今回、加わった3試合は揃って2回戦となっているが、3回戦でもおかしくない試合も含まれており、背景に4度目の緊急事態宣言下の影響が感じられる。


そんな2回戦の追加カード──まず前環太平洋フェザー級王者の仲山貴志が、昨年9月に同王座をメインで世界戦を戦う。仲山は今大会のメインで世界王座に挑むSASUKEに敗れて以来の再起戦で、結城大樹と戦うこととなった。結城はそのSASUKEの師匠筋でもある弘中邦佳の指導を東京~福岡で受けてきた愛弟子で、本来は6月13日の闘裸男・博多大会で岩本龍弥戦が決まっていた。

博多大会が緊急事態宣言の発出を受け延期となり、今回の仲山戦が決まった。裕樹はTNS系大会で3連勝、それ以前にはGladiatorで今やRIZINファイターとなったGrachanバンタム級チャンピオンの伊藤空也にも一本勝ちをしており、引き分けを挟んで4連勝中、好調を維持して前環太平洋王者との一戦で下克上を目指す。

また結城と同じくマスタージャパン福岡から、野瀬翔平も出場し齋藤翼と戦うことが決まった。野瀬も闘裸男の延期により、奇天烈戦がなくなり今大会への出場となった。将来を有望視された高校柔道時代に首の骨を骨折するという瀕死の重傷を負いながら、奇跡の回復を見せた野瀬は、柔道でなくMMAを選択して弘中門下に加わった。

デビュー後は2引き分けからの4連勝も、昨年9月に今回のメイン登場の工藤にキャリア初黒星を喫し、2月のRoad to ONEでは吉野光の恐怖のパワーに屈しており、連敗中だ。3月にはRISE WEST ZEROでキックボクシングを経験した野瀬と対する齋藤は、仲山と同様に津田沼道場所属だったが髙谷裕之のFight Farm創設と同時に籍を移した選手だ。

とはいっても津田沼とFight Farmは兄弟仁義──ならぬ、兄弟ジムとして強い絆で結ばれており、いってみればこの2試合は千葉✖福岡の対抗戦、いや格上・千葉勢が福岡勢の挑戦を受ける形となる。

最近の齋藤の試合を見れば本来の打撃の強さに加え、ケージ際の攻防に磨きをかけてきたことは明らかだ。組みの強さは吉野に屈したとはいえ、クラスAに十分に匹敵する強さを持つ野瀬との対戦で、齋藤はその成果を発揮し結果を残したい。

同様に野瀬としては極度の緊張性かつ朴訥なほど真っすぐなファイトでは、齋藤の打撃を凌ぐことはできない。次なる段階に進むために、朴訥さを返上し狡猾さが求められるファイトだ。

また千葉軍団からは格闘DREAMERSに出演、ウェルラウンダーぶりを見せた山内渉がプロデビュー戦を迎える。DREAMERSでは仮契約を取りつけた山内だが、Fight Farmで強くなることを選んだ山内の対戦相手は、植木❝令和❞新だ。

既にキャリア17戦目となる北岡シャトルこと植木は、GRACHANでキャリアを重ね、パンクラスとGladiatorにも出場経験がある。

彼にとって修斗は初陣、ある意味──髙谷裕之&津田勝憲の教え子っぽくない空気感を持つ山内を相手に、キャリアの差を見せつけることができるか。別角度で注目の植木のプロ修斗出場だ。

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J-CAGE Report Shooto2020#03 ブログ 石井逸人 齋藤翼

【Shooto2020#03】石井が齋藤の追い上げを振り切って判定勝利をもぎとる

<フェザー級/5分3R>
石井逸人(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.29-27
齋藤翼(日本)

ワンツーから前に出る齋藤。石井も左フックを返す。齋藤がサウスポーにスイッチすると石井が右ストレートを打ち、齋藤も左ストレートを返す。齋藤が身体を沈めて右フックを振り、石井はそこにタックルを合わせてテイクダウンへ。金網に身体を預ける齋藤に対し、石井はボディロックから足をかけてテイクダウンを仕掛ける。一度は立ち上がられた齋藤だが、石井はしつこく組み付く。齋藤も態勢を入れ替えてタックルへ。石井も大外刈りでテイクダウンし、金網を使って立ち上がる齋藤をタックルで押し込む。齋藤はタックルに入られた状態でヒジ打ちを連打する。石井がテイクダウンを狙い続ける形でラウンドが終わった。

2R、齋藤がオーソドックスに構えて右フック。しかし石井がタックルのフェイントから右フックを当て、これで齋藤がダウン。そのまま石井ががぶってトップポジションへ。齋藤の動きに合わせてバックにつき、そこからリアネイキッドチョークを狙う。腕を外された石井はポジションをキープして鉄槌を落とす。齋藤は金網際で向き直ってインサイドガードからヒジを落とし、立ち上がって距離をとる。石井も必死にダブルレッグに入り、齋藤もそれを切ってがぶりからパンチを連打。逆に齋藤が石井の後ろについてテイクダウンを仕掛けた。

