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【Grachan56】2度目の大阪単独開催、岩﨑ヒロユキ代表に訊く-01-「アマチュア大会が求められている」

【写真】GRACHANを継続するうえで様々な仕掛けを行っている岩﨑ヒロユキ代表。今回のテーマはアマチュアだ(C)SHOJIRO KAMEIKE

8月7日(日)、大阪府豊中市の176BOXでGrachan56が開催される。GRACHANにとっては、これが昨年に続き2度目の大阪での単独イベントとなる。
Text by Shojiro Kameike

GRACHANの興行では毎回、プロの試合の前にアマチュアマッチ=GRACHANチャレンジが実施されている。昨年の大阪大会では25試合が組まれていたのに対し、今年は36試合が発表された。昨年の大阪大会開催に関するインタビューでアマチュアの開催について発言していた岩﨑ヒロユキ代表に、GRACHANにとってのアマチュアとは何かを訊いた。


――2度目の大阪単独イベントの開催が近づいています(取材は7月27日に行われた)。

「今回はプロの試合だけでなく、アマチュアの試合についても考えていきたいんですよね。今、GRACHANでもアマチュアの試合が多くなっています。アマチュア大会がどれだけ大事かということを理解していただいたほうが、今後の日本MMAの明るい未来につながっていくと思っていて」

――GRACHANでアマチュアの試合を行っていくという考えは、GRACHAN創設当初からお持ちだったのですか。

「いえ、当初はなかったです。僕も格闘技の大会についてはド素人だったので……。でもプロ興行を続けていくうちに、今後どうあるべきかというものが見えてきますよね。目先のことではなく、数年後のことを見て動いていると。そこで、おそらく日本のアマチュアMMAでエルボーを解禁したのは、GRACHANが初めてだったと思います。
日本のアマチュアMMAは、まずパウンドが認められていなかったじゃないですか。それだと採点も含めてMMAの基準から遠くなってしまう。そこでパウンド有りのアマチュアMMAを始めて、さらにエルボーも認めるようになりました」

――MMA、つまり北米のユニファイドルールですよね。アマチュアMMAでパウンドはもちろん、エルボーを解禁した時の周囲の反応はいかがでしたか。

「GRACHANも最初は地下格闘技系の選手が多くて。どんなルールでもバンバン試合したい選手が多かったので、パウンドもエルボーも抵抗はなかったです。ただ、当時は『GRACHANのアマチュア大会って大丈夫なのかな?』と言われていましたよ(苦笑)。

そのアマチュア大会に、いろんなプロファイターを輩出しているジムさんが選手を出してくれるようになったのは、時代の変化なのかなと思います。やはり北米のユニファイドルールを目指すならパウンドもエルボーも経験が必要だよね、ということで」

――アマチュア競技は、プロの試合以上に安全性が問われるものです。エルボーパット有りとはいえ、まだディフェンス技術の経験が足りないアマチュアでグラウンドのエルボーが有ると、選手が怪我を負うことなどは多くなかったのでしょうか。

GRACHANチャレンジは全てケージで行われている (C)GRACHAN

「GRACHANチャレンジにはA、B、Cと3つのクラスがあります。まずCクラスは、スタンドもグラウンドも顔面への打撃攻撃は無し。Bクラスは顔面への打撃攻撃は認められていますが、エルボーは無しです。

そのBクラスで経験を積んだ選手が、Aクラスに出るというシステムになっています。そうやって段階を踏むことができるシステムのおかげで、Aクラスはほとんどセミプロの選手が多くて。レベルも高くなっているし、選手のレベルという部分では問題がないと思っています。

あとは競技運営側として、危険な状態になれば早くストップするということしかないですよね。レフェリーは梅木良則さんのチームにお任せしていて、そこは徹底されています」

――その点が重要ですよね。競技の安全性は競技運営側が司るものであり、ルールやシステム、さらにレフェリーの動きが大切になってきます。

「もともと格闘技の安全性というものに、矛盾した部分があるじゃないですか」

――はい。MMAでいえば殴る、蹴る、投げる、極めるといった行為が入る競技です。

「するとレフェリングも重要ですし、選手のレベルによってクラスを分けることも大切なんですよ」

――システム上は、Cクラスを経験しないとBクラスには出られないのでしょうか。あるいはBクラスやAクラスから出場可能なのですか。

「そこは選手を出すジム代表の基準にお任せしています。アマチュア修斗とか他のアマチュア大会で経験を積んでいる選手が、結構いますからね。すでにアマチュアで強い選手がCクラスやBクラスに出ると、レベルが合わない場合もありますし」

