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【GTF04】GTF04の見所を勝村周一朗に訊く─04─「今大会で機運が高まれば、ハイサム✖イゴールを──」

【写真】このいやらしい笑みが意味する、ZSTにおける今後のグラップリングシーンとは(C)MMAPLANET

いよいよ本日26日(日)、午後2時より東京都大田区のゴールドジムサウス東京アネックスで開催されるZSTグラップリング=GTF04。

無観客&有料配信される今大会、各階級の見所を聞く勝村周一朗インタビューも最終回を迎える。

<勝村周一朗インタビューPart.03はコチラから>

今回は90キロトーナメントとスーパーファイトの見所、ここから見えるネクストGTFについて話してもらった。

<90キロT1回戦/7分1R>
イゴール・タナベ
内藤由良

<90キロT1回戦/7分1R>
高橋快人
柳井夢翔

<90キロT1回戦/7分1R>
グラント・ボグダノフ
濱岸正幸

<90キロT1回戦/7分1R>
谷口実
レダ・メブトゥシュ


──GTF04、90キロ級Tの見所はもう集約されるかと思うのですが……。

「イゴール✖レダとなるのか。カルペからはレダとハイサムの申し入れがあって、僕はハイサムとイゴールが見たいからレダはスーパーファイトって考えていたんです。それがレダがどうしてもイゴールと戦いたいからトーナメントに出たいと」

──そのイゴールに教え子の内藤選手を当てたのはファットニンジャにニンジャチョークをというストーリー狙いでしょうか。

「いえ……内藤は国士館でキャプテンだったレスラーなんで──ニンジャチョークも一応できるのですが……もう、これは温情かもしれないです(笑)。一番強い人間と当たれ、と」

──イゴール決勝はマストと?

「う~ん、あのう……そうですね。ぶっちゃけ、4人の総当たりでも良かったかも……。これはもう一本勝ちを楽しんでくださいというトーナメントなのですが、濱岸君もOTに行くと強いかと思います。その濱岸さんと初戦で戦うボグタノフは、今は用賀のUFCジムでインストラクターをしているんです。誰もがイゴール✖レダが決勝になると思っているので、他の参加選手の発奮を期待します。色んな選択ができるグラップリング・トーナメントですから」

──そして今大会ではスーパーファイトが4試合組まれています。愛弟子でRIZIN出場を控えている伊藤選手は橋本圭右選手と戦います。

「そのために勢いをつける試合。そういう風に盛一郎も捉えていて欲しいです。苦戦するのも良いですけどね、僕としては。橋本選手は盛一郎に勝って、グラップリングで神龍誠と戦うというぐらいの気持ちで試合の臨んで欲しいです」

──イグルーの大浦マイケ選手がZSTの松本選手とのマッチアップです。

「ZSTにままいる所英男ムーブの松本選手が、マイケにどこまで意地を見せるのか。でも松本選手は、ここに挑戦すると言ってくれる数少ないZSTの選手なので──その意気込みでぶつかった欲しいです。

そういう意味では藤代選手と戦う小野選手への期待値は高いですね。3月の65キロ級トーナメントで岩本健汰選手に負けたけど、打倒岩本を目指して頑張っていて。今回もトーナメントに出たいと言ってきたんです。でも60キロには落とせないし、75キロは重すぎる。ということでスーパーファイトで戦ってもらうことにしました。

以前、藤代選手と小野選手は山内(慎一)君が主宰しているFINISHで戦いドローだったんです。2人が戦った当時と比較して、どれだけ成長しているのかが問われる対戦です」

──なるほど。そしてハイサム✖アンディ・コングですね。

「大内(敬)の教え子アンディが、これはもうとにかく……ハイサム相手に踏ん張ることができるのか」

──う~ん、このスーパーファイトと90キロ級トーナメントで見えてくることがあるのですが……。

「ハイ、8月のZSTでハイサム・リダとイゴール・タナベが組めるなら──その機運が今大会で高まるなら、イゴール✖ハイサムはMMAの前座じゃない──グラップリングをメインにしますっ!!」

