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【Grachan65】J-MMA Rookies CUPフライ級決勝=鈴木崇矢「格闘技をして、生き物として強くなりたい」

【写真】J-MMA Rookies CUPは、鈴木のような立ち位置にいる選手にとっては本当に良い機会になったことだろう(C)MMAPLANET

15日(日)、東京都江東区のTFTホール100で開催されるGRACHAN65「15th Anniv」のJ-MMA Rookies CUPフライ級決勝戦で鈴木崇矢が金井一将と対戦する。
Text by Takumi Nakamura

格闘DREAMERS出身、POUNDSTORMでプロデビューし、J-MMA Rookies CUPを順調に勝ち進んできた鈴木。3月のトーナメント一回戦を終えて、MMAへの向き合い方が変わり、気持ちを新たにMMAに取り組んできたことという。UFCという明確な目標に向けて、MMAファイターとして進化を続ける鈴木に話を訊いた。


――GRACHAN65でJ-MMA Rookies CUPフライ級 決勝戦を控える鈴木崇矢選手です。試合が目前に迫っていますが、今の心境ですか(※取材は11日に行われた)。

「いつも通りの試合前だなって感じで、今はもう落ち着いています。いつも緊張よりも楽しみな気持ちの方が大きいので『やばい。試合だ…』ではなくて『よし! やってやるぞ!』って気持ちです」

――5月の準決勝ではしゅんすけ選手のシングルレッグを潰してバック→マウントをとってからのパウンドアウトでした。あの試合の良かった点、悪かった点はどこですか。

「今まで以上にMMAとしての練習をがっつりやったうえでの試合で、何が来ても大丈夫と思えるぐらいチームと一緒に作り込むことができた試合だったので、それがああいう結果になったと思います。良かった点・悪かった点というより、MMAの練習をして試合に臨めたという部分で、一つの道が開けた・見えた試合ではありました」

――それまではそこまでMMAらしい練習をしていなかったということですか。

「僕は殴って勝つことが好きなので、そのための練習ばかりになっていたんですよ。でも3月の一回戦(小田魁斗に判定勝ち)が終わったあとに自分の戦い方を見つめなおして、ちゃんとMMAとして勝つためには何が必要なのかを髙谷(裕之)さんと岡見(勇信)さんに指導してもらって、それがちょっとずつ形になる中で臨んだ試合でした」

――ずばり「試合になったらぶっ飛ばせばいい」くらいの感覚だったのですか。

「はい。とにかくタックル切って殴る、みたいな。でもMMAをやる人間としてMMAをちゃんと理解して学ばないといけないと思いました。練習そのものはむちゃくちゃキツくて、僕は落ち込みやすい性格なんです。自分がイメージしている動きと実際の自分の動きにギャップがあると、それが段々と積み重なって、本当に落ち込んでました(苦笑)。でもそこで踏ん張って練習を続けたからこそ見えてきたものがあります」

――具体的にはドリル練習などを増やしたのですか。

「それまではスパーリングばっかりやって、それで練習した気になっていたんです。5月の試合前は自分が嫌な態勢から始めるシチュエーションスパーやドリルを延々とやって、完全に心が削れていましたね(苦笑)。今思えばそんな簡単にできるものじゃないんですけど、この時期に細かいけど自分の土台になる練習をやってもらいました」

――鈴木選手は空手出身で、MMAに必要なレスリング・グラップリングの練習を一から学ぶことは苦手分野でしたか。

「テイクダウン狙いを切ることには自信があるんですけど、MMAで勝つためにはそれだけではいけなくて。MMAはやればやるほど味が出るというか、いぶし銀の競技だと思うんですよ。そういう技術や歴史を髙谷さんや岡見さんから教わると『先輩たち、やばい!』みたいに思って。MMAに対する深みっていうんですかね。やっぱり3月の試合で『ちゃんとMMAをやらないと強くならない』って身体が感じたんです。

感覚、瞬発力、反応、僕の場合は若さ。今はそれに任せてバババババッ!と動けちゃうんですけど、それには限界がある。例えば今のUFCチャンピオンはほとんど30代で、一番若いショーン・オマリーでも28歳なんですよ。これって絶対何か理由があるよなって思った時に、僕はMMAをやりこんだ時間と量だと思ったんです。だったらやるしかねえじゃん──みたいな。MMAはやることが多いというのは頭では分かっていたけど、自分の身体で気づけたことはこの半年くらいの大きな収穫だったと思います」

