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【Gladiator021】Progress提供組み技戦=世羅✖オーシマイキー、前田吉朗✖江木、ハシャーン✖花澤

【写真】練習仲間でもある両者。強くなるためには、戦わないといけない。それができるのもグラップリングの良さ (C)MMAPLANET

26日(日)に豊中市176BOXで開催されるGLADIATOR021の追加カード、PROGEREE提供のフォークスタイルグラップリング3試合が発表された。

その3試合とはウェルター級の世羅智茂✖大嶋聡承戦、そして前田吉朗✖江木伸也、ハシャーン・フヒト✖花澤大介のバンタム級マッチ2試合だ。


オーシマキーこと大嶋、弱冠16歳の日本グラップラー最強候補が、ノーギ&道着ともに日本ライト級のトップ柔術家とジェネレーションギャップマッチに挑む。スタイル的には下になっても上を取り返せる&極めの世羅と、サブオンリータイプの大嶋がどのような攻防を繰り広げるか。

驚かされたのが、前田吉朗のグラップリングといえども現役復帰戦だ。PROGRESS実行委員の長谷川賢によると、グラジ1月大会を視察した前田が「面白そうやなぁ。ギャラ、ナンボなん? 戦ってみたいわぁ」と話しかけてきたことが出場のきっかけだったという。

そしてFINISH10の竹浦正起後に、江木が今大会出場を直訴。しかし、なかなか対戦相手が決まらないなか前田に連絡を取ると「やるでぇ」という返答があったという。ある意味、欲望と漢気の出場となる前田だが、MMAデビューを目指す江木としては──そこは一旦見ず、柔術家及びグラップラーとしての強味を全面的にぶつけてほしいマッチアップだ。

さらに意外なハシャーンフヒトと花澤大介という顔合わせ。なにより47歳の花澤の登場が、バンタム級というのは意外という単語のオンパレードだ。

前回のジェセフ・チェン出場のGLEDIATOR内PROGRESSから、Unrivaled、FINISH、KIWAMIと続いたプログラップリングの流れ。GLADIATORとPROGRESSがノーギ柔術世代別代表戦、元MMAチャンピオン✖MMAを視野にいれる柔術黒帯、MMAファイター同士の一戦という3試合でさらに紡いだといえるラインナップといえよう。

■視聴方法(予定)
3月26日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator021対戦カード

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
木村旬志(日本)

<バンタム/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
秋田良隆(日本)

<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]NavE(日本)
[挑戦者]ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<55キロ契約/5分3R>
中務修良(日本)
エイドリアン・バトト・ジェマ―(フィリピン)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級/5分✖2R>
世羅智茂(日本)
大嶋聡承(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
前田吉朗(日本)
江木伸也(日本)

<バンタム級/5分3R>
ゆうと(日本)
キム・ウィジョン(韓国)

<フライ級/5分2R>
中西テツオ(日本)
宮川日向((日本)

<フェザー級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
藤岡陸(日本)

<ウェルター級/5分2R>
橋本健吾(日本)
阿部光太(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
ハシャーン・フヒト(日本)
花澤大介(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
佐藤フミヤ(日本)
北原蓮(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
平本丈(日本)
飴山聖也(日本)

<バンタム級/5分1R>
藤井丈(日本)
吉田開威(日本)

<バンタム級/5分1R>
武田純忠(日本)
有田一貴(ブラジル)

<フライ級/5分1R>
古賀珠楠(日本)
那須裕次郎

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FINISH10 MMA MMAPLANET o 大嶋聡承 小野隆史

【Finish10】寝技を知る者が、守りを選ぶとこうなる。16歳=紫帯になった大嶋聡承、小野隆史越えならず

【写真】攻防を遮断するのも試合。トップを取ってからの攻めを充実させるのは、これからだ(C)MMAPLANET

<73キロ契約/5分2R>
小野隆史(日本)
Draw.
大嶋聡承(日本)

16歳になったばかりの大嶋は、緑帯から飛び級で紫帯として初戦を迎えた。序盤の立ちレスのなかで小野のシングルレッグで下になるも、寝技の展開とはならずすぐに立ちに戻る。

再びシングルを取られ、ガードを取った大嶋だが足を絡まれないよう小野は距離を取る。座ったままスタンドの小野と手を合わせる大嶋は、足を抱えて体を振り上げ小野の右足を取って両足を絡ませる。

小野は足を畳んで四の字に組んでカカトを取らせない。自らも大嶋の左足をワキで抱えにいくが、足を取られないことを念頭に戦う。内ヒールをロールして逃れ、手首を両手で掴んで解除し初回が終わった。

2Rになると引き込んだ大嶋の足狙いに、小野も自ら50/50を取りトーホールドを仕掛ける。ここで足をリリースした大嶋は素早く体を起こしてトップを選択、サイドで抑える。

上四方に回った大嶋に対し、足を戻した小野はレッグロックのエントリーには足を抜き、ここからは正座、あるいは立って距離を取るようになる。

大嶋は幾度となくキャンバスに背中をつけて大の字になっても、小野は誘いに乗ることはない。足首を掴んで正座、バタフライガードで近づかれると腰を引いて、付き合わない寝技をしっかりと続ける。

最後は離れた小野に向かって、大嶋が起き上りヒザ立ちでダブルを仕掛け、アンクルピックに。上を取ると同時に時間となり、痛み分けに。知っている者同士、一方の守りが堅くなるサブオンリーあるあるといえる試合展開で──ある意味、大嶋はルール上封じこまれた形だった。


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