――キックボクシングではRISEをはじめ、しっかりとクラス分けを行っているアマチュア大会が多いです。しかしMMAではクラス分けに着手するも、出場者が集まりづらいという問題も含めて、なかなか浸透してこなかったという歴史があります。岩﨑代表がアマチュアMMAのクラス分けを考えたのは、いつ頃のことですか。

「2、3年前ですね。Cクラスは、高齢の方でも試合ができるルールになっています。フルコン空手+グラップリングのようなルールで。それだけMMAの試合をやりたい方がいたので、そういった方向けのルールも必要なのかなと思ったことがスタートですね。あと、ルールでいえば全クラスで判定なしにしています」

――判定なし、時間切れドローという決着ですよね。判定決着なしにした理由は何だったのでしょうか。

「アマチュアの試合でもスプリットの判定になることがありますよね。でも、その試合で何が良かったのか、何が悪かったのかは自分で気づかないといけないものであって、第三者が決めるものではないと思うんです。スプリットでも勝ったから良かった--必ずしも、そうとは限らないわけで。

一本やKO決着はあります。決着をつけたかったら自分で行きなさい、そういうルールにしています。これはGRACHANチャレンジがトーナメントではなく、ワンマッチをベースにしているからです。あくまでGRACHANチャレンジは経験の場なので。

ただ、これはワンマッチの考え方です。いずれAクラスで戦績上位の選手を集めてトーナメントを開催することも考えています。トーナメントの場合は、判定決着ありになりますね。ワンマッチとトーナメントは分けて考えていきます」

――なるほど。

「そうやってきたなかで、今回の大阪大会ではアマチュアの試合に85名の応募がありました。近い日程で西日本でも他のアマチュア大会が行われていていますし、今はアマチュア大会が求められているんだなって感じています。もっと多く……日本各地で開催できるようになればいいですよね」

<この項、続く>

■GRACHAN56視聴方法(予定)
8月7日(日)GRACHAN放送局

■ GRACHAN56対戦カード

<無差別級T1回戦/5分2R延長1R>
荒東 怪獣キラー 英貴(日本)
岡本純一朗(日本)

<フェザー級T1回戦/5分2R延長1R>
鍵山雄介(日本)
大搗汰晟(日本)

<ライト級/5分2R>
林 RICE 陽太(日本)
大宮優(日本)

<フライ級/5分2R>
永井美自戒(日本)
小林大介(日本)

<バンタム級/5分2R>
今村豊(日本)
中嶋紳乃介(日本)

<ウェルター級/5分2R>
青木忠秀(日本)
遠塚浩希(日本)

<バンタム/5分2R>
ミランダ亜廉(日本)
安部路人(日本)

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Grachan56 HEAT50 MMA MMAPLANET o アンディコング イゴール・タナベ ラデック 佐々木克義 大搗汰晟 小島勝志 崎山勲 村田俊 鍵山雄介

【Grachan56】大阪~札幌~千葉。フェザー級&無差別級T初戦決定。50歳=櫻井隆多がラデックと対戦!!

【写真】正直、無謀だ。でも、自分で決めたことを全うしてほしい (C)MMAPLANET

8月7日(日)に大阪府豊中市の176BOXで開催されるGrachan56及び、8月28日(日)=札幌市のグローヴビスアクアスタイル」大会、9月4日(日)=千葉市CG幕張ベイパークアリーナで開催される無差別級とフェザー級の王座決定トーナメント1回戦の全容が明らかとなっている。

昨年8月に続き、大阪単独興行となるGrahan56では無差別級Tは荒東”怪獣キラー”英貴✖岡本純一郎、フェザー級Tは鍵山雄介✖大搗汰晟という2試合──そして優勝候補の大阪在住ファイターの登場となった。