――そういった意味ではプロ3戦目でJ-MMA Rookies CUPのような各団体を交えたトーナメントに出場することが決まったことは大きなステップアップですね。

「僕がプロで出た試合はPOUND STORMとEXFIGHTなので、ある意味、身内の大会だったと思うんです。だからJ-MMA Rookies CUPで初めて外の大会や試合に触れたのでデビュー戦のような気持ちでした。しかも各団体の選手たちと交わる貴重な機会だったし、本当にありがたいです」

――しかも出場選手のキャリアがほぼ同じという部分も刺激になると思います。

「オファーをもらった時からモチベーションは高いですね。修斗の新人王とかパンクラスのネオブラッドトーナメントとかDEEPのフューチャーキングトーナメントとか、若くてキャリアが浅い選手のためのトーナメントって各団体にあると思うんですけど、そういう戦いを団体関係なくできるっていうのがすごくワクワクするんですよ。何て表現したらいいか分からないけど…ワクワクしました(笑)!」

――決勝で対戦する金井一将選手にはどんな印象を持っていますか。

「シンプルにガンガン前に出てくるグラップラーですよね。僕が勝つパターンと苦戦するパターンがはっきりイメージできる相手かなと思います」

――MMAファイターとしての成長を感じる中、どんな試合をして勝ちたいと思いますか。

「今の僕はめちゃくちゃ強いんで、一方的に相手を殴って、気づいたら相手が倒れているんだろうなって感じです」

――レスリング・グラップリングの技術が上がったことで打撃の面でプラスになったこともありますか。

「ルーツである空手とMMAの打撃を上手くミックスできているので、今まで以上にスピードも威力もタイミングも精度も上がっていると思います。今の自分が試合をしたらどうなるんだろう?という自分への楽しみもありますね」

――トーナメント優勝も含めて、今後に向けてどのような目標を持って戦っていきたいと思いますか。

「ちゃんと優勝することが大前提として、UFCに出るためにはどうしたらいいかを考えたときに、今だったらRoad to UFCがアジア人にとってUFCへの明確な道だと思うんですよ。チャンスがあればいつでも出ていきたいし、国内でベルトを獲ることもRoad to UFCへの近道になると思うので、ベルトも狙っていきたいです」

――今日初めて鈴木選手を取材しましたが、明確な目標を立てて、そこから逆算して自分がやるべきことを考えられる選手だと感じました。UFC王者の年齢を自分と照らし合わせて考える選手は少ないと思います。

「ありがとうございます(笑)。僕は格闘技をやっていて生き物として強くなりたいという気持ちがあって、その基準で一番強いのはUFCチャンピオンだと思うんですよ。だから(MMAを)始める前からUFCチャンピオンなろうと思っていたし、UFCチャンピオンになるという目標・意思は本当に固いです」

――それでは最後にファンのみなさんに向けてメッセージをお願いします。

「いつも応援ありがとうございます。しっかり勝って優勝してくるので楽しみにしていてください!」

■視聴方法(予定)
10月15日(日)
午後2時00分~ GRACHAN放送局

■ Grahan65対戦カード

<バンタム級/5分2R>
手塚基伸(日本)
TSUNE(日本)

<ライト級/5分2R>
ルクク・ダリ(コンゴ)
岸本篤史(日本)

<ライト級/5分2R>
小谷直之(日本)
林RICE陽太(日本)

<ウェルター級トーナメント1回戦/5分2R+Ex1R>
渡辺良知(日本)
青木忠秀(日本)

<ウェルター級トーナメント1回戦/5分2R+Ex1R>
桜井隆多(日本)
上田拳翔(日本)

<J-MMA Rookies CUPフライ級決勝戦/5分3R>
金井一将(日本)
鈴木崇矢(日本)

<J-MMA Rookies CUPフェザー級決勝戦/5分3R>
黒井海成(日本)
人見礼王(日本)

<バンタム級/5分2R>
伊藤空也(日本)
高須将大(日本)

<フェザー級/5分2R>
大搗汰晟(日本)
中村京一郎(日本)

<ウェルター級/5分2R>
能登崇(日本)
芳賀ビラル海(日本)

<バンタム級/5分2R>
今村豊(日本)
YO-HEI(日本)

<ストロー級/5分2R>
朝日向大貴(日本)
牧ケ谷篤(日本)

