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【DEEP104】計量終了 神龍誠「僕が殺しちゃう前にレフェリーの方、早目に止めてください」

【写真】2年4カ月振りのDEEP出場となる神龍。仕上がりは上々のようだ(C)MMAPLANET

明日23日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP 104 IMPACTの計量が、中野区の中野サンプラザで計量が行われた。

前修斗世界フライ級チャンピオン福田龍彌と、DEEPフライ級正規チャンピン神龍誠の会場入りが数分遅れたものの全7試合、14人の出場選手は全てが計量をパスした。以下、計量後の選手たちの一言だ。


福田龍彌
「久しぶりに東京ですけど、折角戦いたくてもなかなか戦えへん子とできるんで精いっぱい楽しもうと思います」

神龍誠
「明日は……今、僕、メチャクチャ強いんで、福田選手死んじゃうと思うんで。僕が殺しちゃう前にレフェリーの方、早目に止めてください」

鈴木琢仁
「明日、北岡選手の引退試合の相手を務めることになりました。北岡選手、今までお疲れさまでしたって感じですね」

北岡悟
「ええと、この場でいうことではないんですけど、ホント改めて色々な方にありがとうございますっていう気持ちです。感謝の気持ちって、区切り感があるんですけど、まぁアレですねぇ………………まぁ、舐めんじゃねぇよ。明日、見とけよって感じでしょうか。宜しくお願いします」

米田奈央
「まぎれもない強敵なんですけど、明日も全力でぶつかって良い試合ができればと思います」

住村竜市朗
「前回ちょっと、米田選手が仕上げてきてくれたにも関わらず、不甲斐ない結果になってしまってスミマセンでした。なんで、今回は改めて創り上げてきて仕留められるように、ハイ、明日はしっかりと良いモノを見せられると思うので期待してください」

パク・シウ
「明日の試合、必ず勝ちたいと思います」

伊澤星花
「今回、このような面白い試合を組んでいただきありがとうございます。明日は男子の試合のなかで、女子の試合をすることができるので、DEEP JEWELSの強さを証明したいと思います。明日は完全決着で決めますので応援宜しくお願いします」

石塚雄馬
「大木選手、頑丈そうなんで明日はぶっ飛ばしていきたいと思います」

大木良太
「明日はいつも通り楽しんで試合をして、しっかりと倒したいと思います」

鶴屋怜
「相手、3連勝中か4連勝中がよく分からないですけど、一発KOで終わると思うので注目してください」

久保健太
「若手のホープの鶴屋選手と戦えることを光栄に思います」

木下尚祐
「他団体から来たので僕のことを誰も知らないと思いますけど、明日は覚えて帰ってもらうことになると思います」

高橋辰也
「このなかで実績がないなかでこうして、これだけDEEPのメイン大会に呼んでいただき本当に感謝しています。今回の相手はZSTの強豪だと思いますが、自分はDEEPとしてしっかり迎え撃ってガッチリ倒してやろうと思っています」

■視聴方法(予定)
10月23日(土)
午後5時55分~PPV SPWN
午後5時55分~PPV dwango

■ DEEP104計量結果

<フライ級/5分3R>
神龍誠:57.15キロ
福田龍彌:57.2キロ

<ライト級/5分3R>
北岡悟:70.6キロ
鈴木琢仁:70.35キロ

<ウェルター級/5分3R>
住村竜市朗:77.6キロ
米田奈央:77.5キロ

<49キロ契約/5分3R>
伊澤星花:48.35キロ
パク・シウ:49.0キロ

<ライト級/5分2R>
大木良太:70.75キロ
石塚雄馬:70.6キロ

<フライ級/5分2R>
久保健太:57.05キロ
鶴屋怜:56.95キロ

<フェザー級/5分2R>
高橋辰也:65.7キロ
木下尚祐:66.3キロ

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DEEP DEEP101 DEEP103 DEEP104 DJ.taiki MMA RIZIN   アーロン・ピコ 久保健太 伊藤裕樹 住村竜市朗 北岡悟 大原樹里 大木良太 小金翔 山本歩夢 平田直樹 杉山廣平 海外 渋谷カズキ 石塚雄馬 神田コウヤ 米田奈央 藤田大和 越智晴雄 鈴木琢仁 駒杵嵩大 鶴屋怜