3週間後の北海道大会は会場の都合もあり、ケージではなくリング使用イベントとなり、無差別級Tでズール✖ハシモト・ブランドン戦が組まれている。

さらに1週間後の千葉大会は無差別級Tが2試合とフェザー級Tでは3試合がマッチアップされた。

フェザー級の3試合は小島勝志✖和田健太郎、高橋隆徳✖村田俊、崎山勲✖萩原一貴、無差別級は瓜田幸造✖佐々木克義、そして櫻井隆多✖ラデックが決まった。

HEAT50でイゴール・タナベと対戦予定だったが、負傷欠場→代役出場のアンディコングが体重オーバーで結果として試合が中止となってから4カ月、驚きの無差別級トーナメント出場だ。50歳を迎えてなお、イゴールと戦うつもりだった櫻井は「何歳になっても落ち着くことはない」と戦闘意欲を示していたが、繰り返し無差別級T出場は驚きだ。

櫻井の正確な通常体重は分からないが、ラデックは完全なヘビー級で、体格差は絶対だ。ラデックのその場で打つの左の威力と、前蹴りを切り崩す術を櫻井は持っているのか。五十路のチャレンジに要注目だ。

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Grachan46 Interview J-CAGE ブログ 山本琢也 鍵山雄介

お蔵入り厳禁【Grachan46】ライト&フェザー級王者に。山本琢也「相手は関係なく自分のやりたいことを」

【写真】試合をした痕跡が顔に見られない。そして常に牧歌的な空気を醸し出す山本琢也、強心臓の持ち主が金と銀のベルトを肩に掛けた (C)MMAPLANET

6日(日)に東京都大田区の大田区産業プラザPIOで開催されたGrachan46で、鍵山雄介を破りライト級に続き、フェザー級のベルトを戴冠した山本琢也。

MMAPLANETではベルト奪取直後に、山本のインタビューを行っていた。お蔵入り厳禁──結果として大晦日出場のなかった山本の声を大晦日にお伝えしたい。


──フェザー級王座奪取、おめでとうございます。今の気持ちを教えてください。

「フェザー級に落として、しっかりと形にデキたので一安心というか……これからだなという気持ちです」

──最後まで減量は問題なかったですか。

「途中に色々とありましたが、最終的には回りの人よりも厳しい減量ではなかったかと思います」

──一気に勝負がつくかと思いましたが、そこから鍵山選手が粘りを見せ、上を取られる場面もありました。去年の植田豊選手との試合がフラッシュバックすることは?

「今日は落ち着いて、考えながらできたというか……。無駄に展開を作りに行くと逆に良くないかと思い、押し込まれている時とかも考えながら、逆にゆっくり、ゆっくりと戦いました。時間とかも聞きながら、焦らずにできたと思います」

──最初から終わらせに行っているようにも見えましたが、あそこも冷静に戦っていたのですか。

「最初の攻撃でカットしたのが分かったので、終わらせに行きました。でも上手く決めることができなくて、また落ち着いて戦う展開になりました。常に『ここでムチャすると疲れる』というのは頭にあったので、セコンドの方にもとりあえずタイムを言ってほしいということを伝えていました。

戦っている時も時間を聞くことができていたので、上手く戦えたかと思います」

──昨年の苦戦が生きた形ですね。

「う~ん、前のこととか余り考えずに戦ったので、それが生きているどうかはあんまり分からないです(笑)。いつもよりかは余裕を持って戦えたというのはあるかと思います」

──鍵山選手の粘りはどのように感じましたか。

「自分のことしか考えていなかったので。とにかく終わってくれと思って戦っていました」

──予想通りの試合はできましたか。

「試合前に尋ねられた時もプランは考えていないと言ったように、考えずに戦っていました。プランを立てても、試合展開が違うようになると意味がないので。別にプランは必要ないです(笑)」

──相手の動きを見て反応するということでしょうか。

「反応するというよりも、自分だけの自己主張ですね。相手は関係なく自分のやりたいことをする。そこに相手がどうやってくるのかということで、戦っていました」

──想定以上の攻撃があったらという気持ちもあるのでしょうか。

「う~ん、そうなったらビックリすると思います」

──ビックリですか……。では65キロで実戦を戦い、自己評価は?