<フェザー級/5分2R>
松田征也(日本)
ディオゴ・ロボ・トクナガ(ブラジル)

<バンタム級/5分2R>
萩原一貴(日本)
佐々木歩夢(日本)

<フライ級/5分2R>
宮内拓海(日本)
天野哲宏(日本)

<引退エキシビジョンマッチ/5分1R>
阪本洋平(日本)
山本琢也(日本)

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【Grachan65】ライト級王座への道=岸本篤史戦へ、ルクク・ダリ─01─「自分のブロックが甘かったから」

【写真】リモート取材のスクショはこうでも──木村ミノルのドーピングに対しても、格闘技に対しても姿勢が一貫しているダリ。この姿勢が一貫しているところも漢です(C)SHOJIRO KAMEIKE

15日(日)、東京都江東区のTFTホール100で開催されるGRACHAN65「15TH Anniv」のメインイベントで、ルクク・ダリが岸本篤史と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

現GRACHANライト級王者の原口伸がRoad to UFCで勝ち上がるなか、今大会では今後のライト級戦線を占う試合がマッチメイクされた。それがダリ×岸本と、小谷直之×林RICE陽太の2試合だ。なかでもダリは過去にGRANDウェルター級のベルトを巻いており、これが2本目のベルト獲得のチャンスとなる。MMA以外のことで話題になりがちなダリだが、そこにはダリにとってファイターとしての想いがあった――。インタビュー時は濱村健TRI.H Studio代表も同席し、ファイター・ダリの真実の姿に迫る。


――グラチャン15周年記念大会の前に、RIZINで対戦した木村ミノル選手のドーピング問題で渦中の人となっているダリ選手です。

「大きな騒ぎになっているけど、影響は何もないですよ。木村ミノルとの試合はキックボクシングだったけど、MMAでもキックボクシングでもドーピングは良くない。ダリは1回もやったことがないし、それが無くても勝てるように練習するのがファイターだから」

濱村 今回の問題に関しては、たくさん問い合わせを頂きました。でもこの件について、僕たちが答えられることはない――それだけは分かってほしいんです。こちらは『ドーピングされた側』ですから、あとはRIZINさんの発表次第で。僕としては『もっと契約の際にチェックしたりしないといけない』と思いました。次の試合についてはプロモーターの岩﨑ヒロユキさんとも話し合い、ダリにダメージが残っているかどうか検査を受け、その結果OKとなって出場を決めています。

――それは良かったです。一方でダリ選手は2019年12月の桜井隆多戦以降、MMAの試合数は少なくなっています。それはMMA以外のことをやりたかったのでしょうか。

「特に理由はなくて、僕の中ではファイトなら何でも良いんです。MMAでもキックボクシングでも、ラウェイでも――漢としての試合ができるなら」

――漢としての試合!

「あとは僕が試合を決めているわけではないので、チームメイトやマネージメントの判断がありますよね。僕としても『ダリ、この試合はどう?』と言われたら、どんなルールでもやれます。別に誰が相手でも怖くないし、いつでも何のルールでも試合はできるので。濱村さんも、そういう僕の気持ちを理解して試合を決めてくれています」

――様々なルールに挑んでいるダリ選手ですが、ルールなり技術なりで一番得意なものは何ですか。

「やっぱり立ち技が好きです。もちろん寝技もできますよ。でも『面白い試合を――』と考えたら、どうしても立ち技になっちゃいますよね」

――いわゆる『面白い試合』を求めると、どうしても打ち合いに臨むことが多くなります。結果、自身がKOされるリスクも高まります。その点については、どう考えていますか。

「確かにリスクはあります。ただ、試合では何をしてもリスクはあるじゃないですか。立ち技だとお互いにリスクがあるし、寝技で勝負しても自分が極められるリスクもあって」

――確かに、その通りですが……。

「それって格闘技だけじゃなく、他の仕事でも同じだと思いますよ。何かというと、リスクが分かっていないと勝てない。何もうまくいかない。僕も立ち技でどんなリスクがあるか分かっているから、勝つための練習ができる」

――なるほど。大切なのはリスクを負うというよりも、リスクを想定することなのですね。

「そうですね。たとえばRIZINで木村ミノルと対戦した時も、自分のブロックが甘かったから相手のパンチが当たった。ドーピングの問題もあるけど、僕の技術的な問題もあって。それを次の試合に生かす。負けた理由を見つけて、直して次の試合に挑戦する。ファイターなら、そうするしかないですよね」