【DEEP104】10月23日、北岡悟が現役続行の意義が問われる鈴木琢仁戦!! 平田直樹✖山本歩夢の潰し合いも

【写真】北岡が再びケージに足を踏み入れる(C)MMAPLANET

10 日(火)、DEEPが10月23日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催するDEEP 104IMPACTの対戦カードを発表している。

9月23日のDEEP103でDEEP暫定フライ級選手権試合=藤田大和✖伊藤裕樹、大原樹里✖小金翔のライト級戦。関鉄矢✖DJ.taiki、駒杵嵩大✖杉山廣平というZSTとNEXUSでベルトを巻いたファイターの初出場に加え、元ストロー級王者の越智晴雄がフライ級に階級アップし渋谷カズキと対戦するというカードを揃えているDEEPだが、10月大会もお腹いっぱいのマッチアップ第一弾発表となった。


真っ先に目を引くのは2月のDEEP100で大原樹里に敗れ、現役続行か如何な、その岐路が注目されていた北岡悟が、3月大会で秘技MMA版ヴィンガチーバを披露した鈴木琢仁と対戦する1戦だ。

自主興行での小金翔戦のドローを挟み、4連敗──過去10戦の戦績は2勝7敗1分の北岡が、再びケージに足に踏み入れることとなった。その敗北の多くが国内外の強豪が相手だったが、今回の対戦相手の鈴木は非常に特徴のあるファイターである一方で、戦績は9勝6敗のトップに届いていない選手だ。

試合結果は当然として、内容によっても──北岡悟というJ-MMAを代表し、一時代を築いたファイターが現役生活を続ける意義が問われることになる対戦といえよう。

これからのJ-MMAを睨むうえではフィーチャリングされるのが、平田直樹✖山本歩夢のフェザー級戦といえよう。

デビューからの1年で樹の兄でなく、平田直樹としての存在感を示す新鋭はデビュー4戦目で神田コウヤに惜敗、初黒星を喫して以来4カ月振りの再起戦となる。

対する山本は昨年12月のデビューから、経験値で上回る相手に3連続フィニッシュ勝利を挙げている逸材だ。

『格闘DREAMERS』では二次でケガもあっても脱落も、MMAだけが人生とないビジョンが同オーディションの方向性と合わなかったという側面も見られた。

パラエストラ千葉ネットワーク所属も自らのマイクで『あまりパラエストラで練習していないですけど』と言い切ってしまう個性的かつ尖がっている山本と平田は、この時点で潰し合わせるのが勿体ないという取り方もできる注目カードだ。

さらに6月のDEEP101のメインで対戦も、急所蹴りでテクニカル判定という消化不良の一戦となったDEEPウェルター級チャンピオン住村竜市朗が、米田奈央とのダイレクトリマッチに加え、鶴屋怜がプロ4戦目で久保健太と対戦するという2試合も決まっている。

住村としては、再び大舞台=RIZINの年末大会に向け好材料しか残したくない一戦となる。鶴屋と戦う久保は、36歳でMMAデビューを韓国で果たしたオールド・ルーキー、国内では4連勝中だ。名古屋と大阪のDEEPとパンクラスで戦ってきた久保にとって、戦績と力を測られ鶴屋怜のためにピックされたカードということは本人も陣営も百も承知だろう。

鶴屋怜をアーロン・ピコに見立て、意地の一発を狙ってくる久保サイドからみても、興味深いマッチアップといえる。さらに7月に大原樹里とライト級暫定王座決定戦でローブローによるテクニカル判定で敗れた大木良太が、石塚雄馬との対戦も決まっている。

RIZINへの道が明確に存在し、海外への挑戦も認めるDEEP佐伯代表の方針もあり、他団体からの流入やDEEP育ちの新鋭と人材が集まっている現状に裏付けされた、勢いのあるカードが揃っている9月と10月のDEEPだ。

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DEEP102 MMA 大原樹里 大木良太

【DEEP102】激しい打ち合いからのローブロー……大原樹里が大木良太をテクニカル判定で下し、DEEP暫定ライト級王者に

<DEEP暫定ライト級王座決定戦/5分3R>
大原樹里(日本)
Def.5-0
大木良太(日本)

ガードを高く上げる大原に、サウスポーの大木が左ロー。前に出る大原が右を返す。距離を取りながら左ローを繰り出す大木に対し、大原は右を狙う。大原の右ミドルハイをブロックした大木は、前に出る。大原は右ミドル、右ハイ。大木は距離を詰めてパンチの連打。これをブロックした大原がプレッシャーをかける。ガードを下げて回る大木に、右を狙う大原。