「良くなったんじゃないかと思います」

──試合後にはRIZINへのアピールもありました。

今回は控室で認定式が行われた

「いつも試合が終わると家族に感謝の言葉を伝えたいと思っているのですが、岩﨑代表からLINEが来て『アピールして』って(笑)。

だから、想ったように感謝の言葉を伝えることができなかったです」

──アハハハハ。

「でも一応、RIZINという言葉を出せたので良かったです。次のステージに上がって、一つ、一つ、勝っていこうと思います。そういうところを皆に見てもらえるよう練習をどんどん積んでレベルアップしたいです。」

──RIZINフェザー級のことは、しっかりと予習していますか。

「軽く見たりはしています。でも考え過ぎると、疲れちゃうので(笑)」

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Grachan46 J-CAGE Result ブログ 山本琢也 植田豊 藤村健悟 鍵山雄介

【Grachan46】試合結果 山本琢也が阪本洋平に続き、ライト&フェザー級のチャンプチャンプに

【写真】チャンプチャンプは試合後、マイクでRIZIN参戦をアピールした(C)MMAPLANET

6日(日)、東京都大田区の大田区産業プラザPIOでGRACHAN 46が開催された。

メインではライト級チャンピオン山本琢也が、フェザー級王座決定戦で鍵山雄介にTKO勝ちを収め、阪本洋平に続きGrachan史上2人目の二階級同時制覇となった。

セミは川中孝浩が竹川光一郎をTKO、セミまでは植田豊が19歳の新鋭=藤村健悟をTKOで下している。

GRACHAN 46
<Grachanフェザー級王座決定戦/5分3R>
○山本琢也(日本)2R0分59秒
TKO
詳細はコチラ
×鍵山雄介(日本)
<ウェルター級/5分2R>
○川中孝浩(日本)1R3分30秒
TKO
詳細はコチラ
×竹川光一郎(日本)
<ライト級/5分2R>
○植田豊(日本)2R
判定
詳細はコチラ
×藤村健悟(日本)
<70.8キロ契約/5分2R>
△岸本篤志(日本)2R
Draw
△村田俊(日本)
<バンタム級/5分2R>
○善司郎(日本)2R
判定
×今村豊(日本)
<フライ級/5分2R>
△宮内拓海(日本)2R
Draw
△新垣健司(日本)
<バンタム級/5分2R>
○YO-HEI(日本)2R
判定
×奥野真利(日本)
<無差別級/5分2R>
○ラデック(チェコ)1R1分48秒
TKO
×ステファン(ドイツ)

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Grachan46 J-CAGE Report ブログ 山本琢也 鍵山雄介

【Grachan46】パウンド、パウンド&パウンドで山本琢也が鍵山雄介を圧倒。ライト級+フェザー級王者に

【写真】シルバー=ライト級に続き、ゴールド=フェザー級のベルトを巻いた山本琢也(C)MMAPLANET

昨日6日(日)に東京都大田区の大田区産業プラザPIOで開催されたGrachan46レポート、最終回はメインのGrachanフェザー級王座決定戦の模様をお送りしたい。

<Grachanフェザー級王座決定戦/5分3R>
山本琢也(日本)
Def.2R0分59秒by TKO
鍵山雄介(日本)

今回のタイトル戦を前に「圧が強くなった」と自らの成長を語った山本が、その言葉通りすぐに距離をつめると、鍵山の右に右を合わせる。

右ハイをキャッチした鍵山だが、テイクダウンではなく足を抱えたまま下へ。山本は右のパンチを落として足を引き抜くとパンチが効いて右目カットしている鍵山のシングルからのスクランブルにも、首をコントロールするだけに押し倒すように上を取り直す。

蹴り上げを捌いてサイドに回った山本は起き上ろうとする鍵山に対し、強烈な勢いで鉄槌&パンチを打ちつける。

鍵山も懸命にシングルから立ち上がり、スピニングバックフィストも姿勢が乱れ、右を打たれて腰から崩れる。

山本はここでも蹴り上げを担ぐようにサイドに回り、頭を跨いで上四方に。粘る鍵山は体を捩じって、ダブルから立ち上がり、小外掛けでテイクダウンを決める。

山本はケージを背負って立ち上がり、シングルは頭を押さえて足を引ぬく。右を被弾し、引き込んだのかすぐに下になった鍵山の足関節狙いにも、慌てず足を抜き右で殴った山本は、三角狙いも強いポスチャーで跳ね返す。