■GTF04対戦カード

<無差別級/7分1R>
ハイサム・リダ
アンディ・コング

<78キロ契約/7分1R>
大浦マイケ
松本大輔

<70キロ契約/7分1R>
小野隆史
藤代晃精

<65キロ契約/7分1R>
伊藤盛一郎
橋本圭右

<60キロT1回戦/7分1R>
米倉大貴
渋谷カズキ

<60キロT1回戦/7分1R>
井手智朗
潤鎮魂歌

<60キロT1回戦/7分1R>
清水清隆
後藤貴史

<60キロT1回戦/7分1R>
高橋サブミッション雄己
堤宏太

<75キロT1回戦/7分1R>
世羅智茂
寒河江寿泰

<75キロT1回戦/7分1R>
鹿志村仁之介
高本裕和

<75キロT1回戦/7分1R>
竹内稔
小川智也

<75キロT1回戦/7分1R>
渡部拳士郎
山中健也

<90キロT1回戦/7分1R>
イゴール・タナベ
内藤由良

<90キロT1回戦/7分1R>
高橋快人
柳井夢翔

<90キロT1回戦/7分1R>
グラント・ボグダノフ
濱岸正幸

<90キロT1回戦/7分1R>
谷口実
レダ・メブトゥシュ

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【ZST GTF04】ZSTグラップリングに世羅智茂、イゴール・タナベ、伊藤盛一郎&ハイサム・リダが出場

【写真】75キロ級に世羅、90キロ級にイゴール。注目のノーギおできるグラップラーが出場する(C)SATOSHI NARITA & MMAPLANET

19日(金)、ZSTより7月26日(日)に東京都大田区のゴールドジムサウス東京アネックスで開催されるZSTグラップリング=GTF04のトーナメント各階級出場選手及びスーパーファイト、さらに2階級の予選会が同5日(日)に行われることが発表されている。

同大会は無観客で開かれ、動画配信が予選会とともにされること、クラウドファンディングが実施されることも明らかにされている(※詳細は後日発表)。

60キロ、75キロ、90キロの3階級、8人のワンデートーナメントは、60キロ&75キロの出場確定選手は6名で、残り2つの枠を掛けた予選会があり──その出場選手もリリースでアナウンスされた。スーパーファイトでは無差別級でハイサム・リダ✖アンディ・コング、78キロ級で大浦マイケ✖松本大輔、70キロで小野隆史✖藤代晃精、65キロ以下で伊藤盛一郎✖橋本圭右の4試合が組まれている。

GTFらしいのがスーパーファイトに伊藤盛一郎が出場するように柔術家だけでなく、MMAファイターも参加も少なくない点だ。


60キロ以下級には5月31日のプロ修斗に出場したばかりの清水清隆がエントリー。潤鎮魂歌や高橋サブミッション雄己という名前も見られる出場確定選手に対し、予選会にも渋谷カズキ、三谷敏生というMMAファイターが参加する。

75キロ級には世羅智茂が参戦。4月のRoad to ONE02で青木真也と、5月は修斗の大会で岩本健汰と戦いドロー。今や日本のグラップリングを引っ張る存在として、同門の竹内稔、岩本のチームメイトの山中健也らが優勝争いのライバルとなるか。

90キロ級には昨年のムンジアルは3位ながら、2018年の紫帯時代にムンジアルとノーギワールドのどちらも制しているイゴール・タナベに断トツの注目が集まる。QUINTET FNではハイサムと対戦して3度の警告で両者失格となったイゴール、IBJJF競技柔術家のサブオンリー・ノーギがどのように変化しているのか楽しみでならない。

各階級の出場選手は以下の通りだ。

【60キロ級】
高橋サブミッション雄己(和術彗舟會新宿HEARTS)
米倉大貴(IGLOO)
後藤貴史(ALMA FIGHT GYM HOMIES)
潤鎮魂歌 (総合格闘技ハーヴェスト)
井手智朗(エクストリーム柔術)
清水清隆(TRIBE.TOKYO.MMA)

【75キロ級】
渡部拳士郎(スーパータイガージム)
世羅智茂(Carpe Diem)
寒河江寿泰(トイカツ道場/今成柔術)
竹内稔(Carpe Diem)
山中健也(IGLOO)
高本裕和(高本道場)

【90キロ級】
イゴール・タナベ(IGLOO)
濱岸正幸(U-FILE CAMP登戸)
高橋快人(エクストリーム柔術)
柳井夢翔(リバーサルジム新宿me,we)
グラント・ボグダノフ(KUSSANO TEAM)
内藤由良(リバーサルジム横浜グランドスラム)
レダ・メブトゥシュ(Carpe Diem)
谷口実(RBアカデミー)

【60キロ級予選】
渋谷カズキ(高本道場)
長野将大(所プラス)
N.O.V(Team GBF/EnjoyGym)
二之宮徳昭(クロスワンジム湘南)
堤宏太(福住柔術)
三谷敏生(総合格闘技コブラ会)

【75キロ予選】
ベン・ブッカン(総合格闘技津田沼道場)
坂野開(SORA BJJ)
鹿志村仁之介(IGLOO)
小川智也(リバーサルジム新宿me,we)