――グラチャンの試合としては2021年7月の笹川JP戦と、林RICE陽太戦は判定決着となりました。勝利したとしても判定決着となるのは、ダリ選手にとって望むものではなかったのでしょうか。

「ショックでしたね。判定勝ちは好きじゃないから。もちろん相手も頑張って練習してきている。こちらも練習して試合をする。それで判定決着になるのは悔しいですよ。判定決着になる度に思うんです。もっと練習しないといけない、もっと頑張らないといけないって」

――桜井戦までウェルター級で戦ってきたダリ選手ですが、ライト級に転向した影響もあるのでしょうか。

「うーん、特に影響はないかぁ……。相手の大きさや体重は関係ないです。だからウェルター級、ライト級どちらでも試合できます。それこそ100キロの相手だって戦えますよ。アマチュアの頃からそうでした。『ダリ、いける?』、『Here We Go!』という感じで」

濱村 そんなん、ヤバいヤツやん(笑)。

「だって、逃げたら漢じゃないから。グラチャンで無差別級トーナメントをやっていたでしょう? もしオファーがあったら、僕は出ていたと思いますよ。『それは体重が重いね~』とかは言わない」

濱村 いや、それは言うてくれ!

「アハハハ」

濱村 ただね、そんな彼から『ここで逃げるのはファイターじゃない』と言われたら、僕も『そうだよね……』としか言えません。それはルール然り、相手然りで。まず強い相手から逃げたくない。僕としてはそう言い切るダリが、しっかり準備して試合に臨めるようにサポートしていきます。何より、ダリって天才だと思うんですよ。初めてラウェイに出た時、試合直前に藤原あらしさんからラウェイの頭突きについて訊き、すぐ試合でガンガン頭突きを出していましたから。

「僕はMMAでもラウェイでも、毎月試合がしたいです。だってタイやミャンマーだと、18歳でも毎月試合に出ている選手がいるじゃないですか。それこそ2カ月で3試合やっていたり――いつでも試合ができる状態でいること。それがファイターだと思っていますね」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
10月15日(日)
午後2時00分~ GRACHAN放送局

■ Grahan65対戦カード

<バンタム級/5分2R>
手塚基伸(日本)
TSUNE(日本)

<ライト級/5分2R>
ルクク・ダリ(コンゴ)
岸本篤史(日本)

<ライト級/5分2R>
小谷直之(日本)
林RICE陽太(日本)

<ウェルター級トーナメント1回戦/5分2R+Ex1R>
渡辺良知(日本)
青木忠秀(日本)

<ウェルター級トーナメント1回戦/5分2R+Ex1R>
桜井隆多(日本)
上田拳翔(日本)

<J-MMA Rookies CUPフライ級決勝戦/5分3R>
金井一将(日本)
鈴木崇矢(日本)

<J-MMA Rookies CUPフェザー級決勝戦/5分3R>
黒井海成(日本)
人見礼王(日本)

<バンタム級/5分2R>
伊藤空也(日本)
高須将大(日本)

<フェザー級/5分2R>
大搗汰晟(日本)
中村京一郎(日本)

<ウェルター級/5分2R>
能登崇(日本)
芳賀ビラル海(日本)

<バンタム級/5分2R>
今村豊(日本)
YO-HEI(日本)

<ストロー級/5分2R>
朝日向大貴(日本)
牧ケ谷篤(日本)

<フェザー級/5分2R>
松田征也(日本)
ディオゴ・ロボ・トクナガ(ブラジル)

<バンタム級/5分2R>
萩原一貴(日本)
佐々木歩夢(日本)

<フライ級/5分2R>
宮内拓海(日本)
天野哲宏(日本)

<引退エキシビジョンマッチ/5分1R>
阪本洋平(日本)
山本琢也(日本)

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Grachan48 J-CAGE News ブログ ルクク・ダリ 岸本篤史 桜井隆多 長岡弘樹