足関節、シングルレッグ、鍵山の下からの仕掛けに最後はケージに詰められた山本は、ギロチンで動きを止めてタイムアップを待った。

2R、右を振るって前に出た鍵山が左ハイ。爪先が山本の側頭部に届いたが逆に後方にバランスを崩しそうになる。

鍵山はここで機転を効かしてダブルレッグも、山本はやすやすとスプロールする。山本は離れ前蹴り、鍵山の左ハイをキャッチしてケージに詰めるとパンチの勢いを増していく。

まっすぐ組みついてきた鍵山を切った、山本は右ストレート、続いて左フックを打ちこむ。

下がった鍵山は必死に組んでいくが、ケージに詰められ殴られ、下からのシングルも潰され、最後は鉄槌から左のパウンドを受けたところでレフェリーが試合を止めた。

「色んな人に支えてもらって、しっかりと形にできたので凄く嬉しいです。今後自分、2階級取ったというころで、RIZINで戦ってみたいと思います。

まだまだ実力不足なので、ここから練習して強くなってもっと大きな舞台で山本琢也という名前を売って行けるように努力したいと思いますので、今後もまた楽しみにしてください」とマイクで話し、恒例のケージ内での家族記念写真タイムとなった。


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Grachan46 J-CAGE News ブログ 山本琢也 植田豊 藤村健悟 鍵山雄介

【Grachan46】計量終了 あと3時間半でスタート。山本琢也、20キロの減量成功、全選手がパス

【写真】2カ月で20キロの減量、ミッション・コンプリートした山本の検査風景 (C)GRACHAN

本日6日(日)に東京都大田区の大田区産業プラザPIOで開催されるGrachan46の計量及び抗原検査が5日に行われた。

今大会はメインのフェザー級王座決定戦のみ従来の階級で計量が取り行われ、山本琢也と鍵山雄介が揃ってパス。タイトル戦以外の試合は水抜き減量による免疫力低下を防ぐために、500グラムオーバー規定を2キロめで認められている。

なお抗原検査については同時開催にGrachan Challengeに出場するアマチュア選手、本戦出場の選手及びセコンドが検査対象で全員が陰性となった。

Grachan46出場選手の計量結果は以下の通りだ。


■視聴方法(予定)
12月6日(日・日本時間)
午後1時30分~ZAIKO
午後1時30分~FITE

■ Grachan46対戦カード

<Grachanフェザー級王座決定戦/5分3R>
山本琢也:65.65キロ
鍵山雄介:65.5キロ

<ウェルター級/5分2R>
川中孝浩:78.5キロ
竹川光一郎:78.5キロ

<ライト級/5分2R>
植田豊:71.9キロ
藤村健悟:71.7キロ

<70.8キロ契約/5分2R>
岸本篤志:70.7キロ
村田俊:69.95キロ

<バンタム級/5分2R>
善司郎:62.5キロ
今村豊:62.75キロ

<フライ級/5分2R>
宮内拓海:57.55キロ
新垣健司:58.4キロ

<バンタム級/5分2R>
YO-HEI:63.2キロ
奥野真利:62.5キロ

<無差別級/5分2R>
ステファン:100.6キロ
ラデック:112.9キロ

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Grachan46 Interview J-CAGE News ブログ 山本琢也 鍵山雄介

【Grachan46】対戦カード 山本琢也、なるか2階級制覇。鍵山は盟友のリベンジ&王座奪取目指す

【写真】コブラ会の同門、岸本泰昭がグラチャン・ライト級王座決定戦で山本琢也に敗れてから2年3カ月、鍵山がフェザー級王座を賭けて山本と戦う。対戦カードの下に団体発表の鍵山インタビューを掲載しています(C)GRACHAN

2020年12月6日(日)
GRACHAN 46
東京都大田区
大田区産業プラザPIO

■視聴方法(予定)
12月6日(日・日本時間)
午後1時30分~ZAIKO
午後1時30分~FITE

■ 対戦カード

<Grachanフェザー級王座決定戦/5分3R>
山本琢也(日本)
鍵山雄介(日本)

<ウェルター級/5分2R>
川中孝浩(日本)
竹川光一郎(日本)

<ライト級/5分2R>
植田豊(日本)
藤村健悟(日本)

<70.8キロ契約/5分2R>
岸本篤志(日本)
村田俊(日本)