3R、齋藤がプレッシャーをかけながら右ロー。組み付こうとする石井に右アッパーを突き上げて、返しの左フック。下がる石井に組み付いてテイクダウンを仕掛ける。ここで組みの攻防になると石井もテイクダウンを狙うが、齋藤はすぐに距離をとる。齋藤は飛びヒザ蹴り、石井の蹴りがローブローになって試合が一時中断となる。再開後も齋藤が左右のフック・右ボディと打撃のプレッシャーをかけ、サウスポーに構えて左ハイキック。石井も左フックをカウンターで狙う。残り1分を切ると齋藤がダブルレッグからテイクダウンへ。石井は背中を見せて立ち上がり、後方の齋藤にヒジを打つ。終了間際、齋藤が距離をとってパンチを振るがクリーンヒットはない。石井が齋藤の追い上げを振り切って判定勝利をもぎとった。

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Interview J-CAGE Shooto2020#03 ブログ 石井逸人 齋藤翼

【Shooto2020#03】インフィニティでなく齋藤翼と対戦、石井逸人「試合をしないという選択は僕にはない」

【写真】2月に一条貴洋に判定勝ちの石井、インフィティリーグ戦ではなく齋藤翼と今大会で戦う (C)SUSUMU NAGAO/SUSTAIN

31日(日)に会場非公開のABEMAテレビマッチとして開催されるProfessional Shooto2020 Vol.3 で、インフィニティリーグ戦線中の石井逸人が、齋藤翼とリーグ戦ではない試合を戦う。

インフィニティリーグ参戦の真意と、今回の試合に向けての意気込みを石井に訊いた。


──1週間後に齋藤翼選手と戦う石井選手です。今年はインフィニティリーグに参戦しているのですが、フライ級時代にトップ戦線に躍り出ようかという勢いがあった石井選手が、なぜ混戦状態の象徴のようなリーグ戦に出ることを決めたのでしょうか。

「自分はベルトが欲しいです。そのための発言権を得るためにも、インフィニティで優勝しようと考えたんです。長南さんが持ってきてくれた話でもありますし、好き勝手に言うためにもインフィニティ優勝っていう実績があった方が良いと思いました」

──瀧澤謙太戦の前にも同じようなことを言っていたような(笑)。

「そうですね(苦笑)。あの試合は……アレはアレで良い経験になりました。TRIBEに来て打撃に自信が持てるようになり、『当たるじゃん』って調子に乗ったところもありました。そこが今はアジャストできてきているので、今回は大丈夫です。瀧澤選手に髙谷さんがセコンドについていて、今回も髙谷さんが関係している選手なので、もう負けていられないです」

──コロナ問題でインフィニティリーグもどれだけ消化できるか余談を許さない状況ですが、それもあってインフィニティリーグ戦でなくとも試合を受けたという形でしょうか。

「まぁ、ぶっちゃけて言うとインフィティリーグで決まっていた試合が戦えなくなったからです。野尻(定由)選手との試合はコロナ問題で早々に流れて、他の出場選手ともできなかったです。皆が色々な事情があるのだろうけど、僕はコロナ問題云々でなく人生を賭けて格闘技でやっているので、同じ熱量の選手はそれほどいないんだなって……。

仕事の関係とかで試合や練習ができない人がいるのは理解できます。と同時に、そういう選手は僕と同じだとはもう思っていないです。

そのなかで齋藤選手は出てくるってことは、同じような熱量のある選手だと思いますし、思い切り戦います。齋藤選手は同じ種類の人間、根性を入れなおして殴り合いをしないとダメですね」

──今回に向けてトレーニングの方は?

「TRIBEでは変わりないです。これまでと同じです。逆にこの状況でもやるんだってことで、より結束力が高まって練習ができているかと思います。

今の自分が一番強いって胸を張って言えるので、試合をしないという選択は僕にはないです」

──練習を続けることに関して、感染の拡大を抑えようという世間の目を気にすることはないでしょうか。

「世間の目を気にしていたら、こんな生き方はしていないです。世間の目よりも、自分がやってきたことが形にできない方が怖いですし、今を無駄にできないです。

もちろん手洗い・うがい、ジム内もしっかりと消毒していますし、僕は家とジムしか行き来していない。体調不良の人間が出たら黙っているようなことはないですし、やるべきことをやって積んできたと思っています。