【Grachan48】6月20日はJ-MMA Day。グラチャンで桜井隆多✖長岡弘樹のGrandウェルター級王座統一戦

【写真】暫定王者にとって、念願の統一戦となる (C)MMAPLANET

14日(金)、Grachanより6月20日(日)に東京都大田区の大田区産業プラザPIO で開催されるGRACHAN48のカードが発表された。

メインはGRANDウェルター級王座決定戦=正規王者=桜井隆多✖暫定王者=長岡弘樹の一戦が──既に長岡がSNSで公表していたが、正式発表されたこととなる。


この両者は昨年9月大会でチャンピオン桜井に長岡が挑戦予定だったが、桜井の負傷欠場により試合が不成立となり長岡が暫定王者に認定されていた。

グラチャンの規定では防衛戦期限は1年で、桜井は3カ月後までに王座防衛が義務付けられていたが、長岡の強い要望により、今回王座統一戦が行われる運びとなった。

根性の腕十字でルクク・ダリから王座を奪取して以来、1年7カ月──49歳になった鉄人と、同じく根性のスクランブルMMAが信条の長岡。長岡とすれば戦わずに手にしたベルトに魂を混入したい一戦となる。

またルクク・ダリがライト級に転向、4月大会では会場変更の荒波にも動じずメインの大役を担い切り、5大会連続出場となる岸本篤史とのマッチアップも決まっている。

同日はDEEPが東京で大会を開き、修斗は大阪大会が予定される。6月20日はJ-MMAデーだ。

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Brave Fight23 Grachan47 J-CAGE News ブログ 岸本篤史 荒東英貴

【Grachan47&Brave Fight23】会場非公開大会。メインで岸本篤史、セミで荒東”怪獣キラー”英貴が判定勝ち

【写真】誠悟を下した荒東、今後の活躍の舞台は? シュレック戦など楽しみだ (C)GRACHAN

25日(日)に緊急事態宣言を受け、会場を東京都大田区の大田区産業プラザPIOから東京都外に移し、開催場所・未公開でGRACHAN47XBRAVE FIGHT23が行われた。

メインのライト級5分✖2Rマッチでは岸本篤史が、笹川JPを2-0の判定で下し、セミの無差別級ではタイからの凱旋──所属もヨーキーMMAからパラエストラ大阪で出場となった荒東”怪獣キラー”英貴が、誠悟から3-0の判定勝ちを収めている。

コロナ禍でのJ-MMAで会場非公開で実施されたのは、昨年6月27日のTTFC08以来となる。


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Brave Fgith23 Grachan47 J-CAGE News ブログ ラデック 岸本篤史 笹川JP 荒東英貴

【Grachan47XBrave Fight23】在日チェコ人選手ラデック✖タイから逆輸入=荒東英貴など新規参戦中心大会

【写真】チェコのラデックはAACC所属のファイターだ(C)MMAPLANET

2日(火)、GRACHANより4月25日(日)に東京都大田区の大田区産業プラザPIOにて、GRACHAN47XBRAVE FIGHT23の開催とカードの発表があった。

グラチャンとブレイブファイトの合体大会は2月や3月が恒例だったが、今年は4月に行われることとなった。

今回明らかになったカードは、ブレイブ所属の岸本篤史がトイカツ道場の笹川JPと対戦するライト級、無差別級でチェコ人ファイターのラデックがタイ在住ながらコロナ禍で日本に帰国中の荒東”怪獣キラー”英貴と戦う無差別級など、プロ9試合とアマ及びセミプロマッチが6試合だ。


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Grachan45 J-CAGE Report ブログ 岸本篤史 鈴木一史

【Grachan45】Wardogライト級王者、42歳──鈴木一史が岸本篤志を腕十字で下す

【写真】42歳、過去3年間でGrandslam、グラチャン、Wardogと負け知らず、今回の試合で8連勝とした (C)MMAPLANET

20日(日)、東京都大田区の産業プラザPIOでGrachan45が開催された。ここではWardogライト級チャンピオン鈴木一史✖岸本篤志を振り返りたい。

<ライト級/5分2R>
鈴木一史(日本)
1R3分31秒by腕十字
岸本篤志(日本)

右手前の構えの岸本に対し、左手から足に触りに行って右のオーバーハンドを狙う鈴木。さらにローから右を当てると、距離を取り直す。岸本も左ボディを入れる。これは効いたか、体が固まり下がった鈴木を追いかける。

ここで鈴木が右オーバーハンドを見せ、組んでいく。先にケージに押し込んだのは岸本だが、鈴木の首相撲に離れる。

シングルからクリンチに出た鈴木はボディロックテイクダウンを決めると、即マウントへ。ケージ際に移動し、岸本が腹ばいになりつつ立ち上がろうとすると鈴木がステップオーバーして、腕十字へ。