大木に右ミドルを当てた大原が、大木が組み付いてきても捌いて離す。大木のいきなりの左がヒット。さらに大木が組み付いても、大原は離れる。ケージを背にして左に回る大木が、距離を詰めてくると大原はパンチで迎え撃つ。大木の左ハイをブロックした大原、前に出てくるところに右のテンカオを合わせる。大木の左と大原の右が交錯。距離を取る大木に、大原が右ミドルを当てる。残り10秒、大木が組み付くが大原が首相撲の展開でディフェンスする。

2R、大原が大きな右ハイ。大木は左ローを当てる。距離を詰めていく大原が右ミドルをヒット。大木が打ち合いに持ち込む、大原もパンチを顔面にもらって下がる。ケージ際で差し合いになった両者。大木が右腕を差し上げてテイクダウンを狙うが、大原も踏ん張り倒れない。大原をケージに押し込み、足を踏む大木。大木が両腕を差し込んだが、大原が右腕を入れて体勢を入れ替える。

押し返す大木に、首相撲からヒザ蹴りを打ち込んだ大原。ここで離れた両者、大原は右ミドルを当てる。距離が近くなると、大木の連打がヒット。大原はアッパーで迎え撃つ。大木も左ストレートを当てるが、大原も打ち返し、首相撲からヒザ。さらにケージ際でパンチを当てる。ケージ中央で右ストレートを当て、ダウンを奪った大原。立ち上がった大木にパンチ連打を浴びせる。

ケージを背負う大木に、パンチを打ち込み続ける大原。首相撲からのヒザ蹴りから大木をケージに押し込む大原は、ボディへヒザ。大木は押し返してから、疲れた表情でケージ際へ。大原にも疲れが見える。

最終R、開始早々の大木の左ローが大原の下腹部を捉える。試合は一旦中断され、大原に休憩が与えられたが、ここで試合が終了。

3R0分07秒までのメディカル判定となり、ジャッジ5名とも大原の勝利を支持し、大原がDEEP暫定ライト級王者となった。


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DEEP102 MMA ONE ROAD FC 中村大介 原虎徹 吉野光 大原樹里 大木良太 山本聖悟 海飛 牛久絢太郎 藤田大和 雅駿介 鶴屋怜

【DEEP102】計量終了 暫定フライ級王者・藤田大和は山本聖悟と。キャリア3戦目までの新鋭フェア勃発!!

【写真】ノンタイトル戦でしっかりと結果を残したい藤田。山本は9月のRoad FCをターゲットに王者狩りを目指す?! (C)DEEP

3日(土)、明日4日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP 102の計量が中野区の中野サンプラザで行われた。

タイトルマッチ3試合を含め合計9試合=18人の出場選手、全員が問題なく計量をパスしている。


タイトルマッチは暫定王座決定戦を含め3試合、さらに暫定フライ級チャンピオンの藤田大和はノンタイトルマッチで、Road FC活動再開に意気上がる山本聖悟と対戦する。

新しい力の台頭が目立つDEEPにあって6月のニューピアのナンバー大会で対戦相手の計量失敗で、デビュー2戦目が不戦勝となった鶴屋怜、同じニューピアでも東京インパクト大会でギロチンで一本勝ちデビューを果たした海飛は、2週間のインターバルで連続出場となった。

さらに国内ムエタイ3冠から、2月のDEEP100でデビューした雅駿介も2度目のMMAに臨む。さらに雅の同門=原虎徹と戦績3戦以内の注目株が前半戦にズラリと並んでいる。原の相手、吉野光はDEEP初陣。2月のRoad to ONE04で野瀬翔兵という修斗期待の新鋭を破った吉野は、今回はDEEP期待の原を潰しにかかる。

形容の仕方は悪いが、デビュー間もない選手たちの品評会──光るのは誰だ?!