大会自体もRoad to ONE02でケージサイドは防護服で、消毒も念入りだったと聞いていますし、でもABEMAで見ていたらバイオハザードみたいでした(笑)。異様な空間には見えます。UFCのようにPRC検査や抗体検査があれば良いのですが、日本はそういう状況でないなかで、大会を開いてくれる人たちもコロナ対策はできるだけのことをしてくれています。PCR検査があれば安心できますが……あの鼻に棒を突っ込まれるのは怖いですよね」

──……ケージでMMAを戦う人が何を言っているのか(苦笑)。ところで、根性を入れて殴り合うという言葉がありましたが、それは気持ちの問題ということですか。

「ハイ、そう戦うということではないです。作戦らしい作戦も立てていないですし、どの局面になっても戦えるだけのことはやってきました。要点は絞って、その場で必要なことをやろうと思います。3Rとも削って取って、終ってみれば石井の完封だったという試合にしたいです」

──長南さんがアップしている上久保(周哉)選手とのスパーリングの映像を拝見させてもらいました。

「あれは疲労のピークの時だったんです……」

──いやぁ、封じ込みに掛かる上久保選手に対して、よく動けていると思いましたよ。

「上久保さんとは今、週に2回は組ませてもらっています。自分の理想は上久保さんと和田竜光さんの寝技なんです。あの2人の寝技を吸収したくて。動き回るより、要所を押させた試合がしたいです。こっちに来てボコボコにされた2人なので、自分をそういう風にした人たちのようになりたいです。ただし、以前のように動くことができる局面もあるので、そのためにも2人のような寝技を取り入れています」

──だからこそ、この間も積んでいることを出したい試合になりますね。

「この状況下での試合だから、特別だという意識はないです。いつも通りの感覚でやります。どの試合も自分にとっては頑張らないといけないですし。自分の頑張りを見て欲しい人がたくさんいます。その点でも、いつも通り戦うだけです」

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【Shooto2020#03】5月31日無観客大会の追加カード発表。2回戦で注目の木下タケアキ✖西川大和が実現

Nishikawa vs Kinoshita【写真】2回戦ながら注目度の高い一戦となる西川✖木下(C)MMAPLANET

8日(金)、サステインより31日(日)に会場非公開でABEMAテレビマッチとして開催されるProfessional Shooto2020 Vol,3 Supported by ONE Championshipの追加対戦カードが発表された。

暫定世界バンタム級王座決定戦=岡田遼✖倉本真一に続き明らかとなったのは、3回戦でライト級=SASUKE✖西浦ウィッキー聡、フェザー級で石井逸人✖齋藤翼、修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント準決勝=黒部三奈✖大島沙緒里&杉本恵✖中村未来、そして2回戦のライト級戦=木下タケアキ✖西川大和の5試合だ。


コロナウイルス感染防止を徹底し行われる今大会は出場選手の免疫力の低下を防ぐために、水抜き減量による体重調整を極力排除することが伝えられていた同大会だが、男子の3試合は通常階級より1階級上で組まれている。なお、女子トーナメントに関しては体重に関しては特にリリースでは触れられていない。

西浦は元々4月17日に開催されたRoad to ONE02で論田愛空隆と対戦予定も、同大会にスライドされ論田の負傷欠場でSASUKEの対戦とあいなった。さらにはバンタム級インフィニティ・リーグで、キャリアの再構築に踏み切った石井は、引き分けを挟んで7連勝後に藤井伸樹に敗れた齋藤とマッチアップに。譲れない、気持ちの強さのぶつかり合いとなろう。

そんな3回戦に負けじと注目されるのが、ライト級の2回戦=木下✖西川の対戦だ。KWF極真会館・武心塾出身の木下は2015年KWU(極真世界連合)世界大会え80キロ級で準優勝の実績を持ち、左上段回り蹴りの使い手として知られていた。プロデビュー前にK-MMA界の未来=ユン・チャンミンを格闘代理戦争のワンマッチにおいて左ハイでKOし、MMAでもその威力をまざまざと見せつけていた。

しかし修斗デビュー後はキャリアで大きく上回る久保村ヨシTERUに反則負け、再戦でも58秒でKO負けするなど苦い水を味わった。その後は31秒、84秒と秒殺KOでらしさを見せつけている。そんな木下に対するは、北のMMAを背負って立つ17歳=西川大和だ。

父に格闘技指導を受け、PFCでアマチュアからキャリアを積み、韓国のTOP FCや国内でもNEXUSとステップアップを図るや、立ち技でもシュートボクシングで元王者の坂本優起に勝ち、4月17日のRoad to ONE02では緑川創に判定負けを喫したものの、その健闘ぶりで一気に注目度を高めた。日本MMA界の老舗、修斗デビューへの踏み絵となる試合で、周囲の評価を絶対的とした。

一撃の香りを残す木下と、日本にも出てきたガチャガチャMMA世代の西川が、どのようなMMAを繰り広げるのか──非常に興味深い最大10分間の戦いだ。