<バンタム級/5分2R>
善司郎(日本)
今村豊(日本)

<フライ級/5分2R>
宮内拓海(日本)
新垣健司(日本)

<バンタム級/5分2R>
YO-HEI(日本)
奥野真利(日本)

<無差別級/5分2R>
ステファン(ドイツ)
ラデック(チェコ)

──GRACHANに参戦したきっかけは。

「元々DEEPに出ていて、階級も落としもしましたが、やっぱり自分にバンタム級が合って無くて、元の階級フェザー級に戻すときに他の団体を考えました。
そこでGRACHANを選びました。佐伯さんにも話して、頑張ってください!って事で、参戦になりました」

──では過去を振り返る形となりますが、初参戦の相手は大澤茂樹戦でした。

「階級を元に戻しての試合で、名がある選手だったので喰ってやるつもりでしたが、自分では正直勝ったか? ドローかな?と思ったのですが、テイクダウンで負けた感じですね。でも、元の階級、フェザーに戻して自分でもここまでやれることが分かったので、自信にはなりました」

──そして2戦目は原井徹戦でした。

「原井選手は正直強かったです。何が強いというか全体的にそつなく強いです。あまり1本負けすることないのですが、丁寧にキッチリ1本とられました(汗)」

──GRACHAN3戦目に崎山選手と対戦しました。

「この時は凄く調子が良かったです。でも、向かいあったら、強くて……でもセコンドのアドバイスで勝てました」

──他の試合は?

「そのあとは、修斗大阪大会で2連勝してます」

──GRACHAN参戦してから、中からと外から見たGRACHANの違いってありましたか。

「結局、上の選手は強いです。外から見たら他の団体と変わりないけど、中から見たら、弱い選手と一度も試合したことないですし、わざわざ他から来て、弱い選手と試合やらされても、ちょろちょろやって満足するような事も求めてないし、上に行きたいので! 強い選手とやってなんぼ!──みたいな。弱い選手と試合して勝っても、嬉しいのは一瞬、その時だけ! 強い選手ととにかくやりたい。そこは譲れないですね。だから、強い選手を当ててくれるGRACHANには感謝してます」

──1年半ぶりのGRACHAN(2019年6月2日、崎山勲戦)になりますが、それまで数々の試合が流れましたね。

「そうですね。GRACHANからの派遣で香港の試合が流れたりと、他団体含めてで5回流れました」

──今回タイトルマッチの話がきた時の気落ちは?

「GRACHANの初参戦からベルトを狙って入ったきたので、順番がようやく回って来たって感じです」

──山本琢也選手の印象は?

「正直、格闘技始めるスタートの時から、やる前からも強い選手だと思います。代表の三島さんにも言われているんですけど、総力戦で全部使って勝負しないとあかんと言われ、10数年間やってきた事の全てを出し切って勝ちに行きます。山本選手は階級落としてくるので、僕は過去に階級落として自分の良いところが消えた経験があるので、そこがポイントになってくると思います」

──前大会で仲に良い獅庵選手がタイトルマッチでした。

「僕が山下君(獅庵)とやった選手と試合するわけではないけど、俺は取らないとならない!との意識が強くなりました。

──最後に、試合に向けての意気込みをお願いします。

「ベルトは自分の為のもの。応援してくれる人、サポートしてくれる人の分の気持ちも背負っているので、絶対に勝ちます。そしてその先は、海外とかGRACHANが提携する団体含めて考えて行きたいです」

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Grachan46 Interview J-CAGE ブログ 山本琢也 鍵山雄介

【Grachan46】フェザー級王座決定戦=鍵山雄介戦前の山本琢也─02─「何の不安も抱えていないです」

【写真】ザ天然素材=山本琢也 (C)MMAPLANET

6日(日)に東京都大田区の大田区産業プラザPIOで開催されるGrachan46。同大会のメインで組まれたGrachanフェザー級王座決定戦で鍵山雄介と対戦する山本琢也インタビュー後編。

最大で101キロあった体をフェザー級まで落とす。フルマラソンの距離を数度に渡り走っている。今やMMAの世界では聞くことが稀になったトンパチな行動を実行してしまう山本は、ライト級時代よりも強いと断言。2階級制覇を成し遂げ、RIZINで戦う──勝利に向かっている。