■視聴方法(予定)
7月4日(日・日本時間)
午後5時30分~PPV SPWN

■ DEEP102計量結果
※赤字の選手名をクリックするとインタビューに飛びます

<DEEPフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者]牛久絢太郎:65.6キロ
[挑戦者]中村大介:65.6キロ

<DEEPミドル級選手権試合/5分3R>
[王者]水野達也:83.8キロ
[挑戦者]ジョアォン・バティスタ・ヨシムラ:83.85キロ

<DEEP暫定ライト級王座決定戦/5分3R>
大原樹里:70.25キロ
大木良太:70.25キロ

<フライ級/5分2R>
藤田大和:57.05キロ
山本聖悟:57.2キロ

<バンタム級/5分2R>
雅駿介:61.7キロ
RYUKI:61.2キロ

<ライト級/5分2R>
大山釼呑助:70.55キロ
泰斗:70.1キロ

<バンタム級/5分2R>
原虎徹:61.3キロ
吉野光:61.4キロ

<67キロ契約/5分2R>
海飛:66.7キロ
佐藤勇駿:65.55キロ

<フライ級/5分2R>
鶴屋怜:59.5キロ
荒木凌:59.5

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【DEEP102】暫定ライト級王座決定戦へ、大原樹里─02─「第2のミスターDEEPと思っていただけたら」

【写真】ミスターDEEP、DEEPEST愛な大原樹里 (C)MMAPLANET

4日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP102で、ライト級暫定王者決定戦に出場する大原樹里インタビューの後編。

MMAキャリアは50戦、そのほとんどをDEEPで戦ってきた大原にとって、DEEPのベルトにはこだわりがある。現王者・武田光司への過去2回の王座挑戦は、いずれも敗退。その武田の負傷によりめぐってきた暫定王座獲得のチャンスを、ここでモノにできるか。

ここでは対戦相手の大木について、そしてDEEPへの深すぎる想いについて聞いた。

<大原樹里インタビューPart.01はコチラから>


――次戦、DEEPライト級暫定王者決定戦では大木良太選手と対戦します。大木選手は矢地選手と同じKRAZY BEE所属ですが、印象はいかがですか。

「サウスポーからローとパンチで来る、ストライカータイプですよね。スタイルは違っても打撃中心なのは僕と同じなので、試合も打撃がメインになると思っています」

――その一方で、大木選手はスプロールやケージやロープ際での四つの展開など、組みでも強さを見せています。

「スタンドレスリングは強いと思います。でも、レスリングが主体というわけでもないし、どうなんですかね……組んでくるのかなぁ? 寝技でやろうとするかどうか」

――大原選手の打撃に対して、グラウンドに持ち込もうとする可能性はあると思います。

「そうですよね。僕はこれまでどおり打撃で行きます。キッチリKOを狙っていきますよ」

――大原選手はMMAのキャリアが50戦、対する大木選手は次の試合がプロ7戦目です。

「キャリアや経験の差はあると思いますけど、DEEPでは5試合目でベルト挑戦というほうが……僕は今まで50戦やってきました。そのほとんどをDEEPで戦ってきたんですよ」

――過去50戦のうちDEEP以外の試合は6戦のみですね。

「勝ったり負けたり、苦しい時もありました。でも、そんななかでも歯を食いしばってやってきたんです。それでDEEPライト級のベルトに挑戦できたけど、2回とも武田選手に負けて」

――フューチャーキングトーナメントも含めると、最初のタイトルマッチがDEEP41戦目でした。

「僕には、それだけDEEPでやってきた自負があります。やってきた相手も違う。今回は暫定王座ではありますけど、僕は絶対にDEEPのベルトを巻きたいんですよ」

――大原選手の言葉からは、とても深いDEEP愛を感じます。もともとDEEPには、どのような経緯で出場することになったのでしょうか。

「2009年にDEEPのフューチャーキングトーナメントで準優勝して、その後どうするかっていう話になったんです。それで、すぐに試合をしたかったので、声が掛かったところに出ようと」

――そこで、最初に声が掛かったのがDEEPだったのですね。

「フューチャーキングで準優勝したこともありましたし、クラブDEEPに出ませんか? というお話をいただきました」

――クラブDEEP!! かつてDEEPの育成大会的なポジションとして開催されていましたが、もう現役でクラブDEEP経験者も少なくなっていると思います。

「そうですよね。だから、DEEPに対して、こだわりは強いです。ウチの会長(KIBAマーシャルアーツクラブ、ランボー松風会長)の教えもあって」

――会長の教えとは?