腹ばいから腕を剥かせようとする鈴木に対し、岸本が体を越そうとした動きを利用して上を迎える。そのままの勢いで上体を起こしてきた岸本の頭を刈って、鈴木はクラッチを外しに掛かる。

もう一度、体を越えて逆側に岸本が回ろうとしたところで左腕が伸びて試合は決した。


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【Grachan45】試合スタートまで、あと1時間。プロは計量全員がクリア、抗原検査は全てが陰性に

【写真】計量と同時に行われた抗原検査を受ける、小谷直之。忘れがちだが、検査をしてくださる医療従事者の方は常にリスクがある。改めて感謝だ (C)GRACHAN

試合開始まで、あと1時間──20日(日)、東京都大田区の産業プラザPIOで開催されるGrachan45の計量が19日(土)に渋谷区のGグローバル本社で新型コロナウィルス感染予防のために時差を設けて行われた。

プロ選手に体重オーバーはなかった計量結果は以下の通りだ。


また、同時に行われた抗原検査はセコンド、選手ともに全員が陰性だった。

■視聴方法(予定)
9月20日(日・日本時間)
午後1時30分~FITE

■ Grachan45計量結果

<Grachanバンタム級王座決定戦/5分3R>
獅庵:61.1キロ
伊藤空也:61.2キロ

<ライト級/5分2R>
植田豊:70.4キロ
小谷直之:70.7キロ

<ライト級/5分2R>
岸本篤志:70.5キロ
鈴木一史:70.8キロ

<フェザー級/5分2R>
拓MAX:65.5キロ
小島勝志:66.1キロ

<ウェルター級/5分2R>
竹川光一郎:77.0キロ
川中孝浩:77.1キロ

<バンタム級/5分2R>
今村豊:61.6キロ
高橋謙斗:60.8キロ

<フライ級/5分2R>
石綱テツオ:57.0キロ
宮内拓海:56.3キロ

<ライト級/5分2R>
阿仁鬼:70.2キロ
藤村健悟:70.5キロ

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【Grachan45】2つのタイトル戦で、活動再開。魂の桜井隆多✖根性の長岡弘樹、伊藤空也✖獅庵

【写真】気持ちと気持ちの戦いになることは間違いない、Grandウェルター級選手権試合(C)MMAPLANET

23日(木)にGrachanが3月1日以来、半年ぶりとなるイベント再開──9月20日(日)に東京都大田区産業プラザPIOでのCrachan45の開催と対戦カード第一弾、27日(月)に追加カードの発表を行っている。


COVID19の影響でイベント休止期間にFITE.TVでのベストバウトマッチの配信など、独自の活動をしてきたグラチャンにとって、リスタートは2階級の選手権試合からとなった。

2つのタイトル戦、そのうちの1試合はGRANDウェルター級選手権試合だ。昨年12月大会でルクク・ダリを魂の腕十字で破り、チャンピオンとなった桜井隆多が長岡弘樹の挑戦を初防衛戦に臨む。チャレンジャー長岡は、桜井がベルトを巻いた同じ日に根性のウィル・チョープ完封で挑戦権を手にしていた。

もう1つタイトルマッチでは堀友彦が返上したバンタム級王座を賭けて伊藤空也と獅庵が対戦。

Wardogからグラチャンで戦うようになった伊藤、パンクラス→DEEP→グラチャンという道を辿ってきた獅庵。当初、バンタム級王座はトーナメントで次期王者を決定するプランもあったが、コロナ感染拡大の影響で両者のマッチアップで新しいベルトの持ち主が決まることとなった。

また5分2Rマッチではチャンピオン山本琢也が、ニューノーマル時代も変わらず開店休業中のライト級戦線のサバイバルマッチ=小谷直之✖植田豊、Wardogライト級チャンピオン鈴木一史✖岸本篤史というマッチアップも決まっている。

この他4試合が決定していていた、昨日に阿仁鬼✖藤村健悟という前者が52歳で後者が19歳、年の差33歳対決が追加カードとして明らかされた。そんな半年ぶりのグラチャンでは、場内のソーシャルディスタンス確保のための入場制限や、検温、過去2週間以内に発熱や風邪で受診や服薬等&海外への訪問歴のある人だけでなく、それらの人と濃厚接触した人の来場の控えてもらうこと、そしてチケットの半券の裏に名前、住所、連絡先の事前記入の義務化と新型コロナウィルス感染予防策が採られている。