<山本琢也インタビューPart.01はコチラから>


──阪本選手との練習で、一番変わったのはどこだと感じていますか。

「最初は圧にやられていたのですが、逆に自分も圧を掛けることができるようになったことかと思います」

──これまでも圧はあったかと思うのですが……。

「そこをさらに何か掛けられるようになったみたいで。星野さんにも『本当に圧が凄い』と言ってもらえていますし、打撃も組みも詰めることができるんじゃないかと思っています」

──ではベルトを掛けて戦う対戦相手、鍵山選手の印象を教えてください。

「これをインタビューで言っちゃって良いのか分からないのですが、特に映像もみていないので……。イマイチ分かっていないです。まぁ、○○に勝って、✖✖には勝っていないぐらいは聞いたのですが……」

──映像もチェックしていないのですか。

「映像は2度ぐらい、ゆっくり視ました。でも、記憶にはないなぐらいの感じなんです(苦笑)。たからやってみないと何も分からないです」

──そのような状況でしたら、私も鍵山選手の特徴に関連した試合への質問はできなくなりますね(苦笑)。

「まぁ阪本さんからは、注意点を伝えてもらって──そこに気を付けていれば勝てると言ってもらっていますし」

──もう階級が変わっただけで、山本選手のポテンシャルを推し量る試合になるわけですね。

「ここまでの過程には色々とありましたけど、結果として今は自信しかないです。何の不安も抱えていないです」

──基本的に泰然としていますね。

「そうですか?(笑)」

──ハイ。なんか、のんびりと構えているようで(笑)。ところでフェザー級に落とし、タイトル戦を経てどのような将来像を描いていますか。

「ここでタイトルを獲って、違うステージにいければと思っています」

──それはズバリ、RIZINと捉えて良いですか。

「行けたら良いなと思っています」

──DEEP、修斗、パンクラスという老舗3団体ではなく?

「以前に鶴屋さんからRIZINに出ないかということで3度ほど声をかけてもらっていたのに、全て断ってきたので、今は他でという考えはなくRIZINで戦うことができればという感じです(笑)」

──斎藤裕選手が朝倉未来選手を破りました。RIZINフェザー級で戦っていくことに対して、どれほど自信を持っていますか。

「自信ですか……それはやってみないと分からないっていう話ですね(笑)。まだまだ強くなれる可能性はあると思っているので、しっかりと練習していきたいです。

阪本さんも動けるようになれば、またお世話になりたいですし。阪本さんも手術後はモチベーションが上がって、やる気が出てくるでしょうし」

──同じ階級になりますね。2人ともRIZINに出場するとライバル関係になります。

「そうですねぇ。でも、阪本さんは勝負所を決めて戦っていく人でしょうし、Grachanの岩﨑代表からはその辺りのことでもフォローしてもらえるようです」

──その場に行き着くためには、今回のタイトル戦でベルトを巻くことがマストだと思います。改めて意気込みをお願いします。

「そうですね……環境も変わって、自分もさらに自信がつきました。技術力も多少はついたと思っています。なので去年の12月の試合のようにやられそうになる場面もない、応援してくれる人が安心して観ることができる試合をしたいと思っています。

ちょっと期待してほしいです」

──ライト級の山本琢也よりも、フェザー級の山本琢也の方が強いでしょうか。

「そうですね、大丈夫です。強いんで、もう。また勝ったら取材の方宜しくお願いします」

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Grachan46 Interview J-CAGE ブログ 山本琢也 鍵山雄介

【Grachan46】フェザー級王座決定戦=鍵山雄介戦前の山本琢也─01─「6月はMaxで101キロありました」

【写真】この時で体重は85キロほど、3カ月で20キロの減量もなかなかだ──が、6月にはさらに16キロも重かったという山本 (C)MMAPLANET

6日(日)に東京都大田区の大田区産業プラザPIOで開催されるGrachan46。同大会のメインでライト級チャンピオン山本琢也が、阪本洋平の返上したフェザー級のベルトを賭けて鍵山雄介と対戦する。

6月に過去最高、101キロあったという山本は12月5日に65.8キロで戦うために、フルマラソンの距離も何度か走ったという。底知れぬ感が、さらに広がってしまった感がある山本にタイトル戦について尋ねた。