「会長はキックボクシング出身で、出る団体を決めたら他には出ない、という教えです。だから『DEEPを選ぶなら、今後DEEP以外はないよ』と最初に言われて。これまでVTJやGrachanにも出ていますけど、それも全てDEEPの佐伯代表から頂いたお話でした」

――ではRIZINの矢地祐介戦も、DEEP代表という気持ちが強かったのですか。

「もちろんです。DEEP以外で試合をする時も、佐伯代表からお話を頂いているので、僕の中では全部DEEPの試合です。自分で勝手に、僕はDEEPの選手なんだと思っていますから。最近は僕のことを扱いづらいかもしれないけど」

――扱いづらい、というのは……。

「試合させてくれ、とばかり言うので(笑)」

――ハハハ。北岡戦の直後も、5月のDEEP大阪大会への出場をアピールしていましたね。

「出られるなら出たかったです。今まで、DEEPで負けたから他の大会に出たいとか、そういう気持ちは一切なかったですね。DEEPで負けた直後に、佐伯代表に『すぐ試合したいから次、組んでほしい』とお願いしたり(笑)」

――今回DEEPのベルトを獲得したら、その先……というのは考えていないですか。

「ベルトを獲ったとしても、何も変わらないと思いますよ。もちろんDEEP王座の防衛戦をやっていきますし、たとえばDEEPから言われたらRIZINに出ます。あまり海外には興味がないんですけど、それもDEEPから出ろと言われたら出ます」

――以前、元DEEPミドル級王者の桜井隆多選手が「ミスターDEEP」と呼ばれましたが、気持ちでは大原選手も負けていないですね。

「はい。『第2のミスターDEEP』、そう思っていただけたら嬉しいです。そのためにも、大木選手をKOして、必ずDEEPのベルトを巻きます」

■視聴方法(予定)
7月4日(日・日本時間)
午後5時30分~PPV SPWN

■DEEP102対戦カード

<DEEPフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者]牛久絢太郎(日本)
[挑戦者]中村大介(日本)

<DEEPミドル級選手権試合/5分3R>
[王者]水野達也(日本)
[挑戦者]ジョアォン・バティスタ・ヨシムラ(ブラジル)

<DEEP暫定ライト級王座決定戦/5分3R>
大原樹里(日本)
大木良太(日本)

<フライ級/5分2R>
藤田大和(日本)
山本聖悟(日本)

<バンタム級/5分2R>
雅駿介(日本)
RYUKI(日本)

<ライト級/5分2R>
大山釼呑助(日本)
泰斗(日本)

<バンタム級/5分2R>
原虎徹(日本)
吉野光(日本)

<67キロ契約/5分2R>
海飛(日本)
佐藤勇駿(日本)

<フライ級/5分2R>
鶴屋怜(日本)
荒木凌(日本)

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【DEEP102】大木良太戦控える大原樹里─01─「北岡さんとの試合が暫定王者決定戦で良かった」

【写真】北岡に勝利し、挨拶を済ませてから改めて勝利の雄叫びを挙げた大原。あの勝利がどれだけ内面に影響を与えているのか楽しみだ (C)MMAPLANET

7月4日(日)、DEEP102が東京都文京区の後楽園ホールで開催されフェザー級、ミドル級のタイトルマッチとともに、ライト級暫定王者決定戦がラインナップに並んでいる。
Text by Shojiro Kameike

現ライト級王者・武田光司の負傷により組まれた暫定タイトルマッチに挑むのは、12年間DEEPで戦い続けてきた大原樹里と、プロデビューから6連勝中の大木良太だ。大原は過去、武田に3敗を喫し、ベルトをその腰に巻くことはできなかった。しかし昨年からRIZINで矢地祐介、DEPPで北岡悟というビッグネームを連破して、今回のチャンスをつかんでいる

そんな大原が、いかにして再び王座戦線に戻り、矢地と北岡に勝利することができたのか。暫定王者決定戦を控える大原に、現在のファイトスタイルと練習方法について尋ねた。


――大木良太選手とのDEEPライト級暫定王者決定戦が決まりました。試合1週間前のインタビューとなりますが、現在の調子はいかがですか。

「はい、しっかりと調整できています」

――大原選手は2009年にプロデビュー、MMAのキャリアは50戦を超えるなか、そのほとんどをDEEPで戦ってきています。

「そうですね。12年間ずっとDEEPでやってきて、これまで勝つことも負けることもあったけど、歯を食いしばって戦い続けてきました。今回は絶対にベルトを獲ります」

――今ご自身からもあったとおり、DEEPで戦ってきて、連勝後にトップファイターに跳ね返され……というキャリアを過ごしてきました。特に、現ライト級王者の武田光司選手とは、3戦して3敗。ベルトにも手が届いていません。

「初戦(2018年8月、判定負け)は、僕がずっとDEEPでやってきているのに、武田選手はあの時7戦目で。その相手に負けた時は悔しかったです。それからまた2敗していますし。武田選手のレスリング力が強かったですね」

――2戦目は2019年10月に、テクニカル判定負け。3戦目は2カ月後、3Rにキムラを極められて、DEEPライト級王座獲得は成りませんでした。しかし昨年9月、RIZINで矢地祐介選手に勝利したことで、再び評価を高めたように思います。

「あの試合は、思い切り行けました」

――RIZINという舞台で勝ったことにより、周囲の見る目は変わりませんでしたか。

「ジムの人たちも、応援してくれている人も喜んでくれましたけど、RIZINに出たから……というのは、特になかったです。僕にとっては、北岡さんとの試合のほうが大きかったですね」

――今年2月、DEEP100回記念大会で、北岡悟選手と対戦しています。まず北岡戦のオファーが来た時は、どのように感じたのでしょうか。

「自分で良いのか?って思いました。北岡さんは元DEEPのチャンピオンで、日本のMMAを代表する選手。すごく尊敬しているファイターで、そんな選手と戦えるなんて」

――結果は1R KO勝ち。テイクダウンされる場面があったものの極められることなく、強烈なパウンドを当てていました。

「北岡さんに勝ったことは、すごく自信になりました。試合後にも、武田選手とやりたいって言えて」

――北岡戦の勝利によって、暫定王者決定戦出場のチャンスを得たと言えます。

「それは嬉しいんですけど、これで正規王者が防衛戦を行えないなら、北岡さんとの試合が暫定王者決定戦で良かったんじゃないかとも思いますよね(苦笑)。

北岡戦は僕にとってはそれだけ価値のある試合でした」

――その矢地戦と北岡戦では、以前と比べると大原選手のファイトスタイルが少し変わったように思います。組んだ時の安定感と、打撃の思い切りの良さが増したのではないかと。

「打撃については、所属しているKIBAマーシャルアーツでやっています。もともとキックボクシングがベースのジムで、首相撲とかもやっていました」

――打撃はスパーが中心ですか。それともミット打ちでしょうか。

「ミットですね。練習ではミットを打って、フォームやタイミングとか、ダメなところがあったら指摘してもらうという感じです」

――キックボクシングらしい打撃の練習ですね。では、組みについては?

「組みは、カタナ・ジムで佐藤(洋一郎)さんと練習させてもらい始めて、変わってきたと思います」

――元修斗環太平洋王者の佐藤洋一郎選手ですね。佐藤選手との練習で、どのような点が変わってきたのでしょうか。

「佐藤さんは組みが強いし、体格も大きいし、練習ではやられてばかりです。でも、そのおかげで、試合で同じ体勢になったらどうすればいいのか、見えるようになりました」

――というと?

「たとえば練習で佐藤さんに組まれて倒されたとしますよね。試合で同じ体勢で組まれた時、佐藤さんの時はこうしたら倒されたから、こっちに動いてみたら良いんじゃないか。前にこう極められているから、ここを抑えれば逃げられるんじゃないか──という感じです」

――得意な打撃ばかりだけではなく、足りない部分を練習するからこそ身に付く『逃げ方』があって、打撃を生かせているのですね。

「そうですね。やっぱり僕は、グラウンドを凌いで打撃で戦って、KOしたいので」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
7月4日(日・日本時間)
午後5時30分~PPV SPWN

■DEEP102対戦カード

<DEEPフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者]牛久絢太郎(日本)
[挑戦者]中村大介(日本)

<DEEPミドル級選手権試合/5分3R>
[王者]水野達也(日本)
[挑戦者]ジョアォン・バティスタ・ヨシムラ(ブラジル)

<DEEP暫定ライト級王座決定戦/5分3R>
大原樹里(日本)
大木良太(日本)

<フライ級/5分2R>
藤田大和(日本)
山本聖悟(日本)

<バンタム級/5分2R>
雅駿介(日本)
RYUKI(日本)

<ライト級/5分2R>
大山釼呑助(日本)
泰斗(日本)

<バンタム級/5分2R>
原虎徹(日本)
吉野光(日本)

<67キロ契約/5分2R>
海飛(日本)
佐藤勇駿(日本)

<フライ級/5分2R>
鶴屋怜(日本)
荒木凌(日本)

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