──今日(※11月30日)、これから練習ということはまだ体を動かしている感じですか。

「今日で終わりにしようかという感じです」

──Grachanフェザー級王座決定戦へ向け、とにかく気掛かりは体重です。山本選手は普段はかなり大きいということなので。

「全然、問題ないです」

──それはライト級の時と比較しても、問題ないということですか。

「そうですね、少し悩んだこともあったんですけど、ここまで来てしまえば余裕です。あと3キロぐらいで」

──では、もう水抜きぐらいですか。

「ハイ。これまで水抜きをしてこなかったのですが、全然いけると思います。食事に関してもみてもらっていて、本当に順調です。ムチャをしそうなこともありましたが、終わってみればしっかりと落ちました」

──9月にフェザー級王座に挑むことが発表された時も、もう絞れていたのですか。

「あの時は、もう気にはしていました。だからゆっくりと落としてきて……マックスでは101キロあったので」

──えーっ!! 101キロって、重すぎませんか!!

「コロナで試合がないと聞かされていたので1度、100キロまでいってみようということで、6月に101キロまでいきました」

──その増減は完全に体に悪いですね(苦笑)。

「そうですね(苦笑)。応援してくれる人とかも増えてきたので、ここで勝って節制しようかと思っています」

──9月の会見の時は何キロぐらいだったのですか。かなりグッドシェイプに見えたのですが……。

「あの時だと80キロ半ばでした。そういう風に言ってもらえることは多いのですが、意外と重たいんですよね」

─3カ月で20キロの減量ですか。痺れますね。

「65キロは中学の時以来なので、どうなるのかなと最初は思っていました」

──練習での動きはライト級で戦う時と比較して、いかがですか。

「力は落ちていないです。ステップとかも教えてもらっていて動けるようになっているので、階級を下げたことはプラスになっていると思います」

──会見では練習環境も変化が加わりということを言われていましたが、この試合の準備は?

「実は阪本(洋平)さんが手術をされたので、試合前は一緒に練習できなくなって……T-BLOODは1度だけ行かせてもらいました。電話で『体重どう?』とか、そういう連絡は貰っています。

あとは星野大介のキャンディジムで週に1度スパーリング、それとパラエストラ千葉でミットとスパーを少しですかね。正直なところ体重を落とすために、走り続けるのがメインでした」

──えっ、これまでとあまり変わっていないような……。

「とにかく体重を落とさないことには始まらないので、走り続けました。フルマラソンの距離も、何度か走りましたし。本当にみっちり走り続けました(笑)」

──ということは、これまで通り地力の強さで戦うファイトになるということでしょうか……。

「それでも阪本選手と練習させてもらっていた期間で教わったことは自分のなかでプラスになっています。それを試合で出すことができるかどうかは……分からないですが。それこそ、いつも通りになってしまう可能性もなくはないので(笑)。ちょっと試合で試してみたいですね、どう変わっているのか。そこは自分でも楽しみです」

<この項、続く>

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【Grachan46】12月6日、フェザー級王座決定戦=山本琢也✖鍵山雄介。川中✖竹川=再戦。植田も連続出場

【写真】9月大会にケージ内で試合の決定がアナウンスされた山本✖鍵山のフェザー級王座決定戦(C)DEEP

30日(金)、Grachanより12月6日(日)に東京都大田区の大田区産業プラザPIOで開催されるGrachan46の全カードが発表された。

メインは9月の大会で明らかになっていたようにライト級チャンピオン山本琢也が、阪本洋平の返上したフェザー級のベルトを賭けて関西のベテラン鍵山雄介と対戦する。


このほか、ウェルター級で川中孝浩と竹川光一郎の再戦が組まれることとなった。この両者は前回大会で対戦し、川中のローブローで竹川が試合続行不能となりノーコンテンストとなっていた。

またライト級の植田豊も9月大会から連続出場となる。小谷直之に敗れた植田は連戦を希望し、藤村健吾と戦う試合など9試合が決定した。

また今大会出場選手も、前日計量の際にセコンドと共に出場選手は抗原検査を受ける。加えて水抜き減量による免疫力低下を考慮し、従来の500グラムからリミットの+2キロまでを認める──事実上の契約体重形式で実施されることも決まっている。

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